JP4719594B2 - 船外機のエンジンカバーのシール部材 - Google Patents

船外機のエンジンカバーのシール部材 Download PDF

Info

Publication number
JP4719594B2
JP4719594B2 JP2006061391A JP2006061391A JP4719594B2 JP 4719594 B2 JP4719594 B2 JP 4719594B2 JP 2006061391 A JP2006061391 A JP 2006061391A JP 2006061391 A JP2006061391 A JP 2006061391A JP 4719594 B2 JP4719594 B2 JP 4719594B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
seal
cover
seal member
lower cover
spring constant
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2006061391A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2007237849A (ja
Inventor
邦弘 吉津
誠 矢▲崎▼
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Honda Motor Co Ltd
Original Assignee
Honda Motor Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Honda Motor Co Ltd filed Critical Honda Motor Co Ltd
Priority to JP2006061391A priority Critical patent/JP4719594B2/ja
Priority to US11/707,314 priority patent/US7841600B2/en
Publication of JP2007237849A publication Critical patent/JP2007237849A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4719594B2 publication Critical patent/JP4719594B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16JPISTONS; CYLINDERS; SEALINGS
    • F16J15/00Sealings
    • F16J15/02Sealings between relatively-stationary surfaces
    • F16J15/021Sealings between relatively-stationary surfaces with elastic packing
    • F16J15/022Sealings between relatively-stationary surfaces with elastic packing characterised by structure or material
    • F16J15/024Sealings between relatively-stationary surfaces with elastic packing characterised by structure or material the packing being locally weakened in order to increase elasticity
    • F16J15/027Sealings between relatively-stationary surfaces with elastic packing characterised by structure or material the packing being locally weakened in order to increase elasticity and with a hollow profile

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Gasket Seals (AREA)

Description

本発明は、船外機のエンジンカバーのアッパカバーと下カバーとの間をシールするシール部材に関するものである。
船外機のエンジンカバーは、カバーを脱着してエンジンのメンテナンスや調整を行う必要から、エンジンの上半部を覆う上カバーと、下半部を覆う下カバーとで構成されており、アッパカバーと下カバーとの接合部にはシール部材を介装し、この間をシールしている。
従来、エンジンカバーのシール構造として以下の技術が知られている。(例えば、特許文献1及び特許文献2参照。)。
実開昭63−089397号公報 特開平02−292575号公報
特許文献1に開示されている船外機のエンジンカバーの上カバー、下カバーのシール構造は、同公報の第4図で示されているように、下カバーの周縁部の起立片に被せられ、上カバーの嵌合部との間でシールする逆U字形の防水部材と、下カバーの穴に突き当てる防水部材の2部材からなる。
特許文献2に開示されている船外機のエンジンカバーの上カバー、下カバーのシール構造は、同公報の第2図〜第4図で理解し得るように、シール部材は一体であるが、本体部と弾撥部を備えるメインシール部と中空部が一体に設けられている。
以上の特許文献に開示の技術は、以下の不利がある。
特許文献1の技術では、シール部材は2部材で構成されているので、部品点数が増え、組付工数も増えること、コストアップ等の不利がある。
特許文献2の技術では、メインシール部が中空部であり、中空部で2つの機能を持たせているので、中空部の塑性変形により形状が回復しにくくなると、ロック荷重が低下してくるという問題があり、中空部分の弾撥力により高さ管理をすると、ヘタリによる高さの維持への影響が大きく、高さ管理手段を別途設けると構造の複雑化、コストアップを招来する虞がある。
また上下のカバーのシール状態における双方のシール支持も影響を受け、カバー相互の突き合わせ、支持、シール機能上も好ましくない。
本発明は、上下のカバーの突き合わせ接合部を、1つの部材でカバーの突き合わせ支持部に高い剛性を確保しつつ、双方のシール部分のシールを追従性を良好にしてシールを確実に行わせ、且つ経年変化の少ない構造とした船外機のエンジンカバーのシール部材を提供することを課題とする。
請求項1に係る発明は、エンジンカバーの上カバーを下カバーにシール部材を介して着脱自在に接合する船外機のエンジンカバーシールに用いるシール部材であって、シール部材は、ゴム等の可撓弾性体からなり、上方に開放する溝条部と、溝条部のエンジンカバー内外両側の部分と、両側の部分の下側に設けられた支持部と、内側の部分の内側に設けられた中空部を有するシール部とを一体に備え、支持部は、上カバーの下端部を下カバーの上端部に支持するばね定数の高い支持部であり、シール部は、支持部の内方に一体に形成されており、上カバーの周縁部と下カバーの周縁部との間に臨み、中空部を有してばね定数が低く設定されたシール部であり、シール部材の支持部は中実であり、その下端面には、下カバーの上端部に設けた上面が平坦面で、ロック荷重を受ける横向きシール面と接してシール面をシールするばね定数の低い一条のシールリップ部が下端が尖るように下方に突設されており、シール部材の中空部を有してばね定数が低く設定されたシール部の前記下カバーの縦向きシール面に対応する内片部の内側面には、該シール面と当接し、シール面に追従して変形し、シール面に密着する、上下に離間して2条のシールリップ部を内周全周に亘り設け、上カバーの下端部及び横向きシール面、縦向きシール面を有する下カバーの上端部はリング状に形成されており、シール部材はリング状部材であることを特徴とする。
請求項1に係る発明では、まず、シール部材は、上カバーの下端部を下カバーの上端部に支持するばね定数の高い支持部と、該支持部の内方に一体に形成され、上カバーの周縁部と下カバーの周縁部との間に臨み、中空部を有してばね定数が低く設定されたシール部とを備えるので、先ず、上カバーと下カバーの突き合わせ部は、ロック時にはばね定数の高い支持部により支持されることで、塑性変形の変形量が減り、上下カバー相互のロック荷重の低下を低く抑えることが可能となり、上下カバー間のシール、ロック機能を長期に亘って安定的に保持することができる。
又上下カバーのシール機能は、ばね定数の高い支持部でロック荷重を支持しつつ、ばね定数の低い中空のシール部により上下カバーの接合部の追従性を高度に、確実に保持し、上下カバー間のシールを容易に、確実に行うことができる。
更に本発明は、以上の上下カバーのロック時におけるロック荷重の支持、シール時の追従性の維持という2つの相反する機能を、1つのシール部材で確実に果たすことができ、部品点数の削減、組付工数の削減、コストダウン等の利点がある。
また本発明では、シール部材の支持部を中実とし、その下端面には、ばね定数の低いシールリップ部を設けたので、リップ部が容易に撓んで下カバーの横向きのシール面に追従し、上下カバーの突き合わせ部の高いロック荷重を支持しつつ、この部分のシール性が向上する。
さらに本発明では、シール部材の中空部を有するシール部の下カバーの周縁部の縦向きのシール面に当接する部分に、2条のシールリップ部を設けたので、2条の中空のシール部によるシール面へのシール部の追従性が向上するとともに、この部分に設けた2条のシールリップ部によりシール面への追従性は一層向上し、中空シール部の容易な変形と、これに設けた2条のシールリップ部の変形、シール面への追従、シールにより、前記支持部のリールリップ部、中空部の内側面に設けた2条の2段のシールがなされ、極めて高いシール性が得られる。
さらにまた本発明では、シール部材をリング状部材としたので、エンジンカバーを構成する上下のカバーの突き合わせ接合部周縁を全周に亘りロックし、シールすることができるとともに、リング状のシール部材を一方のカバー周縁部を囲繞するように装着すればよいので、装着、組付作業も容易化する。
本発明を実施するための最良の形態を添付図に基づいて以下に説明する。なお、図面は符号の向きに見るものとする。
図1は、船外機の全体を示す側面図であり、内部機構の主なものを破線で示した図である。
1は船外機であり、図の右側の矢印Frで示した方向を推進方向の前方とし、左側の矢印Rrで示した方向を後方とし、上部に配置したエンジン2をエンジンカバー20で覆っている。
エンジン2は、シリンダ、ピストンが横向きで、クランクシャフト縦置きの4ストローク複数気筒エンジンであり、後方のシリンダヘッドカバーを含むシリンダヘッド3、中間部のシリンダブロック4、前方のクランクケース5、下部にはオイルパン6aを下部に配設したマウントケース6を備える。
エンジン2の周りをエンジンカバー20で覆い、エンジンカバー20は上下2分割の上カバー21、下カバー22とで構成されており、エンジン2の主要部は上カバー21で覆われ、下部は下カバー22で覆われている。
図中3aはカムシャフト、7はクランクシャフト、8は吸気サイレンサ、9はACG(交流発電機)、10は導風板である。
クランクシャフト7は前記したように縦向きに配設されており、下方に垂下された駆動軸11に連結されており、駆動軸11は、下カバー22の下方に延設されたエクステンションケース12内を縦通し、エクステンションケース12の下端部に固着されたギヤケース13内のギヤ伝達機構14に連結されている。
ギヤ伝達機構14は、駆動軸11の動力を、ギヤケース13内において前後方向を向いて配置された水平な被動軸15に伝え、被動軸15の後端部はギヤケース13の後部から後方に突出し、後端部にプロペラ16が固着され、エンジン2の動力でプロペラ16を駆動し、一対のドグクラッチで切り換えることで、プロペラの正逆回転を切り換え、前進又は後進の推進力を得る。
尚、図中17は、船の船尾に船外機を着脱自在に取り付けるスターンブラケットである。
以上の船外機1のエンジンカバー20を構成する上カバー21の周縁部である下端部21a、下カバー22の周縁部である上端部22aを突き合わせ、エンジンカバー20の前後に設けたロック機構30,30を介して上下のカバー21,22を接合、一体化する。図の23は、上下のカバー21,22の突き合わせ、接合部を示す。
接合部及びロック機構は、前後のもので同じ機構なので、図2〜図4では、後部のロック機構、突き合わせ、接合部、シール機構を示して説明するが、前部のロック機構も同じである。
図2は、上下のカバーの突き合わせ、接合部の要部の拡大縦断面図で、シールロック手前の図、図3は、同ロックしつつある状態の図、図4は、ロックし、シール状態の図、図5は、シール部材の断面斜視図である。
上カバー21の下端部21aには凸部21bを全周に亘り垂下、突設し、下端部21aの部分でロック機構30を設置する部分には、前後方向の板厚よりも厚いロック機構取付ベース21cを設ける。
下カバー22の上端部22aは上面を平坦面としてロック荷重を受ける概ね水平な(以下横向と記す)横向きシール面22bとし、この部分のロック機構30を設置する突起部22cを後方に突設する。そして、下カバー22の上端部22aには、前記した平坦な横向きシール面22bと連続し、この横向きシール面22bのエンジンルーム側となる内端部から上方に立ち上がる、概ね縦の(以下縦向きと記す)縦向きシール面22dを連続して設ける。
縦向きシール面22dは、上部が内方に傾斜するようにアールをもって緩やかに外側方に傾斜面として形成されている。
下カバー22の上端部に設けた横向きシール面22b、縦向きシール面22dは、上端部の全周に亘り設けられ、下カバー22のロック機構30の設置部分である前後の部分のみに突起部22cが設けられている。
上カバー21の前記した取付ベース21cの外面には、裏面に配置した座金33,33を介してリベット32,32によりキャッチャー31を固着し、キャッチャー31の上端部には半円形の係止溝31aが設けられている。
下カバー22の前記した突起部22cには、ロック機構の操作レバー34の基部34aをピン35で回動可能に軸支し、操作レバー34は所定の長さを有する。
操作レバー34の基部34aの手前には幅方向に離間し、対称的な補強部34bを設け、補強部34bの外側間に門型のロックアーム36の両端部36a,36aを回動可能に軸支し、以上によりロック機構30を構成する。
図2及び図5は、シール部材50の自由状態を示し、図2は、上カバー21の下端部に組み付けた状態を示し、図5は、シール部材の単体の後半部を示した。
これらの図面に従ってシール部材50を説明する。
図5において矢印Aで示した向きはエンジンルーム外側であり、矢印Bで示した向き
はエンジンルーム内側である。
シール部材はゴム等の可撓弾性体からなり、上部には上方に開放する溝条部51と、この溝条部51のエンジンカバー内外両側の部分(エンジンルームの内外を基準とした)52,53と、溝条部51の下側に形成され、厚肉であって中実のばね定数の高いロック荷重支持部54とを備える。
この荷重支持部54の下面には、一条のシールリップ部55が下方に突設され、シールリップ部55は下端部が尖るように尖鋭に形成されている。
溝条部51の内側の部分53の上端部からエンジンカバー内方に略逆U字形に内片部56が連続して設けられ、内片部56は、下部56aが前記した荷重支持部54の内端部で、シールリップ部55のエンジンカバー内方の部分に一体に連続する。
内片部56の内側面57には、実施例では上下に離間して2条のシールリップ部58,58を内周全周に亘り設け、上部56bが内側部分53と連続する内片部56と荷重支持部54の下部、内片部56の荷重支持部と連続する下部56aとの間に、これらで囲まれる中空部59を形成する。
以上のシール部材50の中空部59を形成した内側部分の内片部56、シールリップ部58,58でばね定数の低いシール部60を構成する。
このように、ゴム等で一体成形したシール部材50は、外側にばね定数の高い中実の荷重支持部と、内側にばね定数の低いシール部60を一体に備える。
以上のシール部材50は、その断面のまま、上下カバー21,22の突き合わせ、接合端部の形状に沿ってリング状に形成されている。図5はリング状のシール部材50の一部を取り出し、断面として示している。
以上のシール部材50は、荷重支持部54の上に設けられた凹状の溝条部51を介して上カバー21の下端部21aに設けた凸部21bに嵌合し、接着剤等で一体的に嵌着して組み付ける。
シール部材50の凸部21bへの固着に際し、シール部60をエンジンカバー内側とし、凸部21bの下方に中実で、ばね定数の高い厚肉の荷重支持部54が臨む。シール部60は、凸部21bの内側であって、上カバー21の下カバー22への突き合わせ、閉じ方向において下カバー22の縦向きシール面22dに臨む。
図2は、上下のカバー21,22の上下端部を突き合わせた初期の状態を示し、シール部材50は、上カバー21の下端部21aに突設した凸部21bに、溝条部21を介して固着されており、シールリップ部55を含む荷重支持部54の間は下カバー22の上端部の横向きシール面22bに向き合っている。
シール部材50の内側に設けた中空部59を備えるシール部60の内側面57及びこの面に設けたシールリップ部58,58は、下カバー22の前記横向きシール面22bの内端から起立した縦向きシール面22dに向き合っている。
操作レバー34を持ち上げ回動し、門型のロックアーム36の上端部の連結部36bを、キャッチャー31の上端部に設けた半円形の係止溝31aに上から係合する。
この状態を図2で示した。この状態では、荷重支持部54の下面と下カバー22の横向きシール面22b、シール部60と縦向きシール面22dとは離間している。
操作レバー34を図2の状態から下向きに回動すると、ロックアーム36が下方に引き込まれ、上カバー21が下方に移動し、シール部材50の荷重支持部54に垂下、突設したシールリップ部55が下カバー22の横向きシール面22bに当接する。
また、シール部材50のシール部60はそのシールリップ部58,58が下カバー22の横向きシール面22bの内端から立ち上がった縦向きシール面22dに当接し、中空部59が撓んで当該シール面22dに追従する。
この状態を図3で示した。
操作レバー34を図3の状態から更に下向きに回動すると、ロックアーム36が更に下方に引き込まれ、上カバー21が更に下方に移動し、図4のようにロック状態となる。
この状態では、上カバー21の下端部21aの凸部21bに固着したシール部材50のシールリップ部55は、下カバー22の横向きシール面22bに圧着されて圧潰し、横向きシール面22bをシールする。
この状態では、荷重支持部54は高さ方向の寸法が大きく、中実で厚肉であってばね定数が高く、荷重支持部54の下面に垂下したシールリップ部55が潰れて直接荷重支持部54がシール面22bに作用した場合、荷重支持部54が反発部として作用し、荷重支持部54の塑性変形量は小さく、上カバー21と下カバー22との間のロック荷重の低下は抑えられ、上下のカバー21,22の突き合わせ、接合時におけるロック荷重を低下させることなくロックすることができる。
一方、荷重支持部54の内側に配置されているシール部60は、この部分が中空部59を備えてばね定数が低く、ばね定数の低いことと相俟って、縦向きシール面22dに当接し、該シール面22dに追従して変形し、シール面22dに密着してシール性を高度に維持することができる。
この際、シールリップ部58,58は、縦向きのシール面22dに圧着して変形し、シール面22dに密着して高いシール性を得ることができ、シール機能は一層向上する。
このように、本発明に係るシール部材50では、ばね定数の高い荷重支持部54と、ばね定数の低いシール部60とにより、一つのシール部材により、上下カバー21,22の閉じたロック状態におけるロック荷重の低下防止によるロックの確実化と、シール性の向上という、相反する要素を合理的にマッチングさせて解決することができるものである。
尚、本発明に係るシール部材は、実施の形態では上カバーに取り付けたが、船外機のエンジンカバーの下カバーにシール部材の支持構造部を設け、上カバーに2面のシール面を設けるようにしても良い。
本発明のシール部材は、上下のカバーからなる船外機のエンジンカバーのシール部材として好適である。
船外機の全体を示す側面図であり、内部機構の主なものを破線で示した図である。 エンジンカバーの上下のカバーの突き合わせ、接合部の要部の拡大縦断面図である。 図2の状態からシールロック手前の図で、ロックしつつある状態の図である。 図3の状態から進み、上下のカバーロックし、シールした状態の図である。 シール部材の断面斜視図である。
符号の説明
1…船外機、 20…エンジンカバー、 21…上カバー、 22…下カバー、21a…上カバーの周縁部、 22a…下カバーの周縁部、 22b…横向きシール面、 22d…縦向きシール面、 50…シール部材、 51…溝条部、 54…ばね定数の高い支持部、 55…シールリップ部、 56…内片部、 57…内側面、 58…シールリップ部、 59…中空部、 60…シール部。

Claims (1)

  1. エンジンカバーの上カバー(21)を下カバー(22)にシール部材(50)を介して着脱自在に接合する船外機のエンジンカバーシールに用いるシール部材であって、
    前記シール部材(50)は、ゴム等の可撓弾性体からなり、上方に開放する溝条部(51)と、溝条部(51)のエンジンカバー内外両側の部分(52,53)と、両側の部分(52,53)の下側に設けられた支持部(54)と、内側の部分(53)の内側に設けられた中空部(59)を有するシール部(60)とを一体に備え、
    前記支持部(54)は、上カバー(21)の下端部(21a)を下カバー(22)の上端部(22a)に支持するばね定数の高い支持部(54)であり、
    前記シール部(60)は、前記支持部(54)の内方に一体に形成されており、上カバーの周縁部と下カバーの周縁部との間に臨み、中空部(59)を有してばね定数が低く設定されたシール部(60)であり、
    前記シール部材(50)の支持部(54)は中実であり、その下端面には、下カバー(22)の上端部(22a)に設けた上面が平坦面で、ロック荷重を受ける横向きシール面(22b)と接してシール面をシールするばね定数の低い一条のシールリップ部(55)が下端が尖るように下方に突設されており、
    前記シール部材(50)の中空部(59)を有してばね定数が低く設定されたシール部(60)の前記下カバー(22)の縦向きシール面(22d)に対応する内片部(56)の内側面(57)には、該シール面と当接し、シール面(22d)に追従して変形し、シール面(22d)に密着する、上下に離間して2条のシールリップ部(58,58)を内周全周に亘り設け、
    前記上カバー(21)の下端部(21a)及び横向きシール面(22b)、縦向きシール面(22d)を有する下カバー(22)の上端部(22a)はリング状に形成されており、
    前記シール部材(50)は、リング状部材である、
    ことを特徴とする船外機のエンジンカバーのシール部材。
JP2006061391A 2006-03-07 2006-03-07 船外機のエンジンカバーのシール部材 Expired - Fee Related JP4719594B2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006061391A JP4719594B2 (ja) 2006-03-07 2006-03-07 船外機のエンジンカバーのシール部材
US11/707,314 US7841600B2 (en) 2006-03-07 2007-02-16 Seal member for engine cover of outboard motor

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006061391A JP4719594B2 (ja) 2006-03-07 2006-03-07 船外機のエンジンカバーのシール部材

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2007237849A JP2007237849A (ja) 2007-09-20
JP4719594B2 true JP4719594B2 (ja) 2011-07-06

Family

ID=38478165

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2006061391A Expired - Fee Related JP4719594B2 (ja) 2006-03-07 2006-03-07 船外機のエンジンカバーのシール部材

Country Status (2)

Country Link
US (1) US7841600B2 (ja)
JP (1) JP4719594B2 (ja)

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010260455A (ja) * 2009-05-07 2010-11-18 Honda Motor Co Ltd 船外機
US10351222B1 (en) * 2018-02-05 2019-07-16 Brunswick Corporation Cowlings for marine drive having a perimeter seal
JP7251072B2 (ja) * 2018-08-22 2023-04-04 スズキ株式会社 船外機の外装構造

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH043893U (ja) * 1990-04-25 1992-01-14
JPH04307181A (ja) * 1991-04-04 1992-10-29 Sanshin Ind Co Ltd シ−ル構造
JPH0899694A (ja) * 1994-09-29 1996-04-16 Honda Motor Co Ltd 船外機のシール構造

Family Cites Families (25)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US2700196A (en) * 1950-12-28 1955-01-25 Panhard & Levassor Inflatable weather strip for mounting vehicle windows in frames
ES446727A1 (es) * 1975-07-08 1977-06-01 Mesnel Sa Ets Perfeccionamientos introducidos en juntas de estancamiento extrusionadas tubularmente, especialmente para carrocerias de automoviles.
FR2452643A1 (fr) * 1979-03-30 1980-10-24 Mesnel Sa Ets Perfectionnements aux joints dits complexes, a armature metallique, notamment pour assurer l'etancheite des carrosseries d'automobiles
IT1119627B (it) * 1979-12-21 1986-03-10 Saiag Spa Profilato di guarnizione per carrozzerie di veicoli e procedimento per la sua fabbricazione
DE3442653C1 (de) * 1984-11-22 1986-06-19 Daimler-Benz Ag, 7000 Stuttgart Abdichtung fuer den Spalt zwischen einem starren Schiebedeckel und einem diesen umgebenden festen Dachbereich eines Kraftwagens
JPH0238399B2 (ja) 1986-10-02 1990-08-30 Nishimura Kenichi Ryomennizugaragaarawarerusozaishiitonoseizohoho
US4702039A (en) * 1987-01-28 1987-10-27 Gencorp Inc. Automobile weatherstripping
FR2631413B1 (fr) * 1988-05-16 1991-01-25 Hutchinson Joint d'etancheite, notamment pour glace mobile de vehicule automobile
US4930790A (en) * 1988-06-14 1990-06-05 Brunswick Corporation Composite cowl seal
JPH02292575A (ja) 1988-10-27 1990-12-04 Sanshin Ind Co Ltd 船外機のカウリング
US5135239A (en) * 1988-10-27 1992-08-04 Sanshin Kogyo Kabushiki Kaisha Seal member for outboard cowling
US4976069A (en) * 1988-11-02 1990-12-11 Tokai Kogyo Kabushiki Kaisha Automobile door seal, and a molding apparatus thereof
JP2771227B2 (ja) * 1989-03-13 1998-07-02 三信工業株式会社 船外機用トップカウルの位置決め構造
US5267739A (en) * 1990-02-07 1993-12-07 The Standard Products Company Engine compartment seal
JPH043893A (ja) * 1990-04-19 1992-01-08 Rinnai Corp 熱交換器
US5096208A (en) * 1990-05-18 1992-03-17 Outboard Marine Corporation Motor cover seal
US6190219B1 (en) * 1998-10-27 2001-02-20 Outboard Marine Corporation Seal system for outboard motor covers
JP3955182B2 (ja) * 2001-02-13 2007-08-08 本田技研工業株式会社 船外機用エンジンカバー
JP4029603B2 (ja) * 2001-05-31 2008-01-09 豊田合成株式会社 ウェザストリップ
JP3621662B2 (ja) * 2001-07-02 2005-02-16 西川ゴム工業株式会社 自動車用ウェザーストリップ
US6877279B2 (en) * 2002-08-16 2005-04-12 Honda Motor Company, Ltd. Sealing apparatus for a closure
JP2006188079A (ja) * 2004-12-28 2006-07-20 Yamaha Marine Co Ltd 船外機
JP2006182218A (ja) * 2004-12-28 2006-07-13 Yamaha Marine Co Ltd 船外機のカウル構造
JP2006213152A (ja) * 2005-02-03 2006-08-17 Yamaha Marine Co Ltd 船外機
US7201623B1 (en) * 2005-10-14 2007-04-10 Brunswick Corporation Inertial lock for an outboard cowl

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH043893U (ja) * 1990-04-25 1992-01-14
JPH04307181A (ja) * 1991-04-04 1992-10-29 Sanshin Ind Co Ltd シ−ル構造
JPH0899694A (ja) * 1994-09-29 1996-04-16 Honda Motor Co Ltd 船外機のシール構造

Also Published As

Publication number Publication date
US7841600B2 (en) 2010-11-30
JP2007237849A (ja) 2007-09-20
US20070210531A1 (en) 2007-09-13

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4719594B2 (ja) 船外機のエンジンカバーのシール部材
JP5180951B2 (ja) 内燃機関のタイミングトレーンカバー
JP5208786B2 (ja) 横型エンジン
US7448928B2 (en) Outboard motor cowl structure
US7249985B2 (en) Outboard motor having a cowling
KR101157363B1 (ko) 내연기관의 크랭크 케이스 구조
JP4184735B2 (ja) 車両の動力源マウント構造
WO2022230801A1 (ja) 内燃機関のベルトカバー構造
US6910929B2 (en) Outboard motor
EP1375909A2 (en) Pinion-shaft support structure for starter in power unit
JPH10266892A (ja) エンジンのラダーフレーム構造
JP2021063490A (ja) エンジンのチェーンカバー構造
JP2001199248A (ja) エンジンのマウント取付構造
JP6819390B2 (ja) 車両下部構造
CN1328087C (zh) 后背箱部的密封构造
JP7347107B2 (ja) エンジンのチェーンカバー構造
JP7395945B2 (ja) エンジンのカバー構造
JP2006182221A (ja) 船外機のカウル構造
JP2006188079A (ja) 船外機
EP4019393A1 (en) Outboard motor
JP4513641B2 (ja) エンジンのオイルパン構造
JP2009214813A (ja) 自動二輪車
JPH0217170Y2 (ja)
JP4393525B2 (ja) 動力装置の支持構造
JP3915359B2 (ja) シリンダヘッドの取付構造

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20081126

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20110127

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20110201

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20110214

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20110329

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20110404

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4719594

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140408

Year of fee payment: 3

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees