JP2009225205A - Cml回路 - Google Patents

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Abstract

【課題】 CMLバッファの伝搬遅延時間は負荷抵抗の抵抗値に比例する。そのため、半導体の製造プロセスのばらつきにより負荷抵抗の抵抗値がばらつくと、伝搬遅延時間もばらついてしまい、動作速度を向上させることが困難であったという課題を解決する。
【解決手段】 第1の可変抵抗と基準抵抗の電圧降下が同じになるようにこの第1の可変抵抗と基準抵抗に流れる電流を制御して、第1の可変抵抗の抵抗値を基準抵抗の抵抗値と同じになるようにし、CMLバッファの負荷抵抗として可変抵抗を用い、この可変抵抗の抵抗値を前記第1の可変抵抗を制御する信号で制御するようにした。CMLバッファ内の可変抵抗の抵抗値が基準抵抗の抵抗値と同じになるので、伝搬遅延時間のばらつきを小さくすることができる。

【選択図】 図1

Description

本発明は、製造プロセスの変動による特性のばらつきを抑えることができるCML(Current Mode Logic)回路に関するものである。
図5に従来のCMLバッファの構成を示す。CML(Current Mode Logic)回路は、インピーダンスを低くして電流をオンオフさせる論理素子である。浮遊容量を充放電する量が少ないので、高速動作させることができる。ECL(Emitter Coupled Logic)と異なり、出力信号はトランジスタのドレインから出力されるという特徴がある。
図5において、10、11はカレントスイッチであり、Nチャンネルトランジスタが用いられる。このカレントスイッチ10、11のゲートには差動入力信号INP、INNが入力される。カレントスイッチ10、11のソースは共通接続され、定電流源12の一端に接続される。この定電流源12の他端は負電源VSSに接続される。
負荷抵抗13、14の一端はそれぞれカレントスイッチ10、11のドレインに接続され、他端は正電源VDDに接続される。出力OUTP、OUTNはそれぞれカレントスイッチ11、10のドレインから出力される。
15、16はコンデンサであり、このCMLバッファの後段に接続される回路の配線容量やゲート容量等各種容量を表している。通常これらの容量は分布乗数であるが、ここでは集中乗数として表している。
差動入力信号INPが高レベル、INNが低レベルになると、カレントスイッチ10がオン、11がオフになる。定電流源12の出力電流は負荷抵抗13に流れるので、出力信号OUTPが高レベル、OUTNが低レベルになる。差動入力信号INPが低レベル、INNが高レベルになるとカレントスイッチ11がオン、10がオフになり、出力信号OUTPが低レベル、OUTNが高レベルになる。このCMLバッファの出力電圧は、負荷抵抗13、14の抵抗値と定電流源12の出力電流によって決定される。
このCMLバッファの伝搬遅延時間tpdは下記(1)式で表すことができる。ここにおいて、τは時定数、Rは負荷抵抗13、14の抵抗値、Cはコンデンサ15、16の静電容量、lnは自然対数である。
tpd=−τ×ln(1−0.5)=―RC×ln(0.5)
=0.693×RC ・・・・・・ (1)
前記(1)式から、伝搬遅延時間tpdは負荷抵抗13、14の抵抗値Rと容量15、16の静電容量Cの積に比例することがわかる。半導体製造プロセスが変動して抵抗値Rがばらつくと、伝搬遅延時間tpd、すなわち動作速度もばらつくことがわかる。
特許文献1には、電源電圧変動あるいは周囲温度変動があってもMOSトランジスタの動作速度が変動しないようにするために、基板バイアスを動的に変化させてMOSトランジスタの電流能力の低下を補償するMOSトランジスタ回路の発明が記載されている。この発明では、NMOSトランジスタによって電源電圧によって変化する電流を生成し、この電流を抵抗R3で電圧に変換して、この電圧をMOSトランジスタの基板にフォワードバイアスする。電源電圧が低下してMOSトランジスタの電流能力が低下すると、このMOSトランジスタの閾値電圧が下がり、動作速度の低下が補償される。
特開2006−140228号公報
しかしながら、このようなCMLバッファあるいはMOSトランジスタ回路には、次のような課題があった。前述したように、図5のCMLバッファの伝搬遅延時間tpdは負荷抵抗13、14の抵抗値によって変化する。そのため、伝搬遅延時間tpdのばらつきを小さくするためには半導体製造プロセスを監視し、負荷抵抗の抵抗値のばらつきを小さくしなければならないが、そのためには製造工程が煩雑になり、生産効率が低下してしまうという課題があった。
また、特許文献1に記載された発明は、電源電圧の低下による動作速度の低下を補償することはできるが、負荷抵抗の抵抗値のばらつきを補償することができないという課題があった。
従って本発明の目的は、負荷抵抗の抵抗値のばらつきを補償して、伝搬遅延時間のばらつきを小さくすることができるCML回路を提供することにある。
このような課題を解決するために、本発明のうち請求項1記載の発明は、
制御電圧によってその抵抗値が制御される第1の可変抵抗と、
前記第1の可変抵抗に流れる電流を制御する第1の電流制御素子と、
その一端が前記第1の可変抵抗に接続される基準抵抗と、
前記基準抵抗に流れる電流を制御する第2の電流制御素子と、
一定電圧がその一方の入力端子に入力され、他方の入力端子に前記第1の可変抵抗の、前記基準抵抗が接続されていない側の電圧が入力されると共に、その出力が前記第1および第2の電流制御素子に出力される第1の増幅器と、
一定電圧がその一方の入力端子に入力され、前記基準抵抗の、前記第1の可変抵抗が接続されていない側の電圧が入力されると共に、その出力が制御電圧として前記第1の可変抵抗に出力される第2の増幅器と、
デジタル信号が入力され、このデジタル信号に関連する信号を出力する出力回路であって、
電源にその一端が接続され、前記第2の増幅器の出力によってその抵抗値が制御される第2の可変抵抗と、
前記第2の可変抵抗の他端にその一端が接続され、前記デジタル信号によってそのオン、オフが制御されるカレントスイッチと、
を具備し、前記第2の可変抵抗と前記カレントスイッチの接続点から出力信号を取り出す出力回路と、
を具備したものである。負荷抵抗のばらつきを小さくすることができるので、伝搬遅延時間のばらつきが小さくなり、動作速度が向上する。
請求項2記載の発明は、請求項1記載の発明において、
前記出力回路を複数個具備し、これらの出力回路内の前記第2の可変抵抗の抵抗値を前記第2の増幅器の出力で制御するようにしたものである。回路構成が簡単になる。
請求項3記載の発明は、請求項1若しくは請求項2記載の発明において、
前記電流制御素子として、Nチャンネルトランジスタを用いたものである。選択範囲が広がる。
請求項4記載の発明は、請求項1若しくは請求項2記載の発明において、
前記電流制御素子としてPチャンネルトランジスタを用いたものである。選択範囲が広がる。
請求項5記載の発明は、
デジタルデータが格納される記憶部と、
前記記憶部に格納されたデジタルデータが入力され、このデジタルデータをアナログ信号に変換するDA変換器と、
デジタル信号が入力され、このデジタル信号に関連する信号を出力する出力回路であって、
電源にその一端が接続され、前記DA変換器の出力によってその抵抗値が制御される第2の可変抵抗と、
前記第2の可変抵抗の他端にその一端が接続され、前記デジタル信号によってそのオン、オフが制御されるカレントスイッチと、
を具備し、前記第2の可変抵抗と前記カレントスイッチの接続点から出力信号を取り出す出力回路と、
を具備したものである。校正の手間はあるが、回路構成を簡単にすることができる。
請求項6記載の発明は、請求項5記載の発明において、
前記出力回路を複数個具備し、これらの出力回路内の前記第2の可変抵抗の抵抗値を前記DA変換器の出力で制御するようにしたものである。回路構成が簡単になる。
請求項7記載の発明は、請求項1乃至は請求項6いずれかに記載の発明において、
前記出力回路は、
前記第2の可変抵抗と前記カレントスイッチの直列回路を2個具備し、これらのカレントスイッチに差動デジタル信号を入力するようにしたものである。差動信号を扱うことができる。
請求項8記載の発明は、請求項1乃至請求項7いずれかに記載の発明において、
前記第1若しくは第2の可変抵抗としてPチャンネルまたはNチャンネルトランジスタを用いたものである。構成が簡単になる。
以上説明したことから明らかなように、本発明によれば次のような効果がある。
請求項1,2、3、4、5、6、7および8の発明によれば、基準抵抗と第1の可変抵抗に流れる電流を制御して第1の可変抵抗の抵抗値と基準抵抗の抵抗値が同じになるように制御し、CML出力回路の負荷抵抗を前記第1の可変抵抗を制御する信号で制御して、この負荷抵抗の抵抗値を基準抵抗の抵抗値に合わせるようにした。また、負荷抵抗が一定値になるような電圧に対応するデジタルデータを記憶部に格納し、このデジタルデータをアナログ信号に変換して、負荷抵抗の抵抗値を制御するようにした。
出力回路の負荷抵抗を一定値に制御するので、製造プロセスに起因する抵抗値のばらつきを小さくすることができる。そのため、伝搬遅延時間のばらつきが小さくなり、動作速度を向上させることができるという効果がある。
また、制御電圧を予め校正し、この電圧に対応するデジタルデータを記憶させることにより、可変抵抗を制御する制御電圧を作成する回路の構成を簡単にできるという効果もある。さらに、同じ制御出力で複数の出力回路を制御することにより、回路構成をさらに簡単化することができるという効果もある。
以下本発明を図面を用いて詳細に説明する。図1は本発明に係るCML回路の一実施例を示す構成図である。なお、図5と同じ要素には同一符号を付し、説明を省略する。図1において、20、24は増幅器、21は定電圧源、22、26は電流制御素子、23は可変抵抗、25は基準抵抗、30は差動信号を出力するバッファ回路である。
可変抵抗23は第1の可変抵抗に相当し、電流制御素子22、26はそれぞれ第1、第2の電流制御素子に相当し、バッファ回路30は出力回路に相当する。また、電流制御素子22、26はNチャンネルMOSトランジスタあるいはNPNトランジスタを用いる。この実施例ではNチャンネルMOSトランジスタとして説明する。なお、電流制御素子22、26は、それぞれ可変抵抗23、基準抵抗25に流れる電流を制御する。
定電圧源21は所定の電圧を出力し、この電圧は増幅器20の反転入力端子に印加される。可変抵抗23の一端は正電源VDDに接続され、基準抵抗25が接続されていない側である他端は電流制御素子22のドレインおよび増幅器20の非反転入力端子に接続される。電流制御素子22のゲートには増幅器20の出力が印加され、ソースは負電源VSSに接続される。
基準抵抗25の一端は正電源VDDに、可変抵抗23が接続されていない側である他端は電流制御素子26のドレインおよび増幅器24の反転入力端子に接続される。この電流制御素子26のゲートには増幅器20の出力が印加され、ソースは負電源VSSに接続される。可変抵抗23には、制御電圧として増幅器24の出力が入力される。可変抵抗23の抵抗値は、この制御電圧に比例して変化する。また、増幅器24の非反転入力端子には定電圧源21の出力電圧が印加される。
バッファ回路30は図5のCMLバッファと同様の構成を有しており、可変抵抗31および32、カレントスイッチ10および11、定電流源12で構成される。可変抵抗31、32には、制御電圧として増幅器24の出力が入力される。可変抵抗31、32の抵抗値はこの制御電圧に比例して変化する。可変抵抗31、32は第2の可変抵抗に相当する。
カレントスイッチ10、11のゲートにはそれぞれ差動入力信号INP、INNが印加される。また、出力信号OUTP、OUTNは、それぞれ可変抵抗32とカレントスイッチ11の接続点、および可変抵抗31とカレントスイッチ10の接続点から取られる。このバッファ回路30は、図5のCMLバッファの負荷抵抗13、14を可変抵抗31、32で置き換えたものである。動作は図5と同じなので、説明を省略する。
増幅器20の反転入力端子と非反転入力端子の電位は同じになるので、定電圧源21の出力電圧をVREF、可変抵抗23の抵抗値をR23、この可変抵抗23に流れる電流をI1とすると、下記(2)式が成立する。
VDD―R23×I1=VREF ・・・・・・・・・・ (2)
増幅器20の出力は電流制御素子22と26に印加されるので、電流制御素子22と26として同一サイズのNチャンネルMOSトランジスタを用いると、それらのドレイン電流は同じになる。そのため、基準抵抗25にも電流I1が流れる。基準抵抗25の抵抗値をR25とすると、増幅器24の反転入力端子と非反転入力端子の電位は同じになるので、下記(3)式が成立する。
VDD−R25×I1=VREF ・・・・・・・・ (3)
前記(2)、(3)式を整理すると、R23=R25が得られる。すなわち、可変抵抗23の抵抗値は基準抵抗25の抵抗値と同じになるように制御される。R23>R25のときは増幅器24の出力が小さくなり、そのためR23はR25に等しくなるまで小さくなる。反対にR23<R25のときは増幅器24の出力が大きくなり、R23がR25に等しくなるまで大きくなる。
可変抵抗23、31、32は同一チップ内に同じ構造で作られており、かつこれらの可変抵抗は増幅器24の出力で制御される。そのため、可変抵抗31、32の抵抗値も基準抵抗25の抵抗値R25に等しくなる。基準抵抗25の抵抗値の製造プロセスによるばらつきを小さくするか外付け抵抗を用いることにより、バッファ回路30の負荷抵抗31、32の抵抗値のばらつきを小さくすることができる。
前記(1)式から明らかなように、伝搬遅延時間tpdは負荷抵抗の抵抗値に比例する。本実施例によって可変抵抗31、32の抵抗値を基準抵抗25の抵抗値に自動的に合わせることにより、伝搬遅延時間tpdのばらつきを小さくすることができる。なお、増幅器20の反転入力端子と増幅器24の非反転入力端子には、定電圧源21以外の所から電圧を印加してもよい。
図2に可変抵抗23、31、32の実施例を示す。図2の40はPチャンネルトランジスタである。Pチャンネルトランジスタを線形領域で動作させると、ドレインDとソースS間の抵抗はゲートに印加される制御電圧に比例する。このPチャンネルトランジスタを可変抵抗23、31、32として用いることにより、構成を簡単にすることができる。
なお、Pチャンネルトランジスタの代わりにNチャンネルトランジスタを用いることもできる。Nチャンネルトランジスタを用いると制御電圧と抵抗値との比例定数の符号が逆になるので、増幅器24の反転、非反転入力端子に印加される信号を逆にして、出力信号の極性を逆にする必要がある。
図3に本発明の他の実施例を示す。なお、図1と同じ要素には同一符号を付し、説明を省略する。図3において、51、51は電流制御素子であり、Pチャンネルトランジスタを用いる。
定電圧源21の出力電圧は増幅器20、24の反転入力端子に印加される。電流制御素子51、52のソースは正電源VDDに接続され、ゲートには増幅器20の出力が印加される。電流制御素子51のドレインと可変抵抗23の一端および増幅器20の非反転入力端子は共通接続され、可変抵抗23の他端は負電源VSSに接続される。
電流制御素子52のドレインと増幅器24の非反転入力端子および基準抵抗25の一端は共通接続され、基準抵抗25の他端は負電源VSSに接続される。増幅器24の出力は制御電圧として可変抵抗23、31、32に印加される。
動作は図1実施例と同じである。可変抵抗23と基準抵抗25には同じ値の電流が流れ、その両端電圧が同じになるように制御される。このため、可変抵抗23、31、32の抵抗値は基準抵抗25の抵抗値と同じになる。なお、この実施例でも可変抵抗23、31、32として図2のPチャンネルあるいはNチャンネルのトランジスタを用いることができる。なお、増幅器20、24の反転入力端子には、定電圧源21以外の所から電圧を印加してもよい。
なお、図1、図3実施例では可変抵抗23、31、32の抵抗値が基準抵抗25の抵抗値と同じになるように制御したが、これら可変抵抗の抵抗値の比が一定であれば、異なる抵抗値になるように制御してもよい。また、電流制御素子22と26、51と52に同じ電流が流れるようにしたが、比が一定であれば異なる電流値としてもよい。
さらに、これらの実施例では増幅器24の出力で1つのバッファ回路を制御するようにしたが、複数のバッファ回路を制御するようにしてもよい。このようにすると、回路構成を簡略化することができる。
図4に更に他の実施例を示す。この実施例は大規模システムで用いるLSIに適用して好適な実施例である。図4において、60は記憶部、61はDA変換器、70a〜70nは、図1実施例のバッファ回路と同じ構成のバッファ回路であり、出力回路に相当する。
可変抵抗31、32へ与える制御電圧の最適値は予め図1と同様の回路を用いて校正しておき、この最適値をデジタルデータに変換して記憶部60に格納する。記憶部60は格納されたデジタルデータをDA変換器61に出力する。DA変換器61はこのデジタルデータをアナログ値に変換し、バッファ回路70a〜70n内の可変抵抗31、32に出力する。可変抵抗31、32の抵抗値は、DA変換器61の出力電圧によって決定される。この実施例は、可変抵抗に印加する制御電圧の最適値を校正しなければならないという手間はあるが、LSI内に図1のアナログ回路を持たなくてもよいという利点がある。
なお、これらの実施例ではバッファ回路30、70a〜70nを差動入出力構成のバッファ回路としたが、シングルエンド回路であってもよい。また、バッファ回路30、70a〜70nに用いるとして説明したが、必ずしもバッファ回路でなくてもよい。信号を出力する出力回路であれば、他の回路の信号出力部に適用することもできる。
本発明の一実施例を示す構成図である。 可変抵抗の一実施例を示す構成図である。 本発明の他の実施例を示す構成図である。 本発明の他の実施例を示す構成図である。 従来のCMLバッファの構成図である。
符号の説明
10、11 カレントスイッチ
12 定電流源
20、24 増幅器
21 定電圧源
22、26、51、52 電流制御素子
23、31、32 可変抵抗
25 基準抵抗
30、70a〜70n バッファ回路
40 Pチャンネルトランジスタ
60 記憶部
61 DA変換器

Claims (8)

  1. 制御電圧によってその抵抗値が制御される第1の可変抵抗と、
    前記第1の可変抵抗に流れる電流を制御する第1の電流制御素子と、
    その一端が前記第1の可変抵抗に接続される基準抵抗と、
    前記基準抵抗に流れる電流を制御する第2の電流制御素子と、
    一定電圧がその一方の入力端子に入力され、他方の入力端子に前記第1の可変抵抗の、前記基準抵抗が接続されていない側の電圧が入力されると共に、その出力が前記第1および第2の電流制御素子に出力される第1の増幅器と、
    一定電圧がその一方の入力端子に入力され、前記基準抵抗の、前記第1の可変抵抗が接続されていない側の電圧が入力されると共に、その出力が制御電圧として前記第1の可変抵抗に出力される第2の増幅器と、
    デジタル信号が入力され、このデジタル信号に関連する信号を出力する出力回路であって、
    電源にその一端が接続され、前記第2の増幅器の出力によってその抵抗値が制御される第2の可変抵抗と、
    前記第2の可変抵抗の他端にその一端が接続され、前記デジタル信号によってそのオン、オフが制御されるカレントスイッチと、
    を具備し、前記第2の可変抵抗と前記カレントスイッチの接続点から出力信号を取り出す出力回路と、
    を具備したことを特徴とするCML回路。
  2. 前記出力回路を複数個具備し、これらの出力回路内の前記第2の可変抵抗の抵抗値を前記第2の増幅器の出力で制御するようにしたことを特徴とする請求項1記載のCML回路。
  3. 前記電流制御素子は、Nチャンネルトランジスタであることを特徴とする請求項1若しくは請求項2記載のCML回路。
  4. 前記電流制御素子は、Pチャンネルトランジスタであることを特徴とする請求項1若しくは請求項2記載のCML回路。
  5. デジタルデータが格納される記憶部と、
    前記記憶部に格納されたデジタルデータが入力され、このデジタルデータをアナログ信号に変換するDA変換器と、
    デジタル信号が入力され、このデジタル信号に関連する信号を出力する出力回路であって、
    電源にその一端が接続され、前記DA変換器の出力によってその抵抗値が制御される第2の可変抵抗と、
    前記第2の可変抵抗の他端にその一端が接続され、前記デジタル信号によってそのオン、オフが制御されるカレントスイッチと、
    を具備し、前記第2の可変抵抗と前記カレントスイッチの接続点から出力信号を取り出す出力回路と、
    を具備したことを特徴とするCML回路。
  6. 前記出力回路を複数個具備し、これらの出力回路内の前記第2の可変抵抗の抵抗値を前記DA変換器の出力で制御するようにしたことを特徴とする請求項5記載のCML回路。
  7. 前記出力回路は、
    前記第2の可変抵抗と前記カレントスイッチの直列回路を2個具備し、これらのカレントスイッチに差動デジタル信号を入力するようにしたことを特徴とする請求項1乃至請求項6いずれかに記載のCML回路。
  8. 前記第1若しくは第2の可変抵抗はPチャンネルまたはNチャンネルトランジスタであることを特徴とする請求項1乃至請求項7いずれかに記載のCML回路。
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