JP4748406B2 - 地上子取付金具 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、自動列車停止装置の地上子(ATS−P地上子)、または、踏切制御子の地上子(踏切バックアップ装置)を列車軌道(レール)の枕木に固定することができる地上子取付金具に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
乗務員による列車の速度制御をサポートし保安を維持するために、列車軌道を設置する枕木の上面に、列車が停止信号に接近すると警報を発し、乗務員が必要な処置を施さない場合に、自動的にブレーキを作動させて列車を停止させる自動列車停止装置(ATS;Automatic Train Stop)の地上子が取付けられている。
また、踏切の安全を確保するために、踏切警報機、踏切遮断機、踏切制御子などの設備で構成される踏切保安装置がある。この踏切保安装置のうち、踏切制御子は、列車軌道間を列車の車軸で短絡することにより列車を検知して踏切警報機などを制御するものであるが、種々の原因(レールの厚錆、レール踏面への火山灰の降灰、落ち葉など)で短絡不良(検知不良)が発生することがある。そこで、この踏切制御子の検知不良をバックアップするために、踏切制御子の地上子(踏切バックアップ装置)が列車軌道を設置する枕木の上面に設置されている。
以下、自動列車停止装置の地上子及び踏切制御子の地上子を枕木に取付けるための従来の地上子取付金具及びその取付手順を、特に、自動列車停止装置の地上子を枕木に取付けるための従来の地上子取付金具及びその取付手順に基づいて説明する。
【0003】
自動列車停止装置の地上子は、例えばATS−P地上子と呼ばれているもので、速度照査式ATS(速度調整型ATS)に区分されているものである。ATS−PのPはパターンの頭文字で、乗務員のブレーキ操作を速度照査パターンでチェックすることからこの名称が付されている。ATS−P地上子の主な種類としては、ATS−P(N)地上子1(図18参照)、ATS−P(無電源)地上子2(図19参照)、及び中継器レス地上子3(図20参照)等がある。
【0004】
これら三種類のものがATS−P地上子全体の約8割を占めているが、夫々形状及び役割が異なっている。これらのATS−P地上子を取付ける場合には、これらのATS−P地上子の内の一つが、適宜、選択されて、図21に示すような専用の地上子取付金具4(図22をも参照)によって枕木5に固定される。以下、上記三種類のATS−P地上子の内、ATS−P(N)地上子1を例にして、地上子取付金具及び取付手順を説明する。
【0005】
ATS−P(N)地上子1を固定する枕木5は、木製枕木、コンクリート製枕木、合成樹脂製枕木と多種類のものがあるが、本線上に敷設される約9割を占める60kgレール6または50Nレール7(図23参照)を支持する、最も使用頻度の高いPC切欠枕木パンドロール形のもの(図21参照)を使用している。60kgレール6及び50Nレール7は、図23に示すように、各部位のサイズが夫々異なるが、高さの差は21mmとなっている。
【0006】
地上子取付金具4は、図21に示すように、枕木5の上面に配設する取付台8と、この取付台8を枕木5に固定する六角ボルト9と、六角ボルト9と取付台8との間に介装される、板状の回り止め具10及びその両端部を折曲させて立ち上げた回り止め部10aと、取付台8の四隅に設けたインサート部11aに螺合、立設させた四本の調整ボルト11(図22をも参照)と、調整ボルト11の下部に螺合し、ボルト11を取付台8に固定する二つのロックナット12と、調整ボルト11の略中間部位に溶着、固定された鍔部13と、鍔部13で支持するATS−P(N)地上子1を上部から固定する六角ナット14と、この六角ナット14とATS−P(N)地上子1との間、鍔部13とATS−P(N)地上子1との間に介装される平座金15と、防振ゴム16とから概略構成されている。そして、このような地上子取付金具4を用いて、ATS−P(N)地上子1の取付作業は列車運行のない夜間のみに行われている。
【0007】
次に、図24乃至図28に基づいて、ATS−P(N)地上子1の取付手順について詳述する。図24に示すように、枕木5の上面には、斜めに二個ずつ三個所に取付穴17が穿設されているが、中央部位の取付穴17にATS−P(N)地上子1を取付けるようにしている。取付けの際は、中央部位の取付穴17の上面にゴムパッド18を敷き、その上部に、図25に示すように、地上子取付金具4の取付台8を載置して六角ボルト9で固定する。六角ボルト9は、回り止め具10を介して(図21をも参照)取付台8及び枕木5に固定されている。
【0008】
六角ボルト9で取付台8を枕木5に固定する際は、取付台8の中心部が軌道(レール)間の中心部位に位置するように調整しながら固定する。このため取付台8の六角ボルト9用の孔は取付台8の短手方向と平行の長孔に形成されていると共に、ATS−P(N)地上子1のケースの上面には中心マーク19が設けられている(図18参照)。取付台8の固定後、回り止め具10の両端部を折り曲げて立設させて六角ボルト9の回り止め部10aとする(図21参照)。なお、この態様においては、60kgレール6が枕木5に取付けられている。
【0009】
枕木5に取付台8を固定したら、図25に示すように、取付台8の四隅に設けたインサート部11aに、図26に示すように調整ボルト11を螺合、立設させて(図21及び図22をも参照)、夫々の調整ボルト11の上端部が規定の高さになるように高さ調整する。すなわち、調整ボルト11の上端部と、調整ボルト11に保持されるATS−P(N)地上子1の上面とが、図27で示すように面一になるように設定すると共に、レール6頭面からATS−P(N)地上子1の上面までの高さ(距離)が60〜70mmの間隔になるように高さ調整をする。これはATS−P(N)地上子1の信号を列車に設けられた車上子に正確に伝達させるためである。図27において、符号20で示すものは、ATS−P(N)地上子1のケーブルである。
【0010】
調整ボルト11の高さ調整が終了したら、図21及び図22に拡大して示したように(図22は図21の一部の断面図である)、調整ボルト11を取付台8に固定する。すなわち、調整ボルト11に螺合させた二個のロックナット12を締め付けることにより調整ボルト11の下部を取付台8に固定する。このように固定した調整ボルト11の途中に固着した鍔部13の上方に突出した調整ボルト11の部分に平座金15及び防振ゴム16を介してATS−P(N)地上子1を配置し、このATS−P(N)地上子1の上部より突出した調整ボルト11の上部に防振ゴム16、平座金15を介して六角ナット14を螺合させて、図27及び図28に示すように、ATS−P(N)地上子1を取付台8に固定する。図28は枕木5に固定したATS−P(N)地上子1を示す。なお、図21は調整ボルト11にATS−P(N)地上子1が取付けられていない状態を示している。
【0011】
また、三種類のATS−P地上子の内、ATS−P(無電源)地上子2(図19参照)の取付けについては、前述したATS−P(N)地上子1と略同様なのでその説明は省略する。なお、図19のATS−P(無電源)地上子2には取付用の調整ボルト11の頭部及び六角ナット14が見えている。
【0012】
さらに、中継器レス地上子3(図20参照)の取付けにおいては、地上子取付金具4の取付台8の形状が、図29に示すように、ATS−P(N)地上子1及びATS−P(無電源)地上子2の取付台8の形状と異なるだけで、取付け方はATS−P(N)地上子1及びATS−P(無電源)地上子2と略同様であるので、この中継器レス地上子3の取付けについても説明を省略する。なお、図20の中継器レス地上子3には取付用の調整ボルト11の頭部及び六角ナット14が見えている。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】
以上説明した従来技術においては、枕木、レール、及び地上子等の種類により、地上子取付金具が何種類にもなり、部品点数が多くなって、作業が煩雑になるという問題があった。
また、各取付現場において、枕木に地上子取付金具の取付台を取付け、この取付台の四隅に移動可能に立設させた調整ボルトの上端からレール頭面までの高さ(距離)が60mm〜70mmになるように、四個所全ての調整ボルトの高さ調整を行ない、高さ調整後、調整ボルトに支持させた地上子の上面からレール頭面までの高さが、前記高さと同じ高さになるように、再度、高さ調整を行っていた。すなわち、従来技術においては、地上子取付金具の固定と調整ボルトの高さ調整、及び地上子の取付けと高さ調整の2段階の作業を必要としていたため、取付作業に時間がかかるという問題があった。
【0014】
特に、地上子取付金具の高さ調整は時間のかかる作業であり、作業員によって作業時間のばらつきが大きかった。このため地上子取付けの経験が少ないと、取付作業に非常に時間がかかり能率が悪かった。また、地上子取付金具の部品点数が多いことによっても組付工数が増加して能率が低下していたため、一日数個所しか地上子の取付作業ができず、作業コストが増大するという問題があった。
【0015】
さらに、地上子取付金具の取付台を固定する六角ボルトの弛緩防止のために、回り止め具の端部を折り曲げて回り止め部を形成していたので、回り止め具端部の折り曲げ作業が必要となり作業が煩雑であった。また、現場での地上子の取付作業は列車運行の終了した夜間のみに行っているため、取付作業時に地上子取付金具の部品、例えばボルト、ナットを落としてしまうと、暗い中では探しにくく時間を浪費してしまうという問題があった。
【0016】
本発明は、これらの点に鑑みてなされたものであり、地上子及びレールの種類に共通して使用できる取付板を形成すると共に、この取付板に取付けて保持する地上子の高さを自動的に調整できるスペーサボルトを製作して、作業現場での高さ調整を不要にし、取付作業の簡易化、作業時間の短縮化を図って能率を向上させた地上子取付金具を提供することを目的とする。
【0017】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するための手段として、請求項1に記載された発明は、列車走行用のレールを支持する枕木の長手方向上面に沿わせた略矩形状の取付板を形成し、該取付板の長手方向の両側部位に該取付板を前記枕木に固定する取付部材用の挿通孔を設けると共に、前記取付板の長手方向の略中間部位に、該取付板の長手方向と直交する方向に延びる延出部をそれぞれ設け、該延出部に複数種類の地上子を取付け可能なスペーサボルト取付用の前記インサート部を複数組設け、該インサート部に取付けたスペーサボルトを介して地上子を前記取付板に固定し、前記スペーサボルトは、前記取付板と地上子との間に介装されて前記地上子を支持する、外周部にねじ回しを掛合させる切欠凹部を備えると共に、レール頭面から地上子上面までの所定高さを維持するように、レールの種類に対応した高さを有する拡径状の柱体部と、該柱体部の軸方向の下部に突設した前記取付板のインサート部に螺合する下部ねじ部と、前記柱体部の軸方向の上部に突設した、前記地上子を固定するナットが螺合する上部ねじ部を備えた上側突出部とから構成されていることを特徴とするものである。
【0020】
請求項に記載された発明は、請求項に記載の地上子取付金具において、前記地上子は、自動列車停止装置の地上子であることを特徴とするものである。
【0021】
請求項3に記載された発明は、請求項に記載の地上子取付金具において、前記地上子は、踏切制御子の地上子であることを特徴とするものである。
【0022】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を概略的に示した図1乃至図3に基づき、図18乃至図29と同一の部分には同一の符号を付して説明する。なお、本発明に係る地上子取付金具は、自動列車停止装置の地上子の地上子取付金具及び踏切制御子の地上子(踏切バックアップ装置)の地上子取付金具として共通に使用することができるので、主として、自動列車停止装置の地上子の地上子取付金具に基づいて詳細に説明する。
図1乃至図3は、三種類のATS−P地上子、すなわちATS−P(N)地上子1、ATS−P(無電源)地上子2、そして中継器レス地上子3(図18乃至図20)を枕木5に取付ける、本発明に係る地上子取付金具21の取付板22を示すものである。
【0023】
この地上子取付金具21は、レール(図23に示す、60kgレール6及び50Nレール7)を支持する枕木5の上面長手方向に沿わせて形成した合成樹脂製、略矩形状の取付板22と、この取付板22の長手方向の中間部位に、取付板22の長手方向と直交する方向に延びる延出部23と、この延出部23に一体成形された複数個のインサート部(差し込みねじ孔)24と、このインサート部24に螺合して、各ATS−P地上子1,2,3を保持するスペーサボルト25,26(図4及び図5)と、取付板22の長手方向の両側部に設けた挿通孔(長孔)27とから概略構成されている。なお、図6に示す挿通孔27には、平座金15が取付けられているため、円形状に表示されている。この挿通孔27には、地上子取付金具21を枕木5に固定するための取付部材であるボルト28(図7参照)が挿通される。
【0024】
地上子取付金具21の延出部23には、図1及び図3に示すように、ATS−P(N)地上子1、ATS−P(無電源)地上子2、及び中継器レス地上子3の三種類の地上子を取付けることができるように、合計12個のインサート部24が設けられている。また、枕木5は、図7に示すように、その上面が両端部から中間部に向かって下り勾配のテーパー面に形成されているので、このテーパー面に載置される取付板22も、図2に示すように、その長手方向の両端部位が延出部23よりも若干上方向に湾曲されている。したがって、延出部23と取付板22との境目には切れ目22aが設けられている。なお、上記スペーサボルト25,26が螺合するインサート部24と延出部23とによってATS−P地上子1,2,3の取付部が形成されている。図1、図3及び図6において、符号29は、地上子取付金具21の中心部に設けられた水抜き孔である。
【0025】
また、スペーサボルト25,26は、図4及び図5に示すように二種類のものが形成されており、夫々、取付板22と三種類のATS−P地上子1,2,3との間に配置される。そして、スペーサボルト25,26は、外周部にねじ回し(例えば、スパナ、モンキースパナ)が掛合する切欠凹部30が少なくとも二個所形成された拡径状、円柱形の柱体部31と、この柱体部31の軸方向の下部に突設した、延出部23のインサート部24に螺合する下部ねじ部32と、柱体部31の軸方向の上部に突設した、ATS−P地上子1,2,3の取付孔33(図8参照)に嵌合する、先端側に上部ねじ部34aが形成された上側突出部34とから概略構成されている。なお、この実施の形態では、柱体部31を円柱形にしたが、角柱形に形成しても、多角柱形に形成してもよい。
【0026】
上記二つのスペーサボルト25,26は、柱体部31の長さが異なっている。すなわち、図4に示すスペーサボルト25は、図5に示すスペーサボルト26よりも、柱体部31の長さが21mm長く(高く)形成されている。このように構成することにより、図23に示す60kgレール6と50Nレール7の高さの差(21mm)に一致させている。したがって、レール頭面が高い60kgレール6が枕木5上に敷設されている場合は、図4に示す柱体部31が長いスペーサボルト25を使用し、また、レール頭面が低い50Nレール7が枕木5上に敷設されている場合は、図5に示す柱体部31が短いスペーサボルト26を使用する。
【0027】
図6及び図7に示すものは、上記地上子取付金具21の延出部23にスペーサボルト26を固定し、このスペーサボルト26にATS−P(N)地上子1(仮想線で示す)を装着して六角ナット35でATS−P(N)地上子1を固定した一体物を枕木5に取付けたものである。この場合、図7に示すように、レールは50Nレール7が使用されているので、柱体部31の短いスペーサボルト26を使用している。図6及び図7において、符号36はケーブル保護カバーを示している。
【0028】
図8は、図6及び図7に示した地上子取付金具21とATS−P(N)地上子1との固定部分の一部を拡大して示した断面側面図である。この図8に示すように、柱体部31の上下部は座金兼用に作られているので、従来の地上子取付金具のような平座金15が不要となっている。すなわち、図8に示すものと、従来例である図22に示すものとを比較すると、ロックナット12、鍔部13及び鍔部13の上面の平座金15が不要となっている。これによって、本発明の地上子取付金具は、従来の地上子取付金具よりも部品点数が大幅に減少している。
【0029】
次に、本実施の形態の地上子取付金具21を利用してATS−P地上子1,2,3を枕木5に取付ける手順を説明する。なお、三種類のATS−P地上子1,2,3は形状及び、地上子取付金具21への取付位置が異なるだけで、取付手順等は全て同じなので、ATS−P(N)地上子1を例にして説明する。
先ず、図9に示すように、地上子取付金具21の延出部23の円で囲った四ヶ所のインサート部24に夫々、図10で示すように、予め高さが設定されたスペーサボルト26を取付ける(図10のスペーサボルト26には、説明の便宜上、後作業で装着する防振ゴム16が装着してある)。スペーサボルト26は、枕木5に50Nレール7が敷設されているので、柱体部31の短いものが使用されている。なお、工場からは、このように延出部23にスペーサボルト26のみが取付けられた状態で出荷される。
【0030】
そして、作業現場において、スペーサボルト26の柱体部31の上側突出部34に夫々、防振ゴム16を嵌合させると共に、その上部にATS−P(N)地上子1の取付孔33を挿通させ、四本のスペーサボルト26でATS−P(N)地上子1を保持する(図8参照、図8はATS−P(N)地上子1を保持した1ヶ所のスペーサボルト26を拡大して示したものである)。また、ATS−P(N)地上子1から突出したスペーサボルト26の上側突出部34に防振ゴム16、平座金15を嵌合させ、最後に六角ナット35を上部ねじ部34aに螺合させてATS−P(N)地上子1を堅固に固定する。この六角ナット35は、取付板22を枕木5に固定するボルト28(図7参照)の頭部と同じ径に形成しているので、その固定具(スパナ等)は一種類で良く、作業性が向上する。図11は地上子取付金具21にATS−P(N)地上子1を固定した態様を示している。
【0031】
なお、スペーサボルト26の下部ねじ部32、及び上側突出部34の上部ねじ部34aに夫々ナイロン製の極細糸を巻き付けて、下部ねじ部32を延出部23のインサート部24に螺合させ、上側突出部34の上部ねじ部34aに六角ナット35を螺合させれば、夫々の螺合部にガタは発生しない。
【0032】
そして、図11に示すように、ATS−P(N)地上子1を予め地上子取付金具21に固定しておけば、枕木5にATS−P(N)地上子1を容易に取付けることができる。従来の取付手順では、地上子取付金具4(図21参照)のATS−P(N)地上子1直下のインサート部と、枕木5の取付穴17とを一致させ、取付穴17に六角ボルト9を螺合させて地上子取付金具4の取付台8を枕木5に固定するようにしていたが、本実施の形態の取付手順では、地上子取付金具21の取付板22の長手方向の両側部の挿通孔27と、枕木5のレール側の取付穴17とを一致させて固定するので、ATS−P(N)地上子1を地上子取付金具21の延出部23に予め固定しておくことがことができる。
【0033】
次に、ATS−P(N)地上子1を一体に組付けた地上子取付金具21を、図12に示すように、枕木5上に載置し(この場合、地上子取付金具21の底面には、図24に示すようなゴムパッド18が貼着されている。)、地上子取付金具21の長手方向の両側部の挿通孔27に四本のボルト28(図7参照)を挿通させて枕木5にねじ込めば、ATS−P(N)地上子1を枕木5に容易に固定することができる。この場合、ATS−P(N)地上子1は、レール頭面からATS−P(N)地上子1上面までの高さ(60mm〜70mm)に合わせたスペーサボルト26によって保持されているため、作業現場での高さ調整は不要である。
【0034】
また、ATS−P(無電源)地上子2を枕木5に取付ける場合には、図13で示す、地上子取付金具21の延出部23の円で囲った四ヶ所のインサート部24にスペーサボルト26を取付け、このスペーサボルト26にATS−P(無電源)地上子2を取付ける。図14に示すものは、ATS−P(無電源)地上子2を一体に組み付けた地上子取付金具21である。この地上子取付金具21を枕木5に取付ける手順は、前述のATS−P(N)地上子1の場合と略同じなので、説明を省略する。
【0035】
さらに、中継器レス地上子3を枕木5に取付ける場合には、図15で示す、地上子取付金具21の延出部23の円で囲った四ヶ所のインサート部24にスペーサボルト26を取付け、このスペーサボルト26に中継器レス地上子3を取付ける。図16で示すものは、中継器レス地上子3を一体に組み付けた地上子取付金具21である。この地上子取付金具21を枕木5に取付ける手順は、前述のATS−P(N)地上子1の場合と略同じなので、説明を省略する。
【0036】
以上説明したように本発明に係る、例えば、ATS−P(N)地上子1の地上子取付金具21は、取付板22を、ATS−P(N)地上子1の直下に設けた枕木5の取付穴17に固定するのではなく、ATS−P(N)地上子1から外れた枕木5の取付穴17に取付けるようにしたので、地上子取付金具21の延出部23のインサート部24に予め、レール(例えば、50Nレール7)に対応したスペーサボルト26を取付けておくことができる。
【0037】
したがって、スペーサボルト26を取付けた地上子取付金具21を工場から出荷すれば、作業現場にて、この地上子取付金具21のスペーサボルト26にATS−P地上子1,2,3のいずれかを組み付け、いずれかのATS−P地上子1,2,3を組み付けた地上子取付金具21を、ケーブル保護カバー36と共に、枕木5に4本のボルト28により固定するだけで、各ATS−P地上子1,2,3の高さ調整を行うことなく、各ATS−P地上子1,2,3を枕木5に容易に取付けることができる。
【0038】
図17は、従来型の地上子取付金具4と、本発明に係る新型の地上子取付金具21との取付作業時間の測定結果、及び作業時間の削減割合を比較して示したものである。この試験結果は、ATS−P地上子1,2,3の取付作業経験のある四人の作業員の昼間作業における作業時間である。いずれの作業員も本発明の目的である、取付作業時間の大幅な削減(短縮)が確認された。夜間に地上子取付経験の乏しい作業員が作業現場でATS−P地上子1,2,3を取付けた場合、従来型の地上子取付金具4では作業員一人当り30分から50分を要していたが、本発明の地上子取付金具21を採用することによって、取付作業経験の乏しい作業員でも、スペーサボルト25,26の高さ調整等が不要であるため、作業時間が大幅に短縮された。
【0039】
【発明の効果】
本発明は、以上説明したように構成された地上子取付金具であるから、請求項に記載された発明によれば、略矩形状の取付板の長手方向の両側部位に該取付板を枕木に取付ける挿通孔を設け、前記取付板の長手方向の略中間部位に複数種類の地上子を取付け可能な複数のスペーサボルト取付用のインサート部を設けたので取付板及び枕木固定部位と、取付板及び地上子の固定部位とが別位置になるため、取付板に地上子を予め取付けておくことができるので作業能率が向上する。
【0040】
また、レール頭面から地上子上面までの所定高さを維持するように、レールの種類に対応した高さを有する柱体部を備えたスペーサボルトを形成し、このスペーサボルトを介して地上子を取付板に固定したので、地上子の高さ調整を行うことなく地上子を枕木に取付けることができる。さらに、地上子を夜間作業の前に詰所等の作業場所で組み付けることができるので、この地上子を一体に組み付けた地上子取付金具を枕木に取付けることができる。したがって、従来のような地上子取付金具の固定と調整ボルトの高さ調整、及び地上子の取付けと地上子の高さ調整の2段階の作業を廃止することができるので、取付作業の作業性を大幅に向上させることができる。
【0041】
また、スペーサボルトを介して地上子を地上子取付金具に固定したので、地上子の高さ調整が不要になり、地上子の取付作業経験が少ない作業者でも地上子を容易に取付けることができ、作業能率を向上させることができる。また、取付板及びスペーサボルトを使用することによって、従来の地上子取付金具より部品点数が減少し、組付性の能率を上げることができる。このように作業性が向上すると、列車運行の終了した夜間に作業を行っても時間を浪費することも、疲労することもなく地上子を枕木に取付けることができる。さらに、地上子取付金具の部品点数が少なくなり、地上子を地上子取付金具に組み付けてから、枕木に取付けるようにしたので、部品を喪失するような不具合は発生しにくい。
【0042】
さらに、夜間における地上子の取付作業時間を、従来の地上子の取付作業時間よりも1/3〜1/4に短縮することができるので、従来よりも3〜4倍の取付作業現場に地上子を設置することができる。これによって、作業コストを大幅に低減することができると共に、危険な軌道間に長く留まっている必要もなくなり、作業員の安全性を確保することができる。
【0043】
請求項2及び3に記載された発明によれば、本発明の地上子取付金具は、自動列車停止装置の地上子の地上子取付金具及び踏切制御子の地上子(踏切バックアップ装置)の地上子取付金具として共用することができるため、種類の異なる地上子を枕木に取付ける場合に、取付作業時間を大幅に短縮して作業員の安全を確保できると共に、取付作業能率を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る地上子取付金具を構成する取付板の上面図である。
【図2】図1に示す取付板の正面図である。
【図3】図1に示す取付板の斜視図である。
【図4】本発明の地上子取付金具を構成するスペーサボルトである。
【図5】本発明の地上子取付金具を構成する他のスペーサボルトである。
【図6】本発明の、地上子取付金具と一体のATS−P(N)地上子を枕木に取付けたところを示す上面図である。
【図7】図6に示すものの一部断面正面図である。
【図8】図7に示すスペーサボルトの固定部分を拡大して示す断面正面図である。
【図9】本発明の取付板の延出部にATS−P(N)地上子の取付位置を示した斜視図である。
【図10】図9に示す取付板の延出部にスペーサボルトを取付けたところを示す斜視図である。
【図11】本発明の地上子取付金具にATS−P(N)地上子を取付けたところを示す斜視図である。
【図12】図11に示すものを枕木に配置したところを示す斜視図である。
【図13】本発明の取付板の延出部にATS−P(無電源)地上子の取付位置を示した斜視図である。
【図14】本発明の地上子取付金具にATS−P(無電源)地上子を取付けたところを示す斜視図である。
【図15】本発明の取付板の延出部に中継器レス地上子の取付位置を示した斜視図である。
【図16】本発明の地上子取付金具に中継器レス地上子を取付けたところを示す斜視図である。
【図17】本発明の地上子取付金具を使用して、地上子を枕木に取付ける取付時間及び削減割合を従来型の地上子取付金具と比較して示す図である。
【図18】ATS−P(N)地上子の斜視図である。
【図19】ATS−P(無電源)地上子の斜視図である。
【図20】中継器レス地上子の斜視図である。
【図21】枕木に従来の地上子取付金具を固定したところを示す斜視図である。
【図22】図21に示すものの一部を拡大して示す断面正面図である。
【図23】レールを説明するための図である。
【図24】ATS−P(N)地上子の取付位置に地上子取付金具用のパッドを敷いた枕木の斜視図である。
【図25】枕木に取付けたATS−P(N)地上子装着用の取付台の斜視図である。
【図26】図25に示す取付台の四隅にスペーサボルトを立設、固定したところを示す斜視図である。
【図27】ATS−P地上子上面からレール頭面までの距離を示す概略図である。
【図28】枕木にATS−P(N)地上子を取付けたところを示す斜視図である。
【図29】中継器レス地上子を取付けるための取付台を枕木に固定したところを示す斜視図である。
【符号の説明】
1 ATS−P(N)地上子
2 ATS−P(無電源)地上子
3 中継器レス地上子
5 枕木
6 60kgレール
7 50Nレール
21 地上子取付金具
22 取付板
23 延出部
24 インサート部
25 スペーサボルト
26 スペーサボルト
27 挿通孔
30 切欠凹部
31 柱体部
32 下部ねじ部
34 上側突出部
34a 上部ねじ部
35 六角ナット

Claims (3)

  1. 列車走行用のレールを支持する枕木の長手方向上面に沿わせた略矩形状の取付板を形成し、該取付板の長手方向の両側部位に該取付板を前記枕木に固定する取付部材用の挿通孔を設けると共に、前記取付板の長手方向の略中間部位に、該取付板の長手方向と直交する方向に延びる延出部をそれぞれ設け、該延出部に複数種類の地上子を取付け可能なスペーサボルト取付用の前記インサート部を複数組設け、該インサート部に取付けたスペーサボルトを介して地上子を前記取付板に固定し、
    前記スペーサボルトは、前記取付板と地上子との間に介装されて前記地上子を支持する、外周部にねじ回しを掛合させる切欠凹部を備えると共に、レール頭面から地上子上面までの所定高さを維持するように、レールの種類に対応した高さを有する拡径状の柱体部と、該柱体部の軸方向の下部に突設した前記取付板のインサート部に螺合する下部ねじ部と、前記柱体部の軸方向の上部に突設した、前記地上子を固定するナットが螺合する上部ねじ部を備えた上側突出部とから構成されていることを特徴とする地上子取付金具。
  2. 前記地上子は、自動列車停止装置の地上子であることを特徴とする請求項1に記載の地上子取付金具。
  3. 前記地上子は、踏切制御子の地上子であることを特徴とする請求項に記載の地上子取付金具。
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