JP4745349B2 - 半導体回路及びその制御方法 - Google Patents

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Description

本発明は、半導体回路及びその制御方法に関する。
システムLSIにおけるアナログ回路の重要性が高まっている。CMOSプロセスにおいてアナログ回路を実現する上では、半導体の製造プロセスにおけるトランジスタの製造ばらつき、及び動作時の周囲温度に依存した、トランジスタの特性の変動への対策が大きな課題になる。例えば、トランジスタのドレイン電流Id及び相互コンダクタンスgmは、同じ駆動電圧を与えた場合においても製造プロセスにおける酸化膜厚やポリシリコンの幅のばらつき等により変動し、また周囲温度によっても変動する。これによりアナログ回路の動作速度や消費電流がばらつくことが問題になる。
また、下記の特許文献1には、複数N個のアナログ回路ブロックと、共通の制御信号を受けて前記複数N個のアナログ回路ブロックに対応してバイアスを供給する複数N個のバイアス回路ブロックと、該複数N個のバイアス回路ブロックへの前記共通の制御信号を出力する制御回路とを含むことを特徴とするMOSアナログ集積回路が記載されている。
また、下記の特許文献2には、製造ばらつきもしくは温度変動で回路を構成するMOSFETのしきい値が変動すると内部信号中心電圧も同じように変動するため、この内部信号中心電圧を基準電圧として一方の入力端子に受ける差動アンプを有する半導体集積回路が記載されている。
また、下記の特許文献3には、低電源電圧しかも広い電源電圧範囲でバイアス電圧を供給し、低消費電力化を実現でき、かつ製造プロセスのバラツキや動作温度条件の変動による影響を抑制できるバイアス電圧発生回路が記載されている。
特開昭61−114319号公報 特開平8−321584号公報 特開2003−150258号公報
本発明の目的は、トランジスタの特性の製造ばらつき及び/又は温度によらず、回路の消費電流、動作速度及び駆動電圧を自動的に一定に保つことができる半導体回路及びその制御方法を提供することである。
本発明の一観点によれば、トランジスタの電流駆動能力を反映した信号を生成するバイアス回路と、前記信号をアナログ形式からデジタル形式に変換するアナログデジタル変換回路と、前記アナログデジタル変換回路により変換された信号を制御信号として、部分的に動作状態又は非動作状態に制御される信号処理回路とを有する半導体回路が提供される。
図1は、本発明の第1の実施形態による半導体回路の構成例を示すブロック図である。 図2は、図1のバイアス回路の構成例を示す回路図である。 図3は、図1のアナログデジタル変換回路の構成例を示す回路図である。 図4は、図1の要素回路の構成例を示す回路図である。 図5は、図1の信号処理回路の構成例を示す図である。 図6は、本発明の第2の実施形態によるバイアス回路の構成例を示す回路図である。 図7は、本発明の第3の実施形態によるアナログデジタル変換回路の構成例を示す回路図である。 図8は、図3及び図9の一定電流源の構成例を示す回路図である。 図9は、図5の信号処理回路の構成例に一定の電流を供給するための回路の構成例を示す回路図である。 図10は、本発明の第4の実施形態による図5の信号処理回路の構成例に電流を供給するための回路の構成例を示す回路図である。
以下、MOS電界効果トランジスタを単にトランジスタという。トランジスタのドレイン電流Id及び相互コンダクタンスgmは、次式(1)及び(2)で与えられる。
Id=(β/2)×Vod (1)
gm=β×Vod (2)
ただし、ここでVodはトランジスタのゲート及びソース間電圧をVgs、トランジスタの閾値電圧をVthとしたときのトランジスタの駆動電圧Vod=Vgs−Vthである。βはトランジスタのチャネル幅Wに比例し、チャネル長Lに反比例するトランジスタの係数である。また、係数β及び閾値電圧Vthは、プロセス条件及び温度に依存して変動する。
閾値電圧Vthの変動は、例えばカレントミラーのように閾値電圧Vthに依存せずに回路の電流を制御するバイアス手法を用いることで、トランジスタの駆動電圧Vodを閾値電圧Vthによらず一定に保つことができ、閾値電圧Vthの変動がトランジスタのドレイン電流Id及び相互コンダクタンスgmに与える影響を抑えることができる。
一方、係数βの変動については、ドレイン電流Id及び相互コンダクタンスgmの係数として作用するため、ドレイン電流Id又は相互コンダクタンスgmを一定に保つためには係数βの変動に応じて、駆動電圧Vodが変動するような制御を行う必要がある。このような場合、トランジスタの特性のうち駆動電圧Vodに強く依存するような特性、例えばノイズやマッチングの特性はプロセス条件及び温度により変動することになるため、別途これらの特性を考慮して特性の変動に対してマージンを持たせた回路設計が必要になる。逆に、駆動電圧Vodを一定に保つようなバイアス状態にトランジスタを制御した場合、係数βの変動によってドレイン電流Id及び相互コンダクタンスgmが変動し、回路の消費電力及び動作速度が変動する。
そこで、プロセス条件及び温度による係数βの変動に対して、トランジスタの相互コンダクタンスgmを一定に保つようなドレイン電流Idを生成し、回路の動作速度を一定に保つようなバイアス回路が考えられる。しかし、この場合、係数βの変動に応じてドレイン電流Id及び駆動電圧Vodが変動する。また、ドレイン電流Idを一定とするバイアス回路を用いた場合は、プロセス条件及び温度による係数βの変動に対してトランジスタの相互コンダクタンスgm及び駆動電圧Vodが変動する。
バイアス手法においては、プロセス条件及び温度の変動に対してトランジスタの相互コンダクタンスgm、ドレイン電流Id及び駆動電圧Vodを同時に一定に制御することは困難である。したがって、回路設計においてはトランジスタの特性の変動を考慮して、プロセス条件及び温度の変動に対するマージンを持たせる必要がある。そのため、設計の難易度が高くなると同時に回路の高性能化が妨げられる。
本発明の実施形態は、トランジスタの特性の製造ばらつき及び/又は温度によらず、回路の消費電流、動作速度及び駆動電圧を自動的に一定に保つ半導体回路を実現する。
(第1の実施形態)
図1は、本発明の第1の実施形態による半導体回路の構成例を示すブロック図である。回路1は、バイアス回路であり、トランジスタの電流駆動能力を反映した電圧信号又は電流信号を生成する。回路2は、アナログデジタル変換回路であり、バイアス回路1が生成する信号を任意の精度でアナログ形式からデジタル形式に変換し、Nビットのデジタル信号を制御信号として回路3に出力する。回路3は、実際に信号処理を行う信号処理回路であり、回路の一部分又は全体は並列接続構造を持ち、それぞれ制御信号により部分的に動作状態又は非動作状態に制御される要素回路30〜3Nで構成される。並列接続構造は、任意の数の要素回路30〜3Nが並列に接続されてよく、また各要素回路30〜3Nの回路規模は必ずしも等しい必要はなく、任意の回路規模の比で構成されてよい。例えば、信号処理回路3は、N+1個の要素回路30〜3Nからなる。要素回路30は常に動作状態にある。要素回路31〜3Nは、それぞれNビットの制御信号毎に設けられ、Nビットの制御信号により動作状態又は非動作状態に制御される。
図2は、図1のバイアス回路1の構成例を示す回路図である。pチャネルトランジスタM13は、ソースが電源電圧に接続され、ゲート及びドレインがnチャネルトランジスタM11のドレインに接続される。nチャネルトランジスタM11は、ゲートがnチャネルトランジスタM12のゲート及びドレインに接続され、ソースが抵抗R11を介してグランドに接続される。pチャネルトランジスタM14は、ゲートがトランジスタM13のゲート及びドレインに接続され、ソースが電源電圧に接続され、ドレインがトランジスタM12のゲート及びドレインに接続される。トランジスタM12のソースは、グランドに接続される。nチャネルトランジスタM15は、ゲートがトランジスタM11及びM12のゲートに接続され、ソースがグランドに接続され、ドレインが電流端子I11に接続される。
例えば、トランジスタM11のチャネル幅は、トランジスタM12のチャネル幅の4倍であり、トランジスタM13及びM14のチャネル幅は等しい。このとき、トランジスタM12の相互コンダクタンスgmは、抵抗素子R11の抵抗値に関連付けられ、プロセス条件及び温度によらず、一定の値に制御される。このとき、カレントミラーによりトランジスタM12のドレイン電流IdをトランジスタM15で複製して端子I11に出力する。抵抗素子R11は、例えば、プロセス条件及び温度の影響を受けにくい、半導体チップ外部の抵抗素子を用いる。
このとき、バイアス回路の端子I11の出力電流は、トランジスタの相互インダクタンスgmを一定に制御するような電流であるため、上式(2)から、トランジスタの駆動電圧Vodは係数βの変動に対して反比例するように制御されている。上式(2)を次式(3)に変形し、次式(3)を上式(1)に代入すると、次式(4)になる。
Vod=gm/β (3)
Id=gm/(2×β) (4)
式(4)より、相互コンダクタンスgmが一定であるとすると、ドレイン電流Idは係数βの変動に対して反比例することがわかる。トランジスタM11、M12及びM15は、カレントミラーを構成する。端子I11の出力電流は、トランジスタの係数βの変動に対して反比例し、係数βの変動を反映した電流信号として用いることができる。このバイアス回路は、トランジスタの相互コンダクタンスgmがある一定の値になるように制御される電流信号を端子I11において生成する。
図3は、図1のアナログデジタル変換回路2の構成例を示す回路図である。pチャネルトランジスタM21は、ソースが電源電圧に接続され、ゲート及びドレインが端子I11に接続される。pチャネルトランジスタM22は、ゲートがトランジスタM21のゲート及びドレインに接続され、ソースが電源電圧に接続され、ドレインが端子Q21に接続される。電流源I21は、端子Q21及びグランド間に接続される。pチャネルトランジスタM23は、ゲートがトランジスタM21及びM22のゲートに接続され、ソースが電源電圧に接続され、ドレインが端子Q22に接続される。電流源I22は、端子Q22及びグランド間に接続される。トランジスタM21、M22及びM23は、カレントミラーを構成する。
図2のバイアス回路1の電流出力端子I11の電流をトランジスタM21、M22及びM23で構成したカレントミラーで複製し、基準電流源I21及びI22と比較し、出力端子Q21及びQ22から制御信号を出力する。バイアス回路1の端子I11の出力電流が、基準電流源I21の電流より大きい場合には端子Q21の制御信号がハイレベル状態、小さい場合には端子Q21の制御信号がローレベル状態になり、基準電流源I22の電流より大きい場合には端子Q22の制御信号がハイレベル状態、小さい場合には端子Q22の制御信号がローレベル状態になる。この例は分解能が3値の例である。基準電流源I21及びI22の電流をそれぞれ適切に設定することで、端子I11の電流を3レベルに判定することができる。
以下、端子I11、基準電流源I21及びI22の電流をそれぞれI11、I21及びI22として説明する。例えば、I21<I22の場合を仮定すると、I11<I21の場合には端子Q21及びQ22は共にローレベル状態を出力する。I21<I11<I22の場合には、端子Q21はハイレベル状態、端子Q22はローレベル状態を出力する。I22<I11の場合には、端子Q21及びQ22は共にハイレベル状態を出力する。このアナログデジタル変換回路2は、端子I11のアナログ信号を、端子Q21及びQ22の2ビットのデジタル信号に変換する。出力端子Q21及びQ22には、ノイズの影響により出力が不安定になる現象を防止するために、ローパスフィルタやシュミットトリガゲートを挿入してもよい。
例えば、プロセス条件及び温度がそのばらつきにおける平均の状態、すなわちもっとも標準的な状態における端子I11の電流をI0と見積もり、例えば基準電流源I21の電流を0.75×I0、基準電流源I22の電流を1.25×I0に設定すると、端子I11の電流が標準的な場合には端子Q21はハイレベル状態、端子Q22はローレベル状態を出力する。端子I11の電流が比較的小さい場合には、端子Q21及びQ22はローレベル状態を出力する。端子I11の電流が比較的大きい場合には、端子Q21及びQ22はハイレベル状態を出力する。すなわち、端子Q21及びQ22の信号のうちハイレベル状態にある信号の数は、0〜2の範囲であり、端子I11の電流信号の大小を反映する。
図4は、図1の要素回路30〜3Nの各構成例を示す回路図である。pチャネルトランジスタM32は、ゲートがスイッチS32に接続され、ソースが電源電圧に接続され、ドレインが出力端子Voutに接続される。nチャネルトランジスタM31は、ゲートが入力端子Vinに接続され、ドレインがスイッチS31を介して出力端子Voutに接続され、ソースがグランドに接続される。端子Qは、図3の端子Q21又はQ22に接続される。スイッチS31は、端子Qがハイレベル状態になると閉じ、端子Qがローレベル状態になると開く。スイッチS32は、端子Qがハイレベル状態になるとバイアス端子VbiasをトランジスタM32のゲートに接続してトランジスタM32をオンさせ、端子Qがローレベル状態になると電源電圧をトランジスタM32のゲートに接続してトランジスタM32をオフさせる。バイアス端子Vbiasには、バイアス電圧又はバイアス電流が供給される。
この要素回路30〜3Nは、ソース接地アンプ(増幅回路)であり、入力端子Vinの入力電圧を増幅し、出力端子Voutから出力電圧を出力する。nチャネルトランジスタM31が入力トランジスタ、pチャネルトランジスタM32がバイアス電流を供給するトランジスタである。また、このソース接地アンプは、スイッチS31及びS32により動作状態又は非動作状態に切り替えられる。図の状態は動作状態を示しており、非動作状態においてはスイッチS31及びS32はそれぞれ異なった状態に切り替えられる。スイッチS31及びS32は、端子Qの制御信号により制御される。ここでは、端子Qがハイレベル状態において図の動作状態が実現され、端子Qがローレベル状態において非動作状態が実現される。実際には、スイッチS31及びS32は、トランジスタにより構成可能である。
図5は、図1の信号処理回路3の構成例を示す図である。信号処理回路3は、例えば、3個の要素回路30、31及び32の並列接続構造を有する。要素回路30、31及び32は、それぞれ図4の回路構成を有する。要素回路30〜32は、入力端子Vin及び出力端子Voutがそれぞれ接続される。要素回路31の制御端子Qには、図3の端子Q21が接続される。要素回路32の制御端子Qには、図3の端子Q22が接続される。要素回路31及び32は、それぞれ制御端子Q21及びQ22の制御信号に応じて、動作状態又は非動作状態に制御される。要素回路30の制御端子Qには、ハイレベル状態が常に与えられており、要素回路30は制御端子Q21及びQ22の信号によらず常に動作状態にある。
このとき、ハイレベル状態の制御端子Q21及びQ22により動作状態におかれる要素回路30〜32の数は、制御端子Q21及びQ22のハイレベル状態の数に応じて1〜3の範囲で制御される。前述の通り、バイアス回路1の出力電流の大小を反映したハイレベル状態の数により、信号処理回路3の回路規模が制御される。信号処理回路3の動作状態の回路規模を3値の分解能でバイアス回路1の出力電流に比例させることができる。バイアス回路1の出力電流は、トランジスタの係数βの変動に反比例するため、信号処理回路3の動作状態の回路規模は同様に係数βの変動に反比例すると言え、動作状態のトランジスタのチャネル幅と個数の積とβの積によりあらわされる信号処理回路3の実効的な係数βは、プロセス条件及び温度によらず一定に保たれる。
バイアス回路1は、トランジスタの相互コンダクタンスgmがある一定の値になるように制御される電流信号を生成する。また、アナログデジタル変換回路2は、バイアス回路1が生成する電流信号を任意の精度で離散値に変換する。信号処理回路3は、並列接続構造をなす要素回路30〜3Nのうち、動作状態に制御される要素回路30〜3Nのトランジスタのチャネル幅及び個数の積の総計が、バイアス回路1の電流信号に比例するように、回路規模が制御される。
信号処理回路3は、制御端子Q21及びQ22の制御信号を受け取る。要素回路31及び32は、それぞれ制御端子Q21及びQ22がハイレベル状態のときに動作状態におかれ、ローレベル状態のときに非動作状態におかれる。端子I11の電流が大きい場合には動作状態にある回路規模を大きくし、端子I11の電流が小さい場合には動作状態にある回路規模を小さくすることができ、端子I11の電流信号に比例した回路規模を制御することができる。
次に、係数βとチャネル幅Wとの関係を説明する。係数βは、次式(5)で表される。ここで、μは移動度、Coxはゲート酸化膜の容量、Wはチャネル幅、Lはチャネル長である。
β=μ×Cox×W/L (5)
バイアス回路1は、相互コンダクタンスgmが一定であるので、上式(4)より、係数βが小さくなると、端子I11の電流が大きくなる。信号処理回路3は、端子I11の電流が大きくなると、動作状態に制御されるトランジスタの個数が増える。これは、トランジスタのチャネル幅Wが増えることを意味し、式(5)より係数βが増えることを意味する。この制御により、実効的な係数βを一定に維持することができる。
逆に、バイアス回路1は、係数βが大きくなると、端子I11の電流が小さくなる。信号処理回路3は、端子I11の電流が小さくなると、動作状態に制御されるトランジスタの個数が減る。これは、トランジスタのチャネル幅Wが減ることを意味し、式(5)より係数βが減ることを意味する。この制御により、実効的な係数βを一定に維持することができる。
信号処理回路3は、動作状態にある要素回路30〜3Nの回路規模の総計を、プロセス条件や温度により変動する係数βの値に反比例するよう制御することができる。係数βは、トランジスタのチャネル幅Wと個数の積に比例する値であるので、動作状態にある要素回路30〜3Nの係数βの総計、すなわち信号処理回路3の実効的な係数βについては、動作状態にある要素回路30〜3Nのトランジスタのチャネル幅Wと個数の積の総計に比例する。したがって、動作状態にある要素回路30〜3Nの回路規模を、変動する係数βの値に反比例するように制御することで、信号処理回路3の実効的な係数βを一定に保つことができる。このとき、信号処理回路3の動作状態にある要素回路30〜3Nの端子Vbiasには、一定の電流を供給することで、信号処理回路3の実効的なドレイン電流Id、相互コンダクタンスgm、駆動電圧Vodを、プロセス条件及び温度によらず一定に制御することができる。
図9は、図5の信号処理回路の構成例に一定の電流を供給するための回路の構成例を示す回路図である。pチャネルトランジスタM71は、ゲートが端子Vbiasに接続され、ソースが電源電圧に接続され、ドレインがスイッチS71を介して端子Vbiasに接続される。pチャネルトランジスタM72は、ゲートがトランジスタM71のゲートに接続され、ソースが電源電圧に接続され、ドレインがスイッチS72を介して端子Vbiasに接続される。pチャネルトランジスタM73は、ゲートがトランジスタM71及びM72のゲートに接続され、ソースが電源電圧に接続され、ドレインがスイッチS73を介して端子Vbiasに接続される。定電流源I71は、端子Vbias及びグランド間に接続される。スイッチS71は、制御信号としてハイレベルが入力され、要素回路30のスイッチS31と同様に、常に閉じている。スイッチS72は、制御信号として端子Q21の信号が入力され、要素回路31のスイッチS31と同じ動作をする。スイッチS73は、制御信号として端子Q22の信号が入力され、要素回路32のスイッチS31と同じ動作をする。すなわち、スイッチS71〜S73は、それぞれ要素回路30〜32のスイッチS31と同じ動作を行う。また、トランジスタM71〜M73は、要素回路30〜32のトランジスタM32と共にカレントミラーを構成する。この構成により図5の信号処理回路の構成例には、一定の電流を供給することができる。
信号処理回路3は、複数の要素回路30〜32が基準電流に応じて電流を複製するカレントミラーを構成する。そのカレントミラーは、制御端子Q21及びQ22の信号にかかわらず動作状態になる第1の要素回路30と、制御端子Q21及びQ22の信号に応じて動作状態又は非動作状態になる第2の要素回路31及び32とを有する。端子Vbiasのカレントミラーの基準電流は、一定の電流である。
信号処理回路3は、並列接続構造のうち動作状態に制御可能な要素回路31及び32が前述のような端子Q21及びQ22の制御信号により制御されるので、動作状態にある要素回路30〜32の電流の総計を、プロセス条件及び温度によらず一定に制御することができる。
図8は、図3及び図9の一定電流源I21,I22及びI71の各構成例を示す回路図である。差動増幅器A61は、反転入力端子が抵抗R61を介してグランドに接続され、非反転入力端子が電圧源V61を介してグランドに接続され、出力端子がnチャネルトランジスタM61のゲートに接続される。nチャネルトランジスタM61は、ソースが差動増幅器A61の反転入力端子に接続され、ドレインが電流出力端子I61に接続される。
差動増幅器A61の働きにより、反転入力端子の電圧が電圧源V61の電圧と等しくなるように負帰還系が構成される。抵抗R61を流れる電流は、V61/R61に制御される。この電流は、nチャネルトランジスタM61の電流と共通であるから、電流出力端子I61から取り出される電流もV61/R61に制御される。
このように、端子I61の出力電流は、電圧源V61及び抵抗R61で決定されるため、電圧源V61が示す電圧値と抵抗R61が示す抵抗値が、製造ばらつきや温度による影響をうけないよう意図することで、一定の電流を発生することができる。実際には、電圧源V61としては、バンドギャップリファレンス回路の出力電圧を用いることができる。また、抵抗R61としては、製造ばらつきや温度の影響を受けにくい、半導体チップ外部の抵抗素子を用いることができる。
以上の構成で作られる端子I61の出力電流を、カレントミラー等により任意の倍率で任意の数だけ複製することができる。この電流を基にして、図9の基準電流源I71、図3の基準電流源I21及びI22等として用いることができる。
(第2の実施形態)
図6は、本発明の第2の実施形態によるバイアス回路1の構成例を示す回路図である。アナログデジタル変換回路2及び信号処理回路3は、第1の実施形態のものと同様である。以下、本実施形態が第1の実施形態と異なる点を説明する。
図6を参照しながら、バイアス回路1の構成を説明する。pチャネルトランジスタM45及びM46のゲートは、pチャネルトランジスタM44のドレインに接続される。pチャネルトランジスタM43及びM44のゲートは、トランジスタM43のドレインに接続される。トランジスタM43〜M46のソースは、電源電圧に接続される。pチャネルトランジスタM48は、ゲートが電圧源V41を介してグランドに接続され、ソースがトランジスタM46のドレインに接続され、ドレインがグランドに接続される。pチャネルトランジスタM47は、ゲート及びドレインがグランドに接続され、ソースがトランジスタM45のドレインに接続される。nチャネルトランジスタM42は、ゲートがトランジスタM46のドレインに接続され、ドレインがトランジスタM44のドレインに接続され、ソースがグランドに接続される。nチャネルトランジスタM41及びM49は、ゲートがトランジスタM45のドレインに接続され、ソースがグランドに接続される。トランジスタM41のドレインは、トランジスタM43のドレインに接続される。トランジスタM49のドレインは、電流端子I41に接続される。
例えば、nチャネルトランジスタM41のチャネル幅は、トランジスタM42のチャネル幅の4倍で構成し、他のpチャネルトランジスタM43〜M48のチャネル幅は等しい構成をとることができる。トランジスタM43及びM44はカレントミラーを構成し、トランジスタM45及びM47並びにトランジスタM46及びM48はソースフォロワを構成している。トランジスタM48のゲートには、電圧源V41の電圧が与えられ、トランジスタM47のゲートは接地されている。
このとき、トランジスタM41の駆動電圧Vodは、トランジスタM48のゲートに与える電圧源V41の電圧と関連付けられ、プロセス条件及び温度によらず、一定の駆動電圧Vodに制御される。このときのトランジスタM41のドレイン電流をトランジスタM49で複製して端子I41に出力する。
このとき、バイアス回路1の端子I41の出力電流は、トランジスタの駆動電圧Vodを一定に制御するような電流であるため、上式(1)よりドレイン電流Idは係数βの変動に対して比例することがわかる。したがって、端子I41の出力電流は、トランジスタの係数βの変動に対して比例し、係数βの変動を反映した電流信号として用いることができる。
本実施形態のアナログデジタル変換回路2は、第1の実施形態のアナログデジタル変換回路2と同様に、図3の回路を利用して構成することができる。図6のバイアス回路1の電流出力端子I41の電流を図3の電流入力端子I11に接続し、すでに説明した動作原理で、制御端子Q21及びQ22に制御信号を出力する。すなわち、例えば、I21<I22の場合を仮定すると、I41<I21の場合には、端子Q21及びQ22は共にローレベル状態を出力する。I21<I41<I22の場合には、端子Q21はハイレベル状態、端子Q22はローレベル状態を出力する。I22<I41の場合には、端子Q21及びQ22は共にハイレベル状態を出力する。
したがって、制御端子Q21及びQ22のうちハイレベル状態にある信号の数は、0〜2の範囲で端子I41の電流信号の大小を反映する。したがって、信号処理回路3がこれら2つの制御端子Q21及びQ22の信号を受け取り、それぞれを受け取る要素回路31及び32は制御端子Q21及びQ22の信号がハイレベル状態のときに非動作状態におかれ、ローレベル状態のときに動作状態におかれるとすればよい。すなわち、本実施形態では、第1の実施形態に対して、図4の要素回路のスイッチS31及びS32が、制御端子Qのハイレベル及びローレベルのときの動作が逆になればよい。これにより、端子I41の電流が大きい場合には動作状態にある回路規模を小さくし、端子I41の電流が小さい場合には動作状態にある回路規模を大きくすることができ、電流信号に反比例した回路規模の制御をすることができる。
バイアス回路1は、駆動電圧Vodが一定であるので、上式(1)より、係数βが小さくなると、端子I41の電流も小さくなる。信号処理回路3は、端子I41の電流が小さくなると、動作状態に制御されるトランジスタの個数が増える。これは、トランジスタのチャネル幅Wが増えることを意味し、上式(5)より係数βが増えることを意味する。この制御により、実効的な係数βを一定に維持することができる。
逆に、バイアス回路1は、係数βが大きくなると、端子I41の電流も大きくなる。信号処理回路3は、端子I11の電流が大きくなると、動作状態に制御されるトランジスタの個数が減る。これは、トランジスタのチャネル幅Wが減ることを意味し、上式(5)より係数βが減ることを意味する。この制御により、実効的な係数βを一定に維持することができる。
このとき、信号処理回路3の動作状態にある要素回路30〜3Nの端子Vbiasには、一定の電流を供給することで、信号処理回路3の実効的なドレイン電流Id、相互コンダクタンスgm、駆動電圧Vodを、プロセス条件及び温度によらず一定に制御することができる。
本実施形態によれば、バイアス回路1は、トランジスタの駆動電圧Vodがある一定の値になるように制御される電流信号を生成する。アナログデジタル変換回路2は、バイアス回路1が生成する電流信号を任意の精度で離散値に変換する。信号処理回路3は、並列接続構造をなす要素回路30〜32のうち、動作状態に制御される要素回路のトランジスタのチャネル幅及び個数の積の総計が、バイアス回路1の電流信号に反比例するように、回路規模が制御される。
(第3の実施形態)
図7は、本発明の第3の実施形態によるアナログデジタル変換回路2の構成例を示す回路図である。バイアス回路1及び信号処理回路3は、第2の実施形態のものと同様である。以下、本実施形態が第2の実施形態と異なる点を説明する。
図7のアナログデジタル変換回路2は、図3のアナログデジタル変換回路2に対して、インバータX21及びX22を追加したものである。インバータX21は、端子Q21及びトランジスタM22のドレイン間に接続される。インバータX22は、端子Q22及びトランジスタM23のドレイン間に接続される。端子I11は、図6の端子I41に接続される。図7のアナログデジタル変換回路2は、図3のアナログデジタル変換回路2の出力端子Q21及びQ22の信号を反転させて出力する回路の例である。
図7の回路は、図3の回路と同様に、インバータX21及びX22の入力あるいは端子Q21及びQ22には、ノイズの影響により出力が不安定になる現象を防止するために、ローパスフィルタやシュミットトリガゲートを挿入してもよい。
例えば、I21<I22の場合を仮定すると、I41<I21の場合には、端子Q21及びQ22は共にハイレベル状態を出力する。I21<I41<I22の場合には、端子Q21はローレベル状態、端子Q22はハイレベル状態を出力する。I22<I41の場合には、端子Q21及びQ22は共にローレベル状態を出力する。
このとき、制御端子Q21及びQ22のうちローレベル状態にある信号の数は、0〜2の範囲で端子I41の電流信号の大小を反映する。信号処理回路3は、第1の実施形態と同様に、2つの制御端子Q21及びQ22の信号を受け取り、それぞれを受け取る要素回路21及び22は制御端子Q21及びQ22がハイレベル状態のときに動作状態におかれ、ローレベル状態のときに非動作状態におかれる。これにより、端子I41の電流が大きい場合には動作状態にある回路規模を小さくし、端子I41の電流が小さい場合には動作状態にある回路規模を大きくすることができ、第2の実施形態と同様に、電流信号に反比例した回路規模の制御をすることができる。
(第4の実施形態)
図10は、本発明の第4の実施形態による図5の信号処理回路の構成例に電流を供給するための回路の構成例を示す回路図である。端子Vbiasには、図9の回路の代わりに、図10の回路を接続することができる。
pチャネルトランジスタM81は、ソースが電源電圧に接続され、ゲート及びドレインが端子Vbias及びバイアス回路82に接続される。バイアス回路82は、図6のバイアス回路と同じ構成を有する。バイアス回路82の端子I41は、端子Vbais及びトランジスタM81に接続される。
バイアス回路82の端子I41の出力電流を基に信号処理回路3のトランジスタがトランジスタM41と同様の電流密度になるよう、バイアス電流を端子I41に供給することにより、信号処理回路3のトランジスタを一定の駆動電圧Vodに制御することができる。
信号処理回路3は、複数の要素回路30〜32が基準電流に応じて電流を複製するカレントミラーを構成する。そのカレントミラーは、制御端子Q21及びQ22の信号にかかわらず動作状態になる第1の要素回路30と、制御端子Q21及びQ22の信号に応じて動作状態又は非動作状態になる第2の要素回路31及び32とを有する。端子Vbiasのカレントミラーの基準電流は、トランジスタの駆動電圧Vodが一定になるように制御された電流信号に比例した電流である。
信号処理回路3は、第1〜第3の実施形態と同様に、要素回路30〜32の動作状態を制御することにより、動作状態にある要素回路の電流の総計を、プロセス条件及び温度によらず一定に制御することができる。
以上のように、第1〜第4の実施形態によれば、製造されたトランジスタの速度を反映した制御信号を生成するバイアス回路1を備える。信号処理回路3は、並列接続構造をもち、各要素回路30〜3Nは制御信号により個別に動作状態又は非動作状態に制御される。これにより、トランジスタの特性の製造ばらつき及び温度によらず、回路の消費電流、動作速度、駆動電圧を自動的に一定に保つことができる。
なお、上記実施形態は、何れも本発明を実施するにあたっての具体化の例を示したものに過ぎず、これらによって本発明の技術的範囲が限定的に解釈されてはならないものである。すなわち、本発明はその技術思想、またはその主要な特徴から逸脱することなく、様々な形で実施することができる。
トランジスタの電流駆動能力に応じて動作状態又は非動作状態を制御することにより、トランジスタの特性の製造ばらつき及び/又は温度によらず、回路の消費電流、動作速度及び駆動電圧を自動的に一定に保つことができる。

Claims (10)

  1. トランジスタの電流駆動能力を反映した信号を生成するバイアス回路と、
    前記信号をアナログ形式からデジタル形式に変換するアナログデジタル変換回路と、
    前記アナログデジタル変換回路により変換された信号を制御信号として、部分的に動作状態又は非動作状態に制御される信号処理回路と
    を有することを特徴とする半導体回路。
  2. 前記信号処理回路は、部分的に動作状態又は非動作状態に制御される要素回路が並列に接続されていることを特徴とする請求項1記載の半導体回路。
  3. 前記バイアス回路が生成する信号は、電圧信号又は電流信号であることを特徴とする請求項1記載の半導体回路。
  4. 前記バイアス回路は、トランジスタの相互コンダクタンスがある一定の値になるように制御される電流信号を生成し、
    前記信号処理回路は、動作状態に制御される要素回路のトランジスタのチャネル幅及び個数の積の総計が、前記電流信号に比例することを特徴とする請求項2記載の半導体回路。
  5. 前記バイアス回路は、トランジスタの駆動電圧がある一定の値になるように制御される電流信号を生成し、
    前記信号処理回路は、動作状態に制御される要素回路のトランジスタのチャネル幅及び個数の積の総計が、前記電流信号に反比例することを特徴とする請求項2記載の半導体回路。
  6. 前記信号処理回路は、前記複数の要素回路が基準電流に応じて電流を複製するカレントミラーを構成することを特徴とする請求項2記載の半導体回路。
  7. 前記カレントミラーは、前記制御信号にかかわらず動作状態になる第1の要素回路と、前記制御信号に応じて動作状態又は非動作状態になる第2の要素回路とを有することを特徴とする請求項6記載の半導体回路。
  8. 前記基準電流は、一定の電流であることを特徴とする請求項6記載の半導体回路。
  9. 前記基準電流は、トランジスタの駆動電圧が一定になるように制御された電流信号に比例した電流であることを特徴とする請求項6記載の半導体回路。
  10. トランジスタの電流駆動能力を反映した信号を生成する信号生成ステップと、
    前記信号をアナログ形式からデジタル形式に変換するアナログデジタル変換ステップと、
    前記変換された信号を制御信号として、部分的に信号処理回路を動作状態又は非動作状態に制御する制御ステップと
    を有することを特徴とする半導体回路の制御方法。
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