JP5974998B2 - 演算増幅器 - Google Patents

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Description

本発明は、演算増幅器に関する。
この種の演算増幅器は、その一例として出力段にプッシュプル回路を採用し、B級又はAB級動作させることで電力消費を抑制している構成のものがある。このプッシュプル回路は適切なバイアスが与えられAB級動作するとクロスオーバー歪みを低減できる。この演算増幅器の一例が特許文献1に開示されている。
この特許文献1記載の差動AB級増幅回路は、差動入力回路となる第1差動増幅器、第2差動増幅器とAB級出力回路とを備える。このとき、第1及び第2の差動増幅器は差動入力トランジスタに能動負荷を接続した構成であり、この能動負荷の出力がAB級出力回路内の最終段のMOSトランジスタのゲートに直接接続されている。
特開2011−019115号公報
プッシュプル型の出力段はAB級動作するとき所定のバイアスが印加される。所定バイアスがプッシュプル型の出力段に印加されたときに、回路設計バラつき等に応じてオフセット電流が生じてしまうと、差動入力回路の能動負荷にオフセット電流ΔIが流入/流出してしまい、回路伝達特性に悪影響を及ぼしてしまう虞がある。差動入力回路の出力インピーダンスは高いため、オフセット電流ΔIに応じたプッシュプル出力回路の出力オフセット電圧ΔVの感度が大きくなり、このオフセットの影響に応じて入出力伝達精度が悪化してしまう。
本発明は、上記事情に鑑みてなされたもので、その目的は、AB級出力回路の回路バラつき等に伴うオフセット電流の影響を抑制し入出力伝達精度を極力向上できるようにした演算増幅器を提供することにある。
請求項1記載の発明によれば、差動入力回路は第1電源線と第2電源線との間に接続され能動負荷から信号出力するが、AB級出力回路は能動負荷に生じる電圧を増幅して出力する。AB級出力回路は、一対の第2トランジスタがAB級動作することで信号出力する。
このとき、AB級出力回路の回路バラつきに伴い、第2電流源の供給電流が差動入力回路側に大きく流れ込む虞があるが、請求項1記載の発明によれば、差動入力回路の能動負荷とAB級出力回路との間にインピーダンス変換回路を設けているので、第2電流源の供給電流が差動入力回路へ流れこむ電流量を低減できる。
このため、AB級出力回路の回路バラつき等を生じたとしても、当該回路バラつき等に伴うオフセット電流の影響を抑制でき入出力伝達精度を極力向上できる。
本発明の第1実施形態に係る演算増幅器を示す回路構成図 動作点と出力段の出力電流を概略的に示す説明図 本発明の第2実施形態に係る演算増幅器を示す回路構成図(図1相当図) 本発明の第3実施形態に係る演算増幅器を示す回路構成図(図1相当図) 本発明の第4実施形態に係る演算増幅器を示す回路構成図(図1相当図) 本発明の第5実施形態に係る演算増幅器を示す回路構成図(図1相当図) 本発明の第6実施形態に係る演算増幅器を示す回路構成図(図1相当図) 本発明の第7実施形態に係る演算増幅器を示す回路構成図(図1相当図)
以下、演算増幅器の幾つかの実施形態について図面を参照しながら説明する。各実施形態において実質的に同一又は類似部分には同一符号を付して必要に応じて説明を省略し、各実施形態では特徴部分を中心に説明する。
(第1の実施形態)
図1は演算増幅器の回路構成例を示す。この演算増幅器1は、差動入力回路2及びAB級出力回路3を具備する。差動入力回路2は、電源(第1電源線)VDDのノードN1とグランド(第2電源線)VSSのノードN2との間に、電流源4、差動入力トランジスタ5、この差動入力トランジスタ5の能動負荷6を接続して構成され、差動入力トランジスタ5に差動入力電圧が与えられるように構成されている。
差動入力トランジスタ5は、一対のPチャネル型MOSトランジスタ(以下PMOSトランジスタ)M1,M2により構成される。これらのPMOSトランジスタM1,M2はそのソースが共通接続されて電流源4から定電流が与えられ、これらのドレインが能動負荷6に接続されている。
能動負荷6は、一対のNチャネル型MOSトランジスタ(以下NMOSトランジスタ)M3,M4により構成されている。NMOSトランジスタM3のドレイン・ゲートは共通接続されており、そのソースはグランドVSSのノードN2に接続されている。
また、出力側のNMOSトランジスタM4は、そのゲートがNMOSトランジスタM3のゲートに共通接続されており、これによりNMOSトランジスタM3,M4はカレントミラー回路を構成する。NMOSトランジスタM4のドレインが能動負荷6の出力として構成される。この能動負荷6の出力はAB級出力回路3に与えられる。
AB級出力回路3は、バイアス設定回路7とプッシュプル型の出力段8とを備える。出力段8は、Pチャネル型MOSトランジスタ(以下PMOSトランジスタ)M5、及び、Nチャネル型MOSトランジスタ(以下NMOSトランジスタ)M6を備える。電源VDDのノードN1とグランドVSSのノードN2との間には、PMOSトランジスタM5のソース・ドレイン、および、NMOSトランジスタM6のドレイン・ソース、が直列接続されており、これらのトランジスタM5及びM6の共通ドレイン端子が演算増幅器1の出力OUTとなる。
バイアス設定回路7は、電流源9、Pチャネル型MOSトランジスタ(以下PMOSトランジスタ)M7、Nチャネル型MOSトランジスタ(以下NMOSトランジスタ)M8、ソースフォロワ回路10、第1のバイアス回路11、および、第2のバイアス回路12を備える。
NMOSトランジスタM8のドレイン、および、PMOSトランジスタM7のソースはノードN11において共通接続され、これらの共通接続ノードN11は、出力段8を構成するPMOSトランジスタM5のゲートに接続されている。
また、NMOSトランジスタM8のソース、および、PMOSトランジスタM7のドレインはノードN12において共通接続され、これらの共通接続ノードN12は、出力段8のNMOSトランジスタM6のゲートに接続されている。
本実施形態において、ソースフォロワ回路10は例えばPMOSトランジスタM9により構成される。このPMOSトランジスタM9はそのドレインがノードN12に接続されると共にソースがグランドVSSのノードN2に接続され、そのゲートは差動入力回路2の出力(能動負荷6の出力:PMOSトランジスタM2及びNMOSトランジスタM4の共通ドレイン接続ノードN3)に接続されている。
第1のバイアス回路11は、NMOSトランジスタM8のゲートに所定のバイアスを印加する回路であり、例えば電流源13、およびダイオード接続された2つ(複数)のNMOSトランジスタM10及びM11を備える。
電流源13は、NMOSトランジスタM10のドレインに定電流を与える。このNMOSトランジスタM10は、そのドレイン・ゲートが共通接続されると共に、この共通接続ノードがNMOSトランジスタM8のゲートに接続されている。また、NMOSトランジスタM10のソースには、NMOSトランジスタM11のドレインが接続されている。このNMOSトランジスタM11はそのドレイン・ゲートが共通接続されており、ソースがグランドVSSに接続されている。
また、第2のバイアス回路12は、PMOSトランジスタM7のゲートに所定のバイアスを印加する回路であり、例えばダイオード接続された2つ(複数)のPMOSトランジスタM12,M13、および電流源14を備える。電流源14はPMOSトランジスタM13のドレインから定電流を引く。
PMOSトランジスタM13はそのドレイン・ゲートが共通接続されると共に、PMOSトランジスタM12のゲートに接続されている。またPMOSトランジスタM13のソースにはPMOSトランジスタM12のドレインが接続されている。このPMOSトランジスタM12は、そのドレイン・ゲートが共通接続されており、ソースが電源VDDに接続されている。
これにより、第1及び第2のバイアス回路11及び12は、それぞれMOSトランジスタM8及びM7のゲートに所定のバイアスを印加できる。第1および第2のバイアス回路11及び12は、一対のMOSトランジスタM8及びM7のドレイン/ソース間に流れる電流を制御することで、一対のMOSトランジスタM5及びM6のゲートバイアスを規定する。
これらの第1及び第2のバイアス回路11及び12は、出力段8の出力端子OUTの負荷電流が最大定格値−最小定格値まで変動したとしても、MOSトランジスタM5及びM6が共にオフすることがなくなるようなバイアス電圧をMOSトランジスタM7及びM8のゲートに印加する。これにより出力段8をAB級動作させている。
本実施形態に示す回路を用いたときには、トランジスタM7/M13、M5/M12、トランジスタM8/M10、M6/M11、がそれぞれレプリカとなるトランジスタに構成されており、電流源13、14の電流量、各トランジスタのゲート幅W又は/及びゲート長Lの比に応じて各バイアスを適切な値に調整し、出力段8をAB級動作させることができる。
本実施形態の特徴点は、電流源9の供給電流が差動入力回路2側に極力流れ込まないようにしている点にある。例えばオフセット電流ΔIがAB級出力回路3から差動入力回路2側に流れ込むような回路構成を採用すると、ノードN11,N12のバイアス電位が変化し、これにより出力OUTの電圧が変化してしまう。そこで、本実施形態では、差動入力回路2とAB級出力回路3との間に、電圧フォロワ回路としてソースフォロワ回路10を設けている。
以下、各トランジスタの閾値電圧等の関係性について説明する。電流源4は差動入力回路2の能動負荷6に電流を流し、電流源9は、MOSトランジスタM7及びM8に通電することで、プッシュプル型の出力段8の各MOSトランジスタM5,M6のゲートバイアスを規定する。
電流源4が差動入力回路2の能動負荷6に電流を流すときには、当該能動負荷6のMOSトランジスタM4は飽和領域で動作する。この飽和領域におけるMOSトランジスタM4のドレイン・ソース間電圧をVds(M4)とする。また、MOSトランジスタM9のゲート・ソース間電圧をVgs1(M9)とする。また、MOSトランジスタM6のゲート・ソース間電圧をVgs3(M6)とする。
このとき、
Vgs3(M6) − Vgs1(M9) ≧ Vds(M4) …(1)
を満たす関係となるように構成されていることが望ましい。このとき、出力段8のMOSトランジスタM6の閾値電圧Vtよりも、電圧バッファ回路を構成するMOSトランジスタM9の閾値電圧Vtを十分に小さく構成すると良い。
すると、差動入力回路2が正常に動作できると共に出力段8がAB級動作可能となり、トランジスタM4、M9の各端子の信号変動範囲を確保できる。この(1)式の関係を満たすためには、例えばMOSトランジスタM9とM6の閾値電圧Vtを互いに異なるように設定する必要があるが、MOS製造工程において、互いに異なる閾値電圧Vtとなる製造工程を採用して製造すれば良い。
後述実施形態に示すように、MOSトランジスタM9に代えて他のインピーダンス変換回路10a(バッファ10b含む)の回路構成を用いても良い。ただフィードバック段数の多い回路はアナログ回路を構成する際に遅延の影響も大きくなる。このため、本実施形態に示すように、1つのMOSトランジスタM9のみでインピーダンス変換回路10を構成することがより望ましい。
前述した構成の作用を説明する。差動入力回路2の出力がノードN12に与えられている。このため、MOSトランジスタM5及びM6のゲート電圧を制御することでMOSトランジスタM5及びM6に流れる電流を制御する。
図2は、各MOSトランジスタM5、M6にバイアスが印加されたときの出力電流Ioutと各MOSトランジスタM5、M6の通電端子(ソース/ドレイン)の端子電流との関係を示している。
この図2に示すように、出力電流Iout=0のときにも各MOSトランジスタM5及びM6にはアイドリング電流Iaが流れる。このアイドリング電流Iaが流れる動作点から出力電流Ioutが上昇するときには、MOSトランジスタM5の電流量I(M5)が上昇し、出力電流Ioutが低下するときには、MOSトランジスタM6の電流量I(M6)が上昇する。したがってB級動作に見られるようなクロスオーバー歪みを低減できる。
MOSトランジスタM5及びM6のゲートは共に高入力インピーダンスであり、第1および第2のバイアス回路11及び12の入力もMOSトランジスタM10,M13のゲート入力であるため高入力インピーダンスとなる。したがって、電流源9の主通電経路は、MOSトランジスタM7及びM8のドレイン・ソース間、MOSトランジスタM9のソース・ドレイン間になり、電流源9の電流はMOSトランジスタM9のゲート側にはほとんど流れない。
本実施形態によれば、電流源9が回路設計バラつき等に応じてその標準値からの電流量差を生じたとしても、AB級出力回路3の前段の差動入力回路2側に流れ込むことがほとんどなくなる。これにより、オフセット電流ΔIの影響を抑制でき入出力伝達精度を極力高精度にできる。
また、出力段8のMOSトランジスタM6の閾値電圧Vtよりも、電圧バッファ回路を構成するMOSトランジスタM9の閾値電圧Vtを十分に小さく構成している。すると、オフセット電流ΔIを抑制しながら各回路の動作範囲を確保できる。これにより、MOSトランジスタを用いたAB級出力回路3において、簡単な構成でオフセット特性を良好にした演算増幅器1を提供できる。
(第2実施形態)
図3は第2実施形態を示す。前述実施形態と同一又は類似機能を備える部分については同一又は類似符号を付して説明を省略し異なる部分について説明する。この第2実施形態では、1段(1つ)のMOSトランジスタM9に代えて、バッファ10b、電流源10cを別々の構成にした形態を示す。
この図3中には、図1に示す第1及び第2のバイアス回路11及び12の回路構成をブラックボックス化して示している。この図3に示すように、インピーダンス変換回路10に代わるインピーダンス変換回路10aは、バッファ10b及び電流源10cを備える。バッファ10bは、能動負荷6の出力ノードN3とノードN12(MOSトランジスタM6のゲート)との間に接続されている。このバッファ10bは、高入力インピーダンス、低出力インピーダンスの構成であり、差動入力回路2の出力信号を増幅しノードN12に出力する。
また、電流源10cはノードN12とノードN2との間に接続されている。電流源10cは、電流源9と同一電流を流すように、その通電電流量が設定されている。原理的には、電流源9の電流は、全て電流源10cに吸収される。しかし、回路バラつき等に応じて電流源9及び10cの電流量が少しでも異なると、オフセット電流ΔIが差動入力回路2側に流れこもうとする。しかし、このオフセット電流ΔIは、バッファ10bの出力端子から当該バッファ10bに吸収されることになる。
すると、回路構成上、電流源9と電流源10cの差分となるオフセット電流ΔIを生じたとしても、当該電流ΔIはバッファ10bの出力端子から当該バッファ10bの内部に吸収されることになり、差動入力回路2とAB級出力回路3とが独立動作するものと見做すことができる。したがって本実施形態においても前述実施形態と同様の作用効果を奏する。
なお、前述では電流源10cを設けた形態を示したが、バッファ10bの出力段が電流源10cと同等の電流駆動能力を有していれば、電流源10cを設けなくても良い。
(第3実施形態)
図4は第3実施形態を示す。前述実施形態と同一又は類似機能を備える部分については同一又は類似符号を付して説明を省略し異なる部分について説明する。この第3実施形態では、第2実施形態に示したバッファ10bの具体構成例を示す。この図4に示すように、バッファ10bは、電流源13と、Pチャネル型のMOSトランジスタM21及びM22と、Nチャネル型のMOSトランジスタM23及びM24とを備える。
MOSトランジスタM21及びM22のソースは互いに共通接続されており、この共通接続ノードに電流源13から定電流が供給される。MOSトランジスタM21のゲートは差動入力回路2の能動負荷6の出力ノードN3に接続され、バッファ10bはMOSトランジスタM21のゲートに信号を入力する。
MOSトランジスタM23のドレイン・ゲート間は接続されており、そのソースは第2電源線N2に接続されている。これにより、MOSトランジスタM23はダイオード接続されている。MOSトランジスタM23及びM24のゲートは共通接続されており、MOSトランジスタM24のソースはグランドVSSのノードN2に接続されている。これによりMOSトランジスタM23及びM24はカレントミラー接続されている。
また、MOSトランジスタM22及びM24のドレインは共通接続されており、この共通接続ノードがMOSトランジスタM22のゲートに接続されており、この接続ノードがノードN12に接続されている。
このバッファ10bは、信号がMOSトランジスタM21のゲートに入力されるため高入力インピーダンスである。また、電流源9及び10cの差分のオフセット電流ΔIは、MOSトランジスタM22のゲートからソースMOSトランジスタM24のドレイン・ソース間を通じて流れ込むことになる。このような本実施形態においても前述の第2実施形態と同様の作用効果を奏する。
(第4実施形態)
図5は第4実施形態を示す。前述実施形態と同一又は類似機能を備える部分については同一又は類似符号を付して説明を省略し異なる部分について説明する。この第4実施形態では、第1実施形態に示したMOSトランジスタM9に代えて、1のPNP形のバイポーラトランジスタTr1を用いて構成した形態を示す。
バイポーラトランジスタTr1は、そのエミッタがノードN12に接続され、そのコレクタがノードN2に接続されている。そしてトランジスタTr1のベースは能動負荷6の出力ノードN3に接続されている。このバイポーラトランジスタTr1は電圧バッファ回路10dを構成する。
ここで、電流源4が差動入力回路2の能動負荷6に電流を通電するときには、当該能動負荷6のMOSトランジスタM4は飽和領域で動作する。この飽和領域におけるMOSトランジスタM4のドレイン・ソース間電圧をVds(M4)とする。また、バイポーラトランジスタTr1のベースエミッタ間の接合部飽和電圧をVf(Tr1)とする。また、MOSトランジスタM6のゲート・ソース間電圧をVgs5(M6)とする。
このとき、
Vgs5(M6) − Vf(Tr1) ≧ Vds(M4) …(2)
を満たす関係となるように構成されていることが望ましい。出力段8のMOSトランジスタM6の閾値電圧Vtよりも、電圧バッファ回路を構成するバイポーラトランジスタTr1の接合部飽和電圧Vfを十分に小さく設定すると良い。すると、差動入力回路2及び出力段8が適切なバイアスが与えられることになって正常に動作可能となり、トランジスタM4、Tr1の各端子の信号変動範囲を確保できる。
ここで通常動作する際、電流源9は、バイポーラトランジスタTr1のコレクタエミッタ間に電流を流すが、この電流は一部バイポーラトランジスタTr1のベース電流として差動入力回路2の能動負荷6側に流れる。しかし、このバイポーラトランジスタTr1のベース電流は無視できる程度に小さいため、前述実施形態と同様にインピーダンス変換回路10dとして動作させることでオフセット電流ΔIによる悪影響を抑制できる。
この図4に示す回路はBiCMOS工程を用いて製造すれば良い。またMOS工程のみしか用いることができない場合であっても、MOSトランジスタに生じる寄生バイポーラトランジスタを使用することでバイポーラトランジスタTr1を構成しても良い。この場合、プロセス変更することなく回路構成できる。
本実施形態によれば、電流源9が、回路設計バラつき等に応じてその電流量にオフセット電流ΔIを生じたとしても、AB級出力回路3の前段の差動入力回路2側に流れ込む電流量を低減できる。これにより、オフセット電流ΔIの影響を抑制でき入出力伝達精度を極力向上できる。
また、出力段8のMOSトランジスタM6の閾値電圧Vtよりも、バイポーラトランジスタTr1の接合部飽和電圧Vfを十分に一定以上小さく構成している。これにより、オフセット電流ΔIを抑制しながら各回路の動作範囲を確保できる。
(第5実施形態)
図6は第5実施形態を示す。前述実施形態と同一又は類似機能を備える部分については同一又は類似符号を付して説明を行う。第1〜第4実施形態では、差動入力回路2の出力信号について回路10、10a、10dを介してノードN12に入力させる形態を示したが、この第5実施形態では、差動入力回路2の出力信号について電圧バッファ回路10eを介してノードN11に入力させる形態を示す。
図6に示すように、差動入力回路2に代わる差動入力回路2aは、電源電圧VDD側のノードN1側に能動負荷6aを備える。また、差動入力回路2aは、グランドVSS側のノードN2側に電流源4aを備える。そして、これらの電流源4aと能動負荷6aとの間に差動入力トランジスタ5aを備える。
差動入力トランジスタ5aは、Nチャネル型のMOSトランジスタM1a及びM2aを備え、当該トランジスタM1a及びM2aのソースを共通接続して構成される。電流源4aはトランジスタM1a及びM2aの共通接続ノードとノードN2との間に接続して構成される。
差動入力トランジスタ5aの電源電圧VDD側には能動負荷6aが接続されている。この能動負荷6aはPチャネル型のMOSトランジスタM3a及びM4aを備え、MOSトランジスタM3aのゲートドレイン間を接続すると共に、MOSトランジスタM3a及びM4aのゲートを共通接続して構成されている。そして、これらのMOSトランジスタM3a及びM4aのソースは電源VDDの供給ノードN1に接続されている。
能動負荷6aの出力は、MOSトランジスタM2aのドレインとM4aのドレインとの共通接続ノードN3aに設定され、このノードN3aの出力がAB級出力回路3aに与えられる。AB級出力回路3aは、第1実施形態のAB級出力回路3とほぼ同様の構成となっているが、異なるところは電源VDDのノードN1側に電圧バッファ回路10eとなるNチャネル型のMOSトランジスタM14aを設けているところである。
このMOSトランジスタM14aは、MOSトランジスタM7及びM8の共通接続ノードN11にソースを接続すると共に、電源電圧VDDのノードN1にドレインを接続し、さらにMOSトランジスタM14aのゲートをMOSトランジスタM2a及びM4aの共通接続ノードに接続している。このMOSトランジスタM14aは電圧バッファ回路10eとして動作する。
ここで、電流源4aが差動入力回路2の能動負荷6に電流を通電するときには、MOSトランジスタM4aは飽和領域で動作する。この飽和領域におけるMOSトランジスタM4aのドレイン・ソース間電圧をVds(M4a)とする。また、MOSトランジスタM14aのゲート・ソース間電圧をVgs1(M14a)とする。また、MOSトランジスタM5のゲート・ソース間電圧をVgs3(M5)とする。
このとき、
Vgs3(M5) − Vgs1(M14a) ≧ Vds(M4a) …(3)
を満たす関係となるように構成されていることが望ましい。出力段8のMOSトランジスタM5の閾値電圧Vtよりも、電圧バッファ回路を構成するMOSトランジスタM14aの閾値電圧Vtを十分に小さく構成すると良い。すると、差動入力回路2及び出力段8が通常動作可能となり、トランジスタM4a、M14aの各端子の信号変動範囲を確保できる。回路の対称性を考慮すれば動作は前述実施形態と同様であるため説明を省略する。これにより前述実施形態とほぼ同様の効果を奏する。
(第6実施形態)
図7は第6実施形態を示す。前述実施形態と同一又は類似機能を備える部分については同一又は類似符号を付して説明を省略する。この図7に示す構成では、図6のNチャネル型のMOSトランジスタM14aに代えて、NPN形のバイポーラトランジスタTr2を用いて構成している。このバイポーラトランジスタTr2はエミッタフォロワ回路として構成され電圧バッファ回路10fとして機能する。
このような回路構成のとき、次に示す条件を満たすように構成することが望ましい。ここで飽和領域におけるMOSトランジスタM4aのドレイン・ソース間電圧をVds(M4a)とする。またバイポーラトランジスタTr2のベースエミッタ間の接合部飽和電圧をVf(Tr2)とする。また、MOSトランジスタM5のゲート・ソース間電圧をVgs5(M5)とする。
このとき、
Vgs5(M5) − Vf(Tr2) ≧ Vds(M4a) …(4)
を満たす関係となるように構成することが望ましい。出力段8のMOSトランジスタM5の閾値電圧Vtよりも、バッファ回路10fを構成するMOSトランジスタM14aの閾値電圧Vtを十分に小さく構成すると良い。本実施形態によっても前述実施形態とほぼ同様の作用効果を奏する。
(第7実施形態)
図8は第7実施形態を示す。前述実施形態と同一又は類似機能を備える部分については同一又は類似符号を付して説明を省略する。
この図8に示す構成では、図6に示したMOSトランジスタM14aによる電圧バッファ回路10eに代えて、インピーダンス変換回路10gを設けている。このインピーダンス変換回路10gは、バッファ10baと電流源10caとに分けて構成されている。この構成は図3とほぼ同様の構成であり作用も同様となる。したがって、このような回路構成を適用した場合においても、前述実施形態とほぼ同様の効果を奏する。
(他の実施形態)
本発明は前述実施形態に限定されるものではなく、例えば、以下に示す変形又は拡張が可能である。第1及び第2のバイアス回路11及び12が適切なバイアスをMOSトランジスタM7及びM8のゲートに印加することでMOSトランジスタM5及びM6をAB級動作させることができれば、第1、第2のバイアス回路11、12はそれぞれどのような回路構成を適用しても良い。
なお、特許請求の範囲に付した括弧付き符号は本願明細書の構成要素に対応する符号を付したものであり構成要素の一例を挙げたものである。したがって、本願に係る発明は当該特許請求の範囲の構成要素に付した符号の要素に限られるわけではなく、特許請求の範囲内の用語又はその均等の範囲で様々な拡張が可能である。
図面中、1は演算増幅器、2、2aは差動入力回路、3、3aはAB級出力回路、4、9、9aは電流源、5、5aは差動入力トランジスタ、6、6aは能動負荷、7、7aはバイアス設定回路、8は出力段、10、10a、10d、10e、10f、10gはインピーダンス変換回路、N1は電源のノード(第1電源線)、N2はグランドのノード(第2電源線)、M4、M4aはMOSトランジスタ、M5はMOSトランジスタ、M6はMOSトランジスタ(M5/M6は一対の第2トランジスタ)、M7はMOSトランジスタ、M8はMOSトランジスタ(M7/M8は一対の第1トランジスタ)、を示す。

Claims (4)

  1. 第1電源線(N1)と第2電源線(N2)との間に接続され、第1電流源()、差動信号が入力される差動入力トランジスタ()、および、能動負荷()を備える差動入力回路()と、
    前記能動負荷()に生じる電圧を増幅して出力するAB級出力回路()と、を備え、
    前記AB級出力回路()は、電流を供給する第2電流源()、前記第2電流源の供給電流が分配される一対の第1トランジスタ(M7/M8)、この一対の第1トランジスタ(M7/M8)によりバイアスが規定され前記第1及び第2電源線間に通電端子が直列接続された一対の第2トランジスタ(M5/M6)により構成されてAB級動作する出力段(8)を備え、
    前記差動入力回路()の能動負荷()と前記AB級出力回路()との間に、前記第2電流源()による前記差動入力回路()への供給電流の流入を低減させるインピーダンス変換回路(10)を備え、
    前記インピーダンス変換回路(10)は、前記第2電流源(9)の電流をドレイン・ソース間に通電し、ゲート入力が高インピーダンスとなる第1導電型の第1のMOSトランジスタ(M9)によるソースフォロワ回路を用いて構成され、
    前記差動入力回路(2)の能動負荷(6)は、前記第2電源線(N2)に接続される出力トランジスタ(M4)が前記第1導電型の第1のMOSトランジスタ(M9)とは逆導電型の第2導電型の第2のMOSトランジスタ(M4)により構成され、
    前記出力段(8)は、前記一対の第2トランジスタ(M5/M6)のうち前記第2電源線(N2)に接続されるトランジスタが前記第2導電型の第3のMOSトランジスタ(M6)により構成され、
    前記差動入力回路(2)の能動負荷(6)に電流が流れ飽和領域で動作する第2のMOSトランジスタ(M4)のドレイン・ソース間電圧をVds(M4)とし、前記第1のMOSトランジスタ(M9)のゲート・ソース間電圧をVgs1(M9)とし、第3のMOSトランジスタ(M6)のゲート・ソース間電圧をVgs3(M6)としたとき、
    Vgs3(M6) − Vgs1(M9) ≧ Vds(M4)
    を満たす関係となるように構成されていることを特徴とする演算増幅器。
  2. 第1電源線(N1)と第2電源線(N2)との間に接続され、第1電流源(4a)、差動信号が入力される差動入力トランジスタ(5a)、および、能動負荷(6a)を備える差動入力回路(2a)と、
    前記能動負荷(6a)に生じる電圧を増幅して出力するAB級出力回路(3a)と、を備え、
    前記AB級出力回路(3a)は、電流を供給する第2電流源(9a)、前記第2電流源の供給電流が分配される一対の第1トランジスタ(M7/M8)、この一対の第1トランジスタ(M7/M8)によりバイアスが規定され前記第1及び第2電源線間に通電端子が直列接続された一対の第2トランジスタ(M5/M6)により構成されてAB級動作する出力段(8)を備え、
    前記差動入力回路(2a)の能動負荷(6a)と前記AB級出力回路(3a)との間に、前記第2電流源(9a)による前記差動入力回路(2a)への供給電流の流入を低減させるインピーダンス変換回路(10e)を備え、
    前記インピーダンス変換回路(10e)は、前記第2電流源(9a)の電流をドレイン・ソース間に通電し、ゲート入力が高インピーダンスとなる第1導電型の第1のMOSトランジスタ(M14a)によるソースフォロワ回路を用いて構成され
    前記差動入力回路(2a)の能動負荷(6a)は、前記第1電源線(N1)に接続される出力トランジスタ(M4a)が前記第1導電型の第1のMOSトランジスタ(M14a)とは逆導電型の第2導電型の第2のMOSトランジスタ(M4a)により構成され、
    前記出力段(8)は、前記一対の第2のトランジスタ(M5/M6)のうち前記第1電源線(N1)に接続されるトランジスタが前記第2導電型の第3のMOSトランジスタ(M5)により構成され、
    前記差動入力回路(2a)の能動負荷(6a)に電流が流れ飽和領域で動作する第2のMOSトランジスタ(M4a)のドレイン・ソース間電圧をVds(M4a)とし、前記第1のMOSトランジスタ(M14a)のゲート・ソース間電圧をVgs1(M14a)、第3のMOSトランジスタ(M5)のゲート・ソース間電圧をVgs3(M5)としたとき、
    Vgs3(M5) − Vgs1(M14a) ≧ Vds(M4a)
    を満たす関係となるように構成されていることを特徴とする演算増幅器。
  3. 第1電源線(N1)と第2電源線(N2)との間に接続され、第1電流源(4)、差動信号が入力される差動入力トランジスタ(5)、および、能動負荷(6)を備える差動入力回路(2)と、
    前記能動負荷(6)に生じる電圧を増幅して出力するAB級出力回路(3)と、を備え、
    前記AB級出力回路(3)は、電流を供給する第2電流源(9)、前記第2電流源の供給電流が分配される一対の第1トランジスタ(M7/M8)、この一対の第1トランジスタ(M7/M8)によりバイアスが規定され前記第1及び第2電源線間に通電端子が直列接続された一対の第2トランジスタ(M5/M6)により構成されてAB級動作する出力段(8)を備え、
    前記差動入力回路(2)の能動負荷(6)と前記AB級出力回路(3)との間に、前記第2電流源(9)による前記差動入力回路(2)への供給電流の流入を低減させるインピーダンス変換回路(10d)を備え、
    前記インピーダンス変換回路(10d)は、前記第2電流源(9)の電流をコレクタエミッタ間に主に通電するPNP形のバイポーラトランジスタ(Tr1)を用いたエミッタフォロワ回路により構成され、
    前記差動入力回路(2)の能動負荷(6)は、前記第2電源線(N2)に接続される回路がNチャネル型の第4のMOSトランジスタ(M4)を用いて構成され、前記出力段(8)は前記第2電源線(N2)に接続される回路がNチャネル型の第5のMOSトランジスタ(M6)により構成され、
    前記PNP形のバイポーラトランジスタ(Tr1)のベースエミッタ間の接合部飽和電圧をVf(Tr1)とし、前記差動入力回路(2)の能動負荷(6)に電流が流れ飽和領域で動作するときの第4のMOSトランジスタ(M4)のドレイン・ソース間電圧をVds(M4)とし、前記第5のMOSトランジスタ(M6)のゲート・ソース間の電圧をVgs5(M6)としたとき、
    Vgs5(M6) − Vf(Tr1) ≧ Vds(M4)
    の関係を満たすように構成されることを特徴とする演算増幅器。
  4. 第1電源線(N1)と第2電源線(N2)との間に接続され、第1電流源(4a)、差動信号が入力される差動入力トランジスタ(5a)、および、能動負荷(6a)を備える差動入力回路(2a)と、
    前記能動負荷(6a)に生じる電圧を増幅して出力するAB級出力回路(3a)と、を備え、
    前記AB級出力回路(3a)は、電流を供給する第2電流源(9a)、前記第2電流源の供給電流が分配される一対の第1トランジスタ(M7/M8)、この一対の第1トランジスタ(M7/M8)によりバイアスが規定され前記第1及び第2電源線間に通電端子が直列接続された一対の第2トランジスタ(M5/M6)により構成されてAB級動作する出力段(8)を備え、
    前記差動入力回路(2a)の能動負荷(6a)と前記AB級出力回路(3a)との間に、前記第2電流源(9a)による前記差動入力回路(2a)への供給電流の流入を低減させるインピーダンス変換回路(10f)を備え、
    前記インピーダンス変換回路(10f)は、前記第2電流源(9a)の電流をコレクタエミッタ間に主に通電するNPN形のバイポーラトランジスタ(Tr2)を用いたエミッタフォロワ回路により構成され、
    前記差動入力回路(2a)の能動負荷(6a)は、前記第1電源線(N1)に接続される回路がPチャネル型の第4のMOSトランジスタ(M4a)により構成され、前記出力段(8)は前記第1電源線(N1)に接続される回路がPチャネル型の第5のMOSトランジスタ(M5)により構成され、
    前記NPN形のバイポーラトランジスタ(Tr2)のベースエミッタ間の接合部飽和電圧をVf(Tr2)とし、前記差動入力回路(2)の能動負荷(6)に電流が流れ飽和領域で動作するときの第4のMOSトランジスタ(M4a)のドレイン・ソース間電圧をVds(M4a)とし、前記第5のMOSトランジスタ(M5)のゲート・ソース間の電圧をVgs5(M5)としたとき、
    Vgs5(M5) − Vf(Tr2) ≧ Vds(M4a)
    の関係を満たすように構成されることを特徴とする演算増幅器。
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