JP2006188079A - 船外機 - Google Patents

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Abstract

【課題】 上下方向と横方向で二重にシールするので、強く波を被ったりカウリング内に負圧が生じたりしてもシール性を確保できる船外機を提供する。
【解決手段】 カウリング10がトップカウル11とボトムカウル12に分かれ、トップカウル11とボトムカウル12との合わせ部がシールされてトップカウル11が着脱自在に装着されるようにした船外機であって、トップカウル11とボトムカウル12とを上下方向でシールする縦向きシール部13aと、トップカウル11とボトムカウル12とを横方向でシールする横向きシール部14aとを備え、トップカウル11とボトムカウル12とを合わせることによって、縦向きシール部13aが横向きシール部14aの上方に配置される船外機1としたことを特徴とする。
【選択図】 図2

Description

この発明は、カウリングがトップカウルとボトムカウルに分かれ、トップカウルとボトムカウルとの合わせ部がシールされて着脱自在に装着されるようにした船外機に関するものである。
従来、船外機は、風雨や海水等に曝される使用環境のため、船外機の機関部等を含めたほぼ全体をカバーで覆った密閉構造が採られており、水の浸入等によるトラブルが防止されている。
特に、船外機の上部側に設けられたエンジンは、メンテナンス等のために、トップカウルとボトムカウルとが着脱自在に構成されたカウリングで覆われており、トップカウルとボトムカウルとの接合面には、防水用のシール部材が装着されるのが一般的である。
このような船外機に関する発明には、特許文献1乃至3に記載されたようなものがある。この特許文献1には、「ボトムカウルにトップカウルを装着してエンジンを覆う船外機のカウリングにおいて、ボトムカウルの上端面内周側にシールラバー装着用の係合片を上方に突設するとともに、外側面にトップカウルの下部内周面との径方向シールを行なう第1のリップを設け、下部外周にトップカウルの下端面との間のシールを行なう高さ方向シール用の第2のリップを設けたシールラバーを、上記係合片にその係合片を被覆するように装着したことを特徴とする、船外機のカウリング。」が記載されている。
これによれば、「ボトムカウルの上端面内周側にシールラバーを装着し、そのシールラバーの外側面及び下部外周に設けたリップによってトップカウル間のシールを行なうようにしたので、トップカウルの肉厚を薄く、軽くすることができ、しかもフラッシュサーフエス化を容易に図ることができる。さらに、トップカウルに設けた突起部とボトムカウルに設けた受部材との当接により、トップカウルとボトムカウルとの高さ方向の隙間が所定値に調節されるので、常にシール性、確実性を保持させることができる。」と記載されている。
また、特許文献2には、「エンジンの下部を覆うボトムカウルの上端縁に、シール部材を介し、エンジン上部を覆うトップカウルを着脱可能に装着した船外機のカウリングにおいて、シール部材が、断面略円形のリング部と、該リング部の下部から一体的に傾斜して延在する突起片と、を備えている船外機のカウリング。」が記載されている。
これによれば、「シール部材が断面略円形のリング部と、突片部とを備えるように構成したので、その全長を長くとることができ、肉厚を薄くしてもリング部の形状が略円形であるためにその形状保持を確保でき、もってシール部材の圧縮時の反力を低減してその圧縮力を低く抑えることができるという優れた効果がある。」と記載されている。
さらに、特許文献3には、「エンジンの下半部を覆うアンダーカバーの上部開口面に、エンジンの上半部を覆うエンジンカバーをシール部材を介して着脱可能に装着するようにした船外機用エンジンカバーであって、前記アンダーカバーと前記エンジンカバーとのいずれか一方のカバーは、略水平方向に延在する第1シール面と、略垂直方向に延在する第2シール面とをその開口周縁に有するものであり、前記シール部材は、他方のカバーの開口周縁に結合するクリップ部と、中空部と、該中空部の反クリップ部側の先端部に於ける押圧荷重の作用中心を通る垂直面からエンジンルームの内方へオフセットした位置に延在する縦向きリップ片と、前記クリップ部側に延設された横向きリップ片とを有するものであり、前記アンダーカバーに前記エンジンカバーを接合させた際に、前記縦向きリップ片が前記第1シール面に当接し、前記横向きリップ片が前記第2シール面に当接することを特徴とする船外機用エンジンカバー。」が記載されている。
これによれば、「水平方向に延在する第1シール面と、垂直方向に延在する第2シール面とを例えばアンダーカバーの開口周縁に設け、エンジンカバーを装着した際に、エンジンカバーの開口周縁に取り付けられたシール部材に設けられた縦向きリップ片が第1シール面に当接し、同じくシール部材に設けられた横向きリップ片が第2シール面に当接するようにしたので、互いに直交する2つのシール面に2つのリップ片が別々に当接することとなる。従って、2つのシール部が互いにバックアップすることから、シール部材への押圧力に依存せずにより一層高いシール性を獲得する上に多大な効果を奏することができる。」と記載されている。
特開平5−162692号公報 特開平2−292575号公報 特開2002−240786号公報
しかしながら、特許文献1に記載された発明では、船外機のトップカウルは樹脂製で撓みやすく、又、シール部材は時間経過により劣化(へたり)するため、強く波を被ったりエンジンの運転によりカウリング内の圧力変化が生じたりすると、十分なシール性が確保できずにカウリング内に水が浸入する虞がある。また、トップカウルとボトムカウルの公差の関係上寸法にばらつきが生じると、防水性を発揮するのに必要な圧縮力にばらつきが生じ、やはり十分なシール性が確保できずにカウリング内に水が浸入する虞がある。
また、特許文献2に記載された発明では、カウリング上下方向すなわち一方向のみのシールしか行っておらず、カウリング脱着の繰り返しや振動などによってシール性が低下する虞がある。
さらに、特許文献3に記載された発明では、カウリングの上下方向に加えて横方向のシールも行っているが、シール部材のリップ片が複雑な形状に圧縮されてシールするためリップ片が劣化しやすく、カウリング脱着の繰り返しや振動などによってシール性が低下する虞がある。
また、これらの特許文献1乃至3に記載された発明では、シール部材の一部がカウリング外側に露出しており、少なからず船外機の外観を損なう虞がある。
そこで、この発明は、強く波を被ったりエンジンの運転によりカウリング内の圧力変化が生じても良好なシール性を確保することができる船外機を提供することを課題とする。
また、この発明の他の課題は、トップカウルとボトムカウルの寸法ばらつきが生じても良好なシール性を確保できる船外機を提供することである。
さらに、この発明の他の課題は、カウリング脱着の繰り返しや振動によってもシール性が低下しない船外機を提供することである。
また、この発明の他の課題は、外観が損なわれない船外機を提供することである。
かかる課題を達成するために、請求項1に記載の発明は、カウリングがトップカウルとボトムカウルに分かれ、前記トップカウルと前記ボトムカウルとの合わせ部がシールされてトップカウルが着脱自在に装着されるようにした船外機であって、前記トップカウルと前記ボトムカウルとを上下方向でシールする縦向きシール部と、前記トップカウルと前記ボトムカウルとを横方向でシールする横向きシール部とを備え、前記トップカウルと前記ボトムカウルとを合わせることによって、前記縦向きシール部が前記横向きシール部の上方に配置される船外機としたことを特徴とする。
請求項2に記載の発明は、カウリングがトップカウルとボトムカウルに分かれ、前記トップカウルと前記ボトムカウルとの合わせ部がシールされてトップカウルが着脱自在に装着されるようにした船外機であって、前記トップカウルと前記ボトムカウルとを上下方向でシールする縦向きシール部と、前記トップカウルと前記ボトムカウルとを横方向でシールする横向きシール部とを備え、前記トップカウルと前記ボトムカウルとを合わせることによって、前記縦向きシール部が前記横向きシール部の内側に配置される船外機としたことを特徴とする。
請求項3に記載の発明は、請求項1又は2に記載の構成に加え、前記縦向きシール部を有する第1シール部材と、前記横向きシール部を有する第2シール部材とを備え、前記第1シール部材が前記トップカウルに設けられ、前記第2シール部材が前記ボトムカウルに設けられたことを特徴とする。
請求項4に記載の発明は、請求項3に記載の構成に加え、前記第2シール部材は、前記ボトムカウルに嵌合する断面形状が略コの字状のクリップ部を備え、該クリップ部が開口部を下向きにして前記ボトムカウルの上端部に嵌合され、前記第1シール部材は、前記縦向きシール部を前記第2シール部材の前記クリップ部に当接させてシールすることを特徴とする。
請求項5に記載の発明は、請求項3又は4に記載の構成に加え、前記トップカウルの下端部近傍には、前記トップカウルと前記ボトムカウルとを接合するときに前記ボトムカウルの上端部に対する対向面が形成され、前記第1シール部材は、前記対向面に設けられたことを特徴とする。
請求項6に記載の発明は、請求項3乃至5の何れか1つに記載の構成に加え、前記第1シール部材にリブを延設し、前記トップカウルと前記ボトムカウルを接合した時、前記リブが前記ボトムカウルの内側に位置することを特徴とする。
請求項7に記載の発明は、請求項1又は2に記載の構成に加え、前記トップカウル又は前記ボトムカウルに嵌合する断面形状が略コの字状のクリップ部を有し、該クリップ部、前記縦向きシール部、及び前記横向きシール部は、一体成形されて一体型シール部材を構成することを特徴とする。
請求項8に記載の発明は、請求項7に記載の構成に加え、前記一体型シール部材は、前記ボトムカウルに設けられたことを特徴とする。
請求項9に記載の発明は、請求項1乃至8の何れか1つに記載の構成に加え、前記縦向きシール部及び/又は前記横向きシール部は、中空に形成されたことを特徴とする。
請求項1に記載の発明によれば、トップカウルとボトムカウルとを上下方向でシールする縦向きシール部と、トップカウルとボトムカウルとを横方向でシールする横向きシール部とを備えたから、上下方向と横方向で二重にシールするので、強く波を被ったりカウリング内に負圧が生じたりしてもシール性を確保することができると共に、トップカウルとボトムカウルの寸法ばらつきが生じても良好なシール性を確保することができる。
また、上下方向と横方向で二重にシールするので、カウリング脱着の繰り返しや振動によってもシール性が低下しないようにすることができる。
さらに、縦向きシール部が横向きシール部の上方に配置されるから、強く波を被ることにより浸入しようとする海水を、従来は上下方向でシールしてから横方向でシールしていたのを、逆に横方向でシールしてから上下方向でシールすることができる。従って、縦向きシール部を外部に露出しない構成にすることができ、又、船外機の外観を損なわないようにすることができる。
請求項2に記載の発明によれば、トップカウルとボトムカウルとを合わせることによって、縦向きシール部が横向きシール部の内側に配置されるから、従来、横向きシール部はトップカウルの内側に配置されて外部に露出してないものの、縦向きシール部はトップカウルとボトムカウルの合わせ目から外部に露出する構成であったのに対して、横向きシール部と縦向きシール部とが共に外部に露出しない構成になるので、船外機の外観を損なわないようにすることができる。
請求項3に記載の発明によれば、縦向きシール部を有する第1シール部材と、横向きシール部を有する第2シール部材とを備え、第1シール部材がトップカウルに設けられ、第2シール部材がボトムカウルに設けられたから、シール部材が第1シール部材と第2シール部材の二つに分けられるので、シール部材が劣化又は破損した場合にどちらか片方を交換するだけ良く、メンテナンス費用を安くすることができる。
請求項4に記載の発明によれば、第2シール部材は、ボトムカウルに嵌合する断面形状が略コの字状のクリップ部を備え、クリップ部が開口部を下向きにしてボトムカウルの上端部に嵌合されるから、断面略コの字状のクリップ部をゴム等の弾性部材で形成すれば、ボトムカウルの上端部に嵌合されたクリップ部によって、ボトムカウルがトップカウルを装着し易い形状になる。従って、シールをするためにボトムカウルの上端部の形状を大幅に変更する必要をなくすことができる。
また、第1シール部材は、縦向きシール部を第2シール部材のクリップ部に当接させてシールするから、第2シール部材として弾性部材を使用すれば、クリップ部が縦向きシール部に圧接してシールされるので、密着性が向上され、シール性を向上させることができる。
請求項5に記載の発明によれば、トップカウルの下端部近傍には、トップカウルとボトムカウルとを接合するときにボトムカウルの上端部に対する対向面が形成され、第1シール部材は、対向面に設けられたから、トップカウルの下端部近傍におけるボトムカウルの上端部に対する対向面を、トップカウルの上下方向の内側面に対して略垂直な平坦面で形成すれば、この平坦面に第1シール部材を設けると第1シール部材のトップカウルに対する設置面が略垂直になり、ボトムカウルに設けられた第2シール部材が第1シール部材を押し付けるようにして上下方向の力が作用することになる。従って、トップカウルとボトムカウルとを合わせたときに第1シール部材のトップカウルからの引き剥がし力を小さくすることができ、又、第1シール部材のトップカウルからの脱落を防止することができる。
請求項6に記載の発明によれば、第1シール部材にリブを延設し、トップカウルとボトムカウルを接合した時、リブがボトムカウルの内側に位置するから、海水等が第1シール部材や第2シール部材で万が一遮断されなくてもリブで受け止めて下方へと垂れ落ちるようにすることができる。従って、エンジンを稼動してカウリング内に負圧が生じ、海水等が縦向きシール部とクリップ部との間から浸入した場合でも、カウリング内でエンジンその他の機器類に飛散することがなく、エンジンその他の内部機器に悪影響を生じさせないようにすることができる。
請求項7に記載の発明によれば、トップカウル又はボトムカウルに嵌合する断面形状が略コの字状のクリップ部を有し、クリップ部、縦向きシール部、及び横向きシール部は、一体成形されて一体型シール部材を構成するから、シールする部材が1つで済むので、構造が簡単になり、部品点数を減らすことができる。
請求項8に記載の発明によれば、一体型シール部材は、ボトムカウルに設けられたから、トップカウルを脱着する際に、シールする部材が外れることを防止することができると共に、トップカウルを軽量化することができる。
請求項9に記載の発明によれば、縦向きシール部及び/又は横向きシール部は、中空に形成されたことから、縦向きシール部及び横向きシール部の耐久性を向上することができ、又、シール面積を増加させることができる。
[この発明の実施の形態1]
以下、この発明の実施の形態1について説明する。
図1及び図2は、この発明の実施の形態1を示す。
船外機1は、図1で示すように、ドライブシャフトハウジング2の下部にプロペラ3を回転駆動する歯車機構を内蔵したギアケーシング4が連結され、ドライブシャフトハウジング2の上部にエンジンを内蔵するカウリング10が設けられ、ドライブシャフトハウジング2の前方側に取付金具5が設けられており、この取付金具5によって図示しない船体に取付けられるようになっている。
船外機のカウリング10は、図2で示すように、トップカウル11とボトムカウル12に分かれ、トップカウル11とボトムカウル12との合わせ部がシールされてトップカウル11が着脱自在に装着されるようになっている。
トップカウル11の下端部近傍の内側面には、第1シール部材であるトップ側シール部材13が設けられており、ボトムカウル12の上端部12pには、第2シール部材であるボトム側シール部材14が設けられている。
トップ側シール部材13は、断面L字型に形成されてトップカウル11の下端部近傍における内側面側に接着され、支持部13bと、支持部13b内に配設されてトップカウル11とボトムカウル12とを上下方向でシールする縦向きシール部13aと、トップカウル11の内側で支持部13bから下方へと延設された飛沫防止リブ13cとを備えている。
縦向きシール部13aは、中空に形成されている。飛沫防止リブ13cは、図示しないエンジンを稼動してカウリング10内に負圧が生じ、海水等が縦向きシール部13aとクリップ部14bとの間から浸入した場合でも、カウリング10内で飛び散らずにリブ13cを伝って下方へと垂れ落ちるようにするものであり、又、トップカウル11の下端部と共に、トップカウル11の下方に配設されるボトムカウル12の先端部12pの側方を覆うように構成されている。
ボトム側シール部材14は、ゴム等の弾性部材で形成され、トップカウル11とボトムカウル12とを横方向でシールする横向きシール部14aと、ボトムカウル12の先端部12pに嵌合する断面形状が略コの字状のクリップ部14bを備えている。
横向きシール部14aは、中空に形成されている。クリップ部14bは、内部に金属の芯材14dが設けられており、開口部の内側面に圧接リップ部14eが設けられてボトムカウル12の上端部12pに固定できるようになっている。横向きシール部14aは、クリップ部14bよりも外周側に設けられ、又、トップカウル11の下端部の内側面に当接することによって横方向でシールすることができるようになっている。また、クリップ部14bが開口部を下向きにしてボトムカウル12の上端部12pに嵌合され、このクリップ部14bの上から更にトップ側シール部材13の縦向きシール部13aが当接されることによって上下方向でシールできるようになっている。
また、トップカウル11とボトムカウル12とを合わせることによって、縦向きシール部13aが横向きシール部14aの上方に配置されると共に、縦向きシール部13aが横向きシール部14aの内側に配置されるようになっている。
次に、この発明の実施の形態1におけるカウリング10に対して、海水が外部から飛んできた場合の海水の様子を述べる。
カウリング10が強く波を被ることにより浸入しようとする海水は、トップカウル11とボトムカウル12との隙間から入り、トップカウル11の下端部に当接する横向きシール部14aによって内部への浸入を遮断される。
ここで浸入を遮断しきれなかった海水は、ボトム側シール部材14のクリップ部14bに当接するトップ側シール部材13の縦向きシール部13aによって内部への浸入を遮断されることになる。
また、ここで浸入を遮断しきれなかった海水は、エンジンを稼動してカウリング10内に負圧を生じていることにより、カウリング10内へと浸入しようとするが、飛沫防止リブ13cを伝って下方向に垂れ落ちるか、又は、船体の揺れによってボトムカウル12の内側面に飛んでこれに沿って下方に垂れ落ちることになる。従って、海水は、強く波を被ることにより浸入したり、又は、エンジンを稼動してカウリング10内に負圧を生じて浸入することにより、カウリング10内のエンジンその他の機器類に飛散することがない。
このようなカウリング10によれば、トップカウル11とボトムカウル12とを上下方向でシールする縦向きシール部13aと、トップカウル11とボトムカウル12とを横方向でシールする横向きシール部14aとを備えたから、上下方向と横方向で二重にシールすることができる。従って、強く波を被ったりカウリング10内に負圧が生じたりしてもシール性を確保することができると共に、トップカウル11とボトムカウル12の寸法ばらつきが生じても良好なシール性を確保することができる。
また、上下方向と横方向で二重にシールするので、カウリング10の脱着の繰り返しや振動によってもシール性が低下しないようにすることができる。
さらに、縦向きシール部13aが横向きシール部14aの上方に配置されるから、強く波を被ることにより浸入しようとする海水を、従来は上下方向でシールしてから横方向でシールしていたのを、逆に横方向でシールしてから上下方向でシールすることができる。従って、縦向きシール部13aを外部に露出しない構成にすることができ、又、船外機1の外観を損なわないようにすることができる。
さらにまた、トップカウル11とボトムカウル12とを合わせることによって、縦向きシール部13aが横向きシール部14aの内側に配置されるから、従来、横向きシール部14aはトップカウル11の内側に配置されて外部に露出してないものの、縦向きシール部13aはトップカウル11とボトムカウル12の合わせ目から外部に露出する構成であったのに対して、横向きシール部14aと縦向きシール部13aとが共に外部に露出しない構成になるので、船外機1の外観を損なわないようにすることができる。
また、縦向きシール部13aを有するトップ側シール部材13と、横向きシール部14aを有するボトム側シール部材14とを備え、トップ側シール部材13がトップカウル11に設けられ、ボトム側シール部材14がボトムカウル12に設けられたから、シール部材がトップ側シール部材13とボトム側シール部材14の二つに分けられるので、シール部材が劣化又は破損した場合にどちらか片方を交換するだけ良く、メンテナンス費用を安くすることができる。
さらに、ボトム側シール部材14は、ボトムカウル12に嵌合する断面形状が略コの字状のクリップ部14bを備え、クリップ部14bが開口部を下向きにしてボトムカウル12の上端部12pに嵌合されるから、断面略コの字状のクリップ部14bをゴム等の弾性部材で形成すれば、ボトムカウル12の上端部12pに嵌合されたクリップ部14bによって、ボトムカウル12がトップカウル11を装着し易い形状になる。従って、シールをするためにボトムカウル12の上端部12pの形状を大幅に変更する必要をなくすことができる。
また、トップ側シール部材13は、縦向きシール部13aをボトム側シール部材14のクリップ部14bに当接させてシールするから、ボトム側シール部材14として弾性部材を使用すれば、クリップ部14bが縦向きシール部13aに圧接してシールされるので、密着性が向上され、シール性を向上させることができる。
さらに、トップ側シール部材13に飛沫防止リブ13cを延設し、トップカウル11とボトムカウル12を接合した時、飛沫防止リブ13cがボトムカウル12の内側に位置するから、海水の浸入をトップ側シール部材13やボトム側シール部材14で遮断しきれなくても飛沫防止リブ13cで受け止めて下方へと垂れ落ちるようにすることができる。従って、エンジンを稼動してカウリング10内に負圧が生じ、海水等が縦向きシール部13aとクリップ部14bとの間から浸入した場合でも、カウリング10内でエンジンその他の機器類に飛散することがなく、エンジンその他の内部機器に悪影響を生じさせないようにすることができる。
[この発明の実施の形態2]
次に、この発明の実施の形態2について説明する。
図3は、この発明の実施の形態2を示す。
この発明の実施の形態2が、この発明の実施の形態1と異なるのは、トップカウル21がトップカウル11と比較して板厚を厚く形成されている点と、トップカウル21の内側面の下端部近傍にトップカウル21の上下方向の内側面に対して略垂直で平坦な対向面21pが形成されている点と、この対向面21pに第1シール部材であるトップ側シール部材23が設けられている点である。
図3で示すように、船外機1のカウリング20は、トップカウル21の内側面の下端部近傍に所定深さの凹部が形成され、そこにトップカウル21の上下方向の内側面に対して略垂直で平坦な対向面21pが形成され、この対向面21pは、トップカウル21とボトムカウル12とを接合するときに、ボトムカウル12の上端部12pに対して対向するようになっている。
また、トップカウル21の内側面の下端部近傍に所定深さの凹部が形成されることにより、トップカウル21の下端部に、トップカウル21の上下方向と略平行に突部21aが形成されている。
また、トップ側シール部材23は、断面L字型に形成されて対向面21pに固定される部材であり、トップカウル21とボトムカウル12とを上下方向でシールする縦向きシール部23aと、この縦向きシール部23aを有して対向面21pに固定される支持部23bと、トップカウル21の内側で支持部23bから下方へと延設された飛沫防止リブ23cとを備えている。
このようなカウリング20によれば、トップカウル21の下端部近傍には、トップカウル21とボトムカウル12とを接合するときにボトムカウル12の上端部に対する対向面21pが形成され、トップ側シール部材23は、対向面21pに設けられたから、次のような効果を発揮できる。即ち、トップカウル21の下端部近傍におけるボトムカウル12の上端部12pに対する対向面21pをトップカウル21の上下方向の内側面に対して略垂直な平坦面で形成すれば、この平坦面21pにトップ側シール部材23を設けるとトップ側シール部材23のトップカウル21に対する設置面がトップカウル12の上下方向の内側面に対して略垂直になり、ボトムカウル12に設けられた第2シール部材14がトップ側シール部材23を押し付けるようにして上下方向の力が作用することになる。従って、トップカウル21とボトムカウル12とを合わせたときにトップ側シール部材23のトップカウル21からの引き剥がし力を小さくすることができ、トップ側シール部材23のトップカウル21からの脱落を防止することができる。
なお、この発明の実施の形態2では、トップカウル21は突部21aと対向面21pとを有し、この対向面21pはトップカウル21の上下方向の内側面に対して略垂直で平坦に形成され、この対向面21pにトップ側シール部材23が設けられているが、クリップ部14bがトップ側シール部材23と当接してシールすることができるのであれば、トップ側シール部材23におけるクリップ部14bとの当接部の形状や、対向面21pの形状については、上記実施の形態に限らない。
例えば、トップ側シール部材23におけるクリップ部14bとの当接部に、クリップ部14bの上底部を受け入れる所定深さの凹部を形成し、その凹部にクリップ部14bの上底部が嵌合されて、より広い面積で密着して当接することにより、上下方向のシール性を向上させることも可能である。
また、対向面21pに、トップ側シール部材23の支持部23bを受け入れる所定深さの凹部を形成し、その凹部にトップ側シール部材23の支持部23bを接着することも可能である。
[この発明の実施の形態3]
次に、この発明の実施の形態3について説明する。
図4(A)は、この発明の実施の形態3を示す。
この発明の実施の形態3が、この発明の実施の形態1又は2と異なるのは、ボトムカウル12が、ボトム側シール部材14に替えて一体型シール部材34を設けられている点と、トップカウル11が、トップ側シール部材13,23に替えて縦向きシール部13a,23aを有しないトップ側圧接部材33を設けられている点である。
カウリング30Aは、ボトムカウル12の上端部12pに一体型シール部材34を嵌合され、この一体型シール部材34を嵌合されたボトムカウル12の上から、トップ側シール部材33が設けられたトップカウル11が装着されている。
一体型シール部材34は、図4(A)で示すように、ボトムカウル12に嵌合する断面形状が略コの字状のクリップ部34b、縦向きシール部34c、及び横向きシール部34aが一体成形されて構成されている。
クリップ部34bは、内部に金属の芯材34dが設けられており、開口部の内側面に圧接リップ部34eが設けられてボトムカウル12の上端部12pに固定できるようになっている。
このようなカウリング30Aによれば、一体型シール部材34は、ボトムカウル12に嵌合する断面形状が略コの字状のクリップ部34bを有し、クリップ部34b、縦向きシール部34c、及び横向きシール部34aは、一体成形されて構成されるから、シールする部材が1つで済むので、構造が簡単になり、部品点数を減らすことができる。
また、一体型シール部材34は、ボトムカウル12に設けられたから、トップカウル11,21を脱着する際に、シールする部材が外れることを防止することができると共に、トップカウル11,21を軽量化することができる。
なお、この発明の実施の形態3では、カウリング30Aは、図4(A)で示すように、一体型シール部材34をボトムカウル12の上端部12pに嵌合し、ボトムカウル12に嵌合された一体型シール部材34の上からトップ側シール部材33が設けられたトップカウル11を装着し、トップカウル11として対向面21pを有しないものを用いていたが、一体型シール部材34を用いてシールするものであれば上記実施の形態に限らない。
例えば、図4(B)で示すカウリング30Bのように、一体型シール部材34をボトムカウル12の上端部12pに嵌合し、このボトムカウル12に嵌合された一体型シール部材34の上からトップカウル11よりも板厚の厚いトップカウル21を装着し、トップカウル21として対向面21pを有するものを用い、この対向面21pにトップ側圧接部材43を設ける構成を採ってシールすることも可能である。
また、図4(C)で示すカウリング30Cのように、一体型シール部材34をボトムカウル12の上端部12pに嵌合し、このボトムカウル12に嵌合された一体型シール部材34の上からトップカウル11を装着し、トップカウル11として対向面21pを有しないものを用いてトップ側圧接部材33に替えてトップ側シール部材13を用いる構成を採ってシールすることも可能である。
さらに、図4(D)で示すカウリング30Dのように、一体型シール部材34をボトムカウル12の上端部12pに嵌合し、このボトムカウル12に嵌合された一体型シール部材34の上からトップカウル11よりも板厚の厚いトップカウル21を装着し、トップカウル21として対向面21pを有するものを用い、この対向面21pにトップ側シール部材23を設ける構成を採ってシールすることも可能である。
さらにまた、この発明の実施の形態3では、トップカウル11,21にトップ側圧接部材33,43又はトップ側シール部材13,23が設けられ、このトップ側圧接部材33,43又はトップ側シール部材13,23における上下方向部34cとの当接部が、トップカウル11,21の上下方向に対して略垂直になっていたが、これについては上記実施の形態に限らない。
例えば、トップ側圧接部材33,43又はトップ側シール部材13,23における縦向きシール部34cとの当接部に、縦向きシール部34cの上底部を受け入れる所定深さの凹部を形成し、その凹部に縦向きシール部34cの上底部が嵌合されて、より広い面積で密着して当接することにより、上下方向のシール性を向上させることも可能である。
また、対向面21pに、トップ側圧接部材33,43の支持部33b,43bを受け入れる所定深さの凹部を形成し、その凹部にトップ側圧接部材33,43の支持部33b,43bを接着することも可能である。
また、この発明の実施形態1乃至3によれば、ボトム側シール部材14又は一体型シール部材34をボトムカウル12に設けるものであったが、同様のシールをすることができるのであれば上記実施の形態に限らず、トップカウル11,21側の部材13,23,33,43とボトムカウル12側のボトム側の部材14,34と入れ替えて構成することも可能である。
すなわち、トップカウル11側にボトム側シール部材14又は一体型シール部材34を設けて、ボトムカウル12側にトップ側シール部材13,33を設ける構成、又は、トップカウル21側にボトム側シール部材14又は一体型シール部材34を設けて、ボトムカウル12側にトップ側シール部材23,43を設ける構成を採ることも可能である。また、トップカウル11,21側に一体側シール部材34を設けて、ボトムカウル12側にトップ側圧接部材33,43を設ける構成を採ることも可能である。
この発明の実施の形態1に係る船外機の構成を示す側面図である。 同実施の形態に係るカウリングの構成を示す図1の部分拡大断面図である。 この発明の実施の形態2に係るカウリングの構成を示す図1の部分拡大断面図である。 この発明の実施の形態3に係る 一体型シール部材をボトムカウルの上端部に嵌合し、このボトムカウルを、対向面を有しないトップカウルと合わせた状態を示すカウリングの部分拡大断面図である。 他の実施の形態に係る一体型シール部材をボトムカウルの上端部に嵌合し、このボトムカウルを、対向面を有するトップカウルと合わせた状態を示すカウリングの部分拡大断面図である。 図4(A)において、トップカウル側シール部材に縦向きシール部を設けた構成を示すカウリングの部分拡大断面図である。 図4(B)において、トップカウル側シール部材に縦向きシール部を設けた構成を示すカウリングの部分拡大断面図である。
符号の説明
10,20,30A〜D カウリング
11,21 トップカウル
12 ボトムカウル
13,23 トップ側シール部材
13a,23a 縦向きシール部
13c,23c 飛沫防止リブ
14 ボトム側シール部材
14a 横向きシール部
14b クリップ部
21p 対向面
34 一体型シール部材
34a 横向きシール部
34b クリップ部
34c 縦向きシール部

Claims (9)

  1. カウリングがトップカウルとボトムカウルに分かれ、前記トップカウルと前記ボトムカウルとの合わせ部がシールされてトップカウルが着脱自在に装着されるようにした船外機であって、
    前記トップカウルと前記ボトムカウルとを上下方向でシールする縦向きシール部と、
    前記トップカウルと前記ボトムカウルとを横方向でシールする横向きシール部とを備え、
    前記トップカウルと前記ボトムカウルとを合わせることによって、前記縦向きシール部が前記横向きシール部の上方に配置されることを特徴とする船外機。
  2. カウリングがトップカウルとボトムカウルに分かれ、前記トップカウルと前記ボトムカウルとの合わせ部がシールされてトップカウルが着脱自在に装着されるようにした船外機であって、
    前記トップカウルと前記ボトムカウルとを上下方向でシールする縦向きシール部と、
    前記トップカウルと前記ボトムカウルとを横方向でシールする横向きシール部とを備え、
    前記トップカウルと前記ボトムカウルとを合わせることによって、前記縦向きシール部が前記横向きシール部の内側に配置されることを特徴とする船外機。
  3. 前記縦向きシール部を有する第1シール部材と、前記横向きシール部を有する第2シール部材とを備え、前記第1シール部材が前記トップカウルに設けられ、前記第2シール部材が前記ボトムカウルに設けられたことを特徴とする請求項1又は2に記載の船外機。
  4. 前記第2シール部材は、前記ボトムカウルに嵌合する断面形状が略コの字状のクリップ部を備え、該クリップ部が開口部を下向きにして前記ボトムカウルの上端部に嵌合され、前記第1シール部材は、前記縦向きシール部を前記第2シール部材の前記クリップ部に当接させてシールすることを特徴とする請求項3に記載の船外機。
  5. 前記トップカウルの下端部近傍には、前記トップカウルと前記ボトムカウルとを接合するときに前記ボトムカウルの上端部に対する対向面が形成され、前記第1シール部材は、前記対向面に設けられたことを特徴とする請求項3又は4に記載の船外機。
  6. 前記第1シール部材にリブを延設し、前記トップカウルと前記ボトムカウルを接合した時、前記リブが前記ボトムカウルの内側に位置することを特徴とする請求項3乃至5の何れか1つに記載の船外機。
  7. 前記トップカウル又は前記ボトムカウルに嵌合する断面形状が略コの字状のクリップ部を有し、該クリップ部、前記縦向きシール部、及び前記横向きシール部は、一体成形されて一体型シール部材を構成することを特徴とする請求項1又は2に記載の船外機。
  8. 前記一体型シール部材は、前記ボトムカウルに設けられたことを特徴とする請求項7に記載の船外機。
  9. 前記縦向きシール部及び/又は前記横向きシール部は、中空に形成されたことを特徴とする請求項1乃至8の何れか1つに記載の船外機。
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