JP4725399B2 - 車両用空気浄化装置 - Google Patents
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Description
第1空間(43)に外気の流れ(B)を発生させる外気流れ発生手段(23、24)と、
第1空間(43)と第2空間(44)とを連通する連通部と、
第2空間(44)に内気を導入する内気導入部(16a)と、
連通部および内気導入部(16a)を開閉して、第2空間(44)に内気と外気とを切り替え導入する開閉手段(63)とを備え、
透過膜(21)は開閉手段(63)に設けられ、連通部および内気導入部(16a)を開閉することを第1の特徴とする。
低圧空間が排水部(11b)である。
透過膜(21)の折り目が延びる方向(C)が外気の流れ(B)方向と平行になるように透過膜(21)が配置されている。
外気を車室内(12)に導入する必要性があると判定したときには連通部を開くように開閉手段(63)を制御し、外気を車室内(12)に導入する必要性がないと判定したときには連通部を閉じるように開閉手段(63)を制御する制御手段(45)とを備える。
第2空間(44)に内気の流れ(A)を発生させる内気流れ発生手段(15)と、
第1空間(43)と第2空間(44)とを連通する連通部と、
第2空間(44)に内気を導入する内気導入部(16a)と、
連通部および内気導入部(16a)を開閉して、第2空間(44)に内気と外気とを切り替え導入する開閉手段(63)とを備え、
透過膜(21)は開閉手段(63)に設けられ、連通部および内気導入部(16a)を開閉することを第2の特徴とする。
内気送風機が空調用送風機(15)である。
以下、本発明の第1実施形態について図1〜図3に基づいて説明する。図1は本発明による車両用空気浄化装置を搭載した車両の概要を示す模式図である。本実施形態による車両用空気浄化装置は車両用空調装置10と一体化された構成になっている。
ここで、Trは内気温センサ47により検出される内気温、Tamは外気温センサ48により検出される外気温、Tsは日射量センサ49により検出される日射量、Kset、Kr、Kam、Ksは制御ゲインおよびCは補正用の定数である。
なお、Teは蒸発器温度センサ50により検出された蒸発器吹出温度信号であり、Twは水温センサ46により検出された水温信号である。
上記第1実施形態では、外気送風機24によって外気を圧送することによって第1空間43に外気の流れを発生させているが、本実施形態では、図4に示すように、第1空間43を、第1空間43よりも静圧の低い低圧空間(本実施形態では排水部11b)と連通させることによって第1空間43に外気の流れを発生させている。
上記各実施形態では、透過膜21の折り目が延びる方向Dが略水平になるように透過膜21を配置しているが、本実施形態では、図5に示すように、第1の面21aのうち外気排出口19cに近い側の部位が外気排出口19cから離れる側の部位よりも下方に傾斜するように透過膜21を配置している。
上記第3実施形態では、透過膜21のうち外気排出口19cに近い側の部位が外気排出口19cから離れる側の部位よりも下方に傾斜するように透過膜21を配置しているが、本実施形態では、図6に示すように、透過膜21の第1の面21aを重力方向と平行に配置している。
上記第1実施形態では、外気導入ダクト19の下流端部を透過膜21で閉塞することによって常に外気が空調用送風機15のケース16内に直接流入しないようになっているが、本実施形態では、図7に示すように、外気導入ダクト19の下流端部を開閉する開閉手段63を設けることによって外気の導入と遮断とを切り替え可能にしている。
回転軸64の一端部はサーボモータからなる電気駆動装置65に接続され、電気駆動装置65は空調用電子制御装置45より駆動される。したがって、空調用電子制御装置45により透過膜21の回転位置(開度)が調整される。なお、電気駆動装置65は本発明における駆動手段に該当し、空調用電子制御装置45は本発明における制御手段に該当するものである。
(1)上記各実施形態では、車両用空気浄化装置を車両用空調装置10と一体化しているが、必ずしも車両用空気浄化装置を車両用空調装置10と一体化する必要はない。すなわち、上記各実施形態に対して蒸発器28、ヒータコア31、エアミックスドア33、吹出モードドア37、38、39等を廃止して、車両用空気浄化装置を単体で構成してもよい。
21a…第1の面、21b…第2の面、24…外気送風機、
28…蒸発器(冷却用熱交換器)、43…第1空間、44…第2空間、
A…内気の流れ、B…外気の流れ。
Claims (13)
- 外気と接触する第1の面(21a)と、その反対側の面であって内気と接触する第2の面(21b)とを有し、前記第1の面(21a)側の第1空間(43)と前記第2の面(21b)側の第2空間(44)の酸素濃度および二酸化炭素濃度を均一にするように酸素および二酸化炭素を選択的に透過させる透過膜(21)と、
前記第1空間(43)に前記外気の流れ(B)を発生させる外気流れ発生手段(23、24)と、
前記第1空間(43)と前記第2空間(44)とを連通する連通部と、
前記第2空間(44)に前記内気を導入する内気導入部(16a)と、
前記連通部および前記内気導入部(16a)を開閉して、前記第2空間(44)に前記内気と前記外気とを切り替え導入する開閉手段(63)とを備え、
前記透過膜(21)は前記開閉手段(63)に設けられ、前記連通部および前記内気導入部(16a)を開閉することを特徴とする車両用空気浄化装置。 - 前記外気流れ発生手段が、前記外気を圧送する外気送風機(24)であることを特徴とする請求項1に記載の車両用空気浄化装置。
- 前記外気流れ発生手段が、前記第1空間(43)と、前記第1空間(43)よりも静圧が低い低圧空間(11b、62)とを連通する連通路(23)であることを特徴とする請求項1に記載の車両用空気浄化装置。
- 車室内(12)に向かって空気が流れる空気通路を形成する空調ケース(11)と、前記空調ケース(11)内に配置され前記空気を冷却する冷却用熱交換器(28)と、前記空調ケース(11)内と車室外とを連通し前記冷却用熱交換器(28)で発生する凝縮水を前記車室外に排水する排水部(11b)とを備える車両用空調装置(10)に適用される車両用空気浄化装置であって、
前記低圧空間が前記排水部(11b)であることを特徴とする請求項3に記載の車両用空気浄化装置。 - 前記低圧空間が、車両外部であって車両走行時に走行風が流れる空間(62)であることを特徴とする請求項3に記載の車両用空気浄化装置。
- 前記第1の面(21a)のうち前記外気の流れ(B)方向下流側部位が前記外気の流れ(B)方向上流側部位よりも下方に傾斜するように前記透過膜(21)が配置されていることを特徴とする請求項1ないし5のいずれか1つに記載の車両用空気浄化装置。
- 前記第1の面(21a)が重力方向と平行になるように前記透過膜(21)が配置されていることを特徴とする請求項1ないし5のいずれか1つに記載の車両用空気浄化装置。
- 前記透過膜(21)が波状に折られており、
前記透過膜(21)の折り目が延びる方向(C)が前記外気の流れ(B)方向と平行になるように前記透過膜(21)が配置されていることを特徴とする請求項1ないし7のいずれか1つに記載の車両用空気浄化装置。 - 前記開閉手段(63)を開閉駆動する駆動手段(65)と、
前記外気を前記車室内(12)に導入する必要性があると判定したときには前記連通部を開くように前記開閉手段(63)を制御し、前記外気を前記車室内(12)に導入する必要性がないと判定したときには前記連通部を閉じるように前記開閉手段(63)を制御する制御手段(45)とを備えることを特徴とする請求項1ないし8のいずれか1つに記載の車両用空気浄化装置。 - 前記第2空間(44)に前記内気の流れ(A)を発生させる内気流れ発生手段(15)を備えることを特徴とする請求項1ないし9のいずれか1つに記載の車両用空気浄化装置。
- 外気と接触する第1の面(21a)と、その反対側の面であって内気と接触する第2の面(21b)とを有し、前記第1空間(43)と前記第2空間(44)の酸素濃度および二酸化炭素濃度を均一にするように酸素および二酸化炭素を選択的に透過させる透過膜(21)と、
前記第2空間(44)に前記内気の流れ(A)を発生させる内気流れ発生手段(15)と、
前記第1空間(43)と前記第2空間(44)とを連通する連通部と、
前記第2空間(44)に前記内気を導入する内気導入部(16a)と、
前記連通部および前記内気導入部(16a)を開閉して、前記第2空間(44)に前記内気と前記外気とを切り替え導入する開閉手段(63)とを備え、
前記透過膜(21)は前記開閉手段(63)に設けられ、前記連通部および前記内気導入部(16a)を開閉することを特徴とする車両用空気浄化装置。 - 前記内気流れ発生手段が、前記内気を圧送する内気送風機(15)であることを特徴とする請求項10または11に記載の車両用空気浄化装置。
- 車室内(12)に向かって空気を送風する空調用送風機(15)と、前記空気が流れる空気通路を形成する空調ケース(11)と、前記空調ケース(11)内に配置され前記空気を冷却する冷却用熱交換器(28)とを備える車両用空調装置(10)に適用される車両用空気浄化装置であって、
前記内気送風機が前記空調用送風機(15)であることを特徴とする請求項12に記載の車両用空気浄化装置。
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