JP4719084B2 - 電子機器 - Google Patents

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Description

本発明は、回路基板を備える電子機器に関し、特に回路基板の補強構造に関する。
例えばポータブルコンピュータの電子機器は、筐体内に回路基板を備える。近年、電子機器はさらに小型化および薄型化が進む傾向にある。そのため回路基板は、筐体内のユニット配置や機器の外観上の制約から複雑に切り欠かれた形状を有することが多くなっている。
このような複雑な形状に切り欠かれた回路基板は、例えばその一部に、幅が細く狭まり機械的な強度が弱くなった部分を有することがある。回路基板に強度が弱い部分があると、回路基板に物理的ストレスが加わった時、その部分の配線パターンの断線が生じたり、実装された回路部品の接続不良を引き起こすおそれがある。
例えば、ヒートパイプにより回路基板を補強する補強構造が提供されている(例えば、特許文献1参照)。特許文献1に記載の補強構造は、回路基板、伝熱ブロック、ヒートシンク、およびヒートパイプを有する。伝熱ブロックは、発熱部品を密着搭載するとともに、回路基板の一端に固設される。ヒートシンクは、回路基板の他端部に固設される。ヒートパイプは、伝熱ブロックとヒートシンクとに取り付けられる。このヒートパイプの剛性により回路基板が補強される。さらにヒートパイプを支持する支持具が回路基板に取り付けられている。
実開平3−3794
例えばCPUのような発熱部品は、近年、さらに高発熱化する傾向にある。例えば特許文献1に記載の発熱部品の熱はヒートシンクによって放熱される。しかし、発熱部品の高発熱化に伴い、回路基板を補強するとともに、発熱部品の冷却効率の向上をも図れる回路基板の補強構造が望まれている。
本発明の目的は、回路基板を補強するとともに、発熱部品の冷却効率の向上を図った電子機器を得ることにある。
上記目的を達成するために、本発明の一つの形態に係る電子機器は、筐体と、上記筐体に収容され、幅が狭まる部分と、上記幅が狭まる部分の一端に繋がる第1の領域と、上記幅が狭まる部分の他端に繋がる第2の領域とを有した回路基板と、上記第1の領域に実装され発熱部品と、上記筐体に収容され放熱部材と、上記発熱部品に熱的に接続され、上記第1の領域を支持した第1の端部と、上記第2の領域を支持した部分と、上記放熱部材に熱的に接続され第2の端部とを有したヒートパイプとを具備する。
この構成によれば、ヒートパイプにより回路基板が補強されるとともに、発熱部品の冷却効率が向上する。
以下に本発明の実施の形態を、ポータブルコンピュータに適用した図面に基づいて説明する。
図1ないし図5は、本発明の第1の実施形態に係る電子機器としてのポータブルコンピュータ1を開示している。図1に示すように、ポータブルコンピュータ1は、本体2と表示ユニット3とを備える。本体2は、箱状の筐体4を備える。筐体4は、上壁4a、周壁4b、および下壁4cを有する。筐体4には、吸気孔5と排気孔6とが開口している。
表示ユニット3は、ディスプレイハウジング7と、このディスプレイハウジング7に収容された液晶表示パネル8とを備える。液晶表示パネル8は、表示画面8aを有する。表示画面8aは、ディスプレイハウジング7の前面の開口部7aを通じて、ディスプレイハウジング7の外部に露出されている。
表示ユニット3は、筐体4の後端部にヒンジ装置を介して支持されている。そのため、表示ユニット3は、上壁4aを上方から覆うように倒される閉じ位置と、上壁4aを露出させるように起立する開き位置との間で回動可能である。
図2に示すように、筐体4は、回路基板11、ヒートパイプ12、冷却ファン13、放熱部材14、およびバッテリーユニット15を収容している。
排気孔6は、筐体4の周壁4bに開口している。冷却ファン13は、排気孔6に対向して配置されている。冷却ファン13は、吸気口13aと排気口13bとを有する。冷却ファン13の排気口13bは、周壁4bの排気孔6に対向している。冷却ファン13は、吸気口13aを通じて筐体4内の空気を吸い込み、排気口13bを通じて吸い込んだ空気を上記排気孔6に向いて吐出する。
冷却ファン13の排気口13bと周壁4bの排気孔6との間には、放熱部材14が配置されている。放熱部材14は、板状に形成された複数のフィン要素14aを有する。フィン要素14aは、伝熱性が優れた例えばアルミニウム合金などで形成されている。複数のフィン要素14aは、その面がそれぞれ冷却ファン13の空気の吐出方向に沿うように並べられるとともに、互いの間に隙間を空けて配置されている。
バッテリーユニット15は、例えば筐体4の後端部の周壁4bに沿って配置される。
回路基板11は、例えば筐体4の全幅に亘る大きさを有する。回路基板11は、例えば冷却ファン13、放熱部材14およびバッテリーユニット15を避けるように切り欠かれ、上記ユニット13,14,15を避けて配置されている。
そのため図2に示すように、本実施形態に係る回路基板11は、例えば冷却ファン13とバッテリーユニット15との間で、基板の幅が他の部分に比べて細く狭まり、くびれたようになる狭幅部11aを有する。狭幅部11aは、回路基板11において機械的強度が他の部分に比べて弱い部位の一例である。なお、冷却ファン13等は、回路基板11に狭幅部11aを形成させる要素の一例であり、回路基板11は、例えば機器の外観上の制約やその他の要因によって狭幅部11aを有しても良い。
図2に示すように、回路基板11は、狭幅部11aの一端に繋がる第1の領域11bと、狭幅部11aの他端に繋がる第2の領域11cとを有する。第1の領域11bは、例えば筐体4内の中央部に位置するとともに、発熱部品21が実装されている。発熱部品21の一例は、例えばCPU、ノースブリッジ、メモリチップなどが挙げられる。ただし発熱部品21は、ポータブルコンピュータ1の使用時に発熱する部品であればその種類は問わない。
一方、第2の領域11cは、筐体4内の周縁部に位置し、例えばI/Oコネクタのような外部挿抜部品22が実装されている。外部挿抜部品22は、筐体4の開口部4dを通じて筐体4の外部に露出されており、ユーザーが例えばケーブルなどを自由に着脱できるようになっている。なお外部挿抜部品22は、第2の領域11cに実装される部品の一例であり、例えば筐体4の外部に露出されないコネクタやその他の回路部品であっても良い。例えばユーザーが外部挿抜部品22にケーブル等を抜き差しする時、回路基板11の狭幅部11aにはストレスが加わる。
図2に示すように、回路基板11の表面には、例えば第1および第2の導体層23,24が設けられている。第1および第2の導体層23,24の一例は、銅箔である。第1および第2の導体層23,24は、回路基板11の外部に露出されている。第1および第2の導体層23,24は、それぞれグランド層である。なお第1および第2の導体層23,24が設けられる場所は、回路基板11の上面に限らず下面でも良く、回路基板11の表面に設けられていれば良い。
第1の導体層23は、第1の領域11b内に形成されている。詳しくは第1の導体層23は、狭幅部11aと第1の領域11bとの境界から少し第1の領域11b側に入った位置に設けられている。第2の導体層24は、第2の領域11c内に形成されている。詳しくは第2の導体層24は、狭幅部11aと第2の領域11cとの境界から少し第2の領域11c側に入った位置に設けられている。
次に、図2ないし図5を参照してヒートパイプ12について詳しく説明する。
図2に示すように、ヒートパイプ12は、本体部31と、導体層23,24に固定される第1および第2の取付部33,34とを有する。ヒートパイプ12の本体部31は、両方の端部が閉じられたパイプ状のコンテナを有する。コンテナの素材の一例は、銅合金である。このコンテナは、内壁にウィックが形成されるとともに、作動液を封入している。ヒートパイプ12の一端部を高温に晒すと、作動液の一部が蒸発して他端部に移動する。他端部に移動された蒸気状の作動液は、熱を放熱して他端部で凝縮する。凝縮した作動液は、毛細管現象により高温に晒された端部に戻る。ヒートパイプ12の内部ではこのようなサイクルが繰り返され、作動液が循環される。
ヒートパイプ12の本体部31は、受熱端部としての第1の端部31aと、放熱端部としての第2の端部31bと、第1の端部31aと第2の端部31bとの間に位置する中央部31cとを有する。本体部31の第1の端部31aは、発熱部品21に熱的に接続されている。具体的には図3および図4に示すように、発熱部品21の上には受熱ブロック36が載置される。受熱ブロック36は、受熱部材の一例である。
受熱ブロック36は、熱伝導性の優れた例えばアルミニウム合金などで形成される。発熱部品21と受熱ブロック36との間には、伝熱部材37が介在されている。伝熱部材37は、例えば高い熱伝導率を有するとともに弾性を有する部材で形成される。伝熱部材37の一例は、例えば伝熱シートやグリスなどである。受熱ブロック36は、伝熱部材37を介して発熱部品21に熱的に接続されている。
図4に示すように、受熱ブロック36の上面には、溝36aが形成されている。ヒートパイプ12は、この溝36aに嵌合されることで受熱ブロック36に固定される。受熱ブロック36は、固定部材38により回路基板11に実装される。固定部材38は、例えばヒートパイプ12および受熱ブロック36を併せて発熱部品21の上に取り付ける。
固定部材38は、カバー部38aと脚部38bとを有する。カバー部38aは、ヒートパイプ12の上面の一部を覆う。脚部38bは、カバー部38aの両端部から回路基板11を向いて延びおり、回路基板11にねじ止めされる。換言すれば、ヒートパイプ12は、回路基板11に間接的に固定されている。
固定部材38は、弾性を有する例えば金属などで形成される。固定部材38は、ヒートパイプ12および受熱ブロック36を回路基板11に向いて押圧する。固定部材38は、弾性を有し、ヒートパイプ12が回路基板11から離れる方向にあそびを許容する。
ヒートパイプ12は、受熱ブロック36および固定部材38を介して回路基板11の第1の領域11bを支持する。
図2に示すように、本体部31の第2の端部31bは、放熱部材14まで延びるとともに、放熱部材14に熱的に接続されている。詳しくは、放熱部材14の複数のフィン要素14aは、それぞれ開口部を有する。フィン要素14aは、この開口部がヒートパイプ12に嵌合されている。換言すれば、複数のフィン要素14aがヒートパイプ12に嵌合されることで、放熱部材14が形成されている。
図2に示すように、本体部31の中央部31cは、回路基板11の狭幅部11aの上方を通るように延びている。すなわちヒートパイプ12は、回路基板11の第1の領域11bから第2の領域11cに亘って延びている。図3に示すように、本体部31の第1の端部31a、第2の端部31b、および中央部31cは、回路基板11との間に一定の隙間を空けて配置されている。すなわちヒートパイプ12の本体部31は、回路基板11の面と平行な方向に沿って延びている。
図2および図3に示すように、ヒートパイプ12の第1および第2の取付部33,34は、本体部31の中央部31cに設けられている。第1の取付部33は、回路基板11に設けられた第1の導体層23に対向する位置に設けられている。第2の取付部34は、回路基板11に設けられた第2の導体層24に対向する位置に設けられている。
第1および第2の取付部33,34は、本体部31のコンテナと同じ素材、すなわち銅合金で形成されている。図5に示すように、第1および第2の取付部33,34は、それぞれ延伸部41と接合部42とを有する。第1および第2の取付部33,34の延伸部41は、本体部31の下面から回路基板11を向いて延びている。接合部42は、延伸部41の先端から回路基板11の面に沿って延びている。
第1および第2の取付部33,34は、例えばヒートパイプ12と別体に設けられている。第1および第2の取付部33,34は、例えば半田44により半田付けされてことで本体部31に固定されている。ただし取付部33,34の本体部31に対する固定方法は、半田付けに限らず、例えば溶接や嵌合によっても良い。さらに取付部33,34は、金型で本体部31と一体に成形されても良い。
第1および第2の取付部33,34の接合部42は、例えば半田45により半田付けされることで回路基板11に設けられた導体層23,24に接合される。これによりヒートパイプ12は、第1および第2の導体層23,24に固定されるとともに、第1および第2の導体層23,24に熱的および電気的に接続される。すなわちヒートパイプ12は、取付部33,34を通じて導体層23,24にアースされる。
ヒートパイプ12は、第1の端部31a、第1の取付部33、および第2の取付部34の3箇所において回路基板11に直接的または間接的に固定される。図2に示すように、第1の端部31aおよび第1の取付部33は、回路基板11の第1の領域11bに固定される。第2の取付部34は、回路基板11の第2の領域11cに固定される。
これによりヒートパイプ12は、第1の領域11bおよび第2の領域11cの両方に物理的に(すなわち構造的に)接続されている。ヒートパイプ12は、固定部材38および導体層23を介して回路基板11の第1の領域11bを支持する。ヒートパイプ12は、導体層24を介して回路基板11の第2の領域11cを支持する。すなわちヒートパイプ12は、回路基板11の第1の領域11bと第2の領域11cとの間を取り持ち、狭幅部11aを補強する。
なお接合部42の導体層23,24対する固定方法は、半田付けに限らず、例えば図6に示すようにねじ止めであっても良い。取付部33,34が導体層23,24にねじ止めされると、取付け取り外しが容易であり、ポータブルコンピュータ1の製造時間の短縮、機器分解性の向上に寄与する。
次に、ポータブルコンピュータ1の作用について説明する。
ポータブルコンピュータ1を使用すると、発熱部品21が発熱する。発熱部品21で生じた熱は、伝熱部材37および受熱ブロック36を介してヒートパイプ12の第1の端部31aに伝えられる。第1の端部31aに伝えられた熱の一部は、作動液の気化および凝縮を介して第2の端部31bに移動する。第2の端部31bに移動した熱は、放熱部材14および冷却ファン13の作用で筐体4の外部に排熱される。
ヒートパイプ12の第1の端部31aに伝えられた熱の一部は、ヒートパイプ12の第1および第2の取付部33,34、および第1および第2の導体層23,24を介して回路基板11に伝えられる。回路基板11に伝えられた熱は、回路基板11の全体に拡散され、回路基板11自体がヒートシンクとして機能することで筐体4内に放熱される。筐体4内に放熱された熱は、その熱を吸収した空気が冷却ファン13により筐体4の外部に排気されるのに伴って筐体4の外部に排熱される。
発熱部品21は、動作中に電磁的なノイズを生じる。このノイズはヒートパイプ12の第1の端部31aに伝播される。ヒートパイプ12に伝播されたノイズは、第1および第2の取付部33,34を通じてグランド層である導体層23,24に吸収される。
一方、例えば筐体周壁4bの排気孔6を通じて筐体4の外部から静電気が筐体4内に入り込み、ヒートパイプ12の第2の端部31bに帯電する。この第2の端部31bに帯電した静電気は、第1および第2の取付部33,34を通じてグランド層である導体層23,24に吸収される。
このような構成のポータブルコンピュータ1によれば、回路基板11が補強されるとともに、発熱部品21の冷却効率が向上する。すなわち、ヒートパイプ12は、受熱ブロック36および固定部材38により回路基板11に取り付けられるとともに、回路基板11上に設けられた導体層23,24に固定されることで、ヒートパイプ12の剛性により回路基板11が補強される。これにより回路基板11に別途、補強部材を設ける必要が無くなり、ポータブルコンピュータ1の小型化、コストダウンを図ることができる。
発熱部品21から生じる熱は、放熱部材14から放熱されるとともに、ヒートパイプ12が固定された導体層23,24を介して回路基板11にも伝わる。そして回路基板11に伝わった熱は回路基板11内で拡散され、回路基板11から放熱される。すなわち二系統の放熱経路が形成されるので、発熱部品21の冷却効率が向上する。
さらに、導体層23,24がグランド層であり、ヒートパイプ12が導体層23,24を通じてアースされていると、電波抑制および静電気対策が図られたポータブルコンピュータ1を得ることができる。すなわち、発熱部品21が発するノイズが導体層23,24に吸収されることで不要輻射の抑制(いわゆるElectro magnet interface : EMI)が図られている。筐体4の外部から侵入する静電気が発熱部品21に伝播する前に導体層23,24に吸収されることで静電気対策が図られている。
ヒートパイプ12の第1の端部31aが回路基板11の第1の領域11bを支持するとともに、第2の取付部34が第2の領域11cを支持すると、第1の領域11bと第2の領域11cとがヒートパイプ12を介して互いに支持される。これにより、第1または第2の領域11b,11cに加わるストレスが、狭幅部11aに集中して作用することが抑制される。これにより例え狭幅部11aの強度が多少弱くても、外部ストレスに対する回路基板11の耐性が向上する。
ヒートパイプ12の第1の端部31aを固定する固定部材38があそびを許容すると、ヒートパイプ12を導体層23,24へ取り付けても、回路基板11に不要なストレスが加わりにくくなる。
ヒートパイプ12が本体部31から回路基板11を向いて延びる取付部33,34を有すると、本体部31を上下方向に折り曲げることなく回路基板11の面と平行な方向に沿って延ばせるので、ポータブルコンピュータ1の製造性が良い。
複数の導体層23,24が回路基板11の第1の領域11bと第2の領域11cとに分かれて配置されるとともに、ヒートパイプ12の取付部33,34が導体層23,24に固定されると、第1の領域11bと第2の領域11cとがヒートパイプ12を介して互いに支持される。これにより、第1または第2の領域11b,11cに加わるストレスが、狭幅部11aに集中して作用することが抑制される。
ヒートパイプ12が導体層23,24に半田45で固定されると、例えばねじなどの固定部材を省略することができる。ヒートパイプ12の取付部33,34が本体部31と同じ素材で形成されていると、ヒートパイプ12から導体層23,24への伝熱効率が高い。
なお、ヒートパイプ12の取付部33,34および回路基板11に設けられる導体層23,24の数は二つに限らず、三つ以上の複数個であっても良い。ヒートパイプ12の第1の端部31aが回路基板11の第1の領域11bに固定されていると、ヒートパイプ12の第1の取付部33、および回路基板11に設けられた第1の導体層23を省略しても良い。第1の取付部33を省略しても回路基板11の狭幅部11aの補強は図られる。
一方、第1の取付部33が設けられた場合、ヒートパイプ12の第1の端部31aを取り付ける固定部材38は必ずしも必要ない。第1の取付部33を回路基板11の第1の領域11bに固定するとともに、第2の取付部34を第2の領域11cに固定することで狭幅部11aを補強することができる。ただし固定部材38を備えると、ヒートパイプ12の第1の端部31aが発熱部品21を向いて押圧されるので、両者の間の熱伝導効率が向上する。
図7に、ポータブルコンピュータ1の変形例を示す。図7に示すように、ヒートパイプ12の第2の取付部34と、回路基板11に設けられる第2の導体層24とを排気孔6の近くに配置すると、排気孔6から侵入する静電気を早期に吸収することができるので、静電気対策が向上する。
次に、本発明の第2の実施形態に係る電子機器としてのポータブルコンピュータ51を、図8ないし図9を参照して説明する。なお第1の実施形態に係るポータブルコンピュータ1と同じ機能を有する構成は、同一の符号を付してその説明を省略する。
図8に示すように、ポータブルコンピュータ51の筐体4は、回路基板11、冷却ファン13、放熱部材14、およびヒートパイプ52を収容している。ヒートパイプ52は、本体部31を有する。本体部31の第1の端部31aは、受熱ブロック36および固定部材38により回路基板11に取り付けられ、固定部材38を介して回路基板11の第1の領域11bを支持する。ヒートパイプ52は、回路基板11との間に隙間を空けて延びている。本実施形態に係るヒートパイプ52は、取付部33,34を有しない。
ポータブルコンピュータ51は、さらにヒートパイプ52を導体層23,24に固定する第1および第2の固定部材53,54を有する。図9に示すように、第1および第2の固定部材53,54は、それぞれ嵌合部56、延伸部41、および接合部42を有する。嵌合部56は、ヒートパイプ52の本体部31の外形と略同じ開口部56aを有する。開口部56aにヒートパイプ52が嵌合されることで、第1および第2の固定部材53,54はヒートパイプ52に固定される。ヒートパイプ52は、受熱ブロック36および固定部材38、並びに第1の固定部材53を介して回路基板11の第1の領域11bを支持する。ヒートパイプ52は、第2の固定部材54を介して回路基板11の第2の領域11cを支持する。
延伸部41は、嵌合部56の下面から回路基板11を向いて延びている。接合部42は、延伸部41の下端から延びているとともに、導体層23,24に接合される。なお接合部42の導体層23,24対する固定方法は、半田付けに限らず、例えば図6に示すようにねじ止めであっても良い。
このような構成のポータブルコンピュータ51によれば、回路基板11が補強されるとともに、発熱部品21の冷却効率が向上する。すなわち、このようなヒートパイプに取付部33,34を設けるの代わりに固定部材53,54を備えても第1の実施形態に係るポータブルコンピュータ1と同様に、回路基板11の補強と発熱部品21の冷却が図られる。
すなわち、ヒートパイプ52の剛性により回路基板11が補強される。発熱部品21から生じる熱の一部は、回路基板11内で拡散され、回路基板11から放熱されので、発熱部品21の冷却効率が向上する。さらに不要電波対策や静電気対策が図られたポータブルコンピュータ51を得ることができる。
ヒートパイプ52が回路基板11の第1の領域11bと第2の領域11cとを共に支持していると、第1または第2の領域11b,11cに加わるストレスが、狭幅部11aに集中して作用することが抑制される。
次に、本発明の第3の実施形態に係る電子機器としてのポータブルコンピュータ61を、図10ないし図12を参照して説明する。なお第1の実施形態に係るポータブルコンピュータ1と同じ機能を有する構成は、同一の符号を付してその説明を省略する。
図10に示すように、ポータブルコンピュータ61の筐体4は、回路基板11、冷却ファン13、放熱部材14、およびヒートパイプ62を収容している。第1の導体層23は、回路基板11の狭幅部11aに設けられている。第2の導体層24は、回路基板11の第2の領域11cに設けられている。図12に示すように、第1および第2の導体層23,24は、回路基板11の上面と下面にそれぞれ設けられている。
ヒートパイプ62は、本体部31と第1および第2の取付部63,64とを有する。本体部31の第1の端部31aは、受熱ブロック36および固定部材38により回路基板11に取り付けられ、固定部材38を介して回路基板11の第1の領域11bを支持する。
図10に示すように、ヒートパイプ62の本体部31は、回路基板11狭幅部11aの側方に沿って延びている。図11および図12に示すように、本体部31は、その中央部31cが回路基板11の面と平行な方向に沿って回路基板11と並ぶように折り曲げられている。本体部31の第2の端部31bは、再び上方を向いて折り曲げられ、第1の端部31aと少なくとも同じ高さを有する。
ヒートパイプ62の第1および第2の取付部63,64は、本体部31の中央部31cに設けられている。第1の取付部63は、回路基板11に設けられた第1の導体層23に対向する位置に設けられている。第2の取付部64は、回路基板11に設けられた第2の導体層24に対向する位置に設けられている。第1および第2の取付部63,64は、本体部31のコンテナと同じ素材、すなわち銅合金で形成されている。
図12に示すように、第1および第2の取付部63,64は、それぞれ一対の第1および第2のアーム部65a,65bを有する。第1のアーム部65aは、本体部31の上面に固定されるとともに、回路基板11を向いて延びる。第2のアーム部65bは、本体部31の下面に固定されるとともに、回路基板11を向いて延びる。すなわち第1および第2の取付部63,64は、クリップ形状に形成されている。なお第1および第2のアーム部65a,65bの本体部31に対する固定方法の一例は半田付けであるが、固定方法はこれに限らない。第1および第2のアーム65a,65bは、例えば溶接によって本体部31に取り付けられても良く、本体部31と一体に成形されても良い。
第1および第2のアーム部65a,65bの先端は、互いの間が回路基板11の厚さよりわずかに小さくなるように狭まっている。これにより、第1および第2の取付部63,64を回路基板11に側方から押し付けると、回路基板11は第1および第2のアーム部65a,65bの間で挟持される。すなわち第1および第2の取付部63,64が回路基板11に嵌合することで、ヒートパイプ62は回路基板11に固定される。
第1および第2の取付部63,64は、導体層23,24に接する。これによりヒートパイプ62は、第1および第2の導体層23,24に熱的および電気的に接続される。すなわちヒートパイプ62は、取付部63,64を通じて導体層23,24にアースされる。ヒートパイプ62が、回路基板11の上面と下面にそれぞれ形成され導体層23,24に共に接続されることで、例えば片面に形成された導体層に接続される場合に比べて、グランド強度が向上する。
ヒートパイプ62は、第1の端部31a、第1の取付部63、および第2の取付部64の3箇所において回路基板11に直接的または間接的に固定される。ヒートパイプ62は、回路基板11の狭幅部11a,第1の領域11b、および第2の領域11cに接続される。これによりヒートパイプ62は、受熱ブロック36および固定部材38を介して回路基板11の第1の領域11bを支持し、導体層23を介して狭幅部11aを支持し,導体層24を介して第2の領域11cを支持する。
このような構成のポータブルコンピュータ61によれば、回路基板11が補強されるとともに、発熱部品21の冷却効率が向上する。すなわち、第1の実施形態に係るポータブルコンピュータ1と同様の理由で、ヒートパイプの剛性により回路基板11が補強される。さらに発熱部品21から生じる熱の一部は、回路基板11内で拡散され、回路基板11から放熱されので、発熱部品21の冷却効率が向上する。さらに不要電波対策や静電気対策が図られたポータブルコンピュータ61を得ることができる。
ヒートパイプ62が回路基板11の第1の領域11bと第2の領域11cとに共に固定されると、第1または第2の領域11b,11cに加わるストレスが、狭幅部11aに集中して作用することが抑制される。
本実施形態のように回路基板11に嵌合する第1および第2の取付部63,64を有すると、第1および第2の取付部63,64を第1および第2の導体層23,24に半田付けやねじ止めする手間を省くことができる。これはポータブルコンピュータ62の組立性の向上に寄与する。
なお、ヒートパイプ62の一部としての取付部63,64を設ける代わりに、第2の実施形態のように別体の固定部材を用いてヒートパイプ61を導体層23,24に固定しても良い。別体の固定部材を用いても同様の補強効果と冷却効果を得ることができる。
次に、本発明の第4の実施形態に係る電子機器としてのポータブルコンピュータ71を、図13ないし図15を参照して説明する。なお第1の実施形態に係るポータブルコンピュータ71と同じ機能を有する構成は、同一の符号を付してその説明を省略する。
図13に示すように、ポータブルコンピュータ71の筐体4は、回路基板11、冷却ファン13、放熱部材14、およびヒートパイプ72を収容している。ヒートパイプ72は、本体部31を有する。本体部31の第1の端部31aは、受熱ブロック36および固定部材38により回路基板11に取り付けられ、固定部材38を介して回路基板11の第1の領域11bを支持する。
図13に示すように、回路基板11上には、狭幅部11aから第2の領域11cに亘って導体層24が形成されている。ヒートパイプ72の本体部31は、回路基板11の狭幅部11aに沿って延びている。図14に示すように、本体部31は、その中央部31cが導体層24に接するように折り曲げられている。本体部31の第2の端部31bは、再び上方を向いて折り曲げられ、第1の端部31aと少なくとも同じ高さを有する。
ヒートパイプ72の本体部31は、導体層24に例えば半田45で半田付けされる。ヒートパイプ72の本体部31は、導体層24に接合される。ヒートパイプ72は、導体層24を介して狭幅部11aに接続され、狭幅部11aを支持する。ただしヒートパイプ72の固定方法は半田付けに限らない。
このような構成のポータブルコンピュータ71によれば、回路基板11が補強されるとともに、発熱部品21の冷却効率が向上する。すなわち、第1の実施形態に係るポータブルコンピュータ1と同様の理由で、ヒートパイプ72の剛性により回路基板11が補強される。さらに発熱部品21から生じる熱の一部は、回路基板11内で拡散され、回路基板11から放熱されるので、発熱部品21の冷却効率が向上する。さらに不要電波対策や静電気対策が図られたポータブルコンピュータ71を得ることができる。ヒートパイプ72が狭幅部11aに固定されると、狭幅部11aが直接補強される。
以上、第1ないし第4の実施形態に係るポータブルコンピュータ1,51,61,71について説明したが、本発明はこれらに限定されるものではない。例えばヒートパイプは回路基板11の狭幅部21aを補強するものに限らない。例えば本発明の実施形態に係るヒートパイプは、狭幅部を有さない回路基板を補強するものであっても良い。本発明の実施形態は種々の回路基板に適用可能であり、ヒートパイプは補強が望まれる部位を補強するように適宜取り付けられれば良い。
例えば受熱ブロック36は必ずしも必要無く、ヒートパイプ12,52,62,72の第1の端部31aを直接、発熱部品21や伝熱部材37に取り付けても良い。上本発明が適用可能な電子機器はポータブルコンピュータに限らず、例えば携帯電話やデジタルカメラ、ビデオカメラのような種々の電子機器に適用可能である。
本発明の第1の実施形態に係るポータブルコンピュータの斜視図。 第1の実施形態に係るポータブルコンピュータの断面図。 図2中に示されたポータブルコンピュータのF3−F3線に沿う断面図。 図2中に示されたポータブルコンピュータのF4−F4線に沿う断面図。 図2中に示されたポータブルコンピュータのF5−F5線に沿う断面図。 第1の実施形態に係るポータブルコンピュータの変形例の断面図。 第1の実施形態に係るポータブルコンピュータの他の変形例の断面図。 本発明の第2の実施形態に係るポータブルコンピュータの断面図。 図8中に示されたポータブルコンピュータのF9−F9線に沿う断面図。 本発明の第3の実施形態に係るポータブルコンピュータの断面図。 図10中に示されたポータブルコンピュータのF11−F11線に沿う断面図。 図10中に示されたポータブルコンピュータのF12−F12線に沿う断面図。 本発明の第4の実施形態に係るポータブルコンピュータの断面図。 図13中に示されたポータブルコンピュータのF14−F14線に沿う断面図。 図13中に示されたポータブルコンピュータのF15−F15線に沿う断面図。
符号の説明
1,51,61,71…ポータブルコンピュータ、4…筐体、11…回路基板、11a…狭幅部、11b…第1の領域、11c…第2の領域、12,52,62,72…ヒートパイプ、13…冷却ファン、14…放熱部材、21…発熱部品、23,24…導体層、31…本体部、33,34,63,64…取付部、53,54…固定部材、65a,65b…アーム部。

Claims (14)

  1. 筐体と、
    上記筐体に収容され、幅が狭まる部分と、上記幅が狭まる部分の一端に繋がる第1の領域と、上記幅が狭まる部分の他端に繋がる第2の領域とを有した回路基板と、
    上記第1の領域に実装され発熱部品と、
    上記筐体に収容され放熱部材と、
    上記発熱部品に熱的に接続され、上記第1の領域を支持した第1の端部と、上記第2の領域を支持した部分と、上記放熱部材に熱的に接続され第2の端部とを有したヒートパイプと、
    具備したことを特徴とする電子機器。
  2. 請求項に記載の電子機器において、
    上記ヒートパイプは、上記回路基板との間に隙間を空けて配置され作動液が循環される本体部と、上記本体部から上記回路基板を向いて延び、上記第2の領域に固定された取付部とを有したことを特徴とする電子機器。
  3. 請求項に記載の電子機器において、
    上記ヒートパイプは、上記本体部から上記回路基板を向いて延び、上記第1の領域に固定された他の取付部を有したことを特徴とする電子機器。
  4. 請求項1に記載の電子機器において、
    上記回路基板は、上記発熱部品から離れて設けられた導体層を有し、
    上記ヒートパイプは、上記導体層に熱的に接続され、上記第1の端部で上記発熱部品から受熱した熱の一部を上記導体層を通じて上記回路基板に伝えることを特徴とする電子機器。
  5. 請求項4に記載に電子機器において、
    上記導体層は、上記第2の領域に設けられたことを特徴とする電子機器。
  6. 請求項5に記載の電子機器において、
    上記ヒートパイプは、上記導体層に固定され、上記導体層を介して上記第2の領域を支持したことを特徴とする電子機器。
  7. 請求項6に記載の電子機器において、
    上記回路基板は、上記発熱部品から離れて上記第1の領域に設けられた他の導体層を有し、
    上記ヒートパイプは、上記他の導体層に固定されたことを特徴とする電子機器。
  8. 請求項1に記載の電子機器において
    上記発熱部品に熱的に接続された受熱部材と、
    上記受熱部材を上記回路基板に取り付けた固定部材と、を備え、
    上記ヒートパイプの第1の端部は、上記受熱部材に固定され、上記固定部材を介して上記第1の領域を支持したことを特徴とする電子機器。
  9. 請求項に記載の電子機器において、
    上記回路基板は、上記発熱部品から離れて設けられた導体層を有し、
    上記ヒートパイプは、作動液が循環される本体部を有し、上記本体部が上記導体層に接合されことを特徴とする電子機器。
  10. 請求項1に記載の電子機器において、
    上記ヒートパイプと上記回路基板との間に介在され、上記ヒートパイプを上記回路基板に固定する固定部材を備え、
    上記ヒートパイプは、上記固定部材を介して上記回路基板を支持したことを特徴とする電子機器。
  11. 筐体と、
    上記筐体に収容され、幅が狭まる部分と、上記幅が狭まる部分の一端に繋がる第1の領域と、上記幅が狭まる部分の他端に繋がる第2の領域とを有した回路基板と、
    上記第1の領域に実装された発熱部品と、
    上記筐体に収容された放熱部材と、
    上記発熱部品に熱的に接続された第1の端部と、上記第1の領域を支持した部分と、上記第2の領域を支持した他の部分と、上記放熱部材に熱的に接続された第2の端部とを有したヒートパイプと、
    を具備したことを特徴とする電子機器。
  12. 請求項11に記載の電子機器において、
    上記第1の領域は、導体層を有し、
    上記第2の領域は、他の導体層を有し、
    上記ヒートパイプは、上記導体層と上記他の導体層とに固定されことを特徴とする電子機器。
  13. 筐体と、
    上記筐体に収容され、幅が狭まる部分と、上記幅が狭まる部分の一端に繋がる第1の領域と、上記幅が狭まる部分の他端に繋がる第2の領域とを有した回路基板と、
    上記第1の領域に実装された発熱部品と、
    上記筐体に収容された放熱部材と、
    上記第1の領域を支持した部分と、上記幅が狭まる部分を支持した他の部分とを有し、上記発熱部品及び上記放熱部材に熱的に接続されたヒートパイプと、
    を具備したことを特徴とする電子機器。
  14. 筐体と、
    上記筐体に収容され、幅が狭まる部分と、上記幅が狭まる部分の一端に繋がる第1の領域と、上記幅が狭まる部分の他端に繋がる第2の領域とを有した回路基板と、
    上記第1の領域に実装された発熱部品と、
    上記筐体に収容された放熱部材と、
    上記発熱部品に熱的に接続された第1の端部と、上記幅が狭まる部分を支持した部分と、上記第2の領域を支持した他の部分と、上記放熱部材に熱的に接続された第2の端部とを有したヒートパイプと、
    を具備したことを特徴とする電子機器。
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