JP4736463B2 - 縮合系高分子原料およびそれらの合成法 - Google Patents
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Description
一方、これらの樹脂は一般的に熱可塑性の高分子であり、高い耐熱性を有していることから、高温の環境にさらされる用途に多く用いられている。また、これらの樹脂において、より耐熱性を高める手段として、熱硬化可能な置換基を導入する試みがなされており、熱硬化可能な置換基を導入した一分子に2つのカルボキシル基を有する芳香族カルボン酸およびその酸ハロゲン化物の技術例が開示されている(例えば、非特許文献1参照。)が、更にこれらを用いた樹脂の特性である低誘電性、機械的強度における改善が、さらに望まれている。
B.J.Jensen and P.M.Hergenrother, Journal of Polymer Science: Polymer Chemistry Edition, Vol.23, 2233−2246, 1985
上記ダイヤモンドイド構造を有する基としては、例えば、アダマンチル基、ジアマンチル基、トリアマンチル基、テトラマンチル基、ペンタマンチル基、ヘキサマンチル基、ヘプタマンチル基、オクタマンチル基、ノナマンチル基、デカマンチル基、ウンデカマンチル基、アダマンチルフェニル基、ジアマンチルフェニル基、トリアマンチルフェニル基、テトラマンチルフェニル基、ペンタマンチルフェニル基、ヘキサマンチルフェニル基、ヘプタマンチルフェニル基、オクタマンチルフェニル基、ノナマンチルフェニル基、デカマンチルフェニル基、ウンデカマンチルフェニル基、アダマンチルフェノキシフェニル基、ジアマンチルフェノキシフェニル基、トリアマンチルフェノキシフェニル基、テトラマンチルフェノキシフェニル基、ペンタマンチルフェノキシフェニル基、ヘキサマンチルフェノキシフェニル基、ヘプタマンチルフェノキシフェニル基、オクタマンチルフェノキシフェニル基、ノナマンチルフェノキシフェニル基、デカマンチルフェノキシフェニル基およびウンデカマンチルフェニル基等が挙げられ、上記ポリアダマンタン構造を有する基としては、1,1’−ビアダマンチル基および2,2’−ビアダマンチル基などのビアダマンチル基、1,1’,1’’−トリアダマンチル基および2,2’,2’’−トリアダマンチル基などのトリアダマンチル基、1,1’,1’’,1’’’−テトラアダマンチル基および2,2’,2’’,2’’’−テトラアダマンチル基などのテトラアダマンチル基、1,1’,1’’,1’’’,1’’’’−ペンタアダマンチル基および2,2’,2’’,2’’’,2’’’’−ペンタアダマンチル基などのペンタアダマンチル基、1,1’,1’’,1’’’,1’’’’,1’’’’’−ヘプタアダマンチル基および2,2’,2’’,2’’’,2’’’’,2’’’’’−ヘプタアダマンチル基などのヘプタアダマンチル基、ヘキサアダマンチル基、オクタアダマンチル基、ノナアダマンチル基、デカアダマンチル基、ウンデカアダマンチル基、ビアダマンチルフェニル基、トリアダマンチルフェニル基、テトラアダマンチルフェニル基、ペンタアダマンチルフェニル基、ヘキサアダマンチルフェニル基、ヘプタアダマンチルフェニル基、オクタアダマンチルフェニル基、ノナアダマンチルフェニル基、デカアダマンチルフェニル基、ウンデカアダマンチルフェニル基、ビアダマンチルフェノキシフェニル基、トリアダマンチルフェノキシフェニル基、テトラアダマンチルフェノキシフェニル基、ペンタアダマンチルフェノキシフェニル基、ヘキサアダマンチルフェノキシフェニル基、ヘプタアダマンチルフェノキシフェニル基、オクタアダマンチルフェノキシフェニル基、ノナアダマンチルフェノキシフェニル基、デカアダマンチルフェノキシフェニル基およびウンデカアダマンチルフェノキシフェニル基などが挙げられるが、これらに限定されるものではない。これらにより、低比誘電率を有する樹脂を得ることができる。
3−(2−(1−アダマンチル)エチニル)フタル酸、3−(2−(2−アダマンチル)エチニル)フタル酸、4−(2−(1−アダマンチル)エチニル)フタル酸、4−(2−(2−アダマンチル)エチニル)フタル酸、
3−(2−(1−(3,5−ジメチルアダマンチル))エチニル)フタル酸、3−(2−(2−(1,3−ジメチルアダマンチル))エチニル)フタル酸、4−(2−(1−(3,5−ジメチルアダマンチル))エチニル)フタル酸、4−(2−(2−(1,3−ジメチルアダマンチル))エチニル)フタル酸、
4−(2−(1−アダマンチル)エチニル)イソフタル酸、4−(2−(2−アダマンチル)エチニル)イソフタル酸、5−(2−(1−アダマンチル)エチニル)イソフタル酸、5−(2−(2−アダマンチル)エチニル)イソフタル酸、
4−(2−(1−(3,5−ジメチルアダマンチル))エチニル)イソフタル酸、4−(2−(2−(1,3−ジメチルアダマンチル))エチニル)イソフタル酸、5−(2−(1−(3,5−ジメチルアダマンチル))エチニル)イソフタル酸、5−(2−(2−(1,3−ジメチルアダマンチル))エチニル)イソフタル酸、
5−(2−(1−アダマンチル)エチニル)テレフタル酸、5−(2−(2−アダマンチル)エチニル)テレフタル酸、
5−(2−(1−(3,5−ジメチルアダマンチル))エチニル)テレフタル酸、5−(2−(2−(1,3−ジメチルアダマンチル))エチニル)テレフタル酸、
3−(2−(1−ジアマンチル)エチニル)フタル酸、3−(2−(2−ジアマンチル)エチニル)フタル酸、4−(2−(1−ジアマンチル)エチニル)フタル酸、4−(2−(2−ジアマンチル)エチニル)フタル酸、
4−(2−(1−ジアマンチル)エチニル)イソフタル酸、4−(2−(2−ジアマンチル)エチニル)イソフタル酸、5−(2−(1−ジアマンチル)エチニル)イソフタル酸、5−(2−(2−ジアマンチル)エチニル)イソフタル酸、
5−(2−(1−ジアマンチル)エチニル)テレフタル酸、5−(2−(2−ジアマンチル)エチニル)テレフタル酸、
3−(2−(1−テトラマンチル)エチニル)フタル酸、3−(2−(2−テトラマンチル)エチニル)フタル酸、4−(2−(1−テトラマンチル)エチニル)フタル酸、4−(2−(2−テトラアマンチル)エチニル)フタル酸、
4−(2−(1−テトラマンチル)エチニル)イソフタル酸、4−(2−(2−テトラマンチル)エチニル)イソフタル酸、5−(2−(1−テトラマンチル)エチニル)イソフタル酸、5−(2−(2−テトラマンチル)エチニル)イソフタル酸、
5−(2−(1−テトラマンチル)エチニル)テレフタル酸、5−(2−(2−テトラマンチル)エチニル)テレフタル酸、
3−(2−(3−(1,1’−ビアダマンチル))エチニル)フタル酸、3−(2−(2−(1,1’−ビアダマンチル))エチニル)フタル酸、4−(2−(3−(1,1’−ビアダマンチル))エチニル)フタル酸、4−(2−(2−(1,1’−ビアダマンチル))エチニル)フタル酸、
3−(2−(7−(1,1’−(3,5,3’,5’−テトラメチルビアダマンチル)))エチニル)フタル酸、3−(2−(2−(1,1’−(3,5,3’,5’−テトラメチルビアダマンチル)))エチニル)フタル酸、4−(2−(7−(1,1’−(3,5,3’,5’−テトラメチルビアダマンチル)))エチニル)フタル酸、4−(2−(2−(1,1’−(3,5,3’,5’−テトラメチルビアダマンチル)))エチニル)フタル酸、
4−(2−(3−(1,1’−ビアダマンチル))エチニル)イソフタル酸、4−(2−(2−(1,1’−ビアダマンチル))エチニル)イソフタル酸、5−(2−(3−(1,1’−ビアダマンチル))エチニル)イソフタル酸、5−(2−(2−(1,1’−ビアダマンチル))エチニル)イソフタル酸、
4−(2−(7−(1,1’−(3,5,3’,5’−テトラメチルビアダマンチル)))エチニル)イソフタル酸、4−(2−(2−(1,1’−(3,5,3’,5’−テトラメチルビアダマンチル)))エチニル)イソフタル酸、5−(2−(7−(1,1’−(3,5,3’,5’−テトラメチルビアダマンチル)))エチニル)イソフタル酸、5−(2−(2−(1,1’−(3,5,3’,5’−テトラメチルビアダマンチル)))エチニル)イソフタル酸、
5−(2−(3−(1,1’−ビアダマンチル))エチニル)テレフタル酸、5−(2−(2−(1,1’−ビアダマンチル))エチニル)テレフタル酸、
5−(2−(7−(1,1’−(3,5,3’,5’−テトラメチルビアダマンチル)))エチニル)テレフタル酸、5−(2−(2−(1,1’−(3,5,3’,5’−テトラメチルビアダマンチル)))エチニル)テレフタル酸、
4−(2−(1−アダマンチル)エチニル)安息香酸、3−(2−(1−アダマンチル)エチニル)安息香酸、2−(2−(1−アダマンチル)エチニル)安息香酸、
4−(2−(1−(3,5−ジメチルアダマンチル))エチニル)安息香酸、3−(2−(1−(3,5−ジメチルアダマンチル))エチニル)安息香酸、2−(2−(1−(3,5−ジメチルアダマンチル))エチニル)安息香酸、
4−(2−(2−アダマンチル)エチニル)安息香酸、3−(2−(2−アダマンチル)エチニル)安息香酸、2−(2−(2−アダマンチル)エチニル)安息香酸、
4−(2−(2−(1,3−ジメチルアダマンチル))エチニル)安息香酸、3−(2−(2−(1,3−ジメチルアダマンチル))エチニル)安息香酸、2−(2−(2−(1,3−ジメチルアダマンチル))エチニル)安息香酸、
4−(2−(1−テトラマンチル)エチニル)安息香酸、3−(2−(1−テトラマンチル)エチニル)安息香酸、2−(2−(1−テトラマンチル)エチニル)安息香酸、4−(2−(2−テトラマンチル)エチニル)安息香酸、3−(2−(2−テトラマンチル)エチニル)安息香酸、2−(2−(2−テトラマンチル)エチニル)安息香酸、
4−(2−(3−(1,1’−ビアダマンチル))エチニル)安息香酸、3−(2−(3−(1,1’−ビアダマンチル))エチニル)安息香酸、2−(2−(3−(1,1’−ビアダマンチル))エチニル)安息香酸、
4−(2−(7−(1,1’−(3,5,3’,5’−テトラメチルビアダマンチル)))エチニル)安息香酸、3−(2−(7−(1,1’−(3,5,3’,5’−テトラメチルビアダマンチル)))エチニル)安息香酸、2−(2−(7−(1,1’−(3,5,3’,5’−テトラメチルビアダマンチル)))エチニル)安息香酸、
4−(2−(2−(1,1’−ビアダマンチル))エチニル)安息香酸、3−(2−(2−(1,1’−ビアダマンチル))エチニル)安息香酸、2−(2−(2−(1,1’−ビアダマンチル))エチニル)安息香酸、
4−(2−(2−(1,1’−(3,5,3’,5’−テトラメチルビアダマンチル)))エチニル)安息香酸、3−(2−(2−(1,1’−(3,5,3’,5’−テトラメチルビアダマンチル)))エチニル)安息香酸、2−(2−(2−(1,1’−(3,5,3’,5’−テトラメチルビアダマンチル)))エチニル)安息香酸、
3−(2−(4−(1−アダマンチル)フェニル)エチニル)フタル酸、3−(2−(4−(2−アダマンチル)フェニル)エチニル)フタル酸、4−(2−(4−(1−アダマンチル)フェニル)エチニル)フタル酸、4−(2−(4−(2−アダマンチル)フェニル)エチニル)フタル酸、
3−(2−(4−(1−(3,5−ジメチルアダマンチル))フェニル)エチニル)フタル酸、3−(2−(4−(2−(1,3−ジメチルアダマンチル))フェニル)エチニル)フタル酸、4−(2−(4−(1−(3,5−ジメチルアダマンチル))フェニル)エチニル)フタル酸、4−(2−(4−(2−(1,3−ジメチルアダマンチル))フェニル)エチニル)フタル酸、
4−(2−(4−(1−アダマンチル)フェニル)エチニル)イソフタル酸、4−(2−(4−(2−アダマンチル)フェニル)エチニル)イソフタル酸、5−(2−(4−(1−アダマンチル)フェニル)エチニル)イソフタル酸、5−(2−(4−(2−アダマンチル)フェニル)エチニル)イソフタル酸、
4−(2−(4−(1−(3,5−ジメチルアダマンチル))フェニル)エチニル)イソフタル酸、4−(2−(4−(2−(1,3−ジメチルアダマンチル))フェニル)エチニル)イソフタル酸、5−(2−(4−(1−(3,5−ジメチルアダマンチル))フェニル)エチニル)イソフタル酸、5−(2−(4−(2−(1,3−ジメチルアダマンチル))フェニル)エチニル)イソフタル酸、
5−(2−(4−(1−アダマンチル)フェニル)エチニル)テレフタル酸、5−(2−(4−(2−アダマンチル)フェニル)エチニル)テレフタル酸、
5−(2−(4−(1−(3,5−ジメチルアダマンチル))フェニル)エチニル)テレフタル酸、5−(2−(4−(2−(1,3−ジメチルアダマンチル))フェニル)エチニル)テレフタル酸、
3−(2−(4−(1−ジアマンチル)フェニル)エチニル)フタル酸、3−(2−(4−(2−ジアマンチル)フェニル)エチニル)フタル酸、4−(2−(4−(1−ジアマンチル)フェニル)エチニル)フタル酸、4−(2−(4−(2−ジアマンチル)フェニル)エチニル)フタル酸、
4−(2−(4−(1−ジアマンチル)フェニル)エチニル)イソフタル酸、4−(2−(4−(2−ジアマンチル)フェニル)エチニル)イソフタル酸、5−(2−(4−(1−ジアマンチル)フェニル)エチニル)イソフタル酸、5−(2−(4−(2−ジアマンチル)フェニル)エチニル)イソフタル酸、5−(2−(4−(1−ジアマンチル)フェニル)エチニル)テレフタル酸、5−(2−(4−(2−ジアマンチル)フェニル)エチニル)テレフタル酸、
3−(2−(4−(1−テトラマンチル)フェニル)エチニル)フタル酸、3−(2−(4−(2−テトラマンチル)フェニル)エチニル)フタル酸、4−(2−(4−(1−テトラマンチル)フェニル)エチニル)フタル酸、4−(2−(4−(2−テトラマンチル)フェニル)エチニル)フタル酸、
4−(2−(4−(1−テトラマンチル)フェニル)エチニル)イソフタル酸、4−(2−(4−(2−テトラマンチル)フェニル)エチニル)イソフタル酸、5−(2−(4−(1−テトラマンチル)フェニル)エチニル)イソフタル酸、5−(2−(4−(2−テトラマンチル)フェニル)エチニル)イソフタル酸、
5−(2−(4−(1−テトラマンチル)フェニル)エチニル)テレフタル酸、5−(2−(4−(2−テトラマンチル)フェニル)エチニル)テレフタル酸、
3−(2−(4−(3−(1,1’−ビアダマンチル))フェニル)エチニル)フタル酸、3−(2−(4−(2−(1,1’−ビアダマンチル))フェニル)エチニル)フタル酸、4−(2−(4−(3−(1,1’−ビアダマンチル))フェニル)エチニル)フタル酸、4−(2−(4−(2−(1,1’−ビアダマンチル))フェニル)エチニル)フタル酸、
3−(2−(4−(7−(1,1’−(3,5,3’,5’−テトラメチルビアダマンチル)))フェニル)エチニル)フタル酸、3−(2−(4−(2−(1,1’−(3,5,3’,5’−テトラメチルビアダマンチル)))フェニル)エチニル)フタル酸、4−(2−(4−(7−(1,1’−(3,5,3’,5’−テトラメチルビアダマンチル)))フェニル)エチニル)フタル酸、4−(2−(4−(2−(1,1’−(3,5,3’,5’−テトラメチルビアダマンチル)))フェニル)エチニル)フタル酸、
4−(2−(4−(3−(1,1’−ビアダマンチル))フェニル)エチニル)イソフタル酸、4−(2−(4−(2−(1,1’−ビアダマンチル))フェニル)エチニル)イソフタル酸、5−(2−(4−(3−(1,1’−ビアダマンチル))フェニル)エチニル)イソフタル酸、5−(2−(4−(2−(1,1’−ビアダマンチル))フェニル)エチニル)イソフタル酸、
4−(2−(4−(7−(1,1’−(3,5,3’,5’−テトラメチルビアダマンチル)))フェニル)エチニル)イソフタル酸、4−(2−(4−(2−(1,1’−(3,5,3’,5’−テトラメチルビアダマンチル)))フェニル)エチニル)イソフタル酸、5−(2−(4−(7−(1,1’−(3,5,3’,5’−テトラメチルビアダマンチル)))フェニル)エチニル)イソフタル酸、5−(2−(4−(2−(1,1’−(3,5,3’,5’−テトラメチルビアダマンチル)))フェニル)エチニル)イソフタル酸、
5−(2−(4−(3−(1,1’−ビアダマンチル))フェニル)エチニル)テレフタル酸、5−(2−(4−(2−(1,1’−ビアダマンチル))フェニル)エチニル)テレフタル酸、
5−(2−(4−(7−(1,1’−(3,5,3’,5’−テトラメチルビアダマンチル)))フェニル)エチニル)テレフタル酸、5−(2−(4−(2−(1,1’−(3,5,3’,5’−テトラメチルビアダマンチル)))フェニル)エチニル)テレフタル酸、
4−(2−(4−(1−アダマンチル)フェニル)エチニル)安息香酸、3−(2−(4−(1−アダマンチル)フェニル)エチニル)安息香酸、2−(2−(4−(1−アダマンチル)フェニル)エチニル)安息香酸、
4−(2−(4−(1−(3,5−ジメチルアダマンチル))フェニル)エチニル)安息香酸、3−(2−(4−(1−(3,5−ジメチルアダマンチル))フェニル)エチニル)安息香酸、2−(2−(4−(1−(3,5−ジメチルアダマンチル))フェニル)エチニル)安息香酸、
4−(2−(4−(2−アダマンチル)フェニル)エチニル)安息香酸、3−(2−(4−(2−アダマンチル)フェニル)エチニル)安息香酸、2−(2−(4−(2−アダマンチル)フェニル)エチニル)安息香酸、
4−(2−(4−(2−(1,3−ジメチルアダマンチル))フェニル)エチニル)安息香酸、3−(2−(4−(2−(1,3−ジメチルアダマンチル))フェニル)エチニル)安息香酸、2−(2−(4−(2−(1,3−ジメチルアダマンチル))フェニル)エチニル)安息香酸、
4−(2−(4−(1−テトラマンチル)フェニル)エチニル)安息香酸、3−(2−(4−(1−テトラマンチル)フェニル)エチニル)安息香酸、2−(2−(4−(1−テトラマンチル)フェニル)エチニル)安息香酸、4−(2−(4−(2−テトラマンチル)フェニル)エチニル)安息香酸、3−(2−(4−(2−テトラマンチル)フェニル)エチニル)安息香酸、2−(2−(4−(2−テトラマンチル)フェニル)エチニル)安息香酸、
4−(2−(4−(3−(1,1’−ビアダマンチル))フェニル)エチニル)安息香酸、3−(2−(4−(3−(1,1’−ビアダマンチル))フェニル)エチニル)安息香酸、2−(2−(4−(3−(1,1’−ビアダマンチル))フェニル)エチニル)安息香酸、
4−(2−(4−(7−(1,1’−(3,5,3’,5’−テトラメチルビアダマンチル)))フェニル)エチニル)安息香酸、3−(2−(4−(7−(1,1’−(3,5,3’,5’−テトラメチルビアダマンチル)))フェニル)エチニル)安息香酸、2−(2−(4−(7−(1,1’−(3,5,3’,5’−テトラメチルビアダマンチル)))フェニル)エチニル)安息香酸、
4−(2−(4−(2−(1,1’−ビアダマンチル))フェニル)エチニル)安息香酸、3−(2−(4−(2−(1,1’−ビアダマンチル))フェニル)エチニル)安息香酸、2−(2−(4−(2−(1,1’−ビアダマンチル))フェニル)エチニル)安息香酸、
4−(2−(4−(2−(1,1’−(3,5,3’,5’−テトラメチルビアダマンチル)))フェニル)エチニル)安息香酸、3−(2−(4−(2−(1,1’−(3,5,3’,5’−テトラメチルビアダマンチル)))フェニル)エチニル)安息香酸、2−(2−(4−(2−(1,1’−(3,5,3’,5’−テトラメチルビアダマンチル)))フェニル)エチニル)安息香酸、
3−(2−(4−(4−(1−アダマンチル)フェノキシ)フェニル)エチニル)フタル酸、3−(2−(4−(4−(2−アダマンチル)フェノキシ)フェニル)エチニル)フタル酸、4−(2−(4−(4−(1−アダマンチル)フェノキシ)フェニル)エチニル)フタル酸、4−(2−(4−(4−(2−アダマンチル)フェノキシ)フェニル)エチニル)フタル酸、
3−(2−(4−(4−(1−(3,5−ジメチルアダマンチル))フェノキシ)フェニル)エチニル)フタル酸、3−(2−(4−(4−(2−(1,3−ジメチルアダマンチル))フェノキシ)フェニル)エチニル)フタル酸、4−(2−(4−(4−(1−(3,5−ジメチルアダマンチル))フェノキシ)フェニル)エチニル)フタル酸、4−(2−(4−(4−(2−(1,3−ジメチルアダマンチル))フェノキシ)フェニル)エチニル)フタル酸、
4−(2−(4−(4−(1−アダマンチル)フェノキシ)フェニル)エチニル)イソフタル酸、4−(2−(4−(4−(2−アダマンチル)フェノキシ)フェニル)エチニル)イソフタル酸、5−(2−(4−(4−(1−アダマンチル)フェノキシ)フェニル)エチニル)イソフタル酸、5−(2−(4−(4−(2−アダマンチル)フェノキシ)フェニル)エチニル)イソフタル酸、
4−(2−(4−(4−(1−(3,5−ジメチルアダマンチル))フェノキシ)フェニル)エチニル)イソフタル酸、4−(2−(4−(4−(2−(1,3−ジメチルアダマンチル))フェノキシ)フェニル)エチニル)イソフタル酸、5−(2−(4−(4−(1−(3,5−ジメチルアダマンチル))フェノキシ)フェニル)エチニル)イソフタル酸、5−(2−(4−(4−(2−(1,3−ジメチルアダマンチル))フェノキシ)フェニル)エチニル)イソフタル酸、
5−(2−(4−(4−(1−アダマンチル)フェノキシ)フェニル)エチニル)テレフタル酸、5−(2−(4−(4−(2−アダマンチル)フェノキシ)フェニル)エチニル)テレフタル酸、
5−(2−(4−(4−(1−(3,5−ジメチルアダマンチル))フェノキシ)フェニル)エチニル)テレフタル酸、5−(2−(4−(4−(2−(1,3−ジメチルアダマンチル))フェノキシ)フェニル)エチニル)テレフタル酸、
3−(2−(4−(4−(1−ジアマンチル)フェノキシ)フェニル)エチニル)フタル酸、3−(2−(4−(4−(2−ジアマンチル)フェノキシ)フェニル)エチニル)フタル酸、4−(2−(4−(4−(1−ジアマンチル)フェノキシ)フェニル)エチニル)フタル酸、4−(2−(4−(4−(2−ジアマンチル)フェノキシ)フェニル)エチニル)フタル酸、
4−(2−(4−(4−(1−ジアマンチル)フェノキシ)フェニル)エチニル)イソフタル酸、4−(2−(4−(4−(2−ジアマンチル)フェノキシ)フェニル)エチニル)イソフタル酸、5−(2−(4−(4−(1−ジアマンチル)フェノキシ)フェニル)エチニル)イソフタル酸、5−(2−(4−(4−(2−ジアマンチル)フェノキシ)フェニル)エチニル)イソフタル酸、
5−(2−(4−(4−(1−ジアマンチル)フェノキシ)フェニル)エチニル)テレフタル酸、5−(2−(4−(4−(2−ジアマンチル)フェノキシ)フェニル)エチニル)テレフタル酸、
3−(2−(4−(4−(1−テトラマンチル)フェノキシ)フェニル)エチニル)フタル酸、3−(2−(4−(4−(2−テトラマンチル)フェノキシ)フェニル)エチニル)フタル酸、4−(2−(4−(4−(1−テトラマンチル)フェノキシ)フェニル)エチニル)フタル酸、4−(2−(4−(4−(2−テトラマンチル)フェノキシ)フェニル)エチニル)フタル酸、
4−(2−(4−(4−(1−テトラマンチル)フェノキシ)フェニル)エチニル)イソフタル酸、4−(2−(4−(4−(2−テトラマンチル)フェノキシ)フェニル)エチニル)イソフタル酸、5−(2−(4−(4−(1−テトラマンチル)フェノキシ)フェニル)エチニル)イソフタル酸、5−(2−(4−(4−(2−テトラマンチル)フェノキシ)フェニル)エチニル)イソフタル酸、
5−(2−(4−(4−(1−テトラマンチル)フェノキシ)フェニル)エチニル)テレフタル酸、5−(2−(4−(4−(2−テトラマンチル)フェノキシ)フェニル)エチニル)テレフタル酸、
3−(2−(4−(4−(3−(1,1’−ビアダマンチル))フェノキシ)フェニル)エチニル)フタル酸、3−(2−(4−(4−(2−(1,1’−ビアダマンチル))フェノキシ)フェニル)エチニル)フタル酸、4−(2−(4−(4−(3−(1,1’−ビアダマンチル))フェノキシ)フェニル)エチニル)フタル酸、4−(2−(4−(4−(2−(1,1’−ビアダマンチル))フェノキシ)フェニル)エチニル)フタル酸、
3−(2−(4−(4−(7−(1,1’−(3,5,3’,5’−テトラメチルビアダマンチル)))フェノキシ)フェニル)エチニル)フタル酸、3−(2−(4−(4−(2−(1,1’−(3,5,3’,5’−テトラメチルビアダマンチル)))フェノキシ)フェニル)エチニル)フタル酸、4−(2−(4−(4−(7−(1,1’−(3,5,3’,5’−テトラメチルビアダマンチル)))フェノキシ)フェニル)エチニル)フタル酸、4−(2−(4−(4−(2−(1,1’−(3,5,3’,5’−テトラメチルビアダマンチル)))フェノキシ)フェニル)エチニル)フタル酸、
4−(2−(4−(4−(3−(1,1’−ビアダマンチル))フェノキシ)フェニル)エチニル)イソフタル酸、4−(2−(4−(4−(2−(1,1’−ビアダマンチル))フェノキシ)フェニル)エチニル)イソフタル酸、5−(2−(4−(4−(3−(1,1’−ビアダマンチル))フェノキシ)フェニル)エチニル)イソフタル酸、5−(2−(4−(4−(2−(1,1’−ビアダマンチル))フェノキシ)フェニル)エチニル)イソフタル酸、
4−(2−(4−(4−(7−(1,1’−(3,5,3’,5’−テトラメチルビアダマンチル)))フェノキシ)フェニル)エチニル)イソフタル酸、4−(2−(4−(4−(2−(1,1’−(3,5,3’,5’−テトラメチルビアダマンチル)))フェノキシ)フェニル)エチニル)イソフタル酸、5−(2−(4−(4−(7−(1,1’−(3,5,3’,5’−テトラメチルビアダマンチル)))フェノキシ)フェニル)エチニル)イソフタル酸、5−(2−(4−(4−(2−(1,1’−(3,5,3’,5’−テトラメチルビアダマンチル)))フェノキシ)フェニル)エチニル)イソフタル酸、
5−(2−(4−(4−(3−(1,1’−ビアダマンチル))フェノキシ)フェニル)エチニル)テレフタル酸、5−(2−(4−(4−(2−(1,1’−ビアダマンチル))フェノキシ)フェニル)エチニル)テレフタル酸、
5−(2−(4−(4−(7−(1,1’−(3,5,3’,5’−テトラメチルビアダマンチル)))フェノキシ)フェニル)エチニル)テレフタル酸、5−(2−(4−(4−(2−(1,1’−(3,5,3’,5’−テトラメチルビアダマンチル)))フェノキシ)フェニル)エチニル)テレフタル酸、
4−(2−(4−(4−(1−アダマンチル)フェノキシ)フェニル)エチニル)安息香酸、3−(2−(4−(4−(1−アダマンチル)フェノキシ)フェニル)エチニル)安息香酸、2−(2−(4−(4−(1−アダマンチル)フェノキシ)フェニル)エチニル)安息香酸、
4−(2−(4−(4−(1−(3,5−ジメチルアダマンチル))フェノキシ)フェニル)エチニル)安息香酸、3−(2−(4−(4−(1−(3,5−ジメチルアダマンチル))フェノキシ)フェニル)エチニル)安息香酸、2−(2−(4−(4−(1−(3,5−ジメチルアダマンチル))フェノキシ)フェニル)エチニル)安息香酸、
4−(2−(4−(4−(2−アダマンチル)フェノキシ)フェニル)エチニル)安息香酸、3−(2−(4−(4−(2−アダマンチル)フェノキシ)フェニル)エチニル)安息香酸、2−(2−(4−(4−(2−アダマンチル)フェノキシ)フェニル)エチニル)安息香酸、
4−(2−(4−(4−(2−(1,3−ジメチルアダマンチル))フェノキシ)フェニル)エチニル)安息香酸、3−(2−(4−(4−(2−(1,3−ジメチルアダマンチル))フェノキシ)フェニル)エチニル)安息香酸、2−(2−(4−(4−(2−(1,3−ジメチルアダマンチル))フェノキシ)フェニル)エチニル)安息香酸、
4−(2−(4−(4−(1−テトラマンチル)フェノキシ)フェニル)エチニル)安息香酸、3−(2−(4−(4−(1−テトラマンチル)フェノキシ)フェニル)エチニル)安息香酸、2−(2−(4−(4−(1−テトラマンチル)フェノキシ)フェニル)エチニル)安息香酸、4−(2−(4−(4−(2−テトラマンチル)フェノキシ)フェニル)エチニル)安息香酸、3−(2−(4−(4−(2−テトラマンチル)フェノキシ)フェニル)エチニル)安息香酸、2−(2−(4−(4−(2−テトラマンチル)フェノキシ)フェニル)エチニル)安息香酸、
4−(2−(4−(4−(3−(1,1’−ビアダマンチル))フェノキシ)フェニル)エチニル)安息香酸、3−(2−(4−(4−(3−(1,1’−ビアダマンチル))フェノキシ)フェニル)エチニル)安息香酸、2−(2−(4−(4−(3−(1,1’−ビアダマンチル))フェノキシ)フェニル)エチニル)安息香酸、
4−(2−(4−(4−(7−(1,1’−(3,5,3’,5’−テトラメチルビアダマンチル)))フェノキシ)フェニル)エチニル)安息香酸、3−(2−(4−(4−(7−(1,1’−(3,5,3’,5’−テトラメチルビアダマンチル)))フェノキシ)フェニル)エチニル)安息香酸、2−(2−(4−(4−(7−(1,1’−(3,5,3’,5’−テトラメチルビアダマンチル)))フェノキシ)フェニル)エチニル)安息香酸、
4−(2−(4−(4−(2−(1,1’−ビアダマンチル))フェノキシ)フェニル)エチニル)安息香酸、3−(2−(4−(4−(2−(1,1’−ビアダマンチル))フェノキシ)フェニル)エチニル)安息香酸、2−(2−(4−(4−(2−(1,1’−ビアダマンチル))フェノキシ)フェニル)エチニル)安息香酸、
4−(2−(4−(4−(2−(1,1’−(3,5,3’,5’−テトラメチルビアダマンチル)))フェノキシ)フェニル)エチニル)安息香酸、3−(2−(4−(4−(2−(1,1’−(3,5,3’,5’−テトラメチルビアダマンチル)))フェノキシ)フェニル)エチニル)安息香酸、2−(2−(4−(4−(2−(1,1’−(3,5,3’,5’−テトラメチルビアダマンチル)))フェノキシ)フェニル)エチニル)安息香酸、
等が挙げられるが、これらに限定されるものではない。
2−ブロモアダマンタン、1−ブロモ−3,5−ジメチルアダマンタン、2−ブロモ−1,3−ジメチルアダマンタン、1−ブロモジアマンタン、2−ブロモジアマンタン、1−ブロモトリアマンタン、2−ブロモトリアマンタン、1−ブロモテトラマンタン、2−ブロモテトラマンタン、1−ブロモペンタマンタン、2−ブロモペンタマンタン、1−ブロモヘキサマンタン、2−ブロモヘキサマンタン、1−ブロモヘプタマンタン、2−ブロモヘプタマンタン、1−ブロモオクタマンタン、2−ブロモオクタマンタン、1−ブロモノナマンタン、2−ブロモノナマンタン、1−ブロモデカマンタン、2−ブロモデカマンタン、1−ブロモウンデカマンタン、2−ブロモウンデカマンタン、2−ブロモ−1,1’−ビアダマンタン、3−ブロモ−1,1’−ビアダマンタン、2−ブロモ−1,1’−(3,5,3’,5’−テトラメチルビアダマンタン)、7−ブロモ−1,1’−(3,5,3’,5’−テトラメチルビアダマンタン)、2−ブロモ−1,1’,1’’−トリアダマンタン、3−ブロモ−1,1’,1’’−トリアダマンタン、2−ブロモ−1,1’,1’’,1’’’−テトラアダマンタン、3−ブロモ−1,1’,1’’,1’’’−テトラアダマンタン、1−(4−ブロモフェニル)アダマンタン、2−(4−ブロモフェニル)アダマンタン、1−(4−ブロモフェニル)−3,5−ジメチルアダマンタン、2−(4−ブロモフェニル)−1,3−ジメチルアダマンタン、1−(4−ブロモフェニル)ジアマンタン、2−(4−ブロモフェニル)ジアマンタン、1−(4−ブロモフェニル)トリアマンタン、2−(4−ブロモフェニル)トリアマンタン、1−(4−ブロモフェニル)テトラマンタン、2−(4−ブロモフェニル)テトラマンタン、1−(4−ブロモフェニル)ペンタマンタン、2−(4−ブロモフェニル)ペンタマンタン、1−(4−ブロモフェニル)ヘキサマンタン、2−(4−ブロモフェニル)ヘキサマンタン、1−(4−ブロモフェニル)ヘプタマンタン、2−(4−ブロモフェニル)ヘプタマンタン、1−(4−ブロモフェニル)オクタマンタン、2−(4−ブロモフェニル)オクタマンタン、1−(4−ブロモフェニル)ノナマンタン、2−(4−ブロモフェニル)ノナマンタン、1−(4−ブロモフェニル)デカマンタン、2−(4−ブロモフェニル)デカマンタン、1−(4−ブロモフェニル)ウンデカマンタン、2−(4−ブロモフェニル)ウンデカマンタン、2−(4−ブロモフェニル)−1,1’−ビアダマンタン、3−(4−ブロモフェニル)−1,1’−ビアダマンタン、2−(4−ブロモフェニル)−1,1’−(3,5,3’,5’−テトラメチルビアダマンタン)、7−(4−ブロモフェニル)−1,1’−(3,5,3’,5’−テトラメチルビアダマンタン)、2−(4−ブロモフェニル)−1,1’,1’’−トリアダマンタン、3−(4−ブロモフェニル)−1,1’,1’’−トリアダマンタン、2−(4−ブロモフェニル)−1,1’,1’’,1’’’−テトラアダマンタン、3−(4−ブロモフェニル)−1,1’,1’’,1’’’−テトラアダマンタン、1−(4−(4−ブロモフェノキシ)フェニル)アダマンタン、2−(4−(4−ブロモフェノキシ)フェニル)アダマンタン、1−(4−(4−ブロモフェノキシ)フェニル)−3,5−ジメチルアダマンタン、2−(4−(4−ブロモフェノキシ)フェニル)−1,3−ジメチルアダマンタン、1−(4−(4−ブロモフェノキシ)フェニル)ジアマンタン、2−(4−(4−ブロモフェノキシ)フェニル)ジアマンタン、1−(4−(4−ブロモフェノキシ)フェニル)トリアマンタン、2−(4−(4−ブロモフェノキシ)フェニル)トリアマンタン、1−(4−(4−ブロモフェノキシ)フェニル)テトラマンタン、2−(4−(4−ブロモフェノキシ)フェニル)テトラマンタン、
1−(4−(4−ブロモフェノキシ)フェニル)ペンタマンタン、2−(4−(4−ブロモフェノキシ)フェニル)ペンタマンタン、1−(4−(4−ブロモフェノキシ)フェニル)ヘキサマンタン、2−(4−(4−ブロモフェノキシ)フェニル)ヘキサマンタン、1−(4−(4−ブロモフェノキシ)フェニル)ヘプタマンタン、2−(4−(4−ブロモフェノキシ)フェニル)ヘプタマンタン、1−(4−(4−ブロモフェノキシ)フェニル)オクタマンタン、2−(4−(4−ブロモフェノキシ)フェニル)オクタマンタン、1−(4−(4−ブロモフェノキシ)フェニル)ノナマンタン、2−(4−(4−ブロモフェノキシ)フェニル)ノナマンタン、1−(4−(4−ブロモフェノキシ)フェニル)デカマンタン、2−(4−(4−ブロモフェノキシ)フェニル)デカマンタン、1−(4−(4−ブロモフェノキシ)フェニル)ウンデカマンタン、2−(4−(4−ブロモフェノキシ)フェニル)ウンデカマンタン、2−(4−(4−ブロモフェノキシ)フェニル)−1,1’−ビアダマンタン、3−(4−(4−ブロモフェノキシ)フェニル)−1,1’−ビアダマンタン、2−(4−(4−ブロモフェノキシ)フェニル)−1,1’−(3,5,3’,5’−テトラメチルビアダマンタン)、7−(4−(4−ブロモフェノキシ)フェニル)−1,1’−(3,5,3’,5’−テトラメチルビアダマンタン)、2−(4−(4−ブロモフェノキシ)フェニル)−1,1’,1’’−トリアダマンタン、3−(4−(4−ブロモフェノキシ)フェニル)−1,1’,1’’−トリアダマンタン、2−(4−(4−ブロモフェノキシ)フェニル)−1,1’,1’’,1’’’−テトラアダマンタンおよび3−(4−(4−ブロモフェノキシ)フェニル)−1,1’,1’’,1’’’−テトラアダマンタン等が挙げられる。
一般式(3)で表される芳香族カルボン酸のメチルエステル化合物として、5−ブロモイソフタル酸ジメチル(式(3)においてY=Br)を用いる場合は、まず、5−アミノイソフタル酸(式(9))と、臭化水素酸および亜硝酸ナトリウムとを反応させることによりジアゾニウム臭酸塩(一般式(10))を得る。これを臭化第一銅と反応させることにより、窒素ガスが発生し、5−ブロモイソフタル酸(一般式(11))が得られる。続けて、窒素、アルゴンおよびヘリウム等の不活性ガス雰囲気下において、硫酸等の酸性触媒存在化、メタノールを加えて還流させることにより、メタノールとカルボン酸がエステル化反応し、5−ブロモイソフタル酸ジメチルが得られる。このとき、メタノールの量としては、前記反応の平衡を生成物側に移動させるために大過剰で用いる方が望ましい。また、系中の水分量を少なくするために、予め、メタノールは蒸留しておいたほうが良い。
このようにして得られた反応生成物に、通常の分離手段、例えば、抽出、分液、濃縮等の操作を施すことにより、5−トリフルオロメタンスルホニロキシイソフタル酸ジメチルを得ることができる。
また、これを必要に応じて、再結晶、カラムクロマトグラフィー等により精製することができる。
また、前記塩基としては、3級アミンで活性水素を有さないアミンが好ましく、例えば、ピリジンおよびメチルピリジン等のピリジン類、トリエチルアミンおよびトリブチルアミン等のトリアルキルアミン類などが挙げられ、これらの使用量としては、5−ヒドロキシイソフタル酸ジメチルとトリフルオロメタンスルホン酸無水物の合計量に対して、1〜1.5当量倍を用いることが好ましい。
また、前記溶媒としては、前記合成において不活性な溶媒であればよく、例えば、ベンゼンおよびトルエン等の芳香族炭化水素、n−ヘキサンおよびシクロヘキサン等の脂肪族炭化水素、ジクロロメタン、1,2−ジクロロメタンおよびクロロホルム等のハロゲン化炭化水素、エチルエーテルおよびテトラヒドロフラン等のエーテル等が挙げられ、それらは単独で用いても混合して用いてもよく、その使用量については、特に制限はない。
また、前記溶媒中に水分が存在すると、反応試薬であるトリフルオロメタンスルホン酸無水物と副反応を起こし、実際の反応当量比が変わるため、無水の溶媒を用いるか、予め、含まれる水分量を把握して、使用量を調整して理論的な当量より多く仕込んでおくことが望ましい。
前記触媒系としては、通常炭素−炭素結合を形成しうる触媒系ならば、特に制限無く用いることができるが、例えば、ジクロロビス(トリフェニルホスフィン)パラジウムとヨウ化銅およびトリフェニルホスフィンからなる触媒系を用いることが望ましい。この触媒系において、ジクロロビス(トリフェニルホスフィン)パラジウムの添加量としては、特に規定されないが、一般式(5)で表される化合物に対して、0.1から1mol%が好ましく、トリフェニルホスフィンの添加量としては、ジクロロビス(トリフェニルホスフィン)パラジウムに対して1から20当量倍が好ましく、ヨウ化銅の添加量としてはジクロロビス(トリフェニルホスフィン)パラジウムに対して1から5当量倍の間であることが好ましい。
この反応に用いられる溶媒としては、発生する酸を捕捉して触媒反応を促進するためにアミン系の溶媒を用いることが好ましい。かかる溶媒としては、例えば、ジエチルアミン、トリエチルアミン、ブチルアミンおよびトリブチルアミン等の3級アミン類、ピリジンおよびピペリジン等の環状アミン類などが挙げられる。これらの溶媒は単独、又は2種以上を組み合わせて用いることができる。その使用量としては特に特定されないが、上記合成に用いる原料に対して2から50重量倍を用いることが好ましい。また、これらの溶媒は、副反応や触媒の失活等を防ぐためにあらかじめ蒸留しておくことが望ましい。
さらに、ここで得られた反応生成物を、冷却により析出した結晶を分離し、メタノール、エタノール、ブタノールおよびイソプロパノール等のアルコール系溶媒で洗浄し、その後、乾燥することで、一般式(6)で表される芳香族カルボン酸誘導体のアルカリ金属塩を得ることができる。
前記反応溶媒としては、アルカリ金属水酸化物と反応しうるエステル類以外であれば、特に制限はないが、アルカリ金属水酸化物の溶解性が高い、メタノール、エタノール、ブタノールおよびイソプロパノール等のアルコール系溶媒が好ましい。溶媒量としては、特に制限されないが、操作の容易性から、イソフタル酸ジメチルエステルに対して5から50重量倍が好ましい。
前記溶媒としては、特に限定されるものではないが、例えば、ベンゼン、トルエンおよびキシレン等の芳香族炭化水素、ペンタン、ヘキサンおよびシクロヘキサン等の脂肪族炭化水素、ジクロロメタン、クロロホルム、四塩化炭素、1,2−ジクロロエタンおよびクロロベンゼン等の塩素化溶媒が挙げられる。これらは、一般式(6)で表される芳香族カルボン酸誘導体のアルカリ金属塩に対して、任意の量を使用できる。
また、エチニル部位での重合を抑制するために、ヒドロキノンおよびヒドロキノンモノメチルエーテル等の重合禁止剤を添加しても良い。
前記ジアミン化合物としては、ベンゼンジアミン、ナフタレンジアミンなどが挙げられ、ビスアミノフェノール化合物としては、ジヒドロキシジアミノベンゼン、ジヒドロキシジアミノビフェニルなどが挙げられるが、これらに限定されるものではない。
得られた化合物は、特性評価のため、赤外分光分析、質量分析、元素分析および比誘電率測定を行った。各特性の測定条件は次のとおりとした。
(1)赤外分光分析(IR):日本電子(株)製JIR−5500型を用いて、KBr錠剤法により測定した。
(2)質量分析(MS):日本電子(株)製JMS−700型を用いてフィールド脱着(FD)法で測定した。
(3)元素分析:炭素及び水素はPERKIN ELMER社製2400型を用いて、塩素はフラスコ燃焼滴定法で測定した。
(4)比誘電率:日本エス・エス・エム(株)製自動水銀プローブCV測定装置SSM495を用いて、温度22℃、湿度45%の雰囲気下において、下記で得られた測定用試料を熱硬化させて作製した皮膜(膜厚1μm)の比誘電率を測定した。
実施例1〜4、8、及び比較例1で得た芳香族ジカルボン酸二塩化物については、まず、100mLフラスコに、3,3’−ジアミノ−4,4’−ジヒドロキシビフェニル0.65g(3mmol)およびN−メチルピロリドン20mLを投入し、窒素気流下、10℃で攪拌しながら、上記芳香族ジカルボン酸二塩化物(3mmol)を投入した後、反応液を20℃で24時間攪拌した。反応液をイオン交換水500mLに投入し、濾過により回収した固体は、更にイオン交換水500mL中で1時間攪拌洗浄した。更に、60℃で2日間減圧乾燥して得たものを測定用試料とした。
次いで、上記で得た測定用試料とN−メチルピロリドンからなるコーティングワニスを、スピンコート法により、シリコンウエハ上に塗布して、均一な膜厚とした後、150℃で10分間加熱乾燥させ、更に、窒素を流入して酸素濃度を100ppm以下に制御したオーブンを用いて、350℃で60分間加熱し、測定用の被膜を得た。
また、実施例5で得た芳香族モノカルボン酸一塩化物については、実施例1において芳香族ジカルボン酸二塩化物(3mmol)を投入した後に、その1mmolを投入する以外は実施例1と同様に操作することにより、測定用試料とした。
また、実施例6で得た芳香族モノカルボン酸一塩化物については、実施例3において芳香族ジカルボン酸二塩化物(3mmol)を投入した後に、その1mmolを投入する以外は実施例3と同様に操作することにより、測定用試料とした。
また、実施例7で得た芳香族モノカルボン酸一塩化物については、実施例4において芳香族ジカルボン酸二塩化物(3mmol)を投入した後に、その1mmolを投入する以外は実施例3と同様に操作することにより、測定用試料とした。
(1)[1−エチニルアダマンタンの合成]
文献(Y.Okano, T.Masuda and T.Higashimura, Journal of Polymer Science:Polymer Chemistry Edition, Vol.23, 2527−2537,1985)に記載の方法にしたがって、1−ブロモアダマンタンから1−エチニルアダマンタンを合成した。
温度計、ジムロート冷却管、窒素導入管および攪拌機を備えた4つ口の1リットルフラスコに、5−ブロモ−イソフタル酸ジメチル125g(0.458mol)、トリフェニルホスフィン1.1g(0.00419mol)、ヨウ化銅0.275g(0.00144mol)および上記で得た1−エチニルアダマンタン64.26g(0.401mol)を仕込み、フラスコ中に窒素を流した。続いて、脱水トリエチルアミン375mlおよび脱水ピリジン200mlを加え、撹拌溶解した。1時間窒素を流し続けた後、ジクロロビス(トリフェニルホスフィン)パラジウム0.3g(0.000427mol)を素早く添加し、オイルバスで1時間加熱還流した。その後、トリエチルアミンおよびピリジンを減圧留去し、粘稠な褐色溶液を得た。これを水500mlに注ぎ、析出した固形物を濾取し、さらに、水500ml、5mol/L塩酸500ml、水500mlで各2回洗浄した。この固形物を50℃で減圧乾燥することにより、121.5gの1−(3,5−ビス(メトキシカルボニル)フェニル)−2−(1−アダマンチル)エチンを得た(収率86%)。
温度計、ジムロート冷却管および攪拌機を備えた5Lの4つ口フラスコに、n−ブタノール3リットルおよび水酸化カリウム(85%)226g(2.72mol)を仕込み、加熱還流して溶解した。これに、上記で得た1−(3,5−ビス(メトキシカルボニル)フェニル)−2−(1−アダマンチル)エチン 120g(0.341mol)を加えて30分間加熱還流した。これを氷浴にて冷却し、析出した結晶を濾取した。この結晶をエタノール1リットルで2回洗浄し、60℃で減圧乾燥することによって、132.49gの5−(2−(1−アダマンチル)エチニル)イソフタル酸二カリウム塩を得た(97%)。
上記で得た5−(2−(1−アダマンチル)エチニル)イソフタル酸二カリウム塩 7.6g(0.019mol)を20mlのイオン交換水に溶解し、5C濾紙にて濾過することによって不溶物を除去した。この濾液に5mol/L塩酸を、pHが1になるまで撹拌しながら加えた。析出した固形物を濾取し、更にイオン交換水での洗浄、濾過を2回繰り返した。得られた固形物を50℃で減圧乾燥することにより、5−(2−(1−アダマンチル)エチニル)イソフタル酸 6.1gを得た(収率99.5%)。
温度計、ジムロート冷却管および攪拌機を備えた2Lの4つ口フラスコに、上記で得た5−(2−(1−アダマンチル)エチニル)イソフタル酸二カリウム塩96.1g(0.24mol)および1,2−ジクロロエタン400mlを仕込み、0℃に冷却した。これに塩化チオニル391g(4.5mol)を5℃以下で1時間にかけて滴下した。その後、ジメチルホルムアミド4mlおよびヒドロキノン4gを加え、45〜50℃で3時間撹拌した。冷却後、濾過により冷却時に生じた結晶を除き、その結晶をクロロホルム150mlで洗浄した。濾液と洗浄液とをあわせて、40℃以下で減圧濃縮し、得られた残渣を、ジエチルエーテル200mで2回抽出濾過した。抽出液からジエチルエーテルを減圧留去することで、半固体の粗生成物を得た。これを、乾燥したn−ヘキサンで洗浄し、続いてジエチルエーテルで再結晶することで、16.5gの5−(2−(1−アダマンチル)エチニル)イソフタル酸二塩化物を得た(収率19%)。
外観:白色粉末
IR:1710−1680cm−1(カルボン酸)、2260−2190cm−1(エチニル基)
元素分析:理論値 C:74.06% H:6.21% O:19.73%
実測値 C:74.12% H:6.14% O:19.74%
外観:白色粉末
IR:1800−1770cm−1(カルボン酸塩化物)、2260−2190cm−1(エチニル基)
MS(FD)(m/z):290(M+−2Cl)
元素分析:理論値 C:66.49% H:5.02% Cl:19.63 O:8.86%
実測値 C:66.41% H:5.08% Cl:19.70 O:8.81%
以下に、比誘電率の測定結果を示す。
比誘電率:2.7
(1)[2−エチニルアダマンタンの合成]
実施例1(1)において1−ブロモアダマンタンを2−ブロモアダマンタンとする以外は同様にして2−エチニルアダマンタンを合成した。
(2)[5−ブロモ−イソフタル酸ジメチルから1−(3,5−ビス(メトキシカルボニル)フェニル)−2−(2−アダマンチル)エチンの合成]
実施例1(2)の合成において、1−エチニルアダマンタン64.26g(0.401mol)を上記で得た2−エチニルアダマンタン64.26g(0.401mol)とする以外は同様にして、111.8gの1−(3,5−ビス(メトキシカルボニル)フェニル)−2−(2−アダマンチル)エチンを得た(収率79%)。
実施例1(3)の合成において、1−(3,5−ビス(メトキシカルボニル)フェニル)−2−(1−アダマンチル)エチン 120g(0.341mol)を上記で得た1−(3,5−ビス(メトキシカルボニル)フェニル)−2−(2−アダマンチル)エチン110g(0.313mol)とする以外は同様にして、119.1gの5−(2−(2−アダマンチル)エチニル)イソフタル酸二カリウム塩を得た(収率95%)。
実施例1(4)の合成において、5−(2−(1−アダマンチル)エチニル)イソフタル酸二カリウム塩7.6g(0.019mol)を上記で得た5−(2−(2−アダマンチル)エチニル)イソフタル酸二カリウム塩7.6g(0.019mol)とする以外は同様にして、5−(2−(2−アダマンチル)エチニル)イソフタル酸6.0gを得た(収率99%)。
実施例1(5)において、(2−(1−アダマンチル)エチニル)イソフタル酸二カリウム塩96.1g(0.24mol)を上記で得た(2−(2−アダマンチル)エチニル)イソフタル酸二カリウム塩96.1g(0.24mol)とする以外は同様にして、19.9gの5−(2−(2−アダマンチル)エチニル)イソフタル酸二塩化物を得た(収率23%)。
外観:白色粉末
MS(FD)(m/z):324(M+)
IR:1710−1680cm−1(カルボン酸)、2260−2190cm−1(エチニル基)
元素分析:理論値 C:74.06% H:6.21% O:19.73%
実測値 C:74.40% H:6.27% O:19.33%
外観:白色粉末
IR:1800−1770cm−1(カルボン酸塩化物)、2260−2190cm−1(エチニル基)
MS(FD)(m/z):290(M+−2Cl)
元素分析:理論値 C:66.49% H:5.02% Cl:19.63 O:8.86%
実測値 C:66.56% H:5.11% Cl:19.51 O:8.82%
以下に、比誘電率の測定結果を示す。
比誘電率:2.7
(1)[テトラマンタンの合成]
文献(W.BurnsらJournal Of Chemical Society, Chemical Communication, 1976, 893(1976))に記載の方法に従って、テトラマンタンを合成した。
温度計、撹拌機、還流管を備えた4つ口の5Lフラスコに四塩化炭素1.6L、臭素40g(0.250mol)を入れ、撹拌しながら、上記で得たテトラマンタン132.8g(0.455mol)を、少量ずつ添加した。添加中、内温は20℃〜30℃に保った。添加終了後、温度が上昇しなくなったら、引き続き1時間反応を続けた。その後、冷水約4Lに注いで、粗生成物を濾別し、純水で洗い、乾燥した。粗生成物を、熱エタノールにより再結晶した。得られた再結晶物を、減圧乾燥することにより、1−ブロモテトラマンタン160.0gを得た(収率98%)。IR測定によりブロモ基の吸収が690〜515cm−1にある点、分子量が371である点および質量分析の結果により、生成物が1−ブロモテトラマンタンであることが示された。
実施例1(1)において1−ブロモアダマンタンを上記で得た1−ブロモテトラマンタンとする以外は同様にして1−エチニルテトラマンタン128.1gを合成した。
実施例1(2)の合成において、1−エチニルアダマンタン64.26g(0.401mol)を上記で得た1−エチニルテトラマンタン126.9g(0.401mol)とする以外は同様にして、160.0gの1−(3,5−ビス(メトキシカルボニル)フェニル)−2−(1−テトラマンチル)エチンを得た(収率78%)。
実施例1(3)の合成において、1−(3,5−ビス(メトキシカルボニル)フェニル)−2−(1−アダマンチル)エチン 120g(0.341mol)を上記で得た1−(3,5−ビス(メトキシカルボニル)フェニル)−2−(1−テトラマンチル)エチン159.2g(0.313mol)とする以外は同様にして、151.6gの5−(2−(1−テトラマンチル)エチニル)イソフタル酸二カリウム塩を得た(収率87%)。
実施例1(4)の合成において、5−(2−(1−アダマンチル)エチニル)イソフタル酸二カリウム塩7.6g(0.019mol)を上記で得た5−(2−(1−テトラマンチル)エチニル)イソフタル酸二カリウム塩 10.6g(0.019mol)とする以外は同様にして、5−(2−(1−テトラマンチル)エチニル)イソフタル酸8.4gを得た(収率92%)。
実施例1(5)において、5−(2−(1−アダマンチル)エチニル)イソフタル酸二カリウム塩96.1g(0.24mol)を上記で得た5−(2−(1−テトラマンチル)エチニル)イソフタル酸二カリウム塩133.6g(0.24mol)とする以外は同様にして、26.1gの5−(2−(1−テトラマンチル)エチニル)イソフタル酸二塩化物を得た(収率21%)。
外観:白色粉末
IR:1710−1680cm−1(カルボン酸)、2260−2190cm−1(エチニル基)
元素分析:理論値 C:79.97% H:6.71% O:13.32%
実測値 C:79.74% H:6.52% O:13.74%
外観:白色粉末
IR:1800−1770cm−1(カルボン酸塩化物)、2260−2190cm−1(エチニル基)
MS(FD)(m/z):447(M+−2Cl)
元素分析:理論値 C:74.28% H:5.84% Cl:13.70% O:6.18%
実測値 C:74.02% H:5.88% Cl:13.59% O:6.51%
以下に、比誘電率の測定結果を示す。
比誘電率:2.6
(1)[1,1’−ビアダマンタンの合成]
文献(Reinhardt,H.F. Journal of Organic Chemistry 1962,27,3258)に記載の方法に従って、1−ブロモアダマンタンから1,1’−ビアダマンタンを合成した。
実施例3(2)において、テトラマンタン132.8g(0.455mol)を上記で得た1,1’−ビアダマンタン123.1g(0.455mol)とする以外は同様にして3−ブロモ−1,1’−ビアダマンタン152.6gを得た(収率96%)。
実施例1(1)において1−ブロモアダマンタンを上記で得た3−ブロモ−1,1’−ビアダマンタンとする以外は同様にして3−エチニル−1,1’−ビアダマンタン120.1gを合成した。
実施例1(2)の合成において、1−エチニルアダマンタン64.26g(0.401mol)を上記で得た3−エチニル−1,1’−ビアダマンタン118.0g(0.401mol)とする以外は同様にして、155.0gの1−(3,5−ビス(メトキシカルボニル)フェニル)−2−(3−(1,1’−ビアダマンチル))エチンを得た(収率79%)。
実施例1(3)の合成において、1−(3,5−ビス(メトキシカルボニル)フェニル)−2−(1−アダマンチル)エチン 120g(0.341mol)を上記で得た1−(3,5−ビス(メトキシカルボニル)フェニル)−2−(3−(1,1’−ビアダマンチル))エチン152.3g(0.313mol)とする以外は同様にして、139.3gの5−(2−(3−(1,1’−ビアダマンチル))エチニル)イソフタル酸二カリウム塩を得た(収率83%)。
実施例1(4)の合成において、5−(2−(1−アダマンチル)エチニル)イソフタル酸二カリウム塩7.6g(0.019mol)を上記で得た5−(2−(3−(1,1’−ビアダマンチル))エチニル)イソフタル酸二カリウム塩 10.2g(0.019mol)とする以外は同様にして、5−(2−(3−(1,1’−ビアダマンチル))エチニル)イソフタル酸7.8gを得た(収率89%)。
実施例1(5)において、5−(2−(1−アダマンチル)エチニル)イソフタル酸二カリウム塩96.1g(0.24mol)を上記で得た5−(2−(3−(1,1’−ビアダマンチル))エチニル)イソフタル酸二カリウム塩128.3g(0.24mol)とする以外は同様にして、36.9gの5−(2−(3−(1,1’−ビアダマンチル))エチニル)イソフタル酸二塩化物を得た(収率31%)。
外観:白色粉末
IR:1710−1680cm−1(カルボン酸)、2260−2190cm−1(エチニル基)
元素分析:理論値 C:78.57% H:7.47% O:13.96%
実測値 C:78.34% H:7.52% O:14.14%
外観:白色粉末
IR:1800−1770cm−1(カルボン酸塩化物)、2260−2190cm−1(エチニル基)
MS(FD)(m/z):424(M+−2Cl)
元素分析:理論値 C:72.72% H:6.51% Cl:14.31% O:6.46%
実測値 C:72.66% H:6.59% Cl:14.59% O:6.16%
以下に、比誘電率の測定結果を示す。
比誘電率:2.6
(1)[1−エチニルアダマンタンの合成]
実施例1(1)に記載の方法に従って、1−エチニルアダマンタンを合成した。
実施例1(2)において、5−ブロモ−イソフタル酸ジメチル125g(0.458mol)を4−ブロモ−安息香酸ジメチル96.9g(0.451mol)とする以外は同様にして、96.80gの1−(4−メトキシカルボニルフェニル)−2−(1−アダマンチル)エチンを合成した(収率82%)。
実施例1(3)において、1−(3,5−ビス(メトキシカルボニル)フェニル)−2−(1−アダマンチル)エチン120g(0.341mol)を上記で得た1−(4−メトキシカルボニルフェニル)−2−(1−アダマンチル)エチン96.8g(0.329mol)とする以外は同様にして、90.3gの4−(2−(1−アダマンチル)エチニル)安息香酸カリウム塩を合成した(収率98%)。
実施例1(4)において、5−(2−(1−アダマンチル)エチニル)イソフタル酸二カリウム塩7.6g(0.019mol)を上記で得た4−(2−(1−アダマンチル)エチニル)安息香酸カリウム塩6.1g(0.019mol)とする以外は同様にして、5.17gの4−(2−(1−アダマンチル)エチニル)安息香酸を合成した(収率97%)。
実施例1(5)において、5−(2−(1−アダマンチル)エチニル)イソフタル酸二カリウム塩96.1g(0.24mol)を上記で得た4−(2−(1−アダマンチル)エチニル)安息香酸カリウム塩76.43g(0.24mol)とする以外は同様にして、33.0gの4−(2−(1−アダマンチル)エチニル)安息香酸塩化物を合成した(収率46%)。
外観:白色粉末
IR:1710−1680cm−1(カルボン酸)、2260−2190cm−1(エチニル基)
MS(FD)(m/z):280(M+)
元素分析:理論値 C:81.40% H:7.19% O:11.41%
実測値 C:81.32% H:7.21% O:11.47%
外観:白色粉末
IR:1800−1770cm−1(カルボン酸塩化物)、2260−2190cm−1(エチニル基)
MS(FD)(m/z):263(M+−Cl)
元素分析:理論値 C:76.37% H:6.41% Cl:11.86 O:5.35%
実測値 C:76.45% H:6.48% Cl:11.92 O:5.15%
以下に、比誘電率の測定結果を示す。
比誘電率:2.7
(1)[テトラマンタンの合成]
実施例3(1)に記載の方法に従って、テトラマンタンを合成した。
実施例3(2)に記載の方法に従って、上記で得たテトラマンタンから1−ブロモテトラマンタンを合成した。
実施例3(3)に記載の方法に従って、1−エチニルテトラマンタン128.1gを合成した。
実施例1(2)において、5−ブロモ−イソフタル酸ジメチル125g(0.458mol)を4−ブロモ−安息香酸ジメチル96.9g(0.451mol)とし、1−エチニルアダマンタン64.26g(0.401mol)を上記で得た1−エチニルテトラマンタン126.9g(0.401mol)とする以外は同様にして、139.7gの1−(4−メトキシカルボニルフェニル)−2−(1−テトラマンチル)エチンを合成した(収率77%)。
実施例1(3)の合成において、1−(3,5−ビス(メトキシカルボニル)フェニル)−2−(1−アダマンチル)エチン 120g(0.341mol)を上記で得た1−(4−メトキシカルボニルフェニル)−2−(1−テトラマンチル)エチン139.7g(0.310mol)とする以外は同様にして、132.4gの4−(2−(1−テトラマンチル)エチニル)安息香酸カリウム塩を得た(収率90%)。
実施例1(4)の合成において、5−(2−(1−アダマンチル)エチニル)イソフタル酸二カリウム塩7.6g(0.019mol)を上記で得た4−(2−(1−テトラマンチル)エチニル)安息香酸カリウム塩 9.0g(0.019mol)とする以外は同様にして、4−(2−(1−テトラマンチル)エチニル)安息香酸8.0gを得た(収率96%)。
実施例1(5)において、5−(2−(1−アダマンチル)エチニル)イソフタル酸二カリウム塩96.1g(0.24mol)を上記で得た4−(2−(1−テトラマンチル)エチニル)安息香酸カリウム塩113.9g(0.24mol)とする以外は同様にして、28.4gの4−(2−(1−テトラマンチル)エチニル)安息香酸塩化物を得た(収率26%)。
外観:白色粉末
IR:1710−1680cm−1(カルボン酸)、2260−2190cm−1(エチニル基)
MS(FD)(m/z):436(M+)
元素分析:理論値 C:85.27% H:7.39% O:7.34%
実測値 C:85.32% H:7.21% O:7.47%
外観:白色粉末
IR:1800−1770cm−1(カルボン酸塩化物)、2260−2190cm−1(エチニル基)
MS(FD)(m/z):419(M+−Cl)
元素分析:理論値 C:81.83% H:6.87% Cl:7.79 O:3.51%
実測値 C:81.65% H:6.78% Cl:7.92 O:3.65%
以下に、比誘電率の測定結果を示す。
比誘電率:2.6
(1)[1,1’−ビアダマンタンの合成]
実施例4(1)に記載の方法に従って、1,1’−ビアダマンタンを合成した。
実施例4(2)に記載の方法に従って、上記で得た1,1’−ビアダマンタンから3−ブロモ−1,1’−ビアダマンタンを合成した。
実施例4(3)に記載の方法に従って、上記で得た3−ブロモ−1,1’−ビアダマンタンから3−エチニル−1,1’−ビアダマンタンを合成した。
実施例1(2)において、5−ブロモ−イソフタル酸ジメチル125g(0.458mol)を4−ブロモ−安息香酸ジメチル96.9g(0.451mol)とし、1−エチニルアダマンタン64.26g(0.401mol)を上記で得た3−エチニル−1,1’−ビアダマンタン118.1g(0.401mol)とする以外は同様にして、128.9gの1−(4−メトキシカルボニルフェニル)−2−(3−(1,1’−ビアダマンタン))エチンを合成した(収率75%)。
実施例1(3)の合成において、1−(3,5−ビス(メトキシカルボニル)フェニル)−2−(1−アダマンチル)エチン 120g(0.341mol)を上記で得た1−(4−メトキシカルボニルフェニル)−2−(3−(1,1’−ビアダマンタン))エチン128.9g(0.301mol)とする以外は同様にして、124.7gの4−(2−(3−(1,1’−ビアダマンタン))エチニル)安息香酸カリウム塩を得た(収率94%)。
実施例1(4)の合成において、5−(2−(1−アダマンチル)エチニル)イソフタル酸二カリウム塩7.6g(0.019mol)を上記で得た4−(2−(3−(1,1’−ビアダマンタン))エチニル)安息香酸カリウム塩 8.4g(0.019mol)とする以外は同様にして、4−(2−(3−(1,1’−ビアダマンタン))エチニル)安息香酸7.7gを得た(収率98%)。
実施例1(5)において、5−(2−(1−アダマンチル)エチニル)イソフタル酸二カリウム塩96.1g(0.24mol)を上記で得た4−(2−(3−(1,1’−ビアダマンタン))エチニル)安息香酸カリウム塩105.8g(0.24mol)とする以外は同様にして、35.3gの4−(2−(3−(1,1’−ビアダマンタン))エチニル)安息香酸塩化物を得た(収率34%)。
外観:白色粉末
IR:1710−1680cm−1(カルボン酸)、2260−2190cm−1(エチニル基)
MS(FD)(m/z):414(M+)
元素分析:理論値 C:84.02% H:8.27% O:7.72%
実測値 C:83.96% H:8.21% O:7.83%
外観:白色粉末
IR:1800−1770cm−1(カルボン酸塩化物)、2260−2190cm−1(エチニル基)
MS(FD)(m/z):397(M+−Cl)
元素分析:理論値 C:80.44% H:7.68% Cl:8.19 O:3.69%
実測値 C:80.25% H:7.78% Cl:8.02 O:3.95%
以下に、比誘電率の測定結果を示す。
比誘電率:2.6
(1)[4−(1−(3,5−ジメチルアダマンチル))フェノールの合成]
温度計、ジムロート冷却管、窒素導入管、及び攪拌機を備えた2リットルフラスコに、フェノール77.4g(0.822mol)及び1−ブロモ−3,5−ジメチルアダマンタン20.0g(0.0822mol)を仕込み、フラスコ中に窒素を流し、オイルバスで30分間加熱還流した。その後、水800mLを加えて、オイルバスで10分間加熱還流することにより、2層に分離した溶液を得た。この溶液を氷浴で冷やすことにより、下層の橙色溶液を白色固体化させ、デカンテーションにより白色固体を取り出し、2%水酸化ナトリウム水溶液500mL中で2回、水500mL中で2回攪拌し、濾過することにより、7.8gの4−(1−(3,5−ジメチルアダマンチル))フェノールを得た(収率37%)。
温度計、窒素導入管、及び攪拌機を備えた4つ口の100ミリリットルフラスコに、上記で得た4−(1−(3,5−ジメチルアダマンチル))フェノール4.0g(0.0157mol)及びピリジン20mLを仕込み、フラスコ中に窒素を流して、攪拌溶解した。その後、氷/メタノール浴で冷やすことにより−15℃にし、滴下ロートを用いてトリフルオロメタンスルホン酸無水物を滴下し、滴下終了後、室温で2時間攪拌した。反応溶液に酢酸エチル100mL及び飽和塩化ナトリウム水溶液100mLを加えて、分液ロートに移した。酢酸エチル層を取り出し、飽和塩化ナトリウム水溶液100mLで2回洗浄した。その後ロータリーエバポレーターにより酢酸エチルを減圧留去し、5.4gの1−(1−(3,5−ジメチルアダマンチル))−4−トリフルオロメタンスルホニロキシベンゼンを得た(収率88%)。
温度計、ジムロート冷却管、窒素導入管および攪拌機を備えた4つ口の100ミリリットルフラスコに、上記で得た1−(1−(3,5−ジメチルアダマンチル))−4−トリフルオロメタンスルホニロキシベンゼン2.0g(0.0051mol)、トリフェニルホスフィン0.4g(0.0015mol)、ヨウ化銅0.2g(0.0010mol)および2−メチル−3−ブチン−2−オール1.1g(0.0134mol)を仕込み、フラスコ中に窒素を流した。続いて、脱水トリエチルアミン10mlおよび脱水ピリジン10mlを加え、撹拌溶解した。1時間窒素を流し続けた後、ジクロロビス(トリフェニルホスフィン)パラジウム0.2g(0.0003mol)を素早く添加し、オイルバスで1時間加熱還流した。その後、トリエチルアミンおよびピリジンを減圧留去し、粘稠な褐色溶液を得た。これを水500mlに注ぎ、析出した固形物を濾取し、さらに、水500ml、5mol/L塩酸500ml、水500mlで各2回洗浄した。この固形物を50℃で減圧乾燥することにより、1.5gの1−(1−(3,5−ジメチルアダマンチル))−4−(3−ヒドロキシ−3−メチル−(1−ブチニル))ベンゼンを得た(収率91%)。
温度計、ジムロート冷却管および攪拌機を備えた5Lの4つ口フラスコに、n−ブタノール3リットルおよび水酸化カリウム(85%)226g(2.72mol)を仕込み、加熱還流して溶解した。これに、上記で得た1−(1−(3,5−ジメチルアダマンチル))−4−(3−ヒドロキシ−3−メチル−(1−ブチニル))ベンゼン110.0g(0.341mol)を加えて30分間加熱還流した。これを氷浴にて冷却し、析出した結晶を濾取した。この結晶をエタノール1リットルで2回洗浄し、60℃で減圧乾燥することによって、81.1gの1−(4−エチニルフェニル)−3,5−ジメチルアダマンタンを得た(90%)。
実施例1(2)において、1−エチニルアダマンタン64.26g(0.401mol)を上記で得た1−(4−エチニルフェニル)−3,5−ジメチルアダマンタン106.0g(0.401mol)とする以外は同様にして、137.3gの5−(2−(4−(1−(3,5−ジメチルアダマンチル))フェニル)エチニル)イソフタル酸ジメチルを合成した(収率75%)。
実施例1(3)の合成において、1−(3,5−ビス(メトキシカルボニル)フェニル)−2−(1−アダマンチル)エチン 120g(0.341mol)を上記で得た5−(2−(4−(1−(3,5−ジメチルアダマンチル))フェニル)エチニル)イソフタル酸ジメチル137.3g(0.301mol)とする以外は同様にして、142.8gの5−(2−(4−(1−(3,5−ジメチルアダマンチル))フェニル)エチニル)イソフタル酸二カリウム塩を得た(収率94%)。
実施例1(4)の合成において、5−(2−(1−アダマンチル)エチニル)イソフタル酸二カリウム塩7.6g(0.019mol)を上記で得た5−(2−(4−(1−(3,5−ジメチルアダマンチル))フェニル)エチニル)イソフタル酸二カリウム塩 9.6g(0.019mol)とする以外は同様にして、5−(2−(4−(1−(3,5−ジメチルアダマンチル))フェニル)エチニル)イソフタル酸8.0gを得た(収率98%)。
実施例1(5)において、5−(2−(1−アダマンチル)エチニル)イソフタル酸二カリウム塩96.1g(0.24mol)を上記で得た5−(2−(4−(1−(3,5−ジメチルアダマンチル))フェニル)エチニル)イソフタル酸二カリウム塩121.1g(0.24mol)とする以外は同様にして、38.0gの5−(2−(4−(1−(3,5−ジメチルアダマンチル))フェニル)エチニル)イソフタル酸二塩化物を得た(収率34%)。
外観:白色粉末
IR:1710−1680cm−1(カルボン酸)、2260−2190cm−1(エチニル基)
MS(FD)(m/z):428(M+)
元素分析:理論値 C:78.48% H:6.59% O:14.93%
実測値 C:78.12% H:6.14% O:14.74%
外観:白色粉末
IR:1800−1770cm−1(カルボン酸塩化物)、2260−2190cm−1(エチニル基)
MS(FD)(m/z):394(M+−2Cl)
元素分析:理論値 C:72.26% H:5.63% Cl:15.24 O:6.88%
実測値 C:72.41% H:5.08% Cl:15.70 O:6.81%
以下に、比誘電率の測定結果を示す。
比誘電率:2.7
(1)[5−(4−エチニルフェノキシ)イソフタル酸二塩化物の合成]
文献(B.J.Jensen and P.M.Hergenrother, Journal of Polymer Science: Polymer Chemistry Edition, Vol.23, 2233−2246, 1985)に記載の方法にしたがって、5−(4−エチニルフェノキシ)イソフタル酸二塩化物を合成した。
以下に、比誘電率の測定結果を示す。
比誘電率:3.7
Claims (6)
- 前記アダマンチル基、テトラマンチル基、またはビアダマンチル基が、炭素数1以上20以下のアルキル基を有することを特徴とする、請求項2記載の縮合系高分子原料。
- 一般式(3)で表される化合物と一般式(4)で表される化合物とを反応させて得られた一般式(5)で表される化合物を、アルカリ金属水酸化物存在下で処理することにより一般式(6)で表される化合物を生成させ、更に、該生成物を酸処理することを特徴とする一般式(1)で表される縮合系高分子原料の合成法。
- 一般式(3)で表される化合物と、一般式(4)で表される化合物との反応において、遷移金属触媒を用いることを特徴とする請求項4に記載の一般式(1)で表される縮合系高分子原料の合成法。
- 請求項4または5に記載の合成法において得られる、一般式(6)で表される化合物または一般式(1)で表される化合物を、ハロゲン化剤で処理することを特徴とする一般式(2)で表される縮合系高分子原料の合成法。
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