JPH092060A - 自動車用空気調和装置のエアーフィルタ - Google Patents
自動車用空気調和装置のエアーフィルタInfo
- Publication number
- JPH092060A JPH092060A JP7159384A JP15938495A JPH092060A JP H092060 A JPH092060 A JP H092060A JP 7159384 A JP7159384 A JP 7159384A JP 15938495 A JP15938495 A JP 15938495A JP H092060 A JPH092060 A JP H092060A
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- air
- filter
- dust
- frame
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 濾材を保持するフレームへの塵埃の付着を防
止できる自動車用空気調和装置のエアーフィルタ」を提
供すること。 【構成】自動車用空気調和装置のクーラユニット20内
に空気流の方向に対向して設けられ、濾材1と当該濾材
を保持するフレーム2とを有する自動車用空気調和装置
のエアーフィルタであり、濾材1の風上側の面1aと少
なくとも面一になるように切り欠いたフレーム2の底辺
2aに塵埃などが溜まることなく、ドレン孔22から車
室外に排出される。
止できる自動車用空気調和装置のエアーフィルタ」を提
供すること。 【構成】自動車用空気調和装置のクーラユニット20内
に空気流の方向に対向して設けられ、濾材1と当該濾材
を保持するフレーム2とを有する自動車用空気調和装置
のエアーフィルタであり、濾材1の風上側の面1aと少
なくとも面一になるように切り欠いたフレーム2の底辺
2aに塵埃などが溜まることなく、ドレン孔22から車
室外に排出される。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、自動車用空気調和装置
内に設けられるエアーフィルタに関し、特に濾材を保持
するフレームへの塵埃の付着を防止できる自動車用空気
調和装置のエアーフィルタに関する。
内に設けられるエアーフィルタに関し、特に濾材を保持
するフレームへの塵埃の付着を防止できる自動車用空気
調和装置のエアーフィルタに関する。
【0002】
【従来の技術】自動車用空気調和装置には、エバポレー
タへの塵埃の付着や悪臭の防止を目的としてエバポレー
タの前面側にエアーフィルタが設けられている。
タへの塵埃の付着や悪臭の防止を目的としてエバポレー
タの前面側にエアーフィルタが設けられている。
【0003】図4に示すように、一般的なエアーフィル
タFは、紙やグラスウールからなる濾材1をジグザグ状
に折り曲げたり重ね合わせ、この濾材1の周囲にフレー
ム2を取り付けることにより構成されている。
タFは、紙やグラスウールからなる濾材1をジグザグ状
に折り曲げたり重ね合わせ、この濾材1の周囲にフレー
ム2を取り付けることにより構成されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、従来のエア
ーフィルタFは、空気流の方向に対向して設けられたフ
ィルタ前面で捕捉された塵埃が自動車の振動などによっ
て底辺のフレーム2aに落下し、ここに溜まった塵埃D
が異臭の原因になるという問題があった。これは、長期
間使用されて目詰まりしたフィルタに発生する傾向があ
る。
ーフィルタFは、空気流の方向に対向して設けられたフ
ィルタ前面で捕捉された塵埃が自動車の振動などによっ
て底辺のフレーム2aに落下し、ここに溜まった塵埃D
が異臭の原因になるという問題があった。これは、長期
間使用されて目詰まりしたフィルタに発生する傾向があ
る。
【0005】本発明は、このような従来技術の問題点に
鑑みてなされたものであり、濾材を保持するフレームへ
の塵埃の付着を防止できる自動車用空気調和装置のエア
ーフィルタを提供することを目的とする。
鑑みてなされたものであり、濾材を保持するフレームへ
の塵埃の付着を防止できる自動車用空気調和装置のエア
ーフィルタを提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1に記載の発明は、自動車用空気調和装置の
送風ダクト内に空気流の方向に対向して設けられた濾材
をフレームにより保持してなる自動車用空気調和装置の
エアーフィルタにおいて、前記濾材の風上側の面と少な
くとも面一になるように前記フレームの底辺が切り欠か
れていることを特徴としている。このエアーフィルタに
おいては、前述した濾材の風上側の面と面一になるよう
にフレームの底辺を切り欠いても良く、底辺の一部を省
略して切り欠いても良い。また、濾材の風上側の面がジ
グザグ状であればフレームの底辺もこの形状に合わせて
ジグザグ状に切り欠く。一方、濾材の風上側の面が平坦
である場合はフレームの底辺もこの形状に合わせて直線
状に切り欠く。請求項2に記載の発明に係るエアーフィ
ルタは、底面にドレン孔が形成されたクーラユニットに
設けられ、該クーラユニットを前記濾材に付着した塵埃
等が前記ドレン孔まで落下するように構成したことを特
徴としている。
に、請求項1に記載の発明は、自動車用空気調和装置の
送風ダクト内に空気流の方向に対向して設けられた濾材
をフレームにより保持してなる自動車用空気調和装置の
エアーフィルタにおいて、前記濾材の風上側の面と少な
くとも面一になるように前記フレームの底辺が切り欠か
れていることを特徴としている。このエアーフィルタに
おいては、前述した濾材の風上側の面と面一になるよう
にフレームの底辺を切り欠いても良く、底辺の一部を省
略して切り欠いても良い。また、濾材の風上側の面がジ
グザグ状であればフレームの底辺もこの形状に合わせて
ジグザグ状に切り欠く。一方、濾材の風上側の面が平坦
である場合はフレームの底辺もこの形状に合わせて直線
状に切り欠く。請求項2に記載の発明に係るエアーフィ
ルタは、底面にドレン孔が形成されたクーラユニットに
設けられ、該クーラユニットを前記濾材に付着した塵埃
等が前記ドレン孔まで落下するように構成したことを特
徴としている。
【0007】
【作用】このように構成された請求項1に記載の発明
は、濾材の風上側表面で捕捉された塵埃は、自動車の振
動によってフレームの底辺に落下するが、本発明の自動
車用空気調和装置のエアーフィルタでは、濾材の風上側
の面と少なくとも面一になるようにフレームの底辺が切
り欠かれているので、この塵埃は、フレームの底辺に溜
まることがなく、そのまま落下する。したがって、塵埃
がエアーフィルタに溜まることがなく、目詰りが少なく
なり、メンテナンスフリーも可能となり、塵埃等が付着
することにより生じるエバポレータからの異臭の発生も
防止でき、乗員に不快感を与えることが少なくなる。請
求項2に記載の発明は、エアーフィルタから落下した塵
埃は、ドレン孔まで到達するので、この塵埃は、エバポ
レータからの凝縮水により系外に簡単に洗い流すことが
でき、塵埃による異臭の発生が確実に低減し、乗員に不
快感を与えることがない。
は、濾材の風上側表面で捕捉された塵埃は、自動車の振
動によってフレームの底辺に落下するが、本発明の自動
車用空気調和装置のエアーフィルタでは、濾材の風上側
の面と少なくとも面一になるようにフレームの底辺が切
り欠かれているので、この塵埃は、フレームの底辺に溜
まることがなく、そのまま落下する。したがって、塵埃
がエアーフィルタに溜まることがなく、目詰りが少なく
なり、メンテナンスフリーも可能となり、塵埃等が付着
することにより生じるエバポレータからの異臭の発生も
防止でき、乗員に不快感を与えることが少なくなる。請
求項2に記載の発明は、エアーフィルタから落下した塵
埃は、ドレン孔まで到達するので、この塵埃は、エバポ
レータからの凝縮水により系外に簡単に洗い流すことが
でき、塵埃による異臭の発生が確実に低減し、乗員に不
快感を与えることがない。
【0008】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面に基づいて説
明する。図1は本発明の一実施例を示す斜視図、図2は
本発明の他の実施例を示す要部斜視図、図3は本発明の
一実施例に係る自動車用空気調和装置を示す概念図であ
る。
明する。図1は本発明の一実施例を示す斜視図、図2は
本発明の他の実施例を示す要部斜視図、図3は本発明の
一実施例に係る自動車用空気調和装置を示す概念図であ
る。
【0009】図3に示すように、本実施例の自動車用空
気調和装置のユニットは、上流側から、インテークユニ
ット10、クーラユニット20、ヒータユニット30の
順に接続されており、インテークユニット10の空気取
入口11,12からインテークユニット10内に取り入
れられた室外あるいは室内の空気は、ファン13によっ
てクーラユニット20に送風される。
気調和装置のユニットは、上流側から、インテークユニ
ット10、クーラユニット20、ヒータユニット30の
順に接続されており、インテークユニット10の空気取
入口11,12からインテークユニット10内に取り入
れられた室外あるいは室内の空気は、ファン13によっ
てクーラユニット20に送風される。
【0010】クーラユニット20には、エンジンルーム
内に設けられた冷房サイクルに接続されクーラユニット
20に流下した空気との間で熱交換を行うことにより当
該空気を冷却するエバポレータ21が設けられており、
エアコンのスイッチがONされて冷房サイクルが作動し
ている場合には、インテークユニット10から流下した
空気は、エバポレータ21によって冷却される。
内に設けられた冷房サイクルに接続されクーラユニット
20に流下した空気との間で熱交換を行うことにより当
該空気を冷却するエバポレータ21が設けられており、
エアコンのスイッチがONされて冷房サイクルが作動し
ている場合には、インテークユニット10から流下した
空気は、エバポレータ21によって冷却される。
【0011】一方、エアコンのスイッチがOFFとなっ
て冷房サイクルが停止している場合は、インテークユニ
ット10から流下した空気は、エバポレータ21をその
まま通過してヒータユニット30に送風される。
て冷房サイクルが停止している場合は、インテークユニ
ット10から流下した空気は、エバポレータ21をその
まま通過してヒータユニット30に送風される。
【0012】図3において「22」は、クーラユニット
20の底面20aに設けられたドレン孔であり、このド
レン孔22には、図示しないダッシュパネルを貫通して
設けられているドレン管の一端が連結され、エバポレー
タ21からの凝縮水がクーラユニット20の摺鉢状の底
面20aに集められ、ドレン孔22及びドレン管を通っ
て車室外に排出されるようになっている。
20の底面20aに設けられたドレン孔であり、このド
レン孔22には、図示しないダッシュパネルを貫通して
設けられているドレン管の一端が連結され、エバポレー
タ21からの凝縮水がクーラユニット20の摺鉢状の底
面20aに集められ、ドレン孔22及びドレン管を通っ
て車室外に排出されるようになっている。
【0013】ヒータユニット30には、エンジン冷却水
が循環するヒータコア31が設けられており、さらにこ
のヒータコア31を通過する空気通路32と、ヒータコ
ア31を迂回する空気通路33とが形成されている。そ
して、これら両空気通路32,33を通過する空気量の
比は、ヒータコア31の前面に設けられたミックスドア
34によって制御され、この両空気通路32,33を通
過する空気量の比率を調節することにより、ヒータコア
31の下流側に形成されたミックスチャンバ35に流下
した空気の温度が調節される。
が循環するヒータコア31が設けられており、さらにこ
のヒータコア31を通過する空気通路32と、ヒータコ
ア31を迂回する空気通路33とが形成されている。そ
して、これら両空気通路32,33を通過する空気量の
比は、ヒータコア31の前面に設けられたミックスドア
34によって制御され、この両空気通路32,33を通
過する空気量の比率を調節することにより、ヒータコア
31の下流側に形成されたミックスチャンバ35に流下
した空気の温度が調節される。
【0014】ヒータユニット30に形成されたミックス
チャンバ35には、主に温風を乗員の足下に吹き出すた
めのフット口36が形成されており、このフット口36
から直接あるいは短いダクトを介して乗員の足下に温風
が吹き出されるようになっている。
チャンバ35には、主に温風を乗員の足下に吹き出すた
めのフット口36が形成されており、このフット口36
から直接あるいは短いダクトを介して乗員の足下に温風
が吹き出されるようになっている。
【0015】また、このミックスチャンバ35には、主
に冷風などの調和空気を乗員の上半身に向けて配風する
ベント口37、フロントガラス等に向けて配風するデフ
ロスト口38が形成されており、調和された空気は、ベ
ント口37、デフロスト口38に接続されたダクトを介
して吹き出される。
に冷風などの調和空気を乗員の上半身に向けて配風する
ベント口37、フロントガラス等に向けて配風するデフ
ロスト口38が形成されており、調和された空気は、ベ
ント口37、デフロスト口38に接続されたダクトを介
して吹き出される。
【0016】本実施例のエアーフィルタFは、図3に示
すようにクーラユニット20のエバポレータ21の上流
側に設けられ、未然に塵埃等がエバポレータ21に付着
するのを防止し、悪臭の発生を防止している。
すようにクーラユニット20のエバポレータ21の上流
側に設けられ、未然に塵埃等がエバポレータ21に付着
するのを防止し、悪臭の発生を防止している。
【0017】また、本実施例では、クーラユニット20
にエアーフィルタFが設けられているが、本発明のエア
ーフィルタFは、これに限定されるものではなく、空気
流路を構成する送風ダクト内であれば、インテークユニ
ット10、ヒータユニット30あるいはこれらユニット
10,20,30の接続部分に設けることも可能であ
る。
にエアーフィルタFが設けられているが、本発明のエア
ーフィルタFは、これに限定されるものではなく、空気
流路を構成する送風ダクト内であれば、インテークユニ
ット10、ヒータユニット30あるいはこれらユニット
10,20,30の接続部分に設けることも可能であ
る。
【0018】本実施例のエアーフィルタFは、図1に示
すように、例えば紙製の濾材1をジグザグ状に折り曲
げ、この濾材1の周囲にフレーム2を設けたものであ
り、特に頂辺と底辺のフレーム2a,2bを濾材1の風
上側の面1aと面一になるようにジグザグ状に形成して
いる。すなわち、風上側に対して濾材1が凹部となって
いるフレーム2の底辺2aの部位は切り欠かかれてい
る。
すように、例えば紙製の濾材1をジグザグ状に折り曲
げ、この濾材1の周囲にフレーム2を設けたものであ
り、特に頂辺と底辺のフレーム2a,2bを濾材1の風
上側の面1aと面一になるようにジグザグ状に形成して
いる。すなわち、風上側に対して濾材1が凹部となって
いるフレーム2の底辺2aの部位は切り欠かかれてい
る。
【0019】また、同図に示すように、エアーフィルタ
Fを固定するためにクーラユニット20の底面20aに
設けられた固定部3も、エアーフィルタFの濾材1の面
1aに合わせてジグザグ状に形成されている。
Fを固定するためにクーラユニット20の底面20aに
設けられた固定部3も、エアーフィルタFの濾材1の面
1aに合わせてジグザグ状に形成されている。
【0020】なお、図1において「4」は、エアーフィ
ルタFのフレーム2の底辺2aに形成された凸条部5が
嵌合してエアーフィルタFを固定するための凹条部であ
る。
ルタFのフレーム2の底辺2aに形成された凸条部5が
嵌合してエアーフィルタFを固定するための凹条部であ
る。
【0021】次に作用を説明する。図1に示すように、
本実施例のエアーフィルタFは、凸条部5が凹条部4に
嵌合するように、クーラユニット20の底面に形成され
た固定部3に取り付けられている。このようにしてエバ
ポレータ21の上流側に空気流の方向に対向してエアー
フィルタFを立設すると、濾材1の風上側の表面1aで
塵埃が捕捉される。この表面1aにて捕捉された塵埃
は、自動車の振動によってフレーム2の底辺2aに向か
って落下する。
本実施例のエアーフィルタFは、凸条部5が凹条部4に
嵌合するように、クーラユニット20の底面に形成され
た固定部3に取り付けられている。このようにしてエバ
ポレータ21の上流側に空気流の方向に対向してエアー
フィルタFを立設すると、濾材1の風上側の表面1aで
塵埃が捕捉される。この表面1aにて捕捉された塵埃
は、自動車の振動によってフレーム2の底辺2aに向か
って落下する。
【0022】ここにおいて、本実施例のエアーフィルタ
Fは、濾材1の風上側の面1aと少なくとも面一になる
ようにフレーム2の底辺2aがジグザグ状に切り欠かれ
ているので、濾材1の表面1aから落下した塵埃は、フ
レーム2の底辺2aに溜まることなく、空気の流れてい
る領域外に移動し、空気の流れを邪魔することはなくな
る。
Fは、濾材1の風上側の面1aと少なくとも面一になる
ようにフレーム2の底辺2aがジグザグ状に切り欠かれ
ているので、濾材1の表面1aから落下した塵埃は、フ
レーム2の底辺2aに溜まることなく、空気の流れてい
る領域外に移動し、空気の流れを邪魔することはなくな
る。
【0023】しかも、クーラユニット20の底面20a
にドレン孔22が形成されていると、濾材1に付着した
塵埃等は、クーラユニット20に沿ってドレン孔22ま
で落下することになる。このドレン孔22まで落下した
塵埃は、エバポレータ21で生じクーラユニット20の
底面20aに沿ってドレン孔22まで流れてきた凝縮水
によって洗い流され、ドレン孔22から車室外等の系外
へ排出される。
にドレン孔22が形成されていると、濾材1に付着した
塵埃等は、クーラユニット20に沿ってドレン孔22ま
で落下することになる。このドレン孔22まで落下した
塵埃は、エバポレータ21で生じクーラユニット20の
底面20aに沿ってドレン孔22まで流れてきた凝縮水
によって洗い流され、ドレン孔22から車室外等の系外
へ排出される。
【0024】したがって、本実施例の自動車用空気調和
装置のエアーフィルタFは、いわば自己浄化機能を発揮
することになり、これにより常に所定の空気浄化能力を
発揮し、清浄な空気をエバポレータ21に導くことにな
る。したがって、エバポレータ21は、塵埃等により能
力が低下させられることはなく、所望の熱交換機能を発
揮することになり、しかも、塵埃により生じる異臭の発
生も防止でき、乗員に不快感を与えることもない。
装置のエアーフィルタFは、いわば自己浄化機能を発揮
することになり、これにより常に所定の空気浄化能力を
発揮し、清浄な空気をエバポレータ21に導くことにな
る。したがって、エバポレータ21は、塵埃等により能
力が低下させられることはなく、所望の熱交換機能を発
揮することになり、しかも、塵埃により生じる異臭の発
生も防止でき、乗員に不快感を与えることもない。
【0025】なお、以上説明した実施例は、本発明の理
解を容易にするために記載されたものであって、本発明
を限定するために記載されたものではない。したがっ
て、上記の実施例に開示された各要素は、本発明の技術
的範囲に属する全ての設計変更や均等物をも含む趣旨で
ある。
解を容易にするために記載されたものであって、本発明
を限定するために記載されたものではない。したがっ
て、上記の実施例に開示された各要素は、本発明の技術
的範囲に属する全ての設計変更や均等物をも含む趣旨で
ある。
【0026】例えば、図1に示す実施例では、フレーム
2の頂辺2bと底辺2aの両辺を濾材1の面1aに合わ
せてジグザグ状に形成したが、本発明のエアーフィルタ
Fでは、底辺2aのみをジグザグ状に形成しても良い。
また、エアーフィルタFをクーラユニット20に固定す
るための固定部3は、図1に示す形状にのみ限定される
ことはなく、例えば図2に示すように、エアーフィルタ
Fの底辺2aの両端のみを保持する構造であっても良
い。
2の頂辺2bと底辺2aの両辺を濾材1の面1aに合わ
せてジグザグ状に形成したが、本発明のエアーフィルタ
Fでは、底辺2aのみをジグザグ状に形成しても良い。
また、エアーフィルタFをクーラユニット20に固定す
るための固定部3は、図1に示す形状にのみ限定される
ことはなく、例えば図2に示すように、エアーフィルタ
Fの底辺2aの両端のみを保持する構造であっても良
い。
【0027】また、エバポレータ21の下流側にエアー
フィルタFを設けることもでき、この場合には、エバポ
レータ21で生じる凝縮水が下流側に飛散する事態を防
止できるという利点があるのみでなく、エアーフィルタ
Fが捕捉した塵埃等を凝縮水が洗い流すという利点や、
この凝縮水によりクーラユニット20のドレン孔22に
溜まった塵埃等をから車室外に排出するという利点もあ
る。
フィルタFを設けることもでき、この場合には、エバポ
レータ21で生じる凝縮水が下流側に飛散する事態を防
止できるという利点があるのみでなく、エアーフィルタ
Fが捕捉した塵埃等を凝縮水が洗い流すという利点や、
この凝縮水によりクーラユニット20のドレン孔22に
溜まった塵埃等をから車室外に排出するという利点もあ
る。
【0028】
【発明の効果】以上述べたように、請求項1に記載の発
明は、濾材の表面に付着した塵埃がエアーフィルタに溜
まらず落下するようにしたので、エアーフィルタの目詰
りが少なくなり、メンテナンスフリーも可能となり、塵
埃等が付着することにより生じるエバポレータからの異
臭の発生も防止でき、乗員に不快感を与えることが少な
くなる。特に、本発明のエアーフィルタを、底面にドレ
ン孔が形成されたクーラユニットに設け、濾材に付着し
た塵埃等がドレン孔まで落下するように構成すれば、塵
埃等はドレン孔まで落下させることができ、凝縮水によ
り系外に簡単に洗い流すことができる。
明は、濾材の表面に付着した塵埃がエアーフィルタに溜
まらず落下するようにしたので、エアーフィルタの目詰
りが少なくなり、メンテナンスフリーも可能となり、塵
埃等が付着することにより生じるエバポレータからの異
臭の発生も防止でき、乗員に不快感を与えることが少な
くなる。特に、本発明のエアーフィルタを、底面にドレ
ン孔が形成されたクーラユニットに設け、濾材に付着し
た塵埃等がドレン孔まで落下するように構成すれば、塵
埃等はドレン孔まで落下させることができ、凝縮水によ
り系外に簡単に洗い流すことができる。
【図1】 本発明の一実施例を示す斜視図である。
【図2】 本発明の他の実施例を示す要部斜視図であ
る。
る。
【図3】 本発明の一実施例を示す全体概念図である。
【図4】 従来のエアーフィルタを示す要部斜視図であ
る。
る。
1…濾材、 1a…濾材の風上側の
面、2…フレーム、 2a…底辺、3…
固定部、 20…クーラユニット、2
0a…クーラユニットの底面、21…エバポレータ、2
2…ドレン孔、 F…エアーフィルタ。
面、2…フレーム、 2a…底辺、3…
固定部、 20…クーラユニット、2
0a…クーラユニットの底面、21…エバポレータ、2
2…ドレン孔、 F…エアーフィルタ。
Claims (2)
- 【請求項1】 自動車用空気調和装置の送風ダクト内に
空気流の方向に対向して設けられた濾材(1) をフレーム
(2) により保持してなる自動車用空気調和装置のエアー
フィルタにおいて、前記濾材(1) の風上側の面と少なく
とも面一になるように前記フレーム(2) の底辺(2a)が切
り欠かれていることを特徴とする自動車用空気調和装置
のエアーフィルタ。 - 【請求項2】 前記エアーフィルタ(F) は、底面(20a)
にドレン孔(22)が形成されたクーラユニット(20)に設け
られ、該クーラユニット(20)を前記濾材(1)に付着した
塵埃等が前記ドレン孔(22)まで落下するように構成した
ことを特徴とする請求項1に記載の自動車用空気調和装
置のエアーフィルタ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7159384A JPH092060A (ja) | 1995-06-26 | 1995-06-26 | 自動車用空気調和装置のエアーフィルタ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7159384A JPH092060A (ja) | 1995-06-26 | 1995-06-26 | 自動車用空気調和装置のエアーフィルタ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH092060A true JPH092060A (ja) | 1997-01-07 |
Family
ID=15692625
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7159384A Pending JPH092060A (ja) | 1995-06-26 | 1995-06-26 | 自動車用空気調和装置のエアーフィルタ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH092060A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
FR2810900A1 (fr) * | 2000-06-29 | 2002-01-04 | Valeo Climate Control Ltd | Filtre a air pour ventilation de vehicule |
JP2007276750A (ja) * | 2006-04-12 | 2007-10-25 | Denso Corp | 車両用空気浄化装置 |
JP2018118722A (ja) * | 2017-01-24 | 2018-08-02 | 株式会社デンソー | 車両用空調装置 |
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1995
- 1995-06-26 JP JP7159384A patent/JPH092060A/ja active Pending
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