JP2013192110A - バイアス電圧生成回路及び差動回路 - Google Patents

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Abstract

【課題】カスコード素子を有する差動回路の機能を十分に発揮させることができる、バイアス電圧生成回路の提供。
【解決手段】バイアス電圧V11,V12を生成するバイアス電圧生成回路であって、GNDに接続された電流源31と、電流源31に接続されダイオード接続されたトランジスタM11と、トランジスタM11とVCCとの間に接続されトランジスタM11のゲートに接続されたゲートを有するトランジスタM12と、GNDに接続された電流源32と、電流源32に接続されたトランジスタM13と、トランジスタM13とVCCとの間に接続され電流源32に接続されたゲートを有するトランジスタM14と、トランジスタM11,M13のゲートに接続されたノードN11と、トランジスタM14のゲートと電流源32とに接続されたノードN12と、制御入力C1に応じてバイアス電圧V11を調整するトランジスタM15とを備える、バイアス電圧生成回路。
【選択図】図3

Description

本発明は、可変のバイアス電流が流れる差動回路の電流源に供給されるバイアス電圧を生成するバイアス電圧生成回路及びそれを備える差動回路に関する。
特許文献1には、差動回路のバイアス電流が変化しても、差動回路を構成する入力差動MOSFETが非飽和にならないように、定電流型負荷MOSFETのゲートに印加されるバイアス電圧を調整するバイアス回路が開示されている。
特開平7−212185号公報
しかしながら、差動回路がカスコード段を有している場合、差動回路のバイアス電流を変更すると、差動回路を構成する各トランジスタの動作電圧のマージンが低下するため、差動回路の機能を十分に発揮させることが難しい場合がある。例えば、そのマージンが低下することによって、差動回路を構成する各トランジスタが飽和領域で動作するための動作点の確保、及び差動回路の出力電圧範囲の確保が難しい場合がある。
そこで、本発明は、カスコード段を有する差動回路の機能を十分に発揮させることができる、バイアス電圧生成回路及びそれを備える差動回路の提供を目的とする。
上記目的を達成するため、本発明は、
可変のバイアス電流が流れる差動回路の電流源に供給されるバイアス電圧を生成するバイアス電圧生成回路であって、
一方を第1の電源に接続された第1の電流源と、
前記第1の電流源の他方に接続され、ダイオード接続された第1のトランジスタと、
前記第1のトランジスタと第2の電源との間に接続され、前記第1のトランジスタの制御電極に接続された制御電極を有する第2のトランジスタと、
一方を前記第1の電源に接続された第2の電流源と、
前記第2の電流源の他方に接続された第3のトランジスタと、
前記第3のトランジスタと前記第2の電源との間に接続され、前記第2の電流源に接続された制御電極を有する第4のトランジスタと、
前記第1のトランジスタの制御電極と前記第3のトランジスタの制御電極とに接続され、第1のバイアス電圧を出力する第1の出力点と、
前記第4のトランジスタの制御電極と前記第2の電流源とに接続され、第2のバイアス電圧を出力する第2の出力点と、
制御入力に応じて前記第1のバイアス電圧を調整するバイアス電圧調整回路とを備える、バイアス電圧生成回路及びそれを備える差動回路を提供するものである。
上記目的を達成するため、本発明は、
可変のバイアス電流が流れる差動回路の電流源に供給されるバイアス電圧を生成するバイアス電圧生成回路であって、
一方を第1の電源に接続された電流源と、
一方を前記第1の電流源の他方に接続された抵抗と、
一方を前記抵抗の他方に接続された第1のトランジスタと、
一方を前記第1のトランジスタの他方に接続され、他方を第2の電源に接続された第2のトランジスタと、
前記抵抗の一方と前記第1のトランジスタの制御電極とに接続され、第1のバイアス電圧を出力する第1の出力点と、
前記抵抗の他方と前記第2のトランジスタの制御電極とに接続され、第2のバイアス電圧を出力する第2の出力点と、
制御入力に応じて前記第1のバイアス電圧及び前記第2のバイアス電圧を調整するバイアス電圧調整回路とを備える、バイアス電圧生成回路及びそれを備える差動回路を提供するものである。
本発明によれば、カスコード段を有する差動回路の機能を十分に発揮させることができる。
差動回路の一例であるオペアンプの一構成例である。 差動回路の一例であるオペアンプの一構成例である。 オペアンプのバイアス電圧生成回路の一構成例である。 オペアンプのバイアス電圧生成回路の一構成例である。 オペアンプのバイアス電圧生成回路の一構成例である。 オペアンプのバイアス電圧生成回路の一構成例である。
以下、本発明の実施形態を図面に従って説明する。なお、各図面において、ゲートに丸印を付したトランジスタはPチャネル型MOSFETを表し、ゲートに丸印を付していないトランジスタはNチャネル型MOSFETを表す。
図1は、差動回路の第1の例であるオペアンプ101の構成図である。オペアンプ101は、差動入力−差動出力型のフォールデッド型演算増幅回路であって、CMOSプロセスを含む半導体集積回路に集積されている。オペアンプ101は、電流値が可変のバイアス電流Iaが流れる差動回路である。オペアンプ101は、Pチャネル型の差動入力回路14と、差動入力回路14に接続された差動出力回路16とを備える。
差動入力回路14は、トランジスタM51とM52によって構成されたバイアス電流源11と、一対のトランジスタM53とM54によって構成された差動入力対12とを備えている。バイアス電流源11は、正極側(高電位側)の電源電圧VCCが入力され、差動入力対12に入力されるバイアス電流Iaを供給する。
トランジスタM51のゲートは、バイアス電圧V12が入力され、トランジスタM52のゲートは、バイアス電圧V11が入力される。バイアス電流源11は、トランジスタM51,52によって、バイアス電圧V12,V11に応じたバイアス電流Iaを差動入力対12に供給するカスコード電流源である。バイアス電流源11は、バイアス電圧V12,V11によって制御される能動負荷として、差動入力対12の共通のソースにカスコード接続されている。
トランジスタM52は、トランジスタM51と差動入力対12との間にカスコード接続されたカスコード素子である。トランジスタM52のゲートにバイアス電圧V11が入力されることによって、バイアス電流源11のトランジスタM51の出力インピーダンスを大きくできる。
一方、差動入力対12は、オペアンプ101の差動入力端子81,82に接続される。トランジスタM53のゲートは、入力電圧Vaが入力される非反転入力端子81に接続され、トランジスタM54のゲートは、入力電圧Vbが入力される反転入力端子82に接続される。トランジスタM53とM54のソースは、互いに接続され、バイアス電流源11のトランジスタM52のドレインに接続される。差動入力対12のトランジスタM53,M54のドレインは、差動出力回路16のNMOSカスコード電流源18に接続される。
差動出力回路16は、正極側(高電位側)の電源電圧VCCが入力される端子とオペアンプ101の一対の差動出力端子83,84との間に接続されたPチャネル型のPMOSカスコード電流源20と、負極側(低電位側)の電源電圧GNDが入力される端子とオペアンプ101の一対の差動出力端子83,84との間に接続されたNチャネル型のNMOSカスコード電流源18とを能動負荷として備える。
PMOSカスコード電流源20とNMOSカスコード電流源18は、それぞれ、カスコード接続された複数のカスコード素子からそれぞれ構成される複数のカスコード回路を備える。PMOSカスコード電流源20は、トランジスタM55とM58によって構成されたカスコード回路91と、トランジスタM56とM57によって構成されたカスコード回路92とを備える。NMOSカスコード電流源18は、トランジスタM60とM61によって構成されたカスコード回路93と、トランジスタM59とM62によって構成されたカスコード回路94とを備える。
カスコード回路91は、電源電圧VCCが入力される端子とオペアンプ101の差動出力端子83との間に接続され、差動出力端子83に出力電流Ibを供給する。トランジスタM55のゲートは、バイアス電圧V12’が入力され、トランジスタM58のゲートは、バイアス電圧V11’が入力される。カスコード回路91は、トランジスタM55,M58によって、バイアス電圧V12’,V11’に応じた出力電流Ibを差動出力端子83に供給するカスコード電流源である。カスコード回路91は、バイアス電圧V12’,V11’によって制御される能動負荷として、差動出力端子83にカスコード接続されている。
トランジスタM58は、トランジスタM55と差動出力端子83の間にカスコード接続されたカスコード素子である。トランジスタM58のゲートにバイアス電圧V11’が入力されることによって、カスコード回路91のトランジスタM55の出力インピーダンスを大きくできる。
カスコード回路92は、電源電圧VCCが入力される端子とオペアンプ101の差動出力端子84との間に接続され、差動出力端子84に出力電流Icを供給する。トランジスタM56のゲートは、バイアス電圧V12’が入力され、トランジスタM57のゲートは、バイアス電圧V11’が入力される。カスコード回路92は、トランジスタM56,M57によって、バイアス電圧V12’,V11’に応じた出力電流Icを差動出力端子84に供給するカスコード電流源である。カスコード回路92は、バイアス電圧V12’,V11’によって制御される能動負荷として、差動出力端子84にカスコード接続されている。
トランジスタM57は、トランジスタM56と差動出力端子84の間にカスコード接続されたカスコード素子である。トランジスタM57のゲートにバイアス電圧V11’が入力されることによって、カスコード回路92のトランジスタM56の出力インピーダンスを大きくできる。
カスコード回路93は、電源電圧GNDが入力される端子とオペアンプ101の差動出力端子83との間に接続され、差動出力端子83に出力電流Idを供給する。トランジスタM61のゲートは、バイアス電圧V22’が入力され、トランジスタM60のゲートは、バイアス電圧V21’が入力される。カスコード回路93は、トランジスタM61,M60によって、バイアス電圧V22’,V21’に応じた出力電流Idを差動出力端子83に供給するカスコード電流源である。カスコード回路93は、バイアス電圧V22’,V21’によって制御される能動負荷として、差動出力端子83にカスコード接続されている。
トランジスタM60は、トランジスタM61と差動出力端子83の間にカスコード接続されたカスコード素子である。トランジスタM60のゲートにバイアス電圧V21’が入力されることによって、カスコード回路93のトランジスタM61の出力インピーダンスを大きくできる。
トランジスタM61のドレインは、トランジスタM53のドレイン及びトランジスタM60のソースに接続されている。トランジスタM61のゲート−ソース間には、バイアス電流源11から供給される定電流Iaが差動入力対12により分割された電流とカスコード回路91から供給される電流とを合わせた電流Idを流すためのバイアス電圧V22’が供給される。定電流Iaは、差動入力対12を構成するトランジスタM53とM54の電流能力比(個数比)に分割され、例えば1:1の場合、半分に分割される。
カスコード回路94は、電源電圧GNDが入力される端子とオペアンプ101の差動出力端子84との間に接続され、差動出力端子84に出力電流Ieを供給する。トランジスタM62のゲートは、バイアス電圧V22’が入力され、トランジスタM59のゲートは、バイアス電圧V21’が入力される。カスコード回路94は、トランジスタM62,M59によって、バイアス電圧V22’,V21’に応じた出力電流Ieを差動出力端子84に供給するカスコード電流源である。カスコード回路94は、バイアス電圧V22’,V21’によって制御される能動負荷として、差動出力端子84にカスコード接続されている。
トランジスタM59は、トランジスタM62と差動出力端子84の間にカスコード接続されたカスコード素子である。トランジスタM59のゲートにバイアス電圧V21’が入力されることによって、カスコード回路94のトランジスタM62の出力インピーダンスを大きくできる。
トランジスタM62のドレインは、トランジスタM54のドレイン及びトランジスタM59のソースに接続されている。トランジスタM62のゲート−ソース間には、バイアス電流源11から供給される定電流Iaが差動入力対12により分割された電流とカスコード回路92から供給される電流とを合わせた電流Ieを流すためのバイアス電圧V22’が供給される。定電流Iaは、差動入力対12を構成するトランジスタM53とM54の電流能力比(個数比)に分割され、例えば1:1の場合、半分に分割される。
一方、図2は、差動回路の第2の例であるオペアンプ102の構成図である。オペアンプ102は、電流値が可変のバイアス電流Ifが流れる差動回路である。オペアンプ102は、Nチャネル型の差動入力回路17と、差動入力回路17に接続された差動出力回路19とを備える。図示から明らかなように、図2のオペアンプ102は、図1のオペアンプ101に対して上下反転させた回路構成であるので、以下簡略して説明する。
バイアス電流源13は、トランジスタM71,72によって、バイアス電圧V22,V21に応じたバイアス電流Ifを差動入力対15に供給するカスコード電流源である。バイアス電流源13は、バイアス電圧V22,V21によって制御される能動負荷として、差動入力対15の共通のソースにカスコード接続されている。差動入力対15は、オペアンプ102の差動入力端子85,86に接続される。
差動出力回路19は、カスコード回路95,96を有するPMOSカスコード電流源21と、カスコード回路97,98を有するNMOSカスコード電流源22とを能動負荷として備える。
カスコード回路95は、トランジスタM75,M78によって、バイアス電圧V12’,V11’に応じた出力電流Igを差動出力端子87に供給するカスコード電流源である。カスコード回路96は、トランジスタM76,M77によって、バイアス電圧V12’,V11’に応じた出力電流Ihを差動出力端子88に供給するカスコード電流源である。カスコード回路95,96は、バイアス電圧V12’,V11’によって制御される能動負荷として、差動出力端子87,88にカスコード接続されている。
カスコード回路97は、トランジスタM81,M80によって、バイアス電圧V22’,V21’に応じた出力電流Iiを差動出力端子87に供給するカスコード電流源である。カスコード回路98は、トランジスタM82,M79によって、バイアス電圧V22’,V21’に応じた出力電流Ijを差動出力端子88に供給するカスコード電流源である。カスコード回路97,98は、バイアス電圧V22’,V21’によって制御される能動負荷として、差動出力端子87,88にカスコード接続されている。
図3は、バイアス電圧V11,V11’,V12,V12’を生成可能なバイアス回路1である。バイアス回路1は、図1,図2のオペアンプ101,102の内部回路として構成されてもよいし、オペアンプ101,102の外部回路として構成されてもよい。バイアス回路1は、第1の電流源31と、第1のトランジスタM11と、第2のトランジスタM12と、第2の電流源32と、第3のトランジスタM13と、第4のトランジスタM14と、第1のノードN11と、第2のノードN12とを備えている。
電流源31は、低電位側の端部を電源電圧GNDに接続され、バイアス電圧V11(バイアス電圧V11’でもよい)を所定の電圧値に設定するためのバイアス電流I1を生成する。
トランジスタM11は、電流源31の高電位側の端部にノードN13で接続されたドレインを第1の主電極として有し、トランジスタM12のドレインにノードN14で接続されたソースを第2の主電極として有し、ノードN13に接続されたゲートを制御電極として有している。すなわち、トランジスタM11は、ダイオード接続されている。
トランジスタM12は、トランジスタM11のソースと電源電圧VCCとの間に接続され、トランジスタM11のゲートに接続されたゲートを制御電極として有している。
電流源32は、低電位側の端部を電源電圧GNDに接続され、バイアス電圧V12(バイアス電圧V12’でもよい)を所定の電圧値に設定するためのバイアス電流I2を生成する。
トランジスタM13は、電流源32の高電位側の端部にノードN12で接続されたドレインを第1の主電極として有し、トランジスタM14のドレインに接続されたソースを第2の主電極として有し、トランジスタM11のゲートに接続されたゲートを制御電極として有している。
トランジスタM14は、トランジスタM13のソースと電源電圧VCCとの間に接続され、電流源32の高電位側の端部にノードN12で接続されたゲートを制御電極として有している。
ノードN11は、トランジスタM11のゲートとトランジスタM13のゲートとに接続され、バイアス電圧V11,V11’を出力する第1の出力点である。ノードN12は、トランジスタM14のゲートと電流源32の高電位側の端部とに接続され、バイアス電圧V12,V12’を出力する第2の出力点である。
一方、図4は、バイアス電圧V21,V21’,V22,V22’を生成可能なバイアス回路2である。バイアス回路2は、図1,図2のオペアンプ101,102の内部回路として構成されてもよいし、オペアンプ101,102の外部回路として構成されてもよい。バイアス回路2は、第1の電流源41と、第1のトランジスタM21と、第2のトランジスタM22と、第2の電流源42と、第3のトランジスタM23と、第4のトランジスタM24と、第1のノードN21と、第2のノードN22とを備えている。
電流源41は、高電位側の端部を電源電圧VCCに接続され、バイアス電圧V21(バイアス電圧V21’でもよい)を所定の電圧値に設定するためのバイアス電流I1を生成する。電流源41で生成されるバイアス電流I1の電流値は、電流源31(図3参照)によって生成されるバイアス電流I1の電流値と同じでも異なってもよい。
トランジスタM21は、電流源41の低電位側の端部にノードN23で接続されたドレインを第1の主電極として有し、トランジスタM22のドレインにノードN24で接続されたソースを第2の主電極として有し、ノードN23に接続されたゲートを制御電極として有している。すなわち、トランジスタM21は、ダイオード接続されている。
トランジスタM22は、トランジスタM21のソースと電源電圧GNDとの間に接続され、トランジスタM21のゲートに接続されたゲートを制御電極として有している。
電流源42は、高電位側の端部を電源電圧VCCに接続され、バイアス電圧V22(バイアス電圧V22’でもよい)を所定の電圧値に設定するためのバイアス電流I2を生成する。電流源42で生成されるバイアス電流I2の電流値は、電流源32(図3参照)によって生成されるバイアス電流I2の電流値と同じでも異なってもよい。
トランジスタM23は、電流源42の低電位側の端部にノードN22で接続されたドレインを第1の主電極として有し、トランジスタM24のドレインに接続されたソースを第2の主電極として有し、トランジスタM21のゲートに接続されたゲートを制御電極として有している。
トランジスタM24は、トランジスタM23のソースと電源電圧GNDとの間に接続され、電流源42の低電位側の端部にノードN22で接続されたゲートを制御電極として有している。
ノードN21は、トランジスタM21のゲートとトランジスタM23のゲートとに接続され、バイアス電圧V21,V21’を出力する第1の出力点である。ノードN22は、トランジスタM24のゲートと電流源42の低電位側の端部とに接続され、バイアス電圧V22,V22’を出力する第2の出力点である。
したがって、図3のバイアス回路1によれば、バイアス電圧V11,V11’の電圧値は、電流源31によって生成されるバイアス電流I1の電流値に応じて設定可能である。また、バイアス電圧V12,V12’の電圧値は、電流源32によって生成されるバイアス電流I2の電流値に応じて設定可能である。また、図4のバイアス回路2によれば、バイアス電圧V21,V21’の電圧値は、電流源41によって生成されるバイアス電流I1の電流値に応じて設定可能である。また、バイアス電圧V22,V22’の電圧値は、電流源42によって生成されるバイアス電流I2の電流値に応じて設定可能である。
そうすると、電流源31,32,41,42は、オペアンプ101(オペアンプ102でもよい)の動作モードに応じて、バイアス電流I1,I2の電流値を増加方向又は減少方向に調整することによって、その動作モードに適した電流値にバイアス電流Ia,If及び出力電流Ib〜Ie,Ig〜Ij(図1,図2参照)を変化させることができる。バイアス電流Ia,If及び出力電流Ib〜Ie,Ig〜Ijの電流値が増減することによって、例えば、オペアンプ101,102の周波数特性を所望の特性に変化させることができる。また、バイアス電流I1,I2を減らすことでバイアス回路1,2の消費電流を低減できる。その結果、バイアス電流Ia,If及び出力電流Ib〜Ie,Ig〜Ijが減少するため、オペアンプ101,102の消費電流を低減できる。
ところで、バイアス電流I1,I2が増減すると、オペアンプ101,102を構成する各トランジスタに供給されるバイアス電圧が変化するため、それらの各トランジスタの動作点が変更する。その結果、例えば、カスコード素子M52,M58,M57,M59,M60,M72,M78,M77,M79,M80のゲートに供給されるバイアス電圧V11,V11’,V21,V21’が最適値からずれるおそれがある。
そこで、図3のバイアス回路1は、制御部70から供給される制御入力C1に応じて、カスコード素子M52,M57,M58,M77,M78のゲートに供給されるバイアス電圧V11,V11’を調整するバイアス電圧調整回路として、トランジスタM15を備えている。また、図4のバイアス回路2は、制御部70から供給される制御入力C2に応じて、カスコード素子M59,M60,M72,M79,M80のゲートに供給されるバイアス電圧V21,V21’を調整するバイアス電圧調整回路として、トランジスタM25を備えている。
制御部70は、図3の場合、例えば、レジスタに設定されたオペアンプ101の動作モードに従って、制御入力C1をトランジスタM15のゲートに対して出力する制御回路である。制御入力C1は、オペアンプ101のバイアス電流Iaの電流値の変化に応じて切り替わる。制御部70は、例えば、オペアンプ101の動作モードがバイアス電流Iaを低下させることが可能なモードのとき、バイアス電流I1,I2を減少させることによってバイアス電流Iaを低下させ、且つ、制御入力C1によりトランジスタM15をオフさせる。制御部70は、制御入力C1によりトランジスタM15をオフさせることによって、バイアス電圧V11,V11’の電圧値を、トランジスタM15がオンしているときよりも低い値に微調整できる。これにより、バイアス電圧V11,V11’の電圧値がバイアス電流I1,I2の減少によって上昇しても、その上昇分を相殺できる。
トランジスタM15は、制御入力C1に応じて、トランジスタM11のソースとトランジスタM12のドレインとが接続されるノードN14を電源電圧VCCに短絡する短絡回路である。トランジスタM15は、ノードN14に接続されるドレインを第1の主電極として有し、電源電圧VCCに接続されるソースを第2の主電極として有する、スイッチ素子である。
一方、制御部70は、図4の場合、例えば、レジスタに設定されたオペアンプ102の動作モードに従って、制御入力C2をトランジスタM25のゲートに対して出力する制御回路である。制御入力C2は、オペアンプ102のバイアス電流Ifの電流値の変化に応じて切り替わる。制御部70は、例えば、オペアンプ102の動作モードがバイアス電流Ifを低下させることが可能なモードのとき、バイアス電流I1,I2を減少させることによってバイアス電流Ifを低下させ、且つ、制御入力C2によりトランジスタM25をオフさせる。制御部70は、制御入力C2によりトランジスタM25をオフさせることによって、バイアス電圧V21,V21’の電圧値を、トランジスタM25がオンしているときよりも高い値に微調整できる。これにより、バイアス電圧V21,V21’の電圧値がバイアス電流I1,I2の減少によって低下しても、その低下分を相殺できる。
トランジスタM25は、制御入力C2に応じて、トランジスタM21のソースとトランジスタM22のドレインとが接続されるノードN24を電源電圧GNDに短絡する短絡回路である。トランジスタM25は、ノードN24に接続されるドレインを第1の主電極として有し、電源電圧GNDに接続されるソースを第2の主電極として有する、スイッチ素子である。
例えば図4において、バイアス電流I1の減少によって、バイアス電圧V21,V21’が低下し、トランジスタM24のドレイン・ソース間電圧が低下すると、トランジスタM24の動作電圧マージンが低下するため、トランジスタM24が3極管領域で動作して出力抵抗が低くなる現象が発生するおそれがある。逆に、バイアス電流I1の上昇によって、バイアス電圧V21,V21’が上昇すると、トランジスタM23の動作電圧マージンが減るため、オペアンプ102の出力電圧範囲が狭くなる現象が発生するおそれがある。これらの現象は、オペアンプ102の出力抵抗とゲインの低下を招くため、オペアンプ102の所望の演算増幅機能を十分に発揮させることが難しい。
しかしながら、図3,図4のバイアス回路1,2によれば、トランジスタM15,M25によって、カスコード素子M52,M58,M57,M59,M60,M72,M78,M77,M79,M80に供給されるバイアス電圧V11,V11’,V21,V21’を調整できる。したがって、オペアンプ101,102を構成する各トランジスタを飽和領域で動作させることができるので、オペアンプ101,102に所望の演算増幅機能を十分に発揮させることができる。
次に、バイアス電圧生成回路の他の例について説明する。
図5は、バイアス電圧V11,V11’,V12,V12’を生成可能なバイアス回路3である。バイアス回路3は、オペアンプ101,102の内部回路として構成されてもよいし、オペアンプ101,102の外部回路として構成されてもよい。バイアス回路3は、電流源51と、抵抗R31と、第1のトランジスタM31と、第2のトランジスタM32と、第1のノードN33と、第2のノードN24と、電流源52とを備えている。
電流源51は、低電位側の端部を電源電圧GNDに接続され、バイアス電圧V11,V12(バイアス電圧V11’,V12’でもよい)を所定の電圧値に設定するためのバイアス電流I1を生成する。
抵抗R31は、低電位側の端部を電流源51の高電位側の端部にノードN33で接続された固定抵抗である。
トランジスタM31は、抵抗R31の高電位側の端部にノードN34で接続されたドレインを第1の主電極として有し、トランジスタM32のドレインにノードN35で接続されたソースを第2の主電極として有し、ノードN33に接続されたゲートを制御電極として有している。
トランジスタM32は、トランジスタM31のソースにノードN35で接続されたドレインを第1の主電極として有し、電源電圧VCCに接続されるソースを第2の主電極として有し、ノードN34に接続されたゲートを制御電極として有している。
ノードN31は、トランジスタM31のゲートとノードN33に接続され、バイアス電圧V11,V11’を出力する第1の出力点である。ノードN32は、トランジスタM32のゲートとノードN34に接続され、バイアス電圧V12,V12’を出力する第2の出力点である。
電流源52は、制御部70から供給される制御入力C3に応じて、バイアス電圧V11,V11’,V12,V12’を調整するバイアス電圧調整回路である。図5の場合、電流源52は、制御入力C3に応じてノードN35に接続される電流源回路である。電流源52がノードN35に接続されたとき、電流源52によって生成されたバイアス電流I2がノードN35に印加される。
一方、図6は、バイアス電圧V21,V21’,V22,V22’を生成可能なバイアス回路4である。バイアス回路4は、オペアンプ101,102の内部回路として構成されてもよいし、オペアンプ101,102の外部回路として構成されてもよい。バイアス回路4は、電流源61と、抵抗R41と、第1のトランジスタM41と、第2のトランジスタM42と、第1のノードN43と、第2のノードN44と、電流源62を備えている。
電流源61は、高電位側の端部を電源電圧VCCに接続され、バイアス電圧V21,V22(バイアス電圧V21’,V22’でもよい)を所定の電圧値に設定するためのバイアス電流I1を生成する。
抵抗R41は、高電位側の端部を電流源61の低電位側の端部にノードN43で接続された固定抵抗である。
トランジスタM41は、抵抗R41の低電位側の端部にノードN44で接続されたドレインを第1の主電極として有し、トランジスタM42のドレインにノードN45で接続されたソースを第2の主電極として有し、ノードN43に接続されたゲートを制御電極として有している。
トランジスタM42は、トランジスタM41のソースにノードN45で接続されたドレインを第1の主電極として有し、電源電圧GNDに接続されるソースを第2の主電極として有し、ノードN44に接続されたゲートを制御電極として有している。
ノードN41は、トランジスタM41のゲートとノードN43に接続され、バイアス電圧V21,V21’を出力する第1の出力点である。ノードN42は、トランジスタM42のゲートとノードN44に接続され、バイアス電圧V22,V22’を出力する第2の出力点である。
電流源62は、制御部70から供給される制御入力C4に応じて、バイアス電圧V21,V21’V22,V22’を調整するバイアス電圧調整回路である。図6の場合、電流源62は、制御入力C4に応じてノードN45に接続される電流源回路である。電流源62がノードN45に接続されたとき、電流源62によって生成されたバイアス電流I2がノードN45に印加される。
したがって、図5のバイアス回路3によれば、バイアス電圧V11,V11’,V12,V12’の電圧値は、バイアス電流I1,I2の電流値に応じて設定可能である。すなわち、バイアス電圧V12,V12’は、バイアス電流I1とI2の和によって設定可能であり、バイアス電圧V11,V11’は、バイアス電流I1と抵抗R31との積と、バイアス電圧V12,V12’との和によって設定可能である。また、図6のバイアス回路4によれば、バイアス電圧V21,V21’,V22,V22’の電圧値は、バイアス電流I1,I2の電流値に応じて設定可能である。すなわち、バイアス電圧V22,V22’は、バイアス電流I1とI2の和によって設定可能であり、バイアス電圧V21,V21’は、バイアス電流I1と抵抗R41との積と、バイアス電圧V22,V22’との和によって設定可能である。
そうすると、制御部70は、オペアンプ101(オペアンプ102でもよい)の動作モードに応じて、ノードN35,N45とバイアス電流I2との接続の有無を切り替えることによって、その動作モードに適した電流値にバイアス電流Ia,If及び出力電流Ib〜Ie,Ig〜Ij(図1,図2参照)を変化させることができる。バイアス電流Ia,If及び出力電流Ib〜Ie,Ig〜Ijの電流値が増減することによって、例えば、オペアンプ101,102の周波数特性を所望の特性に変化させることができる。また、バイアス電流I1,I2を減らすことでバイアス回路1,2の消費電流を低減できる。その結果、バイアス電流Ia,If及び出力電流Ib〜Ie,Ig〜Ijが減少するため、オペアンプ101,102の消費電流を低減できる。
制御部70は、図5の場合、例えば、レジスタに設定されたオペアンプ101の動作モードに従って、制御入力C3を電流源52の制御入力部に対して出力する制御回路である。制御入力C3は、オペアンプ101のバイアス電流Iaの電流値の変化に応じて切り替わる。制御部70は、例えば、オペアンプ101の動作モードがバイアス電流Iaを低下させることが可能なモードのとき、制御入力C3により、バイアス電流I2とノードN35とを非接続することによってバイアス電流Iaを低下させる。制御部70は、制御入力C3によりバイアス電流I2とノードN35とを非接続することによって、バイアス電圧V12,V12’,V11,V11’の電圧値を、バイアス電流I2とノードN35とが接続のときよりも高い値に微調整できる。
一方、制御部70は、図6の場合、例えば、レジスタに設定されたオペアンプ102の動作モードに従って、制御入力C4を電流源62の制御入力部に対して出力する制御回路である。制御入力C4は、オペアンプ102のバイアス電流Ifの電流値の変化に応じて切り替わる。制御部70は、例えば、オペアンプ102の動作モードがバイアス電流Ifを低下させることが可能なモードのとき、制御入力C4により、バイアス電流I2とノードN45とを非接続にすることによってバイアス電流Ifを低下させる。制御部70は、制御入力C4によりバイアス電流I2とノードN45とを非接続にすることによって、バイアス電圧V21,V21’,V22,V22’の電圧値を、バイアス電流I2とノードN45とが接続しているときよりも低い値に微調整できる。
したがって、図5,図6のバイアス回路3,4によれば、電流源52,62によって、バイアス電圧V11,V11’,V12,V12’,V21,V21’,V22,V22’を調整できる。したがって、オペアンプ101,102に所望の演算増幅機能を十分に発揮させることができる。
以上、本発明の好ましい実施例について詳説したが、本発明は、上述した実施例に制限されることはなく、本発明の範囲を逸脱することなく、上述した実施例に種々の変形、組み合わせ、改良、置換などを行うことができる。
例えば、図1において、トランジスタM55,M56のゲートは、トランジスタM51のゲートに接続されてもよい。また、トランジスタM57,M58のゲートは、トランジスタM52のゲートに接続されてもよい。また、図2において、トランジスタM81,M82のゲートは、トランジスタM71のゲートに接続されてもよい。また、トランジスタM79,M80のゲートは、トランジスタM72のゲートに接続されてもよい。
また、差動回路の一例として、差動入力−差動出力型のフォールデッド型演算増幅回路を例示したが、本発明はこの構成に限られない。例えば、本発明に係る差動回路は、差動入力−シングルエンド出力型のフォールデッド型演算増幅回路でもよい。
例えば、図1において、トランジスタM58とM60との接続点をトランジスタM55のゲートに接続することによって、カレントミラー回路が構成される。これにより、シングルエンド出力Vdが出力端子84から出力される。また、トランジスタM57とM59との接続点をトランジスタM56のゲートに接続することによって、カレントミラー回路が構成される。これにより、シングルエンド出力Vcが出力端子83から出力される。これらの点は、図2においても同様である。
オペアンプ101,102は、例えば、AD変換器内のΔΣ変調器の積分器に使用されると好適である。この場合、バイアス電流Ia,Ifは、AD変換速度(AD変換器の動作モードの一例)に応じて増減されるとよい。制御部70は、AD変換速度が速い動作モードのときには、オペアンプ101,102の周波数特性を上げる必要があるため、バイアス電流Ia,Ifを増加させる。一方、制御部70は、AD変換速度が遅い動作モードのときには、オペアンプ101,102の周波数特性を下げることが可能なため、バイアス電流Ia,Ifを減少させる。バイアス電流Ia,Ifの減少により、AD変換器の消費電流を抑えることができる。
1〜4 バイアス回路(バイアス電圧生成回路の例)
11,13 バイアス電流源
12,15 差動入力対
14,17 差動入力回路
16,19 差動出力回路
18,22 NMOSカスコード電流源
20,21 PMOSカスコード電流源
31,32,41,42,51,52,61,62 電流源
70 制御部
91〜98 カスコード回路
101,102 オペアンプ

Claims (6)

  1. 可変のバイアス電流が流れる差動回路の電流源に供給されるバイアス電圧を生成するバイアス電圧生成回路であって、
    一方を第1の電源に接続された第1の電流源と、
    前記第1の電流源の他方に接続され、ダイオード接続された第1のトランジスタと、
    前記第1のトランジスタと第2の電源との間に接続され、前記第1のトランジスタの制御電極に接続された制御電極を有する第2のトランジスタと、
    一方を前記第1の電源に接続された第2の電流源と、
    前記第2の電流源の他方に接続された第3のトランジスタと、
    前記第3のトランジスタと前記第2の電源との間に接続され、前記第2の電流源に接続された制御電極を有する第4のトランジスタと、
    前記第1のトランジスタの制御電極と前記第3のトランジスタの制御電極とに接続され、第1のバイアス電圧を出力する第1の出力点と、
    前記第4のトランジスタの制御電極と前記第2の電流源とに接続され、第2のバイアス電圧を出力する第2の出力点と、
    制御入力に応じて前記第1のバイアス電圧を調整するバイアス電圧調整回路とを備える、バイアス電圧生成回路。
  2. 可変のバイアス電流が流れる差動回路の電流源に供給されるバイアス電圧を生成するバイアス電圧生成回路であって、
    一方を第1の電源に接続された電流源と、
    一方を前記第1の電流源の他方に接続された抵抗と、
    一方を前記抵抗の他方に接続された第1のトランジスタと、
    一方を前記第1のトランジスタの他方に接続され、他方を第2の電源に接続された第2のトランジスタと、
    前記抵抗の一方と前記第1のトランジスタの制御電極とに接続され、第1のバイアス電圧を出力する第1の出力点と、
    前記抵抗の他方と前記第2のトランジスタの制御電極とに接続され、第2のバイアス電圧を出力する第2の出力点と、
    制御入力に応じて前記第1のバイアス電圧及び前記第2のバイアス電圧を調整するバイアス電圧調整回路とを備える、バイアス電圧生成回路。
  3. 前記バイアス電圧調整回路は、前記制御入力に応じて、前記第1のトランジスタと前記第2のトランジスタとの接続点を前記第2の電源に短絡する短絡回路を有する、請求項1に記載のバイアス電圧生成回路。
  4. 前記バイアス電圧調整回路は、前記制御入力に応じて、前記第1のトランジスタと前記第2のトランジスタとの接続点に接続される電流源回路を有する、請求項2に記載のバイアス電圧生成回路。
  5. 前記制御入力は、前記バイアス電流の変化に応じて切り替わる、請求項1から4のいずれか一項に記載のバイアス電圧生成回路。
  6. 請求項1から5のいずれか一項に記載のバイアス電圧生成回路と、
    前記第1のバイアス電圧及び前記第2のバイアス電圧で制御される、カスコード接続された能動負荷とを備える、差動回路。
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