JP2011150260A - 光コネクタ及びその組立方法 - Google Patents

光コネクタ及びその組立方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2011150260A
JP2011150260A JP2010013522A JP2010013522A JP2011150260A JP 2011150260 A JP2011150260 A JP 2011150260A JP 2010013522 A JP2010013522 A JP 2010013522A JP 2010013522 A JP2010013522 A JP 2010013522A JP 2011150260 A JP2011150260 A JP 2011150260A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
plug frame
knob
ferrule
slider
optical connector
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2010013522A
Other languages
English (en)
Other versions
JP5398560B2 (ja
Inventor
Shigeo Takahashi
茂雄 高橋
Kazuhiro Takizawa
和宏 瀧澤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujikura Ltd
Original Assignee
Fujikura Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fujikura Ltd filed Critical Fujikura Ltd
Priority to JP2010013522A priority Critical patent/JP5398560B2/ja
Publication of JP2011150260A publication Critical patent/JP2011150260A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5398560B2 publication Critical patent/JP5398560B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Mechanical Coupling Of Light Guides (AREA)

Abstract

【課題】ツマミと共にプラグフレームを取り付けるときに、効率的な組立作業を可能にする。
【解決手段】プラグフレーム40と、プラグフレーム40の接続側とは反対側である後方に設けられたストップリング70と、プラグフレーム40及びストップリング70のうちの少なくともプラグフレーム40内に設けられたフェルール14と、プラグフレーム40の外側に装着され且つ接続時に他のコネクタと結合する筒状のツマミ50とを備え、ツマミ50の内面にツマミ係合部52を設け、プラグフレーム40の外面に、プラグフレーム40の後方から装着したツマミ50の前方への移動を規制する移動規制部42とそれより後方に位置するラッチ部48とを設け、ツマミ50を装着する際に、ラッチ部48が逃げることでツマミ係合部52がラッチ部48を通過し、且つ、ツマミ50を装着すると、ツマミ係合部52が移動規制部42とラッチ部48の間に係合される。
【選択図】図2

Description

本発明は、光コネクタ及びその組立方法に関する。
FC形光コネクタ(JIS C 5970に規定されるF01形単心光ファイバコネクタ)は、プラグ先端の嵌合構造として、断面円形のフェルール及び円筒状のプラグフレーム(フレーム)と、アダプタに対してネジで締結されるツマミ(接続ナット)とを備えている。
従来のFC形光コネクタ(プラグ)は、ツマミ(接続ナット)、プラグフレーム(フレーム)、ストップリング(ストッパ)、フェルール等がそれぞれ別々の部品として用意され、組立作業者が各部品の組立順序を理解した上で順々に組み立てていく必要があった(例えば、特許文献1の段落0007〜0009参照)。
特開2000−155237号公報
この種の光コネクタにおいては、フェルールとプラグフレームとの間で中心軸周りの回転を防ぐため、フェルールとプラグフレームとが、キーとキー溝とにより結合される(特許文献1の段落0009及び図4参照)。しかしながら、これらのキー及びキー溝は、フェルールとプラグフレームとを組み立てる時にプラグフレームの内部に隠れてしまうので、向き合わせ(前記中心軸周りの向きを合わせること)が容易でない。
また、FC形光コネクタは、プラグをアダプタに結合するときには接続ナットを回転させてその内面の雌ネジをアダプタ側の雄ネジと締結し、また、プラグをアダプタから取り外すときにも接続ナットを回転させてその内面の雌ネジをアダプタ側の雄ネジから外す必要がある。したがって、従来のFC形光コネクタでは、接続ナットは、フレームのフランジ部との間に座金を介在させて、接触させているだけである。
このため、フレームの後端部をストッパ側に向けて、接続ナットと共にフレームをストッパに取り付けようとすると、フレームの後端側から接続ナットが脱落しやすく、組立作業が容易でないという問題があった。
本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであり、ツマミと共にプラグフレームを取り付けようとするときに、効率的に組立作業を行うことが可能な光コネクタ及びその組立方法を提供することを課題とする。
前記課題を解決するため、本発明は、プラグフレームと、前記プラグフレームの接続側とは反対側である後方に設けられたストップリングと、前記プラグフレーム及び前記ストップリングのうちの少なくとも前記プラグフレーム内に設けられたフェルールと、前記プラグフレームの外側に装着され且つ接続時に他のコネクタと結合する筒状のツマミとを備え、前記ツマミの内面にツマミ係合部を設け、前記プラグフレームの外面に、前記プラグフレームの後方から装着した前記ツマミの前方への移動を規制する移動規制部とそれより後方に位置するラッチ部とを設け、前記プラグフレームの後方から前記ツマミを装着する際に、前記ラッチ部が逃げることで前記ツマミ係合部が前記ラッチ部を通過し、且つ、前記ツマミを装着すると、前記ツマミ係合部が前記移動規制部と前記ラッチ部の間に係合されることを特徴とする光コネクタを提供する。
前記ラッチ部は、前記ストップリングに設けられた第1係合穴と係合することが好ましい。
前記フェルールを前記ストップリングに対して前方に付勢する付勢手段と、前記付勢手段と前記フェルールの間に挿入されるスライド移動可能なスライダとを備えることが好ましい。
前記プラグフレームの後端側にプラグフレーム長さ方向に沿う切欠きを設け、前記スライダの外面には、前記プラグフレームの前記切欠きと嵌合可能な突起部を設けることが好ましい。
前記フェルールの外周に案内溝を設け、前記スライダの前端に、前記案内溝によって案内される案内突起を設けることが好ましい。
前記フェルールには内蔵光ファイバが内挿固定され、前記内蔵光ファイバはその後端で外部光ファイバと融着接続され、前記スライダ内に前記内蔵光ファイバと前記外部光ファイバの融着接続部を収容することが好ましい。
前記スライダの外周に、前記ストップリングに設けられた第2係合穴と係合する突起部を設けることが好ましい。
また、本発明は、プラグフレームと、前記プラグフレームの接続側とは反対側である後方に設けられたストップリングと、前記プラグフレーム及び前記ストップリングのうちの少なくとも前記プラグフレーム内に設けられたフェルールと、前記プラグフレームの外側に装着され且つ接続時に他のコネクタと結合する筒状のツマミとを備える光コネクタの組立方法であって、前記ツマミの内面にツマミ係合部を設け、前記プラグフレームの外面に、前記プラグフレームの後方から装着した前記ツマミの前方への移動を規制する移動規制部とそれより後方に位置するラッチ部とを設け、前記プラグフレームの後方から前記ツマミを装着する際に、前記ラッチ部が逃げることで前記ツマミ係合部が前記ラッチ部を通過し、且つ、前記ツマミを装着すると、前記ツマミ係合部が前記移動規制部と前記ラッチ部の間に係合されることを特徴とする光コネクタの組立方法を提供する。
前記ラッチ部は、前記ストップリングに設けられた第1係合穴と係合することが好ましい。
前記フェルールを前記ストップリングに対して前方に付勢する付勢手段と、前記付勢手段と前記フェルールの間に挿入されるスライド移動可能なスライダとを備えることが好ましい。
前記プラグフレームの後端側にプラグフレーム長さ方向に沿う切欠きを設け、前記スライダの外面には、前記プラグフレームの前記切欠きと嵌合可能な突起部を設け、前記プラグフレームを前記スライダに取り付ける際、前記切欠き部を前記突起部に嵌合させることが好ましい。
前記フェルールの外周に案内溝を設け、前記スライダの前端に、前記案内溝によって案内される案内突起を設け、前記案内突起が前記案内溝によって案内されながら、前記フェルールを前記スライダに取り付けることが好ましい。
前記フェルールに内挿固定された内蔵光ファイバを、その後端で外部光ファイバと融着接続し、前記スライダ内に、前記内蔵光ファイバと前記外部光ファイバの融着接続部を収容することが好ましい。
前記スライダの外周に、前記ストップリングに設けられた第2係合穴と係合する突起部を設け、前記スライダを前記ストップリングに取り付ける際、前記スライダの前記突起部を第2係合穴と係合させることが好ましい。
本発明によれば、プラグフレームにツマミを係止した状態で、プラグフレーム及びツマミを一緒にストップリングに取り付けることができるので、組立作業中のツマミの脱落を抑制し、効率的に組立作業を行うことが可能になる。
プラグフレームのラッチ部がストップリングと係合するので、当該ラッチ部を組立後にも有効活用することもできる。
また、プラグフレームの切欠きとスライダの突起部とを目視で確認しながら嵌合させることで、容易にフェルールとプラグフレームとの向きを合わせることができ、フェルール及びプラグフレームを互いに結合するための嵌合を確実に行うことが可能になる。
また、スライダの前端に設けられた案内突起を目視で確認しながら、フェルールの外周側に設けられた案内溝に挿入することで、スライダに対しフェルールの向きを合わせる作業が容易になる。
(a)は本発明の一形態例の光コネクタを示す斜視図であり、(b)は(a)の光コネクタに用いられる融着接続補強部材付きフェルールの一例を示す斜視図である。 (a)及び(b)は、図1(a)の光コネクタの断面図である。 図1(a)の光コネクタの分解斜視図である。 フレームにツマミを係止してなる第1ユニットを示す斜視図である。 フレームの一例を示す斜視図である。 図5のフレームの断面図である。 第1ユニットの断面図である。 第2ユニットの一例を示す斜視図である。 図8の第2ユニットにフェルールを取り付けた状態の一例を示す斜視図である。 スライダの一例を示す斜視図である。 ストップリングの一例を示す斜視図である。 第1ユニットを第2ユニットに取り付ける状態の一例を示す斜視図である。 フェルールの一例を示す斜視図である。
以下、好適な実施の形態に基づき、図面を参照して本発明を説明する。
図1(a)に光コネクタ10の一形態例を示す。また、図1(b)には、この光コネクタ10に用いられるフェルール14及び融着接続補強部材26を、図2(a)及び(b)には、光コネクタ10の断面図を、図3には、光コネクタ10の分解斜視図を示す。
なお、図2(a)は、フェルール14の接合端部30の中心軸と、後述するスライダ60の突起部63の中心軸とを含む平面を切断面として図示した断面図であり、図2(b)は、図2(a)の切断面に垂直で、かつ前記接合端部30の中心軸を含む平面を切断面として図示した断面図である。
本形態例の光コネクタ10は、プラグフレーム40と、プラグフレーム40の接続側とは反対側である後方に設けられたストップリング70と、プラグフレーム40及びストップリング70のうちの少なくともプラグフレーム40内に設けられたフェルール14と、プラグフレーム40の外側に装着され且つ接続時に他のコネクタと結合する筒状のツマミ50とを備える。
以下の説明において、フェルールの前後方向(図2の左右方向)に沿う両方向を区別するため、フェルール14の接合端面31が向かう側(図2の左側)を「前端側」といい、その反対側(図2の右側)を「後端側」ということがある。
図1(b)及び図13に示すように、フェルール14は、他の光コネクタのフェルール(図示せず)と突き合わせて接合される接合端面31を有する接合端部30(以下「フェルール本体30」という。)と、外周側にフランジ部34を有するフェルールホールド33との2部品から構成されている。なお、本発明に用いられるフェルールは、接合端面31を有する接合端部30とフランジ部34とが1部品で構成された(一体化された)構成とすることも可能である。
フェルール本体30は、例えば硬質のセラミックスや樹脂等からなり、接合端面31と後端面32との間を貫通する孔(符号略)には、光ファイバ20の一端部21が固定されている。フェルール本体30の外周面は円筒面(よって中心軸に垂直な断面は円形)であり、アダプタ(図示せず)のスリーブホルダに挿入可能とされている。
フェルール14の接合端面31は、フェルール本体30の中心軸(ほぼ裸光ファイバ20の光軸に一致する。)に対して垂直な垂直面でもよく、あるいは他の光コネクタのフェルールと対応する所定の方向に傾斜した傾斜面でもよい。
フェルールホールド33は、フェルール本体30の保持部材であり、内部には光ファイバ20が挿通される孔(符号略)が形成されている。フランジ部34には、プラグフレーム40の内周側に形成された嵌合凸部45(図2(b)参照)と嵌合可能な嵌合凹部36が設けられている。本形態例においては、嵌合凸部45及び嵌合凹部36からなる嵌合部が、フェルール14の対向する両側に対を成して設けられている。さらに、フランジ部34上の嵌合凹部36とは異なる位置には、スライダ60の前端に形成された案内突起62(図2(a)参照)を案内するための案内溝35が設けられている。
嵌合凹部36及び案内溝35の詳細については、それぞれプラグフレーム40及びスライダ60の説明とともに、後述する。
図2(a)及び図2(b)に示すように、光ファイバ20は、フェルール14に内挿された内蔵光ファイバである。内蔵光ファイバ20は、一端部21がフェルール14(詳しくはフェルール本体30)に固定されると共に後端部22がフェルール14(詳しくはフェルールホールド33)の後端部37から後方に突出(延出)されている。本形態例の場合、内蔵光ファイバ20は単心の光ファイバ心線からなり、一端部21及び後端部22のそれぞれにおいて、光ファイバ心線20の樹脂被覆及び光ファイバ素線の樹脂被覆が除去されて、裸光ファイバ(コア及びクラッドの部分)が露出されている。
外部光ファイバ23は、光ファイバ心線、光ファイバコード、光ファイバケーブル等、光ファイバを有する光伝送体から構成されている。外部光ファイバ23の先端部24では、被覆が除去されて、裸光ファイバが露出されている。
図1(b)に示すように、内蔵光ファイバ20の後端部22(一端部21とは反対側にある他端部)は、外部光ファイバ23の先端部24と融着接続されてなる融着接続部25を有する。この融着接続部25を補強するため、フェルール14の後端部37には、融着接続補強部材26が取り付けられている。融着接続補強部材26は、例えば金属や樹脂等からなる筒状の補強スリーブを用いることができる。補強スリーブ26の内部27は、図2においては中空であるが、内部27に樹脂等を充填しても良い。補強スリーブとして、加熱前は径が大きく、加熱により収縮して後端部22及び先端部24の裸光ファイバに密着する熱収縮性スリーブを用いることもできる。
なお、本形態例の光コネクタ10は、予めフェルール14に固定された短尺の内蔵光ファイバ20を必須とするものではなく、外部光ファイバ23の先端部24をフェルール14に内挿して固定することもできる。この場合は、融着接続補強部材26を省略することも可能である。
また、内蔵光ファイバ20と外部光ファイバ23とを融着接続することなく、後端部22及び先端部24の端面同士を突き合わせて機械的に固定する構成を採用することも可能である。このような突き合わせ接続部の保持及び補強のための手段として、2つ割りの素子の間に後端部22及び先端部24を挟み込み、素子の外側からクランプバネを用いて押圧する構成のメカニカルスプライス(光ファイバ接続器)を用いることもできる。
図4に、プラグフレーム40にツマミ50を係止してなる第1ユニット11を示す。本形態例の光コネクタ10においては、第1ユニット11は、図3の左上に示すプラグフレーム40と座金55とツマミ50とから構成されている。
ツマミ50は、他のコネクタとの接続の際に手指で摘まれる等して操作される部材である。また、ツマミ50は、他のコネクタと結合する結合部を有する。
図2に示すように、ツマミ50の内部には、ツマミ係合部52が形成されている。本形態例の光コネクタ10の場合、ツマミ係合部52はツマミ50の内面周方向に形成された環状のリブである。また、ツマミ50は、FC形光コネクタにおいて周知のように、アダプタのスリーブホルダの外周面に形成された雄ネジと締結するための雌ネジ(図示せず)を有する接続ナットの機能を有する。本形態例の場合、ツマミ50の結合部は、雌ネジであり、ツマミ係合部52より前端側にある内周面51に設けられている。ツマミ係合部52より後端側にある内周面53は、ネジを締結するためツマミ50を回転する際にコネクタハウジングと接触しないよう、隙間が確保されている。ツマミ50の後端側外周面に設けられたローレット部54は、滑り止めのため設けられる。
他のコネクタと結合する結合部の例としては、ネジ(雄ネジや雌ネジ)のほか、係合爪を先端に有する係合アームや、他のコネクタの係合アームを受け入れる係合凹部、凹凸の嵌め込みによる嵌合部、部材を挟み込んで保持するクリップ、フックなども採用可能である。
プラグフレーム40は、内部にフェルール14及び内蔵光ファイバ20が挿通されるため、図5及び図6に示すように、略筒状に形成されている。プラグフレーム40の外周側に形成された環状のフランジ部42は、図2に示すように、座金55を挟んでツマミ50内のツマミ係合部52と対向して配される。これにより、プラグフレーム40の前端側開口部41にアダプタのスリーブホルダ(図示せず)を挿入し、ツマミ50の前端側内周面51のネジをスリーブホルダと締結することで、プラグとアダプタとが結合される。位置決めキー43は、スリーブホルダに設けられた位置決めキー溝に挿入される。
本形態例のプラグフレーム40において、フランジ部42は移動規制部42であり、ツマミ係合部52に突き当たることで、ツマミ50の前端側への移動を規制する規制手段となっている。本形態例の場合、ツマミ50は回転自在とされた接続ナットであり、ツマミ50の周方向の角度に依らずいずれの角度位置にあっても、ツマミ50の前端側への移動が規制されるようになっている。なお、ツマミ50の内周に設けられるツマミ係合部とプラグフレーム40の外周に設けられる移動規制部とは、必ずしも周方向の全体に形成される必要はなく、一部でもよい。
プラグフレーム40の内周側には、環状のリブ44が形成されている。リブ44の内側の穴44aにはフェルール本体30が挿入されて、接合端面31が前端側開口部41内またはさらにその前方に突出されている。フランジ部34は、穴44aを通ることができず、フェルール本体30の前方への突出が規制される。
リブ44の後端側には、上述したフェルール14の嵌合凹部36と嵌合可能な嵌合凸部45が形成されている。これら嵌合凹部36及び嵌合凸部45からなる嵌合部により、フェルール14とプラグフレーム40との間で中心軸周りの回転を防止される。
プラグフレーム40の移動規制部42よりも後端側の部分である後端部47は、図4に示すように、ツマミ50よりも後ろ側まで延出されている。この後端部47には、プラグフレーム40の長さ方向に沿ってスロット(長穴)状に切り欠かれた切欠き46が設けられている。
また、図5に示すように、後端部47の側面のうち、切欠き46と異なる位置には、後述するストッパ70の第1係合穴75に係合可能な係合突起49を有するラッチ部48が設けられている。本形態例においては、ラッチ部48は、後端部47の幅方向に対向する両側に、対を成して設けられている。
係合手段の一例である係合突起49は、ラッチ部48により、プラグフレーム40の外面に対して出入可能となるように弾性的に支持されている。各ラッチ部48は、係合突起49の両側で、プラグフレーム40の後端部47を貫通する一対の長穴部48a,48bにより、後端部47のなかでも局所的に弾性変形しやすいように形成されている。なお、係合突起49の周囲の弾性変形を容易にするための構造は、特に限定されるものではなく、片持ち梁状に形成されたアームに(通常はアームの先端に)係合突起を設けたラッチや、係合突起の周囲に薄肉部を設けた構造等を採用することも可能である。
移動規制部42よりも後方に位置するラッチ部48の係合突起49が、後端部47の外面からの突出高さを上下させることが可能であることにより、プラグフレーム40の後端面47aの側からツマミ50を受け入れて、ツマミ係合部52が係合突起49に当接したときに係合突起49の高さを低くして、係合突起49と移動規制部42との間に配置させることができる。
図7に示すように、ラッチ部48の係合突起49は、プラグフレーム40とツマミ50とを重ね合わせたときに、ツマミ50の内面に設けられたツマミ係合部52の内径より外側に突出している。これにより、プラグフレーム40の後方からツマミ50を装着する際に、ラッチ部48が逃げることでツマミ係合部52がラッチ部48を通過し、且つ、ツマミ50が装着されると、ツマミ係合部52が移動規制部42とラッチ部48の間に係合される。よって、第1ユニット11を取り扱う際、ツマミ50がプラグフレーム40の後端側から抜け出ようとしても、ツマミ50とラッチ部48が係合することにより、ツマミ50の脱落が防止される。なお、第1ユニット11においてプラグフレーム40の係合突起49は、常にツマミ50と係合している必要はなく、ツマミ50がプラグフレーム40から脱落するのを防止できる位置に形成されていて、脱落前に係合すればよい。本形態例の場合、ツマミ50のツマミ係合部52は、プラグフレーム40の移動規制部42と係合突起49との間の範囲内では自由に移動可能であるが、ツマミ50がプラグフレーム40の後端側から抜け出ようとしたときに係合突起49と係合して、脱落が防止される。
また、このラッチ部48は、プラグフレーム40をストッパ70に取り付けるとき、ストッパ70の第1係合穴75と係合可能である。本形態例の場合は、図2(b)に示すように、ストッパ70の先端部が、ツマミ50のツマミ係合部52とラッチ部48の係合突起49との間に介在することにより、ツマミ50とラッチ部48との係合が妨げられる。
なお、本発明においては、ツマミ50の抜け止めとなる係合突起49が後部ハウジングと係合しない構成も可能であり、例えば、図2(b)において、係合突起49がツマミ50のツマミ係合部52とストッパ70の先端部との間の位置に突出していてもよい。
切欠き46は、プラグフレーム40の後端面47aに開放されており、後述する突起部63がフェルール14の前後方向に沿って移動してきたとき、切欠き46及び突起部63が嵌合されるようになっている。
切欠き46は、図10及び図12に示すように、スライダ60の側面に設けられた突起部63と嵌合可能である。このスライダ60は、前端側の開口部61の周縁部から突出する案内突起62を有する。この案内突起62は、図2(a)及び図9に示すように、スライダ60の開口部61にフェルール14(詳しくはフェルールホールド33)を嵌合するとき、案内突起62がフェルール14の案内溝35に案内される。つまり、スライダ60にフェルール14を取り付けるとき、スライダ60の前端に設けられた案内突起62を目視で確認しながら、案内突起62をフェルール14の外周側に設けられた案内溝35に挿入することで、スライダ60に対しフェルール14の向きを合わせる作業が容易になる。また、案内突起62及び案内溝35は、それぞれキー及びキー溝として機能するので、スライダ60に対するフェルール14の向きが固定され、フェルール14の中心軸周りの回転が防止される。
切欠き46は、プラグフレーム40にツマミ50が係止された状態であっても、ツマミ50の外側に露出され、目視可能であるので、切欠き46の位置を確認しながら切欠き46を容易に突起部63と嵌合させることができる。切欠き46及び突起部63の位置は、上述の嵌合凹部36及び嵌合凸部45からなる嵌合部との相対位置が保たれているので、切欠き46と突起部63との嵌合が完了すると、プラグフレーム40をスライダ60に取り付けたときに、嵌合凹部36及び嵌合凸部45を嵌合させることができる。したがって、嵌合凹部36及び嵌合凸部45がプラグフレーム40の内側に隠れてしまって、目視では直接確認することができなくても、フェルール14とプラグフレーム40との向きを合わせて、嵌合凹部36及び嵌合凸部45を確実に嵌合することができ、フェルール14のプラグフレーム40への取付作業の効率が向上する。
なお、プラグフレーム40の側面には、アダプタに設けられたキー溝と位置合わせをするための位置決めキー43が設けられているが、この位置決めキー43は、組立時にはツマミ50の中に隠れてしまうので、向き合わせをする際に位置決めキー43の向きを参照することはできない。このため、従来のFC形コネクタにおけるフェルールとフレームとの組立は、例えばキーとキー溝とが嵌合する感触を手で感じ取りながら組み立てる等の勘と熟練を要する作業であった。
図5に示すように、切欠き46は、プラグフレーム40の後端面47aに向けてテーパ状に幅が拡大した斜面46a,46bを有するので、第1ユニット11をスライダ60に取り付ける際、切欠き46と突起部63との位置が多少ずれたとしても、切欠き46及び突起部63の幅方向の中心線が一致するように、いずれかの斜面46a,46bに沿って案内される。つまり、突起部63の切欠き46への挿入方向が、機械的(自動的)に修正されるので、挿入方向を手作業で微調整する必要がなく、適切な方向から確実に嵌合することができる。
本形態例の光コネクタ10の場合、切欠き46及び突起部63は、フェルール14の前後方向に沿って延在しているので、フェルール14の前後方向を参照しながら、第1ユニット11をスライダ60に向けて適切な方向に移動することができる。なお、切欠き46及び突起部63が延在する長さは必要に応じて適宜設定できる。要は、プラグフレーム40にツマミ50が係止された状態であっても切欠き46がツマミ50の外側に露出されて目視可能であれば良い。本形態例の場合、スライダ60がストッパ70内に収容されるが、突起部63がフェルール14の前後方向に沿って延在した突条であるので、図12に示すように、突起部63がストッパ70の中に隠れることなく、目視可能となる。
スライダ60の側面がストッパ70内に隠されないのであれば、切欠き46及び突起部63の長さは短くても良い。
図8に、スライダ60とストッパ70とが組み合わされて構成される第2ユニット12を示す。図10は、スライダ60の斜視図であり、図11は、ストッパ70の斜視図である。この第2ユニット12は、上述の第1ユニット11(図4参照)と組み合わせることにより、図1に示すように、光コネクタ10のハウジング13を構成する。
第2ユニット12のハウジングである後部ハウジングの内部には、フェルール14の後端側に延出する光ファイバ22の少なくとも一部が収容される。内蔵光ファイバ20のフェルール14の後端側に延出された部分の全部がコネクタハウジングに内蔵されてもよい。
本形態例の光コネクタ10の場合、ハウジング13の後端部(詳しくは図11に示すストッパ70の後端部77)には、外部光ファイバ23がハウジング13の外側に出て屈曲可能となる部分を保護するため、ブーツ(フード)16が取り付けられている。図2及び図11に示すように、後端部77の外周面には雄ねじ状のねじ山77aを突設して、ねじ山77aに沿ってブーツ16をねじ込み、ブーツ16を強固に取り付け可能に構成しても良い。
図2に示すように、本形態例の光コネクタ10のスライダ60は、付勢手段であるスプリング15とフェルール14との間に挿入され、スプリング15により前端側に向けて付勢され、かつスプリング15の後端の荷重を受けるストッパ70に対してスライド移動可能である。
スプリング15は、スライダ60内部のスプリング座69と、ストッパ70内部のスプリング座78との間に収容されている。すなわち、この光コネクタ10を他の光コネクタと接合して、フェルール14の接合端面31が後端側(図2の右側)に押圧されたとき、スプリング15は圧縮され、フェルール14はスライダ60と共に後端側に後退する。他の光コネクタとの接合が解除されると、スプリング15は復元力により、スライダ60のスプリング座69を押圧し、フェルール14はスライダ60と共に前端側に突出させる。
したがって、本形態例の光コネクタ10では、フェルール14がスライダ60に対して前後方向に移動可能でなく、フェルール14とスライダ60とが一体化されているが、スライダ60がフェルール14と共にスライド移動可能であることによって、接合端面31の前後移動が可能にされている。これにより、光コネクタ10の組立後には、スライダ60の案内突起62がフェルール14の案内溝35内で相対移動する必要がなくなり、案内突起62及び案内溝35の磨耗を抑制することができる。
本形態例の光コネクタ10の場合、ストッパ70に対するスライダ60の前後移動を許容するため、スライダ60の後端側の側面に一対のキー64が設けられ、これらのキー64は、ストッパ70のキー溝73に収容されている。
図11に示すように、キー溝73は、前端側に幅の広い部分73aを有するので、ストッパ70の開口部71からスライダ60を挿入したとき、ストッパ70を容易にスライダ60の奥まで到達させることができる。また、キー溝73は、後端側に幅の狭い部分73bを有するので、この部分73bにおいてキー64をその幅方向両側からガタつきなく保持することができる。
スライダ60の前後移動は、スライダ60がキー溝73の奥の突き当たり面73c(図2(a)及び図11参照)に突き当たる位置が後端側の限界である。
キー溝73の突起74は、プラグフレーム40の取り付け前(またはプラグフレーム40を取り外したとき)にキー64が引っかかることによって、スライダ60がストッパ70の開口部71から抜け出ることを防ぐための抜け止めである。突起74は、上下一対のキー溝73のうち、いずれか一方(図2(a)及び図11の下側)に設けられることが好ましい。スライダ60をストッパ70から抜き出す必要がある場合には、スライダ60を突起74のない側に片寄らせるようにすると良い。
図10に示すように、スライダ60は、段差部68より後端側の部分68bが前端側の部分68aより外径が大きくなるように形成されている。これにより、突起部63を有する前端側の部分68aをプラグフレーム40の後端部47内に挿入する際、キー溝73及び突起74がプラグフレーム40の後端部47と干渉して障害となることを防ぐことができる。
スライダ60の前端側の部分68aの側面には、図2(b)及び図10に示すように、一対の側面開口部65が形成されている。これらの側面開口部65は、上述したストッパ70の第1係合穴75とプラグフレーム40のラッチ部48とを係合させるとき、ラッチ部48の係合突起49が第1係合穴75の手前の傾斜面72からストッパ70の内壁面上に乗り上げ、ラッチ部48の背面がスライダ60の外周面と摩擦して障害となるのを回避するために設けられている。
スライダ60の後端側の部分68bには、ストッパ70の第2係合穴76に係合可能な係合突起67を有するラッチ部66が設けられている。本形態例においては、ラッチ部66は、スライダ60の幅方向に対向する両側に、対を成して設けられている。第2係合穴76は、スライダ60が前後移動する範囲の全域で係合突起67を収容可能とするため、前後方向の長さが大きく確保されている。
第1係合穴75及び第2係合穴76は、いずれも、窓のようにスライダ60の側壁を貫通して外側へも開いた係合窓であり、図2(b)に示すように、係合穴75,76への係合突起49,67の係合状態が、外部から目視確認可能になっている。また、光コネクタを分解等する際、外側から係合穴75,76に工具等を挿入して、係合突起49,67の係合を容易に解除することもできる。なお、本発明においては、第1係合穴75や第2係合穴76がスライダ60の外側へは閉じた穴とすることも可能である。
図3に示す各部品から本形態例の光コネクタ10を組み立てる手順は特に限定されるものではないが、例えば以下の手順が例示できる。
図4に示す第1ユニット11は、プラグフレーム40の移動規制部42に座金55を装着し、さらにプラグフレーム40の後方からツマミ50を装着する際に、ラッチ部48が逃げることでツマミ係合部52がラッチ部48を通過させる。これにより、ツマミ係合部52が、プラグフレーム40の移動規制部42とラッチ部48との間に配置される。
ラッチ部48の係合突起49がツマミ50を係止することにより、ツマミ50の脱落が防止され、取扱い性が向上する。また、プラグフレーム40の周囲で、座金55を介したツマミ50の回転(回転角度が360°を超える回転)は自由に行うことができ、ツマミ50が内面に雌ネジを有する接続ナットであっても、その機能を損ねることがない。
図8に示す第2ユニット12は、スライダ60とストッパ70との間にスプリング15を収容し、スライダ60のキー64をストッパ70のキー溝73に嵌め込むと共に、ブーツ16をストッパ70の後端部77に装着することによって構成することができる。
本形態例の光コネクタ10の場合、第2ユニット12を組み立てる際に、スライダ60のラッチ部66の係合突起67をストッパ70の第2係合穴76に係合させることによって、スライダ60がストッパ70から分離(脱落)することを防止できる。
図1(b)に示す融着接続補強部材26付きフェルール14は、フェルール14の後端から延出された内蔵光ファイバ20の後端部22と外部光ファイバ23の先端部24とを融着接続した後、融着接続部25を補強スリーブ26で補強することによって構成することができる。
なお、図13に示すように、内蔵光ファイバ20の一端部21が予めフェルール14内に固定されている場合は、内蔵光ファイバ20の後端部22を外部光ファイバ23の先端部24と融着接続する前に、第2ユニット12を外部光ファイバ23の周囲に通しておくことが好ましい。これにより、外部光ファイバ23が他の光ファイバケーブル等から引き出した光ファイバ等でも、容易に作業が可能になる。外部光ファイバ23がピグテイルなど比較的長さの短い光ファイバである場合は、外部光ファイバ23の後端側から第2ユニット12を挿入することも可能である。
フェルール14のフランジ部34をスライダ60に向けながら、フェルールホールド33とスライダ60の前端側開口部61とを嵌め合わることにより、図9に示すように、フェルール14を第2ユニット12に取り付けることができる。このとき、スプリング15とフェルール14の間にスライダ60が挿入され、このスライダ60内に、内蔵光ファイバ20と外部光ファイバ23の融着接続部25が収容される。
このとき、スライダ60の前端に設けられた案内突起62を目視で確認しながら、フェルール14のフランジ部34に設けられた案内溝35に挿入することで、スライダ60に対してフェルール14の向きを合わせる作業が容易になる。
さらに、図12に示すように、プラグフレーム40にツマミ50が係止された状態に構成された第1ユニット11を用意し、プラグフレーム40の切欠き46をスライダ60の突起部63に嵌合させる。これにより、フェルール14とプラグフレーム40との向きを合わせながら、プラグフレーム40をスライダ60に取り付けることができる。ここで、プラグフレーム40の切欠き46とスライダ60の突起部63とを目視で確認しながら嵌合させることで、容易にフェルール14とプラグフレーム40との向きを合わせることができ、フェルール14及びプラグフレーム40を互いに結合するための嵌合部36,45の嵌合を確実に行うことができる。
本形態例の光コネクタ10の場合、プラグフレーム40のラッチ部48の係合突起49をストッパ70の第1係合穴75に係合させることによって、第1ユニット11のプラグフレーム40が第2ユニットから分離(脱落)することを防止できる。
以上、本発明を好適な実施の形態に基づいて説明してきたが、本発明は上述の形態例に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲で種々の改変が可能である。
本発明においては、フレームの後端側に取り付けられる第2ユニットのハウジング(後部ハウジング)がスライダを含むことは必須の事項ではなく、フェルールが後部ハウジングに対して前後移動可能となるように取り付けられていても良い。この場合は、スプリングは直接フェルールをその後端側から付勢するように設けることができる。
内蔵光ファイバを使用せずに、外部光ファイバの先端部を直接フェルールに固定することも可能である。この場合は、融着接続部が設けられないので、補強スリーブを省略することが可能である。外部光ファイバの先端部にフェルールを取り付ける方法は特に限定されるものではなく、例えば、内蔵光ファイバが固定されていないフェルールを用意して、外部光ファイバの先端部をフェルール内に挿入し、接着剤等を用いて固定する方法を用いることができる。
10…光コネクタ(プラグ)、14…フェルール、15…付勢手段(スプリング)、20…内蔵光ファイバ(光ファイバ心線)、22…内蔵光ファイバの後端部、23…外部光ファイバ、25…融着接続部、26…融着接続補強部材(スリーブ)、30…フェルールの接合端部(フェルール本体)、31…接合端面、33…フェルールホールド、34…フランジ部、35…案内溝(キー溝)、36…嵌合凹部(嵌合部)、40…フレーム(プラグフレーム)、41…前端側開口部、42…移動規制部(フランジ部)、45…嵌合凸部(嵌合部)、46…切欠き(スロット部)、47…フレームの後端部、48…ラッチ部、49…係合手段(係合突起)、50…ツマミ(接続ナット)、51…結合部(ネジ)を有する内周面、52…ツマミ係合部(環状リブ)、60…スライダ、62…案内突起(キー)、63…突起部(突条)、66…ラッチ部、67…突起部(係合突起)、70…ストッパ(ストップリング)、75…第1係合穴、76…第2係合穴。

Claims (14)

  1. プラグフレームと、前記プラグフレームの接続側とは反対側である後方に設けられたストップリングと、前記プラグフレーム及び前記ストップリングのうちの少なくとも前記プラグフレーム内に設けられたフェルールと、前記プラグフレームの外側に装着され且つ接続時に他のコネクタと結合する筒状のツマミとを備え、
    前記ツマミの内面にツマミ係合部を設け、
    前記プラグフレームの外面に、前記プラグフレームの後方から装着した前記ツマミの前方への移動を規制する移動規制部とそれより後方に位置するラッチ部とを設け、
    前記プラグフレームの後方から前記ツマミを装着する際に、前記ラッチ部が逃げることで前記ツマミ係合部が前記ラッチ部を通過し、且つ、前記ツマミを装着すると、前記ツマミ係合部が前記移動規制部と前記ラッチ部の間に係合されることを特徴とする光コネクタ。
  2. 前記ラッチ部は、前記ストップリングに設けられた第1係合穴と係合することを特徴とする請求項1に記載の光コネクタ。
  3. 前記フェルールを前記ストップリングに対して前方に付勢する付勢手段と、前記付勢手段と前記フェルールの間に挿入されるスライド移動可能なスライダとを備えることを特徴とする請求項1又は2に記載の光コネクタ。
  4. 前記プラグフレームの後端側にプラグフレーム長さ方向に沿う切欠きを設け、
    前記スライダの外面には、前記プラグフレームの前記切欠きと嵌合可能な突起部を設けることを特徴とする請求項3に記載の光コネクタ。
  5. 前記フェルールの外周に案内溝を設け、前記スライダの前端に、前記案内溝によって案内される案内突起を設けることを特徴とする請求項3又は4に記載の光コネクタ。
  6. 前記フェルールには内蔵光ファイバが内挿固定され、前記内蔵光ファイバはその後端で外部光ファイバと融着接続され、前記スライダ内に前記内蔵光ファイバと前記外部光ファイバの融着接続部を収容することを特徴とする請求項3〜5のいずれか一項に記載の光コネクタ。
  7. 前記スライダの外周に、前記ストップリングに設けられた第2係合穴と係合する突起部を設けることを特徴とする請求項3〜6のいずれか一項に記載の光コネクタ。
  8. プラグフレームと、前記プラグフレームの接続側とは反対側である後方に設けられたストップリングと、前記プラグフレーム及び前記ストップリングのうちの少なくとも前記プラグフレーム内に設けられたフェルールと、前記プラグフレームの外側に装着され且つ接続時に他のコネクタと結合する筒状のツマミとを備える光コネクタの組立方法であって、
    前記ツマミの内面にツマミ係合部を設け、
    前記プラグフレームの外面に、前記プラグフレームの後方から装着した前記ツマミの前方への移動を規制する移動規制部とそれより後方に位置するラッチ部とを設け、
    前記プラグフレームの後方から前記ツマミを装着する際に、前記ラッチ部が逃げることで前記ツマミ係合部が前記ラッチ部を通過し、且つ、前記ツマミを装着すると、前記ツマミ係合部が前記移動規制部と前記ラッチ部の間に係合されることを特徴とする光コネクタの組立方法。
  9. 前記ラッチ部は、前記ストップリングに設けられた第1係合穴と係合することを特徴とする請求項8に記載の光コネクタの組立方法。
  10. 前記フェルールを前記ストップリングに対して前方に付勢する付勢手段と、前記付勢手段と前記フェルールの間に挿入されるスライド移動可能なスライダとを備えることを特徴とする請求項8又は9に記載の光コネクタの組立方法。
  11. 前記プラグフレームの後端側にプラグフレーム長さ方向に沿う切欠きを設け、前記スライダの外面には、前記プラグフレームの前記切欠きと嵌合可能な突起部を設け、前記プラグフレームを前記スライダに取り付ける際、前記切欠き部を前記突起部に嵌合させることを特徴とする請求項10に記載の光コネクタの組立方法。
  12. 前記フェルールの外周に案内溝を設け、前記スライダの前端に、前記案内溝によって案内される案内突起を設け、前記案内突起が前記案内溝によって案内されながら、前記フェルールを前記スライダに取り付けることを特徴とする請求項10又は11に記載の光コネクタの組立方法。
  13. 前記フェルールに内挿固定された内蔵光ファイバを、その後端で外部光ファイバと融着接続し、前記スライダ内に、前記内蔵光ファイバと前記外部光ファイバの融着接続部を収容することを特徴とする請求項10〜12のいずれか一項に記載の光コネクタの組立方法。
  14. 前記スライダの外周に、前記ストップリングに設けられた第2係合穴と係合する突起部を設け、前記スライダを前記ストップリングに取り付ける際、前記スライダの前記突起部を第2係合穴と係合させることを特徴とする請求項10〜13のいずれか一項に記載の光コネクタの組立方法。
JP2010013522A 2010-01-25 2010-01-25 光コネクタ及びその組立方法 Active JP5398560B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2010013522A JP5398560B2 (ja) 2010-01-25 2010-01-25 光コネクタ及びその組立方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2010013522A JP5398560B2 (ja) 2010-01-25 2010-01-25 光コネクタ及びその組立方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2011150260A true JP2011150260A (ja) 2011-08-04
JP5398560B2 JP5398560B2 (ja) 2014-01-29

Family

ID=44537278

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2010013522A Active JP5398560B2 (ja) 2010-01-25 2010-01-25 光コネクタ及びその組立方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5398560B2 (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2013126429A2 (en) 2012-02-20 2013-08-29 Adc Telecommunications, Inc. Fiber optic connector, fiber optic connector and cable assembly, and methods for manufacturing
JP2013192287A (ja) * 2012-03-12 2013-09-26 Fanuc Ltd 回転軸と該回転軸に強固に嵌合するヨークとからなる電動機の回転子
KR101356760B1 (ko) * 2013-07-01 2014-02-04 (주)광운정보 다기능 슬리브형 광커넥터
CN107894631A (zh) * 2017-11-24 2018-04-10 苏州苏驼通信科技股份有限公司 一种方便压接的fc型光纤连接器及其加工、组装方法

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS60150507U (ja) * 1984-03-14 1985-10-05 オムロン株式会社 光コネクタ
JP2000155237A (ja) * 1998-11-20 2000-06-06 Fujikura Ltd 光ファイバコネクタ
JP2003195101A (ja) * 2001-12-26 2003-07-09 Sanwa Denki Kogyo Co Ltd 光コネクタプラグ
JP2009205100A (ja) * 2008-02-29 2009-09-10 Sumitomo Electric Ind Ltd 光コネクタ

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS60150507U (ja) * 1984-03-14 1985-10-05 オムロン株式会社 光コネクタ
JP2000155237A (ja) * 1998-11-20 2000-06-06 Fujikura Ltd 光ファイバコネクタ
JP2003195101A (ja) * 2001-12-26 2003-07-09 Sanwa Denki Kogyo Co Ltd 光コネクタプラグ
JP2009205100A (ja) * 2008-02-29 2009-09-10 Sumitomo Electric Ind Ltd 光コネクタ

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2013126429A2 (en) 2012-02-20 2013-08-29 Adc Telecommunications, Inc. Fiber optic connector, fiber optic connector and cable assembly, and methods for manufacturing
JP2015508188A (ja) * 2012-02-20 2015-03-16 エーディーシー テレコミュニケーションズ,インコーポレイティド 光ファイバコネクタ、光ファイバコネクタとケーブルとの組立体、及び製造方法
EP2817668B1 (en) * 2012-02-20 2020-01-22 ADC Telecommunications Inc. Fiber optic assembly
JP2013192287A (ja) * 2012-03-12 2013-09-26 Fanuc Ltd 回転軸と該回転軸に強固に嵌合するヨークとからなる電動機の回転子
KR101356760B1 (ko) * 2013-07-01 2014-02-04 (주)광운정보 다기능 슬리브형 광커넥터
CN107894631A (zh) * 2017-11-24 2018-04-10 苏州苏驼通信科技股份有限公司 一种方便压接的fc型光纤连接器及其加工、组装方法
CN107894631B (zh) * 2017-11-24 2024-04-26 苏州苏驼通信科技股份有限公司 一种方便压接的fc型光纤连接器及其加工、组装方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP5398560B2 (ja) 2014-01-29

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR101167344B1 (ko) 광 커넥터 및 광 커넥터의 조립 방법
JP5080600B2 (ja) 光コネクタ内蔵プラグ
JP5000778B2 (ja) 光コネクタプラグ
JP6363784B1 (ja) 光コネクタプラグおよび二連式の光コネクタプラグ
JP5100869B2 (ja) 光コネクタプラグ
JP4503547B2 (ja) 光コネクタ
JP6429394B2 (ja) 光コネクタ
JP5398560B2 (ja) 光コネクタ及びその組立方法
JP2020046582A (ja) Lc用ユニブーツプラグコネクタ
JP4809180B2 (ja) 光遮蔽機能を備えた光コネクタプラグ
JP4913192B2 (ja) 光コネクタアダプタ
JP4011556B2 (ja) 光コネクタ
JP2006323067A (ja) メカニカル接続型光コネクタ及び光コネクタ組立工具。
JP3913743B2 (ja) 光コネクタ
JP4476678B2 (ja) 光コネクタプラグ
TW200916865A (en) Optical connector and assembling method thereof
JP2007052250A (ja) 光コネクタアダプタ
JP5091105B2 (ja) シャッタ付き現場組立光コネクタ
JP3652621B2 (ja) 光中継コネクタ装置及び光中継コネクタ
JP7089485B2 (ja) 光コネクタ
JP4255803B2 (ja) 光コネクタ
JP4047104B2 (ja) 光コネクタハウジング
JP4593660B2 (ja) 光コネクタ組立工具
JP2013218103A (ja) 光コネクタプラグ
JP4638962B2 (ja) シャッタ付き光コネクタ

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20121206

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20130618

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20130619

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20130805

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20130924

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20131022

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 5398560

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250