JP4757196B2 - メモリシステム、およびその試験方法 - Google Patents

メモリシステム、およびその試験方法 Download PDF

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Description

本発明は、メモリ部を備えるメモリシステムにおいて、メモリ部へのアクセス動作試験に関するものであり、特に、メモリシステムにおける動作速度に比してメモリ部へのアクセス動作に時間を要する場合のメモリ部へのアクセス動作試験に関するものである。
従来より、特許文献1に開示されているフラッシュメモリを内蔵するマイクロコンピュータでは、図14に示すように、消去電圧発生回路およびその周辺回路において、FTEST選択レジスタ626の制御ビットに値「1」(Hレベル)が設定されると、スイッチ部630は切り替え端子630aと切り替え端子630bとを接続し、消去電圧供給端249が接地電位となる。入力端子620から入力されるイレーズパルス信号ERSMは、バッファ628を介して信号出力パッドP1に出力され、外部からイレーズパルス信号ERSMを検出することができる。イレーズコマンドを入力後、消去対象のメモリセルから信号出力パッドP1〜Pnを介してマイコンの外部にイレーズパルス信号ERSMが出力されているか否かを確認することでイレーズ動作の正誤確認を行う。
また、特許文献2に開示されている半導体メモリICでは、図15に示すように、メモリセルA1、A2と、データD1、D3をメモリセルA1、A2にそれぞれ書き込むための信号線L1、L3と、それぞれのメモリデータD5、D6を読み出すための信号線L5、L6と、信号線L5、L6からそれぞれ分岐する信号線L2、L4と、データD1かD5およびデータD3かD6をそれぞれ選択するセレクタS1、S2と、それぞれのセレクタS1、S2から出力される信号D7、D8を入力する訂正回路Cと、訂正回路Cから訂正回路信号D9を出力する信号線L9とを有している。セレクタS1、S2では、テストモード時は入力データD1、D3を選択する様に設定される。信号線L1に正常データD1Rを入力した場合、訂正回路データD9は正常データが訂正されずに出力されていることを検査する。また、信号線L1に誤りデータD1Eを入力した場合、信号線L9に訂正された正常データD1Rが出力されていることを検査する。訂正回路のテストモード時に入力データを直接選択して訂正回路に入力することにより、メモリセルへのデータの書き込み・読み出しを不要とすることで、テスト時間を短縮するものである。
更に、特許文献3に開示されている半導体集積回路では、入力したアドレス信号のアドレスデータとアドレスシフトレジスタ100から出力されたアドレスデータとを比較することにより、各アドレスの動作を確認することができる。
ライト動作では、外部信号入出力用パッド103、104から配線123、124を介してロジック部1000を通過しバス配線143、144に出力されたデータ信号は、配線153、154を介してデータシフトレジスタ200に格納される。データシフトレジスタ200に格納されたデータ信号は、データシフトレジスタ200からデータ出力線127を介してパッド107にライトデータとしてシリアルに出力される。
リード動作では、カウンタ300をメモリセルの代用とすることにより動作確認を行う。最初にカウンタ300を初期化し、任意のデータをカウンタ300に予めセットする。その後、クロックパッド108からクロック線128を介してクロック信号をカウンタ300に入力することにより、カウンタ300に予めセットされたデータのデータ信号がカウンタ300から出力される。ロジック部1000は、カウンタ300から出力されたデータ信号を取り込み、パッド103、104に出力する。パッド103、104に出力されるデータ信号のデータとカウンタ300にセットしたデータとが等しければ、そのデータ線は正常に動作していることになる。
特開2001−256213号公報 特開平5−198200号公報 特開平11−101858号公報
ここで、前記特許文献1では、マイクロコンピュータに内蔵されているフラッシュメモリに対して、消去電圧を発生して実際にイレーズ動作を行うことなく、イレーズパルス信号ERSMを、バッファ628を介して信号出力パッドP1に出力することにより、イレーズ動作の正誤確認を行うものではある。しかしながら、イレーズ動作以外の動作については何等開示されていない。読み出し動作や書き込み動作においては、アドレス情報やデータ情報の認識等、イレーズ動作にはない情報の認識を行う必要がある。アドレス情報やデータ情報について正しく認識されるか否かの確認をするために、メモリセルに対して実際のアクセスをすることが必要となる場合もあり、記憶容量が多大な場合、または回路動作に比してメモリセルへのアクセスに時間を要する場合等に、多大な試験時間を必要としてしまい問題である。
また、前記特許文献1では、イレーズ動作の正誤確認に、試験専用の信号出力パッドP1〜Pnを備える必要がある。試験用に特別のパッドを備えなければならず、チップ面積が増大してしまい問題である。
また、前記特許文献2では、訂正回路のテストモード時に、セレクタS1、S2により入力データD1、D3が選択されて訂正回路に入力されることが開示されている。しかしながら、データの書き込み・読み出しの際のコマンド入力に対して内部制御動作が正常に行われるか否かの確認については何等開示されてはおらず、また、同時に入力されるべきアドレス情報についても、正常にアドレス認識等の内部制御がされるか否かの確認については何等開示されていない。コマンドやアドレスに関する確認の際にメモリセルへのデータの書き込み・読み出し動作を必要とする場合も考えられ、この場合には、テスト時間の短縮を図ることができないおそれもあり問題である。
更に、前記特許文献3では、メモリ部3000を動作させることなく、ロジック部の動作確認を行うものではある。しかしながら、ライト/リード動作による試験の際、正常なアドレス入力や正常なデータ入力の確認、データ出力時の期待値データの発生等に専用の試験回路を必要とするため、回路構成が複雑となり、チップサイズの増大を招来してしまい問題である。更に、専用の試験回路では、通常動作時のアドレスやデータの伝播径路とは異なる径路となり、試験時に特有な動作となる場合がある。メモリ部内の回路については試験を行うことができず、問題である。
また、ライト/リード動作におけるコマンド入力に対して内部制御動作が正常に行われるか否かの確認については何等開示されてはいない。コマンド認識を行う際の内部動作についての動作不良を認識できないおそれがあり問題である。
本発明は前記従来技術の少なくとも1つの問題点を解消するためになされたものであり、メモリ制御部の制御によるメモリ部への書き込み・読み出し等のアクセス動作について試験を行うにあたり、チップサイズの増大を伴わない簡略な構成または手続きにより、メモリセルへのデータ書き込み動作を伴うことなく、メモリ制御部やメモリ部の内部制御動作の確認、および各信号径路の結線の認識を行うことが可能なメモリシステム、およびその試験方法を提供することを目的とする。
前記目的を達成するためになされた本発明のメモリシステムでは、データの入出力が行われるメモリ部と、書き込み命令を出力してメモリ部を制御するメモリ制御部とを備え、メモリ部は、書き込み命令をデコードしてデータの取り込みを指示するデータ取込信号を出力し、データ取込信号が出力された後、取り込まれたデータのメモリセルへの書き込みの実行を指示する書き込み実行信号出力する書込制御部と、データ書き込み命令と共に入力されるデータをデータ取込信号に応じて保持する第1レジスタ部と、メモリ制御部にデータを出力するデータ出力部と、試験時、書き込み実行信号を認識して第1レジスタ部をデータ出力部に接続して第1レジスタ部に保持されているデータをデータ出力部から出力する試験回路とを備えることを特徴とする。
本発明のメモリシステムは、試験時に、メモリ制御部から出力される書き込み命令に応じて発せられるデータ取込信号およびその後に発せられる書き込み実行信号をメモリ部が認識すると、データ出力部から、入力されたデータがメモリ制御部に向けて出力される。
また、本発明のメモリシステムの試験方法では、データの入出力が行われるメモリ部と、書き込み命令を出力してメモリ部を制御するメモリ制御部とを備えるメモリシステムの試験方法であって、メモリ部において、書き込み命令をデコードしてデータの取り込みを指示するデータ取込信号を出力し、データ取込信号が出力された後、取り込まれたデータのメモリセルへの書き込みの実行を指示する書き込み実行信号を出力するステップと、データ書き込み命令と共に入力されるデータをデータ取込信号に応じて第1レジスタ部に保持するステップと、メモリ制御部にデータを出力するステップと、試験時、書き込み実行信号を認識して保持のステップにより第1レジスタ部に保持されているデータを出力のステップのデータとするステップとを備えることを特徴とする。
本発明のメモリシステムの試験方法は、メモリ制御部から出力される書き込み命令に応じて発せられるデータ取込信号およびその後に発せられる書き込み実行信号をメモリ部が認識すると、メモリ制御部に向けて入力されたデータが出力される。
これにより、メモリ制御部において正常に書き込み命令が生成されること、生成された書き込み命令が正常にメモリ部に入力されること、入力された書き込み命令に応じてメモリ部において正常に書き込み命令が認識されることの確認を、入力されたデータをデータ出力部から出力することにより行うことができる。メモリ部により書き込み命令の認識が正しく行われるか否かの試験を行うことができる。
特に、制御回路動作に比してメモリセルへのデータの書き込み動作に時間を要する場合に、書き込み命令に関する試験時間を短縮することができる。
ここで、メモリセルへのデータの書き込み動作に時間を要する場合とは、フラッシュメモリ等の電気的に書き換え可能な不揮発性メモリが代表的な場合である。メモリセルへのデータの書き込み動作に時間を要するメモリ部を有するメモリシステムについて、書き込み命令に関する試験時間を短縮することができる。
本発明によれば、メモリ制御部の制御によるメモリ部への書き込み等のアクセス動作について試験を行うにあたり、チップサイズの増大を伴わない簡略な構成または手続きにより、メモリ制御部におけるアクセスコマンドの生成動作、メモリ部におけるアクセスコマンド入力に対する内部制御動作、およびアクセスコマンドやデータの各信号径路の結線確認等を試験することが可能なメモリシステム、およびその試験方法を提供することができる。
本発明の第一概念を示す原理図である。 第1実施形態のメモリ部を示す回路ブロック図である。 第1実施形態の試験回路の回路例である。 第1実施形態の試験手順を示す動作波形である。 本発明の第二概念を示す原理図である。 第2実施形態のメモリ部を示す回路ブロック図である。 第2実施形態の試験回路の回路例である。 第2実施形態の試験手順を示す動作波形である。 本発明の第三概念を示す原理図である。 第3実施形態のメモリ部を示す回路ブロック図である。 第3実施形態の試験手順を示す動作波形である。 データ/アドレスレジスタについて非試験時の電流消費を低減する方策を示す図である。 比較回路について非試験時の電流消費を低減する方策を示す図である。 特許文献1に示す回路図である。 特許文献2に示す回路ブロック図である。 特許文献3に示す回路ブロック図である。
1A、1B、1C メモリシステム
2A、12A、2B、12B、2C、12C メモリ部
3A、3B、3C メモリ制御部
4A、14A、4B、14B、4C、14C 試験回路
5A、15A、5B、15B、5C、15C データレジスタ
6A、16A、6B、16B、6C、16C データ出力部
7B、17B アドレスレジスタ部
8B、18B 比較回路
9A、19A、9B、19B、9C、19C メモリコア部
21A、21B、21C コマンドデコーダ
22A、22B、22C データ入力バッファ
23B アドレス入力バッファ
24A、24B、24C ライトコントロール回路
25A、25B、25C ライト回路
26C リードコントロール回路
27A、27B、27C リード回路
28A、28B、28C メモリセルアレイ
ADD、ADD1、ADD2 アドレス信号
CMD アクセスコマンド(書き込みコマンド、読み出しコマンド)
DI データ
DO 出力データ
E 比較一致信号
RCMD 読み出しコマンド
RR 読み出し命令認識信号
RR1 データ出力信号
S 選択信号
TEST 試験信号
WCMD 書き込みコマンド
WINH 書き込み禁止信号
WR 書き込み命令認識信号
WR1 データ取込信号
WR2 書き込み実行信号
以下、本発明のメモリシステム、およびその試験方法について具体化した実施形態を図1乃至図13に基づき図面を参照しつつ詳細に説明する。図1乃至図4が、本発明の第一概念についての実施形態であり、図5乃至図8が、本発明の第二概念についての実施形態であり、図9乃至図11が、本発明の第三概念についての実施形態である。図12、図13は、非試験時の低消費電流化についての実施形態である。
図1は、第一発明概念の原理図である。メモリシステム1Aには、メモリ部2Aとメモリ制御部3Aとが備えられている。メモリ制御部3Aは、メモリ部2Aに向けてアクセスコマンドCMDとデータDIとを送出し、メモリ部2Aからの出力データDOを受ける。
メモリ部2Aには、アクセスコマンドCMD、データDI/DMC、およびアドレス信号(不図示)に応じて、メモリセルアレイ(不図示)に対するデータDI/DMCの入出力が行われるメモリコア部9Aが備えられる。ここで、データDIは、不図示の入力径路によりメモリコア部9Aに入力される。
更に、メモリ部2Aは、試験回路4A、データレジスタ5A、およびデータ出力部6Aを備えている。試験回路4Aは試験信号TESTにより活性化され、メモリコア部9Aに対して、書き込み禁止信号WINHを出力する。また、メモリコア部9Aが書き込みコマンドを認識したことを受けて出力する書き込み命令認識信号WRが入力される。更に、書き込み命令認識信号WRの有無に応じて反転する選択信号Sがデータ出力部6Aに向けて出力される。
データレジスタ5Aには、メモリ制御部3Aから出力されたデータDIが入力され保持される。保持データDRは、データ出力部6Aに向けて出力される。
データ出力部6Aには、データレジスタ5Aから出力される保持データDRとメモリコア部9Aから出力されるセルデータDMCとが入力されており、試験回路4Aから出力される選択信号Sに応じていずれか一方が選択されて、メモリ制御部3Aに向けて出力データDOとして出力される。
試験信号TESTが活性化されて試験状態になると、試験回路4Aから出力される書き込み禁止信号WINHにより、書き込みコマンドに関わらずメモリコア部9Aのメモリセルへの書き込み動作が禁止される。この状態で、メモリ制御部3Aから、書き込みコマンドCMDとデータDIとが入力される。データレジスタ5AにデータDIが保持されると共に、書き込みコマンドCMDはメモリコア部9Aに入力される。メモリコア部9Aでは、コマンドのデコード処理が行われ、書き込みコマンドCMDであることが認識されることに応じて書き込み命令認識信号WRが生成される。書き込み命令認識信号WRは、メモリコア部9Aにおいて、データDIの取り込み処理やメモリセルへの書き込み実行動作を行う際の制御信号である。試験時には、書込み禁止信号WINHによりメモリセルへの書き込み処理は行われない。
試験回路4Aは、書き込み命令認識信号WRが生成されたことに基づき、選択信号を反転する。メモリ制御部3Aから出力された書き込みコマンドCMDが正常なコマンドであり、メモリ部2A内のメモリコア部9Aに正常に伝えられ、更に、メモリコア部9Aにおいて、正常にデコードされて書き込みコマンドであることが認識されたことに応じて、選択信号Sが反転されることとなる。
データ出力部6Aは、通常、セルデータDMCを選択して出力データDOとして出力するが、選択信号Sが反転された場合にのみ、出力データDOを保持データDRに切り替える。これにより、試験時、書き込みコマンドCMDが正常に認識された場合に、書き込みコマンドCMDに伴い入力されたデータDIを、メモリセルに書き込むことなく、出力データDOとして出力することができる。
これにより、メモリ制御部3Aにおける、書き込みコマンドCMDおよびデータDIの正常な生成動作、メモリ部2Aのおける、コマンドデコードによる書き込みコマンドの正常な認識動作および認識に伴う書き込み命令認識信号WRの正常な生成動作、および書き込みコマンドCMDおよびデータDI、DOの信号径路の確認動作を、メモリセルへのデータの書き込み動作の実行を伴うことなく試験することができる。
図2乃至図4に第1実施形態を示す。図2は、第1実施形態におけるメモリ部12Aの回路ブロック図である。メモリコア部19Aは、コマンドデコーダ21A、データ入力バッファ22A、ライトコントロール回路24A、ライト回路25A、リード回路27A、およびメモリセルアレイ28Aを備えており、不図示のメモリ制御部から、アクセスコマンドCMD、およびデータDIが入力される。
コマンドデコーダ21Aには、アクセスコマンドCMDが入力され、データ入力バッファ22Aには、データDIが入力される。コマンドデコーダ21Aから出力される、書き込み信号Wは、ライトコントロール回路24Aに入力される。データ取込信号WR1は、データ入力バッファ22Aおよび試験回路14Aに入力される。
データ入力バッファ22Aの出力端子は、ライト回路25Aに接続されると共に、データレジスタ15Aに接続されており、データ入力バッファ22Aに取り込まれた取り込みデータDINを、ライト回路25Aおよびデータレジスタ15Aに出力する。
ライトコントロール回路24Aの出力端子は、ライト回路25Aのトリガ端子(T)に接続されると共に、試験回路14Aに接続されている。コマンドデコーダ21Aから出力される書き込み信号Wに基づいて出力される書き込み実行信号WR2を、ライト回路25Aおよび試験回路14Aに出力する。
ライト回路25Aの出力端子は、メモリセルアレイ28Aに接続されており、トリガ端子(T)に入力されている書き込み実行信号WR2に基づき、取り込みデータDINのメモリセルアレイ28Aへの書き込み動作を実行する。
リード回路27Aは、メモリセルアレイ28Aに接続されており、メモリセルのセルデータDMCをデータ出力部16Aに出力する。
試験回路14Aからは、書き込み禁止信号WINHと選択信号Sとが出力される。書き込み禁止信号WINHは、ライト回路25Aの禁止端子(INH)に入力される。選択信号Sは、データ出力部16Aの選択端子(SEL)に入力される。
データレジスタ15Aからは、保持されている保持データDRが、データ出力部16Aに出力される。データ出力部16Aでは、選択信号Sに応じて、保持データDRとセルデータDMCとのいずれか一方を選択して、出力データDOとして出力する。
試験回路14Aの回路例を図3に示す。ノアゲートG1、G2は、各々のゲートの出力端子が他のゲートの入力端子に接続されると共に、ゲートG1には書き込み実行信号WR2が入力され、ゲートG2にはデータ取込信号WR1が入力されて、フリップフロップ回路が構成されている。ゲートG2には、更に、インバータゲートG5により試験信号TESTの反転信号が入力される。ゲートG2の出力端子がフリップフロップ回路の出力端子として取り出され、インバータゲートG5およびG6を経た、試験信号TESTの同相信号と共に、ナンドゲートG3に入力される。ゲートG3の出力端子は、インバータゲートG4に接続され、ゲートG4から選択信号Sが出力される。
ゲートG5から出力される試験信号TESTの反転信号がフリップフロップ回路のリセット信号である。非試験時(TEST=Lo)にフリップフロップ回路はリセットされ、ゲートG2からローレベルの信号が出力される。ゲートG6の出力信号がローレベルであることともあわせ、選択信号Sの信号レベルはローレベルとなる。ローレベルの選択信号Sにより、セルデータDMCが出力データDOとして選択され、非試験時において、メモリセルアレイ28Aからのデータが出力される。
試験時(TEST=Hi)、ゲートG5、G6の出力信号は、各々、ローレベル、ハイレベルとなり、フリップフロップ回路のリセット状態が解除されると共に、ゲートG3の入出力応答が論理反転機能を有して動作する状態となって、フリップフロップ回路の出力信号と同相の信号が選択信号Sとして出力される。書き込みコマンドの入力に伴い、生成されるデータ取込信号WR1が活性化されることにより(WR1=Hi)、フリップフロップ回路の出力信号がローレベルとなり、選択信号Sもローレベルとなる。
データ取込信号WR1の後、所定タイミングを経て生成される書き込み実行信号WR2が活性化されることにより(WR2=Hi)、フリップフロップ回路の出力信号がハイレベルに反転され、選択信号Sもハイレベルとなる。選択信号Sは、書き込みコマンドCMDが認識されることにより生成される2つの内部信号のうち、最初に生成されるデータ取込信号WR1によりローレベルとなり、その後、書き込み実行信号WR2によりハイレベルに反転する。書き込みコマンドCMDの受付に応じて、データ出力部16Aは、セルデータDMCを選択した後、所定タイミングで保持データDRを選択するように制御される。
ここで、所定タイミングとは、データ入力バッファ22Aへのデータ取り込みの後、取り込まれたデータのメモリセルへの書き込みに必要な準備の完了タイミングであり、例えば、データ書き込みに必要なバイアス電圧源の立上げ完了のタイミングである。
図2の回路ブロックによる試験手順を図4の動作波形により説明する。データDIとして書き込みデータDAが設定されると共に、書き込みコマンドWCMDがメモリ部19Aに入力されると、コマンドデコーダ21Aにより書き込みコマンドWCMDがデコードされ、データ取込信号WR1と書き込み信号Wとがハイレベルに活性化される。
データ取込信号WR1がハイレベルに遷移したことにより、データ入力バッファ22Aに書き込みデータDAが取り込まれる。データ入力バッファ22Aに取り込まれた書き込みデータDAは、取り込みデータDINとしてデータレジスタ15Aに保持され、保持データDRとして書き込みデータDAが保持されると共に、ライト回路25Aに向けて出力される。また、試験回路14Aにおいて選択信号Sがローレベルに反転する。この時点では、出力データDOとしてセルデータDMCが選択されるので、書き込みデータDAが出力されることはない。
ライトコントロール回路24Aは、書き込み信号Wの入力に伴い、所定タイミングの後に、書き込み実行信号WR2をハイレベルに活性化する。書き込み実行信号WR2がハイレベルに遷移したことにより、選択信号Sがハイレベルに反転する。これにより、出力データDOとして保持データDRが選択され、データ取込信号WR1の活性化に伴いデータレジスタ15Aに保持されている書き込みデータDAが出力される。
データ取込信号WR1の活性化により出力データDOとしてセルデータDMCが出力され、書き込み実行信号WR2の活性化に伴い書き込みデータDAが出力されることになる。出力データDOとして出力されるデータを検出することにより、書き込みコマンドWCMDの生成、伝播、認識が正常であるか否かの試験を行うことができる。この場合、2つの認識信号が相次いで活性化されるタイミングを検出することができ、データ取込信号WR1の生成から書き込み実行信号WR2の生成までの時間遅延を検査することもできる。合わせて、書き込みデータの生成、伝播が正常であるか否かの試験を行うことができる。
特に、フラッシュメモリに代表される、電気的に書き換え可能な不揮発性メモリにおいては、メモリセルからのデータの読み出し動作に比してメモリセルへのデータの書き込み動作に時間を要するが、第1実施形態のメモリシステム、または/および試験方法によれば、書き込みデータをメモリセルに実際に書き込むことなく、書き込みコマンド、およびデータ線に関する試験を行うことができ、試験時間の短縮に資することができる。
図5には、第二発明概念の原理図を示す。メモリシステム1Bでは、第一発明概念の原理図(図1)におけるメモリシステム1Aと同様に、メモリ部2Bとメモリ制御部3Bとが備えられている。メモリ制御部3Bは、メモリ部2Bに向けてアクセスコマンドCMDとデータDIとを送出し、メモリ部2Bからの出力データDOを受けるほか、アドレス信号ADDを送出する。
メモリ部2Bには、メモリ部2Aにおける、データレジスタ5A、データ出力部6A、およびメモリコア部9Aと同様に、データレジスタ5B、データ出力部6B、およびメモリコア部9Bを備えて、同様の構成、作用を有している。メモリ部2Bでは、試験回路4Aに代えて試験回路4Bを備え、更に、アドレスレジスタ部7B、および比較回路8Bを備えている。以下、メモリ部2A(図1)とは異なる構成、作用について説明し、同様の構成、作用については説明を省略する。
アドレスレジスタ7Bには、書き込み命令認識信号WRに基づき、メモリ制御部3Bから出力されたアドレス信号ADDが入力され保持される。保持アドレス信号ADRは、比較回路8Bに向けて出力される。
比較回路8Bには、保持アドレス信号ADRの他に、アドレス信号ADDが入力され両信号の比較が行われる。両信号が一致した場合に、比較一致信号Eが試験回路4Bに向けて出力される。
試験信号TESTが活性化されて試験状態になると、試験回路4Bから出力される書き込み禁止信号WINHにより、書き込みコマンドCMDに関わらずメモリコア部9Bのメモリセルへの書き込み動作が禁止される。この状態で、メモリ制御部3Bから、書き込みコマンドCMD、データDI、およびアドレス信号ADDが入力される。データレジスタ5BにデータDIが保持されると共に、書き込みコマンドCMDはメモリコア部9Bに入力される。メモリコア部9Bでは、コマンドのデコード処理が行われ、書き込みコマンドCMDであることが認識されることに応じて書き込み命令認識信号WRが生成される。書き込み命令認識信号WRは、メモリコア部9Bにおいて、データDIの取り込み処理やメモリセルへの書き込み実行動作を行う際の制御信号となるが、試験時には、書込み禁止信号WINHによりメモリセルへの書き込み処理は行われない。
試験回路4Bは、比較回路8Bから出力される比較一致信号Eに基づき、比較結果の一致・不一致に応じて選択信号Sの切り替えを行う。メモリ制御部3Bから出力された書き込みコマンドCMDが正常なコマンドであり、メモリ部2B内のメモリコア部9Bに正常に伝えられ、更に、メモリコア部9Bにおいて、正常にデコードされて書き込みコマンドであることが認識されたことの確認と、書き込みコマンドによるサイクル中およびその後に、メモリ制御部3Bから2度にわたり出力された同一のアドレス信号ADDが、正常に生成されメモリ部2Bに伝搬されたことの確認とに応じて、選択信号Sが反転することとなる。
これにより、メモリ制御部3Bにおける、書き込みコマンドCMD、データDI、およびアドレス信号ADDの正常な生成動作、メモリ部2Bのおける、コマンドデコードによる書き込みコマンドCMDの正常な認識動作および認識に伴う書き込み命令認識信号WRの正常な生成動作、および書き込みコマンドCMD、データDI、DO、およびアドレス信号ADDの各信号径路の確認動作を、メモリセルへのデータの書き込み動作の実行を伴うことなく試験することができる。
図6乃至図8に第2実施形態を示す。図6は、第2実施形態におけるメモリ部12Bの回路ブロック図である。データレジスタ15B、データ出力部16B、およびメモリコア部19Bのうち、コマンドデコーダ21B、データ入力バッファ22B、ライトコントロール回路24B、ライト回路25B、リード回路27B、メモリセルアレイ28Bは、第1実施形態のメモリ部12A(図2)と同様の構成、作用を有している。メモリ部12Bでは、試験回路14Aに代えて試験回路14Bを備え、更に、アドレスレジスタ17B、および比較回路18Bを備えている。不図示のメモリ制御部から、アクセスコマンドCMD、データDI、アドレス信号ADDが入力される。以下、メモリ部12A(図2)とは異なる構成、作用について説明し、同様の構成、作用については説明を省略する。
アドレス入力バッファ23Bの出力端子は、不図示のアドレスデコーダに接続されると共に、アドレスレジスタ17Bに接続されており、アドレス入力バッファ23Bに取り込まれた取り込みアドレス信号ADを、アドレスデコーダおよびアドレスレジスタ17Bに出力する。
第2実施形態のメモリ部12B(図6)では、コマンドデコーダ21Bから出力されるデータ取込信号WR1は、データ入力バッファ22Bの他に、アドレスレジスタ17B、および試験回路14Bに入力される。また、ライトコントロール回路24Bから出力される書き込み実行信号WR2は、ライト回路25Bの他に、第1実施形態の場合と同様に、試験回路14Bにも出力される。
アドレスレジスタ17Bからは、データ取込信号WR1の基づき保持された保持アドレスADRが、比較回路18Bに出力される。比較回路18Bには、更にアドレス信号ADDも入力されており、両アドレス信号の比較が行われる。比較結果が一致している場合に、比較一致信号Eが、試験回路14Bに出力される。
試験回路14Bの回路例を図7に示す。第1実施形態における試験回路14Aの回路例におけるゲートG3に代えて、入力端子がゲートG3に比して一端子多いナンドゲートG7が備えられている。ゲートG7において増加した入力端子には、比較回路18Bから出力される比較一致信号Eが入力されている。
図7の回路例では、第二発明概念として図5の原理図において説明した、書き込み動作の前後で入力されるアドレス信号ADDの比較結果に応じた選択信号Sの反転動作に加えて、第一発明概念として第1実施形態で説明した、書き込みコマンドの認識信号である、データ取込信号WR1および書き込み実行信号WR2による選択信号Sの反転動作を行う回路例である。
すなわち、試験時(TEST=Hi)における選択信号Sは、書き込みコマンドCMDの入力に伴い生成されるデータ取込信号WR1が活性化されることにより(WR1=Hi)ローレベルに遷移し、所定タイミングを経て生成される書き込み実行信号WR2が活性化されることにより(WR2=Hi)ハイレベルに遷移すると共に、その後に入力されるアドレス信号ADDが、書き込みサイクル中に入力され保持されている保持アドレス信号ADRと一致することに応じて、ハイレベルを維持する。
この場合、書き込みサイクル後のアドレス信号ADDの再入力に際し、保持アドレスADRとは異なる値のアドレス信号ADDを経て、同一値のアドレス信号ADDを入力してやれば、その前後で選択信号Sが切り替わり、アドレス信号ADDの生成、伝搬の確認を確実に行うことができる。
図6の回路ブロックによる試験手順を図8の動作波形により説明する。データDIとして書き込みデータDAが設定され、更にアドレス信号ADDとしてアドレス信号ADD1が設定されると共に、書き込みコマンドWCMDがメモリ部19Bに入力されると、コマンドデコーダ21Bにより書き込みコマンドWCMDがデコードされ、データ取込信号WR1と書き込み信号Wとがハイレベルに活性化される。更に、データ取込信号WR1がハイレベルに活性化されることにより、アドレスレジスタ17Bに取り込みアドレス信号ADが保持され、保持アドレス信号ADRとしてアドレス信号ADD1が保持される。このとき、比較回路18Bは、共に同一値であるアドレス信号ADD1を有するアドレス信号ADDと保持アドレス信号ADRとの比較を行うため、比較一致信号Eがハイレベルに活性化されるが、データ取込信号WR1の活性化に伴い試験回路14Bのフリップフロップ回路(図7)の出力がローレベルとなるため、選択信号Sはローレベルとなる。尚、アドレス信号ADDと保持アドレス信号ADRとの比較は、アドレス遷移検出部を備えるアドレス遷移検出部の信号により実施しても良い。
また、データ取込信号WR1がハイレベルに遷移したことにより、データ入力バッファ22Bには、書き込みデータDAが取り込まれる。データ入力バッファ22Bに取り込まれた書き込みデータDAは、取り込みデータDINとしてデータレジスタ15Bに保持され、保持データDRとして書き込みデータDAが保持されると共に、ライト回路25Bに向けて出力される。
この状態では、ローレベルの選択信号Sにより、出力データDOとしてセルデータDMCが選択されるので、書き込みデータDAが出力されることはない。
ライトコントロール回路24Bは、書き込み信号Wの入力に伴い、所定タイミングの後に、書き込み実行信号WR2をハイレベルに活性化する。書き込み実行信号WR2がハイレベルに遷移したことにより、アドレス信号ADDが遷移しないことを条件として、選択信号Sがハイレベルに反転する。これにより、出力データDOとして保持データDRが選択され、データ取込信号WR1の活性化に伴いデータレジスタ15Bに保持されている書き込みデータDAが出力される。
書き込みサイクルの終了後、アドレス信号ADDを、アドレス信号ADD1からアドレス信号ADD2に遷移する。保持アドレス信号ADRはアドレス信号ADD1に保持されているので、比較回路18Bにより不一致の出力が得られる。比較一致信号Eはローレベルに非活性化し、選択信号Sもローレベルに遷移する。その後、更に、アドレス信号ADD2をアドレス信号ADD1に遷移すると、比較結果が一致することとなる。比較一致信号Eがハイレベルに活性化し、選択信号Sがハイレベルに遷移する。尚、アドレス信号ADD1からアドレス信号ADD2の遷移の検出は、図示しないアドレス遷移検出部により実施することもできる。
データ取込信号WR1の活性化により出力データDOとしてセルデータDMCが出力され、書き込み実行信号WR2の活性化に伴い書き込みデータDAが出力される。その後更に、アドレス信号ADDを保持アドレスADRとは異なる値に遷移することに伴いセルデータDMCが出力され、アドレス信号ADDを保持アドレス信号ADRの値に戻すことに応じて、再度、書き込みデータDAが出力される。出力データDOとして出力されるデータを検出することにより、書き込みコマンドWCMDの生成、伝播、認識、書き込みデータの生成、伝播、およびアドレス信号の生成、伝搬が正常であるか否かの試験を行うことができる。この場合、データ取込信号WR1の生成から書き込み実行信号WR2の生成までの時間遅延を検査することができるのは第1実施形態の場合と同様である。
特に、フラッシュメモリに代表される、電気的に書き換え可能な不揮発性メモリにおいては、メモリセルからのデータの読み出しに比してメモリセルへのデータ書き込みに時間を要するが、第2実施形態のメモリシステム、または/および試験方法によれば、書き込みデータをメモリセルに実際に書き込むことなく、書き込みコマンド、データ線、およびアドレス信号線に関する試験を行うことができ、試験時間の短縮に資することができる。
図9には、第三発明概念の原理図を示す。メモリシステム1Cでは、第一発明概念の原理図(図1)におけるメモリシステム1Aと同様に、メモリ部2Cとメモリ制御部3Cとが備えられている。メモリ制御部3Cは、メモリ部2Cに向けてアクセスコマンドCMDとデータDIとを送出し、メモリ部2Cからの出力データDOを受ける。
メモリ部2Cには、メモリ部2Aにおける、データ出力部6Aと同様に、データ出力部6Cを備えて、同様の構成、作用を有している。メモリ部2Cでは、試験回路4Aに代えて試験回路4Cを備え、データレジスタ5Aに代えてデータレジスタ5Cを備えている。以下、メモリ部2A(図1)とは異なる構成、作用について説明し、同様の構成、作用については説明を省略する。
データレジスタ5Cには、書き込み命令認識信号WRに基づき、メモリ制御部3Cから出力されたデータDIが入力され保持される。保持データDRは、データ出力部6Cに向けて出力される。
試験信号TESTが活性化されて試験状態になると、試験回路4Cから出力される書き込み禁止信号WINHにより、書き込みコマンドに関わらずメモリコア部9Cのメモリセルへの書き込み動作が禁止される。この状態で、メモリ制御部3Cから、書き込みコマンドCMDとデータDI、および引き続いて、読み出しコマンドCMDが入力される。書き込みコマンドCMDがメモリコア部9Cに入力されると、コマンドのデコード処理が行われ、書き込みコマンドCMDであることが認識されることに応じて書き込み命令認識信号WRが生成される。書き込み命令認識信号WRに基づき、データレジスタ5CにデータDIが保持される。書き込み命令認識信号WRは、メモリコア部9Cにおいて、データDIの取り込み処理やメモリセルへの書き込み実行動作を行う際の制御信号であるが、試験時には、書き込み禁止信号WINHによりメモリセルへの書き込み処理は行われない。
書き込みコマンドCMDに引き続いて読み出しコマンドCMDがメモリコア部9Cに入力される。コマンドのデコード処理が行われ、読み出しコマンドCMDであることが認識されることに応じて読み出し命令認識信号RRが生成される。読み出し命令認識信号RRは、メモリコア部9Cにおいてメモリセルの読み出し動作を行うと共に、試験回路4Cに向けて出力される。
試験回路4Cは、書き込み命令認識信号WRおよび読み出し命令認識信号RRに基づき、選択信号Sの反転を行う。メモリ制御部3Cから出力された書き込みコマンドCMDおよび読み出しコマンドCMDが正常なコマンドであり、メモリ部2C内のメモリコア部9Cに正常に伝えられ、更に、メモリコア部9Cにおいて、デコードされて正常なコマンドであることが認識されたことに応じて、選択信号Sが反転されることとなる。
これにより、メモリ制御部3Cにおける、書き込みコマンドCMD、データDI、および読み出しコマンドCMDの正常な生成動作、メモリ部2Cのおける、コマンドデコードによるコマンドの正常な認識動作および認識に伴う命令認識信号WR、RRの正常な生成動作、および書き込み/読み出しコマンドCMD、データDI、DOの信号径路の確認動作を、メモリセルへのデータの書き込み動作の実行を伴うことなく試験することができる。
図10および図11に第3実施形態を示す。図10は、第3実施形態におけるメモリ部12Cの回路ブロック図である。データレジスタ15C、データ出力部16C、およびメモリコア部19Cのうち、データ入力バッファ22C、ライトコントロール回路24C、ライト回路25C、メモリセルアレイ28Cは、第1実施形態のメモリ部12A(図2)と同様の構成、作用を有している。メモリ部12Cでは、試験回路14Aに代えて試験回路14Cを備え、コマンドデコーダ21Aに代えて読み出しコマンドCMDのデコードも行うコマンドデコーダ21Cを備え、更に、リードコントロール回路26Cを備えている。また、リード回路27Aに代えてデータ出力信号RR1により制御されるリード回路27Cを備えている。不図示のメモリ制御部から、アクセスコマンドCMD、データDIが入力される。以下、メモリ部12A(図2)とは異なる構成、作用について説明し、同様の構成、作用については説明を省略する。
データレジスタ15Cは、データレジスタ15A(図2)と同様の構成を有している。第三発明概念として図9に示す原理図では、書き込み命令認識信号WRにより直接に制御されて書き込みサイクル時のデータDIを保持するとして説明したが、図10に示す構成では、データ取込信号WR1はデータ入力バッファ22Cを制御してデータDIを取り込んでおり、取り込まれたデータDINが保持される構成である。この場合も、書き込みサイクル時のデータDIを保持することができ、第三発明原理と同様な作用、効果を奏することができる。
第3実施形態のメモリ部12C(図10)では、ライトコントロール回路24Cから出力される書き込み実行信号WR2は、ライト回路25Cに出力される。また、リードコントロール回路26Cから出力されるデータ出力信号RR1は、リード回路27Cに出力される他、試験回路14Cにも出力される。
試験回路14Cの回路は、第1実施形態において示した回路例(図3)と同様な回路構成を有している。入力信号として、第1実施形態の回路例における書き込み実行信号WR2に代えて、データ出力信号RR1が入力される。
すなわち、試験時(TEST=Hi)における選択信号Sは、書き込みコマンドCMDの入力に伴い生成されるデータ取込信号WR1が活性化されることにより(WR1=Hi)ローレベルに遷移し、書き込みコマンドCMDに引き続いて入力される読み出しコマンドCMDの入力に伴い生成されるデータ出力信号RR1が活性化されることにより(RR1=Hi)ハイレベルに遷移する。
図10の回路ブロックによる試験手順を図11の動作波形により説明する。データDIとして書き込みデータDAが設定されると共に、書き込みコマンドWCMDがメモリ部19Cに入力されると、コマンドデコーダ21Cにより書き込みコマンドWCMDがデコードされ、データ取込信号WR1と書き込み信号Wとがハイレベルに活性化される。更に、データ取込信号WR1がハイレベルに活性化されることにより、試験回路14Cから出力される選択信号Sはローレベルとなる。
また、データ取込信号WR1がハイレベルに遷移したことにより、データ入力バッファ22Cには、書き込みデータDAが取り込まれる。データ入力バッファ22Cに取り込まれた書き込みデータDAは、取り込みデータDINとしてデータレジスタ15Cに保持され、保持データDRとして書き込みデータDAが保持されると共に、ライト回路25Cに向けて出力される。
この時点では、選択信号Sがローレベルであり、出力データDOとしてセルデータDMCが選択されるので、書き込みデータDAが出力されることはない。
ライトコントロール回路24Cは、書き込み信号Wの入力に伴い、所定タイミングの後に、書き込み実行信号WR2をハイレベルに活性化する。ハイレベルの書き込み実行信号WR2は、ライト回路25Cをトリガするが、試験回路14Cから書込み禁止信号WINHが出力されているため、メモリセルアレイ28Cへの書き込み動作が行われることはない。
書き込みサイクルの終了後、読み出しコマンドRCMDがメモリ部19Cに入力される。コマンドデコーダ21Cによりデコードされ、読み出し信号Rがハイレベルに活性化される。リードコントロール回路26Cは、読み出し信号Rの入力に伴い、データ出力信号RR1をハイレベルに活性化する。ハイレベルのデータ出力信号RR1は、リード回路27Cをトリガすると共に、試験回路14Cに向けて出力され、選択信号Sをハイレベルに反転する。これにより、出力データDOとして保持データDRが選択され、データレジスタ15Cに保持されている書き込みデータDAが出力される。
データ取込信号WR1の活性化により出力データDOとしてセルデータDMCが出力され、データ出力信号RR1の活性化に伴い書き込みデータDAが出力される。出力データDOとして出力されるデータを検出することにより、書き込みコマンドWCMDおよび読み出しコマンドRCMDの生成、伝播、認識、および書き込みデータの生成、伝播が正常であるか否かの試験を行うことができる。
特に、フラッシュメモリに代表される、電気的に書き換え可能な不揮発性メモリにおいては、メモリセルからのデータの読み出しに比してメモリセルへのデータ書き込みに時間を要するが、第3実施形態のメモリシステム、または/および試験方法によれば、書き込みデータをメモリセルに実際に書き込むことなく、書き込み/読み出しコマンド、およびデータ線に関する試験を行うことができ、試験時間の短縮に資することができる。
第1乃至第3実施形態では、データDIを保持する回路として、データレジスタ15A乃至15Cを、データ入力バッファ21A乃至21Cとは別個に備える構成について説明したが、データ入力バッファ21A乃至21Cの一機能として取り込まれた構成とすることもできる。また、データ取込信号WR1に基づき、データ入力バッファ21A乃至21CがデータDIを取り込むとし、データレジスタ15A乃至15Cは取り込みデータDINを静的に保持するものとして説明したが、データレジスタ15A乃至15Cが、データ取込信号WR1に基づいてデータを保持する構成とすることもできる。
図12、図13には、試験用回路を試験時にのみ活性化することにより、非試験時における消費電流の低減を図る構成を模式的に示したものである。図12は、データレジスタやアドレスレジスタを試験信号TESTにより活性化する場合を示す。データレジスタやアドレスレジスタを、データ入力バッファやアドレス入力バッファとは別個に備えることにより、これらのレジスタを試験時にのみ活性化させることができる。また、図13は、比較回路を試験信号TESTにより活性化させる構成を示している。比較回路は、非試験時のアクセス動作においては不要であるため、試験時においてのみ活性化させることができる。
尚、活性化の方法については種々の方法が考えられる。イネーブル信号を受ける論理ゲートを設け、試験時、試験信号TESTが活性化する場合にのみ、論理ゲートから信号が伝播する構成、試験信号TESTにより電源電圧やバイアス電流/電圧を直接に断続する構成等が可能である。
尚、データ取込信号WR1、書き込み実行信号WR2は、書き込み命令認識信号WRの一例であり、データ出力信号RR1は、読み出し命令認識信号RRの一例である。
以上、詳細に説明したように、本実施形態によれば、メモリセルアレイ28A乃至28C内のメモリセルに実際にデータを書き込むことなく、書き込みコマンドWCMD、更に読み出しコマンドRCMDの生成、伝播、認識が正常であるか否かの試験、データ線径路やアドレス信号線径路が正常であるか否かの試験を行うことができる。
具体的には、メモリ制御部の制御回路が正常動作することの確認、メモリ部のコマンドデコードが正常動作することの確認、およびデコードに応じて各種の制御信号が正常に生成されることの確認、更に、コマンドの伝播径路、データおよびアドレス信号の伝播径路が正常であることの確認等を、メモリセルに実際にデータを書き込むことなく試験することができる。
特に、メモリ容量が多大な場合、または回路動作に比してメモリセルへのデータの書き込みに時間を要する場合に、書き込みコマンドを伴う試験時間を短縮することができる。
尚、本発明は前記実施形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲内で種々の改良、変形が可能であることは言うまでもない。
例えば、第1乃至第3実施形態は、各々、単独に使用して試験を行うことが可能である他、任意の組み合わせにおいて試験を行うこともできる。
また、書き込みコマンドに代えて消去コマンドに対する試験についても同様に試験を行うことができる。例えば、データレジスタとして予め既知のデータを保持しておき、消去コマンドがコマンドデコーダでデコードされ、消去コマンドを認識したことを示す認識信号に基づいて、選択信号Sを切り替える構成としてやれば、メモリシステムにおいて、消去コマンドの生成、伝播、認識の試験をメモリセルにおけるデータ消去の完了を待つことなく試験することができる。この場合、書込み禁止信号に代えて消去動作禁止信号を生成して、実際の消去動作を禁止することが好ましい。

Claims (16)

  1. データ書き込み命令を出力するメモリ制御部と、
    前記メモリ制御部に制御され、データの入出力が行われるメモリ部とを備え、
    前記メモリ部は、
    前記データ書き込み命令をデコードしてデータの取り込みを指示するデータ取込信号を出力し、該データ取込信号が出力された後、取り込まれたデータのメモリセルへの書き込みの実行を指示する書き込み実行信号を出力する書込制御部と、
    前記データ書き込み命令と共に入力されるデータを前記データ取込信号に応じて保持する第1レジスタ部と、
    前記メモリ制御部にデータを出力するデータ出力部と、
    試験時、前記書き込み実行信号を認識して前記第1レジスタ部を前記データ出力部に接続して前記第1レジスタ部に保持されているデータを前記データ出力部から出力する試験回路とを備えることを特徴とするメモリシステム。
  2. 前記試験回路は、試験時、メモリセルへのデータの書き込みを禁止することを特徴とする請求項1に記載のメモリシステム。
  3. 前記第1レジスタ部は、前記データ取込信号によりデータを取り込むデータ入力バッファであることを特徴とする請求項1または2に記載のメモリシステム。
  4. 前記データ出力部は、データ出力端子への径路を、前記第1レジスタ部からの径路とメモリセルからの径路との間で切り替える切替部を備えることを特徴とする請求項1または2に記載のメモリシステム。
  5. 前記データ出力部は、前記データ取込信号に基づき前記第1レジスタ部から切り離されると共に、前記書き込み実行信号に基づき前記第1レジスタ部に接続されることを特徴とする請求項1または2に記載のメモリシステム。
  6. 前記メモリ部は、
    前記データ取込信号を認識することに応じて、入力される第1アドレス信号が保持される第2レジスタ部と、
    書き込みサイクルの終了後、再度入力される前記第1アドレス信号と前記第2レジスタ部に保持されているアドレス信号との比較を行う比較部とを備え、
    前記試験回路は、試験時、前記書き込み実行信号の認識に加えて、前記比較部による比較結果が一致であることの認識に応じて、前記第1レジスタ部を前記データ出力部に接続することを特徴とする請求項1に記載のメモリシステム。
  7. 前記第2レジスタ部は、前記データ取込信号に基づき、前記第1アドレス信号を保持することを特徴とする請求項6に記載のメモリシステム。
  8. 前記第1アドレス信号が再度入力されることに先立ち、前記第1アドレス信号とは異なる第2アドレス信号が入力され、
    前記比較部は、前記第2アドレス信号と前記第2レジスタ部に保持されているアドレス信号との比較を行うことを特徴とする請求項6に記載のメモリシステム。
  9. 前記比較部は、アドレス遷移検出部を備えることを特徴とする請求項6に記載のメモリシステム。
  10. 前記試験回路は、試験時、前記書き込み実行信号の認識に代えて、これに引き続くメモリセルからデータを読み出すためのデータ読み出し命令を認識することに応じて、前記第1レジスタ部を前記データ出力部に接続することを特徴とする請求項1に記載のメモリシステム。
  11. データ書き込み命令を出力するメモリ制御部と、
    前記メモリ制御部に制御され、データの入出力が行われるメモリ部とを備えるメモリシステムの試験方法であって、
    前記メモリ部において、
    前記データ書き込み命令をデコードしてデータの取り込みを指示するデータ取込信号を出力し、該データ取込信号が出力された後、取り込まれたデータのメモリセルへの書き込みの実行を指示する書き込み実行信号を出力するステップと、
    前記データ書き込み命令と共に入力されるデータを前記データ取込信号に応じて第1レジスタ部に保持するステップと、
    前記メモリ制御部にデータを出力するステップと、
    試験時、前記書き込み実行信号を認識して前記保持のステップにより前記第1レジスタ部に保持されているデータを前記出力のステップのデータとするステップとを備えることを特徴とするメモリシステムの試験方法。
  12. 試験時、メモリセルへのデータの書き込み実行を禁止するステップを備えることを特徴とする請求項11に記載のメモリシステムの試験方法。
  13. 前記データを出力するステップは、試験時、
    前記データ取込信号に基づき前記保持のステップにより保持されているデータを前記出力のステップのデータとするステップを停止し、前記書き込み実行信号に基づき前記保持のステップにより保持されているデータを前記出力のステップのデータとするステップを実行することを特徴とする請求項11に記載のメモリシステムの試験方法。
  14. 前記メモリ部において、試験時、
    前記データ取込信号が認識されることに応じて入力される第1アドレス信号が保持され、
    書き込みサイクルの終了後、再度前記第1アドレス信号を入力して、既に保持されているアドレス信号との比較を行い、
    記書き込み実行信号の認識に加えて、比較結果が一致であることの認識に応じて、前記保持のステップにより保持されているデータを前記出力のステップのデータとするステップを実行することを特徴とする請求項11に記載のメモリシステムの試験方法。
  15. 前記第1アドレス信号が再度入力されることに先立ち、前記第1アドレス信号とは異なる第2アドレス信号が入力され、
    前記メモリ制御部にデータを出力するステップは、
    試験時、
    前記第2アドレス信号と前記既に保持されているアドレス信号との比較結果が不一致であることに応じて出力が停止され、
    再度入力される前記第1アドレス信号と前記既に保持されているアドレス信号との比較結果が一致であることに応じて出力されることを特徴とする請求項14に記載のメモリシステムの試験方法。
  16. 前記保持のステップにより保持されているデータを前記出力のステップのデータとするステップは、
    記書き込み実行信号の認識に代えて、これに引き続くメモリセルからデータを読み出すためのデータ読み出し命令を認識することに応じて行われることを特徴とする請求項11に記載のメモリシステムの試験方法。
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