JP2002331935A - 地上子取付金具 - Google Patents

地上子取付金具

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JP2002331935A JP2001140304A JP2001140304A JP2002331935A JP 2002331935 A JP2002331935 A JP 2002331935A JP 2001140304 A JP2001140304 A JP 2001140304A JP 2001140304 A JP2001140304 A JP 2001140304A JP 2002331935 A JP2002331935 A JP 2002331935A
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Hiroaki Nakamura
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Taichi Shinozaki
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    • B61L3/02Devices along the route for controlling devices on the vehicle or train, e.g. to release brake or to operate a warning signal at selected places along the route, e.g. intermittent control simultaneous mechanical and electrical control
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 レール路面から地上子の上面までの高さ調整
が自動的に行えると共に、地上子の取付作業の簡易化、
作業時間の短縮化を図る。 【解決手段】 枕木5の上面に沿わせて形成した略矩形
状の取付板22の長手方向の両側部位に、取付板22を
枕木5に固定するボルト用の挿通孔27を設けると共
に、取付板22の長手方向の略中間部位にインサート部
を備えた延出部23を設ける。この延出部23のインサ
ート部にスペーサボルトを立設し、このスペーサボルト
を介してATS−P(N)地上子1を取付板22に固定
して、ATS−P(N)地上子1と地上子取付金具21
とを一体に構成する。これによって、このATS−P
(N)地上子1と地上子取付金具21とを一体として、
枕木5に取付けることができるので、ATS−P(N)
地上子1を高さ調整することなく枕木5に取付けること
が可能となる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動列車停止装置
の地上子(ATS−P地上子)、または、踏切制御子の
地上子(踏切バックアップ装置)を列車軌道(レール)
の枕木に固定することができる地上子取付金具に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】乗務員による列車の速度制御をサポート
し保安を維持するために、列車軌道を設置する枕木の上
面に、列車が停止信号に接近すると警報を発し、乗務員
が必要な処置を施さない場合に、自動的にブレーキを作
動させて列車を停止させる自動列車停止装置(ATS;
Automatic Train Stop)の地上子が取付けられている。
また、踏切の安全を確保するために、踏切警報機、踏切
遮断機、踏切制御子などの設備で構成される踏切保安装
置がある。この踏切保安装置のうち、踏切制御子は、列
車軌道間を列車の車軸で短絡することにより列車を検知
して踏切警報機などを制御するものであるが、種々の原
因(レールの厚錆、レール踏面への火山灰の降灰、落ち
葉など)で短絡不良(検知不良)が発生することがあ
る。そこで、この踏切制御子の検知不良をバックアップ
するために、踏切制御子の地上子(踏切バックアップ装
置)が列車軌道を設置する枕木の上面に設置されてい
る。以下、自動列車停止装置の地上子及び踏切制御子の
地上子を枕木に取付けるための従来の地上子取付金具及
びその取付手順を、特に、自動列車停止装置の地上子を
枕木に取付けるための従来の地上子取付金具及びその取
付手順に基づいて説明する。
【0003】自動列車停止装置の地上子は、例えばAT
S−P地上子と呼ばれているもので、速度照査式ATS
(速度調整型ATS)に区分されているものである。A
TS−PのPはパターンの頭文字で、乗務員のブレーキ
操作を速度照査パターンでチェックすることからこの名
称が付されている。ATS−P地上子の主な種類として
は、ATS−P(N)地上子1(図18参照)、ATS
−P(無電源)地上子2(図19参照)、及び中継器レ
ス地上子3(図20参照)等がある。
【0004】これら三種類のものがATS−P地上子全
体の約8割を占めているが、夫々形状及び役割が異なっ
ている。これらのATS−P地上子を取付ける場合に
は、これらのATS−P地上子の内の一つが、適宜、選
択されて、図21に示すような専用の地上子取付金具4
(図22をも参照)によって枕木5に固定される。以
下、上記三種類のATS−P地上子の内、ATS−P
(N)地上子1を例にして、地上子取付金具及び取付手
順を説明する。
【0005】ATS−P(N)地上子1を固定する枕木
5は、木製枕木、コンクリート製枕木、合成樹脂製枕木
と多種類のものがあるが、本線上に敷設される約9割を
占める60kgレール6または50Nレール7(図23
参照)を支持する、最も使用頻度の高いPC切欠枕木パ
ンドロール形のもの(図21参照)を使用している。6
0kgレール6及び50Nレール7は、図23に示すよ
うに、各部位のサイズが夫々異なるが、高さの差は21
mmとなっている。
【0006】地上子取付金具4は、図21に示すよう
に、枕木5の上面に配設する取付台8と、この取付台8
を枕木5に固定する六角ボルト9と、六角ボルト9と取
付台8との間に介装される、板状の回り止め具10及び
その両端部を折曲させて立ち上げた回り止め部10a
と、取付台8の四隅に設けたインサート部11aに螺
合、立設させた四本の調整ボルト11(図22をも参
照)と、調整ボルト11の下部に螺合し、ボルト11を
取付台8に固定する二つのロックナット12と、調整ボ
ルト11の略中間部位に溶着、固定された鍔部13と、
鍔部13で支持するATS−P(N)地上子1を上部か
ら固定する六角ナット14と、この六角ナット14とA
TS−P(N)地上子1との間、鍔部13とATS−P
(N)地上子1との間に介装される平座金15と、防振
ゴム16とから概略構成されている。そして、このよう
な地上子取付金具4を用いて、ATS−P(N)地上子
1の取付作業は列車運行のない夜間のみに行われてい
る。
【0007】次に、図24乃至図28に基づいて、AT
S−P(N)地上子1の取付手順について詳述する。図
24に示すように、枕木5の上面には、斜めに二個ずつ
三個所に取付穴17が穿設されているが、中央部位の取
付穴17にATS−P(N)地上子1を取付けるように
している。取付けの際は、中央部位の取付穴17の上面
にゴムパッド18を敷き、その上部に、図25に示すよ
うに、地上子取付金具4の取付台8を載置して六角ボル
ト9で固定する。六角ボルト9は、回り止め具10を介
して(図21をも参照)取付台8及び枕木5に固定され
ている。
【0008】六角ボルト9で取付台8を枕木5に固定す
る際は、取付台8の中心部が軌道(レール)間の中心部
位に位置するように調整しながら固定する。このため取
付台8の六角ボルト9用の孔は取付台8の短手方向と平
行の長孔に形成されていると共に、ATS−P(N)地
上子1のケースの上面には中心マーク19が設けられて
いる(図18参照)。取付台8の固定後、回り止め具1
0の両端部を折り曲げて立設させて六角ボルト9の回り
止め部10aとする(図21参照)。なお、この態様に
おいては、60kgレール6が枕木5に取付けられてい
る。
【0009】枕木5に取付台8を固定したら、図25に
示すように、取付台8の四隅に設けたインサート部11
aに、図26に示すように調整ボルト11を螺合、立設
させて(図21及び図22をも参照)、夫々の調整ボル
ト11の上端部が規定の高さになるように高さ調整す
る。すなわち、調整ボルト11の上端部と、調整ボルト
11に保持されるATS−P(N)地上子1の上面と
が、図27で示すように面一になるように設定すると共
に、レール6頭面からATS−P(N)地上子1の上面
までの高さ(距離)が60〜70mmの間隔になるよう
に高さ調整をする。これはATS−P(N)地上子1の
信号を列車に設けられた車上子に正確に伝達させるため
である。図27において、符号20で示すものは、AT
S−P(N)地上子1のケーブルである。
【0010】調整ボルト11の高さ調整が終了したら、
図21及び図22に拡大して示したように(図22は図
21の一部の断面図である)、調整ボルト11を取付台
8に固定する。すなわち、調整ボルト11に螺合させた
二個のロックナット12を締め付けることにより調整ボ
ルト11の下部を取付台8に固定する。このように固定
した調整ボルト11の途中に固着した鍔部13の上方に
突出した調整ボルト11の部分に平座金15及び防振ゴ
ム16を介してATS−P(N)地上子1を配置し、こ
のATS−P(N)地上子1の上部より突出した調整ボ
ルト11の上部に防振ゴム16、平座金15を介して六
角ナット14を螺合させて、図27及び図28に示すよ
うに、ATS−P(N)地上子1を取付台8に固定す
る。図28は枕木5に固定したATS−P(N)地上子
1を示す。なお、図21は調整ボルト11にATS−P
(N)地上子1が取付けられていない状態を示してい
る。
【0011】また、三種類のATS−P地上子の内、A
TS−P(無電源)地上子2(図19参照)の取付けに
ついては、前述したATS−P(N)地上子1と略同様
なのでその説明は省略する。なお、図19のATS−P
(無電源)地上子2には取付用の調整ボルト11の頭部
及び六角ナット14が見えている。
【0012】さらに、中継器レス地上子3(図20参
照)の取付けにおいては、地上子取付金具4の取付台8
の形状が、図29に示すように、ATS−P(N)地上
子1及びATS−P(無電源)地上子2の取付台8の形
状と異なるだけで、取付け方はATS−P(N)地上子
1及びATS−P(無電源)地上子2と略同様であるの
で、この中継器レス地上子3の取付けについても説明を
省略する。なお、図20の中継器レス地上子3には取付
用の調整ボルト11の頭部及び六角ナット14が見えて
いる。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】以上説明した従来技術
においては、枕木、レール、及び地上子等の種類によ
り、地上子取付金具が何種類にもなり、部品点数が多く
なって、作業が煩雑になるという問題があった。また、
各取付現場において、枕木に地上子取付金具の取付台を
取付け、この取付台の四隅に移動可能に立設させた調整
ボルトの上端からレール頭面までの高さ(距離)が60
mm〜70mmになるように、四個所全ての調整ボルト
の高さ調整を行ない、高さ調整後、調整ボルトに支持さ
せた地上子の上面からレール頭面までの高さが、前記高
さと同じ高さになるように、再度、高さ調整を行ってい
た。すなわち、従来技術においては、地上子取付金具の
固定と調整ボルトの高さ調整、及び地上子の取付けと高
さ調整の2段階の作業を必要としていたため、取付作業
に時間がかかるという問題があった。
【0014】特に、地上子取付金具の高さ調整は時間の
かかる作業であり、作業員によって作業時間のばらつき
が大きかった。このため地上子取付けの経験が少ない
と、取付作業に非常に時間がかかり能率が悪かった。ま
た、地上子取付金具の部品点数が多いことによっても組
付工数が増加して能率が低下していたため、一日数個所
しか地上子の取付作業ができず、作業コストが増大する
という問題があった。
【0015】さらに、地上子取付金具の取付台を固定す
る六角ボルトの弛緩防止のために、回り止め具の端部を
折り曲げて回り止め部を形成していたので、回り止め具
端部の折り曲げ作業が必要となり作業が煩雑であった。
また、現場での地上子の取付作業は列車運行の終了した
夜間のみに行っているため、取付作業時に地上子取付金
具の部品、例えばボルト、ナットを落としてしまうと、
暗い中では探しにくく時間を浪費してしまうという問題
があった。
【0016】本発明は、これらの点に鑑みてなされたも
のであり、地上子及びレールの種類に共通して使用でき
る取付板を形成すると共に、この取付板に取付けて保持
する地上子の高さを自動的に調整できるスペーサボルト
を製作して、作業現場での高さ調整を不要にし、取付作
業の簡易化、作業時間の短縮化を図って能率を向上させ
た地上子取付金具を提供することを目的とする。
【0017】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
の手段として、請求項1に記載された発明は、列車走行
用のレールを支持する枕木の長手方向上面に沿わせた略
矩形状の取付板を形成し、該取付板の長手方向の両側部
位に該取付板を前記枕木に固定する取付部材用の挿通孔
を設けると共に、前記取付板の長手方向の略中間部位に
スペーサボルト取付用のインサート部を設け、該インサ
ート部に取付けたスペーサボルトを介して地上子を前記
取付板に固定したことを特徴とするものである。
【0018】請求項2に記載された発明は、請求項1に
記載の地上子取付金具において、前記取付板の長手方向
の略中間部位の両側部位に、該取付板の長手方向と直交
する方向に延びる延出部を設け、該延出部に複数種類の
地上子を取付けて固定するスペーサボルト取付用のイン
サート部を複数個設けたことを特徴とするものである。
【0019】請求項3に記載された発明は、請求項1ま
たは2に記載の地上子取付金具において、前記スペーサ
ボルトは、前記取付板と地上子との間に介装されて前記
地上子を支持する、外周部にねじ回しを掛合させる切欠
凹部を備えると共に、レール頭面から地上子上面までの
高さを有する拡径状の柱体部と、該柱体部の軸方向の下
部に突設した前記取付板のインサート部に螺合する下部
ねじ部と、前記柱体部の軸方向の上部に突設した、前記
地上子を固定するナットが螺合する上部ねじ部を備えた
上側突出部とから構成されていることを特徴とするもの
である。
【0020】請求項4に記載された発明は、請求項1〜
3のいずれかに記載の地上子取付金具において、前記地
上子は、自動列車停止装置の地上子であることを特徴と
するものである。
【0021】請求項5に記載された発明は、請求項1〜
3のいずれかに記載の地上子取付金具において、前記地
上子は、踏切制御子の地上子であることを特徴とするも
のである。
【0022】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を概略
的に示した図1乃至図3に基づき、図18乃至図29と
同一の部分には同一の符号を付して説明する。なお、本
発明に係る地上子取付金具は、自動列車停止装置の地上
子の地上子取付金具及び踏切制御子の地上子(踏切バッ
クアップ装置)の地上子取付金具として共通に使用する
ことができるので、主として、自動列車停止装置の地上
子の地上子取付金具に基づいて詳細に説明する。図1乃
至図3は、三種類のATS−P地上子、すなわちATS
−P(N)地上子1、ATS−P(無電源)地上子2、
そして中継器レス地上子3(図18乃至図20)を枕木
5に取付ける、本発明に係る地上子取付金具21の取付
板22を示すものである。
【0023】この地上子取付金具21は、レール(図2
3に示す、60kgレール6及び50Nレール7)を支
持する枕木5の上面長手方向に沿わせて形成した合成樹
脂製、略矩形状の取付板22と、この取付板22の長手
方向の中間部位に、取付板22の長手方向と直交する方
向に延びる延出部23と、この延出部23に一体成形さ
れた複数個のインサート部(差し込みねじ孔)24と、
このインサート部24に螺合して、各ATS−P地上子
1,2,3を保持するスペーサボルト25,26(図4
及び図5)と、取付板22の長手方向の両側部に設けた
挿通孔(長孔)27とから概略構成されている。なお、
図6に示す挿通孔27には、平座金15が取付けられて
いるため、円形状に表示されている。この挿通孔27に
は、地上子取付金具21を枕木5に固定するための取付
部材であるボルト28(図7参照)が挿通される。
【0024】地上子取付金具21の延出部23には、図
1及び図3に示すように、ATS−P(N)地上子1、
ATS−P(無電源)地上子2、及び中継器レス地上子
3の三種類の地上子を取付けることができるように、合
計12個のインサート部24が設けられている。また、
枕木5は、図7に示すように、その上面が両端部から中
間部に向かって下り勾配のテーパー面に形成されている
ので、このテーパー面に載置される取付板22も、図2
に示すように、その長手方向の両端部位が延出部23よ
りも若干上方向に湾曲されている。したがって、延出部
23と取付板22との境目には切れ目22aが設けられ
ている。なお、上記スペーサボルト25,26が螺合す
るインサート部24と延出部23とによってATS−P
地上子1,2,3の取付部が形成されている。図1、図
3及び図6において、符号29は、地上子取付金具21
の中心部に設けられた水抜き孔である。
【0025】また、スペーサボルト25,26は、図4
及び図5に示すように二種類のものが形成されており、
夫々、取付板22と三種類のATS−P地上子1,2,
3との間に配置される。そして、スペーサボルト25,
26は、外周部にねじ回し(例えば、スパナ、モンキー
スパナ)が掛合する切欠凹部30が少なくとも二個所形
成された拡径状、円柱形の柱体部31と、この柱体部3
1の軸方向の下部に突設した、延出部23のインサート
部24に螺合する下部ねじ部32と、柱体部31の軸方
向の上部に突設した、ATS−P地上子1,2,3の取
付孔33(図8参照)に嵌合する、先端側に上部ねじ部
34aが形成された上側突出部34とから概略構成され
ている。なお、この実施の形態では、柱体部31を円柱
形にしたが、角柱形に形成しても、多角柱形に形成して
もよい。
【0026】上記二つのスペーサボルト25,26は、
柱体部31の長さが異なっている。すなわち、図4に示
すスペーサボルト25は、図5に示すスペーサボルト2
6よりも、柱体部31の長さが21mm長く(高く)形
成されている。このように構成することにより、図23
に示す60kgレール6と50Nレール7の高さの差
(21mm)に一致させている。したがって、レール頭
面が高い60kgレール6が枕木5上に敷設されている
場合は、図4に示す柱体部31が長いスペーサボルト2
5を使用し、また、レール頭面が低い50Nレール7が
枕木5上に敷設されている場合は、図5に示す柱体部3
1が短いスペーサボルト26を使用する。
【0027】図6及び図7に示すものは、上記地上子取
付金具21の延出部23にスペーサボルト26を固定
し、このスペーサボルト26にATS−P(N)地上子
1(仮想線で示す)を装着して六角ナット35でATS
−P(N)地上子1を固定した一体物を枕木5に取付け
たものである。この場合、図7に示すように、レールは
50Nレール7が使用されているので、柱体部31の短
いスペーサボルト26を使用している。図6及び図7に
おいて、符号36はケーブル保護カバーを示している。
【0028】図8は、図6及び図7に示した地上子取付
金具21とATS−P(N)地上子1との固定部分の一
部を拡大して示した断面側面図である。この図8に示す
ように、柱体部31の上下部は座金兼用に作られている
ので、従来の地上子取付金具のような平座金15が不要
となっている。すなわち、図8に示すものと、従来例で
ある図22に示すものとを比較すると、ロックナット1
2、鍔部13及び鍔部13の上面の平座金15が不要と
なっている。これによって、本発明の地上子取付金具
は、従来の地上子取付金具よりも部品点数が大幅に減少
している。
【0029】次に、本実施の形態の地上子取付金具21
を利用してATS−P地上子1,2,3を枕木5に取付
ける手順を説明する。なお、三種類のATS−P地上子
1,2,3は形状及び、地上子取付金具21への取付位
置が異なるだけで、取付手順等は全て同じなので、AT
S−P(N)地上子1を例にして説明する。先ず、図9
に示すように、地上子取付金具21の延出部23の円で
囲った四ヶ所のインサート部24に夫々、図10で示す
ように、予め高さが設定されたスペーサボルト26を取
付ける(図10のスペーサボルト26には、説明の便宜
上、後作業で装着する防振ゴム16が装着してある)。
スペーサボルト26は、枕木5に50Nレール7が敷設
されているので、柱体部31の短いものが使用されてい
る。なお、工場からは、このように延出部23にスペー
サボルト26のみが取付けられた状態で出荷される。
【0030】そして、作業現場において、スペーサボル
ト26の柱体部31の上側突出部34に夫々、防振ゴム
16を嵌合させると共に、その上部にATS−P(N)
地上子1の取付孔33を挿通させ、四本のスペーサボル
ト26でATS−P(N)地上子1を保持する(図8参
照、図8はATS−P(N)地上子1を保持した1ヶ所
のスペーサボルト26を拡大して示したものである)。
また、ATS−P(N)地上子1から突出したスペーサ
ボルト26の上側突出部34に防振ゴム16、平座金1
5を嵌合させ、最後に六角ナット35を上部ねじ部34
aに螺合させてATS−P(N)地上子1を堅固に固定
する。この六角ナット35は、取付板22を枕木5に固
定するボルト28(図7参照)の頭部と同じ径に形成し
ているので、その固定具(スパナ等)は一種類で良く、
作業性が向上する。図11は地上子取付金具21にAT
S−P(N)地上子1を固定した態様を示している。
【0031】なお、スペーサボルト26の下部ねじ部3
2、及び上側突出部34の上部ねじ部34aに夫々ナイ
ロン製の極細糸を巻き付けて、下部ねじ部32を延出部
23のインサート部24に螺合させ、上側突出部34の
上部ねじ部34aに六角ナット35を螺合させれば、夫
々の螺合部にガタは発生しない。
【0032】そして、図11に示すように、ATS−P
(N)地上子1を予め地上子取付金具21に固定してお
けば、枕木5にATS−P(N)地上子1を容易に取付
けることができる。従来の取付手順では、地上子取付金
具4(図21参照)のATS−P(N)地上子1直下の
インサート部と、枕木5の取付穴17とを一致させ、取
付穴17に六角ボルト9を螺合させて地上子取付金具4
の取付台8を枕木5に固定するようにしていたが、本実
施の形態の取付手順では、地上子取付金具21の取付板
22の長手方向の両側部の挿通孔27と、枕木5のレー
ル側の取付穴17とを一致させて固定するので、ATS
−P(N)地上子1を地上子取付金具21の延出部23
に予め固定しておくことがことができる。
【0033】次に、ATS−P(N)地上子1を一体に
組付けた地上子取付金具21を、図12に示すように、
枕木5上に載置し(この場合、地上子取付金具21の底
面には、図24に示すようなゴムパッド18が貼着され
ている。)、地上子取付金具21の長手方向の両側部の
挿通孔27に四本のボルト28(図7参照)を挿通させ
て枕木5にねじ込めば、ATS−P(N)地上子1を枕
木5に容易に固定することができる。この場合、ATS
−P(N)地上子1は、レール頭面からATS−P
(N)地上子1上面までの高さ(60mm〜70mm)
に合わせたスペーサボルト26によって保持されている
ため、作業現場での高さ調整は不要である。
【0034】また、ATS−P(無電源)地上子2を枕
木5に取付ける場合には、図13で示す、地上子取付金
具21の延出部23の円で囲った四ヶ所のインサート部
24にスペーサボルト26を取付け、このスペーサボル
ト26にATS−P(無電源)地上子2を取付ける。図
14に示すものは、ATS−P(無電源)地上子2を一
体に組み付けた地上子取付金具21である。この地上子
取付金具21を枕木5に取付ける手順は、前述のATS
−P(N)地上子1の場合と略同じなので、説明を省略
する。
【0035】さらに、中継器レス地上子3を枕木5に取
付ける場合には、図15で示す、地上子取付金具21の
延出部23の円で囲った四ヶ所のインサート部24にス
ペーサボルト26を取付け、このスペーサボルト26に
中継器レス地上子3を取付ける。図16で示すものは、
中継器レス地上子3を一体に組み付けた地上子取付金具
21である。この地上子取付金具21を枕木5に取付け
る手順は、前述のATS−P(N)地上子1の場合と略
同じなので、説明を省略する。
【0036】以上説明したように本発明に係る、例え
ば、ATS−P(N)地上子1の地上子取付金具21
は、取付板22を、ATS−P(N)地上子1の直下に
設けた枕木5の取付穴17に固定するのではなく、AT
S−P(N)地上子1から外れた枕木5の取付穴17に
取付けるようにしたので、地上子取付金具21の延出部
23のインサート部24に予め、レール(例えば、50
Nレール7)に対応したスペーサボルト26を取付けて
おくことができる。
【0037】したがって、スペーサボルト26を取付け
た地上子取付金具21を工場から出荷すれば、作業現場
にて、この地上子取付金具21のスペーサボルト26に
ATS−P地上子1,2,3のいずれかを組み付け、い
ずれかのATS−P地上子1,2,3を組み付けた地上
子取付金具21を、ケーブル保護カバー36と共に、枕
木5に4本のボルト28により固定するだけで、各AT
S−P地上子1,2,3の高さ調整を行うことなく、各
ATS−P地上子1,2,3を枕木5に容易に取付ける
ことができる。
【0038】図17は、従来型の地上子取付金具4と、
本発明に係る新型の地上子取付金具21との取付作業時
間の測定結果、及び作業時間の削減割合を比較して示し
たものである。この試験結果は、ATS−P地上子1,
2,3の取付作業経験のある四人の作業員の昼間作業に
おける作業時間である。いずれの作業員も本発明の目的
である、取付作業時間の大幅な削減(短縮)が確認され
た。夜間に地上子取付経験の乏しい作業員が作業現場で
ATS−P地上子1,2,3を取付けた場合、従来型の
地上子取付金具4では作業員一人当り30分から50分
を要していたが、本発明の地上子取付金具21を採用す
ることによって、取付作業経験の乏しい作業員でも、ス
ペーサボルト25,26の高さ調整等が不要であるた
め、作業時間が大幅に短縮された。
【0039】
【発明の効果】本発明は、以上説明したように構成され
た地上子取付金具であるから、請求項1乃至3に記載さ
れた発明によれば、略矩形状の取付板の長手方向の両側
部位に該取付板を枕木に取付ける挿通孔を設け、前記取
付板の長手方向の略中間部位に地上子を取付ける複数個
のスペーサボルト取付用のインサート部を設けたので、
この取付板に複数種類の地上子を固定することができる
と共に、取付板及び枕木との固定部位と、取付板及び地
上子の固定部位とが別位置になるため、取付板に地上子
を予め取付けておくことができるので作業能率が向上す
る。
【0040】また、レール頭面から地上子上面までの高
さに対応したスペーサボルトを形成し、このスペーサボ
ルトを介して地上子を取付板に固定したので、地上子の
高さ調整を行うことなく地上子を枕木に取付けることが
できる。さらに、地上子を夜間作業の前に詰所等の作業
場所で組み付けることができるので、この地上子を一体
に組み付けた地上子取付金具を枕木に取付けることがで
きる。したがって、従来のような地上子取付金具の固定
と調整ボルトの高さ調整、及び地上子の取付けと地上子
の高さ調整の2段階の作業を廃止することができるの
で、取付作業の作業性を大幅に向上させることができ
る。
【0041】また、スペーサボルトを介して地上子を地
上子取付金具に固定したので、地上子の高さ調整が不要
になり、地上子の取付作業経験が少ない作業者でも地上
子を容易に取付けることができ、作業能率を向上させる
ことができる。また、取付板及びスペーサボルトを使用
することによって、従来の地上子取付金具より部品点数
が減少し、組付性の能率を上げることができる。このよ
うに作業性が向上すると、列車運行の終了した夜間に作
業を行っても時間を浪費することも、疲労することもな
く地上子を枕木に取付けることができる。さらに、地上
子取付金具の部品点数が少なくなり、地上子を地上子取
付金具に組み付けてから、枕木に取付けるようにしたの
で、部品を喪失するような不具合は発生しにくい。
【0042】さらに、夜間における地上子の取付作業時
間を、従来の地上子の取付作業時間よりも1/3〜1/
4に短縮することができるので、従来よりも3〜4倍の
取付作業現場に地上子を設置することができる。これに
よって、作業コストを大幅に低減することができると共
に、危険な軌道間に長く留まっている必要もなくなり、
作業員の安全性を確保することができる。
【0043】請求項4及び5に記載された発明によれ
ば、本発明の地上子取付金具は、自動列車停止装置の地
上子の地上子取付金具及び踏切制御子の地上子(踏切バ
ックアップ装置)の地上子取付金具として共用すること
ができるため、種類の異なる地上子を枕木に取付ける場
合に、取付作業時間を大幅に短縮して作業員の安全を確
保できると共に、取付作業能率を向上させることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る地上子取付金具を構成する取付板
の上面図である。
【図2】図1に示す取付板の正面図である。
【図3】図1に示す取付板の斜視図である。
【図4】本発明の地上子取付金具を構成するスペーサボ
ルトである。
【図5】本発明の地上子取付金具を構成する他のスペー
サボルトである。
【図6】本発明の、地上子取付金具と一体のATS−P
(N)地上子を枕木に取付けたところを示す上面図であ
る。
【図7】図6に示すものの一部断面正面図である。
【図8】図7に示すスペーサボルトの固定部分を拡大し
て示す断面正面図である。
【図9】本発明の取付板の延出部にATS−P(N)地
上子の取付位置を示した斜視図である。
【図10】図9に示す取付板の延出部にスペーサボルト
を取付けたところを示す斜視図である。
【図11】本発明の地上子取付金具にATS−P(N)
地上子を取付けたところを示す斜視図である。
【図12】図11に示すものを枕木に配置したところを
示す斜視図である。
【図13】本発明の取付板の延出部にATS−P(無電
源)地上子の取付位置を示した斜視図である。
【図14】本発明の地上子取付金具にATS−P(無電
源)地上子を取付けたところを示す斜視図である。
【図15】本発明の取付板の延出部に中継器レス地上子
の取付位置を示した斜視図である。
【図16】本発明の地上子取付金具に中継器レス地上子
を取付けたところを示す斜視図である。
【図17】本発明の地上子取付金具を使用して、地上子
を枕木に取付ける取付時間及び削減割合を従来型の地上
子取付金具と比較して示す図である。
【図18】ATS−P(N)地上子の斜視図である。
【図19】ATS−P(無電源)地上子の斜視図であ
る。
【図20】中継器レス地上子の斜視図である。
【図21】枕木に従来の地上子取付金具を固定したとこ
ろを示す斜視図である。
【図22】図21に示すものの一部を拡大して示す断面
正面図である。
【図23】レールを説明するための図である。
【図24】ATS−P(N)地上子の取付位置に地上子
取付金具用のパッドを敷いた枕木の斜視図である。
【図25】枕木に取付けたATS−P(N)地上子装着
用の取付台の斜視図である。
【図26】図25に示す取付台の四隅にスペーサボルト
を立設、固定したところを示す斜視図である。
【図27】ATS−P地上子上面からレール頭面までの
距離を示す概略図である。
【図28】枕木にATS−P(N)地上子を取付けたと
ころを示す斜視図である。
【図29】中継器レス地上子を取付けるための取付台を
枕木に固定したところを示す斜視図である。
【符号の説明】
1 ATS−P(N)地上子 2 ATS−P(無電源)地上子 3 中継器レス地上子 5 枕木 6 60kgレール 7 50Nレール 21 地上子取付金具 22 取付板 23 延出部 24 インサート部 25 スペーサボルト 26 スペーサボルト 27 挿通孔 30 切欠凹部 31 柱体部 32 下部ねじ部 34 上側突出部 34a 上部ねじ部 35 六角ナット
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 鈴木 和夫 東京都渋谷区代々木二丁目二番二号 東日 本旅客鉄道株式会社内 (72)発明者 上杉 志織 東京都渋谷区代々木二丁目二番二号 東日 本旅客鉄道株式会社内 (72)発明者 中村 啓章 東京都渋谷区幡ヶ谷2丁目37番6号 株式 会社三工社内 (72)発明者 篠崎 太一 東京都渋谷区幡ヶ谷2丁目37番6号 株式 会社三工社内 Fターム(参考) 5H161 AA01 BB02 DD41 DD43

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 列車走行用のレールを支持する枕木の長
    手方向上面に沿わせた略矩形状の取付板を形成し、該取
    付板の長手方向の両側部位に該取付板を前記枕木に固定
    する取付部材用の挿通孔を設けると共に、前記取付板の
    長手方向の略中間部位にスペーサボルト取付用のインサ
    ート部を設け、該インサート部に取付けたスペーサボル
    トを介して地上子を前記取付板に固定したことを特徴と
    する地上子取付金具。
  2. 【請求項2】 前記取付板の長手方向の略中間部位の両
    側部位に、該取付板の長手方向と直交する方向に延びる
    延出部を設け、該延出部に複数種類の地上子を取付けて
    固定するスペーサボルト取付用のインサート部を複数個
    設けたことを特徴とする請求項1記載の地上子取付金
    具。
  3. 【請求項3】 前記スペーサボルトは、前記取付板と地
    上子との間に介装されて前記地上子を支持する、外周部
    にねじ回しを掛合させる切欠凹部を備えると共に、レー
    ル頭面から地上子上面までの高さを有する拡径状の柱体
    部と、該柱体部の軸方向の下部に突設した前記取付板の
    インサート部に螺合する下部ねじ部と、前記柱体部の軸
    方向の上部に突設した、前記地上子を固定するナットが
    螺合する上部ねじ部を備えた上側突出部とから構成され
    ていることを特徴とする請求項1または2記載の地上子
    取付金具。
  4. 【請求項4】 前記地上子は、自動列車停止装置の地上
    子であることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記
    載の地上子取付金具。
  5. 【請求項5】 前記地上子は、踏切制御子の地上子であ
    ることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の地
    上子取付金具。
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