JP4713516B2 - 建設機械 - Google Patents

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Description

本発明は、例えば油圧ショベル等の建設機械に関し、特に、車体フレームの前端側に中間結合体を介して作業装置が取付けられた建設機械に関する。
一般に、建設機械としての油圧ショベルは、自走可能な下部走行体と、該下部走行体上に旋回可能に搭載された上部旋回体と、該上部旋回体の前部側に俯仰動可能に設けられた作業装置とにより大略構成され、この作業装置によって土砂の掘削作業等を行なうものである。
ここで、油圧ショベルの上部旋回体は、支持構造体をなす車体フレーム(旋回フレーム)を有し、この車体フレームには、左,右方向で間隔をもって対面した一対の縦板が前,後方向に伸長して設けられている。そして、通常、縦板の前端側には、作業装置の基端側(ブームフート)が、ピン等を介して回動可能に取付けられる構成となっている。
一方、油圧ショベルの上部旋回体に対し、複数種類の作業装置のうち作業内容に応じた一の作業装置を選択して取付けるため、車体フレームの縦板と作業装置との間に中間結合体(アダプタ)を介在させる構成となった油圧ショベルが提案されている(例えば、特許文献1参照)。
特開2001−26946号公報
この従来技術による油圧ショベルは、車両本体側フランジとブーム側フランジとを有する中間アダプタを備え、車体フレームの縦板にアダプタの車両本体側フランジを連結ピン(軸)を用いて取付け、アダプタのブーム側フランジには、作業内容に応じて選択した作業装置を連結ピンを用いて取付ける構成となっている。
ところで、上述した従来技術では、車体フレームの縦板に連結ピンを用いて中間結合体を取付けるため、縦板に設けたピン孔と中間結合体(車両本体側フランジ)に設けたピン孔とを正確に位置決めする必要がある。
しかし、例えばクレーン等を用いて中間結合体を吊上げた状態で、この中間結合体側のピン孔を縦板側のピン孔に位置合わせしようとしても、中間結合体の姿勢が不安定であるため、縦板側のピン孔に対して中間結合体側のピン孔を正確に位置決めするのが難しい。この結果、車体フレームの縦板に中間結合体を取付けるときの作業性が低下してしまうという問題がある。
一方、作業内容に適合した作業装置を、中間結合体を介して上部旋回体に取付ける場合には、この作業装置のアクチュエータに圧油を給排するための油圧ホースの基端側と、上部旋回体に設けられたコントロールバルブから延びる油圧ホースの先端側とを接続する必要がある。
この場合、作業装置には多数のアクチュエータが設けられているので、これらのアクチュエータに圧油を給排する油圧ホースも多数になる。従って、アクチュエータに圧油を給排するための油圧ホースの基端側と、上部旋回体に設けられたコントロールバルブから延びる油圧ホースの先端側とを接続する作業には多大な時間が必要となり、その作業が非常に煩雑であるという問題がある。
本発明は上述した従来技術の問題に鑑みなされたもので、本発明の目的は、車体フレームの縦板に中間結合体を介して作業装置を取付けるときの作業性を高めることができるようにした建設機械を提供することにある。
また、本発明の他の目的は、車体フレームの縦板に中間結合体を取付ける場合に、車体フレーム側に設けられた油圧ホースと、中間結合体側に設けられた油圧ホースとを接続するときの作業性を高めることができる建設機械を提供することにある。
上述した課題を解決するため本発明は、間隔をもって対面した一対の縦板が前,後方向に伸長して設けられた車体フレームと、該車体フレームの縦板の前端側に着脱可能に取付けられた中間結合体と、該中間結合体を介して前記車体フレームに取付けられる作業装置とを備えてなる建設機械に適用される。
そして、請求項1の発明が採用する構成の特徴は、前記縦板の前端側には、前記中間結合体を前記縦板に対して位置決めする縦板側ガイドを設け、前記中間結合体には、当該中間結合体を上方から前記縦板に向けて下ろすときに前記縦板側ガイドに係合する結合体側ガイドを設ける構成とし、前記車体フレーム側に設けられた複数のフレーム側油圧ホースと、該各フレーム側油圧ホースの先端側に接続され前記一対の縦板間に並んで固定して設けられた複数の縦板側ホース継手と、前記中間結合体側に設けられた複数の結合体側油圧ホースと、該各結合体側油圧ホースの基端側に接続され前記中間結合体に並んで固定して設けられた複数の結合体側ホース継手とを備え、前記結合体側ガイドが前記縦板側ガイドに係合するときに、前記各結合体側ホース継手を前記各縦板側ホース継手に同時に接続したことにある。
請求項2の発明は、前記複数の縦板側ホース継手は前記一対の縦板間にクランプ装置を用いて固定する構成とし、前記複数の結合体側ホース継手は前記中間結合体にクランプ装置を用いて固定する構成としたことにある。
請求項3の発明は、前記縦板の前端側には互いに離間する複数の縦板側ピン孔を設け、前記中間結合体には前記縦板側ピン孔に対応して互いに離間する複数の結合体側ピン孔を設け、前記結合体側ガイドが前記縦板側ガイドに係合した状態で前記縦板側ピン孔と前記結合体側ピン孔とに連結ピンを挿通することにより、前記中間結合体を前記縦板に取付ける構成としたことにある。
請求項4の発明は、前記縦板側ピン孔は前記縦板の前端側に上,下に離間して2個設け、前記縦板側ガイドは前記上,下の縦板側ピン孔間に位置して2個設ける構成としたことにある。
請求項5の発明は、前記縦板側ガイドは、前記縦板の上縁部から下方に延びる縦案内溝と、該縦案内溝の下端側から斜め前方に延びる前係合溝とを有するL字型の溝により構成し、前記結合体側ガイドは、前記中間結合体を上方から前記縦板に向けて下ろすときに前記縦板側ガイドの縦案内溝と前係合溝とに順次係合する突起体により構成し、前記中間結合体は、前記結合体側ガイドが前記縦板側ガイドの縦案内溝に沿って下方に移動し前記縦板側ガイドの前係合溝に沿って斜め前方に移動することにより、前記縦板に対して位置決めされる構成としたことにある。
請求項1の発明によれば、車体フレームの縦板の前端側には縦板側ガイドを設け、中間結合体には結合体側ガイドを設けたので、中間結合体を上方から縦板に向けて下ろすときに、結合体側ガイドが縦板側ガイドに係合することにより、中間結合体を縦板に対して位置決めすることができる。このため、車体フレームの縦板に中間結合体を取付けるときの作業性を高めることができる。
しかも、複数のフレーム側油圧ホースの先端側に接続された複数の縦板側ホース継手を一対の縦板間に固定して設け、複数の結合体側油圧ホースの基端側に接続された複数の結合体側ホース継手を中間結合体に固定して設けたので、車体フレームの縦板に中間結合体を取付けるため、結合体側ガイドが縦板側ガイドに係合するときに、各結合体側ホース継手を各縦板側ホース継手に同時に接続することができる。この結果、車体フレームの縦板に中間結合体を取付ける作業と、複数のフレーム側油圧ホースと結合体側油圧ホースとを接続する作業とを同時に行なうことができ、その作業性を著しく高めることができる。
請求項3の発明によれば、中間結合体を上方から縦板に向けて下ろすときに、結合体側ガイドが縦板側ガイドに係合することにより、中間結合体に設けた結合体側ピン孔を、縦板の前端側に設けた縦板側ピン孔に対して位置決めすることができる。従って、結合体側ガイドが縦板側ガイドに係合した状態で、結合体側ピン孔と縦板側ピン孔とに連結ピンを挿通することにより、中間結合体を容易に取付けることができる。
請求項4の発明によれば、縦板に設けた上,下の縦板側ピン孔の近傍位置に、それぞれ縦板側ガイドを配置することができるので、この縦板側ガイドに結合体側ガイドが係合することにより、上,下の縦板側ピン孔に対し、中間結合体に設けた上,下の結合体側ピン孔を正確に位置決めすることができる。
請求項5の発明によれば、中間結合体を上方から縦板に向けて下ろすときに、突起体からなる結合体側ガイドは、縦板側ガイドの縦案内溝に沿って下方に移動した後、縦板側ガイドの前係合溝に沿って斜め前方に移動する。これにより、中間結合体は、その自重によって結合体側ガイドを縦板側ガイドに自動的に係合させることができるので、中間結合体を、上方から縦板に向けて下ろすだけで当該縦板に対して位置決めすることができ、その取付け作業の作業性を高めることができる。
以下、本発明に係る建設機械の実施の形態を、油圧ショベルに適用した場合を例に挙げ、図1ないし図10を参照しつつ詳細に説明する。
図中、1は建設機械の代表例である油圧ショベルで、該油圧ショベル1は、例えば地上高さが大きな建造物の解体作業等に用いられる、マルチブーム仕様の油圧ショベルとして構成されている。
そして、油圧ショベル1は、自走可能なクローラ式の下部走行体2と、該下部走行体2上に旋回可能に搭載された上部旋回体3と、上部旋回体3の前部側に俯仰動可能に設けられた後述の作業装置11とにより大略構成されている。
ここで、上部旋回体3は、支持構造体をなす車体フレームとしての旋回フレーム4を有し、該旋回フレーム4は、図3等に示すように、下部走行体2上に旋回可能に取付けられた厚板材からなる底板5と、この底板5上を前,後方向に伸長して設けられた左縦板6,右縦板7とを備えて構成されている。
この場合、左縦板6と右縦板7とは、左,右方向で一定の間隔をもって対面しつつ前,後方向に伸長し、その前部側は上方に向けて山形状に突出している。そして、左縦板6の前端側の上縁部6Aと右縦板7の前端側の上縁部7Aとは、上方から斜め前方に傾斜している(図4参照)。
また、左縦板6の前端側には、上,下に離間して2個の縦板側ピン孔6B,6Cが穿設され、右縦板7の前端側にも、上,下に離間して2個の縦板側ピン孔7B,7Cが穿設されている。そして、左,右の縦板6,7の縦板側ピン孔6B,7Bには後述の上連結ピン30が挿嵌され、左,右の縦板6,7の縦板側ピン孔6C,7Cには後述の下連結ピン31が挿嵌される構成となっている。さらに、左縦板6の前端側には、上,下の縦板側ピン孔6B,6C間に位置して後述の左縦板側ガイド12,12が設けられ、右縦板7の前端側にも、上,下の縦板側ピン孔7B,7C間に位置して後述の右縦板側ガイド13,13が設けられている。
また、左縦板6と右縦板7の前部側は連結板8によって連結され、該連結板8の長さ方向の途中部位には、後述の各フレーム側油圧ホース22が挿通されるホース挿通孔8Aが形成されている。
さらに、図1、図2に示すように、旋回フレーム4の前部左側には運転室を画成するキャブ9が設けられている。また、旋回フレーム4の後部側には、後述する作業装置11の後側に位置して建屋カバー10が設けられている。そして、建屋カバー10内には、エンジン、該エンジンによって駆動される油圧ポンプ、油圧ショベル1に搭載された各種アクチュエータに対する圧油の給排を制御するコントロールバルブ(いずれも図示せず)等の搭載機器が収容されている。
11は上部旋回体3の前部側に俯仰動可能に設けられた作業装置で、該作業装置11は、後述の中間結合体14を介して旋回フレーム4を構成する左,右の縦板6,7に取付けられるものである。ここで、作業装置11は、例えば地上高さが大きな建造物の解体作業等に適したマルチブーム仕様となっており、作業内容に応じて後述の中間結合体14を介して左,右の縦板6,7の前端側に取付けられるものである。
そして、作業装置11は、図1に示すように、基端部が中間結合体14に回動可能に取付けられたブーム11Aと、該ブーム11Aの先端部に回動可能に取付けられたジブ11Bと、該ジブ11Bの先端部に回動可能に取付けられたアーム11Cと、該アーム11Cの先端部に回動可能に取付けられるバケット、グラップル等の作業具(図示せず)とにより大略構成されている。
また、中間結合体14とブーム11Aとの間には左,右2本のブームシリンダ11D(右側のみ図示)が設けられ、ブーム11Aとジブ11Bとの間には左,右2本のジブシリンダ11E(右側のみ図示)が設けられ、ジブ11Bとアーム11Cとの間にはアームシリンダ11Fが設けられ、アーム11Cと作業具(図示せず)との間には作業具シリンダ11Gが設けられている。
さらに、図2、図3等に示すように、作業装置11には、ブーム11A等の背面に沿って延びる複数の油圧配管からなる油圧配管群11Hが設けられている(4本のみ図示)。そして、この油圧配管群11Hの先端側は、油圧ホース(図示せず)を介して図1に示すジブシリンダ11E、アームシリンダ11F、作業具シリンダ11Gに接続され、油圧配管群11Hの基端側には、後述する各結合体側油圧ホース25の先端側が接続される構成となっている。
12,12は左縦板6の前端側に上,下に離間して設けられた2個の左縦板側ガイドで、該左縦板側ガイド12は、後述する中間結合体14を左縦板6に対して位置決めするものである。この場合、左縦板側ガイド12は、図4に示すように、左縦板6のうち右縦板7と対面する内側面に形成され、上,下の縦板側ピン孔6B,6C間に配置されることにより、これら縦板側ピン孔6B,6Cの近傍位置に設けられている。
ここで、各左縦板側ガイド12は、図4及び図7に示すように、左縦板6の上縁部6Aからほぼ鉛直下方に延びる縦案内溝12Aと、該縦案内溝12Aの下端側から上縁部6Aに沿って斜め下前方に突出する前係合溝12Bとにより、全体としてL字型の溝として形成されている。そして、各左縦板側ガイド12には、後述する中間結合体14の左結合体側ガイド20が係合する構成となっている。
13,13は右縦板7の前端側に上,下に離間して設けられた2個の右縦板側ガイドで、該右縦板側ガイド13は、後述する中間結合体14を右縦板7に対して位置決めするものである。この場合、右縦板側ガイド13は、図4に示すように、右縦板7のうち左縦板6と対面する内側面に形成され、上,下の縦板側ピン孔7B,7C間に配置されることにより、これら縦板側ピン孔7B,7Cの近傍位置に設けられている。
ここで、各右縦板側ガイド13は、左縦板6の左縦板側ガイド12と同様に、右縦板7の上縁部7Aからほぼ鉛直下方に延びる縦案内溝13Aと、該縦案内溝13Aの下端側から上縁部7Aに沿って斜め下前方に突出する前係合溝13Bとにより、全体としてL字型の溝として形成されている。そして、各右縦板側ガイド13には、後述する中間結合体14の右結合体側ガイド21が係合する構成となっている。
14は左,右の縦板6,7の前端側に着脱可能に取付けられる中間結合体で、該中間結合体14は、例えば複数種類の作業装置のうち作業内容に適合した一の作業装置11を左,右の縦板6,7に取付けるため、各縦板6,7と作業装置11との間に介在するものである。
そして、中間結合体14は、図4、図7に示すように、厚肉な鋼板等を用いて長方形の板状に形成され、左,右の縦板6,7の上縁部6A,7Aに沿って斜め上,下方向に延びたベース板15と、該ベース板15の上面側に設けられた左,右の上側ブラケット16,17と、ベース板15の下面側に設けられた左,右の下側ブラケット18,19とにより大略構成されている。
ここで、左上側ブラケット16は、図4に示すように、ベース板15の左端側に上向きに突設され、一定の間隔をもって対面しつつベース板15の長手方向に延びた2枚の板体により構成されている。そして、左上側ブラケット16の上端側には、後述のブーム取付ピン28が挿通される上側ピン挿通孔16Aが形成され、左上側ブラケット16の下端側には、後述のシリンダ取付ピン29が挿通される下側ピン挿通孔16Bが形成されている。
また、右上側ブラケット17も左上側ブラケット16と同様に、ベース板15の右端側に突設され、一定の間隔をもって対面しつつベース板15の長手方向に延びた2枚の板体により構成されている。そして、右上側ブラケット17の上端側には上側ピン挿通孔17Aが形成され、右上側ブラケット17の下端側には下側ピン挿通孔17Bが形成されている。
一方、左下側ブラケット18は、ベース板15の左端側に下向きに突設された厚肉な板体により構成され、ベース板15の長手方向に延びている。そして、左下側ブラケット18には、左縦板6の各縦板側ピン孔6B,6Cに対応する2個の結合体側ピン孔18A,18Bが上,下に離間して形成されている。
また、右下側ブラケット19も左下側ブラケット18と同様に、ベース板15の右端側に下向きに突設されベース板15の長手方向に延びている。そして、右下側ブラケット19には、右縦板7の各縦板側ピン孔7B,7Cに対応する2個の結合体側ピン孔19A,19Bが上,下に離間して形成されている。
20,20はベース板15の左端側に上,下に離間して設けられた2個の左結合体側ガイドで、該左結合体側ガイド20は、図7ないし図9等に示すように、中間結合体14を上方から旋回フレーム4の左,右の縦板6,7に向けて下ろすときに、左縦板6の左縦板側ガイド12に係合するものである。そして、左結合体側ガイド20は、図4及び図7に示すように、左縦板側ガイド12に対応するL字型の突起体によって構成されている。
ここで、左結合体側ガイド20は、ベース板15からほぼ鉛直下方に延び、左縦板側ガイド12の縦案内溝12Aに当接する下向き突起部20Aと、該下向き突起部20Aの下端側からベース板15に沿って斜め下前方に突出し、左縦板側ガイド12の前係合溝12Bに係合する前向き突起部20Bとにより構成されている。
21,21はベース板15の右端側に上,下に離間して設けられた2個の右結合体側ガイドで、該右結合体側ガイド21は、中間結合体14を上方から旋回フレーム4の左,右の縦板6,7に向けて下ろすときに、右縦板7に設けた右縦板側ガイド13に係合するものである。そして、右結合体側ガイド21は、右縦板側ガイド13に対応するL字型の突起体によって構成されている。
ここで、右結合体側ガイド21も左結合体側ガイド20と同様に、ベース板15からほぼ鉛直下方に延び、右縦板側ガイド13の縦案内溝13Aに当接する下向き突起部21Aと、該下向き突起部21Aの下端側からベース板15に沿って斜め下前方に突出し、右縦板側ガイド13の前係合溝13Bに係合する前向き突起部21Bとにより構成されている。
従って、中間結合体14を上方から左,右の縦板6,7に向けて下ろすときに、左,右の結合体側ガイド20,21の下向き突起部20A,21Aは、中間結合体14の自重により、左,右の縦板側ガイド12,13の縦案内溝12A,13Aに沿って下方に移動した後、斜め下前方に移動する。これにより、左,右の結合体側ガイド20,21の前向き突起部20B,21Bは、左,右の縦板側ガイド12,13の前係合溝12B,13Bに自動的に係合する。この状態で、図9に示すように、左縦板6の上,下の縦板側ピン孔6B,6Cに対し、中間結合体14(左下側ブラケット18)の上,下の結合体側ピン孔18A,18Bを同心上に位置決めすることができる。また、右縦板7の上,下の縦板側ピン孔7B,7Cに対し、中間結合体14(右下側ブラケット19)の上,下の結合体側ピン孔19A,19Bを同心上に位置決めすることができる構成となっている。
22,22,…は旋回フレーム4側に設けられた複数のフレーム側油圧ホースで、該各フレーム側油圧ホース22は、旋回フレーム4に搭載された油圧ポンプ(図示せず)からの圧油を、作業装置11の各シリンダ11D,11E,11F,11Gに供給するものである。なお、フレーム側油圧ホース22及び後述の結合体側油圧ホース25は、簡略化のため図4等にそれぞれ4本のみ図示している。
ここで、各フレーム側油圧ホース22の基端側は、旋回フレーム4に搭載されたコントロールバルブ(図示せず)に接続され、各フレーム側油圧ホース22の先端側は、図4及び図7等に示すように、左,右の縦板6,7間に設けられた連結板8のホース挿通孔8Aを通じて前方へと延び、さらにホース挿通孔8Aから連結板8の上面に沿って斜め上向きに折曲げられている。
23,23,…は各フレーム側油圧ホース22の先端側に接続された縦板側ホース継手で、該各縦板側ホース継手23は、後述する各結合体側ホース継手26と共に急速継手(クイックカップリング)を構成し、当該結合体側ホース継手26が着脱可能に接続されるものである。そして、図4等に示すように、各縦板側ホース継手23は、クランプ装置24を用いて連結板8の上面に取付けられることにより、左縦板6と右縦板7との間に左,右方向に並んで固定されている。
25,25,…は中間結合体14側に設けられた複数の結合体側油圧ホースで、該各結合体側油圧ホース25は、上述の各フレーム側油圧ホース22と作業装置11に設けられた油圧配管群11Hとの間を接続するものである。
ここで、図9に示すように、各結合体側油圧ホース25の基端側は、中間結合体14に取付けられたフレーム側油圧ホース22の先端側に接続され、各結合体側油圧ホース25の先端側は、ベース板15の下面に沿って後方へと延びた後、ベース板15の後端側から前方へと折曲げられている。そして、各結合体側油圧ホース25の先端側は、中間結合体14に取付けられた作業装置11のブーム11Aに沿って延び、該ブーム11Aの背面に設けられた油圧配管群11Hに接続されている。
26,26,…は各結合体側油圧ホース25の基端側に接続された結合体側ホース継手で、該各結合体側ホース継手26は、図4等に示すように、中間結合体14を構成するベース板15の下面にクランプ装置27を用いて取付けられ、左下側ブラケット18と右下側ブラケット19との間に左,右方向に並んで固定されている。
そして、中間結合体14の左,右の結合体側ガイド20,21が、左,右の縦板6,7に設けた縦板側ガイド12,13に係合したときに、左,右の縦板6,7間に固定した各縦板側ホース継手23に対し、中間結合体14に固定した各結合体側ホース継手26を自動的に接続することができる構成となっている(図9参照)。即ち、左,右の縦板6,7に対する中間結合体14の位置決め作業と、各縦板側ホース継手23に対する各結合体側ホース継手26の接続作業とを同時に行なうことができる構成となっている。
28は中間結合体14に作業装置11のブーム11Aを取付けるブーム取付ピンで、該ブーム取付ピン28は、中間結合体14を構成する左,右の上側ブラケット16,17に設けられた上側ピン挿通孔16A,17Aと、二又状となったブーム11Aの基端側とに挿通されることにより、ブーム11Aの基端側を中間結合体14に回動可能に取付けるものである。
29は中間結合体14に作業装置11の各ブームシリンダ11Dを取付けるシリンダ取付ピンで、該シリンダ取付ピン29は、中間結合体14を構成する左上側ブラケット16の下側ピン挿通孔16Bと一方のブームシリンダ11Dのボトム側、右上側ブラケット17の下側ピン挿通孔17Bと他方のブームシリンダ11Dのボトム側とにそれぞれ挿通されることにより、各ブームシリンダ11Dのボトム側を中間結合体14に回動可能に取付けるものである。
30は中間結合体14を左,右の縦板6,7に取付ける上連結ピンで、図4に示すように、上連結ピン30は、左,右の結合体側ガイド20,21が左,右の縦板側ガイド12,13に係合した状態で、各縦板6,7の縦板側ピン孔6B,7Bと中間結合体14の結合体側ピン孔18A,19Aとに挿嵌されるものである。
31は中間結合体14を左,右の縦板6,7に取付ける下連結ピンで、下連結ピン31は、上連結ピン30と同様に、左,右の結合体側ガイド20,21が左,右の縦板側ガイド12,13に係合した状態で、各縦板6,7の縦板側ピン孔6C,7Cと中間結合体14の結合体側ピン孔18B,19Bとに挿嵌されるものである。
本実施の形態による油圧ショベル1は上述の如き構成を有するもので、以下、旋回フレーム4を構成する左,右の縦板6,7の前端側に、中間結合体14を介して作業装置11を取付ける作業について説明する。
まず、図3に示すように、中間結合体14にブーム取付ピン28を用いてブーム11Aを取付けると共に、シリンダ取付ピン29を用いてブームシリンダ11Dを取付ける。また、中間結合体14に取付けられた各結合体側油圧ホース25の先端側を、作業装置11に設けられた油圧配管群11Hに接続する。そして、中間結合体14の左上側ブラケット16と右上側ブラケット17にそれぞれ吊具32を取付け、ブーム11Aの先端側に吊具33を取付けた後、これら各吊具32,33をクレーン34に引掛ける。
次に、図5、図6に示すように、作業装置11のブーム11Aとブームシリンダ11Dとが取付けられた中間結合体14を、クレーン34によって上方に吊上げた後、左,右の縦板6,7に向けて上方から下方へと徐々に下ろしていく。
このとき、中間結合体14に設けた左結合体側ガイド20の下向き突起部20Aは、中間結合体14の自重により、図8に示す如く左縦板側ガイド12の縦案内溝12Aに沿って鉛直下方に移動した後、斜め下前方に移動する。これにより、図9に示すように、左結合体側ガイド20の前向き突起部20Bが、左縦板側ガイド12の前係合溝12Bに自動的に係合する。この結果、左縦板6の上,下の縦板側ピン孔6B,6Cに対し、中間結合体14(左下側ブラケット18)の上,下の結合体側ピン孔18A,18Bを同心上に位置決めすることができる。
また、これと同様に、中間結合体14に設けた右結合体側ガイド21の下向き突起部21Aは、右縦板側ガイド13の縦案内溝13Aに沿って鉛直下方に移動した後、斜め下前方に移動する。そして、右結合体側ガイド21の前向き突起部21Bが、右縦板側ガイド13の前係合溝13Bに係合することにより、右縦板7の上,下の縦板側ピン孔7B,7Cに対し、中間結合体14(右下側ブラケット19)の上,下の結合体側ピン孔19A,19Bを同心上に位置決めすることができる。
この状態で、左,右の縦板6,7の縦板側ピン孔6B,7Bと中間結合体14の結合体側ピン孔18A,19Aとに上連結ピン30を挿嵌し、左,右の縦板6,7の縦板側ピン孔6C,7Cと中間結合体14の結合体側ピン孔18B,19Bとに下連結ピン31を挿嵌する。これにより、図2に示すように、旋回フレーム4を構成する左,右の縦板6,7に対し、作業装置11のブーム11Aを取付けた中間結合体14を上,下の連結ピン30,31を介して強固に取付けることができる。
一方、左,右の縦板6,7間には、複数のフレーム側油圧ホース22の先端側に接続された縦板側ホース継手23がクランプ装置24によって固定され、中間結合体14のベース板15の下面には、複数の結合体側油圧ホース25の基端側に接続された結合体側ホース継手26がクランプ装置27によって固定され、これら各縦板側ホース継手23と結合体側ホース継手26とは急速継手を構成している。
このため、中間結合体14の左,右の結合体側ガイド20,21が、左,右の縦板6,7に設けた縦板側ガイド12,13に係合したときに、図9に示すように、左,右の縦板6,7間に固定した複数の縦板側ホース継手23と、中間結合体14に固定した複数の結合体側ホース継手26とを自動的に接続することができる。従って、左,右の縦板6,7に対する中間結合体14の位置決め作業と、各縦板側ホース継手23と各結合体側ホース継手26との接続作業とを同時に行なうことができる。
かくして、本実施の形態によれば、中間結合体14に設けた左,右の結合体側ガイド20,21が、中間結合体14の自重によって各縦板6,7に設けた左,右の縦板側ガイド12,13に係合するので、クレーン34によって吊上げた中間結合体14を左,右の縦板6,7に向けて下ろすだけで、中間結合体14の結合体側ピン孔18A,19Aと左,右の縦板6,7の縦板側ピン孔6B,7Bとを確実に位置決めし、中間結合体14の結合体側ピン孔18B,19Bと左,右の縦板6,7の縦板側ピン孔6C,7Cとを確実に位置決めすることができる。
しかも、左縦板側ガイド12は、左縦板6に形成した上,下の縦板側ピン孔6B,6C間に2個設けることにより、これら縦板側ピン孔6B,6Cの近傍位置に配置することができる。このため、中間結合体14の左結合体側ガイド20を左縦板側ガイド12に係合させることにより、左縦板6の縦板側ピン孔6B,6Cと中間結合体14の結合体側ピン孔18A,18Bとを正確に位置決めすることができる。また、これと同様に、右縦板側ガイド13は、右縦板7に形成した上,下の縦板側ピン孔7B,7C間に2個設けることにより、これら縦板側ピン孔7B,7Cの近傍位置に配置することができる。このため、中間結合体14の右結合体側ガイド21を右縦板側ガイド13に係合させることにより、右縦板7の縦板側ピン孔7B,7Cと中間結合体14の結合体側ピン孔19A,19Bとを正確に位置決めすることができる。
従って、左,右の縦板6,7の縦板側ピン孔6B,7Bと中間結合体14の結合体側ピン孔18A,19Aとに上連結ピン30を挿嵌する作業と、左,右の縦板6,7の縦板側ピン孔6C,7Cと中間結合体14の結合体側ピン孔18B,19Bとに下連結ピン31を挿嵌する作業とを容易に行うことができる。
この結果、例えば上部旋回体3と作業装置11とを分解した状態で個別に作業現場に輸送し、作業現場で上部旋回体3側の旋回フレーム4を構成する左,右の縦板6,7に中間結合体14を介して作業装置11を取付ける場合に、この作業装置11の取付け時の作業性を高めることができる。
しかも、本実施の形態では、複数のフレーム側油圧ホース22の先端側に接続された縦板側ホース継手23を、クランプ装置24を用いて左,右の縦板6,7間に固定し、複数の結合体側油圧ホース25の基端側に接続され、縦板側ホース継手23と共に急速継手を構成する結合体側ホース継手26を、クランプ装置27を用いて中間結合体14のベース板15の下面に固定している。
これにより、中間結合体14の左,右の結合体側ガイド20,21が、左,右の縦板6,7に設けた縦板側ガイド12,13に係合したときに、左,右の縦板6,7間に固定した複数の縦板側ホース継手23と中間結合体14に固定した複数の結合体側ホース継手26とを自動的に接続することができる。このため、例えば複数の縦板側ホース継手23と結合体側ホース継手26とを手作業で接続するといった煩雑な作業を不要にでき、縦板側ホース継手23と結合体側ホース継手26とを接続するときの作業性をも高めることができる。
この結果、旋回フレーム4を構成する左,右の縦板6,7に対し、中間結合体14を介して作業装置11を取付ける作業と、旋回フレーム4側に設けられた複数のフレーム側油圧ホース22に対し、中間結合体14側に設けられた複数の結合体側油圧ホース25を接続する作業とを同時に行なうことができ、その作業性を著しく高めることができる。
なお、上述した実施の形態では、中間結合体14に設けた左,右の結合体側ガイド20,21を、左,右の縦板側ガイド12,13の形状に対応したL型の突起体により構成した場合を例示している。しかし、本発明に係る結合体側ガイドはこれに限るものではなく、例えば図10に示す変形例のように構成してもよい。
即ち、図10に示すように、左結合体側ガイド40は、左縦板側ガイド12の縦案内溝12Aと前係合溝12Bとに当接し、前係合溝12Bの上,下方向の幅寸法に対応する幅寸法をもった略長方形状に形成してもよい。また、右結合体側ガイド41は、右縦板側ガイド13の縦案内溝13Aと前係合溝13Bとに当接し、前係合溝13Bの上,下方向の幅寸法に対応する幅寸法をもった略長方形状に形成してもよい。
この場合、左結合体側ガイド40は、左縦板側ガイド12の縦案内溝12Aに沿って鉛直下方に移動した後、斜め下前方に移動することにより、左結合体側ガイド40の前端部40Aが左縦板側ガイド12の前係合溝12Bに係合する。これにより、左縦板6の上,下の縦板側ピン孔6B,6Cと、中間結合体14の上,下の結合体側ピン孔18A,18Bとを同心上に位置決めすることができる。
また、右結合体側ガイド41は、右縦板側ガイド13の縦案内溝13Aに沿って鉛直下方に移動した後、斜め下前方に移動することにより、右結合体側ガイド41の前端部41Aが右縦板側ガイド13の前係合溝13Bに係合する。これにより、右縦板7の上,下の縦板側ピン孔7B,7Cと、中間結合体14の上,下の結合体側ピン孔19A,19Bとを同心上に位置決めすることができる。
また、上述した実施の形態では、左,右の縦板6,7にそれぞれ2個の縦板側ガイド12,13を設けた場合を例示している。しかし、本発明はこれに限らず、例えば左,右の縦板6,7にそれぞれ1個、または3個以上の縦板側ガイドを設ける構成としてもよい。
さらに、本実施の形態では、建設機械として中間結合体を介して作業装置11を取付けた油圧ショベル1を例に挙げたが、本発明はこれに限らず、例えば中間結合体を介してアースドリル、杭打機等を取付けた他の建設機械にも広く適用することができる。
本発明の実施の形態による油圧ショベルを示す正面図である。 中間結合体を介してブームを取付けた油圧ショベルを示す斜視図である。 ブームを取付けた中間結合体を旋回フレームの縦板上に吊上げた状態を示す斜視図である。 縦板、縦板側ガイド、中間結合体、結合体側ガイド等の要部を示す分解斜視図である。 中間結合体を縦板に向けて下ろす状態を示す斜視図である。 縦板側ガイドと結合体側ガイドとが係合した状態を示す斜視図である。 縦板、中間結合体、縦板側ホース継手、結合体側ホース継手等を、縦板側ガイドと結合体側ガイドとが離間した状態で示す一部破断の要部拡大図である。 縦板側ガイドの縦案内溝に結合体側ガイドが当接した状態を示す図7と同様の一部破断の要部拡大図である。 縦板に対して中間結合体が位置決めされ、縦板側ホース継手に結合体側ホース継手が接続された状態を示す図7と同様の一部破断の要部拡大図である。 結合体側ガイドの変形例を示す図4と同様なエンジンカバーを開いた状態でエアクリーナ、プレクリーナ、弾性体等を示す図9と同様な分解斜視図である。
符号の説明
1 油圧ショベル(建設機械)
2 下部走行体
4 旋回フレーム(車体フレーム)
6 左縦板
6B,6C,7B,7C 縦板側ピン孔
7 右縦板
11 作業装置
11A ブーム
11D ブームシリンダ
12 左縦板側ガイド
12A,13A 縦案内溝
12B,13B 前係合溝
13 右縦板側ガイド
14 中間結合体
18 左下側ブラケット
18A,18B,19A,19B 結合体側ピン孔
19 右下側ブラケット
20,40 左結合体側ガイド
21,41 右結合体側ガイド
22 フレーム側油圧ホース
23 縦板側ホース継手
25 結合体側油圧ホース
26 結合体側ホース継手
30 上連結ピン
31 下連結ピン

Claims (5)

  1. 間隔をもって対面した一対の縦板が前,後方向に伸長して設けられた車体フレームと、該車体フレームの縦板の前端側に着脱可能に取付けられた中間結合体と、該中間結合体を介して前記車体フレームに取付けられる作業装置とを備えてなる建設機械において、
    前記縦板の前端側には、前記中間結合体を前記縦板に対して位置決めする縦板側ガイドを設け、
    前記中間結合体には、当該中間結合体を上方から前記縦板に向けて下ろすときに前記縦板側ガイドに係合する結合体側ガイドを設ける構成とし
    前記車体フレーム側に設けられた複数のフレーム側油圧ホースと、該各フレーム側油圧ホースの先端側に接続され前記一対の縦板間に並んで固定して設けられた複数の縦板側ホース継手と、前記中間結合体側に設けられた複数の結合体側油圧ホースと、該各結合体側油圧ホースの基端側に接続され前記中間結合体に並んで固定して設けられた複数の結合体側ホース継手とを備え、前記結合体側ガイドが前記縦板側ガイドに係合するときに、前記各結合体側ホース継手を前記各縦板側ホース継手に同時に接続する構成としたことを特徴とする建設機械。
  2. 記複数の縦板側ホース継手は前記一対の縦板間にクランプ装置を用いて固定する構成とし、前記複数の結合体側ホース継手は前記中間結合体にクランプ装置を用いて固定する構成としてなる請求項1に記載の建設機械。
  3. 前記縦板の前端側には互いに離間する複数の縦板側ピン孔を設け、前記中間結合体には前記縦板側ピン孔に対応して互いに離間する複数の結合体側ピン孔を設け、前記結合体側ガイドが前記縦板側ガイドに係合した状態で前記縦板側ピン孔と前記結合体側ピン孔とに連結ピンを挿通することにより、前記中間結合体を前記縦板に取付ける構成としてなる請求項1または2に記載の建設機械。
  4. 前記縦板側ピン孔は前記縦板の前端側に上,下に離間して2個設け、前記縦板側ガイドは前記上,下の縦板側ピン孔間に位置して2個設ける構成としてなる請求項3に記載の建設機械。
  5. 前記縦板側ガイドは、前記縦板の上縁部から下方に延びる縦案内溝と、該縦案内溝の下端側から斜め前方に延びる前係合溝とを有するL字型の溝により構成し、前記結合体側ガイドは、前記中間結合体を上方から前記縦板に向けて下ろすときに前記縦板側ガイドの縦案内溝と前係合溝とに順次係合する突起体により構成し、前記中間結合体は、前記結合体側ガイドが前記縦板側ガイドの縦案内溝に沿って下方に移動し前記縦板側ガイドの前係合溝に沿って斜め前方に移動することにより、前記縦板に対して位置決めされる構成としてなる請求項1,2,3または4に記載の建設機械。
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