JP4727717B2 - 車両用シート制御装置 - Google Patents

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Description

本発明は、車両用シート制御装置にかかり、特に、車両用シートのシートバックの角度調整を行うシート制御装置に関する。
車両用シートは、モータ等のアクチュエータを駆動することによってシートバック角度を調節する車両用シートが広く普及している。また、シートバックの角度調整を制御する技術なども提案されている。
シートバックの角度調整を制御する技術としては、例えば、特許文献1に記載の技術が提案されている。特許文献1に記載の技術では、車両周囲の危険状況を識別して、危険状況が識別された場合に、シート調整のためのアクチュエータを快適性調整のための第1の速度よりも高い第2の速度で作動することが提案されている。
特表2007−500650号公報
特許文献1に記載の技術では、車両周囲の危険状況を識別した場合に、乗員の操作によるシートバックの調整時の速度よりも高い速度でシートバックの角度を調整するようにしているが、急な高速作動及び高速作動からの停止により乗員に対して違和感や不快感を与える可能性があるため、シートバックの角度調整時の制御について改善の余地がある。
本発明は、上記事実を考慮して成されたもので、シートバックの傾斜角度調整時の制御において乗員に対する違和感や不快感を抑制することを目的とする。
請求項に記載の発明は、車両用シートのシートバックの傾斜角度を変更する変更手段と、車両周囲の危険状況を予測する予測手段と、前記傾斜角度を変更する操作指示を行うための操作手段と、前記危険状況が発生するまでの予測時間を算出する算出手段から取得した前記予測時間に基づいて、前記危険状況が発生するまでに前記目標傾斜角度または前記目標傾斜角度範囲まで前記変更手段による変更が可能か否かを判断する判断手段と、前記操作手段によって操作指示が行われた場合に、第1の速度で前記傾斜角度の変更を開始し、所定タイミング後に前記第1の速度よりも速い第2の速度で前記傾斜角度を変更するように前記変更手段を制御、前記予測手段によって前記危険状況が予測された場合に、前記判断手段により変更可能と判断されたときには、前記第1の速度より速い第3の速度で前記傾斜角度の変更を開始し、所定タイミング後に前記第3の速度より速い第4の速度で前記傾斜角度を変更して予め定めた目標傾斜角度または目標傾斜角度範囲になるように前記変更手段を制御し、前記判断手段によって変更不可能と判断されたときには、前記変更手段の変更速度の制御を禁止して前記第4の速度で前記傾斜角度を変更するように制御し、前記変更手段による前記傾斜角度の変更を停止する際には、直ぐに停止せずに減速してから停止するように、前記変更手段を制御する制御手段と、を備えることを特徴としている。
請求項に記載の発明によれば、変更手段では、車両用シートのシートバックの傾斜角度が変更され、予測手段では、車両周囲の危険状況が予測される。
また、操作手段によってシートバックの傾斜角度を変更する操作指示が可能とされている。
そして、制御手段では、操作手段によって操作指示が行われた場合に、第1の速度で傾斜角度の変更を開始し、所定タイミング後に第1の速度より速い第2の速度で傾斜角度を変更するように変更手段が制御され、予測手段によって危険状況が予測された場合には、第1の速度より速い第3の速度で傾斜角度の変更を開始、所定タイミング後に第3速度より速い第4速度で傾斜角度を変更して予め定めた目標傾斜角度または目標傾斜角度範囲になるように変更手段が制御される。すなわち、シートバックの緊急作動時のショックが緩和されるので、シートバックの緊急作動時の乗員に対する違和感や不快感を抑制することができる。
また、危険状況が発生するまでの予測時間を算出する算出手段から取得した予測時間に基づいて、危険状況が発生するまでに目標傾斜角度または目標傾斜角度範囲まで変更手段による変更が可能か否かを判断する判断手段によって危険状況が発生するまでに目標傾斜角度または目標傾斜角度範囲まで変更手段による変更が不可能と判断されたときには、制御手段が、変更手段の変更速度の制御を禁止して、第4の速度で目標傾斜角度または目標傾斜角度範囲になるように変更手段を制御することで、シートバックの緊急作動の際に、危険状況に至るまでに作動完了が間に合わない場合には、速度制御を禁止して適切にシートバックを作動させることができる。さらに、制御手段は、変更手段による傾斜角度の変更を停止する際には、直ぐに停止せずに減速してから停止するように変更手段を更に制御することで、作動フィーリングを向上して乗員に対する違和感や不快感を抑制することができる。
請求項に記載の発明は、車両用シートのシートバックの傾斜角度を変更する変更手段と、車両周囲の危険状況を予測する予測手段と、前記危険状況が発生するまでの予測時間を算出する算出手段から取得した前記予測時間に基づいて、前記危険状況が発生するまでに前記目標傾斜角度または前記目標傾斜角度範囲まで前記変更手段による変更が可能か否かを判断する判断手段と、前記操作手段によって操作指示が行われた場合に、第1の速度で前記傾斜角度の変更を開始し、所定タイミング後に前記第1の速度よりも速い第2の速度で前記傾斜角度を変更するように前記変更手段を制御し、前記予測手段によって前記危険状況が予測された場合に、前記判断手段により変更可能と判断されたときには、前記傾斜角度を予め定めた目標傾斜角度または目標傾斜角度範囲になるように前記変更手段を制御、前記変更手段による前記傾斜角度の変更開始後の予め定めた第1区間、及び前記目標傾斜角度または前記目標傾斜角度範囲に至る前の予め定めた第2区間の少なくとも一方の区間における前記変更手段の変更速度が他の区間よりも低速で前記傾斜角度を変更するように前記変更手段を制御し、前記判断手段によって変更不可能と判断されたときには、前記変更手段の変更速度の制御を禁止して、前記目標傾斜角度または前記目標傾斜角度範囲になるように前記変更手段を制御する制御手段と、を備えることを特徴としている。
請求項に記載の発明によれば、変更手段では、車両用シートのシートバックの傾斜角度が変更され、予測手段では、車両周囲の危険状況が予測される。
そして、制御手段では、シートバックの傾斜角度を変更する操作指示を行うための操作手段によって操作指示が行われた場合に、第1の速度で傾斜角度の変更を開始し、所定タイミング後に第1の速度よりも速い第2の速度で傾斜角度を変更するように変更手段を制御し、予測手段によって危険状況が予測された場合に、傾斜角度を予め定めた目標傾斜角度または目標傾斜角度範囲になるように変更手段が制御され、変更手段による傾斜角度の変更開始後の予め定めた第1区間、及び目標傾斜角度または目標傾斜角度範囲に至る前の予め定めた第2区間の少なくとも一方の区間における変更手段の変更速度が他の区間よりも低速で傾斜角度を変更するように変更手段が制御される。
すなわち、危険検知されてシートバックを緊急作動させる場合には、作動開始の区間と作動終了の区間を他よりも低速にするので、乗員に対するシートバックの作動による違和感や不快感を抑制することができる。
また、危険状況が発生するまでの予測時間を算出する算出手段から取得した予測時間に基づいて、危険状況が発生するまでに目標傾斜角度または目標傾斜角度範囲まで変更手段による変更が可能か否かを判断する判断手段によって危険状況が発生するまでに目標傾斜角度または目標傾斜角度範囲まで変更手段による変更が不可能と判断されたときには、制御手段が、変更手段の変更速度の制御を禁止して、目標傾斜角度または目標傾斜角度範囲になるように変更手段を制御することで、シートバックの緊急作動の際に、危険状況に至るまでに作動完了が間に合わない場合には、速度制御を禁止して適切にシートバックを作動させることができる。
なお、本発明は、請求項に記載の発明のように、算出手段が予測時間を随時算出して更新し、判断手段が算出手段で更新された予測時間に基づく判断を随時行い、制御手段が判断手段によって随時判断された判断結果に基づいて変更手段を制御するようにしてもよい。これによって、刻々と変化する状況を反映してシートバックを適切に作動させることができる。例えば、請求項に記載の発明のように、制御手段が変更速度の制御を禁止して変更手段による変更を開始するように変更手段を制御した後に、判断手段によって危険状況が発生するまでに目標傾斜角度または目標傾斜角度範囲まで変更可能と判断された場合には、第2区間における変更手段の変更速度の制御を行うように変更手段を制御するようにしてもよい。
また、本発明の制御手段は、請求項に記載の発明のように、変更手段の変更速度を変化させる際に、徐々に傾斜角度の変更速度が変化するように変更手段を制御することにより、シートバック作動時のフィーリングを一層向上することができる。
以上説明したように本発明によれば、シートバックの傾斜角度調整時の制御において乗員に対する違和感や不快感を抑制することができる、という効果がある。
以下、図面を参照して本発明の実施の形態の一例を詳細に説明する。
(第1実施形態)
図1は、本発明の第1実施形態に係わる車両用シート制御装置の概略構成を示すブロック図である。
本発明の第1実施形態に係わる車両用シート制御装置10は、車両用シートのシートバックの駆動制御を行うためのシート制御ECU12、及び車両用シートのシートバックの角度を調整するためのリクライニングアクチュエータ14を備えている。
シート制御ECU12は、CPU、ROM、RAM、及び入出力インターフェースを有するマイクロコンピュータ16を備えており、リクライニングアクチュエータ14は、モータ18、及びシートバックの位置(リクライニング角度)を検出するためのセンサ20を備えている。なお、センサ20は、例えば、モータ18の回転数や回転位置等をホール素子等を用いて検出することにより、シートバックの角度を検出する。
マイクロコンピュータ16には、電源回路22、車両情報入力回路24、スイッチ入力回路26、モータ駆動回路28、電流モニタ回路30、及びセンサ入力回路32が接続されている。
電源回路22は、スイッチ34を介してバッテリ36に接続されており、バッテリ36の電力をマイクロコンピュータ16等に供給する。
車両情報入力回路24は、車両の各種制御を行うための各種ECU38が接続されており、各種ECU38との通信が可能とされている。
スイッチ入力回路26は、車両用シートのシートバックやシートスライド等の調整を指示するためのシート操作スイッチ40に接続されている。シート操作スイッチ40は、例えば、図2(A)に示すように、車両用シート42の側面に設けられ、図2(B)に示すように、シートバック44のリクライニング調整やシートスライド等の調整を指示するスイッチ40Aが設けられている。
モータ駆動回路28には、リクライニングアクチュエータ14を駆動するためのモータ18が接続されており、モータ駆動回路28によってモータ18が駆動される。モータ18は、車両用シートのシートバックの傾斜角度を調整するための機構を駆動する。また、モータ18はモータ駆動回路28から供給される電流等に応じて速度可変とされている。
電流モニタ回路30は、モータ駆動回路28からモータ18へ供給される電流を検出し、検出結果をマイクロコンピュータ16へ出力する。マイクロコンピュータ16は、電流モニタ回路30の検出結果を用いてモータ18の回転速度を制御する。
センサ入力回路32には、リクライニングアクチュエータ14のセンサ20が接続されており、センサ20の検出結果をマイクロコンピュータ16へ出力する。
本実施の形態では、車両情報入力回路24に接続された各種ECU38として衝突等の危険状況を予測する衝突判断ECU46(図3)が接続されている。
衝突判断ECU46は、図3に示すように、前方の障害物までの距離を検出するための前方ミリ波レーダー48、前側方の障害物までの距離を検出するための前側方ミリ波レーダー50、前方を撮影するステレオカメラ52、後方の障害物までの距離を検出するための後方ミリ波レーダー54、後側方の障害物までの距離を検出するための後側方ミリ波レーダー56が接続されたバス58に接続されている。
前方ミリ波レーダー48、前側方ミリ波レーダー50、ステレオカメラ52、後方ミリ波レーダー54、及び後側方ミリ波レーダー56は、車両周辺を監視して、監視結果を衝突判断ECU46に出力する。
前方ミリ波レーダー48は、例えば、フロントグリル中央付近に設けられ、前側方ミリ波レーダー50は、バンパ内の車幅方向両端付近等に設けられ、それぞれ車両前方や前側方にミリ波を出射することで対象物から反射してきた電波を受信し、伝搬時間やドップラー効果によって生じる周波数差などを基に対象物までの距離や自車との相対速度等を測定するために設けられている。また、後方ミリ波レーダー54及び後側方ミリ波レーダー56は、リアバンパー等に設けられ、それぞれ車両後方や後側方にミリ波を出射することで対象物から反射してきた電波を受信し、伝搬時間やドップラー効果によって生じる周波数差などを基に対象物までの距離や自車との相対速度等を測定するために設けられている。
ステレオカメラ52は、例えば、フロントウインドシールドガラス上方の中央付近車室内に設けられ、車両前方を撮影して、周辺障害物を検出すると共に、障害物までの距離を測定するために設けられている。なお、ステレオカメラ52は、前方ミリ波レーダー48及び前側方ミリ波レーダー50等によって障害物までの距離を検出できるので、省略した構成としてもよい。
そして、衝突判断ECU46は、前方ミリ波レーダー48、前側方ミリ波レーダー50、ステレオカメラ52、後方ミリ波レーダー54、及び後側方ミリ波レーダー56の検出結果を取得して衝突等の危険状況の予測を行う。衝突等の危険状況予測については既知の各種技術を適用することができるので、詳細な説明を省略する。本実施形態では、衝突判断ECU46は、前方ミリ波レーダー48、前側方ミリ波レーダー50、ステレオカメラ52、後方ミリ波レーダー54、及び後側方ミリ波レーダー56の検出結果に基づいて、障害物までの距離の変化から相対速度を求めて、衝突までの時間を算出し、算出した衝突予測時間tが予め定めた時刻以内の場合に危険検知とする。
以上のように構成された車両用シート制御装置10では、シート操作スイッチ40が乗員によって操作されて、シートバック44の傾斜角度の調整が指示された場合に、マイクロコンピュータ16がモータ駆動回路28を制御することによってシート操作スイッチ40によって指示された方向へモータ18が駆動される。これによってシートバック44の傾斜角度が調整される。
ところで、シートバック44の傾斜角度を調整する際に、シートバック44の作動及び停止を急激に行うと、乗員に対して違和感及び不快感を与える可能性がある。
そこで、本実施形態では、シート操作スイッチ40が操作されてモータ18を駆動してシートバック44を調整開始する際に、急激にモータ18を回転させずに、第1の速度でモータ18を駆動開始し、所定タイミング(例えば、所定時間経過)後に第2の速度でモータ18を駆動するようになっている(スタート制御)。また、シート操作スイッチ40によるシートバック44の傾斜角度の調整指示が終了してシートバック44の調整を終了する際には、直ぐに停止せずに第2の速度から減速して停止するようになっている(停止制御)。これによって、乗員に対する違和感及び不快感を抑制することができる。なお、モータ18の加速時及び減速時には、徐々に速度を変化させることで、一層フィーリングを向上することができる。
また、本実施形態では、衝突判断ECU46によって危険検知した場合に、シートバックの傾斜角度が予め定めた目標傾斜角度(目標傾斜角度範囲でもよい)になるように調整を行うようにしている。これによって衝突等の緊急時に乗員を適正姿勢にすることができ、シートベルトやエアバッグ装置などの乗員保護装置により的確に乗員を保護することができる。
具体的には、衝突判断ECU46は、前方ミリ波レーダー48、前側方ミリ波レーダー50、ステレオカメラ52、後方ミリ波レーダー54、及び後側方ミリ波レーダー56のそれぞれから得られる障害物までの距離から相対速度を算出して衝突までの時間tを算出する。そして、算出した衝突までの時間tが予め定めた時間t1未満になった場合に、危険状況検知として、シート制御ECU12にモータ18の高速作動要求を出力する。シート制御ECU12は、衝突判断ECU46から高速作動要求が出力された場合に、モータ駆動回路28を制御して通常のシート調整時(シート操作スイッチ40の操作によるシート調整時)よりも高速で駆動するようにモータ18を駆動してシートバック44が予め定めた目標傾斜角度になるようにシートバック44の傾斜角度の調整を行う。
また、高速作動要求が衝突判断ECU46から出力されて、シート制御ECU12が通常のシート調整時よりも高速でモータ18を駆動する際には、第3の速度から第3の速度よりも速い第4の速度になるように徐々に加速し、モータ18を停止する際には、第4の速度から徐々に減速して停止するようにモータ18の駆動を制御するようになっている。これによって、シートバック44の傾斜角度調整開始時及び停止時の乗員に対する違和感や不快感を抑制することができる。なお、第1〜4の速度は、本実施形態では、第1速度<第2速度<第3速度<第4速度を適用するが、第1速度<第3速度<第2速度<第4速度としてもよいし、第3速度<第1速度<第2速度<第4速度としてもよいし、第1速度=第3速度<第2速度<第4速度としてもよいし、第1速度<第2速度=第3速度<第4速度としてもよい。
続いて、上述のように構成された本発明の第1実施形態に係わる車両用シート制御装置10において、シート操作スイッチ40が操作されてシートバック44の傾斜角度を調整する際に、シート制御ECU12で行われる処理について説明する。図4は、本発明の第1実施形態に係わる車両用シート制御装置10において、シート操作スイッチ40が操作されてシートバック44の傾斜角度を調整する際にシート制御ECU12で行われる処理の流れの一例を示すフローチャートである。なお、図4の処理は、シート操作スイッチ40が操作されてシートバック44の傾斜角度の調整が指示された場合に開始するものとする。
まず、シート操作スイッチ40が操作されてシートバック44の傾斜角度の調整が指示されると、ステップ100では、作動指示がアップ指示かダウン指示かマイクロコンピュータ16によって判定される。該判定は、シート操作スイッチ40によってシートバック44を起こす方向の調整指示が行われたか、或いはシートバック44を倒す方向の調整指示が行われたかを判定し、作動アップ指示が行われた場合にはステップ102へ移行し、作動ダウン指示が行われた場合にはステップ104へ移行する。
ステップ102では、アップ側へモータ18が加速制御されてステップ106へ移行する。すなわち、マイクロコンピュータ16がモータ駆動回路28を制御して、アップ側へモータ18を駆動開始する。そしてこのとき、第1の速度から所定タイミング後に第2の速度になるように徐々に加速するようにモータ18を駆動開始する。
ステップ104では、ダウン側へモータ18が加速制御されてステップ106へ移行する。すなわち、マイクロコンピュータ16がモータ駆動回路28を制御して、ダウン側へモータ18を駆動開始する。そしてこのとき、第1の速度から所定タイミング後に第2の速度になるように徐々に加速するようにモータ18を駆動開始する。
すなわち、アップ側及びダウン側それぞれについてモータ18を加速制御することにより、シートバック44をゆっくり作動開始して徐々に加速して調整するので、作動時の衝撃が緩和されてシートバック44の作動による乗員に対する違和感や不快感を抑制することができる。また、シートバック44の傾斜角度を調整するリクライニング機構のギヤ等の遊びによる作動開始時の作動音も抑制することができる。
ステップ106では、シート操作スイッチ40のスイッチ操作が終了したか否かマイクロコンピュータ16によって判定され、該判定が否定された場合にはステップ108へ移行し、肯定された場合にはステップ110へ移行する。
ステップ108では、モータ18の一定速度制御がマイクロコンピュータ16によって行われてステップ106に戻る。すなわち、マイクロコンピュータ16がセンサ20の検出結果をセンサ入力回路32を介して監視しながら、モータ駆動回路28を制御することによって、モータ18を第2の速度で一定回転するように制御する。
一方、ステップ110では、モータ18の減速制御がマイクロコンピュータ16によって行われてステップ112へ移行する。すなわち、マイクロコンピュータ16がセンサ20の検出結果をセンサ入力回路32を介して監視しながら、モータ駆動回路28を制御することによって、モータを徐々に減速するように制御する。これによってシートバック44の調整終了時の衝撃が緩和されて乗員に対する違和感や不快感を抑制することができる。
そして、ステップ112では、モータ18の作動がマイクロコンピュータ16がモータ駆動回路28を制御することによって停止されてステップ100に戻って上述の処理が繰り返される。
次に、上述のように構成された本発明の第1実施形態に係わる車両用シート制御装置10に接続された衝突判断ECU46で行われる処理について説明する。図5は、衝突判断ECU46で行われる処理の流れの一例を示すフローチャートである。なお、図5の処理は、図示しないイグニッションスイッチがオンされた場合に開始、イグニッションスイッチがオフまたは衝突した場合等に終了するものとして説明する。
ステップ200では、障害物までの距離が入力されてステップ202へ移行する。すなわち、前方ミリ波レーダー12、前側方ミリ波レーダー14、ステレオカメラ16、後方ミリ波レーダー13、後側方ミリ波レーダー15、後方カメラ17等の検出結果が入力される。
ステップ202では、相対速度が算出されてステップ204へ移行する。例えば、ミリ波レーダー(前方ミリ波レーダー12、前側方ミリ波レーダー14、後方ミリ波レーダー13、後側方ミリ波レーダー15等)によって所定時間毎に検出された前方物体までの距離から相対速度が算出される。なお、ステレオカメラ16の撮影結果を画像処理することによって距離を求めて相対速度を算出するようにしてもよい。
ステップ204では、新たにミリ波レーダーの検出結果が入力されてステップ206へ移行する。
ステップ206では、衝突までの時間tが算出され、ステップ208へ移行する。すなわち、障害物までの距離と相対速度から衝突までの時間tを算出する。
ステップ208では、衝突までの時間tが予め定めた時間t1未満か否か判定され、該判定が肯定された場合にはステップ210へ移行し、否定された場合にはステップ200に戻って上述の処理が繰り返される。
ステップ210では、危険状況を表す信号(高速作動要求)がシート制御ECU12に出力されてステップ200に戻って上述の処理が繰り返される。
続いて、本発明の第1実施形態に係わる車両用シート制御装置10のシート制御ECU12で行われる処理について説明する。図6は、本発明の第1実施形態に係わる車両用シート制御装置10のシート制御ECU12で行われる処理の流れの一例を示すフローチャートである。なお、図6の処理は、図示しないイグニッションスイッチがオンされた場合に開始、イグニッションスイッチがオフまたは衝突した場合等に終了するものとして説明する。
ステップ300では、高速作動要求が衝突判断ECU46から出力されたか否かマイクロコンピュータ16によって判定される。すなわち、上述のステップ210で危険状況を表す信号が出力されたか否かを判定し、該判定が肯定されるまで待機してステップ302へ移行する。
ステップ302では、モータ18が加速制御されてステップ304へ移行する。すなわち、マイクロコンピュータ16がモータ駆動回路28を制御して、モータを駆動開始する。そしてこのとき、第3の速度から徐々に第4の速度に加速するようにモータ18を駆動開始する。なお、モータ18を駆動する駆動方向は、センサ20によって検出されたシートバック44の傾斜角度から予め定めた目標傾斜角度になる方向に駆動する。また、第3の速度から第4の速度への加速は、シートバック44の調整区間のうち予め定めた区間で行うようにしてもよいし、所定時間の間で第3の速度から第4の速度まで加速するようにしてもよい。
ステップ304では、モータ18の停止条件か否かマイクロコンピュータ16によって判定される。該判定は、例えば、センサ20の検出結果をセンサ入力回路32を介してシート制御ECU12が取得して、シートバック44の角度が予め定めた目標傾斜角度になったか否かを判定したり、高速作動を開始してから予め定めた時間が経過したか否か等を判定したり、挟み込みなどによりモータ負荷が予め定めた負荷以上となったか否かを判定し、判定が否定された場合にはステップ306へ移行し、判定が肯定された場合にはステップ308へ移行する。
ステップ306では、モータ18の一定速度制御がマイクロコンピュータ16によって行われてステップ304に戻る。すなわち、マイクロコンピュータ16がセンサ20の検出結果をセンサ入力回路32を介して監視しながら、モータ駆動回路28を制御することによって、モータ18を第4の速度で一定回転するように制御する。
一方、ステップ308では、モータ18の減速制御がマイクロコンピュータ16によって行われてステップ310へ移行する。すなわち、マイクロコンピュータ16がセンサ20の検出結果をセンサ入力回路32を介して監視しながら、モータ駆動回路28を制御することによって、モータを徐々に減速するように制御する。なお、モータの減速はシートバック44の調整区間のうち調整終了に至る前の予め定めた区間で行うようにしてもよいし、所定時間の間で第4の速度から停止する前まで減速するようにしてもよい。
そして、ステップ310では、モータ18の作動がマイクロコンピュータ16がモータ駆動回路28を制御することによって停止されてステップ300に戻って上述の処理が繰り返される。
このように、本実施形態に係わる車両用シート制御装置10では、シートバック44の角度を調整する際には、調整開始時に徐々に加速し、停止時に徐々に減速するようにしたので、シートバック44作動時の衝撃を緩和して乗員に対して違和感や不快感を与えることを抑制することができる。
(第2実施形態)
続いて、本発明の第2実施形態に係わる車両用シート制御装置について説明する。
第1実施形態では、シートバック44を調整開始する際に徐々に加速し、停止する際に徐々に減速するようにしたが、シートバック44の位置や衝突までの時間tによっては徐々に加速したのでは目標傾斜角度まで調整できないことも考えられれる。そこで、本実施形態では、衝突までの時間tを随時更新して、シートバック44の現在の位置から目標傾斜角度までの調整を衝突までの時間tまでに調整可能か否かを判断して、調整不可能な場合には、シートバック44の調整開始時のモータ18を徐々に加速する制御を禁止して、最初から高速で駆動するように制御する。
なお、第2実施形態に係わる車両用シート制御装置は、第1実施形態と同一構成であるため、詳細な構成の説明を省略し、シートバック44の調整時の制御について説明する。
まず、本発明の第2実施形態に係わる車両用シート制御装置に接続された衝突判断ECU46で行われる処理の流れの一例について説明する。図7は、本発明の第2実施形態に係わる車両用シート制御装置に接続された衝突判断ECU46で行われる処理の流れの一例を示すフローチャートである。なお、図7の処理は、図示しないイグニッションスイッチがオンされた場合に開始、イグニッションスイッチがオフまたは衝突した場合等に終了するものとして説明する。また、第1実施形態と同一処理については、同一符号を付して説明する。
ステップ200では、障害物までの距離が入力されてステップ202へ移行する。すなわち、前方ミリ波レーダー12、前側方ミリ波レーダー14、ステレオカメラ16、後方ミリ波レーダー13、後側方ミリ波レーダー15、後方カメラ17等の検出結果が入力される。
ステップ202では、相対速度が算出されてステップ204へ移行する。例えば、ミリ波レーダー(前方ミリ波レーダー12、前側方ミリ波レーダー14、後方ミリ波レーダー13、後側方ミリ波レーダー15等)によって所定時間毎に検出された前方物体までの距離から相対速度が算出される。なお、ステレオカメラ16の撮影結果を画像処理することによって距離を求めて相対速度を算出するようにしてもよい。
ステップ204では、新たにミリ波レーダーの検出結果が入力されてステップ206へ移行する。
ステップ206では、衝突までの時間tが算出され、ステップ207へ移行する。すなわち、障害物までの距離と相対速度から衝突までの時間tを算出する。
ステップ207では、算出した時間tの出力要求があるか否か判定される。該判定は、シート制御ECU12から衝突までの時間tの出力要求があるか否かを判定し、該判定が肯定された場合にはステップ212へ移行し、否定された場合にはステップ208へ移行する。
ステップ212では、算出した時間tがシート制御ECU12に出力されてステップ208へ移行する。すなわち、前方ミリ波レーダー12、前側方ミリ波レーダー14、ステレオカメラ16後方ミリ波レーダー13、後側方ミリ波レーダー15等によって検出した前方物体までの距離と、ステップ202で算出した相対速度から衝突までの時間tを算出して、算出した時間tをシート制御ECU12に随時出力する。
また、ステップ208では、衝突までの時間tが予め定めた時間t1未満か否か判定され、該判定が肯定された場合にはステップ210へ移行し、否定された場合にはステップ200に戻って上述の処理が繰り返される。
ステップ210では、危険状況を表す信号(高速作動要求)がシート制御ECU12に出力されてステップ200に戻って上述の処理が繰り返される。
続いて、本発明の第2実施形態に係わる車両用シート制御装置のシート制御ECU12で行われる処理について説明する。図8は、本発明の第2実施形態に係わる車両用シート制御装置のシート制御ECU12で行われる処理の流れの一例を示すフローチャートである。なお、図8の処理は、図示しないイグニッションスイッチがオンされた場合に開始、イグニッションスイッチがオフまたは衝突した場合等に終了するものとして説明する。
ステップ400では、高速作動要求が衝突判断ECU46から出力されたか否かマイクロコンピュータ16によって判定される。すなわち、上述のステップ210で危険状況を表す信号が出力されたか否かを判定し、該判定が肯定された場合にはステップ402へ移行し、否定された場合にはステップ420へ移行する。
ステップ402では、衝突までの時間tがマイクロコンピュータ16によって衝突判断ECU46から取得されてステップ404へ移行する。すなわち、上述のステップ207が肯定されてステップ212で衝突判断ECU46から衝突までの時間tが出力されることによってマイクロコンピュータ16が衝突までの時間tを取得する。
ステップ404では、衝突までの時間が十分あるか否かマイクロコンピュータ16によって判定される。該判定は、取得した衝突までの時間tとセンサ20の検出結果からモータ18を徐々に加速する制御を行って目標傾斜角度まで調整できるか否かを判定し、該判定が肯定された場合にはステップ406へ移行し、否定された場合にはステップ424へ移行する。
ステップ406では、スタート制御が終了したか否かマイクロコンピュータ16によって判定される。該判定は、後述するモータ加速制御を終了したか否かを判定し、該判定が否定された場合にはステップ408へ移行し、肯定された場合にはステップ410へ移行する。
ステップ408では、モータ18の加速制御(スタート制御)が行われてステップ400に戻って上述の処理が繰り返される。すなわち、マイクロコンピュータ16がモータ駆動回路28を制御することによってモータ18を第3の速度から徐々に加速しながら第4の速度になるように駆動する。これによって、シートバック44の作動開始時の衝撃が緩和されて乗員に対する違和感や不快感を抑制することができる。なお、スタート制御はシートバック44の調整区間のうち予め定めた区間で行うようにしてもよいし、所定時間の間で第3の速度から第4の速度まで加速するようにしてもよい。
ステップ410では、高速作動終了条件を満たしたか否かマイクロコンピュータ16によって判定される。該判定は、例えば、センサ20の検出結果をセンサ入力回路32を介してマイクロコンピュータ16が取得して、シートバック44の傾斜角度が予め定めた目標傾斜角度範囲になったか否かを判定したり、高速作動を開始してから予め定めた時間が経過したか否か等を判定したり、挟み込みなどによりモータ負荷が予め定めた負荷以上となったか否かを判定し、判定が否定された場合にはステップ412へ移行し、判定が肯定された場合にはステップ414へ移行する。
ステップ412では、モータ18の一定速度制御が行われてステップ400に戻って上述の処理が繰り返される。すなわち、マイクロコンピュータ16がセンサ20の検出結果を監視しながら、モータ駆動回路28を制御して一定速度(第4の速度)で駆動するように制御する。
ステップ414では、ストップ制御が終了したか否かマイクロコンピュータ16によって判定される。該判定は、後述するモータ減速制御を終了したか否かを判定し、該判定が否定された場合にはステップ416へ移行し、肯定された場合にはステップ418へ移行する。
ステップ416では、モータ18の減速制御(ストップ制御)が行われてステップ400に戻って上述の処理が繰り返される。すなわち、マイクロコンピュータ16がモータ駆動回路28を制御することによってモータ18を第4の速度から徐々に減速するように制御する。これによって、シートバック44の作動停止時の衝撃が緩和されて乗員に対する違和感や不快感を抑制することができる。なお、ステップ制御はシートバック44の調整区間のうち調整終了に至る前の予め定めた区間で行うようにしてもよいし、所定時間の間で第4の速度から停止する前まで減速するようにしてもよい。
ステップ418では、モータ18が停止されてステップ400に戻って上述の処理が繰り返される。すなわち、ストップ制御が終了したのでマイクロコンピュータ16がモータ駆動回路28を制御することによってモータ18を停止する。
一方、ステップ400の判定が否定されてステップ420へ移行すると、モータ18が作動中か否かマイクロコンピュータ16によって判定される。該判定は、既に高速作動要求によってモータ18が作動されているか否かを判定し、判定が肯定された場合にはステップ422へ移行し、否定された場合にはそのままステップ400に戻って上述の処理が繰り返される。
ステップ422では、モータ18が停止されてステップ400に戻って上述の処理が繰り返される。すなわち、高速作動要求が一旦出力されたがその後出力されていないので、マイクロコンピュータ16がモータ駆動回路28を制御することによって既に作動しているモータ18を停止する。なお、この時、ステップ416のように停止制御を行って停止するようにしてもよい。また、シートバック44の傾斜角度が作動前の傾斜角度になるように戻す制御を行うようにしてもよい。
また、ステップ404の判定が否定されてステップ424へ移行すると、モータ18の一定速度制御が行われてステップ426へ移行する。すなわち、衝突までの時間が十分でないと判断された場合に、スタート制御を行わずに、マイクロコンピュータ16がセンサ20の検出結果を監視しながら、モータ駆動回路28を制御して一定速度(第4の速度)で駆動するように制御する。これによって、危険状況に応じて適切にシートバック44を作動させることができる。
ステップ426では、衝突までの時間tがマイクロコンピュータ16によって衝突判断ECU46から取得されてステップ428へ移行する。すなわち、上述のステップ207が肯定されてステップ212で衝突判断ECU46から衝突までの時間tが出力されることによってマイクロコンピュータ16が衝突までの時間tを取得する。
ステップ428では、衝突までの時間が十分あるか否かマイクロコンピュータ16によって再び判定され、該判定が否定された場合には430へ移行し、肯定された場合にはステップ432へ移行する。
ステップ430では、高速作動終了条件を満たしたか否かマイクロコンピュータ16によって判定される。該判定は、例えば、センサ20の検出結果をセンサ入力回路32を介してマイクロコンピュータ16が取得して、シートバック44の傾斜角度が予め定めた目標傾斜角度範囲になったか否かを判定したり、高速作動を開始してから予め定めた時間が経過したか否か等を判定したり、挟み込みなどによりモータ負荷が予め定めた負荷以上となったか否かを判定し、判定が否定された場合にはステップ424へ戻って上述の処理が繰り返され、判定が肯定された場合にはステップ418へ移行して、モータ18が停止される。
また、ステップ432では、ステップ410と同様に、高速作動終了条件を満たしたか否かマイクロコンピュータ16によって判定され、該判定が肯定された場合にはステップ434へ移行し、否定された場合にはステップ424へ戻って上述の処理が繰り返される。
ステップ434では、ストップ制御が終了したか否かマイクロコンピュータ16によって判定される。該判定は、後述のステップ436で行われるモータ減速制御を終了したか否かを判定し、該判定が否定された場合にはステップ436へ移行し、肯定された場合にはステップ418へ移行してモータ18が停止される。
ステップ436では、モータ18の減速制御(ストップ制御)が行われてステップ434に戻って上述の処理が繰り返される。すなわち、マイクロコンピュータ16がモータ駆動回路28を制御することによってモータ18を第4の速度から徐々に減速するように制御する。これによって、シートバック44の作動停止時の衝撃が緩和されて乗員に対する違和感や不快感を抑制することができる。なお、ステップ制御はシートバック44の調整区間のうち調整終了に至る前の予め定めた区間で行うようにしてもよいし、所定時間の間で第4の速度から停止する前まで減速するようにしてもよい。
すなわち、本実施形態では、衝突判断ECU46によって危険状況が検知されて高速作動要求が出力されると、シート制御ECU12がモータ18を駆動して目標傾斜角度(目標傾斜角度範囲でもよい)になるようにシートバック44の傾斜角度の調整を行う。この時、モータ18を駆動開始する際にスタート制御を行うことによって第3の速度から第4の速度になるように徐々に加速してシートバック調整を行うので、シートバック44の作動時の衝撃を緩和して乗員に対する違和感や不快感を抑制することができる。
また、目標傾斜角度範囲になってモータ18を停止する際には、ストップ制御を行うことによって、第4の速度から徐々に減速して停止するようにモータ18を駆動するので、シートバック44の調整を終了する際にも、シートバック44の作動停止時の衝撃を緩和して乗員に対する違和感や不快感を抑制することができる。
また、本実施形態では、衝突までの時間tから衝突までにシートバック44を目標傾斜角度範囲まで調整可能か否かを判断して、衝突までにシートバック44の調整が間に合わない場合には、スタート制御を行うことなく(スタート制御を禁止して)、第4の速度でモータ18が一定速度で駆動するように制御するので、適切にシートバック44を作動させることができる。
また、本実施形態では、衝突までの時間tをから、衝突までにシートバック44を目標範囲まで調整完了可能か否かを更に判断して、衝突までにシートバック44の調整が間に合わない場合には、ストップ制御を行うことなく(ストップ制御を禁止して)、モータ18を停止するので、適切にシートバック44を作動させることができる。
さらには、本実施形態では、衝突までの時間tを随時更新して、スタート制御やストップ制御の実行有無を更新するので、可能な限りシートバック44の作動フィーリングを向上した制御を行うことができる。
本発明の第1実施形態に係わる車両用シート制御装置の概略構成を示すブロック図である。 (A)はシート操作スイッチの配置の一例を示す図であり、(B)はシート操作スイッチの一例を示す図である。 本発明の第1実施形態に係わる車両用シート制御装置に接続された衝突判断ECUと衝突を判断するための構成の一例を示すブロック図である。 本発明の第1実施形態に係わる車両用シート制御装置において、シート操作スイッチが操作されてシートバックの傾斜角度を調整する際にシート制御ECUで行われる処理の流れの一例を示すフローチャートである。 本発明の第1実施形態に係わる車両用シート制御装置に接続された衝突判断ECUで行われる処理の流れの一例を示すフローチャートである。 本発明の第1実施形態に係わる車両用シート制御装置のシート制御ECUで行われる処理の流れの一例を示すフローチャートである。 本発明の第2実施形態に係わる車両用シート制御装置に接続された衝突判断ECUで行われる処理の流れの一例を示すフローチャートである。 本発明の第2実施形態に係わる車両用シート制御装置のシート制御ECUで行われる処理の流れの一例を示すフローチャートである。
符号の説明
10 車両用シート制御装置
12 シート制御ECU
14 リクライニングアクチュエータ
16 マイクロコンピュータ
18 モータ
24 車両情報入力回路
26 スイッチ入力回路
28 モータ駆動回路
40 シート操作スイッチ
42 車両用シート
44 シートバック
46 衝突判断ECU

Claims (5)

  1. 車両用シートのシートバックの傾斜角度を変更する変更手段と、
    車両周囲の危険状況を予測する予測手段と、
    前記傾斜角度を変更する操作指示を行うための操作手段と、
    前記危険状況が発生するまでの予測時間を算出する算出手段から取得した前記予測時間に基づいて、前記危険状況が発生するまでに前記目標傾斜角度または前記目標傾斜角度範囲まで前記変更手段による変更が可能か否かを判断する判断手段と、
    前記操作手段によって操作指示が行われた場合に、第1の速度で前記傾斜角度の変更を開始し、所定タイミング後に前記第1の速度よりも速い第2の速度で前記傾斜角度を変更するように前記変更手段を制御し、前記予測手段によって前記危険状況が予測された場合に、前記判断手段により変更可能と判断されたときには、前記第1の速度より速い第3の速度で前記傾斜角度の変更を開始し、所定タイミング後に前記第3の速度より速い第4の速度で前記傾斜角度を変更して予め定めた目標傾斜角度または目標傾斜角度範囲になるように前記変更手段を制御し、前記判断手段によって変更不可能と判断されたときには、前記変更手段の変更速度の制御を禁止して前記第4の速度で前記傾斜角度を変更するように制御し、前記変更手段による前記傾斜角度の変更を停止する際には、直ぐに停止せずに減速してから停止するように、前記変更手段を制御する制御手段と、
    を備えた車両用シート制御装置。
  2. 車両用シートのシートバックの傾斜角度を変更する変更手段と、
    車両周囲の危険状況を予測する予測手段と、
    前記傾斜角度を変更する操作指示を行うための操作手段と、
    前記危険状況が発生するまでの予測時間を算出する算出手段から取得した前記予測時間に基づいて、前記危険状況が発生するまでに前記目標傾斜角度または前記目標傾斜角度範囲まで前記変更手段による変更が可能か否かを判断する判断手段と、
    前記操作手段によって操作指示が行われた場合に、第1の速度で前記傾斜角度の変更を開始し、所定タイミング後に前記第1の速度よりも速い第2の速度で前記傾斜角度を変更するように前記変更手段を制御し、前記予測手段によって前記危険状況が予測された場合に、前記判断手段により変更可能と判断されたときには、前記傾斜角度を予め定めた目標傾斜角度または目標傾斜角度範囲になるように前記変更手段を制御し、前記変更手段による前記傾斜角度の変更開始後の予め定めた第1区間、及び前記目標傾斜角度または前記目標傾斜角度範囲に至る前の予め定めた第2区間の少なくとも一方の区間における前記変更手段の変更速度が他の区間よりも低速で前記傾斜角度を変更するように前記変更手段を制御し、前記判断手段によって変更不可能と判断されたときには、前記変更手段の変更速度の制御を禁止して、前記目標傾斜角度または前記目標傾斜角度範囲になるように前記変更手段を制御する制御手段と、
    を備えた車両用シート制御装置。
  3. 前記算出手段が前記予測時間を随時算出して更新し、前記判断手段が前記算出手段で更新された前記予測時間に基づく判断を随時行い、前記制御手段が前記判断手段によって随時判断された判断結果に基づいて前記変更手段を制御する請求項1又は請求項2に記載の車両用シート制御装置。
  4. 前記制御手段が前記変更速度の制御を禁止して前記変更手段による変更を開始するように前記変更手段を制御した後に、前記判断手段によって前記危険状況が発生するまでに前記目標傾斜角度または前記目標傾斜角度範囲まで変更可能と判断された場合に、前記目標傾斜角度または前記目標傾斜角度範囲に至る前の予め定めた第2区間において、前記変更手段の変更速度が他の区間よりも低速で前記傾斜角度を変更するように前記変更手段を制御する請求項3に記載の車両用シート制御装置。
  5. 前記制御手段は、前記変更手段の変更速度を変化させる際に、徐々に前記傾斜角度の変更速度が変化するように前記変更手段を制御する請求項1〜4の何れか1項に記載の車両用シート制御装置。
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