JP5016573B2 - ローダ作業機 - Google Patents
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- E02F3/04—Dredgers; Soil-shifting machines mechanically-driven
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Description
機体フレームはフレーム本体の後端部に左右一対の支持枠体を設けて構成し、左右各支持枠体は枠体内側壁と枠体外側壁とを有しており、
左右各第1リフトリンクは、リンク外側壁とリンク内側壁とを有し、下側基部が支持枠体の枠体内側壁と枠体外側壁との間で第1リンク支軸により枢支され、上遊端側にリンク内側壁とリンク外側壁との間の前方側が開口したアーム支持部が設けられ、このアーム支持部にアームの基部が挿入されて第1アーム支軸により連結されており、
前記油圧アクチュエータに接続される油圧配管が支持枠体内を通ってアーム側に延長されたローダ作業機であって、
第1リフトリンクのアーム支持部には、アームの基部がリンク外側壁寄りに支持されていて、アームの基部とリンク内側壁との間にホース収納空間が形成され、このホース収納空間内でかつ第1アーム支軸及び第1リンク支軸の前側に油圧配管が配置されている点にある。
また、本発明の他の技術的手段は、第1リフトリンクの上遊端側が下側基部よりも左右方向外方に突出するように幅広に形成され、アームの基部側が第1リフトリンクの基部側に対して左右方向外方にオフセットされている点にある。
図1及び図2において、本発明に係るローダ作業機であるトラックローダは、機体フレーム1と機体フレーム1に装着したローダ作業装置(掘削作業装置)2と機体フレーム1を支持する左右一対の走行装置3とを備える。機体フレーム1の上方側に、後述する運転座席63や操縦レバー等を有する運転部5が設けられ、機体フレーム1の前部側に運転部5を取り囲むキャビン(運転者保護装置)4が搭載されている。
側壁7の後端部に円弧状に湾曲した取付板16の内側部が側壁7に対してT字形又はL字形に交わるように配置されて溶接により固着されている。取付板16の前端部が側壁7の折曲縁部7aの後端部に溶接により重合固着されている。取付板16の外側部は側壁7の上端から外側方に突出しており、側壁7の折曲縁部7aと取付板16とで、走行装置3の上側及び後側を覆うフェンダー17が構成されている。
左右一対の支持枠体11の後部上端であって枠体内側壁12と枠体外側壁13との間に取付孔を有する第1取付ボス32が設けられている。左右一対の支持枠体11の枠体外側壁13の上側前端部にステー部材34が後上方に突設され、ステー部材34はその前端部と下端とが枠体外側壁13と取付板16とに溶接等により固着されている。ステー部材34と枠体内側壁12との間に取付孔を有する第2取付ボス36が設けられている。左右一対の支持枠体11の下端部であって枠体内側壁12と枠体外側壁13との間に取付孔を有する第3取付ボス38が設けられている。
ギヤポンプ106はエンジン101の動力を走行用油圧制御装置105を介して入力することによって作動油タンクの作動油を、作業用コントロールバルブ107を介して後述するアームシリンダ79、作業具用の油圧アクチュエータ98(ダンプチルト用アクチュエータ98a及び可動部用アクチュエータ98b)に給排する。作業用コントロールバルブ107は、後述するアームシリンダ79、作業具用の油圧アクチュエータ98(ダンプチルト用アクチュエータ98a及び可動部用アクチュエータ98b)を駆動制御して、アーム77及び作業具78を動作させる。
図1及び図2において、機体フレーム1の後端部に、エンジンルーム39(左右一対の支持枠体11間)の後端開口を塞ぐ蓋部材40が開閉自在に設けられている。
左右一対のアーム77は、機体フレーム1の後上部にアーム77の基部側が後側の第1リフトリンク81と前側の第2リフトリンク82とを介して上下揺動自在に支持され、アーム77の先端側が機体フレーム1の前方側で昇降するようになっている。左右一対のアーム77の基部側と機体フレーム1の後下部との間に複動式油圧シリンダからなる左右一対のアームシリンダ79が設けられている。
アーム77の基部の後端における内側壁129と外側壁128との間に取付孔を有する第1連結ボス141が設けられ、延長取付壁131と内側ブラケット132との間に取付孔を有する第2連結ボス142が設けられ、アーム77の基部の第1連結ボス141及び延長取付壁131の前方であって内側壁129と外側壁128との間に取付孔を有する第3連結ボス143が設けられている。
図8〜図12に示すように、第1リフトリンク81は、リンク内側壁156とリンク外側壁157とを有すると共に、リンク内側壁156とリンク外側壁157との後端部間を連結する後連結壁158を有し、第1リフトリンク81は、リンク内側壁156とリンク外側壁157と後連結壁158とで前側が開口したコの字状に形成されている。また、第1リフトリンク81は、リンク内側壁156とリンク外側壁157との前後方向の中途部同士を連結する中途部連結壁159を有している。第1リフトリンク81の上遊端部のリンク内側壁156とリンク外側壁157との間に上支持ボス部161が設けられ、第1リフトリンク81の基端部のリンク内側壁156とリンク外側壁157とに下支持ボス部162が設けられている。第1リフトリンク81の上遊端側にリンク内側壁156とリンク外側壁157との間の前方側が開口したアーム支持部164が設けられている。
第2リフトリンク82はアームシリンダ79よりも左右方向内方側に配置され、側面から見てアームシリンダ79と第2リフトリンク82とがクロス可能になるように構成されている。
図8、図9及び図13に示すように、油圧アクチュエータ98(98a、98b)に接続される油圧配管167(左側の油圧配管167a、図示省略した右側の油圧配管)が機体フレーム1側からアーム77側に配置されている。この油圧配管167は支持枠体11の枠体内側壁12の内側から外側に貫通しかつアーム77側に延長されたものである。
図8及び図9において、左側の油圧配管167aは供給用と戻り用とがあって、2本乃至4本の複数本設けられており、一対の油圧配管167aは、第1アーム支軸88の前側と第1リンク支軸85の前側とを通りかつ前記ホース収納空間165内に配置されている。
一対の油圧配管167aの第1リフトリンク81の下端基部側は、剛性を有する金属パイプにより構成された金属パイプ部173とされ、油圧配管167aの第1リフトリンク81の上遊端側は、フレキシブルな油圧ホースにより構成された油圧ホース部174とされ、油圧ホース部174は、第1リフトリンク81の上端から上方突出された後、アーム77の内側面に沿って配置され、油圧配管167aの金属パイプ部173の下端側は、左右方向内方に屈曲されて、支持枠体11の枠体内側壁12の開口孔171を通して機体フレーム1内に挿入され、機体フレーム1内で金属パイプ部173と機体フレーム1内に設けたコントロールバルブ107とが油圧ホース110により連結されている。
図13に示すように、アーム77の内側面に金属パイプにより構成した一対の油圧配管191がクランプにより固定されてアーム77の先端側に配置され、一対のサービスポートSPにそれぞれ接続されている。この油圧配管191に前記一対の油圧配管167aの油圧ホース部174が継手を介して接続されている。従って、機体フレーム1側のコントロールバルブ107とアーム77の先端側の一対のサービスポートSPとが、一対の油圧配管167等を介して連結されており、バケット78aに代えて又はバケット78aに追加してアタッチメント78bをアーム77の先端側に装着したときに、アタッチメント78bの可動部用アタッチメント98bに、コントロールバルブ107側から作動油を給排して、アタッチメント78bを動作させることができるように構成されている。
2 ローダ作業装置
3 走行装置
9 フレーム本体
11 支持枠体
12 枠体内側壁
13 枠体外側壁
77 アーム
78 バケット(作業具)
81 第1リフトリンク
82 第2リフトリンク
85 第1リンク支軸
88 第1アーム支軸
98 油圧アクチュエータ
156 リンク内側壁
157 リンク外側壁
158 後連結壁
159 中途部連結壁
164 アーム支持部
165 ホース収納空間
167 油圧配管
174 油圧ホース部
188 前方突出部
189 クランプ
Claims (4)
- 機体フレーム(1)の左右両側にアーム(77)が設けられ、左右アーム(77)の先端側に油圧アクチュエータ(98)によって動作される作業具(78)が装着され、左右アーム(77)の先端側が機体フレーム(1)の前方側で昇降するように、左右各アーム(77)の基部側が後側の第1リフトリンク(81)と前側の第2リフトリンク(82)とを介して機体フレーム(1)の後部に上下揺動自在に支持されており、
機体フレーム(1)はフレーム本体(9)の後端部に左右一対の支持枠体(11)を設けて構成し、左右各支持枠体(11)は枠体内側壁(12)と枠体外側壁(13)とを有しており、
左右各第1リフトリンク(81)は、リンク外側壁(157)とリンク内側壁(156)とを有し、下側基部が支持枠体(11)の枠体内側壁(12)と枠体外側壁(13)との間で第1リンク支軸(85)により枢支され、上遊端側にリンク内側壁(156)とリンク外側壁(157)との間の前方側が開口したアーム支持部(164)が設けられ、このアーム支持部(164)にアーム(77)の基部が挿入されて第1アーム支軸(88)により連結されており、
前記油圧アクチュエータ(98)に接続される油圧配管(167)が支持枠体(11)内を通ってアーム(77)側に延長されたローダ作業機であって、
第1リフトリンク(81)のアーム支持部(164)には、アーム(77)の基部がリンク外側壁(157)寄りに支持されていて、アーム(77)の基部とリンク内側壁(156)との間にホース収納空間(165)が形成され、このホース収納空間(165)内でかつ第1アーム支軸(88)及び第1リンク支軸(85)の前側に油圧配管(167)が配置されていることを特徴とするローダ作業機。 - アーム(77)は基部に外側壁(128)と内側壁(129)とを有し、
油圧配管(167)は、第1リフトリンク(81)のリンク内側壁(156)からアーム(77)の内側壁(129)に沿って配置されていることを特徴とする請求項1に記載のローダ作業機。 - 第1リフトリンク(81)の上遊端側が下側基部よりも左右方向外方に突出するように幅広に形成され、アーム(77)の基部側が第1リフトリンク(81)の基部側に対して左右方向外方にオフセットされていることを特徴とする請求項1又は2に記載のローダ作業機。
- 前記油圧配管(167)の上部側は、フレキシブルな油圧ホースにより構成された油圧ホース部(174)とされ、第1リフトリンク(81)のリンク内側壁(156)の上端部に前方側に突出していて油圧ホース部(174)の横揺れを規制する前方突出部(188)が形成され、ホース収納空間(165)内のリンク内側壁(156)の内面側に油圧ホース部(174)を固定するクランプ(189)が設けられていることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載のローダ作業機。
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