JP2696601B2 - 洗車機の水切り装置 - Google Patents
洗車機の水切り装置Info
- Publication number
- JP2696601B2 JP2696601B2 JP2283132A JP28313290A JP2696601B2 JP 2696601 B2 JP2696601 B2 JP 2696601B2 JP 2283132 A JP2283132 A JP 2283132A JP 28313290 A JP28313290 A JP 28313290A JP 2696601 B2 JP2696601 B2 JP 2696601B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- nozzle
- pressure
- high pressure
- car washer
- air
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Landscapes
- Vehicle Cleaning, Maintenance, Repair, Refitting, And Outriggers (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、水洗いした車体から水滴の除去を行うのに
利用される洗車機の水切り装置に関するものである。
利用される洗車機の水切り装置に関するものである。
従来の技術 従来、この種の洗車機としては、たとえば特開昭55−
156741号公報に見られる構造が提供されている。この従
来形式では、走行枠の側部に車両側面に乾燥用空気を吹
き付けるための側部乾燥用空気吹き付けノズルを設ける
とともに、走行枠の上部に車両上面に乾燥用空気を吹き
付けるための上部乾燥用空気吹き付けノズルを設けてい
る。そして両ノズルからの風圧によって車両外面に付着
した水滴を吹き飛ばすことで、水滴の除去を行ってい
る。
156741号公報に見られる構造が提供されている。この従
来形式では、走行枠の側部に車両側面に乾燥用空気を吹
き付けるための側部乾燥用空気吹き付けノズルを設ける
とともに、走行枠の上部に車両上面に乾燥用空気を吹き
付けるための上部乾燥用空気吹き付けノズルを設けてい
る。そして両ノズルからの風圧によって車両外面に付着
した水滴を吹き飛ばすことで、水滴の除去を行ってい
る。
発明が解決しようとする課題 ところで、車両外面には複雑な形状によって水滴の排
出がしにくい箇所がある。すなち、車両の特定部分であ
るトランク部の両溝部、バンパー取り付け部、ウインド
ーの上部や下部近辺、リヤードア近辺の凹部、フロント
ウインドーのワイパー近辺などは、形状特性から水滴が
残留しやすく、上記の従来形式では完全に除去すること
ができない。これに対しては送風機を大型化することも
考えられるが、この場合にはスペースや電力が無駄にな
る。またノズルを車両外面に対して接近離間させること
も考えられるが、この場合には構造や制御が複雑に、か
つ割高になる。
出がしにくい箇所がある。すなち、車両の特定部分であ
るトランク部の両溝部、バンパー取り付け部、ウインド
ーの上部や下部近辺、リヤードア近辺の凹部、フロント
ウインドーのワイパー近辺などは、形状特性から水滴が
残留しやすく、上記の従来形式では完全に除去すること
ができない。これに対しては送風機を大型化することも
考えられるが、この場合にはスペースや電力が無駄にな
る。またノズルを車両外面に対して接近離間させること
も考えられるが、この場合には構造や制御が複雑に、か
つ割高になる。
本発明の目的とするところは、構造や制御を複雑化す
ることなく好適な水滴除去を行える洗車機の水切り装置
を提供する点にある。
ることなく好適な水滴除去を行える洗車機の水切り装置
を提供する点にある。
課題を解決するための手段 上記目的を達成するため、本発明における洗車機の水
切り装置は、洗浄水供給用の洗浄水アーチが設けられた
門形状の洗車機本体に、下向きのトップノズルと内向き
のサイドノズルとを設けるとともに、これらノズルを乾
燥空気用の送風機に連通し、前記トップノズルの近くに
下向きの上部高圧ノズルを設けるとともに、前記サイド
ノズルの近くに内向きの側部高圧ノズルを設け、これら
高圧ノズルを、電磁弁を介して高圧空気用の高圧送風源
に連通している。
切り装置は、洗浄水供給用の洗浄水アーチが設けられた
門形状の洗車機本体に、下向きのトップノズルと内向き
のサイドノズルとを設けるとともに、これらノズルを乾
燥空気用の送風機に連通し、前記トップノズルの近くに
下向きの上部高圧ノズルを設けるとともに、前記サイド
ノズルの近くに内向きの側部高圧ノズルを設け、これら
高圧ノズルを、電磁弁を介して高圧空気用の高圧送風源
に連通している。
作用 かかる本発明の構成によると、送風機の作動により各
ノズルを介して噴射される空気によって車体外面の水滴
を除去し得る。そして水滴を除去しにくい部分では、予
めプログラムされた制御に基づいて電磁弁を設定時間だ
け開作動させることで、特定部分に対して各高圧ノズル
から高圧空気を噴射し得、これにより水滴を飛散させて
除去し得る。
ノズルを介して噴射される空気によって車体外面の水滴
を除去し得る。そして水滴を除去しにくい部分では、予
めプログラムされた制御に基づいて電磁弁を設定時間だ
け開作動させることで、特定部分に対して各高圧ノズル
から高圧空気を噴射し得、これにより水滴を飛散させて
除去し得る。
実施例 以下に本発明の一実施例を図面に基づいて説明する。
門形の洗車機本体１は複数個の車輪２を介してレール
３上に載置してあり、走行駆動装置（図示せず）の作動
により一定経路上を往復走行自在となる。前記洗車機本
体１には、第１洗浄水アーチ４と、第１ワツクスアーチ
５と、第２洗浄水アーチ６と、第２ワツクスアーチ７
と、洗剤アーチ８とがこの順で配設され、そして第１洗
浄水アーチ４の箇所に、下向きのトツプノズル９と内向
きのサイドノズル10とを設けるとともに、トツプブラシ
11、サイドブラシ12、ロツカーブラシ13を配設してい
る。洗車機本体１に設けた左右一対の送風機14は吹き出
し口に分岐管15を有し、この分岐管15は、上部ノズルダ
クト16を介してトツプノズル９に連通するとともに、側
部ノズルダクト17を介してサイドノズル10に連通する。
前記トツプノズル９の外側または内側には上部高圧ノズ
ル18が左右方向で複数個配設され、また前記サイドノズ
ル10の外側または内側には側部高圧ノズル19が上下方向
で複数個配設されている。これら高圧ノズル18,19は、
それぞれ高圧配管20,21を介して高圧コントロール用の
電磁弁22に連通し、そして電磁弁22は、高圧送風源の一
例であるコンプレツサ23に配管24を介して連通してい
る。25は自動車を示す。
３上に載置してあり、走行駆動装置（図示せず）の作動
により一定経路上を往復走行自在となる。前記洗車機本
体１には、第１洗浄水アーチ４と、第１ワツクスアーチ
５と、第２洗浄水アーチ６と、第２ワツクスアーチ７
と、洗剤アーチ８とがこの順で配設され、そして第１洗
浄水アーチ４の箇所に、下向きのトツプノズル９と内向
きのサイドノズル10とを設けるとともに、トツプブラシ
11、サイドブラシ12、ロツカーブラシ13を配設してい
る。洗車機本体１に設けた左右一対の送風機14は吹き出
し口に分岐管15を有し、この分岐管15は、上部ノズルダ
クト16を介してトツプノズル９に連通するとともに、側
部ノズルダクト17を介してサイドノズル10に連通する。
前記トツプノズル９の外側または内側には上部高圧ノズ
ル18が左右方向で複数個配設され、また前記サイドノズ
ル10の外側または内側には側部高圧ノズル19が上下方向
で複数個配設されている。これら高圧ノズル18,19は、
それぞれ高圧配管20,21を介して高圧コントロール用の
電磁弁22に連通し、そして電磁弁22は、高圧送風源の一
例であるコンプレツサ23に配管24を介して連通してい
る。25は自動車を示す。
上記の実施例においては、自動車25を停止させ、洗車
機本体１を往復走行させながら、各ブラシ11,12,13の当
接離間動、洗浄水アーチ4,6を介しての洗浄水供給、ワ
ツクスアーチ5,7を介してのワツクス供給、洗剤アーチ
を介しての洗剤供給とを適宜に組み合わせて作動させる
ことで所期の洗車を行える。その際に送風機14の作動に
より分岐管15、ノズルダクト16,17を介して各ノズル9,1
0に乾燥用の空気が送られる。したがってトツプノズル
９を介しての空気によつて車体上面の水滴を除去し得、
そしてサイドノズル10を介しての空気によつて車体側面
の水滴を除去し得る。また水滴を除去しにくい部分で
は、予めプログラムされた制御に基づいて電磁弁22を設
定時間だけ開作動させることで、コンプレツサ23からの
高圧空気を、高圧配管20,21を介して各高圧ノズル18,19
に送り、これにより上部高圧ノズル18を介して上部特定
部分に対し高圧空気を噴射し得るとともに、側部高圧ノ
ズル19を介して側部特定部分に対し高圧空気を噴射し
得、以て各特定部分の水滴を飛散させて、ほとんど残留
しないように排出し得る。
機本体１を往復走行させながら、各ブラシ11,12,13の当
接離間動、洗浄水アーチ4,6を介しての洗浄水供給、ワ
ツクスアーチ5,7を介してのワツクス供給、洗剤アーチ
を介しての洗剤供給とを適宜に組み合わせて作動させる
ことで所期の洗車を行える。その際に送風機14の作動に
より分岐管15、ノズルダクト16,17を介して各ノズル9,1
0に乾燥用の空気が送られる。したがってトツプノズル
９を介しての空気によつて車体上面の水滴を除去し得、
そしてサイドノズル10を介しての空気によつて車体側面
の水滴を除去し得る。また水滴を除去しにくい部分で
は、予めプログラムされた制御に基づいて電磁弁22を設
定時間だけ開作動させることで、コンプレツサ23からの
高圧空気を、高圧配管20,21を介して各高圧ノズル18,19
に送り、これにより上部高圧ノズル18を介して上部特定
部分に対し高圧空気を噴射し得るとともに、側部高圧ノ
ズル19を介して側部特定部分に対し高圧空気を噴射し
得、以て各特定部分の水滴を飛散させて、ほとんど残留
しないように排出し得る。
発明の効果 上記構成の本発明によると、送風機の作動により各ノ
ズルを介しての空気によって車体外面の水滴を除去する
ことができる。そして水滴を除去しにくい部分では、予
めプログラムされた制御に基づいて電磁弁を設定時間だ
け開作動させることで、特定部分に対して各高圧ノズル
から高圧空気を噴射でき、これにより水滴を飛散させて
排出できる。したがつて構造や制御を複雑化することな
く好適な水滴除去を行うことができる。
ズルを介しての空気によって車体外面の水滴を除去する
ことができる。そして水滴を除去しにくい部分では、予
めプログラムされた制御に基づいて電磁弁を設定時間だ
け開作動させることで、特定部分に対して各高圧ノズル
から高圧空気を噴射でき、これにより水滴を飛散させて
排出できる。したがつて構造や制御を複雑化することな
く好適な水滴除去を行うことができる。
図面は本発明の一実施例を示し、第１図は要部の概略斜
視図、第２図は同概略正面図、第３図は洗車機の側面図
である。 １……洗車機本体、９……トツプノズル、10……サイド
ノズル、14……送風機、16,17……ノズルダクト、18…
…上部高圧ノズル、19……側部高圧ノズル、22……電磁
弁、23……コンプレツサ（高圧送風源）。
視図、第２図は同概略正面図、第３図は洗車機の側面図
である。 １……洗車機本体、９……トツプノズル、10……サイド
ノズル、14……送風機、16,17……ノズルダクト、18…
…上部高圧ノズル、19……側部高圧ノズル、22……電磁
弁、23……コンプレツサ（高圧送風源）。
Claims (1)
- 【請求項１】洗浄水供給用の洗浄水アーチが設けられた
門形状の洗車機本体に、下向きのトップノズルと内向き
のサイドノズルとを設けるとともに、これらノズルを乾
燥空気用の送風機に連通し、前記トップノズルの近くに
下向きの上部高圧ノズルを設けるとともに、前記サイド
ノズルの近くに内向きの側部高圧ノズルを設け、これら
高圧ノズルを、電磁弁を介して高圧空気用の高圧送風源
に連通したことを特徴とする洗車機の水切り装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2283132A JP2696601B2 (ja) | 1990-10-19 | 1990-10-19 | 洗車機の水切り装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2283132A JP2696601B2 (ja) | 1990-10-19 | 1990-10-19 | 洗車機の水切り装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04159166A JPH04159166A (ja) | 1992-06-02 |
| JP2696601B2 true JP2696601B2 (ja) | 1998-01-14 |
Family
ID=17661643
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2283132A Expired - Fee Related JP2696601B2 (ja) | 1990-10-19 | 1990-10-19 | 洗車機の水切り装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2696601B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP6791062B2 (ja) * | 2017-08-23 | 2020-11-25 | 株式会社ダイフク | 洗車機 |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS60132961U (ja) * | 1984-02-16 | 1985-09-05 | エムケ−精工株式会社 | 車輛洗浄装置 |
| JPH028663U (ja) * | 1988-06-30 | 1990-01-19 |
-
1990
- 1990-10-19 JP JP2283132A patent/JP2696601B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH04159166A (ja) | 1992-06-02 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| CN105735179B (zh) | 多功能道路清洗烘干车 | |
| EP1605091A1 (en) | Washing machine and deodorizing method | |
| GB2296507A (en) | Washing machine with washing agent flushing-in equipment | |
| CN107957168A (zh) | 具有空气送风功能的残留水吸入装置 | |
| CN1130696A (zh) | 干衣洗衣机 | |
| JP2696601B2 (ja) | 洗車機の水切り装置 | |
| CN110303630B (zh) | 一种用于制造汽车革的压延机 | |
| JPS58221749A (ja) | 洗車方法 | |
| JPS63275455A (ja) | 門型洗車機における乾燥方法 | |
| JP3669216B2 (ja) | 洗車機の乾燥装置 | |
| JP6107728B2 (ja) | 洗車機 | |
| JPH0592022U (ja) | 移動式洗車機 | |
| JP6791062B2 (ja) | 洗車機 | |
| JPH09272410A (ja) | 車両の下部洗浄装置システム | |
| JP4752711B2 (ja) | 洗車機 | |
| CN219324015U (zh) | 一种abs高胶粉尾气粉尘收集装置 | |
| CN208905400U (zh) | 一种用于刚出土花生的清洗装置 | |
| JPH01237245A (ja) | 門型洗車機による乾燥方法 | |
| JP4752732B2 (ja) | 洗車機 | |
| JP2002177180A (ja) | 床面洗浄機 | |
| JP3929801B2 (ja) | 洗車機 | |
| JPS60151155A (ja) | 洗車機 | |
| JPS60222347A (ja) | 洗車方法 | |
| JPH112447A (ja) | エアシャワー装置 | |
| JP3484097B2 (ja) | ワークの乾燥方法および水切り一体型乾燥機 |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090919 Year of fee payment: 12 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100919 Year of fee payment: 13 |
|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |