JP2000303491A - 建設機械 - Google Patents
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Abstract
管を常に凹湾曲状態に保持することにより、配管の耐久
性、信頼性を向上させる。 【解決手段】 上部旋回体2の旋回フレーム3には固定
配管14を設け、作業装置7のブーム8には固定配管1
6を設ける。そして、これらの固定配管14,16を、
継手ブロック24を挟んで互いに連通する走行体側ホー
ス26、作業装置側ホース29によって接続する。ま
た、継手ブロック24をリンク部材17によって支持
し、このリンク部材17を、旋回フレーム3側に取付け
られた第1リンク19と、ブーム8側に取付けられた第
2リンク22等とによって構成する。これにより、ブー
ム8が俯仰動するときも、走行体側ホース26の中間部
26A等の撓み変形を小さく抑えることができる。
Description
ル、油圧クレーン等として好適に用いられる建設機械に
関する。
の建設機械は、車両本体(走行体)側の油圧ポンプから
複数の給排配管等を介して作業装置側の油圧シリンダに
圧油を給排することにより、作業装置のブーム、アー
ム、バケット等を駆動して土木・建築作業等を行うもの
である。
けられ油圧ポンプ等の油圧源から作業装置に向けて延び
る走行体側の固定配管と、作業装置側に設けられ、ブー
ムの基端側から油圧シリンダに向けてそれぞれ延びる作
業装置側の固定配管と、これら走行体側の固定配管と作
業装置側の固定配管との間を凸湾曲状に接続して設けら
れた可撓性配管等とから構成されている(例えば、特開
平7−180177号公報等)。
これらの配管を整列状態に保持しつつブームの俯仰動に
応じてガイドする配管ガイドが設けられている。また、
配管ガイドは、各可撓性配管を嵌合する複数の配管嵌合
穴が設けられた配管クランプと、基端側がブームに回動
可能に取付けられ、先端側が該配管クランプを支持する
リンクとから構成されている。
するときに、走行体側と作業装置のブーム側との間で撓
み変形する各可撓性配管を支持しつつこれらの可撓性配
管に追従して前,後方向に回動し、これらの可撓性配管
が外力等によって左,右方向に倒れるのを規制するもの
である。
来技術では、走行体側と作業装置のブーム側との間に各
可撓性配管を湾曲した状態で設け、これらの可撓性配管
をブームに設けた配管ガイドにより支持しつつブームの
俯仰動に応じて撓み変形させる構成としている。
には、可撓性配管が後方へと反り返るように撓み変形し
易く、またブームが下方へと俯動するときには、可撓性
配管が前方へと倒れるように撓み変形することになり易
い。そして、この前,後方向に折返すような可撓性配管
の撓み変形は、可撓性配管のうち特に走行体側寄りの部
位で大きく生じる傾向がある。
ームに回動可能に取付けられた状態で各可撓性配管が
左,右方向に倒れるのを規制しているに過ぎず、これら
の可撓性配管が前,後方向に撓み変形するのはある程度
自由に許す構成となっている。
業装置が俯仰動する毎に可撓性配管の走行体側寄りの部
位等が前,後方向に折返すような撓み変形を繰返すこと
があり、この部位で可撓性配管が疲労等によって早期に
劣化、損傷し易くなるため、耐久性、信頼性が低下する
という問題がある。
されたもので、本発明の目的は、作業装置が俯仰動する
ときに、走行体側と作業装置側との間で可撓性配管が折
返すように大きく撓み変形するのを抑制でき、可撓性配
管の耐久性、信頼性を向上できるようにした建設機械を
提供することにある。
ために本発明は、原動機と該原動機によって駆動される
油圧源とを備えた走行体と、該走行体に取付けられ、ア
クチュエータによって俯仰動する作業装置と、前記油圧
源とアクチュエータとの間で圧油を給排するために前記
走行体側の配管と作業装置側の配管との間に接続して設
けられた可撓性配管とからなる建設機械に適用される。
特徴は、基端側が前記走行体と作業装置のフート部とに
それぞれ回動可能に支持され、前記作業装置の俯仰動に
応じて変形するリンク部材を設け、前記可撓性配管は、
該リンク部材の先端側に設けられた継手ブロックと、前
記走行体側配管を該継手ブロックに接続する走行体側可
撓性配管と、前記作業装置側配管を前記継手ブロックに
接続する作業装置側可撓性配管とにより構成したことに
ある。
の運転時には、油圧源から走行体側配管、走行体側可撓
性配管、継手ブロック、作業装置側可撓性配管および作
業装置側配管等を経由して作業装置のアクチュエータに
圧油を給排することができる。また、リンク部材は、作
業装置が俯仰動するときにも、継手ブロックを走行体お
よび作業装置から離れた先端側で支持でき、これにより
例えば走行体側可撓性配管を継手ブロックと走行体側配
管との間で凹湾曲状の撓み状態に保持することができ
る。
材は、基端側が走行体側に回動可能に取付けられた第1
リンクと、基端側が作業装置側に回動可能に取付けられ
該第1リンクと先端側で回動可能に連結された第2リン
クとにより構成し、継手ブロックは前記第1,第2リン
クのいずれか一方側に設ける構成としている。
装置側の第2リンクとを用いて継手ブロックを走行体お
よび作業装置から離した位置に保持でき、走行体側可撓
性配管を凹湾曲状の撓み状態に保つことができる。
部材は、前記走行体の幅方向に離間して一対設け、該一
対のリンク部材の先端側には前記継手ブロックを設け、
該継手ブロックには複数本の走行体側可撓性配管と作業
装置側可撓性配管とを幅方向に間隔をもって接続する構
成としている。
て複数本の走行体側可撓性配管と作業装置側可撓性配管
とを配設でき、この状態で各走行体側可撓性配管を凹湾
曲状の撓み状態に保持することができる。
ックと走行体側可撓性配管との間にはL字状に屈曲した
管継手を設けることにより、屈曲した管継手を用いて走
行体側可撓性配管を継手ブロックから走行体側へと凹湾
曲状に撓んだ状態に保つことができる。
建設機械として油圧ショベルを例に挙げ、図1ないし図
6を参照して詳細に説明する。
部走行体1上に旋回可能に搭載された上部旋回体で、該
上部旋回体2の旋回フレーム3は、図1ないし図4に示
す如く、左,右方向(幅方向)に間隔をもって前,後方
向に延びる一対の縦板3A,3A、該各縦板3Aの下側
に設けられた底板3B、各縦板3Aから左,右に延びる
横板(図示せず)等により構成されている。
作業装置7用の取付ブラケット3C,3Cとなり、該各
取付ブラケット3Cの上端側には、後述のリンク部材1
7を取付けるリンク取付部3D,3Dが設けられてい
る。また、旋回フレーム3には、図1に示す如く、内部
に運転室が形成されたキャブ4と、内部に原動機、油圧
ポンプ等を収容する機械室(いずれも図示せず)が形成
された建屋カバー5と、カウンタウェイト6等とが設け
られている。
れた作業装置で、該作業装置7は、そのフート部となる
基端側8Aが旋回フレーム3の取付ブラケット3Cに連
結ピン8Bを用いてピン結合され、図4、図5中の矢示
A,B方向に俯仰動されるブーム8と、該ブーム8の先
端側に回動可能に連結されたアーム9と、該アーム9の
先端側に回動可能に連結されたバケット10等とからな
り、これらのブーム8、アーム9、バケット10は、ブ
ームシリンダ11、アームシリンダ12、バケットシリ
ンダ13等の油圧アクチュエータによってそれぞれ駆動
される。
材17を取付けるリンク取付部8C,8Cが左,右方向
に間隔をもって設けられている。そして、作業装置7
は、上部旋回体2側に配置された油圧ポンプ等の油圧源
から後述の固定配管14,16と、可撓性配管23等と
を介してブームシリンダ11、アームシリンダ12、バ
ケットシリンダ13等にそれぞれ圧油が給排されること
により、ブーム8、アーム9等を俯仰動(回動)しつつ
バケット10により土砂等の掘削作業を行うものであ
る。
られた走行体側の配管となる複数の固定配管で、該各固
定配管14は左,右方向に間隔をもって並設された金属
配管等からなり、その一端側は油圧ポンプの吐出側また
は作動油タンクに接続されている。
し図4に示す如くクランク状をなして上向きおよび前向
きに屈曲し、その先端側は作業装置7に向けて前方に突
出したホース取付部14Aとなっている。なお、固定配
管14は、他端側寄りの部位が図2に示す固定具15等
を用いて旋回フレーム3の縦板3A等に固定されてい
る。
設けられた作業装置側の配管となる複数の固定配管で、
該各固定配管16は、図1、図2に示す如く、各固定配
管14に対応してブーム8上に並設された金属配管等か
らなり、その一端側は可撓性配管23を介して固定配管
14に接続されている。そして、各固定配管16の他端
側は、図1に示すようにブームシリンダ11、アームシ
リンダ12、バケットシリンダ13等とそれぞれ接続さ
れている。
設けられたリンク部材で、該リンク部材17は、図2お
よび図6に示す如く、基端側が連結ピン18を用いて旋
回フレーム3のリンク取付部3Dに回動可能に取付けら
れた左,右一対の第1リンク19,19と、基端側が連
結ピン20を用いてブーム8のリンク取付部8Cに回動
可能に取付けられ、該第1リンク19と先端側で連結ピ
ン21を用いて回動可能に連結された左,右一対の第2
リンク22,22等とからなり、全体として上方に突出
した略三角形状のリンク構造をなしている。
とは、旋回フレーム3の取付ブラケット3Cとブーム8
との間で連結ピン8B,18,20,21を4つの回動
支点としたリンク部材17を構成し、ブーム8が俯仰動
するときには、これらの回動支点を中心として変形可能
となっている。
および第2リンク22がそれぞれ左,右方向(幅方向)
に離間して配置され、左,右の第2リンク22には、そ
の先端側に後述する継手ブロック24の左,右両側が接
合されている。これにより、リンク部材17は、継手ブ
ロック24を旋回フレーム3の前部側とブーム8の基端
側から離れた位置で揺動可能に支持するものである。
示す如くブーム8が俯仰動するときに、後述のホース2
6,29が外力等によって左,右方向に倒れるのを規制
すると共に、ホース26の途中部位がブーム8側へと凹
状をなして近づくように、ホース26を矢示C方向に湾
曲した撓み状態に保持するものである。
設けられた可撓性配管で、該可撓性配管23は、図4な
いし図6に示す如く、後述の継手ブロック24と、走行
体側ホース26と、作業装置側ホース29等とから構成
されている。
ブロックで、該継手ブロック24は、図6に示す如く
左,右方向に延びる長尺な四角柱状ブロック体により形
成されている。また、継手ブロック24には、例えば7
個の接続口25,25,…が左,右方向に間隔をもって
設けられ、該各接続口25は、継手ブロック24の前,
後の端面に開口する貫通孔により構成されている。そし
て、接続口25には、その前側でホース26の管継手2
8(装着部28B)が装着されると共に、その後側では
ホース29の管継手30が嵌合されている。
により可撓性をもって形成された走行体側可撓性配管と
しての複数の走行体側ホースで、該各走行体側ホース2
6は、図2に示す如く、その一端側に固着された管継手
27を介して各固定配管14のホース取付部14Aに接
続され、これらのホース取付部14Aと継手ブロック2
4の接続口25(図6参照)との間で左,右方向に間隔
をもって並んだ整列状態に保持されている。
が設けられ、該管継手28は、例えばかしめ等の手段に
よりホース26の端部側に接続された筒状の接続部28
Aと、該接続部28Aの先端側から継手ブロック24に
向け屈曲して形成され、接続口25に装着された装着部
28Bとからなり、全体として略L字状に形成されてい
る。
28を介して継手ブロック24の接続口25に個別に接
続され、長さ方向の中間部26Aが管継手28に案内さ
れることによって、ブーム8に近づくように図4中の矢
示C方向へと凹湾曲状に撓んだ状態となっている。ま
た、ホース26は、この中間部26Aの撓み状態を継手
ブロック24、リンク部材17等によって保持され、ブ
ーム8が俯仰動するときにも、図5に示す如く矢示C方
向に湾曲した状態を保つ構成となっている。
形成された作業装置側可撓性配管としての複数の作業装
置側ホースで、該各作業装置側ホース29は、図4に示
す如く、その一端側に接続された略L字状の管継手30
を介して継手ブロック24の各接続口25に取付けら
れ、該各接続口25を通じて走行体側ホース26とそれ
ぞれ連通している。また、ホース29の他端側は、管継
手31を用いて固定配管16と接続されている。
如き構成を有するもので、次にその作動について説明す
る。
は、上部旋回体2側の油圧ポンプから吐出される圧油が
固定配管14、走行体側ホース26、継手ブロック24
の接続口25、作業装置側ホース29、固定配管16等
を経由してブームシリンダ11、アームシリンダ12、
バケットシリンダ13にそれぞれ給排されることによ
り、油圧ショベルは、ブーム8、アーム9、バケット1
0を駆動して土砂等の掘削作業を行う。
4、図5に示す如く、ブーム8側に取付けられた第2リ
ンク22が第1リンク19によって支持されつつ、ブー
ム8と一緒に矢示A方向または矢示B方向へと回動し、
このとき継手ブロック24は、リンク部材17によって
フレーム3の取付ブラケット3Cとブーム8から離れた
位置に保持される。
6Aは、ブーム8が俯仰動するときに、リンク部材17
と管継手28等によって継手ブロック24からブーム8
の基端側に近づくように矢示C方向へと凹湾曲状に撓ん
だ状態に保持される。
ム3とブーム8とにそれぞれ回動可能に取付けられたリ
ンク部材17を用いて継手ブロック24を支持する構成
としたので、継手ブロック24をリンク部材17により
上部旋回体2とブーム8から離れた位置に保持でき、ブ
ーム8が俯仰動するときにも、このリンク部材17等に
よって、走行体側ホース26の中間部26Aを矢示C方
向へと凹湾曲状に撓んだ状態に保持することができる。
26A等がブーム8の俯仰動によって凹湾曲状態から凸
湾曲状態へと湾曲方向が変わるように大きく撓み変形す
るのを防止でき、この撓み変形を小さく抑えて走行体側
ホース26を確実に保護できると共に、その耐久性、信
頼性を向上させることができる。
ム3のリンク取付部3Dに回動可能に取付けられた第1
リンク19と、基端側がブーム8のリンク取付部8Cに
回動可能に取付けられ、第1リンク19と先端側で回動
可能に連結された第2リンク22とにより山形状に構成
したので、第2リンク22の先端側に設けられた継手ブ
ロック24を、これらのリンク19,22によって上部
旋回体2とブーム8から離れた位置で安定的に支持する
ことができる。
第2リンク22とをそれぞれ左,右方向(幅方向)に離
間して一対ずつ配置し、左,右の第2リンク22の先端
側に継手ブロック24の左,右両側を接合すると共に、
複数のホース26,29を継手ブロック24の各接続口
25に左,右方向に間隔をもって接続するようにしたの
で、リンク部材17と継手ブロック24により複数のホ
ース26,29を左,右方向に並んだ状態で安定的に支
持でき、これらのホース26,29の接続状態を良好に
保つことができる。
を、接続部28Aと、装着部28Bとから略L字状に屈
曲して形成したので、走行体側ホース26の中間部26
Aを、管継手28によって、継手ブロック24からブー
ム8の基端側へと湾曲するように案内でき、中間部26
Aを凹湾曲状に撓んだ状態に保持することができる。
2の先端側に継手ブロック24を接合し、この先端側寄
りの部位に連結ピン21を用いて第1リンク19を回動
可能に連結する構成としたが、本発明はこれに限らず、
第1リンクの先端側に継手ブロックを接合し、第1リン
クの先端側寄りの部位に第2リンクをピン結合する構成
としてもよい。
ス26の他端側に略L字状の管継手28を設け、この管
継手28を用いてホース26を継手ブロック24に接続
する構成としたが、本発明はこれに限らず、この管継手
28を廃止して走行体側ホース26、作業装置側ホース
29を継手ブロック24に直接的に接続する構成として
もよい。
して油圧ショベルを例に挙げて述べたが、本発明はこれ
に限らず、例えば油圧クレーン等からなる他の建設機械
に適用し得るものである。
れば、走行体と作業装置にそれぞれ回動可能に支持され
たリンク部材を設け、可撓性配管を、該リンク部材の先
端側に設けられた継手ブロックと、該継手ブロックに接
続された走行体側可撓性配管および作業装置側可撓性配
管とから構成したので、作業装置が俯仰動するときに
も、このリンク部材等によって継手ブロックを走行体と
作業装置から離れた位置で支持でき、走行体側可撓性配
管の中間部を凹湾曲状に撓んだ状態に保持することがで
きる。これにより、走行体側可撓性配管の中間部等が作
業装置の俯仰動によってその湾曲方向が変わるように大
きく撓み変形するのを防止でき、この撓み変形を小さく
抑えて走行体側可撓性配管等を確実に保護できると共
に、その耐久性、信頼性を向上させることができる。
材を、走行体側に回動可能に取付けられた第1リンク
と、作業装置側に回動可能に取付けられ、第1リンクと
回動可能に連結された第2リンクとから構成したので、
これらのリンクによって継手ブロックを走行体と作業装
置から離れた位置で安定的に支持でき、走行体側可撓性
配管の中間部を凹湾曲状に撓んだ状態に保持することが
できる。
の幅方向に離間して設けた一対のリンク部材の先端側に
継手ブロックを設け、該継手ブロックには複数本の走行
体側可撓性配管と作業装置側可撓性配管とを幅方向に間
隔をもって接続する構成としたので、継手ブロックとリ
ンク部材により複数本の走行体側可撓性配管と作業装置
側可撓性配管とを幅方向に並んだ状態で安定的に支持で
き、これらの可撓性配管の接続状態を良好に保つことが
できる。
ックと走行体側可撓性配管との間にはL字状に屈曲した
管継手を設ける構成としたので、走行体側可撓性配管の
中間部が継手ブロックから走行体側へと湾曲した状態を
保つように走行体側可撓性配管を管継手によって案内で
き、走行体側可撓性配管の中間部を凹湾曲状に撓んだ状
態に保持することができる。
を示す平面図である。
側面図である。
示す図3中の要部拡大図である。
示す要部拡大図である。
Claims (4)
- 【請求項1】 原動機と該原動機によって駆動される油
圧源とを備えた走行体と、該走行体に取付けられ、アク
チュエータによって俯仰動する作業装置と、前記油圧源
とアクチュエータとの間で圧油を給排するために前記走
行体側の配管と作業装置側の配管との間に接続して設け
られた可撓性配管とからなる建設機械において、 基端側が前記走行体と作業装置のフート部とにそれぞれ
回動可能に支持され、前記作業装置の俯仰動に応じて変
形するリンク部材を設け、 前記可撓性配管は、該リンク部材の先端側に設けられた
継手ブロックと、前記走行体側配管を該継手ブロックに
接続する走行体側可撓性配管と、前記作業装置側配管を
前記継手ブロックに接続する作業装置側可撓性配管とに
より構成したことを特徴とする建設機械。 - 【請求項2】 前記リンク部材は、基端側が前記走行体
側に回動可能に取付けられた第1リンクと、基端側が前
記作業装置側に回動可能に取付けられ該第1リンクと先
端側で回動可能に連結された第2リンクとにより構成
し、前記継手ブロックは前記第1,第2リンクのいずれ
か一方側に設ける構成としてなる請求項1に記載の建設
機械。 - 【請求項3】 前記リンク部材は、前記走行体の幅方向
に離間して一対設け、該一対のリンク部材の先端側には
前記継手ブロックを設け、該継手ブロックには複数本の
走行体側可撓性配管と作業装置側可撓性配管とを幅方向
に間隔をもって接続する構成としてなる請求項1または
2に記載の建設機械。 - 【請求項4】 前記継手ブロックと走行体側可撓性配管
との間にはL字状に屈曲した管継手を設けてなる請求項
1,2または3に記載の建設機械。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11672099A JP3762137B2 (ja) | 1999-04-23 | 1999-04-23 | 建設機械 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11672099A JP3762137B2 (ja) | 1999-04-23 | 1999-04-23 | 建設機械 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000303491A true JP2000303491A (ja) | 2000-10-31 |
JP3762137B2 JP3762137B2 (ja) | 2006-04-05 |
Family
ID=14694150
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11672099A Expired - Fee Related JP3762137B2 (ja) | 1999-04-23 | 1999-04-23 | 建設機械 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3762137B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009085000A (ja) * | 2007-10-01 | 2009-04-23 | Volvo Construction Equipment Ab | 小旋回式掘削機用油圧配管固定装置 |
JP2009256909A (ja) * | 2008-04-14 | 2009-11-05 | Komatsu Ltd | 作業車両の配管取付構造 |
-
1999
- 1999-04-23 JP JP11672099A patent/JP3762137B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009085000A (ja) * | 2007-10-01 | 2009-04-23 | Volvo Construction Equipment Ab | 小旋回式掘削機用油圧配管固定装置 |
JP2009256909A (ja) * | 2008-04-14 | 2009-11-05 | Komatsu Ltd | 作業車両の配管取付構造 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP3762137B2 (ja) | 2006-04-05 |
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