JPH0686577A - 自動車用パワーシートのモータ制御装置 - Google Patents

自動車用パワーシートのモータ制御装置

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JPH0686577A
JPH0686577A JP23028392A JP23028392A JPH0686577A JP H0686577 A JPH0686577 A JP H0686577A JP 23028392 A JP23028392 A JP 23028392A JP 23028392 A JP23028392 A JP 23028392A JP H0686577 A JPH0686577 A JP H0686577A
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JP
Japan
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terminal
electric motor
switch
comparator
seat
Prior art date
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Pending
Application number
JP23028392A
Other languages
English (en)
Inventor
Eiichi Suzuki
木 栄 一 鈴
Tsuneo Hida
田 恒 雄 飛
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Aisin Corp
Original Assignee
Aisin Seiki Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 運転者の簡単な操作のみでパワーシートの作
動量の微調整を可能にすること。 【構成】 一方側の端子31aがリレースイッチSW1
1又はSW21を介して電動モータ2に接続され且つ他
方側の端子31bが接地されており、更に比較器6の出
力端子6cに連動する抵抗切換手段5を有し、抵抗切換
手段5が抵抗手段Rと抵抗手段Rに並列に接続され比較
器6の出力端子6cからの信号によりON,OFFに切
り換えられるスイッチ手段SW31とから構成されてい
ること。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、モータの回転を制御す
ることによって、シートの前後位置、上下位置、傾斜角
度等を調整するための自動車用パワーシートのモータ制
御装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】本発明に関する従来技術としては、特開
平2−283534号公報が知られている。これは、車
両用の電動シートに関するもので、運転者の操作する操
作スイッチによって、電動モータを介して電動シートが
作動するものである。操作スイッチはシーソー式のスイ
ッチであり、運転者の操作方向によってモータの回転方
向が制御され、電動シートの作動方向を選択することが
できるものである。更に、スイッチは運転者の押し込み
量によってモータの回転速度を可変にしており、電動シ
ートの移動量の微調整を行おうとしている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
装置においては、電動シートを移動させる速度によって
運転者がスイッチの押し込み量を操作し分ける必要があ
る為、電動シートの移動量の微調整が適切にされにくく
なる。更に、回路が複雑になり、コストがアップする。
【0004】故に、本発明は、運転者の単純な操作のみ
で電動シートの作動量の微調整を簡単な装置によって行
うことをその技術的課題とするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の技術的課題を解決
するための技術的手段は、シートを駆動する電動モータ
と、車両の運転室に設置され、車両の電源に接続されて
押し込み方向によって電動モータの回転方向を制御する
操作スイッチと、電源と電動モータとの間に配設され、
操作スイッチに連動するリレースイッチと、操作スイッ
チに接続され、電源電圧が操作スイッチを介して入力さ
れる時定数出力回路と、時定数出力回路の出力電圧と所
定の基準電圧値とを比較する比較器と、一方側の端子が
リレースイッチを介して電動モータに接続され且つ他方
側の端子が接地されており、比較器の出力端子に連動す
る抵抗切換手段とを有し、抵抗切換手段が抵抗手段と抵
抗手段に並列に接続され比較器の出力端子からの信号に
よりON,OFFに切り換えられるスイッチ手段とから
構成されていることである。
【0006】
【作用】上記の技術的手段は下記のように作用する。
【0007】運転者が操作スイッチをONに切り換える
と、時定数出力回路による出力電圧と所定の基準電圧値
とが比較される。ここで、時定数出力回路による出力電
圧が所定の基準電圧値より低い場合に、比較器の出力端
子に連動する抵抗切替手段のスイッチ手段がOFFに切
り換えられ、抵抗手段が電動モータに直列に接続されて
電動モータの回転速度が緩和される。又、時定数出力回
路による出力電圧が所定の基準電圧値を越えると、抵抗
切替手段のスイッチ手段がONに切り換えられ、電動モ
ータの回転速度が定速状態に保たれる。
【0008】このように、簡単な構成の制御装置によっ
て電動モータを起動時には低速で回転させることによっ
て、パワーシートがゆっくりと作動し始め、運転者がそ
の押し込み量を調整することなしでパワーシートの作動
量の微調整が可能になる。
【0009】
【実施例】以下、本発明における実施例を図面を用いて
説明する。
【0010】図1は本実施例によるパワーシートの概略
図であり、同図を用いてシートスライド装置の駆動回路
の構成を説明する。
【0011】図1に示されるように、パワーシート10
内には、本発明に係るパワーシートのモータ制御装置1
が装着されている。モータ制御装置1の電動モータ2
は、パワーシート10の側面に設置されたシーソー式操
作スイッチSW12,SW22の押し込み方向によって
回転方向が制御されている。つまり、運転者がSW12
を押し込むと電動モータ2が正転し、運転者がSW22
を押し込むと電動モータ2が反転することにより、シー
トが前後方向に移動されるようになっている。
【0012】図2は本実施例によるパワーシートのモー
タ制御装置の回路図である。
【0013】図2に示されるように、電動モータ2は端
子2aと端子2bとを備えており、端子2aはリレース
イッチSW21の端子21a及び後述する抵抗切換手段
5を介して接地されており、端子2bはリレースイッチ
SW11の端子11a及び抵抗切換手段5を介して接地
されている。リレースイッチSW11及びSW21は、
通常状態において各々端子11aと11c及び21aと
21cとが接続されており、端子11b,21bによっ
て車両の電源3に接続されている。リレースイッチSW
11及びSW21は夫々常時OFFである前述の操作ス
イッチSW12,SW22に連動するようになってい
る。電源3は操作スイッチSW12,SW22を介し
て、時定数出力回路4の入力端子4aに接続されてお
り、操作スイッチSW12,SW22が切り換わること
により、電源3の電圧(通常12V)が時定数出力回路
4の入力端子4aに入力されるようになっている。ここ
で、時定数出力回路4は、ゆっくりと電圧を上げる目的
で用いられている。時定数出力回路4の出力端子4bは
比較器6の正入力端子6aに接続されており、時定数出
力回路4の出力電圧が正入力端子6aに入力されるよう
になっている。一方、比較器6の負入力端子6bに所定
の基準電圧値Cが入力されるようになっている。従つ
て、比較器6は時定数出力回路4の出力電圧と所定の基
準電圧値Cとを比較することになる。
【0014】比較器6の出力端子6cには抵抗切換手段
5が連動するようになっている。抵抗切換手段5の一方
側端子31aはリレースイッチSW11,SW21を介
して電動モータ2に接続されており、他方側端子31b
は接地されている。抵抗切換手段5は抵抗(抵抗手段)
Rとスイッチ(スイッチ手段)SW31とから構成され
ており、スイッチSW31は端子31a及び31bにて
抵抗Rと並列に接続されており、比較器6の出力端子6
cからの命令信号によりON,OFFに切り換えられる
ようになっている。
【0015】次に、本実施例によるパワーシート10の
モータ制御装置の作動を説明する。
【0016】運転者が例えばパワーシート10を車両前
方向に移動させる必要があり、操作スイッチSW12を
押し込んだ時、図2に示す操作スイッチSW12がON
され次いでこれと連動してリレースイッチSW11の端
子11cが端子11bに接続され、電動モータ2の端子
2bが電源3に連通する。操作スイッチSW12がON
されることによって、時定数出力回路4の入力端子4a
と電源3とが連通し時定数出力回路4に電源3の電圧が
印加される。これによって、時定数出力回路4の出力端
子4bから図3のAに示されるような信号即ち時定数出
力回路4の出力電圧が比較器6の正入力端子6aに入力
される。一方、図3のBに示されるような信号即ち所定
の基準電圧値が比較器6の負入力端子6bに入力され
る。正入力端子6a及び負入力端子6bから入力された
信号A,Bに基づいて、比較器6によって次に示すよう
な制御が成される。
【0017】信号Aの電圧レベルが信号Bの電圧レベル
より低い場合即ち起動時においては、図3に示されるよ
うに、抵抗切換手段5のスイッチSW31がOFFに切
り換えられ、その結果、抵抗Rの作用により電動モータ
2の回転速度が通常に比べて略半分に緩和される。一
方、信号Aの電圧レベルが信号Bの電圧レベルを上回っ
た場合においては、図3に示されるように、抵抗切換手
段5のスイッチSW31がONに切り換えられ、その結
果、電動モータ2の回転速度が通常状態になるように加
速する。このように、電動モータ2の回転速度が操作ス
イッチSW12の操作後、2段階に制御されている。従
つて、パワーシート10の車両前方への微調整が可能に
なる。
【0018】一方、運転者が例えばパワーシートを後方
に移動させる必要があり、操作スイッチSW22を押し
込んだ即ち図2に示す操作スイッチSW22がONされ
た時、これと連動してリレースイッチSW21の端子2
1cが端子21bに接続され、電動モータ2の端子2a
が電源3に連通する。操作スイッチSW22がONされ
ることによって、時定数出力回路4の入力端子4aと電
源3とが連通し時定数出力回路4に電源3の電圧が印加
される。その結果、操作スイッチSW12を操作した時
と逆向きに電動モータ2が回転する。その他の動作につ
いては、操作スイッチSW12を操作した時と同様であ
り、パワーシート10の車両後方への微調整が可能にな
る。
【0019】本発明においては、抵抗切換手段5によ
り、電動モータ2の作動速度を操作スイッチSW12又
はSW22の操作直後は低速即ち通常状態時の略半分と
している為、パワーシート10の作動量の微調整が可能
になる。
【0020】尚、本実施例においては、シートスライド
装置の電動モータ2の回転速度制御について説明されて
いるが、これに限定される必要はなく、リクライニン
グ,ヘッドレス等のパワーシート全般の電動モータの回
転速度制御にも適用できる。
【0021】
【発明の効果】本発明は、以下の如く効果を有する。
【0022】操作スイッチがONされた直後においては
パワーシートの電動モータの回転速度が低速に保たれ、
運転者の簡単なスイッチ操作のみでパワーシートの作動
量の微調整が可能になる。又、起動時のショックが発生
せず、作動フィーリングがよい。更に、簡単な回路構成
であるので、コストダウンする。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施例によるパワーシートの概略図である。
【図2】本実施例による自動車用パワーシートのモータ
制御装置の回路図である。
【図3】本実施例による自動車用パワーシートのモータ
制御装置の各信号と電動モータの回転速度のタイムチャ
ートである。
【符号の説明】
1 パワーシートのモータ制御装置 2 電動モータ 3 電源 4 時定数出力回路 5 抵抗切換手段 6 比較器 6c 比較器の出力端子 10 パワーシート SW12,SW22 操作スイッチ SW11,SW21 リレースイッチ SW31 スイッチ(スイッチ手段) R 抵抗(抵抗手段) 31a 抵抗切換手段の一方側端子 31b 抵抗切換手段の他方側端子

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 前記シートを駆動する電動モータと、 車両の運転室に設置され、車両の電源に接続されて押し
    込み方向によって前記電動モータの回転方向を制御する
    操作スイッチと、 前記電源と前記電動モータとの間に配設され、前記操作
    スイッチに連動するリレースイッチと、 前記操作スイッチに接続され、前記電源の電圧が前記操
    作スイッチを介して入力される時定数出力回路と、 時定数出力回路の出力電圧と所定の基準電圧値とを比較
    する比較器と、 一方側の端子が前記リレースイッチを介して前記電動モ
    ータに接続され且つ他方側の端子が接地されており、前
    記比較器の出力端子に連動する抵抗切換手段とを有し、 前記抵抗切換手段は、抵抗手段と前記抵抗手段に並列に
    接続され前記比較器の出力端子からの信号によりON,
    OFFに切り換えられるスイッチ手段とから構成されて
    いることを特徴とする自動車用パワーシートのモータ制
    御装置。
JP23028392A 1992-08-28 1992-08-28 自動車用パワーシートのモータ制御装置 Pending JPH0686577A (ja)

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