JP2008299628A - 電子機器、および冷却ユニット - Google Patents

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Abstract

【課題】高い冷却性を実現可能にするとともに、冷却構造の薄型化を図ることができる電子機器を得る。
【解決手段】電子機器1は、回路基板21の発熱部品22が実装された面21aに対向するとともに、発熱部品22に熱的に接続された第1の受熱板31と、第1受熱板31とは反対側から回路基板21に対向する第2の受熱板32と、第1の受熱板31および上記第2の受熱板32の少なくとも一方に熱的に接続された受熱端部33aを備えた熱輸送部材33とを具備する。第1の受熱板31および上記第2の受熱板32は、それぞれ回路基板21を外れた領域まで延びるとともに、回路基板21を外れた領域で繋がって互いに熱的に接続されている。熱輸送部材33の受熱端部33aは、回路基板21の面と平行な方向に沿って回路基板21と並ぶ領域に配置されている。
【選択図】 図3

Description

本発明は、回路基板に実装された発熱部品を冷却する技術に関する。
ポータブルコンピュータのような電子機器は、発熱部品を実装した回路基板を搭載している。この発熱部品の冷却を促進するため、電子機器には種々の冷却ユニットが設けられている。
特許文献1には、回路基板に実装されたCPUを冷却する冷却構造が開示されている。この冷却構造は、回路基板の面のうちCPUが実装された面に、伝熱板と補助用ヒートパイプとがCPUと熱授受可能に設けられている。回路基板の面のうちCPUが実装されていない面には、伝熱板と集熱用ヒートパイプとが回路基板を貫通するピンを介してCPUと熱授受可能に設けられている。上記補助用ヒートパイプと集熱用ヒートパイプとの間で、且つ、回路基板の介在しない箇所には、放熱用ヒートパイプが設けられ、補助用ヒートパイプおよび集熱用ヒートパイプに対して熱授受可能になっている。
特開平9−232488号公報
上記冷却構造は、全体として比較的大きく厚いものになる。また本発明者は、上記冷却構造によれば回路基板のCPUが実装された側の伝熱量とCPUが実装されていない側の伝熱量とが互いに異なると、冷却構造の一部が有効に活用されない状態になり得ることを見出した。
本発明の目的は、高い冷却性を実現可能にするとともに、冷却構造の薄型化を図ることができる電子機器および冷却ユニットを得ることにある。
本発明の一つの形態に係る電子機器によれば、筐体と、上記筐体に収容されるとともに、少なくとも片面に発熱部品を実装した回路基板と、上記回路基板の上記発熱部品が実装された面に対向するとともに、上記発熱部品に熱的に接続された第1の受熱板と、上記第1受熱板とは反対側から上記回路基板に対向する第2の受熱板と、上記筐体内に設けられた放熱部と、上記第1の受熱板および上記第2の受熱板の少なくとも一方に熱的に接続された受熱端部と上記放熱部に熱的に接続された放熱端部とを備えた熱輸送部材とを具備する。上記第1の受熱板および上記第2の受熱板は、それぞれ上記回路基板を外れた領域まで延びるとともに、上記回路基板を外れた領域で繋がって互いに熱的に接続されている。上記熱輸送部材の受熱端部は、上記回路基板の面と平行な方向に沿って上記回路基板と並ぶ領域に配置されている。
本発明の一つの形態に係る冷却ユニットによれば、発熱部品が実装された回路基板の面に対向するとともに、上記発熱部品に熱的に接続される第1の受熱板と、上記第1の受熱板とは反対側から上記回路基板に対向する第2の受熱板と、上記第1の受熱板および上記第2の受熱板の少なくとも一方に熱的に接続された受熱端部と、放熱部に熱的に接続される放熱端部とを備えた熱輸送部材とを具備する。上記第1の受熱板および上記第2の受熱板は、上記回路基板を外れる領域まで延びるとともに、上記回路基板を外れる領域で繋がって互いに熱的に接続される。上記熱輸送部材の受熱端部は、上記回路基板の面と平行な方向に沿って上記回路基板と並ぶ領域に配置される。
本発明によれば、高い冷却性を実現可能にするとともに、冷却構造の薄型化を図ることができる。
以下に、本発明の実施の形態をポータブルコンピュータに適用した図面に基づいて説明する。
図1ないし図4は、本発明の第1の実施形態に係る電子機器としてのポータブルコンピュータ1を開示している。図1は、ポータブルコンピュータ1を下方から見た斜視図である。図1に示すように、ポータブルコンピュータ1は、本体2と表示ユニット3とを備えている。本体2は、箱状に形成された筐体4を有する。
筐体4は、上壁4a、周壁4b、および下壁4cを有する。周壁4bには、排気孔6が開口している。図3に示すように、下壁4cには、筐体4内を外部に露出させる開口部7が開口している。この開口部7には蓋8が着脱自在に取り付けられ、開口部7を塞いでいる。なお蓋8は、筐体4の一部である。
図1に示すように、表示ユニット3は、ディスプレイハウジング10と、このディスプレイハウジング10に収容された液晶表示モジュール11とを備えている。液晶表示モジュール11は、表示画面11aを有する。表示画面11aは、ディスプレイハウジング10の前面の開口部10aを通じてディスプレイハウジング10の外部に露出している。
表示ユニット3は、筐体4の後端部に一対のヒンジ部(図示しない)を介して支持されている。そのため、表示ユニット3は、上壁4aを上方から覆うように倒される閉じ位置と、上壁4aを露出させるように起立する開き位置との間で回動可能である。
図3に示すように、筐体4は、メイン回路基板14を収容している。また図1ないし図3に示すように、筐体4は、メイン回路基板14に実装されたソケット15と、このソケット15に着脱自在に装着された内蔵モジュール16とを収容している。この内蔵モジュール16としては、例えばメモリモジュール、VGAモジュール、または種々の無線モジュールなどが具体例として挙げられるが、これらに限られるものではない。
内蔵モジュール16は、子基板である回路基板21と、この回路基板21に実装された発熱部品22,23とを備える。発熱部品22,23の一例は、メモリモジュールのメモリチップである。図3に示すように、回路基板21は、例えば両面に発熱部品を実装しており、詳しくは回路基板21の第1の面21aに実装された第1の発熱部品22と、第1の面21aの反対側にあたる第2の面21bに実装された第2の発熱部品23とを備える。
図1および図2に示すように、筐体4内には、放熱フィン24、冷却ファン25、および冷却ユニット26が設けられている。放熱フィン24は、放熱部の一例である。放熱フィン24は、例えば複数の板状フィン片が並べて形成されるとともに、筐体4の排気孔6に対向している。冷却ファン25は、筐体4内の空気を吸い込むとともに、吸い込んだ空気を放熱フィン24に向けて吐出し、放熱フィン24を冷却する。
なお、本実施形態では放熱フィン24とこの放熱フィン24を冷却する専用の冷却ファン25とを備えているが、これに代えて、冷却ファン25を省略するとともに、例えばピン状の突起を備えて例えばCPU冷却用の冷却ファンの駆動により生じる空気の流れによって冷却される放熱フィンを放熱部として備えてもよい。
図1ないし図3に示すように、冷却ユニット26は、第1の受熱板31、第2の受熱板32、および熱輸送部材33を備える。第1および第2の受熱板31,32は、熱伝導性が良好な例えば金属材料により造られている。
図3に示すように、第1の受熱板31は、第1の発熱部品22が実装された回路基板21の第1の面21aに対向するとともに、第1の発熱部品22に熱的に接続されている。第1の受熱板31と第1の発熱部品22との間には例えば熱接続部材35が介在されている。熱接続部材35は、例えば伝熱シート、または伝熱グリスなどである。熱接続部材35が介在されると、第1の受熱板31と第1の発熱部品22との間の熱的な接続がより強固になる。
第2の受熱板32は、第1の受熱板31とは反対側から回路基板21に対向し、第1の受熱板31との間に内蔵モジュール16を挟み込んでいる。すなわち、第2の受熱板32は、第2の発熱部品23が実装された回路基板21の第2の面21bに対向するとともに、第2の発熱部品23に熱的に接続されている。第2の受熱板32と第2の発熱部品23との間には例えば熱接続部材35が介在され、第2の受熱板32と第2の発熱部品23との間の熱的な接続がより強固になっている。
図3に示すように、第1および第2の受熱板31,32は、それぞれ回路基板21を外れた領域まで延びるとともに、それぞれ回路基板21を外れた領域で互いに近付く方向に折れ曲がり、互いに繋がっている。これにより第1および第2の受熱板31,32は、互いに熱的に接続されている。
互いに繋がった第1および第2の受熱板31,32は、例えばU字形の外形を有する一つの受熱部材37を形成している。本実施形態に係る第1および第2の受熱板31,32は、例えば一つの板材を折り曲げることで一体に造られている。したがって換言すると、一つの板材からなる受熱部材37は、その板材が折り曲げられることで、回路基板21を両側から挟み込む第1および第2の受熱板31,32を形成している。なお本実施形態では、折り曲げられた部分の真ん中を境として第1の受熱板31および第2の受熱板32を定義する。
図2および図3に示すように、回路基板21は、接続端子41aを有する接続端部41を備える。第1および第2の受熱板31,32は、接続端部41を外れた回路基板21の領域に対向している。これにより第1および第2の受熱板31,32が回路基板21を挟み込んだ状態においても、接続端部41は筐体4内に露出される。回路基板21は、この接続端部41がソケット15に差し込まれることでソケット15に電気的に接続される。
内蔵モジュール16に対する第1および第2の受熱板31,32の固定は、例えばばね性を有する材料で受熱部材37を形成して二枚の受熱板31,32によって内蔵モジュール16を挟み込んで固定してもよく、または第1または第2の受熱板31,32を内蔵モジュール16にねじ止め固定してもよい。或いは受熱板31,32と発熱部品22,23との間に介在される熱接続部材35に粘着性を持たせ、この熱接続部材35によって第1および第2の受熱板31,32を内蔵モジュール16に固定してもよい。
受熱部材37は、例えば両面に発熱部品を実装する回路基板および片面にのみ発熱部品を実装する回路基板のいずれにでも対応できるように標準化されており、図4に示すように、片面のみに発熱部品を実装した回路基板21にも適用することができる。
図4に示すように、回路基板21が第2の面21bに発熱部品を実装していないときは、回路基板21と第2の受熱板32との間には、回路基板21と第2の受熱板32との間の隙間を詰めるパッキン部材43が挿入される。パッキン部材43は、回路基板21と第2の受熱板32との間に介在されるとともに、第2の受熱板32が回路基板21に接触しないように第2の受熱板32を支持する。パッキン部材43の一例は、スポンジゴムである。
図1および図2に示すように、熱輸送部材33は、受熱部材37に熱的に接続された受熱端部33aと、放熱フィン24に熱的に接続された放熱端部33bとを備える。熱輸送部材33は、受熱端部33aで熱を受け取るとともに、その受け取った熱を放熱端部33bまで輸送する。熱輸送部材33の一例としては、例えば作動液を封入したコンテナを備え、潜熱を利用して受熱端部33aと放熱端部33bとの間で熱を輸送するヒートパイプがある。
熱輸送部材33の受熱端部33aは、第1および第2の受熱板31,32の少なくともいずれか一方に熱的に接続されていればよい。第1および第2の受熱板31,32が互いに熱的に接続されているため、熱輸送部材33が第1および第2の受熱板31,32の少なくともいずれか一方に熱的に接続されていると、熱輸送部材33は第1および第2の受熱板31,32の両方から熱を受け取ることができる。
図3に示すように、熱輸送部材33の受熱端部33aは、回路基板21の面21aと平行な方向に沿って回路基板21と並ぶ領域に配置されている。さらに詳しく述べると、熱輸送部材33の受熱端部33aは、第1の受熱板31と第2の受熱板32との間の領域であって、回路基板21の面21aと平行な方向に沿って第1および第2の受熱板31,32の少なくともいずれか一方と回路基板21との間に配置されている。
すなわち熱輸送部材33の受熱端部33aは、第1および第2の受熱板31,32の間に形成される受熱部材37の内側領域Sに設けられている。換言すると、熱輸送部材33の受熱端部33aは、内蔵モジュール16と共に第1および第2の受熱板31,32の間に挟み込まれている。
さらに別の観点から見ると、第1の受熱板31は、回路基板21に対向する第1の面31aと、この第1の面31aの反対側に形成された第2の面31bとを有する。第2の受熱板32は、回路基板21に対向する第3の面32aと、この第3の面32aの反対側に形成された第4の面32bとを有する。回路基板21の面21aと平行な方向に沿って熱輸送部材33を見たとき、熱輸送部材33の受熱端部33aは、第2の面31bと第4の面32bとの間に配置されている。すなわち熱輸送部材33の受熱端部33aは、受熱部材37の部品高さH内に配置されている。
図3に示すように、熱輸送部材33の受熱端部33aは、例えば第1の受熱板31に接合され、第1の受熱板31に熱的に接続されている。詳しくは、受熱端部33aは、第1の受熱板31のなかで回路基板21を外れた領域まで延びた平面部分45に接合されている。なお、受熱端部33aは、第1の受熱板31に代えて第2の受熱板32に接合されてもよく、または第1および第2の受熱板31,32の両方に接合されてもよい。
受熱部材37に対する熱輸送部材33の接合方法は特に限定されず、例えば半田51や熱伝導性の接着材を用いて接合される。熱伝導性接着材の具体例は、例えば加熱硬化型のエポキシ接着剤、および1液または2液混合型接着剤などが挙げられる。
次に、ポータブルコンピュータ1の作用について説明する。
ポータブルコンピュータ1の使用時には、第1および第2の発熱部品22,23が発熱する。第1の発熱部品22の発する熱は、第1の受熱板31によって受熱され、第1の受熱板31を介して熱輸送部材33の受熱端部33aに伝えられる。第2の発熱部品23の発する熱は、第2の受熱板32によって受熱され、第2の受熱板32および第1の受熱板31を介して熱輸送部材33の受熱端部33aに伝えられる。
熱輸送部材33は、受熱端部33aが受熱した熱を放熱端部33bまで輸送し、輸送した熱を放熱フィン24に伝える。放熱フィン24に伝えられた熱は、冷却ファン25が放熱フィン24を冷却することで筐体4の外部に排熱される。
このような構成の冷却ユニット26によれば、第1および第2の受熱板31,32が別々に設けられるとともにそれぞれが独立して熱輸送部材33の受熱端部33aに接続されている場合に比べて、高い冷却性を実現することができる。
仮に第1および第2の受熱板31,32が別々に設けられるとともにそれぞれが独立して熱輸送部材33の受熱端部33aに接続されていると、第1および第2の受熱板31,32の間で熱の授受が行われにくい。すなわち、第1の受熱板31と第2の受熱板32との間に熱輸送部材33の受熱端部33aが介在していると、第1の受熱板31は第1の発熱部品22の熱を熱輸送部材33に伝える部材として、第2の受熱板32は第2の発熱部品23の熱を熱輸送部材33に伝える部材として互いにほとんど独立して機能することになる。
例えば第1の発熱部品22と第2の発熱部品23の発熱量が互いに異なる場合、第1の受熱板31および第2の受熱板32のいずれか一方が他方に比べて高温になることがある。このような場合でも第1の受熱板31と第2の受熱板32とがほとんど独立して機能すると、相対的に高温になる受熱板は放熱部材として有効活用されているといえるが、相対的に低温になる受熱板は、放熱部材として余力を残した状態であり、場合によっては有効に活用されていない状態になり得ることもある。
一方、本実施形態に係る冷却ユニット26は、第1および第2の受熱板31,32が互いに繋がっており、第1および第2の受熱板31,32の間で熱の授受が可能である。したがって、第1の受熱板31および第2の受熱板32のうちいずれか一方が他方に比べて高温になると、相対的に高温になる受熱板から相対的に低温になる受熱板に熱が伝えられ、相対的低温になる受熱板が相対的高温になる受熱板の放熱を助けるヒートシンクとして機能する。このように冷却ユニット26は、高い冷却性を実現可能である。
例えば冷却ユニット26が第1の面21aにのみ発熱部品を実装した回路基板21に対して適用されたとき、第2の受熱板32は遊んだ状態になることなく、第1の受熱板31の放熱を助けるヒートシンクとして機能する。このように、両面に発熱部品が実装された回路基板と片面にのみ発熱部品が実装された回路基板との両方に適用できるように標準化された冷却ユニット26であると、さらに有用性を発揮しやすい。
さらに、冷却ユニット26によれば冷却構造の薄型化を図ることができる。例えば第1および第2の受熱板31,32と回路基板21とが互いに重なる領域において熱輸送部材33を第1または第2の受熱板31,32に接合すると、冷却構造が全体として厚くなってしまう。これに比べて、回路基板21の面と平行な方向に沿って回路基板21と並ぶ領域に熱輸送部材33の受熱端部33aを配置すると、回路基板21と受熱板31,32とが互いに重なる方向に沿って熱輸送部材33が回路基板21に重なることを避けることができる。これにより冷却構造の薄型化が可能になる。
さらに言えば、第1および第2の受熱板31,32は互いに熱的に接続されるために、それぞれ回路基板21を外れた領域まで延びるとともに回路基板21を外れた領域で互いに繋がっている。本実施形態では、熱輸送部材33の受熱端部33aは、第1の受熱板31のなかで回路基板21を外れる領域まで延びた部分に接合されている。このような回路基板21の外側まで延びた第1および第2の受熱板31,32の部分を有効活用することで、回路基板21の面21aと平行な方向に沿って回路基板21と並ぶ領域に熱輸送部材33の受熱端部33aを容易に配置することができる。
熱輸送部材33の受熱端部33aが受熱部材37の部品高さH内に配置されていると、放熱フィン24および冷却ファン25を除く内蔵モジュール周辺の部材が受熱部材37の部品高さH内に収まるため、冷却構造がより薄くなる。
熱輸送部材33の受熱端部33aは、回路基板21の面21aと平行な方向に沿って例えば回路基板21とは反対側から受熱部材37に接合されてもよい(図14参照)。なお、熱輸送部材33の受熱端部33aが回路基板21の面と平行な方向に沿って第1および第2の受熱板31,32の少なくとも一方と回路基板21との間に設けられていると、第1の受熱板31と第2の受熱板32とを繋げている部分55の厚さや位置に影響されずに、熱輸送部材33を回路基板21の近くに配置することができる。
熱輸送部材33を回路基板21の近くに配置することができると、熱輸送部材33の受熱端部33aと発熱部品22,23との間の伝熱経路の距離を縮めることができる。これにより冷却ユニット26は、さらに高い冷却性を実現することができる。また、受熱端部33aが受熱部材37と回路基板21との間に設けられていると、回路基板21を外れた領域に延びた第1の受熱板31の平面部分45に受熱端部33aを接合することができる。平面部分45は表面が平面であるため、受熱端部33aを安定して接合することができる。
回路基板21を外れた受熱部材37の部分57が円弧状に形成されていると、受熱部材37と回路基板21との間にデッドスペースが生じやすくなる。受熱部材37と回路基板21との間に熱輸送部材33の受熱端部33aを設けることは、このデッドスペースになり得る領域を有効活用して熱輸送部材33を配置しているといえる。回路基板21を外れた受熱部材37の部分57が円弧状に形成されているとともに、熱輸送部材33を受熱部材37の内面37aに接合すると、受熱部材37の外面37bに接合する場合(図14参照)に比べて、安定して接合することができる。なお内面37aとは、受熱部材37のなかで回路基板21に対向する面のことである。
第1および第2の受熱板31,32が一つの板材を折り曲げることで一体に造られると、回路基板21を挟み込む第1および第2の受熱板31,32を簡単に得ることができる。すなわち、冷却構造を構成する部品点数を低減するとともに、複雑な部品形状を有することなく第1および第2の受熱板31,32を容易に形成することができる。
回路基板21が第2の面21bに第2の発熱部品23を実装するとともに、第2の受熱板32が第2の発熱部品23に熱的に接続されると、第2の発熱部品23の発する熱が第2の受熱板32を介して熱輸送部材33の受熱端部33aに伝えられる。これにより第2の発熱部品23の冷却を促進することができる。
回路基板21が第2の面21bに発熱部品を実装していないときに回路基板21と第2の受熱板32との間の隙間を詰めるパッキン部材43が挿入されると、両面に発熱部品が実装された回路基板21に合わせて標準化された受熱部材37を片面にのみ発熱部品が実装された回路基板21に対しても適用することができる。
第1および第2の受熱板31,32が接続端部41を外れた回路基板21の領域に対向すると、受熱部材37が取り付けられた状態でも回路基板21の接続端部41を確実にソケット15に差し込むことができる。
次に、図5および図6を参照して、冷却ユニット26の種々の変形例について説明する。図5は、冷却ユニット26の第1の変形例を示す。図5に示すように、受熱部材37の第1および第2の受熱板31,32は、互いに別体に形成されている。第1および第2の受熱板31,32は、例えばそれぞれ独立して造られるとともに、回路基板21を外れた領域で互いに組み合わされて一体になっている。第1および第2の受熱板31,32の間の接続部は、熱接続部材35が介在されたり、または半田付けや溶接などの接合方法を用いて接合されており、第1および第2の受熱板31,32は互いに熱的に接続されている。
このような構成の冷却ユニット26によっても、上記と同様の理由で、高い冷却性を実現するとともに、冷却構造の薄型化を図ることができる。本変形例によれば、さらに冷却ユニット26の組立性を向上させることができる。すなわち、冷却ユニット26は、熱輸送部材33および回路基板21を第1および第2の受熱板31,32の間に挟み込んだ後に第1および第2の受熱板31,32を連結することができる。これにより、熱輸送部材33および回路基板21を第1および第2の受熱板31,32の間に収容する作業性が良くなる。
図6は、冷却ユニット26の第2の変形例を示す。図6に示すように、第1の発熱部品22と第2の発熱部品23とは、その実装高さおよび形状が互いに異なる。冷却ユニット26は、表裏の発熱部品の実装高さや大きさが異なる回路基板21に対しても適用することができる。
なお、これら第1および第2の変形例は、第1の実施形態に係る冷却ユニット26に限るものではなく、下記の実施形態においても適宜適用することができる。
次に、本発明の第2の実施形態に係る電子機器としてのポータブルコンピュータ1について、図7および図8を参照して説明する。なお第1の実施形態と同一または同様の機能を有する構成は、同一の符号を付してその説明を省略する。本実施形態に係るポータブルコンピュータ1は、固定具61を備える点で上記第1の実施形態と異なり、ポータブルコンピュータおよび冷却ユニットの基本的な構成は上記第1の実施形態と同じである。
図7および図8に示すように、ポータブルコンピュータ1は、固定具61を備える。固定具61の一例は、クリップである。図8に示すように、固定具61は、中間部分62と、この中間部分62の両端から延びるとともに、互いに対向する第1および第2の端部63,64を備える。固定具61は、ばね性を有する。
固定具61は、第1の受熱板31、内蔵モジュール16、および第2の受熱板32を第1の端部63と第2の端部64との間に挟み込む。第1の端部63は、第1の受熱板31を第1の発熱部品22に向けて押圧する。第2の端部64は、第2の受熱板32を第2の発熱部品23に向けて押圧する。
これにより、受熱板31,32と発熱部品22,23との間の熱的な接続がより強固になるとともに、第1および第2の受熱板31,32が内蔵モジュール16に対して固定される。このような固定具61を備えると、受熱部材37がばね性を有する必要なく、さらに第1および第2の受熱板31,32を内蔵モジュール16に固定するねじや接着剤が不要になる。
図7に示すように、固定具61は、回路基板21のなかで接続端部41を外れた他の端部に対向するように設けられている。これにより、回路基板21とソケット15との接続を邪魔することなく固定具61を装着することができる。
このような冷却ユニット26によれば、第1の実施形態と同様に、高い冷却性を実現するとともに、冷却構造の薄型化を図ることができる。さらに固定具61によって受熱板31,32が発熱部品22,23に向けて押圧されると、受熱板31,32と発熱部品22,23との間の熱的な接続がより強固になり、より高い冷却性を実現することができる。
次に、本発明の第3の実施形態に係る電子機器としてのポータブルコンピュータ1について、図9を参照して説明する。なお第1および第2の実施形態と同一または同様の機能を有する構成は、同一の符号を付してその説明を省略する。本実施形態に係るポータブルコンピュータ1は、補助部材71,72を備える点で上記第1の実施形態と異なり、ポータブルコンピュータおよび冷却ユニットの基本的な構成は上記第1の実施形態と同じである。
図9に示すように、ポータブルコンピュータ1は、第1および第2の補助部材71,72を備える。第1の補助部材71は、メイン回路基板14と第1の受熱板31との間に介在されている。第2の補助部材72は、蓋8と第2の受熱板32との間に介在されている。第1および第2の補助部材71,72は、例えばスポンジやゴムのような弾性部材が用いられる。
蓋8を下壁4cに取り付けると、第1の補助部材71がメイン回路基板14と第1の受熱板31との間で圧縮されるとともに、第2の補助部材72が蓋8と第2の受熱板32との間で圧縮される。これにより、第1の補助部材71は、第1の受熱板31を第1の発熱部品22に向けて押圧する。第2の補助部材72は、第2の受熱板32を第2の発熱部品23に向けて押圧する。
このような冷却ユニット26によれば、第1の実施形態と同様に、高い冷却性を実現するとともに、冷却構造の薄型化を図ることができる。さらに第1および第2の補助部材71,72によって受熱板31,32が発熱部品22,23に向けて押圧されると、受熱板31,32と発熱部品22,23との間の熱的な接続がより強固になり、より高い冷却性を実現することができる。
次に、本発明の第4の実施形態に係る電子機器としてのポータブルコンピュータ1について、図10ないし図13を参照して説明する。なお第1ないし第3の実施形態と同一または同様の機能を有する構成は、同一の符号を付してその説明を省略する。本実施形態に係るポータブルコンピュータ1は、受熱部材37の形状が上記第1の実施形態と異なり、ポータブルコンピュータおよび冷却ユニットの基本的な構成は上記第1の実施形態と同じである。
図10は、本実施形態に係る冷却ユニット26を分解して示す。図10に示すように、受熱部材37は、互いに別体に形成された第1および第2の受熱板31,32を備える。熱輸送部材33の受熱端部33aの外形は、円柱状に形成されている。
図10および図11に示すように、第1および第2の受熱板31,32は、それぞれ複数の連結部81と切欠き部82とを有する。連結部81と切欠き部82は、熱輸送部材33の長手方向に沿って交互に設けられている。連結部81は、熱輸送部材33の受熱端部33aの周方向の一部を取り囲むように受熱端部33aの外形に沿って曲げられている。
これにより受熱板31,32は、熱輸送部材33に回動可能に連結されている。第1の受熱板31の切欠き部82は、第2の受熱板32の連結部81に対向する領域に設けられている。第2の受熱板32の切欠き部82は、第1の受熱板31の連結部81に対向する領域に設けられている。第1および第2の受熱板31,32は、協働して熱輸送部材33の受熱端部33aをヒンジ軸とする蝶番構造を形成している。
なお第1および第2の受熱板31,32は、少なくとも一方が受熱端部33aに対して回動可能であればよい。なお、例えば第1の受熱板31の連結部81の側部81aは、第2の受熱板32の連結部81の側部81aに接する。これにより本実施形態に係る第1および第2の受熱板31,32も互いに繋がり、互いに熱的に接続されている。
図12および図13に示すように、第2の受熱板32は、第1の受熱板31に対して相対的に回動可能である。詳しく述べると、第2の受熱板32は、第1の受熱板31に対して開かれ、内蔵モジュール16を着脱可能な第1の姿勢と、第1の受熱板31との間に内蔵モジュール16を挟み込む第2の姿勢との間で回動可能である。ユーザーは、筐体4の下壁4cから蓋8を取り外し、第2の受熱板32を第1の姿勢に回動することで、開口部7を通じて内蔵モジュール16を着脱することができる。
このような冷却ユニット26によれば、第1の実施形態と同様に、高い冷却性を実現するとともに、冷却構造の薄型化を図ることができる。さらに第2の受熱板32が第1の受熱板31に対して相対的に回動可能であれば、ユーザーはより容易に内蔵モジュール16を受熱部材37内に装着することができる。第1および第2の受熱板31,32が受熱端部33aをヒンジ軸とする蝶番構造を形成すると、他の構成部材を備えることなく簡単な構造で第2の受熱板32を第1の受熱板31に対して回動可能にすることができる。
次に、本発明の第5の実施形態に係る電子機器としてのポータブルコンピュータ1について、図14を参照して説明する。なお第1ないし第4の実施形態と同一または同様の機能を有する構成は、同一の符号を付してその説明を省略する。本実施形態に係るポータブルコンピュータ1は、熱輸送部材33の配置が上記第1の実施形態と異なり、ポータブルコンピュータおよび冷却ユニットの基本的な構成は上記第1の実施形態と同じである。
図14に示すように、熱輸送部材33は、回路基板21の面21aと平行な方向に沿って例えば回路基板21とは反対側から受熱部材37に接合されている。回路基板21の面21aと平行な方向に沿って熱輸送部材33を見たとき、熱輸送部材33の受熱端部33aは、第2の面31bと第4の面32bとの間に配置されている。すなわち熱輸送部材33の受熱端部33aは、受熱部材37の部品高さH内に配置されている。熱輸送部材33は、例えばその全体が受熱部材37の部品高さH内に配置されている。
このような冷却ユニット26によれば、上記第1の実施形態と同様の理由で、高い冷却性を実現するとともに、冷却構造の薄型化を図ることができる。熱輸送部材33の受熱端部33aが受熱部材37の部品高さH内に配置されていると、放熱フィン24および冷却ファン25を除く内蔵モジュール周辺の部材が受熱部材37の部品高さH内に収まるため、冷却構造がより薄くなる。熱輸送部材33の全体が受熱部材37の部品高さH内に配置されていると、冷却構造がさらに薄くなる。
次に、本発明の第6の実施形態に係る電子機器としてのポータブルコンピュータ1について、図15を参照して説明する。なお第1ないし第5の実施形態と同一または同様の機能を有する構成は、同一の符号を付してその説明を省略する。本実施形態に係るポータブルコンピュータ1は、回路基板21の種類が異なり上記第1の実施形態と異なり、ポータブルコンピュータおよび冷却ユニットの基本的な構成は上記第1の実施形態と同じである。
図15に示すように、第1および第2の発熱部品22,23は、メイン回路基板14に実装された電子部品である。発熱部品22,23は、例えばCPUやノースブリッジ(登録商標)である。このような冷却ユニット26によれば、上記第1の実施形態と同様の理由で、高い冷却性を実現するとともに、冷却構造の薄型化を図ることができる。
以上、第1ないし第6の実施形態に係るポータブルコンピュータ1,および冷却ユニット26について説明したが、本発明はもちろんこれらに限定されるものではない。各実施形態に係る構成は、適宜組み合わせて実施することができる。
例えば図13ないし図15中に実線または二点差線で示すように、各実施形態に係るポータブルコンピュータ1は、固定具61または第1および第2の補助部材71,72を備えてもよい。また第1ないし第6の実施形態において、熱輸送部材33が接合される部位は、受熱部材37の平面部分45でもよく、円弧状に形成された部分57でもよい。
本発明の第1の実施形態に係るポータブルコンピュータの斜視図。 図1中に示されたポータブルコンピュータの断面図。 図2中に示されたポータブルコンピュータのF3−F3線に沿う断面図。 図3中に示されたポータブルコンピュータの他の態様の断面図。 図1中に示されたポータブルコンピュータの第1の変形例の断面図。 図1中に示されたポータブルコンピュータの第2の変形例の断面図。 本発明の第2の実施形態に係るポータブルコンピュータの断面図。 図7中に示されたポータブルコンピュータのF8−F8線に沿う断面図。 本発明の第3の実施形態に係るポータブルコンピュータの断面図。 本発明の第4の実施形態に係る冷却ユニットを一部分解して示す斜視図。 図10中に示された冷却ユニットの斜視図。 本発明の第4の実施形態に係るポータブルコンピュータの断面図。 図12中に示されたポータブルコンピュータの断面図。 本発明の第5の実施形態に係るポータブルコンピュータの断面図。 本発明の第6の実施形態に係るポータブルコンピュータの断面図。
符号の説明
1…ポータブルコンピュータ、4…筐体、14…メイン回路基板、21…回路基板、21a…第1の面、21b…第2の面、22,23…発熱部品、24…放熱フィン、25…冷却ファン、26…冷却ユニット、31…第1の受熱板、32…第2の受熱板、33…熱輸送部材、33a…受熱端部、33b…放熱端部、41a…接続端子、41…接続端部、43…パッキン部材。

Claims (8)

  1. 筐体と、
    上記筐体に収容されるとともに、少なくとも片面に発熱部品を実装した回路基板と、
    上記回路基板の上記発熱部品が実装された面に対向するとともに、上記発熱部品に熱的に接続された第1の受熱板と、
    上記第1受熱板とは反対側から上記回路基板に対向する第2の受熱板と、
    上記筐体内に設けられた放熱部と、
    上記第1の受熱板および上記第2の受熱板の少なくとも一方に熱的に接続された受熱端部と、上記放熱部に熱的に接続された放熱端部とを備えた熱輸送部材と、を具備し、
    上記第1の受熱板および上記第2の受熱板は、それぞれ上記回路基板を外れた領域まで延びるとともに、上記回路基板を外れた領域で繋がって互いに熱的に接続されており、
    上記熱輸送部材の受熱端部は、上記回路基板の面と平行な方向に沿って上記回路基板と並ぶ領域に配置されていることを特徴とする電子機器。
  2. 請求項1に記載の電子機器において、
    上記熱輸送部材の受熱端部は、上記回路基板の面と平行な方向に沿って上記第1の受熱板および上記第2の受熱板の少なくとも一方と上記回路基板との間に設けられていることを特徴とする電子機器。
  3. 請求項2に記載の電子機器において、
    上記第1の受熱板および上記第2の受熱板は、一つの板材を折り曲げることで一体に造られていることを特徴とする電子機器。
  4. 請求項3に記載の電子機器において、
    上記回路基板が上記発熱部品を実装した面とは反対側の面に他の発熱部品を実装するときは、上記第2の受熱板は上記他の発熱部品に熱的に接続されることを特徴とする電子機器。
  5. 請求項3に記載の電子機器において、
    上記回路基板が上記発熱部品を実装した面とは反対側の面に発熱部品を実装していないときは、上記回路基板と上記第2の受熱板との間には、上記回路基板と上記第2の受熱板との間の隙間を詰めるパッキン部材が挿入されることを特徴とする電子機器。
  6. 請求項2に記載の電子機器において、
    上記第1の受熱板および上記第2の受熱板の少なくとも一方は、上記熱輸送部材の受熱端部に回動可能に連結され、上記第1の受熱板および上記第2の受熱板は、協働して上記受熱端部をヒンジ軸とする蝶番構造を形成することを特徴とする電子機器。
  7. 請求項2に記載の電子機器において、
    上記回路基板は、接続端子を有する接続端部を備え、上記第1の受熱板および上記第2の受熱板は、上記接続端部を外れた上記回路基板の領域に対向することを特徴とする電子機器。
  8. 発熱部品が実装された回路基板の面に対向するとともに、上記発熱部品に熱的に接続される第1の受熱板と、
    上記第1の受熱板とは反対側から上記回路基板に対向する第2の受熱板と、
    上記第1の受熱板および上記第2の受熱板の少なくとも一方に熱的に接続された受熱端部と、放熱部に熱的に接続される放熱端部とを備えた熱輸送部材と、を具備し、
    上記第1の受熱板および上記第2の受熱板は、上記回路基板を外れる領域まで延びるとともに、上記回路基板を外れる領域で繋がって互いに熱的に接続され、
    上記熱輸送部材の受熱端部は、上記回路基板の面と平行な方向に沿って上記回路基板と並ぶ領域に配置されることを特徴とする冷却ユニット。
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