JP4752732B2 - 洗車機 - Google Patents

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Description

本発明は、たとえば給油所に設置され、洗車に使用される洗車機に関するものである。
従来、この種の洗車機としては、図10に示すように、門型状の洗車機本体101を走行させながら被洗浄車両(図示せず)を洗車する移動式の洗車機103がある。洗車機本体101には、被洗浄車両に洗浄水や洗剤を噴射する噴射ノズル(図示せず)と、被洗浄車両をブラッシングするブラシ(図示せず)と、被洗浄車両に空気を吹き付けて乾燥させるトップノズル104およびサイドノズル105a,105bと、これら乾燥用の各ノズル104,105a,105bに空気を供給するブロワ装置106a,106bとが設けられている。
トップノズル104は、被洗浄車両の上面に空気を吹き付けて乾燥させるものであり、洗車機本体101に一台設けられている。サイドノズル105a,105bは、被洗浄車両の両側面に空気を吹き付けて乾燥させるものであり、洗車機本体101に左右一対(すなわち計二台)設けられている。ブロワ装置106a,106bも洗車機本体101に左右一対(すなわち計二台)設けられている。
また、洗車機本体101には、左右一方のブロワ装置106aから吐出した風をトップノズル104側と左右一方のサイドノズル105a側とに分岐させる一方の分岐管107aと、左右他方のブロワ装置106bから吐出した風をトップノズル104側と左右他方のサイドノズル105b側とに分岐させる他方の分岐管107bとが設けられている。
図11,図12に示すように、一方の分岐管107aには、一方のブロワ装置106aからの風が流入する流入口109と、流入口109から流入した風を流出する第一および第二流出口110,111とが形成されている。流入口109は一方の分岐管107aの後端に形成され、第一流出口110は一方の分岐管107aの内側端に形成され、第二流出口111は一方の分岐管107aの下端に形成されている。
流入口109には、一方のブロワ装置106aの吐出口112が接続されている。一方の第一送風管114aの一端が第一流出口110に接続され、他端がトップノズル104に接続されている。また、一方の第二送風管115aの一端が第二流出口111に接続され、他端が一方のサイドノズル105aに接続されている。一方の第一送風管114aと一方の第二送風管115aとは互いに直交する方向から一方の分岐管107aに接続されており、図11に示すように、一方の第一送風管114aの管軸心118と一方の第二送風管115aの管軸心119とが一方の分岐管107a内で直交している。
上記と同様に、他方の第一送風管114bと他方の第二送風管115bとは互いに直交する方向から他方の分岐管107bに接続されており、他方の第一送風管114bの管軸心118と他方の第二送風管115bの管軸心119とが他方の分岐管107b内で直交している。
被洗浄車両を乾燥させる際、両ブロワ装置106a,106bが駆動し、一方のブロワ装置106aから吐出された空気は一方の分岐管107aを通って一方の第一送風管114aと一方の第二送風管115aとに分岐して流れ、トップノズル104と一方のサイドノズル105aとに供給されるとともに、他方のブロワ装置106bから吐出された空気は他方の分岐管107bを通って他方の第一送風管114bと他方の第二送風管115bとに分岐して流れ、トップノズル104と他方のサイドノズル105bとに供給される。これにより、空気がトップノズル104と両サイドノズル105a,105bとから被洗浄車両に吹き付けられて、被洗浄車両が乾燥される。
尚、上記のように第一送風管114a,114bと第二送風管115a,115bとが互いに直交する方向から分岐管107a,107bに接続されている構成については、下記特許文献1に示されている。
実開平1−116767号
しかしながら上記の従来形式では、一方のブロワ装置106aから一方の分岐管107aを通って一方の第一送風管114aへ流れ込む空気の流れ方向は一方のブロワ装置106aから一方の分岐管107aを通って一方の第二送風管115aへ流れ込む空気の流れ方向に対して直角に曲がっているため、一方の分岐管107aを通って一方の第一送風管114aへ流れ込む空気の流れ方向と一方の分岐管107aを通って一方の第二送風管115aへ流れ込む空気の流れ方向とが90°異なり、これによって一方の分岐管107a内で騒音が発生するといった問題があった。
また、一方の分岐管107aを通って一方の第一送風管114aへ流れ込む空気の流量と一方の分岐管107aを通って一方の第二送風管115aへ流れ込む空気の流量とを均等に調節することは難しく、一方のブロワ装置106aから吐出された空気が一方の分岐管107aを通って一方の第一送風管114aと第二送風管115aとのいずれかに偏って流れ易いといった問題がある。
本発明は、送風装置から第一乾燥用ノズルと第二乾燥用ノズルとに供給される空気の流路の分岐部分から発生する騒音を低減することが可能な洗車機を提供することを目的としたものである。
前述した目的を達成するために、本発明の請求項1記載の洗車機は、被洗浄車両に空気を吹き付けて乾燥させる第一および第二乾燥用ノズルと、第一および第二乾燥用ノズルに空気を供給する送風装置とが設けられた洗車機であって、
送風装置は上下方向の軸心周りに回転自在な羽根体を有し、
送風装置から吐出した風を第一乾燥用ノズル側と第二乾燥用ノズル側とに分岐させる逆L形状で中空構造の分岐体が設けられ、
分岐体に、送風装置からの風が後方から流入する流入口と、流入口から流入した風を下方へ流出する第一および第二流出口とが形成され、
第一送風管の一端側が第一流出口に接続されているとともに他端側が第一乾燥用ノズルに接続され、
第二送風管の一端側が第二流出口に接続されているとともに他端側が第二乾燥用ノズルに接続され、
第一送風管の一端側と分岐体の第一流出口との接続部分に第一平行管部が形成され、
第二送風管の一端側と分岐体の第二流出口との接続部分に第二平行管部が形成され、
第一平行管部と第二平行管部とが同方向に平行に並んでおり、
第一流出口から第一平行管部を流れる風の流れ方向と第二流出口から第二平行管部を流れる風の流れ方向とが同方向であるものである。
これによると、被洗浄車両を乾燥させる際、送風装置が駆動し、送風装置から吐出された空気は、流入口を通って分岐体内に流入し、その一部が分岐体内から第一送風管を通って第一乾燥用ノズルに供給されるとともに残りが分岐体内から第二送風管を通って第二乾燥用ノズルに供給される。これにより、第一乾燥用ノズルと第二乾燥用ノズルとから被洗浄車両に向かって空気が吹き付けられる。
この際、分岐体内から第一送風管へ流れる空気は第一平行管部を通り、分岐体内から第二送風管へ流れる空気は第二平行管部を通る。第一平行管部と第二平行管部とは同方向に平行に並んでいるため、分岐体を通って第一平行管部を流れる風の流れ方向と分岐体を通って第二平行管部を流れる風の流れ方向とが同方向となり、これによって、分岐体から発生する騒音が低減される。
また、本発明の請求項2記載の洗車機は、第一および第二乾燥用ノズルは洗車機本体に設けられ、
送風装置と分岐体とが洗車機本体の天井部に載置され、
第一および第二流出口は下向きに設けられ、
第一および第二平行管部は、洗車機本体内に、それぞれ上下方向に設けられているものである。
また、本発明の請求項3記載の洗車機は、第一乾燥用ノズルは被洗浄車両の上面を乾燥させるトップノズルであり、
第二乾燥用ノズルは被洗浄車両の側面を乾燥させるサイドノズルであり、
トップノズルは一台設けられ、
送風装置と分岐体とサイドノズルとはそれぞれ左右一対計二台ずつ設けられ、
一方の分岐体が一方の送風装置に接続され、
一方の分岐体とトップノズルとが一方の第一送風管を介して接続され、
一方の分岐体と一方のサイドノズルとが一方の第二送風管を介して接続され、
一方の第一送風管と一方の分岐体との接続部分に一方の第一平行管部が形成され、
一方の第二送風管と一方の分岐体との接続部分に一方の第二平行管部が形成され、
他方の分岐体が他方の送風装置に接続され、
他方の分岐体とトップノズルとが他方の第一送風管を介して接続され、
他方の分岐体と他方のサイドノズルとが他方の第二送風管を介して接続され、
他方の第一送風管と他方の分岐体との接続部分に他方の第一平行管部が形成され、
他方の第二送風管と他方の分岐体との接続部分に他方の第二平行管部が形成され、
上記各第一送風管および第一平行管部の径を上記各第二送風管および第二平行管部の径より小さくしたものである。
これによると、被洗浄車両を乾燥させる際、一対の送風装置が駆動し、一方の送風装置から吐出された空気は、流入口を通って一方の分岐体内に流入し、その一部が一方の分岐体内から一方の第一送風管を通ってトップノズルに供給されるとともに残りが一方の分岐体内から一方の第二送風管を通って一方のサイドノズルに供給される。
同様に、他方の送風装置から吐出された空気は、流入口を通って他方の分岐体内に流入し、その一部が他方の分岐体内から他方の第一送風管を通ってトップノズルに供給されるとともに残りが他方の分岐体内から他方の第二送風管を通って他方のサイドノズルに供給される。これにより、トップノズルと一方および他方のサイドノズルとから被洗浄車両に向かって空気が吹き付けられる。尚、トップノズルからの空気の吹き出し量は、一方の送風装置からトップノズルに供給される空気の流量と他方の送風装置からトップノズルに供給される空気の流量とを足し合わせた量となる。
各第一送風管および第一平行管部の径を上記各第二送風管および第二平行管部の径より小さくすることによって、一方の送風装置からトップノズルに供給される空気の流量が一方の送風装置から一方のサイドノズルに供給される空気の流量よりも少なくなるとともに、他方の送風装置からトップノズルに供給される空気の流量が他方の送風装置から他方のサイドノズルに供給される空気の流量よりも少なくなる。
この際、一方の第一および第二送風管の内径と一方の第一および第二平行管部の内径を変えることによって、一方の送風装置から一方の第一送風管へ流れる空気の流量と一方の送風装置から一方の第二送風管へ流れる空気の流量との割合(比率)を容易に調節することができる。同様に、他方の第一および第二送風管の内径と他方の第一および第二平行管部の内径を変えることによって、他方の送風装置から他方の第一送風管へ流れる空気の流量と他方の送風装置から他方の第二送風管へ流れる空気の流量との割合(比率)を容易に調節することができる。
このため、容易に、各ノズルからの吹き出し量を均等にしたり、或いは、トップノズルからの吹き出し量を各サイドノズルからの各々の吹き出し量よりも多くしたり、反対に、トップノズルからの吹き出し量を各サイドノズルからの各々の吹き出し量よりも少なくすることができる。
また、本発明の請求項4記載の洗車機は、洗車機本体は左右一対の側枠部を有し、
側枠部に、開放された上下方向の空洞部が形成され、
空洞部の上部と送風装置の吸込口とが連通し、
空洞部の上部は吸音材が設けられた吸音ゾーンとして形成されているものである。
上記した本発明によると、第一平行管部と第二平行管部とは同方向に平行に並んでいるため、分岐体を通って第一平行管部を流れる風の流れ方向と分岐体を通って第二平行管部を流れる風の流れ方向とが同方向となり、これによって、分岐体から発生する騒音が低減される。
[実施の形態1]
以下に、本発明の実施の形態1を、移動式の洗車機に採用した状態として図1〜図7に基づいて説明する。
図1〜図3に示すように、洗車機本体10は、左右一対の側枠部(サイドフレーム)11と、これら側枠部11の上部内側面間に設けられる上枠部(トップフレーム)12とにより門型状に構成されている。この洗車機本体10は、側枠部11の下部に設けられた複数個の車輪13を介して床側のレール3上に載置されており、走行駆動装置(図示せず)の作動により前後方向Aの一定経路上で往復走行される。
洗車機本体10側には、被洗浄車両(普通乗用車など)5の洗浄手段の一例として、第1洗浄水ノズル14と、第1洗剤ノズル15と、撥水コート剤ノズル16と、第2洗浄水ノズル17と、第2洗剤ノズル18と、ワックスノズル19とが、前部から後部に亘って、この順で配設されている。ここで各ノズル14〜19は、たとえばアーチ状に構成されている。そして洗車機本体10側には、被洗浄車両5のブラッシング手段の一例として、サイドブラシ20やロッカーブラシ21やトップブラシ22が配設されている。
さらに洗車機本体10側には、昇降動自在で被洗浄車両5の上面に空気を吹き付けて乾燥させるトップノズル25(第一乾燥用ノズルの一例)と、左右方向に横移動(接近離間動)自在で被洗浄車両5の両側面に空気を吹き付けて乾燥させる左右一対のサイドノズル28a,28b(第二乾燥用ノズルの一例)とが設けられている。
図3に示すように、洗車機本体10の上面上(天井部)すなわち側枠部11の上面11a上には、トップノズル25と左右一方のサイドノズル28aとに空気を供給する一方のブロワ装置31a(一方の送風装置の一例)と、トップノズル25と左右他方のサイドノズル28bとに空気を供給する他方のブロワ装置31b(他方の送風装置の一例)と、一方のブロワ装置31aから吐出した風をトップノズル25側と一方のサイドノズル28a側とに分岐させる中空構造の一方の分岐管51a(一方の分岐体の一例)と、他方のブロワ装置31bから吐出した風をトップノズル25側と他方のサイドノズル28b側とに分岐させる中空構造の他方の分岐管51bとが設けられている。
尚、下向きの噴出し口26を有するトップノズル25の昇降動は、洗車機本体10側に設けられた昇降動手段(図示せず)によって行われ、また内向きの噴出し口29を有する両サイドノズル28a,28bの横移動は、洗車機本体10側に設けられた横移動手段(図示せず)によって行われるように構成されている。
図1〜図6に示すように、上記側枠部11は、前板11A、外側板11B、後板11C、天板11D、部分的な内側板11Eなどにより、上下に長い箱枠状に形成されている。そして側枠部11内には、前位仕切り板11Fや後位仕切り板11Gなどによって、四角筒状の空洞部11Sが上下方向に形成され、この空洞部11Sは側枠部11の下部で開放されている。尚、天板11Dの上面によって側枠部11の上面11aが形成されている。そして空洞部11Sの上部は、前板11Aと外側板11Bと内側板11Eとの内面にそれぞれ吸音材23が貼り付け状に施工されることにより、吸音ゾーン11Zに形成されている。
上記両ブロワ装置31a,31bはそれぞれ吸音ボックス41に入れられるとともに、吸音ボックス41は側枠部11の上面11a上に左右一対配置されている。すなわち、図4〜図6に示すように、各ブロワ装置31a,31bはそれぞれ、フレーム32と、このフレーム32に支持される下位のモータ33と、このモータ33の上向きのモータ軸34に取り付けられた上位の羽根体35と、この羽根体35を囲むケース36などからなる。ここでケース36は、羽根体35の下方に位置される底板部36Aと、羽根体35の側方を囲む円弧状の側板部36Bと、羽根体35の上方に位置される上板部36Cとからなり、円弧状の所定箇所には吐出口36Dが横向きダクト状に形成されるとともに、上板部36Cの中央部分には吸込口36Eが形成されている。
そしてフレーム32に対して、ケース36の底板部36Aが上方から当接されるとともに、モータ33が下方から当接された状態で、これら32,36A,33は複数の連結具(ボルト・ナットなど)37により連結されて、一体化されている。なおモータ軸34を挿通させるために、底板部36Aの中央部分には貫通部36Fが形成されるとともに、フレーム32にも貫通部32Fが形成されている。
上記両吸音ボックス41はそれぞれ、矩形箱状でかつ下面が開放された外箱体(カバー体)42と、この外箱体42の内面に貼り付け状に施工された吸音材43と、上記外箱体42の下端に連結された下位枠部(架台)44とからなり、この下位枠部44は、底板部の周辺を断面C型の矩形枠状として形成されている。そして、底板部の中央部分に各ブロワ装置31a,31bに対する吸気口45がそれぞれ形成され、また外箱体42の一側壁に各ブロワ装置31a,31bに対する排気口46がそれぞれ形成されている。尚、排気口46の部分は吸音材43が欠如されている。
上記下位枠部44は、振動吸収体47を介在して天板11D(側枠部11)の上面11a上に載置され、この状態で下位枠部44と天板11Dとが複数の連結具(ボルト・ナットなど)48により連結されることで、両吸音ボックス41はそれぞれ側枠部11の上面11a上に配置される。その際に吸気口45は、側枠部11内に形成された空洞部11Sの上部、すなわち、吸音ゾーン11Zに、天板11Dに形成された連通孔11Hを介して開放されている。
これら左右両吸音ボックス41に上記ブロワ装置31a,31bが入れられ、そして外箱体42の側壁内面とフレーム32の両端との間に振動吸収体38が介在された状態で、外箱体42とフレーム32とが複数の連結具(ボルト・ナットなど)39により連結されることで、両ブロワ装置31a,31bは両吸音ボックス41側に支持されている。その際にブロワ装置31a,31bの支持位置は、モータ33が側枠部11内に形成された空洞部11Sに向けて位置されて、その下部が吸気口45や連通孔11Hを通して空洞部11S内に位置されるとともに、吐出口36Dが排気口46に連通されるように設定されている。尚、フレーム32の両端が連結される部分は吸音材43が欠如されている。
図1,図4,図5に示すように、一方および他方の分岐管51a,51bはそれぞれ、断面矩形状でかつ側面視において逆L状に曲げ形成された外管体52と、この外管体52の内面に貼り付け状に施工された吸音材53と、外管体52の横向きの始端部分に連結された四角状の連結用リング体54と、外管体52の下向きの終端部分に連結された四角状の連結用板体55とにより構成されている。
図4,図5,図7に示すように、一方の分岐管51aの始端部分には、一方のブロワ装置31aの吐出口36Dから吐出した風が後方から流入する流入口57が形成され、終端部分には、流入口57から流入した風を下方へ流出する下向きの第一および第二流出口58,59が形成されている。同様に、他方の分岐管51bの始端部分には、他方のブロワ装置31bの吐出口36Dから吐出した風が後方から流入する流入口57が形成され、終端部分には、流入口57から流入した風を下方へ流出する下向きの第一および第二流出口58,59が形成されている。
尚、連結用リング体54を外箱体42の一側壁に当て付けて接続することで、一方の分岐管51aの流入口57が一方のブロワ装置31aの吐出口36Dに連通するとともに、他方の分岐管51bの流入口57が他方のブロワ装置31bの吐出口36Dに連通している。
また、連結用板体55を側枠部11の上面11a側に当て付けて連結することで、一方および他方の分岐管51a,51bはそれぞれ側枠部11側に支持される。
図1に示すように、一方の分岐管51aとトップノズル25とは一方の第一ダクトホース61a(一方の第一送風管の一例)を介して接続されている。また、一方の分岐管51aと一方のサイドノズル28aとは一方の第二ダクトホース62a(一方の第二送風管の一例)を介して接続されている。
他方の分岐管51bとトップノズル25とは他方の第一ダクトホース61b(他方の第一送風管の一例)を介して接続されている。また、他方の分岐管51bと他方のサイドノズル28bとは他方の第二ダクトホース62b(他方の第二送風管の一例)を介して接続されている。上記各ダクトホース61a,61b,62a,62bはそれぞれ屈曲自在な可撓性を有している。
図7に示すように、一方の第一ダクトホース61aの一端側は一方の分岐管51aの第一流出口58に接続されているとともに、他端側はトップノズル25に接続されている。また、一方の第二ダクトホース62aの一端側は一方の分岐管51aの第二流出口59に接続されているとともに、他端側は一方のサイドノズル28aに接続されている。
尚、一方の第一ダクトホース61aの一端側と一方の分岐管51aの第一流出口58との接続部分には、一方の第一平行管部64aが形成されている。また、一方の第二ダクトホース62aの一端側と一方の分岐管51aの第二流出口59との接続部分には、一方の第二平行管部65aが形成されている。上記第一平行管部64aと第二平行管部65aとは、一方の分岐管51aの終端部分(底部)に一体に設けられた上下方向の直管であり、互いに同方向に平行に並んでいる。これら平行管部64a,65aにダクトホース61a,62aが締結用バンド(図示せず)等によって接続されている。
同様に、他方の第一ダクトホース61bの一端側は他方の分岐管51bの第一流出口58に接続されているとともに、他端側はトップノズル25に接続されている。また、他方の第二ダクトホース62bの一端側は他方の分岐管51bの第二流出口59に接続されているとともに、他端側は他方のサイドノズル28bに接続されている。
他方の第一ダクトホース61bの一端側と他方の分岐管51bの第一流出口58との接続部分には、他方の第一平行管部64bが形成されている。また、他方の第二ダクトホース62bの一端側と他方の分岐管51bの第二流出口59との接続部分には、他方の第二平行管部65bが形成されている。上記第一平行管部64bと第二平行管部65bとは、他方の分岐管51bの終端部分(底部)に一体に設けられた上下方向の直管であり、互いに同方向に平行に並んでいる。これら平行管部64b,65bにダクトホース61b,62bが締結用バンド(図示せず)等によって接続されている。
図1に示すように、上記洗車機本体10における右側の側枠部11の前面には操作パネル68が設けられ、そして操作パネル68の裏面側には、各部の動作を司る制御装置69が設けられている。また洗車機本体10内の上部には車高センサー(図示せず)が設けられている。尚、上記において、吸音材23,43,53としては、たとえばウレタンフォームなどが採用され、また振動吸収体38,47としては、たとえば振動吸収ゴムなどが採用される。
以下、上記構成における作用を説明する。
洗車を行うに際して、まず被洗浄車両5を停止させた状態で運転者または作業者が操作パネル68を操作し、以て希望する一つの洗車コース(洗浄条件)が設定される。この状態で洗車スタートスイッチをオン操作することで、洗車機本体10を前後方向Aに往復走行させながら、回転により拡がった各ブラシ20〜22の接近離間動、洗浄水ノズル14,17を介しての水(洗浄水)の供給、洗剤ノズル15,18を介しての洗剤の供給、撥水コート剤ノズル16を介しての撥水コート剤の供給、ワックスノズル19を介してのワックスの供給、ならびに各ノズル25,28a,28bからの風の吹き付け(噴出し)、などを適宜に組合せて作動させ、以て被洗浄車両5に対する所期の基本的な洗浄工程と乾燥工程とが行えることになる。
このような洗車工程を遂行する際に、車高センサーや適宜の検出手段により車高や車長などが検出され、制御装置69などを介して、前述した各作動部が好適に作動される。たとえば図1の実線から仮想線に示すように、トップノズル25の昇降動は、車高センサーの検出に基づいて、制御装置69の制御によって昇降動手段を正逆駆動させることで行え、また両サイドノズル28a,28bの横移動は、車両センサーの検出に基づいて、制御装置69の制御によって横移動手段を正逆駆動させることで行える。これにより、被洗浄車両5の上面形状に沿ってトップノズル25を移動させながら噴出し口26から風を噴出させ、また被洗浄車両5の側面に沿って両サイドノズル28a,28bを接近させて噴出し口29から風を噴出させ、以て無駄のない好適な乾燥作業を行える。
このようにして所期の洗車を行えるのであり、その際に乾燥作業は、両ブロワ装置31a,31bの各モータ33を駆動して羽根体35を回転させることで、側枠部11における下部の空気を空洞部11S内で上昇させ、吸音ゾーン11Zから連通孔11H、吸気口45を通して吸音ボックス41内に引き込み、そして吸込口36Eを通してケース36内に吸込んだのち、吐出口36Dを通してそれぞれの分岐管51a,51bの流入口57に吐き出す。
このうち、一方のブロワ装置31aから一方の分岐管51a内へ流入した空気は、図7に示すように、一方の分岐管51a内から一方の第一ダクトホース61aと一方の第二ダクトホース62aとに分岐して流れ、これらダクトホース61a,62aを通ってトップノズル25と一方のサイドノズル28aとに供給される。
同様に、他方のブロワ装置31bから他方の分岐管51b内へ流入した空気は、他方の分岐管51b内から他方の第一ダクトホース61bと他方の第二ダクトホース62bとに分岐して流れ、これらダクトホース61b,62bを通ってトップノズル25と他方のサイドノズル28bとに供給される。
このような風の流れに際して、図4〜図6に示すように、両ブロワ装置31a,31bをそれぞれ吸音ボックス41に入れ、両吸音ボックス41を洗車機本体10の上面11aに配置したことで、ブロワ装置31a,31bの駆動により発生した騒音を吸音材43により吸音して、両吸音ボックス41外への流出、すなわち、騒音発生を抑えることができる。
そして両吸音ボックス41を、振動吸収体47を介在して洗車機本体10の上面11a上に配置したことで、両ブロワ装置31a,31bの駆動により発生した振動を振動吸収体47により吸収して、この振動が洗車機本体10側へ伝達されることを防ぐことができ、以て前板11A、外側板11B、後板11C、内側板11Eなどの振動による発生音を防止できる。しかも両吸音ボックス41と両ブロワ装置31a,31bとの連結部に振動吸収体38を介在したことで、両ブロワ装置31a,31bの駆動により発生した振動を振動吸収体38により吸収して、この振動が両吸音ボックス41側へ伝達されることを防ぐことができ、以て振動による発生音をより一層防止できる。
また、洗車機本体10における空洞部11Sの上部を吸音ゾーン11Zに形成し、この吸音ゾーン11Zに吸気口45を開放したことによって、騒音が大きくなる吸気口(空気取り入れ口)45を洗車機本体10内に向けているので、両ブロワ装置31a,31bから発生する騒音を洗車機本体10内で遮音および吸音することができるとともに、吸音ゾーン11Zによって吸音効果を高めることができる。
また、上記図7に示すように、一方のブロワ装置31aから吐出された空気が一方の分岐管51a内に流入し、この空気の一部B1が一方の分岐管51a内から一方の第一ダクトホース61aを通ってトップノズル25に供給されるとともに残りの空気B2が一方の分岐管51a内から一方の第二ダクトホース62aを通って一方のサイドノズル28aに供給され、同様に、他方のブロワ装置31bから吐出された空気が他方の分岐管51b内に流入し、この空気の一部B1が他方の分岐管51b内から他方の第一ダクトホース61bを通ってトップノズル25に供給されるとともに残りの空気B2が他方の分岐管51b内から他方の第二ダクトホース62bを通って他方のサイドノズル28bに供給される。
この際、一方の分岐管51a内から一方の第一ダクトホース61aへ流れる空気B1は一方の第一平行管部64aを通り、一方の分岐管51a内から一方の第二ダクトホース62aへ流れる空気B2は一方の第二平行管部65aを通る。これら一方の第一平行管部64aと第二平行管部65aとは同方向に平行に並んでいるため、一方の分岐管51aから第一流出口58を通って一方の第一平行管部64aを流れる風B1の流れ方向と一方の分岐管51aから第二流出口59を通って一方の第二平行管部65aを流れる風B2の流れ方向とが同方向となり、これによって、一方の分岐管51aから発生する騒音が低減される。
同様に、他方の分岐管51b内から他方の第一ダクトホース61bへ流れる空気B1は他方の第一平行管部64bを通り、他方の分岐管51b内から他方の第二ダクトホース62bへ流れる空気B2は他方の第二平行管部65bを通る。これら他方の第一平行管部64bと第二平行管部65bとは同方向に平行に並んでいるため、他方の分岐管51bから第一流出口58を通って他方の第一平行管部64bを流れる風B1の流れ方向と他方の分岐管51bから第二流出口59を通って他方の第二平行管部65bを流れる風B2の流れ方向とが同方向となり、これによって、他方の分岐管51bから発生する騒音が低減される。
また、第一ダクトホース61a,61bの内径daと第一平行管部64a,64bの内径dbを第二ダクトホース62a,62bの内径DAと第二平行管部65a,65bの内径DBよりも小さくすることによって、一方のブロワ装置31aからトップノズル25に供給される空気の流量が一方のブロワ装置31aから一方のサイドノズル28aに供給される空気の流量よりも少なくなるとともに、他方のブロワ装置31bからトップノズル25に供給される空気の流量が他方のブロワ装置31bから他方のサイドノズル28bに供給される空気の流量よりも少なくなる。
例えば、
Figure 0004752732
とした場合、第一ダクトホース61a,61bの各流路断面積が第二ダクトホース62a,62bの各流路断面積の半分(=1/2)となり、第一平行管部64a,64bの各流路断面積が第二平行管部65a,65bの各流路断面積の半分(=1/2)となる。各ブロワ装置31a,31bの単位時間当たりの送風量をQ(m/分)とすると、一方のブロワ装置31aから一方の第一ダクトホース61aを流れる空気B1の流量はQ/3となり、一方のブロワ装置31aから一方の第二ダクトホース62aを流れる空気B2の流量は2Q/3となる。同様に、他方のブロワ装置31bから他方の第一ダクトホース61bを流れる空気B1の流量はQ/3となり、他方のブロワ装置31bから他方の第二ダクトホース62bを流れる空気B2の流量は2Q/3となる。
これにより、一方のサイドノズル28aからの空気の吹き出し量が2Q/3となり、他方のサイドノズル28bからの空気の吹き出し量が2Q/3となる。また、トップノズル25からの空気の吹き出し量は一方の第一ダクトホース61aを流れる空気の流量(=Q/3)と他方の第一ダクトホース61bを流れる空気の流量(=Q/3)とを足し合わせた量(=2Q/3)となり、各ノズル25,28a,28bからの吹き出し量が均等になる。
このように、各ダクトホース61a,61b,62a,62bの内径da,DAと各平行管部64a,64b,65a,65bの内径db,DBを変えることによって、一方のブロワ装置31aから一方の第一ダクトホース61aへ流れる空気B1の流量と一方のブロワ装置31aから一方の第二ダクトホース62aへ流れる空気B2の流量との割合(比率)を容易に調節することができるとともに、他方のブロワ装置31bから他方の第一ダクトホース61bへ流れる空気B1の流量と他方のブロワ装置31bから他方の第二ダクトホース62bへ流れる空気B2の流量との割合(比率)を容易に調節することができる。このため、容易に、上記の例のように各ノズル25,28a,28bからの吹き出し量を均等にしたり、或いは、トップノズル25からの吹き出し量をサイドノズル28a,28bからの各々の吹き出し量よりも多くしたり、反対に、トップノズル25からの吹き出し量をサイドノズル28a,28bからの各々の吹き出し量よりも少なくすることができる。
[実施の形態2]
以下に、本発明の実施の形態2を図8,図9に基づいて説明する。
先に説明した実施の形態1においては、図7に示すように、各平行管部64a,64b,65a,65bを分岐管51a,51bの底部に一体に設けているが、本実施の形態2においては、図8に示すように、一方の第一平行管部64aが一方の第一ダクトホース61aの一端部に形成され、一方の第二平行管部65aが一方の第二ダクトホース62aの一端部に形成され、他方の第一平行管部64bが他方の第一ダクトホース61bの一端部に形成され、他方の第二平行管部65bが他方の第二ダクトホース62bの一端部に形成されている。
一方の第一ダクトホース61aの一端(すなわち一方の第一平行管部64aの上端)が一方の分岐管51aの第一流出口58に接続され、一方の第二ダクトホース62aの一端(すなわち一方の第二平行管部65aの上端)が一方の分岐管51aの第二流出口59に接続されている。同様に、他方の第一ダクトホース61bの一端(すなわち他方の第一平行管部64bの上端)が他方の分岐管51bの第一流出口58に接続され、他方の第二ダクトホース62bの一端(すなわち他方の第二平行管部65bの上端)が他方の分岐管51bの第二流出口59に接続されている。
図8,図9に示すように、洗車機本体10内には、一方の第一平行管部64aと第二平行管部65aとを上下方向の直管状に保持する一方の保持板73aと、他方の第一平行管部64bと第二平行管部65bとを上下方向の直管状に保持する他方の保持板73bとが設けられている。
両保持板73a,73bにはそれぞれ第一保持孔74と第二保持孔75とが形成されている。一方の第一平行管部64aは一方の保持板73aの第一保持孔74に挿通され、一方の第二平行管部65aは一方の保持板73aの第二保持孔75に挿通されている。同様に、他方の第一平行管部64bは他方の保持板73bの第一保持孔74に挿通され、他方の第二平行管部65bは他方の保持板73bの第二保持孔75に挿通されている。
これにより、一方の第一平行管部64aが一方の分岐管51aの第一流出口58と一方の保持板73aとの間で直管状に保持され、一方の第二平行管部65aが一方の分岐管51aの第二流出口59と一方の保持板73aとの間で直管状に保持される。同様に、他方の第一平行管部64bが他方の分岐管51bの第一流出口58と他方の保持板73bとの間で直管状に保持され、他方の第二平行管部65bが他方の分岐管51bの第二流出口59と他方の保持板73bとの間で直管状に保持される。
これによると、先に説明した実施の形態1と同様に、両分岐管51a,51bから発生する騒音が低減される。
上記した各実施の形態では、洗車機本体10のみを移動させることで、被洗浄車両5と洗車機本体10を前後方向Aに相対移動させながら、洗浄手段により被洗浄車両5の洗浄を行うとともに、乾燥手段により被洗浄車両5の乾燥を行う形式が示されているが、これは洗車機本体を固定状態とし、ローラコンベヤ等(車両移動手段)を用いて被洗浄車両5を前後、または一方に移動させて、相対移動するようにした形式などであってもよい。また、洗車機本体を、洗浄手段を備えた前部本体と乾燥手段を備えた後部本体とに分離し、これら前部本体と後部本体とを各別に移動可能とした形式などであってもよい。
本発明の実施の形態1における洗車機の正面図である。 同、洗車機の側面図である。 同、洗車機の平面図である。 同、洗車機の分岐管取付け部分の一部切り欠き側面図である。 同、洗車機の分岐管取付け部分の一部切り欠き平面図である。 同、洗車機のブロワ装置取付け部分の一部切り欠き背面図である。 図4におけるX−X矢視図である。 本発明の実施の形態2における洗車機の分岐管と第一および第二ダクトホースとの縦断面図である。 同、洗車機の正面図である。 従来の洗車機の正面図である。 同、分岐管と第一送風管と第二送風管との接続部分の正面図である。 同、分岐管と第一送風管と第二送風管との接続部分の側面図である。
符号の説明
5 被洗浄車両
10 洗車機本体
25 トップノズル(第一乾燥用ノズル)
28a 一方のサイドノズル(第二乾燥用ノズル)
28b 他方のサイドノズル(第二乾燥用ノズル)
31a 一方のブロワ装置(一方の送風装置)
31b 他方のブロワ装置(他方の送風装置)
51a 一方の分岐管(一方の分岐体)
51b 他方の分岐管(他方の分岐体)
57 流入口
58 第一流出口
59 第二流出口
61a 一方の第一ダクトホース(一方の第一送風管)
61b 他方の第一ダクトホース(他方の第一送風管)
62a 一方の第二ダクトホース(一方の第二送風管)
62b 他方の第二ダクトホース(他方の第二送風管)
64a 一方の第一平行管部
64b 他方の第一平行管部
65a 一方の第二平行管部
65b 他方の第二平行管部
da,db,DA,DB 内径

Claims (4)

  1. 被洗浄車両に空気を吹き付けて乾燥させる第一および第二乾燥用ノズルと、第一および第二乾燥用ノズルに空気を供給する送風装置とが設けられた洗車機であって、
    送風装置は上下方向の軸心周りに回転自在な羽根体を有し、
    送風装置から吐出した風を第一乾燥用ノズル側と第二乾燥用ノズル側とに分岐させる逆L形状で中空構造の分岐体が設けられ、
    分岐体に、送風装置からの風が後方から流入する流入口と、流入口から流入した風を下方へ流出する第一および第二流出口とが形成され、
    第一送風管の一端側が第一流出口に接続されているとともに他端側が第一乾燥用ノズルに接続され、
    第二送風管の一端側が第二流出口に接続されているとともに他端側が第二乾燥用ノズルに接続され、
    第一送風管の一端側と分岐体の第一流出口との接続部分に第一平行管部が形成され、
    第二送風管の一端側と分岐体の第二流出口との接続部分に第二平行管部が形成され、
    第一平行管部と第二平行管部とが同方向に平行に並んでおり、
    第一流出口から第一平行管部を流れる風の流れ方向と第二流出口から第二平行管部を流れる風の流れ方向とが同方向であることを特徴とする洗車機。
  2. 第一および第二乾燥用ノズルは洗車機本体に設けられ、
    送風装置と分岐体とが洗車機本体の天井部に載置され、
    第一および第二流出口は下向きに設けられ、
    第一および第二平行管部は、洗車機本体内に、それぞれ上下方向に設けられていることを特徴とする請求項1記載の洗車機。
  3. 第一乾燥用ノズルは被洗浄車両の上面を乾燥させるトップノズルであり、
    第二乾燥用ノズルは被洗浄車両の側面を乾燥させるサイドノズルであり、
    トップノズルは一台設けられ、
    送風装置と分岐体とサイドノズルとはそれぞれ左右一対計二台ずつ設けられ、
    一方の分岐体が一方の送風装置に接続され、
    一方の分岐体とトップノズルとが一方の第一送風管を介して接続され、
    一方の分岐体と一方のサイドノズルとが一方の第二送風管を介して接続され、
    一方の第一送風管と一方の分岐体との接続部分に一方の第一平行管部が形成され、
    一方の第二送風管と一方の分岐体との接続部分に一方の第二平行管部が形成され、
    他方の分岐体が他方の送風装置に接続され、
    他方の分岐体とトップノズルとが他方の第一送風管を介して接続され、
    他方の分岐体と他方のサイドノズルとが他方の第二送風管を介して接続され、
    他方の第一送風管と他方の分岐体との接続部分に他方の第一平行管部が形成され、
    他方の第二送風管と他方の分岐体との接続部分に他方の第二平行管部が形成され、
    上記各第一送風管および第一平行管部の径を上記各第二送風管および第二平行管部の径より小さくしたことを特徴とする請求項1又は請求項2記載の洗車機。
  4. 洗車機本体は左右一対の側枠部を有し、
    側枠部に、開放された上下方向の空洞部が形成され、
    空洞部の上部と送風装置の吸込口とが連通し、
    空洞部の上部は吸音材が設けられた吸音ゾーンとして形成されていることを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の洗車機。
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