JP2002185272A - 差動増幅器 - Google Patents

差動増幅器

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JP2002185272A
JP2002185272A JP2001340381A JP2001340381A JP2002185272A JP 2002185272 A JP2002185272 A JP 2002185272A JP 2001340381 A JP2001340381 A JP 2001340381A JP 2001340381 A JP2001340381 A JP 2001340381A JP 2002185272 A JP2002185272 A JP 2002185272A
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Jong-Tae Hwang
黄鍾泰
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Fairchild Korea Semiconductor Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 入力範囲が供給電源の最小値から最大値まで
レール−ツ−レール動作をし、全入力同相電圧範囲で均
一なトランスコンダクタンスを有する差動増幅器を提
供。 【解決手段】 差動増幅器回路は第1差動増幅部、第2
差動増幅部、第1レベルシフタ、第2レベルシフタ、電
流スイッチ部、第1定電流源部で構成される。N形また
はP形の素子だけで差動増幅器を実現しレール−ツ−レ
ール全範囲で一定のgmを有する回路を構成し、電流出
力を2個の端子として、相補性素子で構成された従来技
術のように電流出力段子が四つになって付加的回路を必
要とする問題点がなく、既存の差動増幅器回路をそのま
ま対置して使用しても全く問題が発生しないようにす
る。常に一定のバイアス電流が出力されるように構成す
ることによって差動増幅器の次の端でバイアス電流の変
動を補償するための付加回路を必要としないようにす
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は差動増幅器(deffer
ential amplifier)に関し、より詳しくは増幅器の入力
範囲が供給電源の最少値(接地電位)から最大値まで動
作、つまり、レール−ツ−レール(rail-to-rail)動作
をし、全同相入力範囲で(Common−modeinput range;C
MR)一定のトランスコンダクタンス(gm)を有する差
動増幅器に関する。
【0002】
【従来の技術】図1に示すような差動増幅器はアナログ
回路を採用している機器全般にわたって広範囲に活用さ
れ、特に、演算増幅器(operational amplifier)はア
ナログ回路の根幹をなす非常に重要な回路素子と言うこ
とができる。
【0003】最近、電子製品の軽薄短小化傾向と移動装
備の需要急増によって低消費電力演算増幅器の需要が急
増しているが、低電力を図るためには低電圧駆動が可能
でなければならない。電圧が低くなると演算増幅器の動
作可能な範囲が制限されるが、特に出力段と入力段の動
作範囲が演算増幅器の動作電圧範囲を決める。
【0004】入力段の動作範囲は入力段を構成している
差動増幅器の設計によって決定されるが、この時差動増
幅器が動作する範囲を同相入力範囲(common−mode inp
ut range)と言い、簡単にCMRと言う。CMRは電圧
フォロアー(voltage follower)などのバッファー回路
として使用する時、動作可能な入力ダイナミック範囲
(dynamic range)を決定する。特に増幅器の入力範囲
が供給電源の最少値(接地電位)から最大値まで全範囲
で動作可能な差動増幅器をレール−ツ−レール(rail-t
o-rail)動作をする差動増幅器と言う。
【0005】入力段のトランスコンダクタンス(transc
onductance;gm)は入力電圧変動分に対する電流変動分
の比を示すが、演算増幅器の帯域幅、全高調波歪(tota
l harmonic distortion;THD)などを左右する重要な要
素である。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】演算増幅器等に活用さ
れる最も理想的な差動増幅器はレール−ツ−レール動作
を保障しながら全CMRで一定のgmを持つべきもので
ある。図1に示したように、このような差動増幅器を作
るために従来技術ではN形素子(NPN、NMOSな
ど)で作った差動増幅部とP形素子(PNP、PMOS
など)で作った差動増幅部の組み合わせを利用している
が、二つの入力段が同時に動作する時と各々動作する場
合電流源バイアス電流(Ib)を変化させることによっ
て一定のgmを実現している。しかし、このような構成
では差動増幅器の電流出力が4ケ所になるので、これを
適切に結合して所望の出力特性を作りだすために、出力
段に、付加的回路構成が必要になり、またMOSでこれ
を実演する場合NMOSとPMOS間の移動度(mobili
ty)差によって、同じ電流値で同じ大きさのNMOSと
PMOSを使うならば、gm値が異なるので両素子の大
きさを適切に調節しなければならない不便さがある。ま
た移動度は工程によって変わることがあるため、レール
−ツ−レール全領域で完全に一定のgmを実現すること
が難しい。
【0007】次に、図1及び図2を中心に従来技術の構
成及び問題点を詳細に記述する。
【0008】図1ではNPNバイポーラトランジスタ
(Q1、Q2、Q3)で構成されている一般的な差動増
幅器を示した。両段の入力電圧Vin+とVin−の差
異によって出力電流I1とI2に変化を得るようになる
が、電圧差の変化による電流の変化の比をトランスコン
ダクタンスと呼び、gmと簡略に記述する。
【0009】 NPN差動増幅器の場合gmはバイポーラトランジスタ
の電流特性によって次の通りに決定される。
【0010】 ここでIbはバイアス電流、kはボルツマン定数、Tは
絶対温度、qは電子の電荷量を示す。
【0011】数式2から分かるようにgmはバイアス電
流に比例する。
【0012】理想的な差動増幅器は一定のバイアス電流
の供給によって常に一定のgmを得ることができるもの
でなければならないが、実際には入力段の入力同相電圧
(VCM)が減少して前記トランジスタQ1またはQ2
のベースエミッタ間電圧(Vbe)とQ3が電流源とし
て動作するための最少コレクタエミッタ間電圧(Vc
e)の合計値より下に落ちると、トランジスタQ3が飽
和領域に位置して電流が減少する。従って電流に比例す
るgmもやはり減少して、低いVCMでは差動増幅器は
殆ど動作しない問題がある。
【0013】前記のような問題を解決するために従来の
技術では図2のようにPNP差動増幅部とNPN差動増
幅部を結合した相補性(Complementary)形態の構造を
提示している。
【0014】この時のgmは次のような数式で表現され
る。
【0015】
【0016】上側の同相電圧入力時はNPN差動増幅部
が動作を保証し下側の動作時はPNP差動増幅部が動作
を保証して全体的に電源電圧までまたはそれ以上に動作
領域が増加してレール−ツ−レール動作を可能にするこ
とができる。
【0017】図2では入力同相電圧によるNPN、PN
P、そして混合された差動増幅器のgmの変化を示し
た。このように全範囲で動作が可能であるが、gmは1
00%変動をする。このようなgmの変動は演算増幅器
の場合単位利得帯域幅を変化させて全高調波歪(TH
D)を誘発させることがあるので、一般にVCMの変動
によって適切にバイアス電流を変化させる回路を追加し
て全領域にわたって一定のgmを得るようにしている。
つまり、NPNとPNPが同時に動作する時はIbを半
分に減らしこれを補償する。結果的に同相入力に対して
I1、I2、I3とI4に流れる電流は、第1に、NP
N入力段のみ動作の時にはI1=I2=Ib/2、I3=I
4=0になり、第2に、PNP入力段のみ動作の時には
I3=I4=Ib/2、I1=I2=0になり、第3に、N
PNとPNPが同時に動作する時にはI1=I2=I3=
I4=Ib/4になる。また、電流出力が四つになること
によりこれらを適切に結合して出力電圧に反映すること
ができるようにその次の段の回路構成が重要となる。
【0018】MOSFETを使用する場合問題はさらに
深刻になるが、MOSのgmはバイポーラの場合とは異
なって次の通りに表現される。
【0019】 ここでIはMOSFETのドレーン電流、μは移動度を
示し、CoxはMOSFETのgate単位容量、W/
Lはchannelの幅/長さを意味する。
【0020】従ってNMOSとPMOSを使用したレー
ル−ツ−レール差動増幅器のgmは正負のgmの合計で
あるので次の通りである。
【0021】 ここで、添字NはNMOS、添字PはPMOSを意味す
る。
【0022】仮に、電流値を除いた前記の式の残り係数
がNMOS側とPMOS側が互いに同一に設計されたと
すれば、 レール−ツ−レール全範囲で均一なgmを得るために
は、PMOSとNMOSが同時に動作する領域でバイア
ス電流を1/4としなければならない。
【0023】結果的に入力同相電圧に対してI1、I
2、I3とI4に流れる電流は、第1に、NMOS入力
段のみ動作する時にはI1=I2=Ib/2、I3=I4=
0になり、第2に、PMOS入力段のみ動作する時には
I3=I4=Ib/2、I1=I2=0になり、第3に、N
MOSとPMOSが同時に動作する時にはI1=I2=I
3=I4=Ib/8になる。
【0024】NMOSとPMOSの移動度差によって正
確に両素子の大きさを制御しなければならない問題があ
るが、移動度は工程の影響を多く受け、全ウエハー領域
で完全に均一でなく、一定の分布を有するので正確な特
性の制御が難しい問題点がある。
【0025】また、電流出力が四つになることによっ
て、これらを適切に結合して出力電圧に反映できるよう
に、その次の段の回路構成が重要となるのは当然のこと
である。
【0026】本発明はこのような問題点を解決するため
のものであって、N形だけ、またはP形だけの素子で構
成され、レール−ツ−レール全範囲で一定のgmを有
し、電流出力を2個の端子としたので、従来技術のよう
に電流出力段子が四つになって付加的回路を必要とせ
ず、既存の差動増幅器回路をそのまま置き替えて使用す
ることができ、また、常に一定のバイアス電流が出力さ
れるように構成することによって差動増幅器の次の段で
バイアス電流の変動を補償するための付加回路を必要と
しない差動増幅器回路を提供するためのものである。
【0027】
【課題を解決するための手段】本発明はこのような目的
を達成するためのものであって、本発明の特徴による差
動増幅器回路は第1差動増幅部、第2差動増幅部、第1
レベルシフタ部、第2レベルシフタ部、電流スイッチ
部、第1定電流源部で構成される。
【0028】第1差動増幅部は第1入力電圧と第2入力
電圧の差に比例して第1出力電流と第2出力電流の差を
発生させるためのものであり、第1の3端子増幅素子と
第2の3端子増幅素子を有する。
【0029】第2差動増幅部は第1入力電圧と第2入力
電圧の差に応じて第3出力電流と第4出力電流の差を発
生させるためのものであり、第3の3端子増幅素子と第
4の3端子増幅素子を有する。
【0030】ここで3端子増幅素子とは電流の入力端子
と出力端子をもち、残り一つの端子である制御端子から
制御信号を受信して増幅やスイッチングなどの作用をす
る一般的な素子を言い、バイポーラトランジスタ、モス
(MOS)トランジスタ、接合形電界効果トランジスタ
(JFET)等を含む。
【0031】本発明は第1差動増幅部及び第2差動増幅
部の構成素子が全てN形(NPN、NMOSなど)だけ
かP形(PNP、PMOSなど)だけの単一極性構成さ
れていることを主要な特徴の一つとする。
【0032】第1レベルシフタ及び第2レベルシフタは
入力同相電圧(VCM)が低くて第1差動増幅部が正常
なgmで動作しない場合にも第2差動増幅部が正常に動
作するようにしてこれを補償するためのものであって、
第1差動増幅部の入力電圧端子と第2差動増幅部の入力
電圧端子の間で必要なオフセット電圧の大きさによっ
て、一つ以上の電位差発生素子と第2定電流源、第3定
電流源を各々有するが、様々な形態で変形が可能である
のは自明なことである。
【0033】ここで、前記第1差動増幅段と第2差動増
幅段をN形3端子増幅素子で構成する場合はP形の3端
子増幅素子を電位差発生素子として用いて構成し、前記
第1差動増幅段と第2差動増幅段をP形3端子増幅素子
で構成する場合はN形の3端子増幅素子を電位差発生素
子として用いて、前記レベルシフタを構成することが好
ましく、必要なオフセット電圧の大きさによって抵抗、
ダイオードなどを付加して使用することもできる。
【0034】電流スイッチ部は3端子増幅素子で構成さ
れ、制御信号供給のための端子に所定の基準電圧(V
c)が印加されて第1差動増幅部と第2差動増幅部の各
々が動作する入力同相電圧範囲を分割する作用をする。
【0035】第1定電流源部は通常の定電流源回路で構
成され、両段の総出力電流(Io1、Io2)の総合計
を一定に維持する作用をする。
【0036】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施例を添付した
図面を参照して説明する。
【0037】図4は本発明の第1実施例による差動増幅
器を示す図面である。
【0038】図4に示したように、本発明の第1実施例
による差動増幅器は第1差動増幅部10、第2差動増幅
部20、第1レベルシフタ部30、第2レベルシフタ部
40、電流スイッチ部50、第1定電流源部60で構成
される。
【0039】第1差動増幅部10は第1トランジスタ
(Q1)と第2トランジスタ(Q2)を有し、第1入力
電圧(Vin+)と第2入力電圧(Vin−)の差に応
じて第1出力電流(I1)と第2出力電流(I2)との
差を発生させる。
【0040】第2差動増幅部20は第3トランジスタ
(Q3)と第4トランジスタ(Q4)を有し、第1入力
電圧(Vin+)と第2入力電圧(Vin−)の差に応
じて第3出力電流(I3)と第4出力電流(I4)との
差を発生させる。
【0041】本発明は第1差動増幅部10及び第2差動
増幅部20の構成素子が、従来の相補性形態とは異なっ
て、全てN形だけかP形だけの単一極性で構成されてい
ることを主要な特徴の一つとする。
【0042】第1レベルシフタ部30及び第2レベルシ
フタ部40は入力同相電圧が低くて第1差動増幅部10
が正常なgmで動作しない場合にも第2差動増幅部20
が正常に動作するようにしこれを補償するようにするた
めにQ1、Q2のベース端子とQ3、Q4のベース端子
の間に一定のオフセット電圧の差を維持させる作用をす
る回路であり、多様な変形が可能であることは自明であ
るが、好ましい一つの実施例が提示されている。
【0043】提示された実施例では第6トランジスタ
(Q6)、第7トランジスタ(Q7)、第2定電流源3
1によって第1レベルシフタ30を構成し、第8トラン
ジスタ(Q8)、第9トランジスタ(Q9)、第3定電
流源41によって第2レベルシフタ40を構成した。
【0044】電流スイッチ部50は単一のトランジスタ
(Q5)で構成され、ベースに一定の基準電圧(Vc)
が印加されて第1差動増幅部10と第2差動増幅部20
の各々が動作する入力同相電圧の範囲を分割する作用を
する。
【0045】第1定電流源部60はトランジスタなどを
使用した通常の定電流源回路で構成され、両段の出力電
流(Io1、Io2)の合計を一定に維持する作用をす
る。
【0046】以下、図4と図5を参照して本発明の第1
実施例による差動増幅器の動作を説明する。第1差動増
幅部10と第1定電流源部60は図1で示した一般的な
形態の差動増幅器を構成し、この部分はVCMがQ1ま
たはQ2の動作電圧(Vbe)そして第1定電流源部6
0を構成するトランジスタの最少動作電圧(Vce)よ
り大きくなければ所望のgmを得ることができないこと
は前に説明した通りである。
【0047】本発明ではVCMが低くて所望のgmを得
られない場合には第1レベルシフタ30及び第2レベル
シフタ40とQ3、Q4を利用してgmを得ることがで
きるので全電圧範囲にかけて動作をし、また一定のgm
を得ることができる。
【0048】以下、本発明を理解するためにVCMを3
区間に分けて説明する。
【0049】まず、VCMがVcより大きい区間ではQ
5は動作するためのベースエミッタ間の電圧(Vbe)
が供給されないので消える。従って、Q3、Q4が全て
動作を停止して第2差動増幅部20は動作しないので図
5aのようなgm特性を得ることができる。この時gm
は前記数式2で表現できる。
【0050】次に、VCMがVcより小さい区間ではV
cの電圧がVCMより大きいためにQ5のベースエミッ
タ間に電圧が印加されてQ5が大きくなり、Q1とQ2
が消えて第1差動増幅部10は動作せず、第2差動増幅
部20が動作する。
【0051】この場合VCMが低くても第2差動増幅部
20が正常動作するようにするために一定のオフセット
電圧が第1入力電圧(Vin+)と第2入力電圧(Vi
n−)に加えられてQ3、Q4のベースに入力される。
Q1、Q2とQ3、Q4が同じ特性を有するトランジス
タであり電流がIbで一定であるためにgmは上のVC
M>Vcである場合と同一である。この時gmは数式2
で表現でき、図5bのように示すことができる。
【0052】Q5が完全に付かなかったり消えなくてQ
1〜Q4に全て電流が流れる場合が前記2種類の領域の
中間領域であって、この時Q5に流れる電流をIb5と
すれば、第2差動増幅部20のgmは下記の式通りであ
る。
【0053】
【0054】同様にQ1、Q2によるgmは次の通りで
ある。
【0055】以上2種類の結果の合計が全体のgmにな
るので全体gmはIb/VTになって数式2の結果と同
一にある。結果的に図5cに示したように全てのVCM
の区間で同一なgmを得ることができる。
【0056】このように本発明では低いVCMで差動増
幅器を動作させるためにオフセット電圧を使用してお
り、実施例では第1レベルシフタ30、第2レベルシフ
タ40を構成要素としている。
【0057】VCMが0である時もレベルシフタが動作
しなければ第2差動増幅部20を動作させることができ
ないため、実施例のようにN形素子を使用して差動増幅
器を実現している場合にレベルシフタはP形素子で構成
するのが好ましい。
【0058】提示された実施例でQ6、Q8はPNP構
造からなってベース電圧が0になっても動作に支障がな
く、コレクター接地方式で電圧フォロアー(voltage fo
llow)の形態で構成され、電圧利得が1であるために全
体gmに影響を与えなく、高速の動作特性を見せる追加
の利点を有する。
【0059】本実施例でQ7、Q9と共に素子を一つず
つさらに使用している理由は充分なオフセット電圧を生
成するためであり、抵抗やゼナーダイオード、MOS等
の電圧降下を起こすことができる素子に置き替えたり付
加できるのは当然のことである。但し、この時抵抗成分
の大きい素子を用いるとレベルシフタの利得(gain)が
小さくなってgmに影響を与えることがあるので、でき
るだけ低いインピーダンス成分の素子が好ましく、第2
定電流源31、第3定電流源41なども抵抗で置き替え
可能であるが利得が減少することがある。
【0060】VCMが0Vである時Q3、Q4を動作さ
せるためには、オフセット電圧がQ3、Q4を動作させ
るのに必要なベースとエミッタ間の電圧(Vbe)とQ
5を飽和(saturation)領域で動作させるためのコレク
ターとエミッタ間の電圧(VC)の合計以上でなければ
ならず、ここでVCはQ5のベースに印加される基準電
圧Vcによって決定されるのでVcはできるだけ低い電
圧であるのが好ましい。
【0061】次に、図6、図7を参照して本発明の第2
実施例の動作について記述する。
【0062】本発明の第2実施例ではNMOS素子を使
用して差動増幅器を構成しているので、第1実施例の場
合と同様に三区間に分けて動作を説明できる。
【0063】まず、VCMがVcより大きい区間ではM
5は動作に必要なゲートソース間電圧が供給されないの
で消える。従ってM3、M4全てが動作を停止して第2
差動増幅部20は動作しないので単一の差動増幅部を有
する通常の差動増幅器と同一であり、この時gmは前記
数式4で表現できる。
【0064】次に、VCMがVcより小さい区間ではV
cの電圧がVCMより大きいためにM5のゲートソース
間に電圧が印加されてM5が導通し、M1とM2が消え
て、第1差動増幅部10は動作せず、第2差動増幅部2
0が動作する。この場合VCMが低くても第2差動増幅
部20が正常動作するようにするために一定のオフセッ
ト電圧が第1入力電圧(Vin+)と第2入力電圧(V
in−)に加えられてM3、M4のゲートに入力され
る。
【0065】M1、M2とM3、M4が同じ特性を有す
るトランジスタであるならば、電流がIbに一定なため
にgmは前記VCM>Vcである場合と同一である。こ
の時gmは数式4で表現できる。
【0066】M5が完全に付かなかったり消えなくてM
1〜M4に全て電流が流れる場合が上の2種類領域の中
間領域であって、この時M1〜M4の電流が全て同一で
あれば、gmは次の式の通りである。
【0067】
【0068】つまり、VCMがVc付近にある場合図7
aに現れたように40%程度のgm変化がある。これは
NMOSとPMOSを組み合わせて構成する前記従来技
術の場合と同程度の変化であるので本発明の方式による
gmの変動が技術的に不利益であると見ることはできな
い。
【0069】また、この場合第1レベルシフタ30、第
2レベルシフタ40は図6のように第2定電流源31と
第6トランジスタ(M6)、第3定電流源41と第8ト
ランジスタ(M8)だけで構成するのが好ましいが、強
反転状態のMOS素子はゲートとソースの間の電圧がM
OSの大きさと電流の関数であるのでそのような値を調
節して所望のオフセット電圧を得ることができ、それに
基づいて素子数が減る利点を得ることができるためであ
る。
【0070】また、Vc付近でgMが不均一になる短所
を克服するために、第1差動増幅部10、第2差動増幅
部20のMOS素子を弱反転(weak inversion)領域で
動作させることによって全領域にかけて均一なgmを得
ることができるが、弱反転領域でのMOS素子の電圧電
流関係は次の数式9の通りである。
【0071】 ここで、Iはソースドレーン間の電流を示し、Vgsは
MOSのゲートとソース間の電圧を示す。
【0072】従って弱反転領域でのMOS素子はバイポ
ーラトランジスタと類似した電圧−電流関係を有して、
gmは次の通りに表現される。
【0073】
【0074】従って弱反転領域で動作させる本第2実施
例の場合は定数Nが添加されたことを除いては(Nは約
2程度の値でバイポーラに比べてgmは半分程度にな
る)バイポーラ素子の場合である第1実施例の場合と類
似した均一なgmを得ることができる。この時のgmの
変化を図7bに示した。
【0075】弱反転領域で素子を動作させる場合消費電
力が少なくなる追加的有利な点があるために、低電力の
応用では第1レベルシフタ30と第2レベルシフタ40
のMOS素子も弱反転領域で動作させることが全体消費
電力を減らす観点で好ましいが、図6のM6、M8を弱
反転領域で動作させる場合電流が小さくなければならな
いためにVgsが小さくなり充分なオフセット電圧を確
保できない問題点があるので、この場合他のMOSトラ
ンジスタや抵抗、ダイオードなどの追加電圧差を発生さ
せる素子の付加が好ましい。
【0076】以上で説明した本発明の実施例は一つの実
施例に過ぎず、本発明が実施例に限定されるわけではな
く、技術的思想の同一性内で、前記実施例の他に多様な
変更や変形が可能であるのは自明なことである。
【0077】例えば、本発明の差動増幅器はP形半導体
素子を使用しても実現でき、前記ようにレベルシフタ部
でも様々な変形が可能であり、接合形電界効果トランジ
スタ(JFET)や他の3端子増幅素子に全て適用可能
であるのは当然のことであり、SiGeやGaAsのよ
うな化合物半導体素子を利用しても実現できる。
【0078】但し、GaAs工程を利用し製作する金属
半導体電界効果トランジスタ(MESFET)を使用する場合
は相補性の素子を作るのが難しいために、本発明の実施
例とは異なる形態のレベルシフト回路を使用しなければ
ならない。
【0079】
【発明の効果】本発明はN形だけ、またはP形の素子だ
け差動入力器を実現し、レール−ツ−レール全範囲で一
定のgmを有する回路を構成しながら、電流出力を2個
の端子として、従来技術のように電流出力段子が四つに
なって付加的回路を必要とせず、既存の差動増幅器回路
をそのまま置き替えて使用しても全く問題が発生しない
ようにした。
【0080】また、常に一定のバイアス電流が出力され
るように構成することによって差動増幅器の次の段でバ
イアス電流の変動を補償するための付加回路を必要とし
ないようにした。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来技術のNPNトランジスタで構成された差
動増幅器を示す図面である。
【図2】従来技術のNPNとPNP相補性素子の結合に
よってレール−ツ−レール動作を行うようにした差動増
幅器を示す図面である。
【図3】従来技術のNPNとPNP相補性素子の結合に
よってレール−ツ−レール動作をするようにした差動増
幅器で同相電圧の変動によるトランスコンダクタンスの
変化を示した図面である。
【図4】本発明の第1実施例による差動増幅器を示す。
【図5a】本発明の第1実施例による差動増幅器で第1
差動増幅部が動作する時のトランスコンダクタンスの変
化を示す。
【図5b】本発明の第1実施例による差動増幅器で第2
差動増幅部が動作する時のトランスコンダクタンスの変
化を示す。
【図5c】本発明の第1実施例による差動増幅器で総ト
ランスコンダクタンスの変化を示す。
【図6】本発明の第2実施例による差動増幅器を示す。
【図7a】本発明の第2実施例による差動増幅器で第1
差動増幅部と第2差動増幅部が強反転領域で動作する場
合のgmの変化を示す図面である。
【図7b】本発明の第2実施例による差動増幅器で第1
差動増幅部と第2差動増幅部が弱反転領域で動作する場
合の総トランスコンダクタンスの変化を示す図面であ
る。
【符号の説明】
10 第1差動増幅部 20 第2差動増幅部 30 第1レベルシフタ部 31 第2定電流源 40 第2レベルシフタ部 41 第3定電流源 50 電流スイッチ部 60 第1定電流源部 I1 第1出力電流 I2 第2出力電流 I3 第3出力電流 I4 第4出力電流 M6 第6トランジスタ Vin+ 第1入力電圧 Vin− 第2入力電圧 Vbe 動作電圧 Vce 最小動作電圧 VC エミッタ間の電圧 Q1 第1トランジスタ Q2 第2トランジスタ Q3 第3トランジスタ Q4 第4トランジスタ Q6 第6トランジスタ Q7 第7トランジスタ Q8 第8トランジスタ Q9 第9トランジスタ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5J066 AA01 AA12 AA21 CA32 FA15 HA08 HA10 HA17 HA19 HA39 KA02 KA05 KA06 KA18 MA21 ND01 ND22 ND23 PD02 PD03 TA02 5J069 AA01 AA12 AA21 CA32 FA15 HA08 HA10 HA17 HA19 HA39 KA02 KA05 KA06 KA18 MA21 TA02

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1入力電圧と第2入力電圧の差に応じ
    て第1出力電流と第2出力電流の差を発生させる第1差
    動増幅部;第1入力電圧と第2入力電圧の差に応じて第
    3出力電流と第4出力電流の差を発生させる第2差動増
    幅部;前記第1差動増幅部の第1入力電圧と前記第2差
    動増幅部の第1入力電圧の間に一定のオフセット電圧の
    差を維持させる第1レベルシフタ部;前記第1差動増幅
    部の第2入力電圧と前記第2差動増幅部の第2入力電圧
    の間に一定のオフセット電圧の差を維持する第2レベル
    シフタ部;前記第1差動増幅部と第2差動増幅部の間に
    連結され、一定の基準電圧が印加されて前記第1差動増
    幅部と第2差動増幅部の各々が動作する同相入力範囲を
    分割する電流スイッチ部;及び前記第1差動増幅部の第
    1出力電流と第2出力電流及び前記第2差動増幅部の第
    3出力電流と第4出力電流の総和を一定に維持させる第
    1定電流源部を含み;前記第1差動増幅部の第1出力電
    流端子と前記第2差動増幅部の第3出力電流端子が連結
    されて一つの出力電流端子を構成し、 前記第1差動増幅部の第2出力電流端子と前記第2差動
    増幅部の第4出力電流端子が連結されて他の一つの出力
    電流端子を構成する、差動増幅器。
  2. 【請求項2】 前記第1差動増幅部は第1の3端子増幅
    素子と第2の3端子増幅素子を有し;前記第1の3端子
    増幅素子と第2の3端子増幅素子は各々電流入力のため
    の端子、電流出力のための端子及び制御信号供給のため
    の端子を有し;前記第1の3端子増幅素子の電流出力の
    ための端子と前記第2の3端子増幅素子の電流出力のた
    めの端子が連結されて前記電流スイッチ部と定電流源部
    の共通端子に連結される、請求項1に記載の差動増幅
    器。
  3. 【請求項3】 前記第2差動増幅部は第3の3端子増幅
    素子と第4の3端子増幅素子を有し;前記第3の3端子
    増幅素子と第4の3端子増幅素子は各々電流入力のため
    の端子、電流出力のための端子及び制御信号供給のため
    の端子を有し;前記第3の3端子増幅素子の電流出力の
    ための端子と前記第4の3端子増幅素子の電流出力のた
    めの端子が連結されて前記電流スイッチ部の電流入力の
    ための端子に連結される、請求項1に記載の差動増幅
    器。
  4. 【請求項4】 前記第1差動増幅部の第1の3端子増幅
    素子と第2の3端子増幅素子及び第2差動増幅部の第3
    の3端子増幅素子と第4の3端子増幅素子は全てN形の
    一つの形でだけ構成されることを特徴とする、請求項2
    または3に記載の差動増幅器。
  5. 【請求項5】 前記第1差動増幅部の第1の3端子増幅
    素子と第2の3端子増幅素子及び第2差動増幅部の第3
    の3端子増幅素子と第4の3端子増幅素子は全てP形の
    一つの形でだけ構成されることを特徴とする、請求項2
    または3に記載の差動増幅器。
  6. 【請求項6】 前記電流スイッチ部は第5の3端子増幅
    素子で構成され;前記第5の3端子増幅素子の電流入力
    のための端子が第1差動増幅部の第1の3端子増幅素子
    と第2の3端子増幅素子の共通端子に連結され;前記第
    5の3端子増幅素子の電流出力のための端子が第1差動
    増幅部の第2の3端子増幅素子と第4の3端子増幅素子
    の共通端子に連結され;前記第5の3端子増幅素子の制
    御信号供給のための端子に所定の基準電圧が印加されて
    前記第1差動増幅部と第2差動増幅部の各々が動作する
    同相入力範囲を分割する、請求項2または3に記載の差
    動増幅器。
  7. 【請求項7】 前記第1定電流源部は、前記電流スイッ
    チ部と第1の3端子増幅素子と第2の3端子増幅素子の
    共通端子に連結され;前記第1差動増幅部の第1出力電
    流と第2出力電流及び第2差動増幅部の第3出力電流と
    第4出力電流の総合を一定に維持する、請求項2または
    3に記載の差動増幅器。
  8. 【請求項8】 前記第1レベルシフタ部は入力段子が前
    記第1差動増幅部の第1入力電圧端子に連結され;出力
    段子が前記第2差動増幅部の第1入力電圧端子に連結さ
    れ;第1差動増幅部の前記入力電圧端子と第2差動増幅
    部の前記入力電圧端子の間で必要なオフセット電圧の大
    きさに応じて一つ以上の電位差発生素子と第2定電流源
    を有する、請求項1に記載の差動増幅器。
  9. 【請求項9】 前記第2レベルシフタ部は入力段子が前
    記第1差動増幅部の第2入力電圧端子に連結され;出力
    段子が前記第2差動増幅部の第2入力電圧端子に連結さ
    れ;第1差動増幅部の前記入力電圧端子と第2差動増幅
    部の前記入力電圧端子の間で必要なオフセット電圧の大
    きさに応じて一つ以上の電位差発生素子と第3定電流源
    を有する、請求項1に記載の差動増幅器。
  10. 【請求項10】 前記第1レベルシフタ部と第2レベル
    シフタ部は、前記電位差発生素子の一つとしてN形また
    はP形のうちのある一つの形を有する3端子増幅素子を
    使用し入力電圧フォロアー形態で構成された、請求項8
    または9に記載の差動増幅器。
  11. 【請求項11】 前記第1レベルシフタ部と第2レベル
    シフタ部は、前記第1差動増幅部と第2差動増幅部をN
    形3端子増幅素子で構成する場合はP形の3端子増幅素
    子を電位差発生素子として用いて構成し;前記第1差動
    増幅部と第2差動増幅部をP形3端子増幅素子で構成す
    る場合はN形の3端子増幅素子を電位差発生素子として
    用いて構成する、請求項8または9に記 載の差動増幅
    器。
  12. 【請求項12】 前記第1レベルシフタ部と第2レベル
    シフタ部は、 前記電位差発生素子として一つ以上の抵抗、ダイオード
    または他の3端子増幅素子を付加した、請求項1に記載
    の差動増幅器。
  13. 【請求項13】 前記3端子増幅素子はバイポーラトラ
    ンジスタである、請求項2または3に記載の差動増幅
    器。
  14. 【請求項14】 前記3端子増幅素子はモストランジス
    タである、請求項2または3に記載の差動増幅器。
  15. 【請求項15】 前記第1差動増幅部と第2差動増幅部
    のモストランジスタが弱反転領域で動作するように前記
    第1定電流源部の電流値を前記第1差動増幅部と前記第
    2差動増幅部を構成するモストランジスタのサブスレッ
    シュホールド電流値とする、請求項14に記載の差動増
    幅器。
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