JP4745028B2 - 半導体メモリの救済方法及び装置 - Google Patents

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Description

本発明は、半導体メモリの救済方法及び装置に係り、より詳細には、オープンビットライン構造を有する半導体メモリ装置の救済方法及び装置に関する。
一般的に、リダンダンシー装置とは、メモリを構成するセルアレイのなかで、任意のセルに欠陥が発生すると、欠陥セルが接続されたビットラインを予備のスペアビットラインに代替して欠陥を補償する装置をいう。
欠陥が発生したセルを選択するアドレスがメモリ装置に印加されると、欠陥セルを選択する正常のパスが切断され、代わりにリダンダンシー装置が動作して予備のセルが接続されたビットラインをイネーブルさせることによってリダンダンシー動作が行われる。
代替する欠陥があるセルを予備のメモリセルに代替する形態によって、それぞれのスペアロー(または、リダンダントワードライン)に代替するローリダンダンシーとスペアカラム(または、リダンダントビットライン)に代替するカラムリダンダンシーがある。
ローリダンダンシー方式としては、一つのメモリセルブロックでビットラインとビットラインバーが一つのセンスアンプに連結されるフォルデッド(folded)ビットライン方式と互いに異なるメモリセルブロックに形成されているビットラインとビットラインバーが一つのセンスアンプに連結されるオープンビットライン方式がある。
図1は、従来のフォルデッドビットラインセンスアンプを備えるメモリ装置で正常なワードラインの活性化が行われ、計八つのDQデータが出力される場合を示す概念図である。
図示していないが、それぞれのビットラインは、一つのセンスアンプ(S/A)と連結される。ローアドレスに対応するワードライン(W/L)が選択され、カラムアドレスに対応するビットラインが活性化されると、各センスアンプは、活性化されたビットラインを通じてデータをセンシングして複数のデータピンDQs 0〜7を通じて出力する。図1は、ブロックA1及びブロックB1を有する一つのセルアレイブロック(またはメモリバンク)を示し、ブロックA1及びブロックB1のそれぞれは、8Kのワードライン(W/L)で構成される。図1では、ローアドレスが0〜8Kの一つであるワードライン(W/L)を示している。
従来のフォルデッドビットラインセンスアンプを備えるメモリ装置における正常なW/Lの活性化は、図1に示したように、8K単位のリフレッシュ範囲で一つのW/Lが活性化されるので、一つのセルアレイブロックで二つのW/L(W/L1、W/L2)が活性化される。
従来のフォルデッドビットラインセンスアンプ(S/A)構造を有するメモリ装置では、全てのローブロックで上記と同様の方法でW/Lが活性化され、また、ローリダンダンシーの活性化時にも正常なW/Lの活性化の場合と同様に処理される。
従来のフォルデッドビットラインセンスアンプにローリダンダンシー救済方式を適用すると、不良が発生したW/Lは1:1でスペアラインに代替される。例えば、8K単位のリフレッシュ範囲内で不良が発生したW/Lを代替するスペアW/Lが上記と同様の方式で活性化され、常に二つのW/Lが活性化される。
しかし、オープンビットラインS/A構造を有するメモリ装置の場合においては、オープンビットラインS/Aの構造上の特徴により、メモリバンクの最後のエッジブロックでは、ダミービットラインが存在する。ダミービットラインを処理する方法としては、ラウンドエッジブロック処理方法とストレートエッジブロック処理方法がある。図2及び図3は、ダミービットラインがストレートエッジブロック処理された場合を示す。
図2は、従来のオープンビットラインセンスアンプを備えるメモリ装置の二つのワードラインが活性化され、八つのDQデータを出力する場合を示す概念図であり、図3は、従来のオープンビットラインセンスアンプを備えるメモリ装置の三つのワードラインが活性化され、八つのDQデータを出力する場合を示す概念図である。
図2及び図3には、例えば、ブロックA2及びブロックB2で構成された一つのセルアレイブロックが示されている。以下では、ブロックA2及びブロックB2のそれぞれが8KのW/Lで構成された場合を例として説明する。
ブロックA2は、ローアドレス(X)0〜255に対応する左側のエッジブロックである第1エッジサブブロック10及びローアドレス(X)256〜8Kに対応する第1メインサブブロック20で構成される。ブロックB2は、ローアドレス0〜255に対応するセンター疑似エッジブロックである第2エッジサブブロック30、ローアドレス256〜8Kに対応する第2メインサブブロック40及びローアドレス0〜255に対応するダミーサブブロック50で構成される。
図2に示したように、オープンビットラインセンスアンプ構造を有するメモリ装置にて前記メインブロック(20、40)のW/Lを活性化する場合、フォルデッドビットラインの場合のようにW/L(12、22)の二つがイネーブルされることで計八つのDQデータが出力される。また、ローリダンダンシー救済時にも、従来のフォルデッドビットライン方法と同様にメインブロック20、40内で選択されたリダンダンシーセルのW/Lが二つイネーブルされる。
しかし、第1エッジサブブロック10、第2エッジサブブロック30及びダミーサブブロック50を用いてDQデータを出力しようとする場合には、二つのW/Lではなく、三つのW/L(11、13、21)が活性化されるべきである。
即ち、第1エッジサブブロック10、第2エッジサブブロック30及びダミーサブブロック50を用いてDQデータを出力する場合には、上記のように三つのW/L(11、13、21)が活性化されるべきであるので、図2のメインブロックを用いてDQデータを出力する場合とは異なる。また、第1エッジサブブロック10、第2エッジサブブロック30、及びダミーサブブロック50のローで不良が発生したとき、ローリダンダンシー救済方法も正常動作とは異なるように処理される必要がある。
また、既存のオープンビットライン構造を有するメモリ装置のダミービットラインがストレートエッジブロック処理された場合、自己のブロックで救済処理を行う場合、救済効率が減少するという問題点が生じる。
したがって、本発明の第1目的は、オープンビットラインセンスアンプを有する半導体メモリ装置のストレートエッジブロックを用いて三つのワードラインが活性化されてDQデータを出力する場合、ローで発生した不良を処理する半導体メモリ装置の救済方法を提供することにある。
本発明の第2目的は、オープンビットラインセンスアンプを有する半導体メモリ装置のストレートエッジブロックを用いて三つのワードラインを活性化させ、DQデータを出力する場合、ローで発生した不良を処理する半導体メモリ装置を提供することにある。
前述した本発明の第1目的を達成するための本発明の一側面による半導体メモリ装置の救済方法は、オープンビッドライン構造からなる半導体メモリ装置の一つのセルアレイブロックから三つのワードラインを共に活性化させる場合の救済を処理する。前記半導体メモリ装置の救済方法は、前記三つのワードラインのいずれか一つに結合された不良メモリセルを代替するリダンダンシーセルを選択する段階と、前記不良メモリセルに連結されたワードラインをイネーブルさせるか否かを決定する段階と、前記不良メモリセルに連結されたセンスアンプをディスエーブルさせる段階と、前記リダンダンシーセルへの代替によって重複して選択されるビットラインに対応するメモリセルのワードラインをイネーブルさせるか否かを決定する段階と、前記重複して選択されるビットラインに対応するメモリセルのセンスアンプをディスエーブルさせる段階と、及び前記リダンダンシーセルをイネーブルさせる段階と、を含む。
また、本発明の第2目的を達成するための一側面による半導体メモリの救済装置は、オープンビットライン構造からなる半導体メモリの第1エッジサブブロック及び第1メインサブブロックを有する第1ブロック、第2エッジサブブロック及び第2メインサブブロックを有する第2ブロック及びダミーサブブロックからなる一つのセルアレイブロックから三つのワードラインを共に活性化する。前記半導体メモリ装置の救済装置は、ローアドレス及び不良メモリセルを代替するリダンダンシーセルを選択するためのリダンダンシー選択信号に基づいて第1エッジサブブロックの第1ワードラインをディスエーブルさせる第1ワードライン制御信号を生成し、前記第1エッジサブブロックの前記第1ワードラインに連結された第1センスアンプをディスエーブルさせる第1センスアンプ制御信号を生成する第1エッジサブブロック制御信号と、前記ローアドレス及び前記リダンダンシー選択信号に基づいてダミーサブブロックの第2ワードラインをディスエーブルさせる第2ワードライン制御信号を生成し、前記ダミーサブブロックの第2ワードラインに連結された第2センスアンプをディスエーブルさせる第2センスアンプ制御信号を生成するダミーサブブロック制御回路と、第2エッジサブブロックの第3ワードラインをイネーブルさせるか否かを決定する第3ワードライン制御信号を生成する第2エッジサブブックのワードライン制御回路と、前記第2エッジサブブロックの前記第3ワードラインの第1側に連結された第3センスアンプをディスエーブルさせる第3センスアンプ制御信号と前記第2エッジサブブロックの前記第3ワードラインの第2側に連結された第4センスアンプをディスエーブルさせる第4センスアンプ制御信号を生成する第2エッジサブブロックのセンスアンプ制御回路と、を含む。
以下、添付した図面を参照して、本発明の望ましい実施形態をより詳細に説明する。
図4は、オープンビットラインセンスアンプを備えるメモリ装置のメインブロックで不良が発生した場合のローリダンダンシー救済を説明するための概念図である。図示していないが、それぞれのビットラインは、一つのセンスアンプ(S/A)と連結され、各センスアンプはビットラインを通じてデータをセンシングする。
以下、ブロックA3、ブロックB3及びダミーサブブロックで構成された一つのセルアレイブロック(または、メモリバンク)でブロックA3及びブロックB3のそれぞれは、32個のサブブロックで構成され、8KのW/Lで構成される場合を例として説明する。
ブロックA3は、ローアドレス(X)0〜255に対応する左側のエッジブロックである第1エッジサブブロック100及びローアドレス(X)256〜8Kに対応する第1メインサブブロック110で構成される。ブロックB3は、ローアドレス0〜255に対応するセンター疑似エッジブロックである第2エッジサブブロック120及びローアドレス256〜8Kに対応する第2メインサブブロック130で構成される。ダミーサブブロック140は、アドレス0〜255に対応する。第1エッジサブブロック100、第2エッジサブブロック120またはダミーサブブロック140に対応するローアドレス(X)は0〜255以外、0〜512などのような8K範囲内の他のアドレスを有してもよい。
第1エッジサブブロック100は、ブロックA3でブロックB3と隣接しないエッジ部分であるブロックA3の最も左側に配列されたセンスアンプと連結された少なくとも一つの第1ワードラインを含むサブブロックを示す。
第2エッジサブブロック120は、ブロックB3でブロックA3と隣接したエッジ部分に配置され、前記第1エッジサブブロック100と同一のローアドレスで活性化される少なくとも一つの第2ワードラインを含むサブブロックを示す。
第1メインサブブロック110は、ブロックA3で前記第1エッジサブブロック100を除いた残余サブブロックを示す。第2メインサブブロック130は、ブロックB3で前記第2エッジサブブロック120を除いた残余サブブロックを示す。
ダミーサブブロック140は、前記ブロックB3の最後のサブブロックに付加的に配置され、第1エッジサブブロック100と同一のローアドレスで活性化される少なくとも一つの第3ワードラインを含むサブブロックを示す。
例えば、x8モードである場合、図4に示したように、第1メインサブブロック110のいずれか一つのW/L(114)の活性化によって、ビットライン0、1、2、3データが出力され、第2メインサブブロック130のいずれか一つのW/L(132)の活性化によってビットライン4,5,6,7のDQ4、5、6、7データが出力される。
図4を参照すると、オープンビットラインセンスアンプ(S/A)構造を有するメモリ装置の第1メインサブブロック110または第2メインサブブロック130に不良が発生した場合には、従来のフォルデットビットライン構造を有するメモリ装置の救済処理方式と同様の方法を用いてリダンダンシー救済処理が行われる。
即ち、第1メインサブブロック110に属するワードライン114に連結されたセルに欠陥、例えばビットライン及び/またはセンスアンプなどで欠陥が発生した場合、欠陥が発生したセルに対応するアドレスがメモリ装置に印加されると、欠陥セルを選択するW/L(114)を通じる正常なパスは切断され、代わりにリダンダンシー装置が動作してスペアセルが接続されたW/L(112)と結合されたビットラインをイネーブルさせることによって、リダンダンシー動作が行われる。この場合、リダンダンシー救済処理が行われた場合、二つのワードライン112、132が活性化されることがわかる。
オープンビットラインセンスアンプ構造を有するメモリ装置のダミービットラインがストレートエッジブロック処理された場合、自己のブロック内で救済処理を行うと、救済効率が低下する。したがって、オープンビットラインセンスアンプ構造を有するメモリ装置のダミービットラインがストレートエッジブロック処理された場合、自己のブロック以外のブロック救済処理を行うことによってメインサブブロック(110、130)で不良が発生した場合救済処理効率と同様の救済処理効率を得ることができる。
オープンビットラインセンスアンプ(S/A)構造を有するメモリ装置で、第1エッジサブブロック100、第2エッジサブブロック120、及び/またはダミーサブブロック140のローで不良が発生した時、自己のブロック以外のブロックにローリダンダンシー救済する方法は大きく分けて、三つの場合がある。すなわち、i)第1エッジサブブロック100またはダミーサブブロック140で不良が発生する場合、ii)第2エッジサブブロック120で一側のセンスアンプ(S/A)を通じて出力されるデータのデータ経路上に不良が発生した場合、iii)第2エッジサブブロック120の両側のセンスアンプ(S/A)を通じて出力されるデータのデータ経路上に全て不良が発生する場合である。以下、これらの三つの場合について説明する。
図5は、本発明の望ましい実施形態によるオープンビットラインセンスアンプを備えるメモリ装置の第1エッジサブブロックで不良が発生した場合における、ローリダンダンシー救済を説明するための概念図である。図5は、前記一番目の場合、即ち第1エッジサブブロック100で不良が発生する場合のリダンダンシー救済処理を示す。
例えば、x8モードの場合、図5に示したように、第1エッジサブブロック100のW/L(111)の活性化によってビットライン0,2のDQ0、2データが出力され、第2エッジサブブロック120のW/L122の活性化で左側のビットライン(M11、ビットライン1、ビットライン3)と連結された左側のS/A(図示せず)を通じてDQ1、3データが出力され、右側のビットライン(ビットライン4、ビットライン6)と連結された右側のS/A(図示せず)を通じてDQ4、6データが出力される。また、ダミーサブブロック140のW/L(142)の活性化によってDQ5、7データが出力される。したがって、計八つのDQ0、1、2、3、4、5、6、7データが出力される。
図5を参照すると、第1エッジサブブロック100で不良が発生した時、前記第1エッジサブブロック100と異なるブロックである第1メインサブブロック110のW/L(112)と連結されたローリダンダンシーセルを用いて救済処理を行うことによって、不良が発生したデータDQ0,2を代替する。ここで、前記代替されたワードライン112によってDQ1、3も共に救済され、DQ0、1、2、3の四つのDQが出力される。ブロックB3の四つのDQ4、5、6、7データのうち、DQ5、7データはダミーサブブロック140から出て、残りのDQ4、6データが第2エッジサブブロック120で出力される。したがって、第2エッジサブブロック120のDQ1、3は、遮断する必要がある。
したがって、第1エッジサブブロック100の不良が発生したワードライン111をディスエーブルさせ、第2エッジサブブロック120の左側のセンスアンプ(図示せず)とイコライザ(図示せず)などをディスエーブルさせて、対応するビットラインを非活性化させることでDQ1、3を遮断する。より詳細な説明は後述する。
前記ブロックA3及びB3の各々は、32個のサブブロックごとにブロック制御回路を備える(図6、図7及び図8)。
図6は、本発明の望ましい一実施形態による図5の第1エッジサブブロックを制御するための第1エッジサブブロック制御回路を示す回路図である。
図6を参照すると、第1エッジサブブロック制御回路600は、複数のNANDゲート(601、603)、複数のインバータ(605、607、609、613、615)及びNORゲート611で構成される。
第1エッジサブブロック100で不良メモリセルがローアドレスによって選択されると、前記不良メモリセルを代替するために第1メインサブブロック110のリダンダンシーセルを選択するためのリダンダンシー選択信号が発生する。例えば、前記リダンダンシー選択信号は、前記リダンダンシーセルのヒューズを切断すると発生するローレベルのヒューズ状態信号PRREBLとなりうる。前記ヒューズ状態信号PRREBLに基づいて前記第1メインサブブロック110のリダンダンシーセルに対応するW/L(112)がイネーブルされる。
第1エッジサブブロック制御回路600は、ローアドレスの一部ビット(DXA8、9、10、及びDXA11、12)と前記ヒューズ状態信号PRREBLの入力を受け、前記不良が発生した第1エッジサブブロック100のワードラインをディスエーブルさせるためのワードライン制御信号PNWERESETと対応するブロック、即ち第1エッジサブブロック100のセンスアンプとイコライザをディスエーブルさせるためのセンスアンプ制御信号(またはブロック選択信号)PBLKSIを発生させる。ローアドレスの一部のビット(DXA8、9、10及びDXA11、12)は、前記32個のサブブロックのうち、一つを選択するためのブロック情報を有する。
ヒューズが切断されたリダンダンシーセルで発生したローレベル「L」を有するヒューズ状態信号PRREBLによってNANDゲート603の出力は「H」となってPNWERESETがハイレベル「H」になり、その結果、不良が発生した第1エッジサブブロック100のW/Lをディスエーブルさせる。
また、ローレベル「L」を有するヒューズ状態信号PRREBLは、NORゲート611の出力を「L」にしてPBLKSIが「L」となって不良が発生した第1エッジサブブロック100のセンスアンプ及びイコライザをディスエーブルさせる。
図7は、本発明の望ましい一実施形態による図5のダミーサブブロックを制御するためのダミーサブブロック制御回路を示す回路図である。ダミーサブブロック140のメモリセルに不良が発生した場合、第2メインサブブロック130の中のリダンダンシーセルで救済され、この場合、第2メインサブブロック130のリダンダンシーセルに対してヒューズを切断すると、ローレベルのヒューズ状態信号(PRREBR)が発生し、第2メインサブブロック130のリダンダンシーセルに対応するW/L(132)をイネーブルさせる(図13参照)。
図6との違いは、ヒューズ状態信号PRREBLの代わりにヒューズ状態信号PRREBRの入力を受けることにある。その結果、図7のダミーサブブロック制御回路700は、前記不良が発生したダミーサブブロック140のワードラインをディスエーブルさせるためのワードライン制御信号PNWERESETと対応するブロック、即ち、ダミーサブブロック140のセンスアンプとイコライザをディスエーブルさせるためのセンスアンプ制御信号PBLKSIを発生させる。
図8は、本発明の望ましい一実施形態による図5の第2エッジサブブロックを制御するための第2エッジサブブロック制御回路を示す回路図である。
図8を参照すると、第2エッジサブブロック制御回路800は、NANDゲート(801)、複数のインバータ(807、809、811、815、817、819)及び複数のNORゲート(803、805、813)で構成される。


第2エッジサブブロック120のローで不良が発生して第1メインサブブロック110のローリダンダンシーセルに対してヒューズを切断すると、ローレベルのヒューズ状態信号PRREBLが発生し、第1メインサブブロック110のリダンダンシーセルに対応するW/L(112)をイネーブルさせる。また、第2エッジサブブロック120のローで不良が発生して第2メインサブブロック130のローリダンダンシーセルに対してヒューズを切断すると、ローレベルのヒューズ状態信号PRREBRが発生して第2メインサブブロック130のリダンダンシーセルに対応するW/Lをイネーブルさせる。もし、第1または第2メインサブブロック110、130のローリダンダンシーセルに対してヒューズを切断しない場合には、ハイレベルのヒューズ状態信号PRREBLまたはPRREBRが発生する。
第2エッジサブブロック制御回路800は、ローアドレスの一部ビット(DXA8、9、10、及び11、12)とヒューズ状態信号PRREBL及びPRREBRの入力を受け、不良が発生した第2エッジサブブロック120のワードラインをディスエーブルさせるためのワードライン制御信号PNWERESETと対応するブロック、即ち第2エッジサブブロック120のセンスアンプとイコライザをディスエーブルさせるためのセンスアンプ制御信号PBLKSIを発生させる。
第2エッジサブブロック120の両側のセンスアンプなどで不良が発生した場合、ヒューズが切断されたリダンダンシーセルで発生したローレベル「L」を有するヒューズ状態信号PRREBL及びPRREBRが入力され、NORゲート803の出力は「H」になってワードライン制御信号PNWERESETがハイレベル「H」になり、その結果、不良が発生した第2エッジサブブロック120のW/Lをディスエーブルさせる。第2エッジサブブロック120の一側センスアンプなどで不良が発生した場合、ローレベルのPRREBR及びハイレベルのPRREBR(またはハイレベルのPRREBL及びローレベルのPRREBR)が入力され、NORゲート803の出力は「L」になってワードライン制御信号PNWERESETはローレベル「L」になり、その結果、不良が発生した第2エッジサブブロック120のW/Lをイネーブルさせる。
また、ローレベル「L」を有するヒューズ状態信号PRREBL及びPRREBRは、NORゲート813の出力を「L」にしてPBLKSIが「L」になって不良が発生した第2エッジサブブロック100のセンスアンプ及びイコライザをディスエーブルさせる。
図9は、本発明の望ましい一実施形態による図5の第2エッジサブブロックのワードラインの選択を制御するための第2エッジサブブロックのワードライン制御回路を示す回路図である。
図9を参照すると、第2エッジサブブロック120のワードライン制御回路900は、NORゲート901及びインバータ903を含む。
PRREBLが「L」であり、PRREBRが「H」である場合には、図8のPBLKSIが「H」になってNORゲート901の出力である第2エッジサブブロック120のW/L選択信号PBLKSIJ_CNTR_PXIが「H」になって第2エッジサブブロック120のW/L(122)がイネーブルされる。
一方、第2エッジサブブロック120の両側のセンスアンプなどに不良が発生して第1メインサブブロック110及び第2メインサブブロック130のリダンダンシーセルが全て用いられた場合、PBLKSIが「L」になり、PBLKSJが「L」になり、NORゲート901の出力である第2エッジサブブロック120のW/L制御信号PBLKSIJ_CNTR_PXIが「L」になって第2エッジサブブロック120のW/L(122)がディスエーブルされる。
図10は、本発明の望ましい一実施形態による図5の第2エッジサブブロックの左側のセンスアンプなどを制御するための第2エッジサブブロックのセンスアンプ制御回路を示す回路図である。
図10を参照すると、第2エッジサブブロックの左側のセンスアンプなどを制御するためのセンスアンプ制御回路1000は、オアゲート(1001、1003)、NANDゲート1005、及びインバータ1007を含む。
第2エッジサブブロック120の左側のセンスアンプなどを制御するための回路1000は、PBLKSI信号とPBLKSJ信号、第2エッジサブブロック120の左側のセンスアンプなどの不良時に、第1メインサブブロック110のリダンダンシーセルで発生したPRREBL信号及びPREDI信号の入力を受け、第2エッジサブブロック120の左側のセンスアンプ及びイコライザなどをイネーブルまたはディスエーブルさせるためのセンスアンプ制御信号PBLKSIJ_CNTRを発生する。ここで、PREDI信号は、第2エッジサブブロック120の左右の隣接サブブロックでリダンダンシーセルを用いないようにするための信号であって、例えば、ローレベルの場合、第2エッジサブブロック120の左右のサブブロックでリダンダンシーセルを用いないことを示す。
図11は、本発明の望ましい一実施形態による図5の第2エッジサブブロックの右側のセンスアンプなどを制御するための第2エッジサブブロックのセンスアンプ制御回路1100を示す回路図である。図11は、PRREBL信号の代わりにPRREBR信号の入力を受けるといる点を除いては図10の回路と同様であるので以下説明を省略する。
図12は、図5の第1エッジサブブロックで不良が発生した場合のローリダンダンシー救済方法を説明するためのタイミング図である。
図5及び図12を参照すると、先に、W/Lアドレスがメモリ装置のそれぞれのサブブロックごとに配置されたサブブロック制御回路に入力される。ここでは、W/Lアドレスのうち、図6のDXA8−10、DXA11−12が第1エッジサブブロック100に連結された第1エッジサブブロック制御回路600に入力される(a−1)。
第1メインサブブロック110のリダンダンシーセルのヒューズを切断することによってローレベルのPRREBL信号が発生する(c−1)。図6を参照すると、DXA8−10、DXA11−12がNANDゲート601に入力され、NANDゲート601の出力は「L」になり、ローレベルのPRREBLの入力を受けるインバータ605の出力はハイになって、第1エッジサブブロック100にローレベルのPBLKSI信号が出力される(b−1)。したがって、ローレベルのPBLKSI信号が出力され、第1エッジサブブロック100のセンスアンプ、イコライザなどをディスエーブルさせる。前記リダンダンシーセルのW/Lが活性され(f−1)、図6の第1エッジサブブロック制御回路600によってPNWERESET信号がハイレベルを有するようになり(d−1)、その結果、不良が発生した第1エッジサブブロック100のW/Lがディスエーブルされる(e−1)。
PRREBLがローレベルを有して第2メインサブブロック130ではリダンダンシーセルによってヒューズが切断されないので、PRREBRはハイレベルを有する。
再び図8を参照すると、DXA8−10、DXA11−12がNANDゲート801に入力され、NANDゲート801の出力は「L」になり、ローレベルのPRREBL及びハイレベルのPRREBRの入力を受けるNORゲート805の出力はローになって第2エッジサブブロック120にハイレベルのPBLKSI信号が出力される(g−1、図12)。
また、図9を参照すると、ハイレベルのPBLKSI信号及びローレベルのPBLKSJ信号(i−1、図12)が入力されたNORゲート901の出力はローレベルになり、PBLKSIJ_CNTR_PXI信号は、ハイレベルになる(h−1)。その結果、第2エッジサブブロック120のW/Lはイネーブルされる。
また、図10を参照すると、ローレベルのPRREBL及びハイレベルのPREDIの入力を受けるオアゲート1003の出力はハイになり、ハイレベルのPBLKSI信号及びローレベルのPBLKSJ信号が入力されたオアゲート1001の出力はハイレベルになり、NANDゲート1005の出力はローレベルになり、その結果、PBLKSIJ_CNTRはハイレベルになる。したがって、第2エッジサブブロック100の左側のセンスアンプ及びイコライザなどをディスエーブルさせる(k−1)。
したがって、本発明の一実施形態による第1エッジサブブロック100で不良が発生した場合、ローリダンダンシー救済方法によると、リダンダンシーセルによって重複するDQ1、3を遮断するために第2エッジサブブロック120のW/Lはイネーブルさせるものの、第2エッジサブブロック120の左側のセンスアンプ、イコライザなどをディスエーブルさせる。
図13は、本発明の望ましい他の実施形態によるオープンビットラインセンスアンプを備えるメモリ装置のダミーサブブロックで不良が発生した場合のローリダンダンシー救済を説明するための概念図である。
図13を参照すると、第1エッジサブブロック100の代わりにダミーサブブロック140で不良が発生するので、第2メインサブブロック130内のリダンダンシーセルのW/L(132)、第1エッジサブブロック100内のW/L(111)及び第2エッジサブブロック120内のW/L(122)が活性化することによって八つのDQデータが出力される。この場合、リダンダンシーセルのW/L132が活性化することによって、重複するDQデータ4、6を遮断するために第2エッジサブブロック120のDQデータ4、6を遮断する。
前記ダミーサブブロック140には、図7のダミーサブブロック制御回路700が連結され、第2エッジサブブロック120のセンスアンプなどのディスエーブル動作は、図11の第2エッジサブブロックの右側のセンスアンプ制御回路1100を用いて行われる。この場合、PRREBRは、ローレベルを有するので、図7のPBLKSI信号はハイレベルを有し、PNWERESET信号はハイレベルを有する。その結果、不良が発生したダミーサブブロック140のW/Lをディスエーブルさせる。
図9で、PBLKSI信号がハイレベルを有するので、PBLKSIJ_CNTR_PXI信号は、ハイレベルになる。その結果、第2エッジサブブロック120のW/Lはイネーブルされる。また、図11を参照すると、PRREBRはローレベル、PBLKSI信号はハイレベル、PREDI信号はローレベルを有するので、PBLKSIJ_CNTRはローレベルになる。したがって、第2エッジサブブロック100の右側のセンスアンプ及びイコライザなどをディスエーブルさせる。
図14は、本発明の望ましい更に他の実施形態によるオープンビットラインセンスアンプを備えるメモリ装置の第2エッジサブブロックの両側のセンスアンプなどで不良が発生した場合、ローリダンダンシー救済を説明するための概念図である。図15は図14の第2エッジサブブロックの両側のセンスアンプなどで不良が発生した場合のローリダンダンシー救済方法を説明するためのタイミング図である。
図14は、第2エッジサブブロック120の左右両側のセンスアンプなどが全て不良である場合であって、左側のS/AのDQは第1メインサブブロック110内のリダンダンシーセル救済し、右側のS/AのDQは第2メインサブブロック130内のリダンダンシーセル救済し、第1エッジサブブロック100及びダミーサブブロック140をディスエーブルさせることによって重複するDQデータが発生しないようにする。
図14及び図15を参照すると、先にW/Lアドレスがメモリ装置のそれぞれのサブブロック別にサブブロック制御回路に入力される(a−2)。ここで、W/Lアドレスのうち、図6のDXA8−10、DXA11−12が第1エッジサブブロック100に連結された第1エッジサブブロック制御回路600、第2エッジサブブロック120に連結された第2エッジサブブロック制御回路800及びダミーサブブロック140に連結されたダミーサブブロック制御回路700に入力される。
第1メインサブブロック110のリダンダンシーセルのヒューズを切断することによってローレベルのPRREBL信号が発生し(d−2)、第2メインサブブロック130のリダンダンシーセルのヒューズを切断することによってローレベルのPRREBR信号が発生する(b−2)。前記リダンダンシーセルのW/L(112、113)が活性化される(j−2)。
図6を参照すると、DXA8−10、DXA11−12がNANDゲート601に入力され、NANDゲート601の出力は「L」になり、ローレベルのPRREBLの入力を受けるNANDゲート603の出力はハイになる。その結果、第1エッジサブブロック制御回路600のPNWERESET信号がハイレベルを有するようになり(f−2)、第1エッジサブブロック100にローレベルのPBLKSI信号が出力される(e−2)。したがって、第1エッジサブブロック制御回路600のPNWERESET信号がハイレベルを有するようになるので、第1エッジサブブロック100のW/L(111)がディスエーブルされ(g−2)、ローレベルのPBLKSI信号が第1エッジサブブロック100に出力され、第1エッジサブブロック100のセンスアンプ、イコライザなどをディスエーブルさせる(h−2)。
図7を参照すると、DXA8−10、DXA11−12がNANDゲート601に入力され、NANDゲート601の出力は「L」になり、ローレベルのPRREBRの入力を受けるNANDゲート603の出力はハイになる。その結果、図7のダミーサブブロック制御回路700のPNWERESET信号がハイレベルを有するようになり(f−2)、ダミーサブブロック140にローレベルのPBLKSI信号が出力される(e−2)。したがって、図7のダミーエッジサブブロック制御回路700のPNWERESET信号がハイレベルを有するようになるので、ダミーサブブロック140のW/L(142)がディスエーブルされ(g−2)、ローレベルのPBLKSI信号がダミーサブブロック100に出力され、ダミーサブブロック100のセンスアンプ、イコライザなどをディスエーブルさせる(h−2)。
再び図8を参照すると、DXA8−10、DXA11−12がNANDゲート801に入力され、NANDゲート801の出力は「L」になり、ローレベルのPRREBL及びローレベルのPRREBRの入力を受けるNORゲート805の出力はハイになって第2エッジサブブロック120にローレベルのPBLKSI信号が出力される(k−2、図15)。
また、図9を参照すると、ローレベルのPBLKSI信号(k−2)及びローレベルのPBLKSJ信号(m−2、図15)が入力されたNORゲート901の出力はハイレベルになり、PBLKSIJ_CNTR_PXI信号はローレベルになる(I−2)。その結果、第2エッジサブブロック120のW/Lはディスエーブルされる。
また、図10を参照すると、ローレベルのPRREBL及びローレベルのPREDIの入力を受けるオアゲート1003の出力はローになり、ローレベルのPRIKSI信号及びローレベルのPBLKSJ信号が入力されたオアゲート1001の出力はローレベルになり、NANDゲート1005の出力はハイレベルになり、その結果、PBLKSIJ_CNTRはローレベルになる。したがって、第2エッジサブブロック100の左側のセンスアンプ及びイコライザなどをディスエーブルさせる(o−2)。
同様に、図11を参照すると、ローレベルのPRREBR及びローレベルのPREDI(n−2、図15)の入力を受けるオアゲート1003の出力はローになり、ローレベルのPBLKSI信号及びローレベルのPBLKS信号(m−2)が入力されたオアゲート1001の出力はローレベルになり、NANDゲート1005の出力はハイレベルになり、その結果、PBLKSIJ_CNTRはローレベルになる。したがって、第2エッジサブブロック100の右側のセンスアンプ及びイコライザなどをディスエーブルさせる(o−2)。
したがって、本発明の一実施形態による第2エッジサブブロック100の両側のセンスダンプなどで不良が発生した場合のローリダンダンシー救済方法によると、リダンダンシーセルによって重複するDQ1、3、4、6を遮断するために第1エッジサブブロック100のW/L(111)及びダミーサブブロック140のW/L(142)をディスエーブルさせ、第2エッジサブブロック120の左側及び右側のセンスアンプ、イコライザなどをディスエーブルさせる。
図16は、本発明の望ましい実施形態による更に他の実施形態によるオープンビットラインセンスアンプを備えるメモリ装置の第2エッジサブブロックの一側のセンスアンプで不良が発生した場合のローリダンダンシー救済を説明するための概念図である。図17は、図16の第2エッジサブブロックの一側のセンスアンプで発生した場合のローリダンダンシー救済方法を説明するためのタイミング図である。
図16は、第2エッジサブブロック120の左側のセンスアンプなどが不良である場合であって、左側のS/AのDQは第1メインサブブロック110内のリダンダンシーセル救済し、第1エッジサブブロック100をディスエーブルさせることによって重複するDQデータが発生しないようにする。また、第2エッジサブブロック120のW/L(122)は、イネーブルさせ、第2エッジサブブロック120の左側S/AのDQ1、3を遮断する。
図16及び図17を参照すると、まず、W/Lアドレスがメモリ装置のそれぞれのサブブロック別に配置されたサブブロック制御回路に入力される(a―3)。ここでは、W/Lアドレスのうち、図6のDXA8−10、DXA11−12が第1エッジサブブロック100に連結された第1エッジサブブロック制御回路600、第2エッジサブブロック120に連結された第2エッジサブブロック制御回路800に入力される。
第1メインサブブロック110のリダンダンシーセルのヒューズを切断することによってローレベルのPRREBL信号が発生し(c−3)、第2メインサブブロック130ではリダンダンシーセルのヒューズが切断されないことによってハイレベルのPRREBR信号が発生する(b−3)。前記リダンダンシーセルのW/L(112)が活性化される(f−3)。
図6を参照すると、DXA8−10、DXA11−12がNANDゲート601に入力され、NANDゲート601の出力は「L」になり、ローレベルのPRREBLの入力を受けるNANDゲート603の出力はハイになる。その結果、第1エッジサブブロック制御回路600のPNWERESET信号がハイレベルを有するようになり、第1エッジサブブロック100にローレベルのPBLKSI信号が出力される。したがって、第1エッジサブブロック制御回路600のPNWERESET信号がハイレベルを有するようになるので、第1エッジサブブロック100のW/Lがディスエーブルされ、ローレベルのPBLKSI信号が第1エッジサブブロック100に出力され、第1エッジサブブロック100のセンスアンプ、イコライザなどをディスエーブルさせる。
再び図8を参照すると、DXA8−10、DXA11−12がNANDゲート801に入力され、NANDゲート801の出力は「L」になり、ローレベルのPRREBL及びハイレベルのPRREBRの入力を受けるNORゲート805の出力はローになり、第2エッジサブブロック120にハイレベルのPBLKSI信号が出力される(g−3、図17)。
また、図9を参照すると、ハイレベルのPBLKSI信号及びローレベルのPBLKSJ信号(i−3、図17)が入力されたNORゲート901の出力はローレベルになり、PBLKSIJ_CNTR_PXI信号はハイレベルになる(h−3)。その結果、第2エッジサブブロック120のW/Lはイネーブルされる。
また、図10を参照すると、ローレベルのPRREBL及びローレベルのPREDIの入力を受けるオアゲート1003の出力はローになり、ハイレベルのPBLKSI信号及びローレベルのPBLKSJ信号が入力されたオアゲート1001の出力はハイレベルになり、NANDゲート1005の出力はハイレベルになり、その結果、PBLKSIJ_CNTRはローレベルになる。したがって、第2エッジサブブロック120の左側センスアンプ及びイコライザなどをディスエーブルさせる(k−3)。
同様に、図11を参照すると、ローレベルのPRREBR及びローレベルのPREDI(n−2、図15)の入力を受けるオアゲート1003の出力はローになり、ローレベルのPBLKSI信号及びローレベルのPBLKSJ信号(m−2)が入力されたオアゲート1001の出力はローレベルになり、NANDゲート1005の出力はハイレベルになり、その結果、PBLKSIJ_CNTRはローレベルになる。したがって、図16には示していないが、第2エッジサブブロック120の左側のセンスアンプ及びイコライザなどをディスエーブルさせる。
前記のような救済方法では、第1エッジサブブロック100、第2エッジサブブロック120及びダミーサブブロック140にはリダンダンシーセルを備えなくてもよい。リダンダンシーセルを備える場合にもヒューズを含まないように構成してリダンダンシーで用いなくてもよい。
また、第2エッジサブブロック120のリダンダンシーには、前記第2エッジサブブロック120の左右の隣接サブブロックでは、リダンダンシーセルを用いない。これは、第2エッジサブブロック120の救済時に、隣接するサブブロックをリダンダンシーのために用いる場合には、用いられたヒューズでPREDIが「H」が発生して第2エッジサブブロック120の遮断するS/AのPBLKSIJ_CNTR信号が「H」になるので、S/Aとイコライザがエーブルされるためである。
前記のような半導体メモリ装置の救済方法及び装置によると、オープンビットラインセンスアンプ構造を有する半導体メモリ装置のエッジサブブロックまたはダミーサブブロックに不良が発生した場合、前記エッジサブブロックまたは前記ダミーサブブロック以外のブロックのリダンダンシーセルを用いて救済処理を行う。前記エッジサブブロックまたはダミーサブブロック内にN個のリダンダンシーセルが存在するとき、前記N個より多い数の不良がエッジサブブロックまたはダミーサブブロックに発生する場合、救済処理が困難であるので、救済効率が低下されることを防止することができる。その結果、メインサブブロックで不良が発生した場合と同様の救済処理効率を有して半導体メモリ装置のエッジサブブロックまたはダミーサブブロックにおける不良のときに救済処理を行うことができる。
以上、本発明の実施形態によって詳細に説明したが、本発明はこれに限定されず、当業者であれば、本発明の思想と意図を逸脱することなく、本発明を修正または変更することができる。
従来のフォルデッドビットラインセンスアンプを備えるメモリ装置の正常なワードラインの活性化を行って計八つのDQデータが出力される場合を示す概念図である。 従来のオープンビットラインセンスアンプを備えるメモリ装置の二つのワードラインが活性化され、八つのDQデータを出力する場合を示す概念図である。 従来のオープンビットラインセンスアンプを備えるメモリ装置の三つのワードラインが活性化され、八つのDQデータを出力する場合を示す概念図である。 オープンビットラインセンスアンプを備えるメモリ装置のメインブロックでの不良が発生した場合のローリダンダンシー救済を説明するための概念図である。 本発明の望ましい実施形態によるオープンビットラインセンスアンプを備えるメモリ装置の第1エッジサブブロックでの不良が発生した場合のローリダンダンシー救済を説明するための概念図である。 本発明の望ましい実施形態による図5の第1エッジサブブロックを制御するための第1エッジサブブロック制御回路を示す回路図である。 本発明の望ましい実施形態による図5のダミーサブブロックを制御するためのダミーサブブロック制御回路を示す回路図である。 本発明の望ましい一実施形態による図5の第2エッジサブブロックを制御するための第2エッジサブブロック制御回路を示す回路図である。 本発明の望ましい一実施形態による図5の第2エッジサブブロックのワードラインの選択を制御するための第2エッジサブブロックのワードライン制御回路を示す回路図である。 本発明の望ましい実施形態による図5の第2エッジサブブロックの左側センスアンプなどを制御するための第2エッジサブブロックのセンスアンプ制御回路を示す回路図である。 本発明の望ましい一実施形態による図5の第2エッジサブブロックの右側のセンスアンプなどを制御するための第2エッジサブブロックのセンスアンプ制御回路を示す回路図である。 図5の第1エッジサブブロックで不良が発生した場合のローリダンダンシー救済方法を説明するためのタイミング図である。 本発明の望ましい他の実施形態によるオープンビットラインセンスアンプを備えるメモリ装置のダミーサブブロックで不良が発生した場合のローリダンダンシー救済を説明するための概念図である。 本発明の望ましい更に他の実施形態によるオープンビットラインセンスアンプを備えるメモリ装置の第2エッジサブブロックの両側のセンスアンプなどで不良が発生した場合のローリダンダンシー救済を説明するための概念図である。 図14の第2エッジサブブロックの両側のセンスアンプなどで不良が発生した場合のローリダンダンシー救済方法を説明するためのタイミング図である。 本発明の望ましい更に他の実施形態によるオープンビットラインセンスアンプを備えるメモリ装置の第2エッジサブブロックの一側のセンスアンプなどで不良が発生した場合のローリダンダンシー救済を説明するための概念図である。 図16の第2エッジサブブロックの一側のセンスアンプなどで不良が発生した場合のローリダンダンシー救済方法を説明するためのタイミング図である。
符号の説明
100 第1エッジサブブロック
110 第1メインサブブロック
120 第2エッジサブブロック
130 第2メインサブブロック
140 ダミーサブブロック
600 第1エッジサブブロック制御回路
700 ダミーエッジサブブロック制御回路
800 第2エッジサブブロック制御回路
900 第2エッジサブブロックのワードライン制御回路
1000 第2エッジサブブロックの左側のセンスアンプ制御回路
1100 第2エッジサブブロックの右側のセンスアンプ制御回路

Claims (18)

  1. オープンビッドライン構造からなる半導体メモリ装置の一つのセルアレイブロックから三つのワードラインを共に活性化させる場合の救済方法において、
    前記三つのワードラインのいずれか一つに結合された不良メモリセルを代替するリダンダンシーセルを選択する段階と、
    前記不良メモリセルに連結されたワードラインをイネーブルさせるか否かを決定する段階と、
    前記不良メモリセルに連結されたセンスアンプをディスエーブルさせる段階と、
    前記リダンダンシーセルへの代替によって重複して選択されるビットラインに対応するメモリセルのワードラインをイネーブルさせるか否かを決定する段階と、
    前記重複して選択されるビットラインに対応するメモリセルのセンスアンプをディスエーブルさせる段階と、
    前記リダンダンシーセルをイネーブルさせる段階と、を含むことを特徴とするオープンビットライン構造からなる半導体メモリ装置の救済方法。
  2. 前記一つのセルアレイブロックは、第1ブロック、第2ブロック、及びダミーサブブロックを含むことを特徴とする請求項1記載の半導体メモリ装置の救済方法。
  3. 前記活性化される三つのワードラインには、前記ダミーサブブロック内のワードラインが含まれることを特徴とする請求項2記載の半導体メモリ装置の救済方法。
  4. 前記第1ブロックは、第1エッジサブブロック及び第1メインサブブロックを含み、前記第2ブロックは、第2エッジサブブロック及び第2メインサブブロックを含むことを特徴とする請求項3記載の半導体メモリ装置の救済方法。
  5. 前記リダンダンシーセルを選択する段階は、
    前記不良メモリセルに対応するローアドレスが前記三つのワードラインのいずれか一つに結合される場合、前記不良メモリセルを代替するリダンダンシーセルを選択するためのリダンダンシー選択信号を発生させる段階を含むことを特徴とする請求項1記載の半導体メモリ装置の救済方法。
  6. 前記リダンダンシー選択信号は、前記リダンダンシーセルのヒューズが切断された場合に発生することを特徴とする請求項5記載の半導体メモリ装置の救済方法。
  7. 前記不良メモリセルに連結されたワードラインをイネーブルさせるか否かを決定する段階は、前記ローアドレス及びリダンダンシー選択信号に基づいて前記不良メモリセルに連結されたワードラインをイネーブルさせるか否かを制御する第1ワードライン制御信号を生成する段階を含むことを特徴とする請求項5記載の半導体メモリ装置の救済方法。
  8. 前記不良メモリセルに連結されたセンスアンプをディスエーブルさせる段階は、前記ローアドレス及び前記リダンダンシー選択信号に基づいて前記不良メモリセルに連結されたセンスアンプをディスエーブルさせる第1センスアンプ制御信号を生成する段階を含むことを特徴とする請求項7記載の半導体メモリ装置の救済方法。
  9. 前記リダンダンシーセルへの代替によって重複して選択されるビットラインに対応するメモリセルのワードラインをイネーブルさせるか否かを決定する段階は、前記リダンダンシー選択信号及び前記第1センスアンプ制御信号に基づいて前記リダンダンシーセルへの代替によって重複して選択されるビットラインに対応するメモリセルのワードラインをイネーブルさせるか否かを決定する第2ワードライン制御信号を生成する段階を含むことを特徴とする請求項8記載の半導体メモリ装置の救済方法。
  10. 前記重複して選択されるビットラインに対応するメモリセルのセンスアンプをディスエーブルさせる段階は、前記ローアドレス、前記リダンダンシー選択信号、前記第1センスアンプ制御信号のうち、少なくともいずれか一つに基づいて前記重複して選択されるビットラインに対応するメモリセルのセンスアンプをディスエーブルさせる第2センスアンプ制御信号を生成する段階を含むことを特徴とする請求項9記載の半導体メモリ装置の救済方法。
  11. 前記第2エッジサブブロックの両側に隣接するサブブロック内では、前記リダンダンシーセルを選択しないことを特徴とする請求項10記載の半導体メモリ装置の救済方法。
  12. 前記第1エッジサブブロック内のメモリセルに不良が発生した場合において、前記救済方法は、さらに、
    前記第1メインサブブロック内から選択された前記リダンダンシーセルをイネーブルさせる段階と、
    前記第1エッジサブブロックの不良が発生したメモリセルのワードラインを前記ローアドレス及び前記リダンダンシー選択信号に応答してディスエーブルさせる段階と、
    前記第1エッジサブブロックの不良が発生したメモリセルのセンスアンプを前記ローアドレス及び前記リダンダンシー選択信号に応答してディスエーブルさせる段階と、
    前記第1エッジサブブロックの不良メモリセルを代替するリダンダンシーセルに結合されたビットラインと重複するビットラインに対応する前記第2エッジサブブロック内の第1メモリセルのワードラインをイネーブルさせる段階と、
    前記第1メモリセルのセンスアンプをディスエーブルさせる段階と、を含むことを特徴とする請求項11記載の半導体メモリ装置の救済方法。
  13. 前記ダミーサブブロック内のメモリセルに不良が発生した場合において、前記救済方法は、さらに、
    前記第2メインサブブロック内から選択された前記リダンダンシーセルをイネーブルさせる段階と、
    前記ダミーサブブロックの不良が発生したメモリセルのワードラインを前記ローアドレス及び前記リダンダンシー選択信号に応答してディスエーブルさせる段階と、
    前記ダミーサブブロックの不良が発生したメモリセルのセンスアンプを前記ローアドレス及び前記リダンダンシー選択信号に応答してディスエーブルさせる段階と、
    前記ダミーサブブロックの不良メモリセルを代替するリダンダンシーセルに結合されたビットラインと重複するビットラインに対応する前記第2エッジサブブロック内の第1メモリセルのワードラインをイネーブルさせる段階と、
    前記第1メモリセルのセンスアンプをディスエーブルさせる段階と、を含むことを特徴とする請求項11記載の半導体メモリ装置の救済方法。
  14. 前記第2エッジサブブロック内のメモリセルの両側のセンスアンプに不良が発生した場合において、前記救済方法は、さらに、
    前記第1メインサブブロック内から選択された第1リダンダンシーセルをイネーブルさせ、前記第2メインサブブロック内から選択された第2リダンダンシーセルをイネーブルさせる段階と、
    前記第2エッジサブブロックの不良が発生したメモリセルのワードラインを前記ローアドレス及び前記リダンダンシー選択信号に応答してディスエーブルさせる段階と、
    前記第1リダンダンシーセルに結合されたビットラインと重複するビットラインに対応する前記第1エッジサブブロック内の第1メモリセルのワードラインをディスエーブルさせる段階と、
    前記第2リダンダンシーセルに結合されたビットラインと重複するビットラインに対応する前記ダミーサブブロック内の第2メモリセルのワードラインをディスエーブルさせる段階と、
    前記第2エッジサブブロックの不良が発生したメモリセルの前記両側のセンスアンプをディスエーブルさせる段階と、を含むことを特徴とする請求項11記載の半導体メモリ装置の救済方法。
  15. 前記第2エッジサブブロック内のメモリセルの一側のセンスアンプに不良が発生した場合において、前記救済方法は、さらに、
    前記第1メインブロック内から選択された第1リダンダンシーセルをイネーブルさせる段階と、
    前記第2エッジサブブロックの不良が発生したメモリセルのワードラインを前記ローアドレス及び前記リダンダンシー選択信号に応答してイネーブルさせる段階と、
    前記第1リダンダンシーセルに結合されたビットラインと重複するビットラインに対応する前記第1エッジサブブロック内の第1メモリセルのワードラインをディスエーブルさせる段階と、
    前記第2エッジサブブロックの不良が発生したメモリセルの前記一側のセンスアンプをディスエーブルさせる段階と、を含むことを特徴とする請求項11記載の半導体メモリ装置の救済方法。
  16. 前記半導体メモリ装置は、前記セルアレイブロックのエッジブロックのダミーラインをストレートエッジブロック処理することを特徴とする請求項1記載の半導体メモリ装置の救済方法。
  17. オープンビットライン構造からなる半導体メモリの第1エッジサブブロック及び第1メインサブブロックを有する第1ブロック、第2エッジサブブロック及び第2メインサブブロックを有する第2ブロック及びダミーサブブロックからなる一つのセルアレイブロックから三つのワードラインを共に活性化させる場合の救済装置において、
    ローアドレス及び不良メモリセルを代替するリダンダンシーセルを選択するためのリダンダンシー選択信号に基づいて第1エッジサブブロックの第1ワードラインをディスエーブルさせる第1ワードライン制御信号を生成し、前記第1エッジサブブロックの前記第1ワードラインに連結された第1センスアンプをディスエーブルさせる第1センスアンプ制御信号を生成する第1エッジサブブロック制御回路と、
    前記ローアドレス及び前記リダンダンシー選択信号に基づいてダミーサブブロックの第2ワードラインをディスエーブルさせる第2ワードライン制御信号を生成し、前記ダミーサブブロックの第2ワードラインに連結された第2センスアンプをディスエーブルさせる第2センスアンプ制御信号を生成するダミーサブブロック制御回路と、
    第2エッジサブブロックの第3ワードラインをイネーブルさせるか否かを決定する第3ワードライン制御信号を生成する第2エッジサブブックのワードライン制御回路と、
    前記第2エッジサブブロックの前記第3ワードラインの第1側に連結された第3センスアンプをディスエーブルさせる第3センスアンプ制御信号と前記第2エッジサブブロックの前記第3ワードラインの第2側に連結された第4センスアンプをディスエーブルさせる第4センスアンプ制御信号を生成する第2エッジサブブロックのセンスアンプ制御回路と
    、を含むことを特徴とする半導体メモリ装置の救済装置。
  18. 前記活性化される三つのワードラインには、前記ダミーサブブロック内のワードラインが含まれることを特徴とする請求項17記載の半導体メモリ装置の救済装置。
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