JP4721374B2 - 光コネクタ - Google Patents

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Description

この発明は光コネクタに関し、特に防水性を有する光コネクタに関する。
従来、シェル部材とインシュレータとフェルールと封止部材とファイバ保持部材とを備える光コネクタが知られている(下記特許文献1参照)。
シェル部材はほぼ円筒状であり、その外周面にはフランジ状のシェル保持部が形成されている。シェル部材の先端部の内周面には突起が形成され、シェル部材の後端部の内周面には周方向に沿って溝が形成され、溝にはストッパ部材が着脱可能に装着される。
インシュレータはほぼ円柱状であり、シェル部材に挿入され、シェル部材の突起とストッパ部材とで固定される。インシュレータには貫通穴が形成されている。貫通穴は光コネクタの相手側光コネクタに対する嵌合・離脱方向へ延びている。貫通穴の後端部の内周面には雌ネジが形成されている。貫通穴の先端部の内径は貫通穴の他の部分の内径よりも小さく、貫通穴の他の部分の内径はほぼ等しい。
フェルールはほぼ円筒状であり、光ファイバコードの一端部の光ファイバ素線を保持する。フェルールはフランジ状のフェルール保持部を有する。
フェルールはインシュレータの貫通穴に挿入される。フェルールの先端部は貫通穴の先端部から突出する。フェルールのフェルール保持部はインシュレータの貫通穴の先端部に突き当たる。
封止部材は弾性部材で形成され、ほぼリング状であり、フェルールの後端部に装着される。封止部材は水が貫通穴を通過するのを阻止する。
ファイバ保持部材はほぼ円筒状であり、ファイバ貫通穴を有する。ファイバ貫通穴には光ファイバコードが通される。また、ファイバ貫通穴の先端部にはフェルールの後端部が挿入される。ファイバ保持部材の後端部の外周面にはインシュレータの雌ネジにねじ込まれる雄ネジが形成されている。
次に、この従来の光コネクタの組立について説明する。
予め、ファイバ保持部材に光ファイバコードを通しておくとともに、封止部材が装着されたフェルールに光ファイバコードの一端部の光ファイバ素線を保持させておく。
まず、インシュレータがシェル部材の突起に突き当たるまでインシュレータをシェル部材に挿入する。
インシュレータがシェル部材の突起に突き当たったら、シェル部材の溝にストッパ部材を装着してインシュレータをシェル部材に固定する。
次に、封止部材を装着したフェルールをインシュレータの貫通穴に挿入し、フェルールを治具等を用いて貫通穴の先端部まで押し込む。フェルールが押し込まれると、フェルールの先端部は貫通穴から前方へ突出する。
最後に、ファイバ保持部材をインシュレータの貫通穴に挿入し、ファイバ保持部材の雄ネジをインシュレータの雌ネジにねじ込み、ファイバ保持部材の先端で封止部材をフェルールのフェルール保持部に押し付ける。
以上の作業工程を経て光コネクタの組立が完了する。
特開平10−311933号公報(段落0016〜0022、図1)
上述の光コネクタでは、封止部材が装着されたフェルールをインシュレータの貫通穴に挿入し、治具等で貫通穴の先端部まで押し込んだとき、封止部材が貫通穴の内周面(特に雌ねじの部分)を擦りながら移動するので、封止部材が損傷するおそれがある。その結果、光コネクタの防水性を得られなくなることがあった。
この発明はこのような事情に鑑みてなされたもので、その課題は組立時にシール部材が損傷しにくい光コネクタを提供することである。
前述の課題を解決するため請求項1の発明の光コネクタは、貫通孔を有するハウジングと、前記貫通孔に挿入される挿入部材と、光ファイバを保持し、前記貫通孔に収容される保持部材と、前記保持部材の外周面に装着され、流体が前記貫通孔を通過するのを阻止するシール部材とを備え、前記ハウジングの貫通孔の途中に、前記シール部材を圧縮状態で収容するシール部材収容部が形成され、前記挿入部材が前記貫通孔に挿入されたときに前記シール部材を前記シール部材収容部に押し込む押込部と、この押込部の後側に連なるおねじ部とが、前記挿入部材に設けられており、前記貫通孔は、前記おねじ部がねじ込まれるめねじ部を有し、前記めねじ部は、前記シール部材収容部の後側に位置し、前記めねじ部の内径は、前記シール部材収容部の内径よりも大きく、前記シール部材の外径は、前記シール部材収容部の内径よりも大きく、前記めねじ部の内径よりも小さいことを特徴とする。
ハウジングの貫通孔に挿入された挿入部材の押込部によって貫通孔の途中に位置するシール部材収容部にシール部材が押し込まれたとき、シール部材が圧縮され、その復帰力によりシール部材がシール部材収容部の内周面と保持部材の外周面とに押し付けられて、高いシール力が生じる。また、シール部材はハウジングの貫通孔の途中に位置するシール部材収容部に押し込まれたときはじめて貫通孔の内周面に接触する。すなわち、シール部材はシール部材収容部に押し込まれるまでは貫通孔の内周面に接触しない。
請求項2の発明は、請求項1記載の光コネクタにおいて、前記保持部材が、前記光ファイバを保持するフェルールと、このフェルールの挿入部材側端部に装着され、前記挿入部材が前記貫通孔に挿入されたときに前記シール部材を受け止めるフランジ部を有するフランジ部材とで構成され、前記フランジの外周面に凹部が形成され、前記ハウジングの貫通孔の内周面に前記凹部に嵌合可能な凸部が形成されていることを特徴とする。
請求項3の発明は、請求項1又は2記載の光コネクタにおいて、前記挿入部材が前記貫通孔に挿入されたときに前記貫通孔から外部へ突出する操作部が、前記挿入部材に設けられていることを特徴とする。
この発明によれば、組立時にシール部材が損傷しにくい光コネクタを提供することができる。
図1はこの発明の一実施形態の光コネクタと光アダプタとの嵌合状態を示す斜視図である。 図2は図1に示す光コネクタと光アダプタとの断面図である。 図3は図1に示す光コネクタの斜視図である。 図4は図1に示す光コネクタのハウジングの斜視図である。 図5は図4に示すハウジングの背面図である。 図6は図1に示す光コネクタのハウジングの断面図である。 図7は図2に示す光コネクタの保持部材の部分断面図である。 図8は図7に示す保持部材の背面図である。 図9は図1に示す光アダプタの斜視図である。 図10は図9に示す光アダプタの断面図である。 図11はハウジングに保持部材の一部を挿入した状態を示す断面図である。 図12はハウジングのシール部材収容部にシール部材が収容される直前の状態を示す断面図である。 図13はハウジングのシール部材収容部にシール部材が収容された状態を示す断面図である。 図14はシール部材収容部にシール部材が収容された後にハウジングから挿入部材を抜いた状態を示す断面図である。 図15はハウジングに挿入部材をねじ込んだ状態を示す断面図である。 図16は光コネクタに光アダプタを接続する前の状態を示す斜視図である。 図17は光アダプタに相手側光コネクタを接続する前の状態を示す斜視図である。 図18は光アダプタに相手側光コネクタ接続した状態を示す斜視図である。
以下、この発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
図1はこの発明の一実施形態の光コネクタ1と光アダプタ20との嵌合状態を示す斜視図、図2は図1に示す光コネクタ1と光アダプタ20との断面図、図3は図1に示す光コネクタ1の斜視図、図4は図1に示す光コネクタ1のハウジング3の斜視図、図5は図4に示すハウジング3の背面図、図6は図1に示す光コネクタ1のハウジング3の断面図である。なお、図1ではパネル17が省略されている。
図1に示すように、光コネクタ1は光アダプタ20と組み合わされて使用される。
図2、図3に示すように、光コネクタ1はハウジング3と挿入部材5と保持部材7とシール部材9とスリーブ11とシール部材12とを備えている。光コネクタ1は光ファイバコード19に接続され、パネル17に固定されている。光ファイバコード19は、図示しない繊維状のコア及びこのコアを覆うクラッドからなる光ファイバ並びにこの光ファイバを覆う一次被覆で構成された光ファイバ素線191と、光ファイバ素線191を覆う二次被覆192と、二次被覆192を覆う外皮193とで構成されている。
図4、図5、図6に示すように、ハウジング3はプレート状部31と角柱状部32と円柱状部33とを有する。
プレート状部31は矩形であり、プレート状部31の角部にはそれぞれねじ挿入孔311が形成されている。プレート状部31の円柱状部33側の面には溝312が形成されている。溝312をハウジング3の後側から見たとき、溝312は円柱状部33を取り囲んでいる(図5参照)。
角柱状部32はプレート状部31の前側に形成されている。角柱状部32の2つの角部にはそれぞれガイド穴321が形成されている。2つのガイド穴321は同じ対角線上に位置する。角柱状部32の両側面にはピン挿入孔322が形成されている(図4参照)。ピン挿入孔322にはピン35が挿入され、固定されている(図3参照)。角柱状部32の上面にはキー溝323が形成されている。
円柱状部33はプレート状部31の後側に形成されている。
ハウジング3の中心部には貫通孔34が形成されている。図6に示すように、貫通孔34の内径は一様ではなく、内径を違えることによって貫通孔34の内周面に、フェルール保持部341、フランジ収容部342、シール部材収容部343、収容部344、めねじ部345及び受容部346が形成されている。ハウジング3の前側(図6の左側)から後側(図6の右側)へ、受容部346、フェルール保持部341、フランジ収容部342、シール部材収容部343、収容部344及びめねじ部345の順に並んでいる。
ハウジング3の光アダプタ20に対する嵌合・離脱方向Dでフェルール保持部341は貫通孔34のほぼ中間位置にあり、フランジ収容部342等の他の部分の内径に較べ、フェルール保持部341の内径はもっとも小さい。フランジ収容部342はフェルール保持部341の後側に連なる。フランジ収容部342の内径はフェルール保持部341の内径よりも大きい。フランジ収容部342の内周面には凸部342aが形成されている(図5参照)。シール部材収容部343はフランジ収容部342の後側に連なる。シール部材収容部343の内径はフランジ収容部342の内径よりも大きい。収容部344はシール部材収容部343の後側に連なる。収容部344の内径はシール部材収容部343の内径よりも大きい。めねじ部345は収容部344の後側に連なる。めねじ部345の内径は収容部344の内径よりも小さい。めねじ部345の内周面にはめねじ(図示省略)が形成されている。受容部346はフェルール保持部341の前側に連なる。受容部346は大径部分346aと小径部分346bとを有する。大径部分346aは小径部分346bの前側に位置する。大径部分346aの内径は小径部分346bの内径よりも大きい。
図2に示すように、挿入部材5は押込部51とおねじ部52と操作部53とを有し、操作部53を除き、ハウジング3の貫通孔34に挿入される。押込部51は円柱状であり、おねじ部52が貫通孔34のめねじ部345にねじ込まれたとき、シール部材収容部343に挿入される。おねじ部52は円柱状であり、押込部51の後側に連なる。おねじ部52の外径は押込部51の外径よりも大きい。おねじ部52の外周面にはおねじ(図示省略)が形成されている。おねじ部52はめねじ部345にねじ込まれる。挿入部材5の中心部には貫通孔54が形成されている。
図7は図2に示す光コネクタ1の保持部材7の部分断面図、図8は図7に示す保持部材7の背面図である。図7では保持部材7の上半分が切断されている。
図2に示すように、保持部材7は光ファイバ素線191を保持し、ハウジング3の貫通孔34に収容される。図7に示すように、保持部材7はフェルール71とフランジ部材72とで構成されている。
図7に示すように、フェルール71は例えばジルコニア製であり、ほぼ円柱状である。フェルール71の中心部には保持孔711が形成されている。保持孔711には光ファイバコード19の光ファイバ素線191が挿入され、保持されている。フェルール71の後端部にはテーパ面712が形成されている。テーパ面712は保持孔711の内周面に連なる。テーパ面712は光ファイバ素線191を保持孔711に導く。
フランジ部材72は例えばステンレス製であり、フランジ部721と大径部722と小径部723とを有する。フランジ部721の外周面には4つの凹部721aが等間隔に形成されている。フランジ部721はハウジング3の貫通孔34のフランジ収容部342に収容される。このとき、4つのうちの1つの凹部721aにハウジング3の凸部342aが嵌合する。これにより、保持部材7の回転が阻止される。また、凸部342aと嵌合する凹部721aを4つの凹部721aのなかから適宜選択することによって、相手側光ファイバ素線(図示せず)に対する光ファイバ素線191の光軸回りの位置を調節することができる。大径部722はフランジ部721の後側に連なる。大径部722の外径はフランジ部721の外径よりも小さい。小径部723は大径部722の後側に連なる。小径部723の外径は大径部722の外径よりも小さい。
フランジ部材72の中心部には大径孔724と小径孔725とが形成されている。大径孔724は保持部材7の長手方向Lに沿ってフランジ部721の前端面から大径部722の中間位置まで延びている。大径孔724はフェルール71の後端部を受け容れ、保持する。小径孔725は長手方向Lに沿って大径部722の中間位置から小径部723の後端まで延びている。小径孔725は光ファイバコード19の光ファイバ素線191をフェルール71の保持孔711へ通すとともに、二次被覆192の先端部を支持する。小径孔725の外径は光ファイバコード19の外皮193の外径とほぼ同じである。
図2、図7に示すように、シール部材9はフランジ部材72の大径部722の外周面に装着され、フランジ部721に接触している。シール部材9は弾性部材で形成され、ほぼリング状であり、例えばOリングである。シール部材9は大径部722に装着された状態で、ハウジング3の貫通孔34のシール部材収容部343に収容される。このとき、シール部材9は大径部722の外周面とシール部材収容部343の内周面とで挟まれ、シール部材9の径方向(外径方向)で圧縮された状態になる。
図2に示すように、スリーブ11はフランジ部材72の小径部723と光ファイバコード19の外皮193の先端部とを受け容れ、保持部材7と光ファイバコード19とを連結している。
図2に示すように、シール部材12はハウジング3のプレート状部31の溝312に収容され、プレート状部31をねじ18でパネル17に固定したときにプレート状部31とパネル17との間をシールする。
図9は図1に示す光アダプタ20の斜視図、図10は図9に示す光アダプタ20の断面図である。
図9、図10に示すように、光アダプタ20はハウジング21と割スリーブ22とスリーブホルダ23とプレート24とレバー25とを有する。
ハウジング21はハウジング本体211と嵌合部212とを有する。嵌合部212はハウジング本体211の後面に連なる。嵌合部212の上部にはキー溝212aが形成されている。嵌合部212には相手側光コネクタ40(図17、図18参照)が嵌合する。
割スリーブ22はスリーブホルダ23に収容され、保持されている。
スリーブホルダ23は第1ホルダ部材231と第2ホルダ部材232とで構成されている。
プレート24は第1ホルダ部材231と第2ホルダ部材232とで挟持されている。プレート24には一対のガイドピン241が設けられている。ガイドピン241は光コネクタ1のハウジング3のガイド穴321に挿入される。プレート24はねじ26によってハウジング本体211の前面に固定される。
レバー25はハウジング21に回転可能に取り付けられている。レバー25の先端部にはフック部251が形成されている。フック部251は光コネクタ1のピン35に引っ掛けられる。これにより、光アダプタ20が光コネクタ1にロックされる。
図11〜図15は図1に示す光コネクタ1のハウジング3に保持部材7、スリーブ11、シール部材9及び挿入部材5を組み付ける手順を示し、図11はハウジング3に保持部材7の一部を挿入した状態を示す断面図、図12はハウジング3のシール部材収容部343にシール部材9が収容される直前の状態を示す断面図、図13はハウジング3のシール部材収容部343にシール部材9が収容された状態を示す断面図、図14はシール部材収容部343にシール部材9が収容された後にハウジング3から挿入部材5を抜いた状態を示す断面図、図15はハウジング3に挿入部材5をねじ込んだ状態を示す断面図である。なお、図11〜図15において、光コネクタ1のハウジング3に光アダプタ20が嵌合しているが、ハウジング3に保持部材7、スリーブ11、シール部材9及び挿入部材5を組み付けるとき、ハウジング3に光アダプタ20が嵌合していなくても構わない。
次に、光コネクタ1の組立について説明する。
図11に示すように、まず、シール部材9が装着されたフランジ部材72とフェルール71とを組み合せ、光ファイバコード19の光ファイバ素線191をフランジ部材72を介してフェルール71に挿入するとともに光ファイバ素線191をフェルール71に接着して保持させる。このとき、前もって光ファイバコード19を挿入部材5及びスリーブ11に通しておく。また、光ファイバコード19の外皮193の先端はフランジ部材72の小径部723の後端に突き当てる。
次に、スリーブ11をフランジ部材72の大径部722に突き当たるまで移動させる。
その後、スリーブ11を摘んで、図12に示すように、フランジ部材72に装着されたシール部材9がハウジング3の貫通孔34のシール部材収容部343の後端に突き当たるまで、スリーブ11を貫通孔34に挿入する。このとき、フェルール71が光アダプタ20の割スリーブ22に挿入されるので、フェルール71の振れが抑制される。
次に、図13に示すように、挿入部材5のおねじ部52が貫通孔34のめねじ部345に突き当たるまで挿入部材5を貫通孔34内に挿入する(このとき、挿入部材5を貫通孔34にねじ込む動作を行わない)。その結果、シール部材9が挿入部材5の押込部51によって貫通孔34のシール部材収容部343内に押し込まれる。シール部材収容部343に押し込まれたシール部材9がその径方向で圧縮された状態になり、貫通孔34をシールする。
その後、図14に示すように、挿入部材5を貫通孔34から一旦引き抜く。その結果、シール部材収容部343に収容されたシール部材9を外部から見ることができるので、シール部材9がねじれたり、破損したりしていないかを確認することができる。
最後に、図15に示すように、挿入部材5を貫通孔34に再度挿入し、挿入部材5のおねじ部52をハウジング3のめねじ部345にねじ込む。その結果、シール部材9は挿入部材5の押込部51によって押圧され、シール部材収容部343内を前方へ移動する。
以上の工程を経て光コネクタ1の組立が完了する。
図16は光コネクタ1に光アダプタ20を接続する前の状態を示す斜視図、図17は光アダプタ20に相手側光コネクタ40を接続する前の状態を示す斜視図、図18は光アダプタ20に相手側光コネクタ40を接続した状態を示す斜視図である。
次に、光アダプタ20を介して光コネクタ1と相手側光コネクタ40とを接続する作業について説明する。
図16に示すように、まず、パネル17に固定された光コネクタ1に光アダプタ20を向かい合わせ、光アダプタ20の一対のガイドピン241(図16では一方のガイドピン241だけが示されている)をそれぞれ光コネクタ1のガイド穴321に挿入する。その結果、光アダプタ20の割スリーブ22(図2参照)が嵌合・離脱方向Dへ案内され、相対的に割スリーブ22内に光コネクタ1のフェルール71が挿入される。割スリーブ22内のフェルール71は割スリーブ22によって確実に保持される。
次に、光アダプタ20のレバー25を回転させて、レバー25のフック部251を光コネクタ1のピン35に引っ掛け、光アダプタ20を光コネクタ1に固定する(図17参照)。
最後に、図17に示すように、相手側光コネクタ40を光アダプタ20に向かい合わせ、嵌合・離脱方向Dに沿って相手側光コネクタ40を光アダプタ20の嵌合部212に挿入する。このとき、図18に示すように、相手側光コネクタ40のキー41を光アダプタ20の嵌合部212のキー溝212aに挿入する。これにより、相手側光コネクタ40と光アダプタ20との異常嵌合が防止される。
以上の作業により、光コネクタ1と相手側光コネクタ40とが光アダプタ20を介して接続される。
この実施形態によれば、ハウジング3の貫通孔34に挿入された挿入部材5の押込部51によって、シール部材9が貫通孔34の途中のシール部材収容部343に押し込まれるまではシール部材9は圧縮されず、シール部材収容部343に押し込まれたときにはじめて圧縮されるので、シール部材がハウジングの貫通孔に挿入されるとすぐに圧縮され、貫通孔の内周面を擦りながら所定位置(シール部材固定位置)に配置される前述の従来技術に較べ、シール部材の損傷を抑制することができる。
また、挿入部材5の押込部51によってシール部材9がシール部材収容部343に押し込まれた後に、挿入部材5を貫通孔34から引き抜けば、シール部材収容部343に収容されたシール部材9がシール部材収容部343に正常に収容されたか、シール部材9が損傷しているかを外部から眼で確認することができる。このとき、挿入部材5は貫通孔34にねじ込まれていないので、挿入部材5を簡単に外すことができ、シール部材9の確認作業を迅速に行うことができる。
更に、光コネクタ1はスリーブ11を備えているので、スリーブ11を摘んでハウジング3の貫通孔34に挿入することができ、光ファイバコード19の光ファイバ素線191を損傷するおそれが少ない。
また、挿入部材5は操作部53を有するので、操作部53を操作することによって挿入部材5を簡単に操作することができる。
なお、上述の実施形態では保持部材7はフェルール71とフランジ部材72とで構成されているが、保持部材をフェルールだけで構成してもよい。
また、上述の挿入部材5は貫通孔34から突出する操作部53を有するが、貫通孔34から突出する操作部53は必ずしも必要ではない。
なお、上述の実施形態では、フェルール71は光ファイバ素線191を保持している(光ファイバを一次被覆を介して間接的に保持している)が、フェルール71は光ファイバを直接保持してもよいし、光ファイバを一次被覆及び二次被覆192を介して間接的に保持してもよい。
1 光コネクタ
3 ハウジング
34 貫通孔
342a 凸部
343 シール部材収容部
5 挿入部材
51 押込部
53 操作部
7 保持部材
71 フェルール
72 フランジ部材
721 凸部
721a 凹部
9 シール部材
19 光ファイバコード
191 光ファイバ素線

Claims (3)

  1. 貫通孔を有するハウジングと、
    前記貫通孔に挿入される挿入部材と、
    光ファイバを保持し、前記貫通孔に収容される保持部材と、
    前記保持部材の外周面に装着され、流体が前記貫通孔を通過するのを阻止するシール部材とを備え、
    前記ハウジングの貫通孔の途中に、前記シール部材を圧縮状態で収容するシール部材収容部が形成され、
    前記挿入部材が前記貫通孔に挿入されたときに前記シール部材を前記シール部材収容部に押し込む押込部と、この押込部の後側に連なるおねじ部とが、前記挿入部材に設けられており、
    前記貫通孔は、前記おねじ部がねじ込まれるめねじ部を有し、
    前記めねじ部は、前記シール部材収容部の後側に位置し、
    前記めねじ部の内径は、前記シール部材収容部の内径よりも大きく、
    前記シール部材の外径は、前記シール部材収容部の内径よりも大きく、前記めねじ部の内径よりも小さい
    ことを特徴とする光コネクタ。
  2. 前記保持部材が、前記光ファイバを保持するフェルールと、このフェルールの挿入部材側端部に装着され、前記挿入部材が前記貫通孔に挿入されたときに前記シール部材を受け止めるフランジ部を有するフランジ部材とで構成され、
    前記フランジの外周面に凹部が形成され、前記ハウジングの貫通孔の内周面に前記凹部に嵌合可能な凸部が形成されている
    ことを特徴とする請求項1記載の光コネクタ。
  3. 前記挿入部材が前記貫通孔に挿入されたときに前記貫通孔から外部へ突出する操作部が、前記挿入部材に設けられていることを特徴とする請求項1又は2記載の光コネクタ。
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