JP2003304150A - 半導体記憶装置およびそれを用いたメモリシステム - Google Patents

半導体記憶装置およびそれを用いたメモリシステム

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JP2003304150A
JP2003304150A JP2002108046A JP2002108046A JP2003304150A JP 2003304150 A JP2003304150 A JP 2003304150A JP 2002108046 A JP2002108046 A JP 2002108046A JP 2002108046 A JP2002108046 A JP 2002108046A JP 2003304150 A JP2003304150 A JP 2003304150A
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Hisashi Iwamoto
久 岩本
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Mitsubishi Electric Corp
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Mitsubishi Electric Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 信号転送速度が速い半導体記憶装置を提供す
る。 【解決手段】 このSDRAM1は、メモリコントロー
ラ2の出力バッファ43.1のキャリブレーションモー
ド時に、出力バッファ43.1の出力信号のレベルが参
照レベルVRよりも高いか否かを判定し、判定結果を示
すレベルの信号を出力するコンパレータ24.1と、コ
ンパレータ24.1の出力信号をデータ入出力端子T0
を介してメモリコントローラ2に出力する出力バッファ
23.0とを備える。したがって、メモリコントローラ
2の出力バッファ43.1の電流駆動力を調整すること
ができ、データ転送速度の高速化を図ることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は半導体記憶装置お
よびそれを用いたメモリシステムに関し、特に、メモリ
コントローラに接続される半導体記憶装置およびそれを
用いたメモリシステムに関する。
【0002】
【従来の技術】近年のマイクロプロセッサの高速化に伴
い、メモリも高速化されているが、デバイス間のデータ
伝送に関しては、従来のTTL系のインターフェイスで
は速度に限界がある。TTL系インターフェイスは動作
周波数が低い場合は問題ないが、動作周波数が高くなる
と、出力信号のオーバーシュートやアンダーシュートが
目立つようになり、さらに、バス伝送系においては反射
による信号の割れも深刻な問題となっている。そのた
め、信号の振幅を抑えた高速インターフェイスが実用化
されている。高速インターフェイスと言われるSSTL
インターフェイスの場合は、参照電位VR=1.25V
に対して入力信号のVIHおよびVILはVR±0.2
Vと規定されている。
【0003】図13は、そのような高速インターフェイ
スが採用されたメモリシステムの構成を示すブロック図
である。図13において、このメモリシステムでは、複
数の半導体メモリ51がデータ線DLに接続され、デー
タ線DLの一方端は抵抗素子53を介してメモリコント
ローラ52に接続され、データ線DLの他方端には抵抗
素子54を介して終端電位Vttが与えられる。
【0004】各半導体メモリ51は、図14に示すよう
に、データ入出力端子T50、入力バッファ55、内部
回路56および出力バッファ57を備える。データ入出
力端子T50は、データ線DLに接続され、外部データ
信号D,Qの入出力に用いられる。
【0005】入力バッファ55は、図15に示すよう
に、PチャネルMOSトランジスタ61,62およびN
チャネルMOSトランジスタ63〜65およびインバー
タ66を含む。PチャネルMOSトランジスタ61,6
2は、それぞれ電源電位VDDのラインとノードN6
1,N62との間に接続され、それらのゲートはともに
ノードN61に接続される。PチャネルMOSトランジ
スタ61,62は、カレントミラー回路を構成する。N
チャネルMOSトランジスタ63,64は、それぞれノ
ードN61,N62とノードN65の間に接続され、そ
れらのゲートはそれぞれ参照電位VRおよび外部データ
信号Dを受ける。参照電位VRは内部回路56で電源電
位VDDから生成され、終端電位Vttと同じレベルに
設定されている。ノードN62に現われる信号は、イン
バータ66によって反転されて入力バッファ55の出力
信号D′となる。NチャネルMOSトランジスタ65
は、ノードN65と接地電位VSSのラインとの間に接
続され、そのゲートは信号CKEを受ける。
【0006】信号CKEが活性化レベルの「H」レベル
にされると、NチャネルMOSトランジスタ65が導通
して入力バッファ55が活性化される。NチャネルMO
Sトランジスタ63には、参照電位VRに応じた値の電
流が流れる。NチャネルMOSトランジスタ63とPチ
ャネルMOSトランジスタ61は直列接続され、Pチャ
ネルMOSトランジスタ61と62はカレントミラー回
路を構成しているので、MOSトランジスタ61〜63
には同じ値の電流が流れる。NチャネルMOSトランジ
スタ64は、外部データ信号Dのレベルに応じた電流を
流し得る。
【0007】外部データ信号Dは、図16に示すよう
に、終端電位Vttを中心にして振幅する。外部データ
信号Dが参照電位VRよりも低い場合は、PチャネルM
OSトランジスタ62に流れる電流よりもNチャネルM
OSトランジスタ64が流し得る電流の方が小さくなっ
てノードN62が「H」レベルになり、内部データ信号
D′は「L」レベルになる。外部データ信号Dが参照電
位VRよりも高い場合は、PチャネルMOSトランジス
タ62に流れる電流よりもNチャネルMOSトランジス
タ64が流し得る電流の方が大きくなってノードN62
が「L」レベルになり、内部データ信号D′は「H」レ
ベルになる。
【0008】図14に戻って、入力バッファ55の出力
信号D′は、内部回路56に与えられる。内部回路56
は、それぞれに予め固有のアドレス信号が割当てられた
複数のメモリセルを含む。内部回路56は、書込モード
時にメモリコントローラ52から別途与えられるアドレ
ス信号に従って、複数のメモリセルのうちのいずれかの
メモリセルを選択し、選択したメモリセルに内部データ
信号D′を書込む。
【0009】また、内部回路56は、読出モード時にメ
モリコントローラ52から別途与えられるアドレス信号
に従って、複数のメモリセルのうちのいずれかのメモリ
セルを選択し、選択したメモリセルからデータ信号Q′
を読出す。
【0010】内部回路56の出力信号Q′は、出力バッ
ファ57に与えられる。出力バッファ57は、図17に
示すように、PチャネルMOSトランジスタ71、Nチ
ャネルMOSトランジスタ72、インバータ73、NA
NDゲート74およびNORゲート75を含む。Pチャ
ネルMOSトランジスタ71は電源電位VDDのライン
とデータ入出力端子T50との間に接続され、Nチャネ
ルMOSトランジスタ72は接地電位VSSのラインと
データ入出力端子T50との間に接続される。
【0011】出力許可信号OEは、NANDゲート74
の一方入力ノードに入力されるとともに、インバータ7
3を介してNORゲート75の一方入力ノードに入力さ
れる。内部データ信号Q′は、NANDゲート74およ
びNORゲート75の他方入力ノードに入力される。N
ANDゲート74およびNORゲート75の出力信号
は、それぞれMOSトランジスタ71,72のゲートに
入力される。
【0012】出力許可信号OEが「L」レベルの場合
は、NANDゲート74およびNORゲート75の出力
信号はそれぞれ「H」レベルおよび「L」レベルにな
り、MOSトランジスタ71,72が非導通になってデ
ータ入出力端子T50がハイインピーダンス状態にされ
る。出力許可信号OEが「H」レベルにされると、NA
NDゲート74およびNORゲート75の各々は、内部
データ信号Q′に対してインバータとして動作する。
【0013】内部データ信号Q′が「L」レベルになる
と、PチャネルMOSトランジスタ71が非導通になる
とともにNチャネルMOSトランジスタ72が導通し、
データ入出力端子T50のレベルが「L」レベル側に下
降する。内部データ信号Q′が「H」レベルになると、
NチャネルMOSトランジスタ72が非導通になるとと
もにPチャネルMOSトランジスタ71が導通し、デー
タ入出力端子T50のレベルが「H」レベル側に上昇す
る。データ入出力端子T50に現われる外部データ信号
Qは、データ線DLを介してメモリコントローラ52に
与えられる。
【0014】このような小振幅インターフェイスを使う
優位点は、データ線DLを高速に充放電できることに加
え、消費電力の交流成分を抑えることができ、さらに、
データ入出力端子1つ当りの消費電力が小さくなるの
で、データ線DLを駆動する駆動回路をLSI化するこ
とができることである。また、データ線DLが終端電位
Vttで終端されているので信号の反射が少なくなり、
オーバーシュートやアンダーシュートを抑えることがで
きる。
【0015】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来の高速イ
ンターフェイスでは、終端電位Vttの発生源と参照電
位VRの発生源が別々に設けられていたので、図18に
示すように、終端電位Vttと参照電位VRが一致しな
い場合があった。この場合は、外部データ信号Dが
「L」レベルから上昇して参照電位VRに到達するまで
の時間と、外部データ信号Dが「H」レベルから下降
し、参照電位VRに到達するまでの時間とが一致せず、
データ転送のマージンが小さくなってデータ転送速度が
遅くなってしまう。
【0016】それゆえに、この発明の主たる目的は、信
号転送速度が速い半導体記憶装置およびそれを用いたメ
モリシステムを提供することである。
【0017】
【課題を解決するための手段】この発明に係る半導体記
憶装置は、メモリコントローラの出力バッファの電流駆
動力を調整するキャリブレーションモード時に、メモリ
コントローラの出力バッファの出力信号のレベルが参照
電位よりも高いか否かを判定する判定回路と、判定回路
の判定結果を示す信号をメモリコントローラに出力する
出力回路とを備えたものである。
【0018】好ましくは、さらに、メモリコントローラ
の出力バッファの出力信号を受ける第1の信号端子と、
メモリコントローラの信号端子に接続される第2の信号
端子とが設けられる。判定回路は、メモリコントローラ
の出力バッファから第1の信号端子に与えられた信号の
レベルが参照電位よりも高いか否かを判定する。出力回
路は、判定回路の判定結果を示す信号を第2の信号端子
を介してメモリコントローラに与える。
【0019】また好ましくは、さらに、メモリコントロ
ーラの出力バッファに接続される信号端子が設けられ
る。判定回路は、メモリコントローラからの検出命令に
応答して、メモリコントローラの出力バッファから信号
端子に与えられた信号のレベルが参照電位よりも高いか
否かを判定する。出力回路は、検出命令に応答して判定
回路の判定結果を示す信号をラッチし、メモリコントロ
ーラからの出力命令に応答して、ラッチした信号を信号
端子を介してメモリコントローラに出力する。
【0020】また好ましくは、メモリコントローラは複
数の出力バッファを備え、判定回路は各出力バッファに
対応して設けられる。半導体記憶装置は、さらに、複数
の判定回路の判定結果を示す複数の信号の排他的論理和
信号を生成する論理回路を備える。出力回路は、論理回
路で生成された排他的論理和信号をメモリコントローラ
に出力する。
【0021】また好ましくは、半導体記憶装置は、さら
に、複数のメモリセルを含むメモリアレイと、アドレス
信号に従って複数のメモリセルのうちのいずれかのメモ
リセルを選択し、選択したメモリセルのデータ信号を読
出す読出回路とを備える。出力回路は、キャリブレーシ
ョンモード時には判定回路の判定結果を示す信号をメモ
リコントローラに出力し、通常動作時には読出回路によ
って読出されたデータ信号をメモリコントローラに出力
する。
【0022】また、この発明に係るメモリシステムは、
上記半導体記憶装置とメモリコントローラとを備えたメ
モリシステムであって、メモリコントローラの出力バッ
ファの電流駆動力は調整可能になっている。メモリコン
トローラは、半導体記憶装置の出力回路からの信号に基
づいて出力バッファの電流駆動力を設定する設定回路を
含む。
【0023】また、この発明に係る他のメモリシステム
は、半導体記憶装置とメモリコントローラとを備えたメ
モリシステムであって、半導体記憶装置は、複数のメモ
リセルを含むメモリアレイと、メモリコントローラから
与えられたアドレス信号に従って複数のメモリセルのう
ちのいずれかのメモリセルを選択し、選択したメモリセ
ルのデータ信号を読出す読出回路と、読出回路によって
読出されたデータ信号をメモリコントローラに出力する
電流駆動力の調整が可能な出力バッファと、メモリコン
トローラから与えられた外部制御信号に従って出力バッ
ファの電流駆動力を設定する設定回路とを含み、メモリ
コントローラは、半導体記憶装置の出力バッファの電流
駆動力を調整するキャリブレーションモード時に、半導
体記憶装置の出力バッファの出力信号のレベルを検出す
るレベル検出回路と、レベル検出回路の検出結果に基づ
いて外部制御信号を生成して半導体記憶装置の設定回路
に与える制御回路とを含むものである。
【0024】
【発明の実施の形態】[実施の形態1]図1は、この発
明の実施の形態1によるメモリシステムの構成を示すブ
ロック図である。図1において、このメモリシステムで
は、複数のDDR(Double Data Rate) SDRAM
(Synclonous DRAM)1がデータバスDBに接続され、
データバスDBの一方端は抵抗素子群3を介してメモリ
コントローラ2に接続され、データバスDBの他方端に
は抵抗素子群4を介して終端電位Vttが与えられる。
このメモリシステムでは、SSTLインターフェイスが
採用されている。
【0025】DDR SDRAM1は、図2に示すよう
に、クロックバッファ11、制御信号バッファ12、ア
ドレスバッファ13、モードレジスタ14、制御回路1
5、4つのメモリアレイ16〜19(バンク♯0〜♯
3)、およびIOバッファ20を備える。
【0026】クロックバッファ11は、メモリコントロ
ーラ2からの外部制御信号CKEによって活性化され、
メモリコントローラ2からの外部クロック信号CLK,
/CLKを制御信号バッファ12、アドレスバッファ1
3および制御回路15に伝達させる。制御信号バッファ
12は、クロックバッファ11からの外部クロック信号
CLK,/CLKに同期して、メモリコントローラ2か
らの外部制御信号/CS,/RAS,/CAS,/W
E,DQMをラッチし、制御回路15に与える。アドレ
スバッファ13は、クロックバッファ11からの外部ク
ロック信号CLK,/CLKに同期して、メモリコント
ローラ2からの外部アドレス信号A0〜Am(ただし、
mは0以上の整数である)およびバンク選択信号BA
0,BA1をラッチし、制御回路15に与える。
【0027】モードレジスタ14は、外部アドレス信号
A0〜Amなどによって指示されたモードを記憶し、そ
のモードに応じた内部コマンド信号を出力する。メモリ
アレイ16〜19の各々は、行列状に配設され、それぞ
れが1ビットのデータを記憶する複数のメモリセルを含
む。複数のメモリセルは、予めn+1個(ただし、nは
0以上の整数である)ずつグループ化されている。
【0028】制御回路15は、クロックバッファ11、
制御信号バッファ12、アドレスバッファ13およびモ
ードレジスタ14からの信号に従って種々の内部信号を
生成し、SDRAM1全体を制御する。制御回路15
は、書込動作時および読出動作時は、バンク選択信号B
A0,BA1に従って4つのメモリアレイ16〜19の
うちのいずれかのメモリアレイを選択し、アドレス信号
A0〜Amに従ってそのメモリアレイのうちのn+1個
のメモリセルを選択する。選択されたn+1個のメモリ
セルは、活性化されてIOバッファ20に結合される。
【0029】IOバッファ20は、書込動作時はメモリ
コントローラ2からの外部データストローブ信号DQS
に同期して、入力されたデータ信号D0〜Dnを選択さ
れたn+1個のメモリセルに与え、読出動作時はn+1
個のメモリセルの読出データ信号Q0〜Qnをデータス
トローブ信号DQSとともにメモリコントローラ2に出
力する。
【0030】図3は、DDR SDRAM1の読出動作
を示すタイムチャートである。図3では、連続して4ビ
ットのデータ信号(データ入出力端子1つ当り)を読出
す動作が示される。連続して読出されるデータ信号のビ
ット数は、バースト長と呼ばれ、モードレジスタ14に
よって変更可能になっている。
【0031】SDRAM1においては、クロック信号C
LKの立上がりエッジで外部制御信号/RAS,/CA
S,…やアドレス信号A0〜Amなどが取込まれる。ア
ドレス信号A0〜Amは、時分割的に多重化された行ア
ドレス信号X=RA0〜RAmと列アドレス信号Y=C
A0〜CAmを含む。時刻t0におけるクロック信号C
LKの立上がりエッジにおいて、アクティブコマンド
(/RAS=L,/CAS=H,/WE=H)が入力さ
れ、そのときのアドレス信号A0〜Amが行アドレス信
号Xとして取込まれる。
【0032】次いで、時刻t2におけるクロック信号C
LKの立上がりエッジにおいて、リードコマンド(/R
AS=H,/CAS=L,/WE=H)が与えられ、そ
のときのアドレス信号A0〜Amが列アドレス信号Yと
して取込まれる。取込まれた行アドレス信号Xおよび列
アドレス信号Yに従ってSDRAM1内において行およ
び列の選択動作が実施される。信号/RASが「L」レ
ベルに立下げられてから所定のクロックサイクル(図3
では3.5クロックサイクル)が経過した後、最初の読
出データ信号q0が出力される。以降、クロック信号C
LKと/CLKのクロスポイントに応答してデータ信号
q1〜q3が順に出力される。データ転送の高速化を可
能にするため、データ出力信号DQSの出力データ信号
q0〜q3と同じ位相で出力される。メモリセルへの再
書込(プリチャージ)は、時刻t3におけるプリチャー
ジコマンド(/RAS=L,/CAS=H,/WE=
L)に応答して行なわれる。
【0033】図4は、DDR SDRAM1の書込動作
を示すタイムチャートである。書込動作においては、行
アドレス信号Xの取込はデータ読出時と同じである。す
なわち、ある時刻t0におけるクロック信号CLKの立
上がりエッジにおいて、アクティブコマンド(/RAS
=L,/CAS=H,/WE=H)が入力され、そのと
きのアドレス信号A0〜Amが行アドレス信号Xとして
取込まれる。次いで時刻t2におけるクロック信号CL
Kの立上がりエッジにおいてライトコマンド(/RAS
=H,/CAS=L,/WE=L)が入力され、列アド
レス信号Yが取込まれるとともに、そのとき与えられて
いたデータ信号d0が最初の書込データ信号として取込
まれる。このライトコマンドに応答してSDRAM1内
部において行および列選択動作が実行される。データス
トローブ信号DQSに同期して順次書込データ信号d1
〜d3が取込まれ、順次メモリセルに書込まれる。
【0034】以下、このメモリシステムの特徴となるS
DRAM1およびメモリコントローラ2の出力バッファ
のキャリブレーション方法について説明する。図5は、
SDRAM1の出力バッファのキャリブレーションに関
連する部分を示す回路ブロック図である。図5におい
て、SDRAM1は、内部回路21、入力バッファ2
2.0〜22.n、出力バッファ23.0〜23.n、
コンパレータ24.0〜24.nおよびデータ入出力端
子T0〜Tnを含む。入力バッファ22.0〜22.
n、出力バッファ23.0〜23.nおよびコンパレー
タ24.0〜24.nは、図1のIOバッファ20に含
まれる。内部回路21は、図2のIOバッファ20以外
の回路11〜19を含む。データ入出力端子T0〜Tn
は、それぞれデータバスDBに含まれるデータ線DL0
〜DLnに接続される。データ線DL0〜DLnの一方
端はそれぞれ抵抗素子3.0〜3.nを介してメモリコ
ントローラ2に接続され、データ線DL0〜DLnの他
方端にはそれぞれ抵抗素子4.0〜4.nを介して終端
電位Vttが与えられる。
【0035】入力バッファ22.0〜22.nは、それ
ぞれ、データ入出力端子T0〜Tnに対応して設けら
れ、メモリコントローラ2からの書込データ信号D0〜
Dnに従って内部書込データ信号D0′〜Dn′を生成
して内部回路21に与える。入力バッファ22.0〜2
2.nの各々は、図15で示した入力バッファ55と同
じ構成である。
【0036】コンパレータ24.0〜24.nは、それ
ぞれ、データ入出力端子T0〜Tnに対応して設けら
れ、キャリブレーション時にメモリコントローラ2から
与えられたデータ信号D0〜Dnの論理レベルと内部回
路21からの基準電位VRと比較し、データ信号D0〜
Dnの論理レベルが基準電位VRよりも高い場合は
「H」レベルを出力し、データ信号D0〜Dnの論理レ
ベルが基準電位VRよりも低い場合は「L」レベルを出
力する。
【0037】出力バッファ23.0〜23.nは、それ
ぞれ、データ入出力端子T0〜Tnに対応して設けら
れ、内部回路21からの内部読出データ信号Q0′〜Q
n′に従って外部読出データ信号Q0〜Qnを生成し、
メモリコントローラ2に与える。また出力バッファ2
3.0〜23.nは、キャリブレーションモード時は、
それぞれコンパレータ24.1〜24.n,24.0の
出力信号をデータ入出力端子T0〜Tnを介してメモリ
コントローラ2に与える。
【0038】詳しく説明すると出力バッファ23.0
は、図6に示すように、PチャネルMOSトランジスタ
30〜32、NチャネルMOSトランジスタ33〜3
5、インバータ36、NANDゲート37、NORゲー
ト38およびスイッチS0〜S4を含む。
【0039】PチャネルMOSトランジスタ30〜32
は、電源電位VDDのラインとデータ入出力端子T0と
の間に並列接続される。NチャネルMOSトランジスタ
33〜35は、データ入出力端子T0と接地電位VSS
のラインとの間に並列接続される。
【0040】出力許可信号OEは、NANDゲート37
の一方入力ノードに直接入力されるとともに、インバー
タ36を介してNORゲート38の一方入力ノードに入
力される。スイッチS0は、制御信号φ0が「L」レベ
ルの場合は内部回路21からの内部読出データ信号Q
0′をNANDゲート37およびNORゲート38の他
方入力ノードに与え、制御信号φ0が「H」レベルの場
合はコンパレータ24.1の出力信号をNANDゲート
37およびNORゲート38の他方入力ノードに与え
る。制御信号φ0は、通常動作時は「L」レベルにさ
れ、キャリブレーションモード時は「H」レベルにされ
る。NANDゲート37の出力信号は、PチャネルMO
Sトランジスタ30のゲートおよびスイッチS1,S2
に与えられる。NORゲート38の出力信号は、Nチャ
ネルMOSトランジスタ33のゲートおよびスイッチS
3,S4に与えられる。
【0041】スイッチS1は、制御信号φ1が「L」レ
ベルの場合は電源電位VDDをPチャネルMOSトラン
ジスタ31のゲートに与え、制御信号φ1が「H」レベ
ルの場合はNANDゲート37の出力信号をPチャネル
MOSトランジスタ31のゲートに与える。スイッチS
2は、制御信号φ2が「L」レベルの場合は電源電位V
DDをPチャネルMOSトランジスタ32のゲートに与
え、制御信号φ2が「H」レベルの場合はNANDゲー
ト37の出力信号をPチャネルMOSトランジスタ32
のゲートに与える。制御信号φ1,φ2がともに「H」
レベルにされると、NANDゲート37の出力信号は3
つのPチャネルMOSトランジスタ30〜32のゲート
に与えられ、出力バッファ23.0のプルアップ能力が
最大になる。制御信号φ1,φ2がともに「L」レベル
にされると、PチャネルMOSトランジスタ31,32
は非導通状態に固定されてNANDゲート37の出力信
号が1つのPチャネルMOSトランジスタ30のみに与
えられ、出力バッファ23.0のプルアップ能力は最小
になる。
【0042】スイッチS3は、制御信号φ3が「L」レ
ベルの場合は接地電位VSSをNチャネルMOSトラン
ジスタ34のゲートに与え、制御信号φ3が「H」レベ
ルの場合はNORゲート38の出力信号をNチャネルM
OSトランジスタ34のゲートに与える。スイッチS4
は、制御信号φ4が「L」レベルの場合は接地電位VS
SをNチャネルMOSトランジスタ35のゲートに与
え、制御信号φ4が「H」レベルの場合はNORゲート
38の出力信号をNチャネルMOSトランジスタ35の
ゲートに与える。制御信号φ3,φ4がともに「H」レ
ベルにされると、NORゲート38の出力信号は3つの
NチャネルMOSトランジスタ33〜35のゲートに与
えられ、出力バッファ23.0のプルダウン能力が最大
になる。制御信号φ3,φ4がともに「L」レベルにさ
れると、NチャネルMOSトランジスタ34,35は非
導通状態に固定され、NORゲート38の出力信号が1
つのNチャネルMOSトランジスタ33のみに与えら
れ、出力バッファ23.0のプルダウン能力が最小にな
る。他の出力バッファ23.1〜23.nも出力バッフ
ァ23.0と同じ構成である。
【0043】図7は、メモリコントローラ2の出力バッ
ファのキャリブレーションに関連する部分を示す回路ブ
ロック図である。図7において、メモリコントローラ2
は、内部回路41、入力バッファ42.0〜42.n、
出力バッファ43.0〜43.n、レベル検出器44.
0〜44.nおよびデータ入出力端子T0′〜Tn′を
含む。データ入出力端子T0′〜Tn′は、それぞれ抵
抗素子3.0〜3.nを介してデータバスDBに含まれ
るデータ線DL0〜DLnに接続される。
【0044】入力バッファ42.0〜42.nは、それ
ぞれ、データ入出力端子T0′〜Tn′に対応して設け
られ、SDRAM1からの読出データ信号Q0〜Qnに
従って内部読出データ信号Q0′〜Qn′を生成し、内
部回路41に与える。入力バッファ42.0〜42.n
の各々は、図15で示した入力バッファ55と同じ構成
である。内部回路41は、入力バッファ42.0〜4
2.nからの内部読出データ信号Q0′〜Qn′に基づ
いて演算処理を実行する。
【0045】出力バッファ43.0〜43.nは、それ
ぞれ、データ入出力端子T0′〜Tn′に対応して設け
られ、内部回路41からの内部書込データ信号D0′〜
Dn′に従って外部書込データ信号D0〜Dnを生成し
SDRAM1に与える。出力バッファ43.0は、図8
に示すように、図6の出力バッファ23.0からスイッ
チS0を除去したものであり、キャリブレーション可能
に構成されている。他の出力バッファ43.1〜43.
nは出力バッファ43.0と同じ構成である。
【0046】レベル検出器44.0〜44.nは、それ
ぞれ、データ入出力端子T0′〜Tn′に対応して設け
られ、キャリブレーション時にデータ入出力端子T0′
〜Tn′のレベルを検出し、検出結果を示す信号を内部
回路41に与える。
【0047】次に、SDRAM1の出力バッファ23.
0〜23.nのキャリブレーション方法について説明す
る。まずメモリコントローラ2は、複数のSDRAM1
のうちのキャリブレーション対象のSDRAM1に制御
信号/RAS,/CAS,…によって「H」レベルの信
号の出力を命令する。これに応じてSDRAM1の内部
回路21は、出力バッファ23.0〜23.nの各々に
「H」レベルの信号を出力させる。メモリコントローラ
2のレベル検出器44.0〜44.nは、それぞれ、S
DRAM1の出力バッファ23.0〜23.nの出力レ
ベルを検出し、検出結果を示す信号を内部回路41に与
える。内部回路41は、レベル検出器44.0〜44.
nからの信号に基づいて、SDRAM1の出力バッファ
23.0〜23.nの出力レベルが許容範囲内にあるか
否かを判定し、判定結果を示す信号をSDRAM1に与
える。SDRAM1は、メモリコントローラからの信号
に従って出力バッファ23.0〜23.nの「H」レベ
ルの出力能力を調整する。
【0048】たとえば、図6において、出力バッファ2
3.0の「H」レベルの出力時は信号OE,φ0はそれ
ぞれ「H」レベルおよび「L」レベルにされ、スイッチ
S0は「H」レベルの信号Q0′をNANDゲート37
およびNORゲート38に与えている。このとき、信号
φ1は「L」レベルにされて電源電位VDDがPチャネ
ルMOSトランジスタ31のゲートに与えられ、信号φ
2は「H」レベルにされてNANDゲート37の出力信
号がPチャネルMOSトランジスタ32のゲートに与え
られている。信号Q0′は「H」レベルにされているの
で、PチャネルMOSトランジスタ30,32が導通す
るとともにPチャネルMOSトランジスタ31およびN
チャネルMOSトランジスタ33〜35は非導通にな
り、データ入出力端子T0は「H」レベルにされる。
【0049】SDRAM1の内部回路21は、出力バッ
ファ23.0の出力レベルが許容範囲よりも低いと判定
された場合は信号φ1を「H」レベルにしてNANDゲ
ート37の出力信号をPチャネルMOSトランジスタ3
1のゲートに与え、PチャネルMOSトランジスタ31
を導通させて出力バッファ23.0の出力レベルを上昇
させ、出力バッファ23.0の出力レベルが許容範囲よ
りも高いと判定された場合は信号φ2を「L」レベルに
して電源電位VDDをPチャネルMOSトランジスタ3
2のゲートに与え、PチャネルMOSトランジスタ32
を非導通にして出力バッファ23.0の出力レベルを低
下させる。
【0050】メモリコントローラ2は、出力バッファ2
3.0の出力レベルを再度検出し、許容範囲に入った場
合は、その旨をSDRAM1に送信して信号φ1,φ2
のレベルを固定させる。
【0051】次に、メモリコントローラ2は、キャリブ
レーション対象のSDRAM1に制御信号/RAS,/
CAS,…によって「L」レベルの信号の出力を命令す
る。これに応じてSDRAM1の内部回路21は、出力
バッファ23.0〜23.nの各々に「L」レベルの信
号を出力させる。メモリコントローラ2のレベル検出器
44.0〜44.nは、それぞれSDRAM1の出力バ
ッファ23.0〜23.nの出力レベルを検出し、検出
結果を示す信号を内部回路41に与える。内部回路41
は、レベル検出器44.0〜44.nからの信号に基づ
いて、SDRAM1の出力バッファ23.0〜23.n
の出力レベルが許容範囲にあるか否かを判定し、判定結
果を示す信号をSDRAM1に与える。SDRAM1
は、メモリコントローラ2からの信号に従って出力バッ
ファ23.0〜23.nの「L」レベルの出力能力を調
整する。
【0052】たとえば、図6において、出力バッファ2
3.0の「L」レベルの出力時は信号OE,φ0はそれ
ぞれ「H」レベルおよび「L」レベルにされ、スイッチ
S0は「L」レベルの信号Q0′をNANDゲート37
およびNORゲート38に与えている。このとき、信号
φ3は「L」レベルにされて接地電位VSSがNチャネ
ルMOSトランジスタ34のゲートに与えられ、信号φ
4は「H」レベルにされてNORゲート38の出力信号
がNチャネルMOSトランジスタ35のゲートに与えら
れている。信号Q0′が「L」レベルにされているの
で、NチャネルMOSトランジスタ33,35が導通す
るとともにNチャネルMOSトランジスタ34およびP
チャネルMOSトランジスタ30〜32が非導通にな
り、データ入出力端子T0は「L」レベルにされる。
【0053】SDRAM1の内部回路21は、出力バッ
ファ23.0の出力レベルが許容範囲よりも高いと判定
された場合は信号φ3を「H」レベルにしてNORゲー
ト38の出力信号をNチャネルMOSトランジスタ34
のゲートに与え、NチャネルMOSトランジスタ34を
導通させて出力バッファ23.0の出力レベルを低下さ
せ、出力バッファ23.0の出力レベルが許容範囲より
も低いと判定された場合は信号φ4を「L」レベルにし
て接地電位VSSをNチャネルMOSトランジスタ35
のゲートに与え、NチャネルMOSトランジスタ35を
非導通にして出力バッファ23.0の出力レベルを上昇
させる。
【0054】メモリコントローラ2は、出力バッファ2
3.0の出力レベルを再度検出し、許容範囲に入った場
合は、その旨をSDRAM1に送信して信号φ3,φ4
のレベルを固定させる。
【0055】図9は、メモリコントローラ2の出力バッ
ファ43.0〜43.nのキャリブレーション方法を示
すタイムチャートである。図9において、ある時刻t0
におけるクロック信号CLKの立上がりエッジにおい
て、メモリコントローラ2からSDRAM1にキャリブ
レーションコマンド(/RAS=L,/CAS=L,/
WE=L)が与えられるとともに、アドレス信号Zが与
えられる。このアドレス信号Zによって、複数のSDR
AM1のうちの1つのSDRAM1が指定されるととも
に、そのSDRAM1にキャリブレーション対象の出力
バッファ(たとえば43.1)の番号が伝達される。
【0056】まず図8において、信号OEが「H」レベ
ルにされるとともに、信号D1′は「H」レベルにされ
る。また、信号φ1,φ2がともに「L」レベルにされ
て電源電位VDDがPチャネルMOSトランジスタ3
1,32のゲートに与えられ、NANDゲート37の出
力信号がPチャネルMOSトランジスタ30のゲートに
与えられる。信号OE,D1′が「H」レベルにされて
いるので、PチャネルMOSトランジスタ30が導通す
るとともにPチャネルMOSトランジスタ31,32お
よびNチャネルMOSトランジスタ33〜35が非導通
になり、データ入出力端子T1′が「H」レベルにされ
る。データ入出力端子T1′の電位変化は、データ線D
L1およびデータ入出力端子T1を介して図6のコンパ
レータ24.1に伝達される。
【0057】このとき、信号φ0は「H」レベルにされ
ており、コンパレータ24.1の出力信号は出力バッフ
ァ23.0およびデータ線DL0を介してメモリコント
ローラ2に与えられる。メモリコントローラ2の内部回
路41は、SDRAM1の出力バッファ23.0の出力
信号Q0に基づいて出力バッファ41.1の「H」レベ
ルの出力能力を調整する。
【0058】出力バッファ41.1の「H」レベルの出
力能力は最低レベルから順次増大するように制御信号φ
1,φ2が制御される。信号Q0が「L」レベルから
「H」レベルに立上げられたときの制御信号φ1,φ2
のレベルが内部回路41に検出され、制御信号φ1,φ
2のレベルはその検出レベルに固定される。
【0059】次に、信号OEが「H」レベルにされると
ともに信号T1′が「L」レベルにされる。また、信号
φ3,φ4はともに「L」レベルにされ、接地電位VS
SがNチャネルMOSトランジスタ34,35のゲート
に与えられ、NORゲート38の出力信号がNチャネル
MOSトランジスタ33のゲートに与えられる。信号O
E,D1′がそれぞれ「H」レベルおよび「L」レベル
にされているので、NチャネルMOSトランジスタ33
が導通するとともにNチャネルMOSトランジスタ3
4,35およびPチャネルMOSトランジスタ30〜3
2が非導通になり、データ入出力端子T1′は「L」レ
ベルにされる。データ入出力端子T1′の電位変化は、
データ線DL1およびデータ入出力端子T1を介して図
6のコンパレータ24.1に伝達される。
【0060】このとき、信号φ0は「H」レベルにされ
ており、コンパレータ24.1の出力信号は出力バッフ
ァ23.0およびデータ線DL0を介してメモリコント
ローラ2に与えられる。メモリコントローラ2の内部回
路41は、SDRAM1の出力バッファ23.0の出力
信号Q0に基づいて出力バッファ41.1の「L」レベ
ルの出力能力を調整する。
【0061】出力バッファ41.1の「L」レベルの出
力能力は最低レベルから順次増大するように制御信号φ
1,φ2が制御される。信号Q0が「H」レベルから
「L」レベルに立下げられたときの制御信号φ1,φ2
のレベルが内部回路41に検出され、制御信号φ1,φ
2のレベルはその検出レベルに固定される。
【0062】この実施の形態1では、メモリコントロー
ラ2の出力バッファ43.0〜43.nの出力レベルを
SDRAM1でチェックしながら出力バッファ43.0
〜43.nの電流駆動力を調整することができる。よっ
て、出力バッファ43.0〜43.nの出力レベルの上
昇速度と下降速度を調整することができ、データ転送速
度の高速化を図ることができる。
【0063】また、SDRAM1の出力バッファ23.
0〜23.nの出力レベルをメモリコントローラ2でチ
ェックしながら出力バッファ23.0〜23.nの電流
駆動力を調整することができる。よって、出力バッファ
23.0〜23.nの出力レベルの上昇速度と下降速度
を調整することができ、データ転送速度の高速化を図る
ことができる。
【0064】[実施の形態2]図10は、この発明の実
施の形態2によるSDRAMの要部を示す回路図であっ
て、図6と対比される図である。図10を参照して、こ
のSDRAMが図6のSDRAMと異なる点は、複数
(図では2つ)のコンパレータ24.1,24.2の出
力信号がEX−NORゲート40に入力され、EX−N
ORゲート40の出力信号がスイッチS0に与えられて
いる点である。
【0065】たとえば、メモリコントローラ2の出力バ
ッファ43.1の「H」レベルの出力能力のキャリブレ
ーションを行なう場合は、出力バッファ43.1以外の
出力バッファ43.2のプルアップ能力を最大にして出
力バッファ43.2の出力信号を「H」レベルにしてお
けば、図6で説明した方法と同じ方法でキャリブレーシ
ョンを行なうことができる。
【0066】また、メモリコントローラ2の出力バッフ
ァ43.1の「L」レベルの出力能力のキャリブレーシ
ョンを行なう場合は、出力バッファ43.1以外の出力
バッファ43.2のプルダウン能力を最大にして出力バ
ッファ43.2の出力信号を「L」レベルにしておけ
ば、図6で示した方法と同じ方法でキャリブレーション
を行なうことができる。
【0067】この実施の形態2では、複数のコンパレー
タ24.1,24.2の出力信号を1つのデータ入出力
端子D0から出力するので、構成の簡単化を図ることが
できる。
【0068】[実施の形態3]図11は、この発明の実
施の形態3によるSDRAMの要部を示す回路図であっ
て、図6と対比される図である。図11を参照して、こ
のSDRAMが図6のSRAMと異なる点は、スイッチ
S5、NチャネルMOSトランジスタ45およびインバ
ータ46,47が追加され、コンパレータ24.1の出
力信号の代わりにコンパレータ24.0の出力信号が出
力バッファ23.0を介してメモリコントローラ2に出
力される点である。
【0069】コンパレータ24.0の出力信号は、Nチ
ャネルMOSトランジスタ45を介してスイッチS0に
与えられる。NチャネルMOSトランジスタ45のゲー
トは、信号/TMを受ける。インバータ46,47は、
ラッチ回路を構成し、NチャネルMOSトランジスタ4
5とスイッチS0の間のノードN45のレベルをラッチ
する。スイッチS5は、信号OE,TMを受け、制御信
号φ5が「L」レベルの場合は信号OEをインバータ3
6およびNANDゲート37に与え、制御信号φ5が
「H」レベルの場合は信号TMをインバータ36および
NANDゲート37に与える。
【0070】図12は、このSDRAMを含むメモリシ
ステムにおけるメモリコントローラ2の出力バッファ4
3.0〜43.nのキャリブレーション方法を示すタイ
ムチャートである。図12において、ある時刻t0にお
けるクロック信号CLKの立上がりエッジにおいてメモ
リコントローラ2からSDRAMにキャリブレーション
コマンド(/RAS=L,/CAS=L,/WE=L)
が与えられるとともに、アドレス信号Zが与えられる。
これにより、信号φ5が「H」レベルにされるととも
に、アドレス信号Zによってメモリシステムに含まれる
複数のSDRAMのうちの1つのSDRAMが指定され
る。
【0071】次いで時刻t2において検出コマンド(/
RAS=L,/CAS=H,/WE=H)が入力される
と、信号TMが「H」レベルから「L」レベルに立下げ
られ、出力バッファ23.0が非活性化されてMOSト
ランジスタ30〜35が非導通にされるとともに、Nチ
ャネルMOSトランジスタ45が導通してコンパレータ
24.0の出力信号がノードN45に伝達され、ノード
N45のレベルがインバータ46,47によってラッチ
される。このとき、メモリコントローラ2の出力バッフ
ァ43.0が「H」レベルを出力し、データ入出力端子
T0が「H」レベルにされるが、端子T0の電位は基準
電位VRよりも低く、コンパレータ24.0は「L」レ
ベルを出力しているものとする。
【0072】次に、時刻t3において出力コマンド(/
RAS=H,/CAS=L,/WE=H)が入力される
と、信号TMが「L」レベルから「H」レベルに立上げ
られ、ノードN45のレベル(この場合は「L」レベ
ル)が出力バッファ23.0を介してメモリコントロー
ラ2に伝達される。メモリコントローラ2の内部回路4
1は、SDRAM1からの「L」レベルの信号に応答し
て出力バッファ23.0の「H」レベルの出力能力を1
ステップ増大させる。以降、メモリコントローラ2から
SDRAMに検出コマンドと出力コマンドが交互に与え
られ、メモリコントローラ2の出力バッファ43.0の
「L」レベルの出力能力のキャリブレーションが実行さ
れる。出力コマンドに応答してSDRAMの出力バッフ
ァから「H」レベルの信号が出力されると(図2で時刻
t5)、その時点で出力バッファ43.0の「H」レベ
ルの出力能力のキャリブレーションが終了する。
【0073】この実施の形態3では、メモリコントロー
ラの出力バッファ(たとえば43.0)の出力信号の受
信と、コンパレータ24.0の出力信号の送信とを1つ
のデータ入出力端子T0を用いて行なうので、メモリコ
ントローラ2のすべての出力バッファ43.0〜43.
nの電流駆動力を同時に調整することができる。
【0074】今回開示された実施の形態はすべての点で
例示であって制限的なものではないと考えられるべきで
ある。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求
の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味お
よび範囲内でのすべての変更が含まれることが意図され
る。
【0075】
【発明の効果】以上のように、この発明に係る半導体記
憶装置では、メモリコントローラの出力バッファの電流
駆動力を調整するキャリブレーションモード時に、メモ
リコントローラの出力バッファの出力信号のレベルが参
照電位よりも高いか否を判定する判定回路と、判定回路
の判定結果を示す信号をメモリコントローラに出力する
出力回路とが設けられる。したがって、メモリコントロ
ーラの出力バッファの出力レベルを半導体記憶装置でチ
ェックしながらメモリコントローラの出力バッファの電
流駆動力を調整することができる。よって、メモリコン
トローラの出力バッファの出力レベルの上昇速度と下降
速度を調整することができ、信号転送速度の高速化を図
ることができる。
【0076】好ましくは、さらに、メモリコントローラ
の出力バッファの出力信号を受ける第1の信号端子と、
メモリコントローラの信号端子に接続される第2の信号
端子とが設けられる。判定回路は、メモリコントローラ
の出力バッファから第1の信号端子に与えられた信号の
レベルが参照電位よりも高いか否かを判定する。出力回
路は、判定回路の判定結果を示す信号を第2の信号端子
を介してメモリコントローラに与える。この場合は、メ
モリコントローラの出力バッファの出力信号の受信と、
判定結果を示す信号の送信とを別々の信号端子を用いて
行なうので、キャリブレーション用の信号の送受信を容
易に行なうことができる。
【0077】また好ましくは、さらに、メモリコントロ
ーラの出力バッファに接続される信号端子が設けられ
る。判定回路は、メモリコントローラからの検出命令に
応答して、メモリコントローラの出力バッファから信号
端子へ与えられた信号のレベルが参照電位よりも高いか
否かを判定する。出力回路は、検出命令に応答して判定
回路の判定結果を示す信号をラッチし、メモリコントロ
ーラからの出力命令に応答して、ラッチした信号を信号
端子を介してメモリコントローラに出力する。この場合
は、メモリコントローラの出力バッファの出力信号の受
信と、判定結果を示す信号の送信とを1つの信号端子を
用いて行なうので、信号端子の数が少なくてすむ。
【0078】また好ましくは、メモリコントローラは複
数の出力バッファを備え、判定回路は各出力バッファに
対応して設けられる。半導体記憶装置は、さらに、複数
の判定回路の判定結果を示す複数の信号の排他的論理和
信号を生成する論理回路を備える。出力回路は、論理回
路で生成された排他的論理和信号をメモリコントローラ
に出力する。この場合は、複数の判定回路の出力信号を
1つ出力回路によってロメコントローラに伝達をするこ
とができ、構成の簡単化を図ることができる。
【0079】また好ましくは、半導体記憶装置は、さら
に、複数のメモリセルを含むメモリアレイと、アドレス
信号に従って複数のメモリセルのうちのいずれかのメモ
リセルを選択し、選択したメモリセルのデータ信号を読
出す読出回路とを備える。出力回路は、キャリブレーシ
ョンモード時には判定回路の判定結果を示す信号をメモ
リコントローラに出力し、通常動作時には読出回路によ
って読出されたデータ信号をメモリコントローラに出力
する。この場合は、キャリブレーション用の出力回路を
別途設ける必要はない。
【0080】また、この発明に係るメモリシステムで
は、上記半導体記憶装置とメモリコントローラとが設け
られ、メモリコントローラの出力バッファの電流駆動力
は調整可能になっている。メモリコントローラは、半導
体記憶装置の出力回路からの信号に基づいて出力バッフ
ァの電流駆動力を設定する設定回路を含む。この場合
は、メモリコントローラの出力バッファの電流駆動力を
設定することができる。
【0081】また、この発明に係る他のメモリシステム
では、半導体記憶装置とメモリコントローラとが設けら
れる。半導体記憶装置は、複数のメモリセルを含むメモ
リアレイと、メモリコントローラから与えられたアドレ
ス信号に従って複数のメモリセルのうちのいずれかのメ
モリセルを選択し、選択したメモリセルのデータ信号を
読出す読出回路と、読出回路によって読出されたデータ
信号をメモリコントローラに出力する電流駆動力の調整
が可能な出力バッファと、メモリコントローラから与え
られた外部制御信号に従って出力バッファの電流駆動力
を設定する設定回路とを含む。メモリコントローラは、
半導体記憶装置の出力バッファの電流駆動力を調整する
キャリブレーションモード時に、半導体記憶装置の出力
バッファの出力信号のレベルを検出するレベル検出回路
と、レベル検出回路の検出結果に基づいて外部制御信号
を生成して半導体記憶装置の設定回路に与える制御回路
とを含む。したがって、半導体記憶装置の出力バッファ
の出力レベルをメモリコントローラでチェックしながら
半導体記憶装置の出力バッファの電流駆動力を調整する
ことができる。よって、半導体記憶装置の出力バッファ
の出力レベルの上昇速度と下降速度を調整することがで
き、信号転送速度の高速化を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の形態1によるメモリシステ
ムの構成を示すブロック図である。
【図2】 図1に示したSDRAMの全体構成を示すブ
ロック図である。
【図3】 図2に示したSDRAMの連続読出動作を示
すタイムチャートである。
【図4】 図2に示したSDRAMの連続書込動作を示
すタイムチャートである。
【図5】 図1に示したSDRAMのキャリブレーショ
ンモードに関連する部分の構成を示す回路ブロック図で
ある。
【図6】 図5に示した出力バッファの構成を示す回路
図である。
【図7】 図1に示したメモリコントローラのキャリブ
レーションモードに関連する部分の構成を示す回路ブロ
ック図である。
【図8】 図7に示した出力バッファの構成を示す回路
図である。
【図9】 図8に示した出力バッファのキャリブレーシ
ョン方法を示すタイムチャートである。
【図10】 この発明の実施の形態2によるSDRAM
の要部を示す回路図である。
【図11】 この発明の実施の形態3によるSDRAM
の要部を示す回路図である。
【図12】 図11に示したSDRAMの動作を示すタ
イムチャートである。
【図13】 従来のメモリシステムの構成を示す回路ブ
ロック図である。
【図14】 図13に示した半導体メモリの構成を示す
ブロック図である。
【図15】 図14に示した入力バッファの構成を示す
回路図である。
【図16】 図14に示した外部書込データ信号D、基
準電位VRおよび終端電位Vttの関係を示す図であ
る。
【図17】 図14に示した出力バッファの構成を示す
回路図である。
【図18】 図13に示したメモリシステムの問題点を
説明するための図である。
【符号の説明】
1 DDR SDRAM、2,52 メモリコントロー
ラ、3,4 抵抗素子群、4.0〜4.n,3.0〜
3.n,53,54 抵抗素子、DB データバス、1
1 クロックバッファ、12 制御信号バッファ、13
アドレスバッファ、14 モードレジスタ、15 制
御回路、16〜19 メモリアレイ、20IOバッフ
ァ、21,41,56 内部回路、22.0〜22.
n,42.0〜42.n,55 入力バッファ、23.
0〜23.n,43.0〜43.n,57 出力バッフ
ァ、24.0〜24.n コンパレータ、T0〜Tn,
T0′〜Tn′,T50 データ入出力端子、DL,D
L0〜DLn データ線、30〜32,61,62,7
1 PチャネルMOSトランジスタ、33〜35,4
5,63〜65,72 NチャネルMOSトランジス
タ、36,46,47,66,73 インバータ、3
7,74 NANDゲート、38,75 NORゲー
ト、40 EX−NORゲート、S0〜S5 スイッ
チ、44.0〜44.n レベル検出器、51 半導体
メモリ。

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 半導体記憶装置であって、 メモリコントローラの出力バッファの電流駆動力を調整
    するキャリブレーションモード時に、前記メモリコント
    ローラの出力バッファの出力信号のレベルが参照電位よ
    りも高いか否かを判定する判定回路、および前記判定回
    路の判定結果を示す信号を前記メモリコントローラに出
    力する出力回路を備える、半導体記憶装置。
  2. 【請求項2】 さらに、前記メモリコントローラの出力
    バッファの出力信号を受ける第1の信号端子、および前
    記メモリコントローラの信号端子に接続される第2の信
    号端子を備え、 前記判定回路は、前記メモリコントローラの出力バッフ
    ァから前記第1の信号端子に与えられた信号のレベルが
    前記参照電位よりも高いか否かを判定し、 前記出力回路は、前記判定回路の判定結果を示す信号を
    前記第2の信号端子を介して前記メモリコントローラに
    与える、請求項1に記載の半導体記憶装置。
  3. 【請求項3】 さらに、前記メモリコントローラの出力
    バッファに接続される信号端子を備え、 前記判定回路は、前記メモリコントローラからの検出命
    令に応答して、前記メモリコントローラの出力バッファ
    から前記信号端子に与えられた信号のレベルが前記参照
    電位よりも高いか否かを判定し、 前記出力回路は、前記検出命令に応答して前記判定回路
    の判定結果を示す信号をラッチし、前記メモリコントロ
    ーラからの出力命令に応答して、ラッチした信号を前記
    信号端子を介して前記メモリコントローラに出力する、
    請求項1に記載の半導体記憶装置。
  4. 【請求項4】 前記メモリコントローラは複数の出力バ
    ッファを備え、 前記判定回路は、各出力バッファに対応して設けられ、 前記半導体記憶装置は、さらに、複数の判定回路の判定
    結果を示す複数の信号の排他的論理和信号を生成する論
    理回路を備え、 前記出力回路は、前記論理回路で生成された排他的論理
    和信号を前記メモリコントローラに出力する、請求項1
    に記載の半導体記憶装置。
  5. 【請求項5】 前記半導体記憶装置は、さらに、複数の
    メモリセルを含むメモリアレイ、およびアドレス信号に
    従って前記複数のメモリセルのうちのいずれかのメモリ
    セルを選択し、選択したメモリセルのデータ信号を読出
    す読出回路を備え、 前記出力回路は、前記キャリブレーションモード時には
    前記判定回路の判定結果を示す信号を前記メモリコント
    ローラに出力し、通常動作時には前記読出回路によって
    読出されたデータ信号を前記メモリコントローラに出力
    する、請求項1に記載の半導体記憶装置。
  6. 【請求項6】 請求項1から請求項5のいずれかの半導
    体記憶装置と前記メモリコントローラとを備えたメモリ
    システムであって、 前記メモリコントローラの出力バッファの電流駆動力は
    調整可能になっていて、 前記メモリコントローラは、前記半導体記憶装置の前記
    出力回路からの信号に基づいて前記出力バッファの電流
    駆動力を設定する設定回路を含む、メモリシステム。
  7. 【請求項7】 半導体記憶装置とメモリコントローラと
    を備えたメモリシステムであって、 前記半導体記憶装置は、 複数のメモリセルを含むメモリアレイ、 前記メモリコントローラから与えられたアドレス信号に
    従って前記複数のメモリセルのうちのいずれかのメモリ
    セルを選択し、選択したメモリセルのデータ信号を読出
    す読出回路、 前記読出回路によって読出されたデータ信号を前記メモ
    リコントローラに出力する電流駆動力の調整が可能な出
    力バッファ、および前記メモリコントローラから与えら
    れた外部制御信号に従って前記出力バッファの電流駆動
    力を設定する設定回路を含み、 前記メモリコントローラは、 前記半導体記憶装置の出力バッファの電流駆動力を調整
    するキャリブレーションモード時に、前記半導体記憶装
    置の出力バッファの出力信号のレベルを検出するレベル
    検出回路、および前記レベル検出回路の検出結果に基づ
    いて前記外部制御信号を生成して前記半導体記憶装置の
    設定回路に与える制御回路を含む、メモリシステム。
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