JP2014082542A - ディジタル/アナログ変換器 - Google Patents

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Abstract

【課題】低歪を実現することができ、大振幅のアナログ信号が出力可能な低消費電力・高速のディジタル/アナログ変換器を提供する。
【解決手段】ディジタル/アナログ変換器は、ラッチ回路であるD−FF1D0〜1DN-1と、スイッチ2D0〜2DN-1と、電流源3D0〜3DN-1と、抵抗4と、バッファ5D0〜5DN-1とから構成される。各電流源3D0〜3DN-1の電流値は、それぞれ対応するビットの位置L(Lは最上位ビットを1番として数えたときの最上位ビットからの順番)に応じた重み(1/2L-1)で重み付けされ、各バッファ5D0〜5DN-1は、下位ビット側に配置されたバッファほど駆動力が小さくなるように設定されている。
【選択図】 図1

Description

本発明は、ディジタル信号をアナログ信号に変換するディジタル/アナログ変換器に関し、特に、大振幅を出力できる低電力・高速のディジタル/アナログ変換器の低歪化に関するものである。
近年、光通信システムの高速・大容量化に向けて、多値変調やOFDM(Orthogonal Frequency Division Multiplexing)等の複雑な変調方式の光通信への適用が検討されつつある。そのような複雑な変調方式を光通信に適用するには、ディジタル信号処理ベースのトランシーバの利用が有効である。
図7は光ディジタルトランシーバのトランスミッタの構成の1例を示すブロック図である。トランスミッタ100は、入力データを処理してI(同相)チャネルのデータとQ(直交)チャネルのデータを生成するDSP(Digital Signal Processor)101と、Iチャネルのデータをアナログ信号に変換するディジタル/アナログ変換器(以下、DACとする)102と、Qチャネルのデータをアナログ信号に変換するDAC103と、Iチャネルの信号を増幅する線形ドライバ104と、Qチャネルの信号を増幅する線形ドライバ105と、光源となるLD(Laser Diode)106と、IチャネルおよびQチャネルの信号により、LD106から放射された光を変調する光I/Q変調器107とを有する。
このように、トランスミッタ100にはDAC102,103が必要であり、DAC102,103には超高速の変換動作が求められる。
また、図7に示したトランスミッタ100においては、DAC102,103の後段に、光I/Q変調器107を駆動するための線形ドライバ104,105を付加しているが、大振幅の信号が出力可能なDAC102,103が実現できれば、線形ドライバ104,105を取り除くことが可能である。線形ドライバ104,105を取り除くことができれば、トランスミッタ全体の小型化と低消費電力化を期待できる。それゆえ、大振幅の信号を出力できる高速かつ低消費電力なDAC102,103の実現が期待されている。
図8に、構成がシンプルで高速性・低消費電力性に優れる一般的なバイナリウェイト型のカレント・ステアリングDACの構成を示す。バイナリウェイト型カレント・ステアリングDACは、D型フリップフロップ(以下、D−FFとする)1D0〜1DN-1と、スイッチ2D0〜2DN-1と、電流源3D0〜3DN-1と、抵抗4とから構成される。D0〜DN-1はNビットのディジタル入力信号(バイナリ信号)、MSBは最上位ビット、LSBは最下位ビット、CLKはクロック信号、Voutはアナログ出力信号、VCC,VEEは電源電圧である。各電流源3D0〜3DN-1は、それぞれ対応するビットの位置L(LはMSBを1番として数えたときのMSBからの順番)に応じた電流値(1/2L-1)・Iの電流を流す(Iは任意の電流値)。図8に示したDACの回路構成は、例えば非特許文献1に開示されている。
図8に示したDACでは、ディジタル入力信号(バイナリコード信号)D0〜DN-1に応じてスイッチ2D0〜2DN-1を同時に駆動(すなわちオン/オフ)して、電流を負荷に流すか流さないかを決定し、流した電流を加算してバイナリの重み付けを行うことによって、アナログ出力信号(電圧)Voutを得る仕組みとなっている。また一般的に、スイッチ駆動のタイミングを揃えるために、スイッチ2D0〜2DN-1の前段にラッチ機能を有する回路であるD−FF1D0〜1DN-1を配置し、同一のクロック信号CLKによりディジタル入力信号D0〜DN-1をリタイミングした上でスイッチ2D0〜2DN-1の制御端子に入力するようにしている。図8に示したDACの入出力伝達特性は、以下の式で与えられる。
Figure 2014082542
ディジタル入力信号D0〜DN-1は、それぞれ“0”もしくは“1”で与えられ、スイッチ2D0〜2DN-1のオン/オフ状態を決定する。また、式(1)において、右辺の第2項は、出力振幅レベルを表わし、ディジタル入力信号D0〜DN-1が全て“0”の状態からディジタル入力信号D0〜DN-1が全て“1”の状態までの振幅レベルをとり得ることを意味している。つまり、絶対値として(1+(2N-1−1)/2N-1)I・R (≒2IR)の出力フルスケールを確保できることを意味している。
B.Jalali and S.J.Pearton,"InP HBTs:Growth,Processing,and Applications",Artech House Publishers,pp.340-343,1994
図8に示したDACは、(1+(2N-1−1)/2N-1)I・R (≒2IR)の出力フルスケール(最大出力振幅)を確保できる。図8に示したバイナリウェイト型カレント・ステアリングDACは、各電流源3D0〜3DN-1そのものにバイナリの重み付けを施し、各電流源3D0〜3DN-1を流れる電流を加算して単一の負荷である抵抗4に流すため、I・(1+1/2+1/4+1/8+・・・・+1/(2N-1))、つまりは2・I未満のDACコア回路消費電流で上記出力フルスケールを確保できる。したがって、バイナリウェイト型カレント・ステアリングDACは、大きな出力振幅を低消費電力で生成できる有効な構成であると言える。
しかしながら、このDACの構成では電流源そのものにバイナリの重み付けを施すため、その電流値の絶対精度を確保すること、すなわち電流の絶対値が異なる多数の電流源を精度よく実現することが難しいという問題があった。そこで、電流値の精度を合わせるために、図9に示すようなバイナリウェイト型カレント・ステアリングDACがよく用いられる。このDACは、差動構成となっており、D−FF10D0〜10DN-1と、正相側のスイッチ11D0〜11DN-1と、逆相側のスイッチ12D0〜12DN-1と、電流源13D0〜13DN-1と、抵抗14,15とを有する。このDACでは、LSB側の電流値(1/(2N-1)・I)を有する単位電流源を用い、上位ビット側にいくにつれて単位電流源を多数並列に接続してバイナリの重みを実現している。すなわち、各電流源13D0〜13DN-1は、それぞれ対応するビットの位置K(KはLSBを1番として数えたときのLSBからの順番)に応じた個数2K-1の単位電流源を並列に接続した構成からなる。
スイッチ11D0〜11DN-1,12D0〜12DN-1を図9に示すようにトランジスタで構成する場合、それらのトランジスタのスイッチング速度を合わせるためにはバイアス条件、電流密度などを全てのトランジスタで同一値(もしくは近い値)にする必要があり、単位電流源の並列数と同数のトランジスタを用いることが望ましい。図9の例では、正相側の各スイッチ11D0〜11DN-1は、それぞれ対応するビットの位置Kに応じた個数2K-1のトランジスタを並列に接続した構成からなり、同様に逆相側の各スイッチ12D0〜12DN-1も、それぞれ対応するビットの位置Kに応じた個数2K-1のトランジスタを並列に接続した構成からなる。
図9に示した構成の場合、スイッチ11D0〜11DN-1,12D0〜12DN-1を構成するトランジスタの数が各ビットによって異なるため、リタイミング用に設けたD−FF10D0〜10DN-1から見える負荷条件に大きなバラツキ(上位ビット(MSB)側のD−FFほど大きな負荷を駆動しなければならず、帯域劣化が生じやすい)が生じる。このため、図10に示すようにスイッチ11D0〜11DN-1,12D0〜12DN-1を駆動する駆動信号の波形品質(波形の立上り・立下り特性など)にバラツキが生じ、それによりスイッチングのタイミングずれが生じてしまい、最終的なアナログ波形にグリッチと呼ばれるような動的な歪が発生するという問題点があった。図10におけるDRVD0〜DRVDN-1はそれぞれD−FF10D0〜10DN-1から出力されスイッチ11D0〜11DN-1を駆動する駆動信号であり、Sはスキュー、すなわちスイッチングのタイミングのずれを示している。
本発明は、上記課題を解決するためになされたもので、低歪(低グリッチ)を実現することができ、大振幅のアナログ信号が出力可能な低消費電力・高速のDACを提供することを目的とする。
本発明のディジタル/アナログ変換器は、ディジタル入力信号のビット毎に設けられ、前記ディジタル入力信号をビット毎に保持する複数のラッチ回路と、前記ビット毎に設けられ、各ラッチ回路のビット毎の出力に応じてオン/オフする複数のスイッチと、一端に第1の電源電圧が与えられ、他端が前記複数のスイッチの入力端子およびディジタル/アナログ変換器のアナログ出力端子に接続された抵抗と、前記ビット毎に設けられ、一端が各スイッチの出力端子に接続され、他端に第2の電源電圧が与えられる複数の電流源と、前記ビット毎に設けられ、各ラッチ回路の出力端子と各スイッチの制御端子との間に挿入された複数のバッファとを備え、各電流源の電流値は、それぞれ対応するビットの位置L(Lは最上位ビットを1番として数えたときの最上位ビットからの順番)に応じた重み(1/2L-1)で重み付けされ、各バッファは、下位ビット側に配置されたバッファほど駆動力が小さくなるように設定されていることを特徴とするものである。
また、本発明のディジタル/アナログ変換器の1構成例において、各電流源は、それぞれ対応するビットの位置K(Kは最下位ビットを1番として数えたときの最下位ビットからの順番)に応じた個数2K-1の単位電流源を並列に接続した構成からなり、各スイッチは、それぞれ対応するビットの位置Kに応じた個数2K-1のトランジスタを並列に接続した構成からなることを特徴とするものである。
また、本発明のディジタル/アナログ変換器の1構成例において、各ラッチ回路は、差動出力型のラッチ回路であり、各スイッチは、各ラッチ回路の差動出力信号に応じて設けられた差動構成のスイッチであり、各バッファは、前記ラッチ回路の差動出力信号を受ける入力部の差動対と、この差動対の負荷抵抗と、前記差動対の差動出力信号を前記差動構成のスイッチの制御端子に出力する出力部のエミッタフォロワと、このエミッタフォロワに一定電流を供給するエミッタフォロワ電流源とを備えることを特徴とするものである。
また、本発明のディジタル/アナログ変換器の1構成例において、各ラッチ回路は、差動出力型のラッチ回路であり、各スイッチは、各ラッチ回路の差動出力信号に応じて設けられた差動構成のスイッチであり、各バッファは、前記ラッチ回路の差動出力信号を前記差動構成のスイッチの制御端子に出力する差動対と、この差動対の負荷抵抗と、前記差動対に一定電流を供給する差動対電流源とを備えることを特徴とするものである。
また、本発明のディジタル/アナログ変換器の1構成例において、各バッファは、それぞれ前記入力部の差動対と前記負荷抵抗と前記出力部のエミッタフォロワと前記エミッタフォロワ電流源とを構成単位として、この構成単位を縦続接続したことを特徴とするものである。
また、本発明のディジタル/アナログ変換器の1構成例において、各バッファは、それぞれ前記差動対と前記負荷抵抗と前記差動対電流源とを構成単位として、この構成単位を縦続接続したことを特徴とするものである。
また、本発明のディジタル/アナログ変換器の1構成例は、さらに、前記アナログ出力端子に出力されるアナログ出力信号の歪みを検出する検出手段と、この検出手段が検出した歪みが最小になるように各バッファの電流値を制御する制御手段とを備えることを特徴とするものである。
本発明によれば、各ラッチ回路の出力端子と各スイッチの制御端子との間にバッファを挿入し、各バッファの駆動力を下位ビット側に配置されたバッファほど小さくなるようにすることにより、スイッチ駆動のタイミングのズレをなくす(小さくする)ことができ、アナログ出力信号のグリッチ等の大きな歪みの発生を防ぐことができる。その結果、本発明では、低歪(低グリッチ)を実現することができ、大振幅のアナログ信号が出力可能な低消費電力・高速のDACを実現することができる。
また、本発明では、アナログ出力端子に出力されるアナログ出力信号の歪みを検出する検出手段と、この検出手段が検出した歪みが最小になるように各バッファの電流値を制御する制御手段とを設けることにより、各バッファの駆動力を最適値に制御することができ、その結果としてアナログ出力信号の歪みを更に低減することができる。
本発明の第1の実施の形態に係るディジタル/アナログ変換器の構成を示すブロック図である。 本発明の第1の実施の形態におけるスイッチの駆動信号を示す波形図である。 本発明の第2の実施の形態に係るディジタル/アナログ変換器の構成を示すブロック図である。 本発明の第2の実施の形態に係るバッファの構成例を示す回路図である。 本発明の第2の実施の形態に係るバッファの他の構成例を示す回路図である。 本発明の第2の実施の形態に係る電流源の構成例を示す回路図である。 光ディジタルトランシーバのトランスミッタの構成の1例を示すブロック図である。 従来のディジタル/アナログ変換器の構成を示すブロック図である。 従来の別のディジタル/アナログ変換器の構成を示すブロック図である。 駆動信号波形品質の差によるスイッチングのタイミングずれを説明する図である。
[第1の実施の形態]
以下、本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。図1は本発明の第1の実施の形態に係るDACの構成を示すブロック図である。本実施の形態のDACは、Nビットのディジタル入力信号(バイナリ信号)D0〜DN-1を入力とするものであり、ラッチ回路であるD−FF1D0〜1DN-1と、制御端子にD−FF1D0〜1DN-1の出力が入力されるスイッチ2D0〜2DN-1と、一端がスイッチ2D0〜2DN-1の出力端子に接続され、他端が接地された電流源3D0〜3DN-1と、一端に電源電圧VCCが与えられ、他端がスイッチ2D0〜2DN-1の入力端子およびDACのアナログ出力端子に接続された抵抗4と、D−FF1D0〜1DN-1の出力端子とスイッチ2D0〜2DN-1の制御端子との間に挿入されたバッファ5D0〜5DN-1とから構成される。
N個のD−FF1D0〜1DN-1は、ディジタル入力信号D0〜DN-1のデータレート周波数と同一周波数のクロック信号CLKの立ち上がりに同期してディジタル入力信号D0〜DN-1を保持して出力し、クロック信号CLKの次の立ち上がりまで出力を維持する。
スイッチ2D0〜2DN-1は、D−FF1D0〜1DN-1の出力が“1”のときにオンとなり、D−FF1D0〜1DN-1の出力が“0”のときにオフとなる。ただし、D−FF1D0〜1DN-1の出力が“0”のときにオンとなり、D−FF1D0〜1DN-1の出力が“1”のときにオフとなるようにしても構わない。
各電流源3D0〜3DN-1は、それぞれ対応するビットの位置L(LはMSBを1番として数えたときのMSBからの順番)に応じた電流値(1/2L-1)・Iの電流を流す(Iは任意の電流値)。
以上のようなバイナリウェイト型カレント・ステアリングDACにおいて、本実施の形態の特徴は、互いに駆動力が異なるバッファ5D0〜5DN-1を、各ビットのD−FF1D0〜1DN-1の出力端子とスイッチ2D0〜2DN-1の制御端子との間に挿入したことにある。
具体的には、大きな電流値の電流源3DN-1を有する負荷の大きなMSB側に一番大きな駆動力を有するバッファ5DN-1を挿入し、LSB側に近づく(負荷が軽くなる)に従って駆動力が順次小さくなるバッファ5DN-2,5DN-3,・・・,5D0を挿入していく。これらバッファ5D0〜5DN-1の挿入により、図2に示すようにスイッチ2D0〜2DN-1を駆動する駆動信号の波形品質を全てのビットで均一化することができ、スイッチングのタイミングを精度よく合わせることが可能となる。図2におけるDRVD0〜DRVDN-1はそれぞれバッファ5D0〜5DN-1から出力されスイッチ2D0〜2DN-1を駆動する駆動信号である。
[第2の実施の形態]
次に、本発明の第2の実施の形態について説明する。図3は本発明の第2の実施の形態に係るDACの構成を示すブロック図である。本実施の形態は、第1の実施の形態の具体例を示すものである。本実施の形態のDACは、差動構成となっており、ラッチ回路であるD−FF10D0〜10DN-1と、制御端子にD−FF10D0〜10DN-1の正相側の出力が入力される正相側のスイッチ11D0〜11DN-1と、制御端子にD−FF10D0〜10DN-1の逆相側の出力が入力される逆相側のスイッチ12D0〜12DN-1と、一端がスイッチ11D0〜11DN-1,12D0〜12DN-1の出力端子に接続され、他端が接地された電流源13D0〜13DN-1と、一端に電源電圧VCCが与えられ、他端がスイッチ11D0〜11DN-1の入力端子およびDACの正相側のアナログ出力端子に接続された抵抗14と、一端に電源電圧VCCが与えられ、他端がスイッチ12D0〜12DN-1の入力端子およびDACの逆相側のアナログ出力端子に接続された抵抗15と、D−FF10D0〜10DN-1の出力端子とスイッチ11D0〜11DN-1,12D0〜12DN-1の制御端子との間に挿入されたバッファ16D0〜16DN-1とから構成される。
N個のD−FF10D0〜10DN-1は、単相入力差動出力型のラッチ回路となっている。D−FF10D0〜10DN-1は、ディジタル入力信号D0〜DN-1のデータレート周波数と同一周波数のクロック信号CLKの立ち上がりに同期してディジタル入力信号D0〜DN-1を保持して正相側の出力端子に出力すると同時に、この正相側の出力信号と相補な出力信号を逆相側の出力端子に出力し、これらの出力をクロック信号CLKの次の立ち上がりまで維持する。
本実施の形態のバッファ16D0〜16DN-1は、差動入力差動出力型のバッファとなっている。
正相側の各スイッチ11D0〜11DN-1は、それぞれ対応するビットの位置K(KはLSBを1番として数えたときのLSBからの順番)に応じた個数2K-1のトランジスタを並列に接続した構成からなり、同様に逆相側の各スイッチ12D0〜12DN-1も、それぞれ対応するビットの位置Kに応じた個数2K-1のトランジスタを並列に接続した構成からなる。ここでのトランジスタの並列接続とは、スイッチの入力端子となるコレクタ同士を接続し、スイッチの出力端子となるエミッタ同士を接続し、スイッチの制御端子となるベース同士を接続することを意味する。
スイッチ11D0〜11DN-1は、D−FF10D0〜10DN-1からバッファ16D0〜16DN-1を介して出力された正相側の出力信号が“1”のときにオンとなり、正相側の出力信号が“0”のときにオフとなる。スイッチ12D0〜12DN-1は、D−FF10D0〜10DN-1からバッファ16D0〜16DN-1を介して出力された逆相側の出力信号が“1”のときにオンとなり、逆相側の出力信号が“0”のときにオフとなる。
各電流源13D0〜13DN-1は、それぞれ対応するビットの位置Kに応じた個数2K-1の単位電流源を並列に接続した構成からなる。
以上のようなバイナリウェイト型カレント・ステアリングDACにおいて、本実施の形態の特徴は、第1の実施の形態で説明したとおり、互いに駆動力が異なるバッファ16D0〜16DN-1を、各ビットのD−FF10D0〜10DN-1の出力端子とスイッチ11D0〜11DN-1,12D0〜12DN-1の制御端子との間に挿入したことにある。
具体的には、大きな電流値の電流源13DN-1を有しスイッチを構成するトランジスタの並列数が多い負荷の大きなMSB側に一番大きな駆動力を有するバッファ16DN-1を挿入し、下位ビット側のバッファほど駆動力が小さくなるようにバッファ16DN-2,・・・,16D0を挿入していく。これらバッファ16D0〜16DN-1の挿入により、第1の実施の形態で説明した効果を得ることができる。
図4はバッファ16D0〜16DN-1の構成例を示す回路図である。各バッファ16D0〜16DN-1は、それぞれベースがバッファの正相入力端子に接続されたトランジスタQ1と、ベースがバッファの逆相入力端子に接続されたトランジスタQ2と、ベースがトランジスタQ1のコレクタに接続され、コレクタに電源電圧VCCが与えられ、エミッタがバッファの逆相出力端子に接続されたトランジスタQ3と、ベースがトランジスタQ2のコレクタに接続され、コレクタに電源電圧VCCが与えられ、エミッタがバッファの正相出力端子に接続されたトランジスタQ4と、一端がトランジスタQ1,Q2のエミッタに接続され、他端が接地された電流源IS1と、一端がトランジスタQ3のエミッタに接続され、他端が接地された電流源IS2と、一端がトランジスタQ4のエミッタに接続され、他端が接地された電流源IS3と、一端に電源電圧VCCが与えられ、他端がトランジスタQ1のコレクタに接続された負荷抵抗R1と、一端に電源電圧VCCが与えられ、他端がトランジスタQ2のコレクタに接続された負荷抵抗R2とから構成される。
トランジスタQ1,Q2は入力部の差動対を構成し、トランジスタQ3,Q4および電流源IS2,IS3は出力部のエミッタフォロワを構成している。図4に示した構成では、出力部のエミッタフォロワの電流源IS2,IS3を流れる電流の値を調整することにより、バッファ16D0〜16DN-1の駆動力を調整することができる。ここで、ビットの位置K(KはLSBを1番として数えたときのLSBからの順番)に対応するバッファに設けられた出力部のエミッタフォロワの電流値をIEF_K-1とする。このとき、各バッファ16D0〜16DN-1の出力部のエミッタフォロワの電流値IEF_0〜IEF_K-1は次式のような関係を満たす。
EF_N-1>IEF_N-2> ・・・ >IEF_1>IEF_0 ・・・(2)
こうして、各バッファ16D0〜16DN-1の出力部のエミッタフォロワの電流値IEF_0〜IEF_K-1を設定することにより、上記のようにMSBからLSBに近づくに従って駆動力が順次小さくなるバッファ16D0〜16DN-1を実現することができる。
また、バッファ16D0〜16DN-1の構成として図5に示すような構成をとることも可能である。この図5の構成の場合、各バッファ16D0〜16DN-1は、それぞれベースがバッファの正相入力端子に接続され、コレクタがバッファの逆相出力端子に接続されたトランジスタQ5と、ベースがバッファの逆相入力端子に接続され、コレクタがバッファの正相出力端子に接続されたトランジスタQ6と、ベースおよびコレクタに電源電圧VCCが与えられたトランジスタQ7と、ベースおよびコレクタに電源電圧VCCが与えられ、エミッタがトランジスタQ7のエミッタに接続されたトランジスタQ8と、一端がトランジスタQ5,Q6のエミッタに接続され、他端が接地された電流源IS4と、一端がトランジスタQ7,Q8のエミッタに接続され、他端がトランジスタQ5のコレクタに接続された負荷抵抗R3と、一端がトランジスタQ7,Q8のエミッタに接続され、他端がトランジスタQ6のコレクタに接続された負荷抵抗R4とから構成される。
図5に示した構成では、各バッファ16D0〜16DN-1は単純に差動対(トランジスタQ5,Q6)で構成され、その電流源IS4を流れる電流の値を調整することにより、駆動力を調整することができる。電源電圧VCCと抵抗R3,R4との間に直列に接続されたダイオード接続トランジスタQ7,Q8は、出力のバイアス点の調整目的に設けられたものであって、必要に応じて取り除いてもよい。ここで、ビットの位置K(KはLSBを1番として数えたときのLSBからの順番)に対応するバッファに設けられた電流源IS4の電流値をITAIL_K-1とし、ビットの位置Kに対応するバッファに設けられた抵抗R3,R4の値をRc_K-1とする。このとき、各バッファ16D0〜16DN-1の電流値ITAIL_0〜ITAIL_N-1、各バッファ16D0〜16DN-1の抵抗R3,R4の値Rc_0〜Rc_N-1は次式のような関係を満たす。
TAIL_N-1>ITAIL_N-2> ・・・ >ITAIL_1>ITAIL_0 ・・・(3)
Rc_N-1<Rc_N-2< ・・・ <Rc_1<Rc_0 ・・・(4)
TAIL_N-1×Rc_N-1=ITAIL_N-2×Rc_N-2= ・・・ =ITAIL_1×Rc_1
=ITAIL_0×Rc_0 ・・・(5)
こうして、各バッファ16D0〜16DN-1の電流値ITAIL_0〜ITAIL_N-1を設定することにより、上記のようにMSBからLSBに近づくに従って駆動力が順次小さくなるバッファ16D0〜16DN-1を実現することができる。ただし、このとき、信号波形の振幅が各ビットで等しくなるように抵抗R3,R4の値Rc_0〜Rc_N-1の値を式(4)、式(5)のように定める。つまり、抵抗R3,R4の値Rc_0〜Rc_N-1については、MSB側で最も小さい値をとり、LSB側ほど大きな値をとるように設定する。
また、必要に応じて、図4に示した回路を縦続接続して各バッファ16D0〜16DN-1を実現したり、図5に示した回路を縦続接続して各バッファ16D0〜16DN-1を実現したり、図4に示した回路と図5に示した回路を縦続接続して各バッファ16D0〜16DN-1を実現したりしてもよい。
図6は図4、図5に示した回路における電流源IS1〜IS4の構成例を示す回路図である。このように各電流源IS1〜IS4は、それぞれベースにバイアス電圧Vcsが与えられるトランジスタQ9と、一端がトランジスタQ9のエミッタに接続され、他端が接地されたエミッタ抵抗R5とから構成される。図6に示した構成を電流源IS1として用いるはトランジスタQ9のコレクタをトランジスタQ1,Q2のエミッタに接続すればよい。電流源IS2として用いる場合はトランジスタQ9のコレクタをトランジスタQ3のエミッタに接続すればよい。電流源IS3として用いる場合はトランジスタQ9のコレクタをトランジスタQ4のエミッタに接続すればよい。電流源IS4として用いる場合はトランジスタQ9のコレクタをトランジスタQ5,Q6のエミッタに接続すればよい。
図6に示した構成では、エミッタ抵抗R5の値もしくはバイアス電圧Vcsにて電流源の電流値を変えることができる。
また、外部から供給するバイアス電圧Vcsを変えることによって可変電流源を実現できるので、図1、図3に示した構成に、アナログ出力信号Voutの出力波形をモニタして出力波形の歪みを検出する検出手段(不図示)と、この検出手段が検出した歪みが最小になるように電流源IS2〜IS4のバイアス電圧Vcsを変化させる制御手段(不図示)とを加えることにより、各バッファ16D0〜16DN-1の電流値を最適値に制御することができ、その結果として各バッファ16D0〜16DN-1の駆動力を最適値に制御することができる。このような制御手段は、例えばCPU、記憶装置及びインタフェースを備えたコンピュータと、これらのハードウェア資源を制御するプログラムによって実現することができる。CPUは、記憶装置に格納されたプログラムに従って各バッファ16D0〜16DN-1の電流値を制御する処理を実行する。
本発明は、カレント・ステアリング型のディジタル/アナログ変換器に適用することができる。
D0〜1DN-1,10D0〜10DN-1…D型フリップフロップ、2D0〜2DN-1,11D0〜11DN-1,12D0〜12DN-1…スイッチ、3D0〜3DN-1,13D0〜13DN-1…電流源、4,14,15,R1〜R5…抵抗、5D0〜5DN-1,16D0〜16DN-1…バッファ、Q1〜Q9…トランジスタ、IS1〜IS4…電流源。

Claims (7)

  1. ディジタル入力信号のビット毎に設けられ、前記ディジタル入力信号をビット毎に保持する複数のラッチ回路と、
    前記ビット毎に設けられ、各ラッチ回路のビット毎の出力に応じてオン/オフする複数のスイッチと、
    一端に第1の電源電圧が与えられ、他端が前記複数のスイッチの入力端子およびディジタル/アナログ変換器のアナログ出力端子に接続された抵抗と、
    前記ビット毎に設けられ、一端が各スイッチの出力端子に接続され、他端に第2の電源電圧が与えられる複数の電流源と、
    前記ビット毎に設けられ、各ラッチ回路の出力端子と各スイッチの制御端子との間に挿入された複数のバッファとを備え、
    各電流源の電流値は、それぞれ対応するビットの位置L(Lは最上位ビットを1番として数えたときの最上位ビットからの順番)に応じた重み(1/2L-1)で重み付けされ、
    各バッファは、下位ビット側に配置されたバッファほど駆動力が小さくなるように設定されていることを特徴とするディジタル/アナログ変換器。
  2. 請求項1記載のディジタル/アナログ変換器において、
    各電流源は、それぞれ対応するビットの位置K(Kは最下位ビットを1番として数えたときの最下位ビットからの順番)に応じた個数2K-1の単位電流源を並列に接続した構成からなり、
    各スイッチは、それぞれ対応するビットの位置Kに応じた個数2K-1のトランジスタを並列に接続した構成からなることを特徴とするディジタル/アナログ変換器。
  3. 請求項1または2記載のディジタル/アナログ変換器において、
    各ラッチ回路は、差動出力型のラッチ回路であり、
    各スイッチは、各ラッチ回路の差動出力信号に応じて設けられた差動構成のスイッチであり、
    各バッファは、
    前記ラッチ回路の差動出力信号を受ける入力部の差動対と、
    この差動対の負荷抵抗と、
    前記差動対の差動出力信号を前記差動構成のスイッチの制御端子に出力する出力部のエミッタフォロワと、
    このエミッタフォロワに一定電流を供給するエミッタフォロワ電流源とを備えることを特徴とするディジタル/アナログ変換器。
  4. 請求項1または2記載のディジタル/アナログ変換器において、
    各ラッチ回路は、差動出力型のラッチ回路であり、
    各スイッチは、各ラッチ回路の差動出力信号に応じて設けられた差動構成のスイッチであり、
    各バッファは、
    前記ラッチ回路の差動出力信号を前記差動構成のスイッチの制御端子に出力する差動対と、
    この差動対の負荷抵抗と、
    前記差動対に一定電流を供給する差動対電流源とを備えることを特徴とするディジタル/アナログ変換器。
  5. 請求項3記載のディジタル/アナログ変換器において、
    各バッファは、それぞれ前記入力部の差動対と前記負荷抵抗と前記出力部のエミッタフォロワと前記エミッタフォロワ電流源とを構成単位として、この構成単位を縦続接続したことを特徴とするディジタル/アナログ変換器。
  6. 請求項4記載のディジタル/アナログ変換器において、
    各バッファは、それぞれ前記差動対と前記負荷抵抗と前記差動対電流源とを構成単位として、この構成単位を縦続接続したことを特徴とするディジタル/アナログ変換器。
  7. 請求項1乃至6のいずれか1項に記載のディジタル/アナログ変換器において、
    さらに、前記アナログ出力端子に出力されるアナログ出力信号の歪みを検出する検出手段と、
    この検出手段が検出した歪みが最小になるように各バッファの電流値を制御する制御手段とを備えることを特徴とするディジタル/アナログ変換器。
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