JPH0592022U - 移動式洗車機 - Google Patents

移動式洗車機

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JPH0592022U
JPH0592022U JP2193693U JP2193693U JPH0592022U JP H0592022 U JPH0592022 U JP H0592022U JP 2193693 U JP2193693 U JP 2193693U JP 2193693 U JP2193693 U JP 2193693U JP H0592022 U JPH0592022 U JP H0592022U
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JP
Japan
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air
vehicle
pair
vehicle body
nozzle bodies
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Pending
Application number
JP2193693U
Other languages
English (en)
Inventor
茂夫 竹内
Original Assignee
竹内鉄工株式会社
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Filing date
Publication date
Application filed by 竹内鉄工株式会社 filed Critical 竹内鉄工株式会社
Priority to JP2193693U priority Critical patent/JPH0592022U/ja
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  • Vehicle Cleaning, Maintenance, Repair, Refitting, And Outriggers (AREA)
  • Drying Of Solid Materials (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 移動式洗車機による車体洗浄過程での門型機
枠外への水の飛散を効果的に防止する。 【構成】 乾燥装置Dが、車体の左右側面にそれぞれ空
気を吹き付けるための左右一対の側部ノズル体N2 と、
これらノズル体N2 に空気を供給するための空気供給源
2 とを備えてなる移動式洗車機において、車体洗浄装
置による車体洗浄時に門型機枠1外への水飛びを少なく
するために前記左右一対の側部ノズル体N 2 の一方から
空気を噴出させる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、洗車機、特に自動車を跨いでその前後方向に往復走行し得る門型機 枠に、自動車の車体を洗浄し得る車体洗浄装置と、洗浄後の車体面を乾燥し得る 乾燥装置とが設けられ、その乾燥装置が、車体の左右側面にそれぞれ空気を吹き 付けるための左右一対の側部ノズル体と、これらノズル体に空気を供給するため の空気供給源とを備えてなる移動式洗車機に関する。
【0002】
【従来の技術】
移動式洗車機による車体洗浄過程で門型機枠前方への水の飛散を防止するのに 、門型機枠に設けた乾燥装置の上部ノズル体と左右一対の側部ノズル体よりそれ ぞれ空気を噴出するようにしたものは、例えば実開昭60−188056号公報 に開示されるように従来公知であり、また前記ノズル体のうち上部ノズル体のみ から空気を噴出するようにしたものも従来公知である。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
ところが上記のように上部ノズル体と左右一対の側部ノズル体よりそれぞれ空 気を噴出した場合には、左右一対の側部ノズル体より噴出した空気が門型機枠内 の中央で勢いよくぶつかり前方へ流れるので、十分な水の飛散防止効果が得られ なかった。また、上部ノズル体のみから空気を噴出した場合は、地面に勢いよく 当たった空気が前方へ流れ、前記と同様に十分な水の飛散防止効果が得られなか った。
【0004】 本考案は、上記に鑑み提案されたもので、門型機枠前方への水の飛散防止効果 を向上させることのできる移動式洗車機を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために本考案は、自動車を跨いでその前後方向に往復走行 し得る門型機枠に、自動車の車体を洗浄し得る車体洗浄装置と、洗浄後の車体面 を乾燥し得る乾燥装置とが設けられ、その乾燥装置が、車体の左右側面にそれぞ れ空気を吹き付けるための左右一対の側部ノズル体と、これらノズル体に空気を 供給するための空気供給源とを備えてなる移動式洗車機において、前記車体洗浄 装置による車体洗浄時に前記門型機枠外への水飛びを少なくするために前記左右 一対の側部ノズル体の一方から空気を噴出させることを特徴とする。
【0006】
【作 用】
上記構成によれば、車体洗浄時には、左右一対の側部ノズル体の一方から空気 を噴出して、その洗浄時の水の飛沫を空気の噴出していない側へ勢いよく吹き飛 ばすことができ、これにより門型機枠外への水飛びが少なくなる。
【0007】
【実施例】
以下、図面により本考案の一実施例について説明すると、図1において洗車機 Wの門型機枠1は、地上に敷設される案内レール2,2上に走行輪3を介して載 設され、図示しない原動機によって案内レール2,2に沿って往復走行し得るよ うになっている。門型機枠1には、自動車の車体を洗浄し得る、図示しない周知 の車体洗浄装置と、洗車後の車体を乾燥し得る乾燥装置Dとが配設され、その乾 燥装置Dは、車体上面を乾燥させるための第1乾燥装置D1 と、同じく車体の左 右両側面を乾燥させるための第2乾燥装置D2 とより構成される。
【0008】 第1乾燥装置D1 は、門型機枠1の両側上部にそれぞれ装着されて原動機M1 ,M1 によってそれぞれ独立して駆動される左,右一対の第1ブロワB1 ,B1 と、門型機枠1の天井枠1aに昇降機構(図示せず)を介して昇降可能に支承さ れる上部ノズル体N1 と、このノズル体N1 内及び各第1ブロワB1 間を連通さ せる可撓性のダクト5,5とより構成されており、各第1ブロワB1 は、門型機 枠1の走行方向に偏平な箱状ケーシング101 を有し、そのケーシング101 の 内側壁下部には、前記ダクト5に接続される吐出部41 が突設される。
【0009】 上部ノズル体N1 は、図2に示すように横断面逆三角形の函状をなして左右方 向に長くのびており、その下端には、左右方向に長くのびる下向きの噴口n1 が 設けられる。上部ノズル体N1 の上壁6には、その上壁6を貫通し外端が前記両 ダクト5にそれぞれ接続される左右一対の接続管7が一体的に固着され、その各 接続管7の内端は上部ノズル体N1 内に直接開口していて、各第1ブロワB1 か らの吐出空気の、上部ノズル体N1 内への導入口7aとなっている。各上部ノズ ル体N1 の内側面には、接続管7の内端と同じ高さ位置に支持板91 が嵌着され ており、この支持板91 と、上部ノズル体N1 の噴口n1 に対向する内端面8す なわち前記上壁6内面との間に画成される空間には、ガラスウールその他の吸音 材g1 が充填される。この吸音材g1 の吸音機能を高めるべく支持板91 には多 数の小孔9a1 …が穿設され、該支持板91 と吸音材g1 とにより第1吸音体S 1 が構成される。
【0010】 また前記第2乾燥装置D2 は、門型機枠1の左,右両側部にそれぞれ装着され て原動機M2 ,M2 によって各独立して駆動される左,右一対の第2ブロワB2 ,B2 と、その各第2ブロワB2 の吐出部42 に内部が直接連通する左,右一対 の側部ノズル体N2 ,N2 とより構成される。各側部ノズル体N2 は、対応する 第2ブロワB2 のケーシング102 と一体に連設されていて、第2ブロワB2 の 羽根車11の回転軸11a軸線方向に偏平な函状に形成されており、その内端に は、上下方向に長くのびる内向きの噴口n2 が設けられる。
【0011】 各側部ノズル体N2 の、互いに平行して対面する一対の内側面12,13のう ちの一方の面12には、それとの間に偏平空間を形成する支持板92 が固着され ており、その偏平空間には、ガラスウールその他の吸音材g2 が充填され、支持 板92 には多数の小孔9a2 …が穿設される。而して支持板92 及び吸音材g2 は第2吸音体S2 を構成しており、また支持板92 と各側部ノズル体N2 の他方 の内側面13との間には、その両内側面12,13に沿って各側部ノズル体N2 内を通過しようとする第2ブロワB2 からの吐出空気流の流路となるべき十分な 空隙14が確保される。
【0012】 而して図1,図3からも明らかなように全ブロワB1 ,B1 ,B2 ,B2 の各 羽根車11の回転軸11aは、その軸線が門型機枠1の走行方向(図1で紙面と 直交する方向)に沿うように配置されており、これにより、各ブロワの、元々偏 平な方向が上記走行方向と一致するようになるから、それだけ同方向の、門型機 枠1におけるブロワ占有空間が小さくなって、ブロワB1 ,B1 ,B2 ,B2 及 びその近傍の車体洗浄装置(図示せず)の取付上の自由度を大きくできると共に 、門型機枠1自身をその走行方向にコンパクト化する上で有利になる。
【0013】 前記車体洗浄装置および乾燥装置Dの作動は、該車体洗浄装置の各アクチュエ ータ及びブロワB1 ,B1 ,B2 ,B2 に接続される図示しない制御装置によっ て制御される。
【0014】 尚、図1,図3中15は、各ブロワN1 ,N2 の空気入口16に設けられる吸 音体である。
【0015】 次に前記実施例の作用を説明する。車体洗浄工程では、従来周知のように、両 案内レール2,2間に洗車すべき車両が置かれた状態でその前後方向に門型機枠 1が往復走行すると共に、図示しない車体洗浄装置が作動して車体面にブラッシ ング洗浄処理が施される。この洗浄工程の間、左右一対の第2ブロワB2 ,B2 はその一方だけが運転され他方は休止状態に置かれて、左右一対の側部ノズル体 N2 ,N2 の一方から空気を噴出させその他方からは空気を噴出させないように しているから、該一方の側部ノズル体N2 から噴出した空気流によって、洗浄時 の水の飛沫を空気の噴出していない側へ勢いよく吹き飛ばすことができ、これに より、前記従来公知のものと比べて、門型機枠前方への水の飛びを少なくするこ とができる。尚、この洗浄工程で、各第1ブロワB1 は運転してもよいし休止さ せておいてもよい。
【0016】 またこの洗浄工程が終了すると、引続き乾燥工程に移る。この乾燥工程で門型 機枠1が前記と同様に往復走行する際には、前記車体洗浄装置が休止する一方で 全ブロワB1 ,B1 ,B2 ,B2 が運転される。即ち、上部ノズル体N1 の噴口 n1 からは、各第1ブロワB1 からダクト5及び上部ノズル体N1 内を通過した 高速空気流が噴出して車体上面に吹き付けられ、また各側部ノズル体N2 の噴口 n2 からは、各第2ブロワB2 から各側部ノズル体N2 を通過した高速空気流が 噴出して車体の左右両側面に吹き付けられ、洗車後の車体面を速やかに乾燥させ ることができる。
【0017】 ところで上記乾燥工程において、各ブロワB1 ,B2 の吐出空気が各ノズル体 N1 ,N2 内を通過しようとする際に生じる騒音は、各ノズル体N1 ,N2 内の 吸音体S1 ,S2 によって有効に吸収低減される。しかも上部ノズル体N1 内の 第1吸音体S1 は、その上部ノズル体N1 の、噴口n1 と対向する内端面8に設 けられていて、導入口7aより上部ノズル体N1 内に勢いよく吹出す空気流の周 辺に位置するから、その空気流に対する抵抗とはならず、また各側部ノズル体N 2 内の空気流の流れ方向に沿う、各側部ノズル体N2 の一方の内側面12に第2 吸音体S2 が設けられても、その他方の内側面13は空気流をスムーズに案内し 得るから、全体として側部ノズル体N2 の空気流が受ける抵抗は少なく、結局の ところ、各ノズル体N1 ,N2 内に吸音体S1 ,S2 が特設されても各噴口n1 ,n2 からの空気噴出速度が低下する心配はない。
【0018】
【考案の効果】
以上のように本考案によれば、車体洗浄時には左右一対の側部ノズル体の一方 から空気を噴出させるので、該一方の側部ノズル体から噴出した空気流によって 、洗浄時の水の飛沫を空気の噴出していない側へ勢いよく吹き飛ばすことができ 、従って門型機枠外への水の飛散防止効果を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案を適用した洗車機の一実施例を示す全体
正面図
【図2】図1の2−2線拡大断面図
【図3】図1の3−3線拡大断面図
【符号の説明】
2 空気供給源としての第2ブロワ D 乾燥装置 N2 側部ノズル体 1 機枠

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 自動車を跨いでその前後方向に往復走行
    し得る門型機枠(1)に、自動車の車体を洗浄し得る車
    体洗浄装置と、洗浄後の車体面を乾燥し得る乾燥装置
    (D)とが設けられ、その乾燥装置(D)が、車体の左
    右側面にそれぞれ空気を吹き付けるための左右一対の側
    部ノズル体(N2 )と、これらノズル体(N2 )に空気
    を供給するための空気供給源(B2 )とを備えてなる移
    動式洗車機において、前記車体洗浄装置による車体洗浄
    時に前記門型機枠(1)外への水飛びを少なくするため
    に前記左右一対の側部ノズル体(N2 )の一方から空気
    を噴出させることを特徴とする、移動式洗車機。
JP2193693U 1993-04-26 1993-04-26 移動式洗車機 Pending JPH0592022U (ja)

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JP2193693U Pending JPH0592022U (ja) 1993-04-26 1993-04-26 移動式洗車機

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JP (1) JPH0592022U (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007237988A (ja) * 2006-03-09 2007-09-20 Fulta Electric Machinery Co Ltd 洗車機のトップノズル
JP2020100219A (ja) * 2018-12-20 2020-07-02 株式会社ダイフク 洗車機

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