JP2009120141A - 車両用シート制御装置 - Google Patents

車両用シート制御装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2009120141A
JP2009120141A JP2007299088A JP2007299088A JP2009120141A JP 2009120141 A JP2009120141 A JP 2009120141A JP 2007299088 A JP2007299088 A JP 2007299088A JP 2007299088 A JP2007299088 A JP 2007299088A JP 2009120141 A JP2009120141 A JP 2009120141A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
speed
vehicle seat
change
state
seat
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2007299088A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroyuki Takahashi
浩幸 高橋
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyota Motor Corp
Original Assignee
Toyota Motor Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toyota Motor Corp filed Critical Toyota Motor Corp
Priority to JP2007299088A priority Critical patent/JP2009120141A/ja
Publication of JP2009120141A publication Critical patent/JP2009120141A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Abstract

【課題】車両用シートの調整時の操作性を向上することを目的とする。
【解決手段】リクライニング傾斜角度の調整速度を、予め定めた速度のHiスピードと、該Hiスピードよりも遅い速度Lowスピードの2速度に変更可能とし、シート操作スイッチが操作開始されてから予め定めたT1時間までは、Lowスピードの速度で作動するようにシートアクチュエータをシート制御ECU22が制御し、T1以上継続操作された場合に、Hiスピードの速度に変更して作動するようにシートアクチュエータをシート制御ECUが制御する。また、衝突を予測して車両用シートを適正状態へ移行する場合には、Hiスピードの速度で作動するようにシートアクチュエータをシート制御ECU22が制御する。
【選択図】図3

Description

本発明は、車両用シート制御装置にかかり、特に、車両用シートの状態をアクチュエータ等によって変更可能な車両用シートを制御する車両用シート制御装置に関する。
車両用シートのクライニング傾斜角度やスライド位置調整をアクチュエータ等により行う車両用シートが従来より提案されている。
このような車両用シートを制御する技術としては、例えば、特許文献1に記載の技術が提案されている。
特許文献1に記載の技術では、車両用シートの状態を変更する少なくとも1つのアクチュエータを駆動する際に、快適性調整のための調整速度と、車両の周囲を検出するセンサによって危険状況を検出した際に車両用シートを適正な状態へ移動するときの調整速度と、を異なる速度として、危険検知時の車両用シート調整を速い速度で調整することが提案されている。
特開2007−500650号公報
しかしながら、特許文献1に記載の技術では、車両用シートを速く調整する能力があるにも拘わらず、快適性調整の際には、一定の遅い速度で調整を行うようにしており、通常の車両用シート調整操作時において大きく動かしたい場合に時間がかかり、改善の余地がある。
本発明は、上記事実を考慮して成されたもので、車両用シートの調整時の操作性を向上することを目的とする。
上記目的を達成するために請求項1に記載の発明は、車両用シートの状態を変更すると共に、当該状態の変更速度が変更可能な変更手段と、車両周囲の危険状況を検出する検出手段の検出結果に基づいて、車両が危険状況にあるか否かを判定する判定手段と、車両用シートの状態の変更及び前記状態の変更速度を指示する操作を行うための操作手段と、前記判定手段によって車両が危険状況にあると判定された場合に、車両用シートの状態を予め定めた適正範囲に変更するように前記変更手段を制御し、前記操作手段によって車両用シートの状態変更の操作が行われた場合に、前記操作手段の操作に応じた変更速度で車両用シートの状態を変更するように前記変更手段を制御する制御手段と、を備えることを特徴としている。
請求項1に記載の発明によれば、変更手段では、車両用シートの状態が変更され、変更速度が変更可能とされている。車両用シートの状態の変更としては、変更手段は、例えば、シートバックの傾斜角度、車両前後方向のシートスライド位置、車両用シートまたはシートクッションの車両床面に対する垂直方向位置、シートバックの乗員の腰部に対応する位置などの種々の車両用シートの状態を変更するものを適用可能である。
判定手段では、車両周囲の危険状況を検出する検出手段の検出結果に基づいて、車両が危険状況にあるか否かが判定される。
操作手段では、車両用シートの状態の変更及び該状態の変更速度を指示するための操作が行われる。すなわち、操作手段によって車両用シートの状態変更指示や状態変更する際の変更速度を指示することができる。
そして、制御手段では、判定手段によって車両が危険状況にあると判定された場合に、車両用シートの状態を予め定めた適正範囲に変更するように変更手段が制御される。また、操作手段によって車両用シートの状態変更の操作が行われた場合には、操作手段の操作に応じた変更速度で車両用シートの状態を変更するように変更手段が制御される。
すなわち、危険状況の場合には、適正範囲に車両用シートの状態を変更するので、衝突などが発生した場合に乗員をシートベルト等によって適正に保護することができる。この時、請求項2に記載の発明のように、危険状況にあると判定された場合に、上限速度で車両用シートの状態を前記適正位置に変更するように変更手段を制御することによって、短時間で車両用シートの状態を適正範囲に変更することができる。
また、乗員が操作手段を操作して車両用シートの調整を行う際には、操作速度を指定して車両用シートの状態変更が可能であるため、大きく動かしたいときは変更速度を速くし、微調整の場合にはゆっくり車両用シートの状態変更ができるので、車両用シートの調整時の操作性を向上することができる。
なお、変更手段は、請求項3に記載の発明のように、無段階の速度で車両用シートの状態を変更可能としてもよい。これによって操作手段による車両用シートの状態の変更速度が任意となるため、車両用シートの調整時の操作性を向上することができる。
また、制御手段は、請求項4に記載の発明のように、操作手段による車両用シートの状態変更よりも危険状況にあると判定された場合の車両用シートの状態変更を優先して行うようにしてもよい。すなわち、操作手段によって車両用シートの状態変更が行われていても、危険状況と判定された場合には、優先的に適正範囲に車両用シートの状態が変更されるので、たとえ車両用シートの状態変更中や適正範囲とは反対方向に車両用シートの状態を変更している場合であっても、危険状況時には早期に車両用シートの状態を適正範囲に変更することができる。
また、変更手段は、請求項5に記載の発明のように、パルスモータを備え、該パルスモータへ印加するパルスのデューティ比を変更することで車両用シートの変更速度を変更可能としてもよい。デューティ比を変更するだけで変更速度が変更可能であるため、コストアップなしで車両用シートの状態の変更速度を変えることができる。
また、制御手段は、請求項6に記載の発明のように、操作手段への操作時間を検出して、検出した操作時間が長くなるに従って変更速度が速くなるように変更手段を制御するようにしてもよい。すなわち、操作手段の操作時間を変更するだけで車両用シートの状態の変更速度を変更することができ、容易に変更速度を変更することができる。
また、操作手段及び制御手段は、請求項7に記載の発明のように、操作手段が、操作力を検出する操作力検出手段を備えて、制御手段が、操作力検出手段によって検出した操作力が増加するに従って変更速度が速くなるように変更手段を制御するようにしてもよい。すなわち、操作手段への操作力を変えるだけで、車両用シートの状態の変更速度を変更することができ、容易に変更速度を変更することができる。
また、操作手段は、請求項8に記載の発明のように、変更速度を選択する選択スイッチを備えるようにしてもよい。これによっても車両用シートの状態の変更速度を容易に変更することができる。
なお、請求項1に記載の発明は、請求項9に記載の発明のように、変更手段が、予め定めた第1速度と、第1速度よりも速い第2速度の2速度で車両用シートの状態を変更可能とされ、操作手段が、回転または移動操作によって車両用シートの状態変更を指示するための指示部材と、該指示部材の回転または移動方向を検出する方向検出手段と、指示部材の押圧を検出する押圧検出手段と、を備えて、制御手段が、押圧検出手段の検出結果に応じて前記第1速度と前記第2速度を切り換えて、方向検出手段によって検出した方向に応じて車両用シートの状態を変更するように前記変更手段を制御するようにしてもよいし、請求項10に記載の発明のように、変更手段が、予め定めた第1速度と、第1速度よりも速い第2速度の2速度で車両用シートの状態を変更可能とされ、操作手段が、2段スイッチを備えて第1速度と前記第2速度とを指示するようにしてもよい。
また、請求項1に記載の発明は、請求項11に記載の発明のように、変更手段が、予め定めた第1速度と、第1速度よりも速い第2速度の2速度で車両用シートの状態を変更可能とされ、制御手段が、判定手段によって車両が危険状況にあると判定された場合に、車両用シートの状態を第2速度で適正範囲に変更するように前記変更手段を制御するようにしてもよい。このとき、請求項12に記載の発明のように、制御手段は、操作手段によって車両用シートの状態変更の操作が行われた場合に、操作手段への乗員の操作時間を検出し、検出した前記操作時間が予め定めた所定時間までは第1速度で車両用シートを変更するように変更手段を制御し、操作時間が所定時間以上となったところで第2速度で車両用シートを変更するように変更手段を制御するようにしてもよい。
以上説明したように本発明によれば、危険状況にあると判定された場合に、車両用シートの状態を適正範囲に変更し、車両用シートの状態変更の操作が行われた場合に、操作手段の操作に応じた変更速度で車両用シートの状態を変更することによって、車両用シートの調整時の操作性を向上することができる、という効果がある。
以下、図面を参照して本発明の実施の形態の一例を詳細に説明する。図1は、本発明の実施の形態に係わる車両用シート制御装置の構成を示すブロック図である。
本発明の実施の形態に係わる車両用シート制御装置10は、図1に示すように、前方の障害物までの距離を検出するための前方ミリ波レーダー12、前側方の障害物までの距離を検出するための前側方ミリ波レーダー14、前方を撮影するステレオカメラ16、衝突を予測する衝突判断ECU18、及び衝突予測された場合に車両用シートの状態を制御するシート制御ECU22を備え、それぞれがバス20に接続されている。
前方ミリ波レーダー12、前側方ミリ波レーダー14、及びステレオカメラ16は、車両周辺を監視して、監視結果を衝突判断ECU18に出力する。
前方ミリ波レーダー12は、例えば、フロントグリル中央付近に設けられ、前側方ミリ波レーダー14は、バンパ内の車幅方向両端付近等に設けられ、それぞれ車両前方や前側方にミリ波を出射することで対象物から反射してきた電波を受信し、伝搬時間やドップラー効果によって生じる周波数差などを基に対象物までの距離や自車との相対速度等を測定するために設けられている。
ステレオカメラ16は、例えば、フロントウインドシールドガラス上方の中央付近車室内に設けられ、車両前方を撮影して、周辺障害物を検出すると共に、障害物までの距離を測定するために設けられている。なお、ステレオカメラ16は、前方ミリ波レーダー12及び前側方ミリ波レーダー14によって障害物までの距離を検出できるので、省略した構成としてもよい。
そして、衝突判断ECU18は、前方ミリ波レーダー12、前側方ミリ波レーダー14、及びステレオカメラ16の検出結果を取得して衝突予測を行う。衝突予測については既知の各種技術を適用することができるので、詳細な説明を省略する。
また、シート制御ECU22は、車両用シートの各状態を変更するためのシートアクチュエータ26が接続されており、衝突判断ECU18によって衝突が予測された場合に、シートアクチュエータ26の動作を制御して、シートリクライニング機構やシートスライド機構を調整し、衝突前までに予め定めた適正状態(適正範囲)に車両用シートの状態を変更する。なお、本実施の形態では、図2(A)に示すように、車両用シート34のシートバック36の傾斜角度が、予め定めたニュートラル位置(ニュートラル範囲)になるようにリクライニング調整するものとして説明するが、これに限るものではなく、車両用シート34の他の状態を変更するようにしてもよい。
また、シート制御ECU22は、シート操作スイッチ28が接続されており、シート操作スイッチ28の操作によって車両用シート34の状態変更が指示された場合にシート操作スイッチ28の指示に応じて、シートアクチュエータ26を動作して、リクライニングやシートスライド等のシートの状態を変更する。
シート操作スイッチ28は、例えば、図2(A)に示すように、車両用シートの側面等に設けられており、図2(B)に示すように、シートバック36の傾斜角度(リクライニング)調整や車両前後方向への車両用シートの移動(シートスライド)等を指示することが可能とされている。
本実施の形態では、シートアクチュエータ26は、シート操作スイッチ28の操作時間によって作動速度が変更可能とされている。本実施の形態では、図3(A)に示すように、予め定めた速度のHiスピードと、該Hiスピードよりも遅い速度Lowスピードの2速度に変更可能とされ、シート操作スイッチ28が操作開始されてから予め定めたT1時間までは、Lowスピードの速度で作動するように、シートアクチュエータ26がシート制御ECU22によって制御され、T1以上継続操作された場合には、Hiスピードの速度に変更されて作動するようにシート制御ECU22によって制御される。
また、衝突を予測して車両用シートを適正状態へ移行する場合には、図3(B)に示すように、初めからHiスピードの速度で作動するようにシートアクチュエータ26がシート制御ECU22によって制御される。
なお、車両用シートの調整速度は、例えば、シートアクチュエータ26へ印加する電流の大きさを制御するようにしてもよいし、シートアクチュエータ26としてパルスモータを用いる場合には、印加するパルスのデューティ比を変更するようにしてもよい。
続いて、上述のように構成された車両用シート制御装置10の衝突判断ECU18で行われる処理について説明する。図4は、本発明の実施の形態に係わる車両用シート制御装置10の衝突判断ECU18で行われる処理の流れの一例を示すフローチャートである。なお、図4の処理は、図示しないイグニッションスイッチがオンされた場合に開始、イグニッションスイッチがオフまたは衝突した場合に終了するものとして説明する。
ステップ100では、前方障害物までの距離が入力されてステップ102へ移行する。すなわち、前方ミリ波レーダー12、前側方ミリ波レーダー14、ステレオカメラ16等の検出結果が入力される。
ステップ102では、相対速度が算出されてステップ104へ移行する。例えば、ミリ波レーダー(前方ミリ波レーダー12や前側方ミリ波レーダー14)によって所定時間毎に検出された前方物体までの距離から相対速度が算出される。なお、ステレオカメラ16の撮影結果を画像処理することによって距離を求めて相対速度を算出するようにしてもよい。
ステップ104では、新たにミリ波レーダーの検出結果が入力されてステップ106へ移行する。
ステップ106では、衝突までの時間tが算出され、ステップ100に戻って上述の処理が繰り返される。すなわち、前方ミリ波レーダー12、前側方ミリ波レーダー14、ステレオカメラ16等によって検出した前方物体までの距離と、ステップ102で算出した相対速度から衝突までの時間tを算出して、ステップ100に戻って上述の処理が繰り返される。
次に、シート制御ECU22で行われる処理について説明する。図5は、本発明の実施の形態に係わる車両用シート制御装置10のシート制御ECU22で行われる処理の流れの一例を示すフローチャートである。なお、図5の処理は、図示しないイグニッションスイッチがオンされた場合に開始し、イグニッションスイッチがオフまたは車両が衝突した場合に終了するものとして説明する。
ステップ200では、衝突判断ECU18によって算出された衝突予測時間tが入力されてステップ202へ移行する。
ステップ202では、衝突予測時間tが予め定めた時間t1未満になったか否か判定され、該判定が肯定された場合にはステップ204へ移行し、否定された場合にはステップ218へ移行する。
ステップ204では、シート位置が適正範囲か否か判定される。該判定は、例えば、シートアクチュエータ26をパルス駆動する場合などでは作動量(パルス数)からシートバック36の傾斜角度が予め定めた適正範囲内にあるか否かを判定したり、シートバック36の傾斜角度を検出するセンサを備える場合にはセンサの検出結果から適正範囲内にあるか否かを判定し、該判定が否定された場合にはステップ206へ移行し、肯定された場合にはステップ200に戻って上述の処理を繰り返す。
ステップ206では、シート手動調整中か否か判定される。該判定は、シート操作スイッチ28の乗員による操作によって車両用シートが手動で調整されているか否かを判定し、該判定が肯定された場合にはステップ208へ移行し、否定された場合にはステップ210へ移行する。
ステップ208では、シート操作スイッチ28による操作がキャンセルされてステップ210へ移行する。すなわち、シート操作スイッチ28による車両用シート34の状態変更よりも衝突予測によって車両用シートの状態変更する処理を優先する。
続いて、ステップ210では、シート調整中か否か判定される。該判定は、既に衝突予測時間tがt1未満となってシートアクチュエータ26が動作しているか否かを判定し、該判定が否定された場合にはステップ212へ移行し、肯定された場合にはステップ214へ移行する。
ステップ212では、シートアクチュエータ26の作動速度がHiスピードで作動開始されることによって、シート調整が開始され、ステップ200に戻って上述の処理が繰り返される。すなわち、図3(B)に示すように、シートアクチュエータ26が上限速度のHiスピードで作動するように車両用シートのリクライニング調整開始される。
一方、ステップ214では、既にシート調整が開始されているので、車両用シートにリクライニング傾斜角度が目標角度(予め定めた適正範囲)になったか否か判定され、該判定が肯定された場合にはステップ216へ移行し、否定された場合にはステップ200に戻って上述の処理が繰り返される。
ステップ216では、シート調整が停止されてステップ200に戻って上述の処理が繰り返される。
また、ステップ202の判定が否定、すなわち、衝突予測時間tがt1以上の場合には、ステップ218へ移行して、シート調整中か否か判定され、該判定が否定された場合にはそのままステップ200に戻って上述の処理が繰り返され、肯定された場合にはステップ220へ移行して、シート調整動作がリセットされた後に、ステップ200に戻って上述の処理が繰り返される。なお、リセットは、シート調整を単に停止するようにしてもよいし、調整前の位置にリクライニング傾斜角度を戻すようにしてもよい。
続いて、シート操作スイッチ28が操作された場合に、シート制御ECU22で行われる処理について説明する。図6は、本発明の実施の形態に係わる車両用シート制御装置10においてシート操作スイッチ28が操作された場合にシート制御ECU22で行われる処理の流れの一例を示すフローチャートである。
ステップ300では、シート操作スイッチ28により傾斜方向の指示を表す操作が行われたか否か判定される。該判定は、シート操作スイッチ28のリクライニング調整の操作された方向が傾斜方向か否かを判定し、該判定が肯定された場合にはステップ302へ移行し、否定された場合には起立方向が操作されたものとしてステップ304へ移行する。
ステップ302では、Lowスピードで傾斜方向へシートバック36が移動されてステップ306へ移行する。すなわち、上述したLowスピードでシートアクチュエータ26を駆動することによってシートバック36を傾斜方向へ移動する。
ステップ304では、Lowスピードで起立方向へシートバック36が移動されてステップ306へ移行する。すなわち、上述したLowスピードでシートアクチュエータ26を駆動することによってシートバック36を起立方向へ移動する。
ステップ306では、操作時間が所定時間継続したか否か判定される。該判定は、例えば、図3(A)に示すように、操作時間が予め定めた時間T1以上継続したか否かを判定し、該判定が肯定された場合にはステップ308へ移行し、否定された場合にはステップ312へ移行する。
ステップ308では、シートバック移動速度がHiスピードに切り換えられてステップ310へ移行する。すなわち、図3(A)に示すように、Lowスピードよりも速い速度のHiスピードにシートアクチュエータ26の作動が切り換えられ、シートバック36の移動速度が加速される。これによって、シートバック36を早く所望の位置に移動させたい場合には、シート操作スイッチ28を継続して操作することで、シートアクチュエータ26の作動速度が加速するので、一定の速度でシートバック36を移動する場合に比べて利便的に扱うことができ、操作性を向上することができる。
また、ステップ310では、シート操作スイッチ28への操作が継続されているか否か判定され、該判定が否定された場合には肯定されるまで待機してステップ312へ移行する。
ステップ312では、シートアクチュエータ26を停止することによってシート移動が停止されてステップ300に戻って上述の処理が繰り返される。
すなわち、本実施の形態に係わる車両用シート制御装置10では、衝突予測時間が予め定めた時間t1未満か否かを検出することによって、車両の危険状況を判定し、危険状況の場合には、シートバック36の傾斜角度を適正範囲になるようにシートアクチュエータ26を駆動することによって、シートベルトの位置関係や乗員姿勢が適正となり、衝突等の衝撃に対して乗員を保護することができる。また、この時、シートバック36の移動速度を上限速度(本実施の形態では、Lowスピードと、HiスピードのうちHiスピード)で移動するようにシートアクチュエータ26を作動するので、短時間で車両用シート34の状態を適正範囲に変更することができる。
また、シート調整を行う際には、シート操作スイッチ28の操作時間に応じて、リクライニング傾斜角度の調整速度がLowスピードからHiスピードに切り替わるので、微調整や大きく移動させたい等の乗員の要求に応えることができ、車両用シートの操作性を向上することができる。
なお、上記の実施の形態では、危険状況と判定して、シートバック36を適正範囲へ移動させる場合に、Hiスピード(上限速度)で移動するようにしたが、これに限るものではなく、衝突予測時間tまでにシートバック36の傾斜角度を適正範囲に調整できれば、上限速度ではなく、Lowスピードでもよいし、他の速度でもよい。また、図7(A)に示すように、段階的に速度を変更して、衝突予測時間tまでにシートバック36の調整を終了するようにしてもよい。
また、上記の実施の形態では、シート操作スイッチ28の操作時間に応じて、シートアクチュエータ26の作動速度をLowスピードとHiスピードに切り換えるようにしたが、これに限るものではなく、例えば、調整速度切り換えボタン等をシート操作スイッチ28に設けて、速度切り換えボタンによって調整速度を切り換えるようにしてもよい。調整速度切り換えボタンの具体的な例としては、例えば、図2(B)に示すリクライニングスイッチ28Aの回転方向を検出するスイッチと、該リクライニングスイッチ28Aの押圧方向を検出するスイッチと、を設けて、回転方向に応じてリクライニング傾斜角度を変更し、押圧方向のスイッチのオンオフに応じてHiスピードとLowスピードを切り換えるようにしてもよいし、図2(B)に示すリクライニングスイッチ28Aを各方向(起立方向または傾斜方向)それぞれ2段スイッチとして、図7(B)に示すように、1段目のスイッチでLowスピードで作動し、2段目のスイッチでHiスピードに切り換えるようにしてもよい。
また、上記の実施の形態では、車両用シートの状態の変更速度は、HiスピードとLowスピードの2つの速度としたが、これに限るものではなく、例えば、複数の変更速度を設けるようにしてもよいし、変更速度を無段階としてもよい。複数の変更速度を設ける場合には、例えば、調整速度選択ボタンを設けて調整速度を切り換えるようにしてもよい。また、変更速度を無段階とする場合には、例えば、図7(C)に示すように、スイッチ操作の操作時間に応じて作動速度を変更(例えば、操作時間が増加するに従って作動速度を速く)するようにしてもよいし、シート操作スイッチ28に圧力検出センサ等を設けて操作力を検出するようにして、図7(D)に示すように、スイッチ操作力に応じてシートアクチュエータ26の作動速度を変更(例えば、操作力が増加するに従ってシートアクチュエータ26の作動速度が速く)するようにしてもよい。何れの場合においても危険状況と判定してシートバック36を適正範囲に移動させる際には、上限速度で移動するようにしてもよいし、上述したように他の速度で移動するようにしてもよい。
また、上記の実施の形態では、シート操作スイッチ28による車両用シートの状態の変更として、シートバック36の傾斜角度を例として主に説明したが、これに限るものではなく、この他の一例としては、車両前後方向のシートスライド位置、車両用シートまたはシートクッションの車両床面に対する垂直方向位置、シートバック36の乗員の腰部に対応する位置などの種々の車両用シートの状態を変更するものに適用するようにしてもよい。
本発明の実施の形態に係わる車両用シート制御装置の構成を示すブロック図である。 (A)は本発明の実施の形態に係わる車両用シート制御装置の制御対象となる車両用シートの一例を示す図であり、(B)はシート操作スイッチの一例を示す図である。 (A)はシート操作スイッチの操作時間とシートアクチュエータの作動速度の関係を示すグラフであり、(B)は衝突予測時のシートアクチュエータの作動速度を示すグラフである。 本発明の実施の形態に係わる車両用シート制御装置の衝突判断ECUで行われる処理の流れの一例を示すフローチャートである。 本発明の実施の形態に係わる車両用シート制御装置のシート制御ECUで行われる処理の流れの一例を示すフローチャートである。 本発明の実施の形態に係わる車両用シート制御装置においてシート操作スイッチが操作された場合にシート制御ECUで行われる処理の流れの一例を示すフローチャートである。 (A)は危険状況と判定して、シートバックを適正範囲へ移動させる場合の作動速度の他の一例を示すグラフであり、(B)は2段スイッチを用いた場合の作動速度の変更の一例を示すグラフであり、(C)はスイッチ操作時間に応じて作動速度を変更する場合の一例を示すグラフであり、(D)は操作力に応じて作動速度を変更する場合の一例を示すグラフである。
符号の説明
10 車両用シート制御装置
12 前方ミリ波レーダー
14 前側方ミリ波レーダー
16 ステレオカメラ
18 衝突判断ECU
20 バス
22 シート制御ECU
26 シートアクチュエータ
28 シート操作スイッチ
34 車両用シート

Claims (12)

  1. 車両用シートの状態を変更すると共に、当該状態の変更速度が変更可能な変更手段と、
    車両周囲の危険状況を検出する検出手段の検出結果に基づいて、車両が危険状況にあるか否かを判定する判定手段と、
    車両用シートの状態の変更及び前記状態の変更速度を指示する操作を行うための操作手段と、
    前記判定手段によって車両が危険状況にあると判定された場合に、車両用シートの状態を予め定めた適正範囲に変更するように前記変更手段を制御し、前記操作手段によって車両用シートの状態変更の操作が行われた場合に、前記操作手段の操作に応じた変更速度で車両用シートの状態を変更するように前記変更手段を制御する制御手段と、
    を備えた車両用シート制御装置。
  2. 前記制御手段が、前記危険状況にあると判定された場合に、上限速度で車両用シートの状態を前記適正位置に変更するように前記変更手段を制御することを特徴とする請求項1に記載の車両用シート制御装置。
  3. 前記変更手段が、無段階の速度で車両用シートの状態を変更可能とされいることを特徴とする請求項1に記載の車両用シート制御装置。
  4. 前記制御手段は、前記操作手段による車両用シートの状態変更よりも前記危険状況にあると判定された場合の車両用シートの状態変更を優先して行うことを特徴とする請求項1〜3の何れか1項に記載の車両用シート制御装置。
  5. 前記変更手段は、パルスモータを備え、該パルスモータへ印加するパルスのデューティ比を変更することで前記変更速度を変更可能としたことを特徴とする請求項1〜4の何れか1項に記載の車両用シート制御装置。
  6. 前記制御手段は、前記操作手段への操作時間を検出して、検出した操作時間が長くなるに従って前記変更速度が速くなるように前記変更手段を制御することを特徴とする請求項1〜5に記載の車両用シート制御装置。
  7. 前記操作手段は、操作力を検出する操作力検出手段を備え、前記制御手段が、前記操作力検出手段によって検出した操作力が増加するに従って前記変更速度が速くなるように前記変更手段を制御することを特徴とする請求項1〜5に記載の車両用シート制御装置。
  8. 前記操作手段が、前記変更速度を選択する選択スイッチを備えることを特徴とする請求項1〜5に記載の車両用シート制御装置。
  9. 前記変更手段が、予め定めた第1速度と、前記第1速度よりも速い第2速度の2速度で車両用シートの状態を変更可能とされ、前記操作手段が、回転または移動操作によって車両用シートの状態変更を指示するための指示部材と、該指示部材の回転または移動方向を検出する方向検出手段と、前記指示部材の押圧を検出する押圧検出手段と、を備えて、前記制御手段が、前記押圧検出手段の検出結果に応じて前記第1速度と前記第2速度を切り換えて、前記方向検出手段によって検出した方向に応じて車両用シートの状態を変更するように前記変更手段を制御することを特徴とする請求項1に記載の車両用シート制御装置。
  10. 前記変更手段が、予め定めた第1速度と、前記第1速度よりも速い第2速度の2速度で車両用シートの状態を変更可能とされ、前記操作手段が、2段スイッチを備えて前記第1速度と前記第2速度とを指示することを特徴とする請求項1に記載の車両用シート制御装置。
  11. 前記変更手段が、予め定めた第1速度と、前記第1速度よりも速い第2速度の2速度で車両用シートの状態を変更可能とされ、前記制御手段が、前記判定手段によって車両が危険状況にあると判定された場合に、車両用シートの状態を前記第2速度で前記適正範囲に変更するように前記変更手段を制御することを特徴とする請求項1に記載の車両用シート制御装置。
  12. 前記制御手段は、前記操作手段によって車両用シートの状態変更の操作が行われた場合に、前記操作手段への乗員の操作時間を検出し、検出した前記操作時間が予め定めた所定時間までは前記第1速度で車両用シートを変更するように前記変更手段を制御し、前記操作時間が前記所定時間以上となったところで前記第2速度で車両用シートを変更するように前記変更手段を制御することを特徴とする請求項11に記載の車両用シート制御装置。
JP2007299088A 2007-11-19 2007-11-19 車両用シート制御装置 Pending JP2009120141A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007299088A JP2009120141A (ja) 2007-11-19 2007-11-19 車両用シート制御装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007299088A JP2009120141A (ja) 2007-11-19 2007-11-19 車両用シート制御装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2009120141A true JP2009120141A (ja) 2009-06-04

Family

ID=40812772

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2007299088A Pending JP2009120141A (ja) 2007-11-19 2007-11-19 車両用シート制御装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2009120141A (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
GB2498859A (en) * 2012-01-25 2013-07-31 Gm Global Tech Operations Inc Vehicle seat back adjustment mechanism
WO2014084329A1 (ja) * 2012-11-29 2014-06-05 東海ゴム工業株式会社 パワーシート装置
JP2014533633A (ja) * 2011-11-23 2014-12-15 ジョンソン・コントロールズ・ゲー・エム・ベー・ハー 座席位置を調整するための装置及び方法
JP2017197011A (ja) * 2016-04-27 2017-11-02 本田技研工業株式会社 車両制御システム、車両制御方法、および車両制御プログラム
CN108973801A (zh) * 2018-06-08 2018-12-11 浙江众泰汽车制造有限公司 一种主动保护乘客的座椅装置及其控制方法

Citations (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6217438U (ja) * 1985-07-18 1987-02-02
JPS6317133A (ja) * 1986-07-08 1988-01-25 Fuji Heavy Ind Ltd 自動車のパワ−シ−ト装置
JPS6460931A (en) * 1987-08-31 1989-03-08 Kanto Seiki Co Switch
JPH02283534A (ja) * 1989-04-21 1990-11-21 Tachi S Co Ltd 車両用パワーシートのモータ制御装置
JPH0492439U (ja) * 1990-12-28 1992-08-12
JPH0686577A (ja) * 1992-08-28 1994-03-25 Aisin Seiki Co Ltd 自動車用パワーシートのモータ制御装置
JP2005119646A (ja) * 2003-09-25 2005-05-12 Aisin Seiki Co Ltd 車両用シート装置
JP2005178443A (ja) * 2003-12-16 2005-07-07 Honda Motor Co Ltd 車両用乗員保護装置
JP2005227328A (ja) * 2004-02-10 2005-08-25 Canon Inc 光学ユニットの制御装置、光学装置及び撮影装置
JP2006008026A (ja) * 2004-06-28 2006-01-12 Aisin Seiki Co Ltd 車両の乗員保護装置
JP2007500650A (ja) * 2003-05-15 2007-01-18 ローベルト ボツシユ ゲゼルシヤフト ミツト ベシユレンクテル ハフツング 車両のための乗員保護システム及び車両のための乗員保護システムを作動するための方法

Patent Citations (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6217438U (ja) * 1985-07-18 1987-02-02
JPS6317133A (ja) * 1986-07-08 1988-01-25 Fuji Heavy Ind Ltd 自動車のパワ−シ−ト装置
JPS6460931A (en) * 1987-08-31 1989-03-08 Kanto Seiki Co Switch
JPH02283534A (ja) * 1989-04-21 1990-11-21 Tachi S Co Ltd 車両用パワーシートのモータ制御装置
JPH0492439U (ja) * 1990-12-28 1992-08-12
JPH0686577A (ja) * 1992-08-28 1994-03-25 Aisin Seiki Co Ltd 自動車用パワーシートのモータ制御装置
JP2007500650A (ja) * 2003-05-15 2007-01-18 ローベルト ボツシユ ゲゼルシヤフト ミツト ベシユレンクテル ハフツング 車両のための乗員保護システム及び車両のための乗員保護システムを作動するための方法
JP2005119646A (ja) * 2003-09-25 2005-05-12 Aisin Seiki Co Ltd 車両用シート装置
JP2005178443A (ja) * 2003-12-16 2005-07-07 Honda Motor Co Ltd 車両用乗員保護装置
JP2005227328A (ja) * 2004-02-10 2005-08-25 Canon Inc 光学ユニットの制御装置、光学装置及び撮影装置
JP2006008026A (ja) * 2004-06-28 2006-01-12 Aisin Seiki Co Ltd 車両の乗員保護装置

Cited By (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014533633A (ja) * 2011-11-23 2014-12-15 ジョンソン・コントロールズ・ゲー・エム・ベー・ハー 座席位置を調整するための装置及び方法
GB2498859A (en) * 2012-01-25 2013-07-31 Gm Global Tech Operations Inc Vehicle seat back adjustment mechanism
CN103223885A (zh) * 2012-01-25 2013-07-31 通用汽车环球科技运作有限责任公司 调节装置、汽车座位、汽车和其方法
US9539919B2 (en) 2012-01-25 2017-01-10 GM Global Technology Operations LLC Adjusting device for adjusting a motor vehicle seat, motor vehicle seat, motor vehicle and method for adjusting a motor vehicle seat
WO2014084329A1 (ja) * 2012-11-29 2014-06-05 東海ゴム工業株式会社 パワーシート装置
US9283869B2 (en) 2012-11-29 2016-03-15 Sumitomo Riko Company Limited Power seat device
DE112013004088B4 (de) * 2012-11-29 2019-11-28 Sumitomo Riko Company Limited Elektrisch verstellbare Sitzvorrichtung
JP2017197011A (ja) * 2016-04-27 2017-11-02 本田技研工業株式会社 車両制御システム、車両制御方法、および車両制御プログラム
CN108973801A (zh) * 2018-06-08 2018-12-11 浙江众泰汽车制造有限公司 一种主动保护乘客的座椅装置及其控制方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4678424B2 (ja) 乗員保護装置
JP4911040B2 (ja) 乗員保護装置
JP4891306B2 (ja) 乗員保護装置
RU2424924C1 (ru) Устройство защиты пассажира транспортного средства
JP6582458B2 (ja) ドライビングポジション制御装置
KR100865213B1 (ko) 머리 받침 제어 장치
CN109843652B (zh) 开关位置的调整方法以及车辆用操作装置
JP4727717B2 (ja) 車両用シート制御装置
EP2349775B1 (en) Vehicle control apparatus and control method thereof
JP2009120141A (ja) 車両用シート制御装置
JP2008195323A (ja) 車両用シート操作装置
WO2018008508A1 (ja) 車両用シート制御装置
JP2009292418A (ja) 乗員保護装置
JP5363147B2 (ja) 乗員保護装置
JP2005119646A (ja) 車両用シート装置
WO2019124172A1 (ja) 車両シート制御装置
JP2019089365A (ja) 車両の制御装置
JP2010149719A (ja) シート装置
JP2010155571A (ja) 乗員保護装置
JP2009248791A (ja) 乗員保護装置
JP2009298353A (ja) 乗員保護装置
JP2009196412A (ja) 乗員保護装置
JP2018150005A (ja) 車両用テーブル装置
KR20230137600A (ko) 자동차의 파워 스위블 시트 구동장치 및 이의 구동 제어방법
JP2023102522A (ja) シート制御装置、シート制御方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20091207

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20120406

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20120410

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20120604

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20120710

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20120830

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20121204