JP4431124B2 - 作業機械 - Google Patents

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本発明は、作業機械にバケットや杭打ち装置(オーガ)等の各種アタッチメント(作業装置)を着脱自在に構成された作業機械に関する。
上記のような作業機械として、例えばショベルローダのような地面を掘削したり掘削した土等を移動させる際に使用される作業機械にあっては、走行可能な車体にアームが設けられアームの先端にバケットといった作業装置を備えて構成される。また、車体内部には、作業装置を作動させる油圧ポンプからなる油圧源が設けられていて、アーム先端に装着された作業装置は、油圧源から油圧の供給を受けて作動し作業を行うことができる。このような作業機械は、そのアーム先端に装着される作業装置を違うものと交換することにより種々の作業を行うことができる(特許文献1参照)。アーム先端にバケットを装着することにより土砂の掘削、積込などの作業が行われ、また、アーム先端に杭打ち装置を装着することにより地面の掘削といった作業が行われる。したがって、バケット、杭打ち装置などの種々の作業装置を必要に応じて着脱交換すれば、一台の作業機械を多目的、多機能に使うことができる。
特開2005−336767号公報
このように一台の作業機械で様々な作業装置を装着可能に構成された作業機械では、作業装置の交換を行う場合、アームと作業装置を連結するピンの抜き差し作業や、ピンのピン止め作業が必要であって、多大の労力を要する。そこで、作業装置の着脱を容易にするため、アームの先端側に油圧作動するクイックヒッチシリンダが設けられている。アームの先端側と作業装置とは係合可能な構成になっており、クイックヒッチシリンダを用いればクイックヒッチシリンダの油圧作動によりアーム先端と作業装置とを簡単に係合および係合の解除を行うことが可能なため、作業装置の着脱作業を容易に行うことが可能である。
しかしながら、アーム先端に作業装置を装着し、作業機械に設けられた油圧源から作業装置の側に油圧を供給して作業装置を作動させて作業を行っている状態で、クイックヒッチシリンダを作動させることができるようになっていると、作業装置により作業を行っている途中でクイックヒッチシリンダの作動によりアタッチメントがアーム先端から外れる可能性があり、作業の安全性を考慮すると、これを防止する必要があった。
以上のような課題に鑑みて、本発明では、作業機械に対して着脱自在な作業装置を用いた作業の安全性を向上させるための作業機械を提供することを目的とする。
前記課題を解決するために本発明に係る作業機械は、走行可能な車体(例えば、実施形態における走行装置5)と、車体に着脱自在に設けられる作業装置(例えば、実施形態における杭打ち装置210)と、作業装置に設けられて作業装置を作動させるための作業用アクチュエータ(例えば、実施形態におけるオーガモータ211)と、車体に設けられ作業装置を車体に対して着脱させるための着脱作動を行う着脱用アクチュエータ(例えば、実施形態におけるクイックヒッチシリンダ26)と、車体に設けられ作業用アクチュエータおよび着脱用アクチュエータを作動させるための油圧を発生させる油圧源(例えば、実施形態における油圧ポンプP)と、作業装置が車体に取り付けられた状態で油圧源から作業用アクチュエータに油圧を供給するための作動油圧管路(例えば、実施形態におけるポンプ油路71、油路73,74)と、油圧源から着脱用アクチュエータに油圧を供給するための着脱油圧管路(例えば、実施形態における油路75,78)と、着脱油圧管路に設けられ着脱用アクチュエータへの作動油の給排制御を行う着脱制御バルブ(例えば、実施形態におけるクイックヒッチ制御バルブ83)と、着脱制御バルブの作動を制御するバルブ制御手段(例えば、実施形態におけるコントローラ100)とを有して構成された作業機械であって、作動油圧管路が作業用アクチュエータに着脱自在に接続可能に構成され、作動油圧管路が作業用アクチュエータに接続されているか否かを検出する接続検出手段(例えば、実施形態におけるリミットスイッチ60)を有し、接続検出手段により作動油圧管路が作業用アクチュエータに接続されていることが検出されている状態で、バルブ制御手段により着脱用アクチュエータへの油圧の供給を規制するように着脱制御バルブの作動が制御される。
また、上記構成の作業機械において、着脱油圧管路が作動油圧管路から分岐して油圧源と着脱制御バルブとが作動油圧管路および着脱油圧管路を介して繋がり、油圧源から作動油圧管路および着脱油圧管路を介して着脱制御バルブに供給された作動油が着脱制御バルブにより給排制御されて着脱用アクチュエータに供給可能に構成するのが好ましい。
本発明に関する作業機械によれば、接続検出手段により作動油圧管路が作業装置を作動させるための作業用アクチュエータに接続されていることが検出されている状態では、着脱用アクチュエータへの作動油の給排制御を行う着脱制御バルブの作動が、着脱用アクチュエータへの油圧の供給が規制されるように制御される。このため、作動油圧管路が作業用アクチュエータに接続されて作業装置が作動できる状態のときには、着脱用アクチュエータは油圧源から油圧の供給を受けることができず、その作動ができないため、作業装置が作業機械から外れることはない。すなわち、作業装置を用いて作業を行っている途中で作業装置が作業機械から外れることが防止され作業の安全性が確保される。
また従来では、油圧源と作業用アクチュエータとを繋ぐ管路と、油圧源と着脱用アクチュエータとを繋ぐ管路とは、別々の管路で構成され、作業用アクチュエータと着脱用アクチュエータとは、別の油圧源(油圧ポンプ)から油圧の供給を受ける構成となっていたが、本発明では着脱油圧管路を作動油圧管路から分岐させて着脱油圧管路が作動油圧管路と部分的に共有した構成になっているため、油圧源が1つで済みコストダウンを図ることが可能であり、また油圧系統の製造期間を短縮させることが可能である。
以下、本発明の好ましい実施の形態を図1乃至図8に基づいて説明する。本実施例では、本発明に係る作業機械の一例として、地盤を掘削したり掘削した土等を移動させる際に使用されるショベルローダを用いて説明する。図1および図2に示すように、このショベルローダ1は、履帯3を有した走行装置5と、走行装置5を左右に一対取り付けた車体フレーム9と、車体フレーム9に取り付けられたローダ装置20と、車体フレーム9の前後方向の略中央部上に設けられたオペレータキャビン30とを有し、さらにローダ装置20の先端に着脱可能なバケット29や杭打ち装置210といった作業装置を有して構成されている。なお、走行装置5と車体フレーム9とを併せて、以下、「車両10」と記す。
車体フレーム9の左右両側部には上方へ突出する一対の側部フレーム9aが形成されている。また、車体フレーム9は、側部フレーム9aのほか、車両10の後端部の上部であって一対の側部フレーム9a間を左右に延びる上部フレーム9b、車両10の後端面を形成する後部フレーム9c等から構成されている。
側部フレーム9aには前述したローダ装置20が取り付けられている。ローダ装置20は一対の側部フレーム9aの上部内側にそれぞれ上下に揺動可能に枢結された一対のアーム21と、一対のアーム21のそれぞれを起伏動させる起伏シリンダ23とを有して構成されている。アーム21は側部フレーム9aの上部から車両前方側に延びる直進部21aと、直進部21aの先端部から前方側に進むに従って暫時下方へ屈曲する屈曲部21bとを有してなり、直進部21aと屈曲部21bとは一体化されている。直進部21aの先端側と屈曲部21bの基端側との間には下方へ延びる段部21cが形成されている。
屈曲部21bには起伏シリンダ23のロッド側先端部が枢結され、起伏シリンダ23のシリンダチューブ側端部が側部フレーム9aに枢結されている。このため、起伏シリンダ23が伸縮動すると、アーム21が上下に起伏動する。アーム21は車両前方側へ倒伏動して前後方向に延び、車両前側に傾斜してバケット29が接地された状態で格納される。なお、一対のアーム21の屈曲部21b間には左右方向に延びる補強部材25が取り付けられている。この補強部材25はアーム21が格納された状態において、車両10の前方位置に位置している。
一対のアーム21の先端側には、バケットシリンダ24により上下に揺動自在なアタッチメント取付プレート112が取り付けられている。アタッチメント取付プレート112には、着脱装置110(図7参照)により着脱自在なバケット29が取り付けられている。各アーム21の屈曲部21bの基端側には各々バケットシリンダ24,24の基端側が枢結され、アタッチメント取付プレート112の側には、バケットシリンダ24,24の先端側が枢結されており、バケットシリンダ24が伸縮動すると、バケット29が上下に揺動する。ここで、バケットシリンダ24が縮小動した場合には、バケット29が上方に揺動する掘削動作を行い、バケットシリンダ24が伸長動した場合には、バケット29が下方に揺動する排土動作を行う。アタッチメント取付プレート112には、左右に延びてクイックヒッチシリンダ26が設けられている。バケット29は、このクイックヒッチシリンダ26を用いることにより、アタッチメント取付プレート112に対して(アーム21の先端に対して)取付および取外を自在に行うことができる。
次に、ショベルローダ1に設けられたオペレータキャビン30について説明する。車両10の前後方向の略中央部に設置されたオペレータキャビン30の左右方向の外側には前述した一対のアーム21が配設されている。オペレータキャビン30は、箱状であり、車両前側が開口した開口部31を有し、左右方向に所定の間隔を有して上方へ延びる一対の側板部33と、一対の側板部33の上部間に掛け渡されるとともに、一対の側板部33の後端上部まで延びてオペレータキャビン30の上部及び後部を覆う天板部35とを有して構成されている。一対の側板部33には略矩形状の複数の孔部39が形成され、この孔部39を介してオペレータキャビン30内と車外とが連通状態にされている。
オペレータキャビン30の内部には、作業者が車両前側に向いた状態で座ることができるオペレータシート12が配設され、このオペレータシート12の左右にはローダ装置20やバケット29の駆動を操作する操作装置14が配設されている(図2参照)。操作装置14は傾動操作可能なアーム操作レバー14aとバケット操作レバー14bとを有し、アーム操作レバー14aが傾動操作されるとローダ装置20のアーム21が起伏動し、バケット操作レバー14bが傾動操作されるとバケット29が掘削動作もしくは排土動作するように構成されている。また、操作装置14は後述するクイックヒッチシリンダ26を作動させる操作を行うクイックヒッチ操作レバー14cや杭打ち装置210のようなアーム21先端に着脱可能なアタッチメント(図4参照)を作動させる操作を行うアタッチメント操作レバー14dをも有している。オペレータキャビン30は車体フレーム9の後部側を揺動中心として上下に揺動可能に枢結されている。このため、オペレータキャビン30の前側を上方へ引き上げ操作すれば、オペレータキャビン30は枢結位置を揺動中心として上方へ揺動させることができる。なお、オペレータキャビン30が上方へ揺動されると、ローダ装置20の駆動源であり車体フレーム9内に格納された油圧ポンプP等を上方に露出させた状態にすることができる。
図3に示すように、操作装置14を操作したときに操作装置14から出力される操作信号は車体フレーム9内部に設けられた油圧制御バルブ80を構成する各制御バルブ81,82,86に入力される。油圧制御バルブ80は、当該操作信号に基づいてアームシリンダ23等への作動油の給排制御を行う。
油圧制御バルブ80は、アーム21を起伏動させるアームシリンダ23に対応するアーム制御バルブ81、バケット29を作動させるバケットシリンダ24に対応するバケット制御バルブ82、さらには、杭打ち装置210のようなアタッチメントを作動させるアタッチメント制御バルブ86を有して構成される。そして、アームシリンダ23等に流れる作動油の給排制御は、油圧制御バルブ80内のアーム制御バルブ81、バケット制御バルブ82、アタッチメント制御バルブ86のバルブ開度を各々制御することで行われる。そして、バケット制御バルブ82による作動油の給排制御によりアーム21が起伏動し、バケット制御バルブ82による作動油の給排制御によりバケット29が揺動し、アタッチメント制御バルブ86による作動油の給排制御によりアタッチメントが作動する。また、クイックヒッチ操作レバー14cから出力される操作信号は、車体フレーム9内部に設けられたコントローラ100に入力され、コントローラから出力される制御信号によりクイックヒッチ制御バルブ83のバルブ開度を制御することでクイックヒッチシリンダ26の作動制御を行うことが可能である。
ショベルローダ1の前方には、バケット29のほか、図4にて図示する杭打ち装置210(オーガ)、ミキサー、ドロップハンマといった油圧作動する各種アタッチメント(作業装置)を、前述のように着脱装置110によりアタッチメント取付プレート112に装着することもできるようになっている。車両10後部に設けられた油圧ポンプPからは、アーム21の直進部21aの内側に沿って前方に油路73,74,77が延びており、図4に示すように、ショベルローダ1に杭打ち装置210が装着されると、ショベルローダ1から杭打ち装置210に側に、図1(b)において円形の鎖線で図示した領域S内に図示された継手を介して、作動油を供給することが可能である。
図4に示すように、杭打ち装置210は、ショベルローダ1に設けられた油圧ポンプPから油路73および継手を介して油路73に接続された油路273を通して供給される作動油の油圧により回転駆動するオーガモータ211と、オーガモータ211に接続されたオーガ減速機212と、これらを囲むハウジング213とを有して構成されている。ハウジング213の下部にはオーガ減速機212の駆動軸212aが下方へ突出し、この駆動軸212aに鋼製で筒状の杭部材220が接続されるように構成されている。また、オーガモータ211は、継手を介して油路74に接続された油路274にも繋がれており、油圧ポンプPから油路73および油路273を介して供給されオーガモータ211を作動させて杭部材220を回転させる作動油は、油路274および油路74を介してショベルローダ1の側に戻される。
図5に、図1(b)において円形の鎖線で図示した領域S内の詳細(継手の詳細)を示す。油路73の先端には複数の継手44が装着され、継手44の先端にポートAPが形成されている。また、油路74の先端には複数の継手45が装着され、継手45の先端にポートBPが形成されている。さらに、油路77の先端には複数の継手46が装着され、継手46の先端にポートTPが形成されている。継手44,45,46は、ブロック50により連結されており、互いの間隔が固定保持されている。ブロック50は、ボルト55によりL字状のブラケット56に締結され、さらにブラケット56はアーム21の屈曲部21bの上面に対してボルト58,58締結により固定されている。
ポートAP,BP,TPには、それぞれクイックカプラ(継手)を装着できるようになっており、図5では、ポートAPにクイックカプラ41が装着された状態を、ポートBPにクイックカプラ42が装着された状態を示している。上記のような杭打ち装置210といったアタッチメントをショベルローダ1に装着した場合、アタッチメントを油圧作動させるためにアタッチメント側に設けられた油圧ホース等からなる油路を、クイックカプラ41,42にそれぞれ取り付けることができる。図5では、アタッチメント側の油路273,274が、各々クイックカプラ41,42に取り付られており、油路73,74が、アタッチメント側の油路273,274と連通するため、アタッチメント側の油路273,274に油圧ポンプPからの作動油を供給することで、アタッチメントを油圧作動させることが可能である。
継手44の上方におけるブロック50には、プレート52が取り付けられている。このプレート52は、ブロック50に取り付けられた略L字状の固定プレート52aと、左右に延びる揺動軸53を揺動中心として前後方向に揺動可能な揺動プレート52bとからなる蝶番構造になっている。継手44の先端部、すなわちポートAPには、揺動プレート52bの下端(揺動軸53とは反対側の端部)が通されている(図6には図示していないが、揺動プレート52bの下端側には継手44の先端部に通すことができるような穴が形成されている。)。
固定プレート52aが上下に延びている一端側には、リミットスイッチ60がナット54,54により固定されている。リミットスイッチ60のスイッチ部61(プランジャ)は、固定プレート52aの側から固定プレート52aに対向する揺動プレート52bの後面に向けて前方に延びて前後移動自在に構成されている。スイッチ部61のリミットスイッチ60内部に位置する一端側(図5における右端側)は図示しないコイルを有しおり、スイッチ部61が移動すると外部に信号を出力することが可能である。このリミットスイッチ60は、そのスイッチ部61が前方に移動することでオフ信号としてのスイッチ信号を出力し、後方に移動することでオン信号としてのスイッチ信号を出力する。
リミットスイッチ60は、スイッチ部61を被せるようにして取り付けられた圧縮ばね62を有している。このばね62は、圧縮力を受けていない場合には(自然長の状態では)揺動軸53の下方よりも前方に延びており、揺動プレート52bの後面を押して揺動プレート52bを前方に揺動させている。また、この状態では、スイッチ部61の前端部(図5における左端部)も、揺動軸53の下方よりも前方の位置に位置する。リミットスイッチ60は、ボルト57を用いて固定プレート52aに取付固定されたカバー51により上方から被せられるように保護されており、破損するのを防止することでリミットスイッチ60が確実にスイッチ作動するようになっている。
クイックカプラ41をポートAPに被せるようにして取り付けると、一端が継手44の先端、すなわちポートAPに通されている揺動プレート52bは、ばね62による前方に揺動させようとする弾性力に抗して後方に揺動する(図5に示す状態)。揺動プレート52bが後方に揺動するとともに、リミットスイッチ60のスイッチ部61の前端部(図5における左端部)が揺動プレート52bの後面に当接して後方に押され、スイッチ部61が後方に移動する。スイッチ部61が後方に移動するとスイッチ部61がスイッチ作動してリミットスイッチ60からオン信号が出力される。このように、クイックカプラ41をポートAPに取り付けられている状態では、スイッチ部61は後方に移動し、リミットスイッチ60からはオン信号が出力される。
一方、クイックカプラ41がポートAPから外されると、揺動プレート52bは、ばね62の弾性力により前方に押されて前方に揺動する。揺動プレート52bの前方に揺動すると、これとともにスイッチ部61が前方に移動し、スイッチ部61がスイッチ作動してリミットスイッチ60からオフ信号が出力される。このように、クイックカプラ41がポートAPから外されている状態では、リミットスイッチ60からはオフ信号が出力される。
なお、リミットスイッチ60を作動させるためのプレート52は、上記のような固定プレート52aおよび揺動プレート52bからなる蝶番構造ではなく、プレート52を側面視略コの字状の部材で一体形成し、この一体形成されたプレート52を揺動軸53を揺動中心として弾性的に揺動変位させることでリミットスイッチ60のスイッチ部61を前後方向に移動させてスイッチ作動させるような構成にしてもよい。また、クイックカプラ42が装着されているか否かを検出する検出手段は、上記のようなリミットスイッチ60に限られず、装着状態を検出できるものであれば圧力スイッチ等であってもよい。
次に、バケット29や杭打ち装置210といった各種アタッチメントをアーム21の先端に取付および取外を行うために用いる着脱装置110およびこの着脱装置110を構成するクイックヒッチシリンダ26の周辺部について図7を中心に説明する。ここでは、クイックヒッチシリンダ26によるバケット29の取付について説明する。着脱装置110は、クイックヒッチシリンダ26やアタッチメント取付プレート112、後述する楔134、シャフト140等といった車両側の着脱装置と、楔134に係合するバケット29に形成された取付穴29aからなるアタッチメント側の着脱装置とを有して構成される。
アーム21の屈曲部21bの先端には、一対のバケットシリンダ24,24により枢結ピン114を中心として前後に揺動可能なアタッチメント取付プレート112が取り付けられている。アタッチメント取付プレート112の左右上部には、回動アーム152,154が枢着ピン153,155によりアタッチメント取付プレート112に対して回動可能に取り付けられている。クイックヒッチシリンダ26の先端側(ピストンロッド26c側)が、枢着ピン157により回動アーム152の先端部に取り付けられ、クイックヒッチシリンダ26の基端側(ハウジング26d側)が、枢着ピン157により回動アーム154の先端部に取り付けられていて、クイックヒッチシリンダ26は、アタッチメント取付プレート112に対して左右に延びている。
クイックヒッチシリンダ26は、油路84,85を介してクイックヒッチ制御バルブ83と繋がっており、クイックヒッチ制御バルブ83のバルブ開度を制御することで油圧ポンプPから吐出される作動油が給排制御されて、ピストンロッド26cがハウジング26dに対して伸長動もしくは縮小動する。
クイックヒッチシリンダ26の両端部からはハウジング143内を摺動可能なシャフト140が下方に延びている。このハウジング143には、下方に延びる楔134の上端が枢結ピン146を介して回動可能に取り付けられている。楔134は、アタッチメント取付プレート112の左右に設けられた案内板136に形成された案内孔136aに各々挿入されている。ハウジング143の上部にはナット149が設けられ、クイックヒッチシリンダ26の端部とナット149との間にはシャフト140を覆うようにばね148が取り付けられている。クイックヒッチシリンダ26のピストンロッド26cがハウジング26dに対して伸縮動すると楔134が案内孔136aを摺動するように案内されて上下動可能である。
クイックヒッチシリンダ26が縮小動した状態で、バケット29に形成された取付穴29aと楔134とが整合するようにしてバケット29をアタッチメント取付プレート112に合わせ、この状態でクイックヒッチシリンダ26を伸長動させると、楔134が下動してその先端部136bが取付穴29a内に挿入され、バケット29とアタッチメント取付プレート112とが係合される。このようにして、バケット29がアタッチメント取付プレート112に対して取り付けられる。
バケット29がアタッチメント取付プレート112に対して取り付けられた状態でクイックヒッチシリンダ26が縮小動すると、ばね140による下方への付勢に抗して楔134が上動する。これにより楔134はバケット29のフランジ29に形成された取付穴29aから抜け出して、バケット29とアタッチメント取付プレート112との係合が解除され、バケット29をアタッチメント取付プレート112から取り外すことが可能である。
ここで、図8を参照して、ショベルローダ1に設けられクイックヒッチシリンダ26を作動させるための油圧回路70について説明する。図8に示すように、油圧回路70は、オイルタンクT、油圧ポンプP、クイックヒッチ制御バルブ83、クイックヒッチシリンダ26およびこれらを繋ぐ油路72等を有して構成される。
油圧ポンプPは車両10に搭載された図示しない電気モータによって電気駆動され、各種アタッチメントやクイックヒッチシリンダ26等の作動に必要な作動油を吐出する。油圧ポンプPに一端が連結されたポンプ油路71の他端には、アタッチメント制御バルブ86が備えられており、このアタッチメント制御バルブ86からポートAPに繋がる油路72およびBポートBPに繋がる油路74の一端が接続されている。アタッチメント制御バルブ86を切換作動させることで油圧ポンプPから吐出する作動油を油路72もしくは油路74に送ることが可能である。クイックヒッチ操作レバー14cの操作に基づいてコントローラ100からアタッチメント制御バルブ86に繋がる信号路102を介してアタッチメント制御バルブ86に制御信号が入力されると、アタッチメント制御バルブ86が切換作動し、油圧ポンプPから吐出する作動油が油路72に送られる。油路72は、ポートAPに繋がる油路73とクイックヒッチ制御バルブ83に繋がる油路75とに分岐している。このため、油路72からポートAPもしくはクイックヒッチ制御バルブ83の側に作動油を送ることが可能である。また、タンクTにはタンク油路76が延びており、このタンク油路76は、ポートTPに繋がる油路77とクイックヒッチ制御バルブ83に繋がる油路78とに分岐している。このため、油路77もしくは油路78を流れる作動油をタンクTに戻すことができる。
クイックヒッチ制御バルブ83からはクイックヒッチシリンダ26に向けて2つの油路が延びている。クイックヒッチシリンダ26は、そのシリンダ内部を図7において左右動可能であり左方に延びるピストンロッド26cと一体になったピストンにより、ボトム側油室26aとロッド側油室26bとに分けられる。クイックヒッチ制御バルブ83から延びる2つの油路のうち、ロッド側油路84によりクイックヒッチ制御バルブ83およびクイックヒッチシリンダ26のロッド側油室26bが接続され、ボトム側油路85によりクイックヒッチ制御バルブ83およびクイックヒッチシリンダ26のボトム側油室26aが接続されている。
クイックヒッチ制御バルブ83は、いわゆるPポートブロック方式の4ポート3位置の方向切換弁であり、クイックヒッチ操作レバー14cの操作に基づいてコントローラ100から励磁コイル83aに繋がる信号路101を介して励磁コイル83aに入力される制御信号により、励磁コイル83aを励磁させて、クイックヒッチ制御バルブ83をその中立位置から右動もしくは左動させることが可能である。なお、クイックヒッチ制御バルブ83はPポートブロック方式であるため、中立位置にあるときでもクイックヒッチシリンダ26のピストンロッド26cを手動で自在に動かすことが可能である。具体的には、図7の回動アーム152,154を回動させることでピストンロッド26cを手動で動かすことができる。
クイックヒッチ操作レバー14cの操作に基づいてコントローラ100からアタッチメント制御バルブ86に繋がる信号路102を介してアタッチメント制御バルブ86に制御信号が入力され、油圧ポンプPから吐出する作動油が油路72を介して油路75に供給される状態で、クイックヒッチ制御バルブ83が、その中立位置から図8において右動すると、油路75とクイックヒッチシリンダ26のボトム側油路85とが連通し、油路78とクイックヒッチシリンダ26のロッド側油路84とが連通する。このため、油路75を通って供給される作動油がクイックヒッチシリンダ26のボトム側油室26aに供給され、ピストンロッド26cが図8において左動、すなわちクイックヒッチシリンダ26が伸長動する。
一方、クイックヒッチ操作レバー14cの操作に基づいてコントローラ100からアタッチメント制御バルブ86に繋がる信号路102を介してアタッチメント制御バルブ86に制御信号が入力され、油圧ポンプPから吐出する作動油が油路72を介して油路75に供給される状態で、クイックヒッチ制御バルブ83が、その中立位置から図8において左動すると、油路75とクイックヒッチシリンダ26のロッド側油路84とが連通し、油路78とクイックヒッチシリンダ26のボトム側油路85とが連通する。このため、油路75を通って供給される作動油がクイックヒッチシリンダ26のロッド側油室26bに供給され、ピストンロッド26cが図8において右動、すなわちクイックヒッチシリンダ26が縮小動する。
以上では、コントローラ100から励磁コイル83aに繋がる信号路101を介して励磁コイル83aに入力される制御信号により、クイックヒッチ制御バルブ83をその中立位置から右動もしくは左動させたが、ショベルローダ1は、リミットスイッチ60を有しており、リミットスイッチ60から信号路63を介してコントローラ100に入力される規制信号により、クイックヒッチ制御バルブ83の中立位置からの作動を規制(中立位置に保持)するようになっている。
ショベルローダ1にアタッチメントとしての杭打ち装置210が取り付けられ、ローダ装置20側の油路73とアタッチメント側の油路273とがポートAPに取り付けられたクイックカプラ41を介して接続されると、リミットスイッチ60がオン作動してリミットスイッチ60から信号路63を介してコントローラ100に向けて規制信号(オン信号)が出力されている。この状態では、クイックヒッチ操作レバー14cの操作に基づいてコントローラ100にクイックヒッチ操作レバー14cからの操作信号が入力されても、コントローラ100から信号路101を介した励磁コイル83aへの制御信号の出力が規制され、クイックヒッチ制御バルブ83の中立位置からの作動が阻止される。すなわち、クイックカプラ41がポートAPに取り付けられている場合には、クイックヒッチ操作レバー14cが操作されたとしても、クイックヒッチシリンダ26の伸縮動が規制されることで、ローダ装置20のアーム21の先端に取り付けられたアタッチメントがアーム21の先端から外れることはない。
アタッチメント側の油路273が取り付けられているクイックカプラ41をポートAPから取り外すと、リミットスイッチ60からはオフ信号が出力されるため、クイックヒッチ制御バルブ83の中立位置からの作動の規制が解除され、クイックヒッチ制御バルブ83の作動が可能となる。これによりクイックヒッチシリンダ26を作動させてショベルローダ1から杭打ち装置210を取り外すことが可能になる。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明の範囲は上述の実施形態に必ずしも限定されるものではない。上記の実施例では本発明に係る作業機械の一例としてショベルローダを用いて説明したが、本発明に係る作業機械は、ショベルローダに限らず、バックホー等の掘削機械であってもよい。
本発明に係る作業機械の一例としてのショベルローダを示し、(a)はショベルローダの平面図であり、(b)はショベルローダの左側面図である。 上記ショベルローダの正面図である。 上記ショベルローダに設けられた油圧機器等の構成を示すブロック図である。 上記ショベルローダに杭打ち装置を取り付けた状態を示す左側面図である。 上記ショベルローダに設けられたクイックカプラおよびリミットスイッチ周辺を示す側面図である。 上記クイックカプラおよびリミットスイッチ周辺を示す正面図である。 上記ショベルローダに設けられたクイックヒッチシリンダ周辺を示す背面図である。 上記クイックヒッチシリンダに油圧を供給するための油圧回路図である。
符号の説明
1 ショベルローダ(作業機械)
5 走行装置(車体)
9 車体フレーム(車体)
10 車両
14 操作装置
20 ローダ装置
21 アーム
23 アームシリンダ
24 バケットシリンダ
26 クイックヒッチシリンダ(着脱用アクチュエータ)
26a ボトム側油室
26b ロッド側油室
26c ピストンロッド
26d ハウジング
29 バケット(作業装置)
41,42 クイックカプラ
50 ブロック
51 カバー
52 プレート
52a 固定プレート
52b 揺動プレート
53 揺動軸
60 リミットスイッチ(接続検出手段)
61 スイッチ部
62 信号路
70 油圧回路
71 ポンプ油路(作動油圧管路)
73,74 油路(作動油圧管路)
75,78 油路(着脱油圧管路)
77 油路
76 タンク油路
83 クイックヒッチ制御バルブ(着脱制御バルブ)
83a 励磁コイル
84 ロッド側油路(着脱油圧管路)
85 ボトム側油路(着脱油圧管路)
86 アタッチメント制御バルブ
100 コントローラ(バルブ制御手段)
110 着脱装置
101 信号路
102 信号路
210 杭打ち装置(作業装置)
211 オーガモータ(作業用アクチュエータ)
AP,BP,TP ポート
P 油圧ポンプ(油圧源)

Claims (2)

  1. 走行可能な車体と、前記車体に着脱自在に設けられる作業装置と、前記作業装置に設けられて前記作業装置を作動させるための作業用アクチュエータと、前記車体に設けられ前記作業装置を前記車体に対して着脱させるための着脱作動を行う着脱用アクチュエータと、前記車体に設けられ前記作業用アクチュエータおよび前記着脱用アクチュエータを作動させるための油圧を発生させる油圧源と、前記作業装置が前記車体に取り付けられた状態で前記油圧源から前記作業用アクチュエータに油圧を供給するための作動油圧管路と、前記油圧源から前記着脱用アクチュエータに油圧を供給するための着脱油圧管路と、前記着脱油圧管路に設けられ前記着脱用アクチュエータへの作動油の給排制御を行う着脱制御バルブと、前記着脱制御バルブの作動を制御するバルブ制御手段とを有して構成された作業機械であって、
    前記作動油圧管路が前記作業用アクチュエータに着脱自在に接続可能に構成され、
    前記作動油圧管路が前記作業用アクチュエータに接続されているか否かを検出する接続検出手段を有し、
    前記接続検出手段により前記作動油圧管路が前記作業用アクチュエータに接続されていることが検出されている状態で、前記バルブ制御手段により前記着脱用アクチュエータへの油圧の供給を規制するように前記着脱制御バルブの作動が制御されることを特徴とする作業機械。
  2. 前記着脱油圧管路が前記作動油圧管路から分岐して前記油圧源と前記着脱制御バルブとが前記作動油圧管路および前記着脱油圧管路を介して繋がり、
    前記油圧源から前記作動油圧管路および前記着脱油圧管路を介して前記着脱制御バルブに供給された作動油が前記着脱制御バルブにより給排制御されて前記着脱用アクチュエータに供給可能に構成されていることを特徴とする請求項1に記載の作業機械。
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