JP4756237B2 - 容器口から分離可能なキャップ - Google Patents

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本発明は、容器の口部に冠着されるキャップに関するもので、特に、廃棄時、容器とキャップとを分別して回収するために、容器の口部からの分離を可能にしたキャップに関するものである。
従来から、容器の口部に冠着されるキャップには、容器の口部に嵌合されるキャップ本体と、このキャップ本体にヒンジを介して連結される蓋体とから構成されるものがある。
また、このキャップには、容器内の内容物が全て使用された後、容器と分別して回収するために、容器の口部から容易に分離できる構造、例えば、容器の口部に嵌合されているキャップ本体の胴部等に破断し易い部分を形成しておき、分別回収時にはこの部分を切り裂くことにより、キャップ本体を容器の口部から分離させる構造が採用されている。
さらに、上述した構造の場合には、キャップ本体の胴部等に設けた破断し易い部分を切り裂くために、使用者が把持して操作するための分別回収用把持部を設ける必要があった。
しかしながら、上述の分別回収用把持部を設けた場合には、該分別回収用把持部が使用者が目視できる範囲に配置されているために、最初に開栓する際、分別回収用把持部を開栓用把持部と誤って操作してしまい、開栓前にキャップ本体の胴部等を切り裂いてしまうという不具合が発生していた。
そこで、キャップに上述の分別回収用把持部を特に設けず、該分別回収用把持部をキャップ本体にヒンジを介して連結された蓋体とした従来技術がある。例えば、特許文献1には、容器口部のくびれ凹部に嵌合する外周壁、固定筒を上部に形成した嵌合上壁、及び内方リングからなる嵌着部を有する中蓋と、これと一体にヒンジを介して連結され固定筒に係着可能な外蓋と、を備えた合成樹脂製ヒンジキャップにおいて、この合成樹脂製ヒンジキャップには、ヒンジの付け根の一側端付近の外周壁を縦断する縦方向弱化線と、この縦方向弱化線から連続して固定筒のスリット部直下の嵌合上壁を半径方向に横断する径方向弱化線と、この径方向弱化線と連続して固定筒の内側に沿って嵌合上壁に形成される周方向弱化線とからなる複数の弱化線が設けられ、外蓋を外方に引っ張って、これら複数の弱化線を順次切り裂くことにより、容器の口部を中栓から大きく露出させて、キャップを口部から分離させることが開示されている。
特開2001−158460号公報
上述したように、特許文献1に開示された分別回収容易なヒンジキャップの中栓には、複数の弱化線が設けられ、分別回収時には外蓋を外方に引張ることにより、前述した複数の弱化線を順次切り裂いて、この切り裂かれた部位から容器の口部を大きく露出させて、中栓と共に外栓を容器の口部から分離させる構造が採用されているが、この構造では、複数の弱化線が連続して繋がり、中栓を切り裂く範囲が大きいため、キャップの分離作業が、手間のかかる作業となる虞がある。
本発明は、かかる点に鑑みてなされたものであり、キャップを容器の口部から分離させるための分別回収用把持部を特に設けることなく、分別回収時には、容易に容器の口部から分離することのできるキャップを提供することを目的とする。
本発明は、上記課題を解決するための手段として、請求項1に記載した発明は、容器口に嵌合される筒状のキャップ本体と、該キャップ本体の胴部にヒンジを介して連結される蓋体とからなるキャップであって、前記ヒンジが取り付けられた前記胴部には、前記ヒンジが取り付けられた範囲に亘って、上方に開口した弧状の溝部が形成され、該溝部は、その中央に底部ブロックにより形成された浅い底部と、該浅い底部の両側に設けた深い底部とを備え、前記一対の深い底部のうちいずれか一方は切断可能に、または一対の深い底部のうちいずれか一方は全範囲で開口されるように形成され、前記溝部の周方向の両端部には該溝部を構成する外方向周壁部を切断するための弱化線を設け、前記溝部を構成する内方向壁部と、前記浅い底部ならびに前記底部ブロック両側部との境目弱化線を設けたことを特徴とするものである。
従って、請求項1の発明では、蓋体をヒンジと共に外方に引っ張りながら押し下げた後周方向に引っ張れば、各弱化線(及び一方の深い底部)が切断されて、底部ブロックが内方向周壁部から離脱され、胴部の一部が開口した状態となり、さらに、蓋体をヒンジと共に上方に引っ張れば、キャップ本体の胴部の内径が拡径されて、容器口から容易に離脱される。
次に、請求項2に記載した発明は、請求項1に記載した発明において、前記浅い底部を形成する底部ブロックの上面は、前記内方向周壁部に向って下方に傾斜していることを特徴とするものである。
従って、請求項2の発明では、浅い底部と内方向周壁部との境目に応力が集中して、該境目に設けた弱化線が容易に切断される。
次に、請求項3に記載した発明は、請求項1または2に記載した発明において、前記溝部を構成する内方向壁部と、前記浅い底部ならびに前記底部ブロック両側部との境目に設けた前記弱化線は、前記内方向壁部の内壁面凹溝を設けることで、該凹溝と、前記浅い底部ならびに前記底部ブロックの両側部との間に形成された薄壁で構成されることを特徴とするものである。
本発明によれば、キャップ本体の胴部に設けた複数の弱化線を切断するための分別回収用把持部を特に設けなくても、蓋体を操作することにより、キャップ本体を蓋体と共に容器の口部から分離させることができる。しかも、キャップ本体の胴部を切り裂く範囲を最小限としているので、キャップを分離させるための操作が簡単となる。
以下、本発明を実施するための最良の形態を図1〜図9に基いて詳細に説明する。
本発明の実施の形態に係るキャップ1は、図1及び図9に示すように、容器5の口部5aに嵌合され、内側円筒6を内側に有する略円筒形状のキャップ本体2と、キャップ本体2の胴部7にヒンジ3を介して連結される有底円筒状の蓋体4とから構成されている。
容器5の口部5aは、図9に示すように、大径部8と、この大径部8の下方に位置する小径部9とを有する。大径部8の上部には、その外径が先細りとなるテーパ部8aが形成されている。また、小径部9の下方には、その外周面から略水平方向に、略円形状で所定の厚みを有する板状突設部10が突設されている。
蓋体4は、図1〜図3に示すように、有底円筒状に形成され、略円形状の天面部15と、該天面部15の外周縁から略円環状に突設される胴部16とから構成されている。胴部16の内側には、キャップ本体2に嵌着された際、キャップ本体2の略円筒状の注出筒部17の内周面と密着される環状カラー18が、胴部16と同心円環状に突設されている。
また、蓋体4の胴部16の周端部で、ヒンジ3側とは反対側の一部位には、使用者が指を掛ける指掛け部20が略水平方向に突設されている。さらに、胴部16の端部の内周面には、係合突条21が一条形成されている。
ヒンジ3は、図1〜図3に示すように、略中央(キャップ本体2と蓋体4との間の略中央)で折り曲げ自在で二折れする主板部22と、該主板部22の両側に設けられた薄膜状の弾性膜部23、23とからなる。これら弾性膜部23、23は、図4に示すように、主板部22との接続部から斜め下方に傾斜してそれぞれ設けられている。そして、図1に示すように、これら主板部22及び各弾性膜部23、23の両端が、キャップ本体2及び蓋体4のそれぞれの胴部7、16の外周面に連結される。なお、キャップ本体2の胴部7の外周面と、主板部22及び各弾性膜部23、23の一端との連結については後で詳述する。
キャップ本体2は、略円筒状に形成されており、図7に示すように、その上壁部25から下方に、胴部7と、胴部7の内側に環状空間27を置いて配される内壁部26とが同心円環状に突設されている。胴部7の下部の内周面には、周方向に延びる係合突条28が一条形成されている。また、胴部7と内壁部26との間の上壁部25には、胴部7及び内壁部26よりもはるかに高さの低いシール壁部29が下方に向けて同心円環状に突設されている。
そして、図9に示すように、容器5の口部5aを、キャップ本体4の環状空間27に嵌合すれば、キャップ本体2のシール壁部29が、口部5aの大径部8に設けたテーパ部8aに密着されると共に、胴部7の内周面に設けた係合突条28が、口部5aの小径部9の外周面を押圧して係合される状態となる。
また、キャップ本体2には、図7及び図9に示すように、その上壁部25から上方に、蓋体4の胴部16と嵌合する液垂れ防止用の環状壁部30が突設されている。この環状壁部30は、図1に示すように、円弧部30aと、ヒンジ3側に配される直線部30bとから環状に延びている。また、図7に示すように、この環状壁部30の外周面には係合突条31が一条形成されている。さらに、この環状壁部30の内側には、内容物の注出方向を案内する注出筒部17が上方に突設されている。この注出筒部17は、その下端が内側円筒6内に入り込んだ状態で、その外周面が上壁部25に接続されている。
さらに、この注出筒部17の下端には、該注出筒部17の下端開口を塞ぐ閉鎖板32が張設されており、この閉鎖板32に環状に延びる弱化線33が設けられている。この閉鎖板32は、その上面の外周縁の一部に板状体34が立設されており、この板状体34の上端にリング状の開栓用把持部35が接続されている。
そして、最初に開栓する際には、開栓用把持部35を上方に引っ張り、弱化線33を切り裂き、閉鎖板32を開口して、内容物を使用することになる。
さらに、図1及び図7に示すように、キャップ本体2の胴部7の上面であって、ヒンジ3が取り付けられた近傍には、ヒンジ3が連結される範囲よりやや大きい範囲に亘って、且つ胴部7の曲面に沿って溝部38が形成されている。この溝部38は、中央に浅い底部36と、該浅い底部36の両側に設けられた深い底部37、37’とを備え、上部が連通した空間となっている。これら深い底部37、37’は、胴部7の下端近傍まで延びている。
また、溝部38を構成し、外方に面する外方向周壁部39の内壁面でその周方向両端には、各V字状溝部40、40が溝部38の縦全長に亘って形成されている。この部位が薄壁となり、外方向周壁部39を縦方向に容易に切断可能な第1縦方向弱化線となる。
そして、図1及び図4に示すように、この外方向周壁部39の各V字状溝部40、40間の上部に、ヒンジ3を構成する主板部22及び弾性膜部23、23の一端が接続されており、各弾性膜部23、23が接続される外方向周壁部39の上部は、各弾性膜部23、23の各傾斜に沿って傾斜している。
浅い底部36は、図1に示すように、外方向周壁部39とヒンジ3の主板部22とが接続される範囲よりも小さい周範囲で形成されている。浅い底部36の深さは、図7に示すように、胴部7の略半分の高さ程度に設定されている。さらに、この浅い底部36は、キャップ本体2の中心に向って、すなわち、外方向周壁部39から内方向周壁部42に向って斜め下方に傾斜している。
一対の深い底部37、37’は、図1に示すように、浅い底部36の両側に配されており、浅い底部36の周範囲に対して略2倍程度の周範囲でそれぞれ形成されている。また、図5及び図6に示すように、各深い底部37、37’の内一方の深い底部37は、他方の深い底部37’よりもその深さが深く、切断可能な程度に薄く形成されている。
さらに、図7及び図8に示すように、溝部38を構成し、内方に面する内方向周壁部42の内壁面(胴部7の内壁面)には、浅い底部36が形成される周範囲と略同じ範囲で凹設された凹溝43が形成されている。この凹溝43は、浅い底部36の傾斜下端よりもやや上方の位置から胴部7の下端に亘って形成されている。そして、この凹溝43の上端と、浅い底部36の傾斜下端との間の周範囲が薄壁となり、この部位が、内方向周壁部42の周方向の所定範囲(浅い底部36の周範囲と略同じ周範囲)を容易に切断可能な周方向弱化線44となる。
また、この内方向周壁部42の外壁面には、図8に示すように、各V字状溝部46、46が、浅い底部36を構成する略矩形板状の底部ブロック45の両側面に沿って縦方向に内方向周壁部42の上端から下端に亘ってそれぞれ形成されている。そして、各V字状溝部46、46と凹溝43との間が縦方向に線状の薄壁となり、この部位が、周方向弱化線44の両端に接続した縦方向にそれぞれ延びる第2縦方向弱化線47、47となる。
さらに、図8に示すように、底部ブロック45に近接した各深い底部37、37’には貫通孔52、52がそれぞれ形成されている。これら貫通孔52、52は、底部ブロック45の両側面、及び外方向周壁部39の内壁面のそれぞれに各辺が重なる配置であると共に、内方向周壁部42の外壁面に設けた各V字状溝部46、46と一致し、その上面視形状が三角形状を呈している。
なお、これらの貫通孔52、52は、キャップ本体2の胴部7が分割されやすいように、各深い底部37、37’の上述した位置に配置されているが、これら貫通孔52、52の主目的は、溝部38内に洗浄水等が入った場合の水抜き孔であり、上述した配置に限定されることなく、各深い底部37、37’のいずれの場所に配置してもよい。
そして、図9に示すように、蓋体4がキャップ本体2に嵌着される際には、ヒンジ3が折り曲げられ、蓋体4の環状カラー18の外周面が、キャップ本体2の注出筒部17の上部内周面に密着されると共に、蓋体4の胴部16の内周面に設けた係合突条21が、キャップ本体2の環状壁部30の外周面に設けた係合突条31を乗り越えるように係合されて、蓋体4がキャップ本体2に嵌着される。
次に、容器5内の内容物が最後まで使用されて、容器5とキャップ1とを分別してそれぞれを回収する際、キャップ1、すなわちキャップ本体2を容器5の口部5aから離脱させる方法を説明する。
まず、蓋体4を摘み、ヒンジ3と共に外方に引っ張りながら押し下げると、胴部7の外方向周壁部39は、各第1縦方向弱化線40、40の箇所に沿って、キャップ本体2の胴部7の上下方向略中間まで切断されると共に、周方向弱化線44が切断される。
連続して、更に蓋体4をヒンジ3と共にさらに押し下げると、未切断状態であった胴部の下部の各第1縦方向弱化線40、40が各深い底部37、37’まで切断されると共に、周方向弱化線44の両端から連続する各第2縦方向弱化線47、47が胴部7の下端まで切断される。この状態では、まだ、外方向周壁部39の下端部は各深い底部37、37’とが接続された状態にある。しかしながら、この状態において、底部ブロック45は、その両側に位置する第2縦方向弱化線47、47が切断されていることから、内方向周壁部42から完全に離脱された状態にある。
そして、蓋体4をヒンジ3と共にキャップ本体2の胴部7に沿って反時計周り方向に引っ張りながら回すと、一方の深い底部37が周方向に沿って切断される。このようにして、一方の深い底部37側の外方向周壁部39、及び底部ブロック45が完全に胴部7から離脱された状態となる。
続いて、蓋体4をヒンジ3と共に上方に引っ張れば、キャップ本体2の胴部7の内径が拡径されるために、キャップ本体2の胴部7の内周面に設けた係合突条28が容器5の口部5aの大径部8を乗り越えて、キャップ本体2が容器5の口部5aから離脱される。
以上説明したように、本発明の実施の形態に係るキャップ1によれば、蓋体4をヒンジ3と共に外方に引っ張りながら押し下げた後、キャップ本体2の胴部7に沿って反時計周り方向に回すだけで、一方の深い底部37側の外方向周壁部39、及び底部ブロック45が、キャップ本体2の胴部7から完全に離脱されて、胴部7が縦方向の一部で切断された状態となり、キャップ本体2を容易に容器5の口部5aから離脱させることができる。
このように、キャップ本体2を容器5の口部5aから分離させるための分別回収用把持部を特に設けなくても、蓋体4を操作することにより、キャップ1の分離作業が可能となる。しかも、キャップ本体2の胴部7を切り裂く範囲を最小限としたので、キャップ1の分離作業が簡単となる。
次に、キャップ1の他の実施形態について説明する。
キャップ1の他の実施形態は、キャップ本体2に設けた一方の深い底部37が開口された形態である。
この形態の場合、キャップ本体2を容器5の口部5aから離脱させる際には、蓋体4を摘み、ヒンジ3と共に外方に引っ張りながら押し下げるだけで、各第1縦方向弱化線40、40、周方向弱化線44及び各第2縦方向弱化線47、47がそれぞれ切断される。その結果、一方の深い底部37側の外方向周壁部39、及び底部ブロック45が、キャップ本体2の胴部7から完全に離脱された状態となる。
そして、この状態から、蓋体4をヒンジ3と共に上方に引っ張れば、キャップ本体2の胴部7の内径が拡径されるために、胴部7の係合突条28が容器5の口部5aの大径部8を乗り越えて、キャップ本体2が容器5の口部5aから離脱される。
この本発明の他の実施の形態に係るキャップ1によれば、蓋体2をヒンジ3と共に外方に引っ張りながら押し下げるだけで、一方の深い底部37側の外方向周壁部39、及び底部ブロック45が、キャップ本体2の胴部7から完全に離脱されて、胴部7が縦方向の一部で切断された状態となる。このように、胴部7の一部を切断させた状態にするまでの操作をさらに簡略化することができ、キャップ本体2の口部5aからの分離作業をさらに簡単にすることができる。
図1は、本発明の実施の形態に係る容器口から分離可能なキャップが開いた状態の上面図である。 図2は、図1の断面図である。 図3は、本キャップが開いた状態の底面図である。 図4は、図1のA−A線に沿う断面図である。 図5は、図1のB−B線に沿う断面図である。 図6は、図1のC−C線に沿う断面図である。 図7は、キャップ本体の拡大断面図である。 図8は、図7のD−D線に沿う断面図である。 図9は、本キャップが容器の口部に冠着された状態を示す断面図である。
符号の説明
1 キャップ,2 キャップ本体,3 ヒンジ,4 蓋体,5 容器,5a 口部,7 胴部,36 浅い底部,37、37’ 深い底部,38 溝部,39 外方向周壁部,40 V次状溝部(第1縦方向弱化線),42 内方向周壁部,44 周方向弱化線,47 第2縦方向弱化線,52 貫通孔

Claims (3)

  1. 容器口に嵌合される筒状のキャップ本体と、該キャップ本体の胴部にヒンジを介して連結される蓋体とからなるキャップであって、
    前記ヒンジが取り付けられた前記胴部には、前記ヒンジが取り付けられた範囲に亘って、上方に開口した弧状の溝部が形成され、該溝部は、その中央に底部ブロックにより形成された浅い底部と、該浅い底部の両側に設けた深い底部とを備え、前記一対の深い底部のうちいずれか一方は切断可能に、または一対の深い底部のうちいずれか一方は全範囲で開口されるように形成され、前記溝部の周方向の両端部には該溝部を構成する外方向周壁部を切断するための弱化線を設け、前記溝部を構成する内方向壁部と、前記浅い底部ならびに前記底部ブロック両側部との境目弱化線を設けたことを特徴とする容器口から分離可能なキャップ。
  2. 前記浅い底部を形成する底部ブロックの上面は、前記内方向周壁部に向って下方に傾斜していることを特徴とする請求項1に記載の容器口から分離可能なキャップ。
  3. 前記溝部を構成する内方向壁部と、前記浅い底部ならびに前記底部ブロック両側部との境目に設けた前記弱化線は、前記内方向壁部の内壁面凹溝を設けることで、該凹溝と、前記浅い底部ならびに前記底部ブロックの両側部との間に形成された薄壁で構成されることを特徴とする請求項1または2に記載の容器口から分離可能なキャップ。
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