JP5384868B2 - 車両制御用地上子及び車両制御装置 - Google Patents

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Description

本発明は、無電源型の車両制御用地上子及びそれを用いた車両制御装置に関する。
地上/車上間電文送信手段として、無電源型の車両制御用地上子が知られている。無電源型の地上子は、それ自体は、電源を持たず、車両が接近したとき、車上子から送信された電力波を受信し、受信した電力波を電源入力として動作する。このような無電源型車両制御用地上子は、例えば、特許文献1及び特許文献2などで知られており、通常、鉄道の線路あるいは軌道を支持する道床の上に設置される。
鉄道の線路あるいは軌道に使われる道床としては、バラスト軌道と、スラブ軌道の2つが知られている。バラスト軌道では路盤上にバラスト(砕石)による道床を設け枕木・レールを敷設する。
一方、スラブ軌道は、コンクリート路盤上に軌道スラブと呼ばれる鉄筋コンクリート製の板を設置し、その上にレールを敷く構造となっている。鉄筋コンクリートによる軌道構造であることから、軌道狂いが発生しにくい省力化軌道の一つであり、新幹線、高架線路などに多く採用されている。
また、バラスト軌道は列車の重量・振動などによる軌道の狂いが生じやすいため定期的な保守管理を必要とするが、スラブ軌道はスラブを用いるため軌道の狂いが起こりにくく、保守管理の手間が低減される。また重量も軽いため、高架橋に用いた場合の高架橋への負荷も軽減できる。また、降雪期の鉄道車両下部には氷柱や氷塊が生じやすいが、バラスト軌道の場合にはこれらが車両から軌道に落ちてバラストが飛散し、車両本体や窓ガラスなどを損傷することがあるのに対し、スラブ軌道ではこの問題は発生しない。
ところが、上述したスラブ軌道に、無電源型車両制御用地上子を設置した場合、車上子から送信された電力波が、スラブ軌道側にも作用し、スラブ軌道に含まれる鉄筋などの金属構造物に渦電流が発生し、地上子の受信特性を悪化させることがある。このような問題点を解決するため、従来は、地上子の設置位置を変えたり、或いは、地上子の下側にアダプタを付設して、地上子と金属構造物との間の距離を拡大するなどの手段をとっていた。
しかし、本来設置したい場所に地上子を設置できないことは、設置場所設定基準の不統一性を招くし、列車制御からも好ましいことではない。また、特殊なアダプタを設置現場毎に製作して地上子に取り付ける必要があるなど、設置作業の不統一性を招く。
道床付近に存在する金属構造物の影響による受信特性の悪化を回避する手段として、地上子の送信・受信レベルを増大させる手段も考えられるが、車上装置及び地上装置は、既に、多数、現場に設置されていること、及び、地上子の寸法に制約があることなどから、この手段による対応は非常に困難である。
特開平8−183454号公報 特開平8−183455号公報
本発明の課題は、設置位置・設置作業の不統一性を招くことなく、道床付近に存在する金属構造物の影響による受信特性の悪化を回避し得る構造をもつ車両制御用地上子及びそれを用いた車両制御装置を提供することである。
本発明のもう1つの課題は、受信アンテナ形状を小型化し得る車両制御用地上子を提供することである。
本発明の更にもう一つの課題は、車両から送信する電力波の電力を低減し、省電力化に寄与しえる車両制御用及びそれを用いた車両制御装置を提供することである。
上述した課題を解決するため、本発明に係る車両制御用地上子は、ケースと、電力波受信コイルと、回路部と、磁性シートとを含む。前記ケースは、電波透過材料で構成されている。前記電力波受信コイルは、前記ケース内に配置されており、前記回路部は、前記ケース内に配置され、前記電力波受信コイルによって受信された電力波を電力に変換し、変換された前記電力を電源として動作する。
上述した構成は、無電源型の車両制御用地上子に一般的に採用されているものである。本発明の特徴は、このような一般的な構成を持つこの種地上子において、磁性シートを有する点にある。前記磁性シートは、前記電力波受信コイルと間隔をおいて対向する位置において、前記ケースに取り付けられている。
上述したように、磁性シートが、電力波受信コイルと間隔を隔てて対向する位置において、前記ケースに取り付けられていると、車両が地上子に接近し、車上子から電力波が送信された場合、電力波がケースを貫通してスラブ軌道側に突き抜けることがない。このため、地上子の下側では、スラブ軌道に含まれる鉄筋などの金属構造物に、電力波に起因する渦電流が発生することがない。従って、渦電流による地上子の受信特性の悪化を回避することができる。
しかも、ケースの所定位置に、磁性シートを配置することにより、スラブ軌道に含まれる鉄筋などの金属構造物に、電力波に起因する渦電流が発生するのを回避するのであって、地上子の設置位置を変えたり、或いは、地上子の下側にアダプタを付設して、地上子と金属構造物との間の距離を拡大するなどの手段をとる必要がない。このため、設置環境の違いにも関わらず、地上子の設置場所設定基準・設置作業の統一性を図ることが可能になる。
更に、地上子の受信レベルを増大させる必要もないから、受信アンテナ形状を小型化し得る。また、車上装置の送信電力の増大を図る必要もないから、車両から送信する電力波の電力を低減し、省電力化に寄与し得る。
以上述べたように、本発明によれば、次のような効果を得ることができる。
(a)設置位置・設置作業の不統一性を招くことなく、道床付近に存在する金属構造物の影響による受信特性の悪化を回避し得る構造をもつ車両制御用地上子を提供することができる。
(b)受信アンテナ形状を小型化し得る車両制御用地上子を提供することができる。
(c)車両側から送信する電力波の電力を低減し、省電力化に寄与しえる車両制御用地上子を提供することができる。
本発明の他の特徴及びそれによる作用効果は、添付図面を参照し、実施例によって更に詳しく説明する。
図1は本発明に係る車両制御用地上子を用いた車両制御装置の一例を示す概略図である。図示の車両制御装置は、車両1と、地上子3とを含む。車両1は、車上装置22と、車上子21とを有している。車上子21は、例えばループアンテナからなり、車上装置22の生成した電力波S1を、常時、地上側に送信する。
地上子3は、無電源地上子であり、ケース31と、アンテナ部32と、回路部33と、磁性シート34とを含み、スラブ軌道4の上に配置されている。ケース31は、電波透過材料、代表的にはプラスチック材料で構成されている。磁気シールドという観点からは、ケース31は磁性材料で構成すればよいが、ケース31の内部にアンテナ部32を配置してある関係上、そのような構成をとることができない。これが、電力波が地上子3を突き抜けて道床側に漏洩する原因の一つであり、本発明はそのような地上子3に固有の問題点を解決しようとするものである。
アンテナ部32は、ケース31の内部に配置されている。代表的には,ケース31の天面、即ち、スラブ軌道4上に地上子3を配置したときに車両1に近い側となる面の内側に配置されている。アンテナ部32は、少なくとも電力波受信コイルを含んでいるほか、一般には、情報送信コイルをも含んでいる。
回路部33は、ケース31内に配置され、アンテナ部32に含まれる電力波受信コイルによって受信された電力波S1を電力に変換し、変換された電力を電源として動作する。アンテナ部32及び回路部33の具体的な構成は、後で説明する。
上述した構成は、無電源型の車両制御用地上子に一般的に採用されているものである。本発明の特徴は、このような一般的な構成を持つ地上子3において、磁性シート34を有する点にある。磁性シート34は、電力波受信コイルを含むアンテナ部32と間隔を隔てて対向する位置において、ケース31に取り付けられている。磁性シート34としては、磁性粉と合成樹脂とを混合した複合磁性シート、フェライトなどのセラミック系磁性シート、金属磁性シートなどを利用することができる。これらのうちでも、加工性、使い易さなどの観点を重視すれば、複合磁性シートが好ましい。
磁性シート34は、アンテナ部32に含まれる電力波受信コイルによる電力波受信動作を障害しない位置に配置することが基本である。この要求を満たすために、磁性シート34は、アンテナ部32から間隔をおいて配置する。勿論、磁性シート34は、電力波S1が地上子3を突き抜けてスラブ軌道4に漏洩するのを阻止する必要があるから、そのような条件を満足する位置に設置する。
図示実施例では、アンテナ部32が、ケース31の天面の内面に付設されていることに合わせて、磁性シート34を、スラブ軌道4への設置面側となるケース31の底部の内側に、アンテナ部32と対向する関係で付設してある。底部に対する磁性シート34の取り付けに当たっては、接着、粘着又は機械的固定の手段をとることができる。磁性シート34は、ケース31の底部の外面に付設してもよいし、底部の内部に埋設してあってもよい。
上述したように、磁性シート34が、電力波受信コイルを含むアンテナ部32と間隔を隔てて対向する位置において、ケース31に取り付けられていると、車両1が地上子3に接近し、車上子21から電力波S1が送信された場合、電力波S1がケース31を貫通してスラブ軌道4の側に突き抜けることがない。このため、地上子3の下側では、スラブ軌道4に含まれる鉄筋などの金属構造物5に、電力波S1に起因する渦電流が発生することがない。従って、渦電流による地上子3の受信特性の悪化を回避することができる。
しかも、ケース31の所定位置に、磁性シート34を配置することにより、スラブ軌道4に含まれる鉄筋などの金属構造物5に、電力波S1に起因する渦電流が発生するのを回避するのであって、地上子3の設置位置を変えたり、或いは、地上子3の下側にアダプタを付設して、地上子3と金属構造物5との間の距離を拡大するなどの手段をとるものではない。このため、設置環境の違いにも関わらず、地上子3の設置場所の設定基準・設置作業の統一性を図ることが可能になる。
更に、地上子3の受信レベルを増大させる必要もないから、受信アンテナ形状を小型化し得る。また、スラブ軌道4の側への電力波S1の漏洩を考慮して、車上装置22の送信電力の増大を図る必要もないから、車上装置22及び車上子21から送信する電力波S1の電力を低減し、省電力化に寄与し得る。
図2は、図1に示した車両制御装置における地上子3の更に具体的な構成を示すブロック図である。図において、車両1は軌道6の上を矢印Fで示す方向に走行する。アンテナ部32は、電力波受信コイル321と情報送信コイル322とを含む。電力波受信コイル321及び情報送信コイル322は、一体化されていても、されていなくともよい。
回路部33は、電力部331、スイッチ部332、信号生成部(333〜335)等を備える。電力部321は、例えば、整流回路であり、電力波受信コイル321によって受信された電力波S1を、駆動電力P1に変換する機能を有する。
スイッチ部332は、電力部321から信号生成部(333〜335)に至る電力供給回路に設けられている。スイッチ部332は、外部から制御信号S3が供給され、制御信号S3に応じて、電力部321から信号生成部(333〜335)に至る電力供給回路を開閉する機能を有する。スイッチ部332は、例えば、フォトカプラ、トランジスタ回路等を用いて構成してもよい。
図示のスイッチ部332は、リレーPRで構成され、その落下接点PR1を、電力部321から信号生成部(333〜335)に至る電力供給回路に直列に入れて、これを開閉するようになっている。制御信号S3が制御条件「あり」(以下、論理値1として表現する)となり、スイッチ部332のリレーPRが励磁され、落下接点PR1がオフになると、信号生成部(333〜335)に対する駆動電力P1の供給が遮断される。
制御信号S3が制御条件「なし」(以下、論理値0として表現する)となり、スイッチ部332のリレーPRが無励磁になると、落下接点PR1が落下してオンとなり、駆動電力P1が落下接点PR1を通って、信号生成部(333〜335)に供給される。落下接点PR1を、扛上接点に変更した場合は、接点の開閉と、制御信号S3の論理関係が上記とは逆になる。
複数の制御信号S3を、信号生成部(333〜335)のうちの電文設定部333に入力し,制御信号S3に応じて、電文設定部333に予め登録されている電文を選択し、車上に送信してもよい。
制御信号S3は、車両1の制御条件として、外部から与えられる。制御内容としては、例えば、車両1を停止させるか否かの制御、車両1を減速させるか否かの制御及び車両1に注意を喚起させる必要があるか否かの制御等を挙げることができる。
信号生成部(333〜335)は、電力部321から駆動電力P1の供給を受け、1種類の送信電文S2のみを生成する簡単な構造を有する。図において、信号生成部(333〜335)は、電文設定部333と、変調部334と、増幅部335とを含む。情報送信コイル322は、信号生成部(333〜335)から供給された送信電文S2を送信する機能を有する。
次に、動作について説明する。まず、車両1が地上子3に接近すると、電力波受信コイル321は、車両1から出力された電力波S1を受信し、受信した電力波S1を電力部321に供給する。電力部321は、電力波S1の電圧を整流して、信号生成部(333〜335)を駆動するための駆動電力P1に変換する。
このとき、制御信号S3が論理値0であれば、スイッチ部332のリレーPRが無励磁となり、落下接点PR1が落下してオンになり、駆動電力P1が落下接点PR1を通って、信号生成部(333〜335)に供給される。
信号生成部(333〜335)は、駆動電力P1が供給された場合に、1種類の送信電文S2を生成し、出力する。信号生成部(333〜335)が出力した送信電文S2は、情報送信コイル322を介して、車両1に送信される。具体的には、駆動電力P1が供給された場合、信号生成部(333〜335)は、電文設定部333により電文を設定し、変調部334により電文を変調し、増幅部335により電文を増幅して、送信電文S2を生成し、出力する。
一方、制御信号S3が論理値1になると、スイッチ部332のリレーPRが励磁され、落下接点PR1がオフとなり、信号生成部(333〜335)に対する駆動電力P1の供給が停止される。この場合は、電文設定部333、変調部334及び増幅部335は、動作停止状態となり、送信電文S2を生成しない。
これにより、地上子3に接近した車両1は、送信電文S2を受信したとき、送信電文S2に基づいて、所定の制御を実行し、送信電文S2を受信しないとき、所定の制御を行わないように動作させることができる。
また、別の制御方法として、地上子3に接近した車両1は、送信電文S2を受信しないとき、所定の制御を実行し、送信電文S2を受信したとき、所定の制御を行わないように動作させることもできる。
上述したように、地上子3では、電力波受信コイル321が、車上子21と電磁的に結合したとき、車上子21から送信される電力波S1を受信し、この電力波S1を電力部321により駆動電力P1に変換することができるから、無電源の地上子3を実現できる。
また、電力部321から駆動電力P1の供給を受け、信号生成部(333〜335)において送信電文S2を生成し、情報送信コイル322により、送信電文S2を送信することができるから、必要な情報を車両1に与えることができる。
しかも、スイッチ部332は、外部から供給される制御信号S3が論理値1か、論理値0かに応じて、電力部321から信号生成部(333〜335)に至る電力供給回路を開閉するから、信号生成部(333〜335)から送信電文S2が出力される状態と、送信電文S2が出力されない状態とを実現できる。
また、スイッチ部332という簡単な構成を用いて、送信電文S2を送信する状態と、送信しない状態とを選択することができるから、複数の電文設定部や、ROM等のメモリや、これらを動作させる回路等が必要な地上子3と比較して、低コスト化を実現できる。
磁性シート34は、アンテナ部32の取り付けられた天面とは反対側の位置にあるケース31の底部の内面に配置されており、回路部33を構成する電力部331、スイッチ部332、及び、信号生成部(333〜335)は、この磁性シート34の上に配置されている。従って、図2の実施例でも、図1を参照して述べた作用効果が得られることは明らかである。
以上、実施の形態を参照して説明したが、本発明はこの実施例に限定されるものではなく、特許請求の範囲内において、種々の変形、変更が可能であることは言うまでもない。
本発明に係る車両制御用地上子を用いた車両制御装置の一例を示す概略図である。 図1に示した車両制御装置における地上子の更に具体的な構成を示すブロック図である。
符号の説明
3 地上子
31 ケース
32 アンテナ部
321 電力波受信コイル
322 情報送信コイル
333〜335 信号生成部
34 磁性シート

Claims (4)

  1. ケースと、電力波受信コイルと、回路部と、磁性シートとを含む車両制御用地上子であって、
    前記ケースは、電波透過材料で構成されており、
    前記電力波受信コイルは、前記ケース内において車両の存在する側に配置されており、
    前記回路部は、前記ケース内に配置され、前記電力波受信コイルによって受信された電力波を電力に変換し、変換された前記電力を電源として動作するものであり、
    前記磁性シートは、前記電力波受信コイルと間隔を隔てて対向する位置であって、前記ケース設置面側に取り付けられ、軌道に含まれる金属構造物における渦電流の発生を防止する、
    車両制御用地上子。
  2. 請求項1に記載された車両制御用地上子であって、
    前記磁性シートは、前記ケースの底部の内面に取り付けられており、
    前記電力波受信コイルは、前記ケース内において前記車両の存在する側となる天面部と、前記回路部との間であって前記天面部の内面に配置され、
    前記回路部は、前記間隔内に配置されている、
    車両制御用地上子。
  3. 請求項1又は2に記載された車両制御用地上子であって、スラブ軌道に設置される、車両制御用地上子。
  4. 地上子と、車上装置とを含む車両制御装置であって、
    前記地上子は、請求項1乃至3の何れかに記載されたものであり、
    前記車上装置は、前記電力波を送信する、
    車両制御装置。
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