JP4706953B2 - 接眼レンズ - Google Patents

接眼レンズ Download PDF

Info

Publication number
JP4706953B2
JP4706953B2 JP2004287294A JP2004287294A JP4706953B2 JP 4706953 B2 JP4706953 B2 JP 4706953B2 JP 2004287294 A JP2004287294 A JP 2004287294A JP 2004287294 A JP2004287294 A JP 2004287294A JP 4706953 B2 JP4706953 B2 JP 4706953B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
lens
eyepiece
curvature
radius
diopter
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2004287294A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2006098948A5 (ja
JP2006098948A (ja
Inventor
伸一 満木
元壽 毛利
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nikon Corp
Original Assignee
Nikon Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nikon Corp filed Critical Nikon Corp
Priority to JP2004287294A priority Critical patent/JP4706953B2/ja
Priority to US11/235,277 priority patent/US7133210B2/en
Priority to CNB2005101087751A priority patent/CN100465690C/zh
Publication of JP2006098948A publication Critical patent/JP2006098948A/ja
Publication of JP2006098948A5 publication Critical patent/JP2006098948A5/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4706953B2 publication Critical patent/JP4706953B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • GPHYSICS
    • G02OPTICS
    • G02BOPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
    • G02B25/00Eyepieces; Magnifying glasses
    • G02B25/001Eyepieces

Description

本願発明は、接眼レンズに関する。
正立系を介して対物レンズの結像を拡大観察する接眼レンズとして、一眼レフカメラに用いられ、アイポイント側より、負レンズ群(第1レンズ群)、正レンズ群(第2レンズ群)、負レンズ群(第3レンズ群)からなる3群3枚構成とし、且つ、第2レンズ群及び第3レンズ群の屈折力を適切に設定し、さらに第2レンズ群を光軸上に沿って移動させることにより、諸収差を良好に補正しつつ、撮像倍率が高く、視度調整が可能なタイプのものが知られている(例えば、特許文献1〜3を参照)。
特開2000−171731号公報 特開2001−100115号公報 特開2001−324684号公報
ところで、近年、上記のようなカメラでは電子化が進み、該カメラには色々な撮像素子が搭載されるようになった。例えば、撮像素子として用いられるCCDの大きさは、従来の銀塩フィルムと比べて対角長で数分の1から10数分の1程度である。そのため、接眼レンズには、より高い観察倍率が求められている。
これと同時に、撮影者の使いやすさを向上して、且つ、全視野の観察を容易に行うことができるようにするため、接眼レンズには、該レンズから撮影者の瞳孔までの距離(以下、アイレリーフと称する)をより十分に長くすることが求められている。
さらに、接眼レンズには、撮影者の個々の視力に対応するため、視度調整機能を有することが望まれている。
本発明は、このような問題に鑑みてなされたものであり、第1レンズに特定の屈折力を持たせることにより、良好な収差を保ちつつ、観察倍率が高く、アイレリーフが長く、視度調節が可能な接眼レンズを提供することを目的とする。
このような目的を達成するため、請求項1に記載の接眼レンズは、アイポイント側より順に、アイポイント側に凹面を向けた負のメニスカスレンズを有し、負の屈折力の第1レンズと、両凸レンズを有する正の屈折力の第2レンズと、負レンズを有する負の屈折力の第3レンズとからなり、前記第2レンズを光軸に沿って移動させることによって視度を変化させることが可能な接眼レンズにおいて、前記第1レンズの焦点距離をf1とし、前記第3レンズの焦点距離をf3とし、前記第3レンズの形状因子をS3としたとき(但し、前記形状因子S3は、前記第3レンズのアイポイント側面の曲率半径をre3とし、物体側の面の曲率半径をrs3としたとき、S3=(re3+rs3)/(re3−rs3)の条件式で定義されるものであり、またその面が非球面の場合は近軸曲率半径で計算する)、次式、1.6<f1/f3<2.5、及び、−0.55<S3≦0の条件を満足することを特徴とする。請求項2に記載の接眼レンズは、請求項1に記載の接眼レンズにおいて、前記両凸レンズの少なくとも一方の面を光軸から離れるにしたがって正の屈折力が弱まるような非球面で構成することを特徴とする。
請求項3に記載の接眼レンズは、請求項1または請求項2に記載の接眼レンズにおいて、前記第1レンズの形状因子をS1としたとき(但し、前記形状因子S1は、前記第1レンズのアイポイント側面の曲率半径をre1とし、物体側の面の曲率半径をrs1としたとき、S1=(re1+rs1)/(re1−rs1)の条件式で定義されるものであり、またその面が非球面の場合は近軸曲率半径で計算する)、次式、S1<−3.0の条件を満足することを特徴とする。請求項4に記載の接眼レンズは、請求項1〜請求項3のいずれか1項に記載の接眼レンズにおいて、前記第3レンズの形状因子をS3としたとき(但し、前記形状因子S3は、前記第3レンズのアイポイント側面の曲率半径をre3とし、物体側の面の曲率半径をrs3としたとき、S3=(re3+rs3)/(re3−rs3)の条件式で定義されるものであり、またその面が非球面の場合は近軸曲率半径で計算する)、次式、−0.35≦S3≦0の条件を満足することを特徴とする。請求項5に記載の接眼レンズは、請求項1〜請求項4のいずれか1項に記載の接眼レンズにおいて、前記第1レンズは非球面を有することを特徴とする。請求項6に記載の接眼レンズは、請求項1〜請求項5のいずれか1項に記載の接眼レンズにおいて、前記第3レンズは非球面を有することを特徴とする。
以上説明したように、本発明によれば、第1レンズに特定の屈折力を持たせることにより、良好な収差を保ちつつ、観察倍率が高く、アイレリーフが長く、視度調節が可能な接眼レンズを実現することができる。
以下、本発明の好ましい実施形態について説明する。本発明は、アイポイント側より順に、アイポイント側に凹面を向けた負のメニスカスレンズを有し、負の屈折力の第1レンズ群と、両凸レンズを有する正の屈折力の第2レンズ群と、負レンズを有する負の屈折力の第3レンズ群とを有し、第2レンズ群を光軸に沿って移動させることによって視度調整が可能な接眼レンズにおいて、(第2レンズ群の)両凸レンズの少なくとも一方の面を光軸から離れるにしたがって正の屈折力が弱まるような非球面で構成した。
本発明では、倍率を高めて、且つ、視度調整を可能にするために、上記のように、アイポイント側より負の屈折力を有する第1レンズ群と、正の屈折力を有する第2レンズ群と、負の屈折力を有する第3レンズ群とからなる構成とした。また、本発明では、高い倍率で、且つ、良好な収差補正(特に、コマ収差)を可能にするために、第1レンズ群にアイポイント側に凹面を向けた負のメニスカスレンズを有する構成とした。さらに、本発明では、高倍率に伴う球面収差及び視度調整による球面収差の変動を補正するため、第2レンズ群に非球面を導入する構成とした。
さらに、本発明では、接眼レンズを構成するレンズ群のうち、特に、正の屈折力の第2レンズ群を移動させると、少ない移動量で視度調整ができるようになっている。なお、本発明は、複数のレンズ群を移動させることにより、同様の効果を得ることができる。
また、本発明では、接眼レンズを構成するレンズ群に非球面を導入することが望ましい。例えば、第1レンズ群や第2レンズ群に導入すると、コマ収差をより良好に補正することができる。また、視度調整をした際の各視度におけるコマ収差を良好に補正することができる。第3レンズ群に非球面を導入すると、歪曲収差をより良好に補正することができる。
次に、条件式(1)〜(3)に沿って、本発明に係る接眼レンズについて説明する。
第1レンズ群の焦点距離をf1とし、第3レンズ群の焦点距離をf3とし、第3レンズ群の形状因子をS3としたとき(但し、前記形状因子S3は、第3レンズ群のアイポイント側面の曲率半径をreとし、物体側の面の曲率半径をrsとしたとき、S3=(re+rs)/(re−rs)の条件式で定義されるものであり、またその面が非球面の場合は近軸曲率半径で計算する)、次式(1)及び(2)を満足することが望ましい。
1.6 <f1/f3<2.5 …(1)
−0.55<S3≦0 …(2)
上記条件式(1)は、本発明の接眼レンズにおける負レンズ群(すなわち、第1レンズ群及び第3レンズ群)の屈折力の配分を規定するものである。条件式(1)を満足することにより、本発明の接眼レンズの構成において、高倍率化と視度調整を可能にしている。なお、条件式(1)の下限値を下回ると、第1レンズ群の屈折力が大きくなりすぎ、高倍率化は容易だが、アイレリーフを長くとることが困難となり、望ましくない。また、条件式(1)の上限値を上回ると、第1レンズ群の屈折力が小さくなりすぎ、高倍率化が困難になる。
上記条件式(2)は、上記条件式(1)を満足する接眼レンズの構成において、第3レンズ群の形状を規定するものである。条件式(2)を満足することにより、良好にコマ収差及び歪曲収差の補正をすることができる。なお、条件式(2)の下限値を下回ると、正のコマ収差が増大するとともに、正の歪曲収差が増大して、これら収差の補正が困難になる。また、条件式(2)の上限値を上回ると、負のコマ収差が増大して補正が困難になる。
さらに、本発明では、第1レンズ群の形状因子S1としたとき(但し、前記形状因子S1は、前記第1レンズ群のアイポイント側面の曲率半径をreとし、物体側の面の曲率半径をrsとしたとき、S1=(re+rs)/(re−rs)の条件式で定義され、またその面が非球面の場合は近軸曲率半径で計算する)、次式(3)を満足することが望ましい。
S1<−3.0 …(3)
上記条件式(3)は、上記条件式(1)及び(2)を満足する接眼レンズの構成において、第1レンズ群の形状を規定するものである。条件式(3)を満足することにより、第1レンズ群で発生する視度調整に伴うコマ収差の変動を最小範囲内で抑えることができる。なお、条件式(3)の上限値を上回ると、視度調整によるコマ収差の変動が大きくなり、好ましくない。
以下、本発明に係る各実施例を添付図面に基づいて説明する。図1,図5及び図9は、本発明に係る接眼レンズの第1実施例,第2実施例及び第3実施例のレンズ構成図である。これらのレンズ構成図に示すように、いずれも、アイポイントE.P側より順に、アイポイントE.P側に凹面を向けた負のメニスカスレンズL1を有し、負の屈折力の第1レンズ群G1と、両凸レンズL2を有する正の屈折力の第2レンズG2群と、負レンズL3を有する負の屈折力の第3レンズ群G3とを有し、第2レンズ群G2(両凸レンズL2)を光軸に沿って移動させて視度調整を行う接眼レンズであり、両凸レンズL2の少なくとも一方の面を光軸から離れるにしたがって正の屈折力が弱まるような非球面で構成されている。そして、焦点面Sと、第3レンズ群G3(負レンズL3)の物体側の面との間には、正立系Pが配置されている。
なお、図1,図5及び図9の各レンズ構成図では、正立系Pは展開した状態で示しているが、実際にはペンタプリズム等の正立系を想定している。
このような構成の本発明の各実施例は、いずれも、各レンズ構成図の左側より、焦点面S上の像を、正立系Pを介して正立像とした後に、本発明の3つのレンズ群G1〜G3で構成された接眼レンズによって拡大して、アイポイントE.Pで観察するようになっている。
以下に、表1,表2及び表3を示すが、これらは本発明に係る接眼レンズの第1実施例,第2実施例及び第3実施例における各レンズの諸元の表である。いずれの表においても、第1欄mはアイポイントE.Pを1とする各光学面の番号(以下、面番号と称する。なお右の*印は非球面形状に形成されているレンズ面である)、第2欄rは各光学面の曲率半径(非球面の場合には基準球面の曲率半径)、第3欄dは各光学面から次の光学面までの光軸上の距離(以下、面間隔と称する)、第4欄ndはd線(波長587.6nm)に対する屈折率、第5欄νdはアッベ数をそれぞれ表している。また、feは接眼光学系の焦点距離、d1は面番号1に示す面間隔(面番号1であるアイポイントE.Pと面番号2との面間隔)、d3は面番号3に示す面間隔(すなわち面番号3と面番号4との面間隔)と、d5は面番号5に示す面間隔(すなわち面番号5と面番号6との面間隔)である。
なお、表中の視度の単位は[m−1]である。例えば、視度X[m−1]とは、接眼レンズによる像がアイポイントから光軸上に1/X(m:メートル)の位置にできる状態を示している。このとき、像が接眼レンズより観察者側にできた場合を正とする。
また、表中の焦点距離fe、曲率半径r、面間隔d、その他長さの単位は「mm」である。但し、光学系は比例拡大または比例縮小しても、本発明と同等の光学性能が得られるので、これに限られるものではない。
また、表中において*印で示される非球面は、光軸に垂直な方向の高さをy、非球面の頂点における接平面から高さyにおける非球面上の位置までの光軸に沿った距離(サグ量)をx、近軸曲率半径をr、円錐係数をκ、n次の非球面係数をCとしたとき、以下の式(4)で表される。
x=(y/r)/{1+(1−(1+κ)・y/r1/2
+C+C+C+C1010 …(4)
(第1実施例)
以下、本発明に係る接眼レンズの第1実施例について、図1〜図4及び表1を用いて説明する。図1は、第1実施例に係る接眼レンズ(視度−1.00[m−1]時)のレンズ構成断面図である。また、表1は、第1実施例における各レンズの諸元である。
(表1)
m r d nd νd
1 ∞ d1 1.000000 E.P
2 -14.43420 5.00000 1.491080 57.57 L1(G1)
*3 -22.42965 d3 1.000000
4 35.88808 6.50000 1.508710 56.4 L2(G2)
*5 -18.35980 d5 1.000000
6 -58.42210 1.50000 1.846660 23.8 L3(G3)
7 174.05687 2.00000 1.000000
8 ∞ 71.11400 1.516800 64.1 P
9 ∞ 4.40000 1.000000 S
(非球面データ)
m κ C
3 -0.01660 0.50195×10-6 -0.10420×10-6 0.19322×10-9
m κ C
5 -0.18910 0.39791×10-5 0.68480×10-7 -0.18551×10-9
(可変間隔)
fe 57.53 56.23 53.89
視度 -2.07 -1.00 1.05
d1 18.50 19.50 21.50
d3 3.80 3.00 1.40
d5 1.70 2.50 4.10
(条件式)
(1) 1.6 < f1/f3= 2.02 <2.5
(2) -0.55< S3 =−0.50 ≦0
(3) S1 =−4.61 <-3.0
このように第1実施例では、上記条件式(1)〜(3)が全て満たされることが分かる。
図3、図4及び図5はそれぞれ、本発明の第1実施例において、視度が−2.07[m−1]時の諸収差図、視度が−1.00[m−1]時の諸収差図及び視度が1.05[m−1]の時の諸収差図である。各諸収差図は左から順に、球面収差、非点収差、コマ収差、歪曲収差を示している。また、Y1は正立系Pへの光線の入射高さ、Y0は焦点面S上での物体高をそれぞれ示している。非点収差における、実線はサジタル像面を示し、破線はメリディオナル像面を示している。コマ収差におけるminは角度単位の分を示している。また、球面収差と非点収差の横軸の単位は[m−1]であり、図中では「D」で表している。また、図中のC,F,Dは、それぞれC線(656.28nm),F線(486.13nm),d線(587.56nm)での収差曲線を示している。以上の収差図の説明は、他の実施例においても同様である。
各収差図から明らかなように、諸収差が良好に補正され、第1実施例では、視度調節範囲内で良好な光学性能が確保されていることが分かる。
(第2実施例)
以下、本発明に係る接眼レンズの第2実施例について、図5〜図8及び表2を用いて説明する。図5は、第2実施例に係る接眼レンズ(視度−1.00[m−1]時)のレンズ構成断面図である。また、表2は、第2実施例における各レンズの諸元である。
(表2)
m r d nd νd
1 ∞ d1 1.000000 E.P
2 -15.25078 5.00000 1.491080 57.57 L1(G1)
*3 -26.73317 d3 1.000000
4 47.40778 6.30000 1.673960 55.3 L2(G2)
*5 -22.68702 d5 1.000000
6 -86.74734 1.50000 1.846660 23.8 L3(G3)
7 86.74734 2.00000 1.000000
8 ∞ 71.11400 1.516800 64.1 P
9 ∞ 4.30000 1.000000 S
(非球面データ)
m κ C
3 0.19190 -0.12434×10-5 -0.25478×10-7 -0.96492×10-10
m κ C
5 -0.45240 0.40170×10-5 0.17457×10-7 -0.28072×10-10
(可変間隔)
fe 56.79 55.68 53.63
視度 -2.06 -1.00 1.08
d1 18.50 19.10 21.50
d3 3.80 3.00 1.35
d5 1.70 2.50 4.15
(条件式)
(1) 1.6 < f1/f3= 1.65 <2.5
(2) -0.55< S3 = 0.00 ≦0
(3) S1 =−3.66 <-3.0
このように第2実施例では、上記条件式(1)〜(3)が全て満たされることが分かる。
図6、図7及び図8はそれぞれ、本発明の第2実施例において、視度が−2.06[m−1]時の諸収差図、視度が−1.00[m−1]時の諸収差図及び視度が1.08[m−1]の時の諸収差図である。各収差図から明らかなように、各収差が良好に補正され、第2実施例では、視度調節範囲内で良好な光学性能が確保されていることが分かる。
(第3実施例)
以下、本発明に係る接眼レンズの第3実施例について、図9〜図12及び表3を用いて説明する。図9は、第3実施例に係る接眼レンズ(視度−1.00[m−1]時)のレンズ構成断面図である。また、表3は、第3実施例における各レンズの諸元である。
(表3)
m r d nd νd
1 ∞ d1 1.000000 E.P
*2 -16.61312 5.00000 1.491080 57.57 L1(G1)
3 -25.00000 d3 1.000000
4 40.12000 6.50000 1.508710 56.4 L2(G2)
*5 -18.35980 d5 1.000000
6 -65.00000 1.50000 1.846660 23.8 L3(G3)
7 133.93908 2.00000 1.000000
8 ∞ 72.22700 1.516800 64.1 P
9 ∞ 4.00000 1.000000 S
(非球面データ)
m κ C
2 1.90680 0.0 0.0
m κ C
5 -0.37240 -0.89327×10-8 0.949216×10-10
(可変間隔)
fe 59.17 57.71 55.06
視度 -2.06 -1.00 1.08
d1 18.00 19.00 21.00
d3 3.80 3.00 1.40
d5 1.70 2.50 4.10
(条件式)
(1) 1.6 < f1/f3= 2.44 <2.5
(2) -0.55< S3 =−0.35 ≦0
(3) S1 =−4.96 <-3.0
このように第3実施例では、上記条件式(1)〜(3)が全て満たされることが分かる。
図10、図11及び図12はそれぞれ、本発明の第3実施例において、視度が−2.06[m−1]時の諸収差図、視度が−1.00[m−1]時の諸収差図及び視度が1.08[m−1]の時の諸収差図である。各収差図から明らかなように、各収差が良好に補正され、第3実施例では、視度調節範囲内で良好な光学性能が確保されていることが分かる。
以上のように、本発明の実施例として3群構成のレンズ系を示したが、前記3群を含む4群及びそれ以上の群構成のレンズ系も、本発明の効果を内在したレンズ系であることは言うまでもない。また、各レンズ群内の構成においても、実施例の構成に付加レンズを加えただけのレンズ群も、本発明の効果を内在した同等のレンズ群であることは言うまでもない。
このような本発明は、上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲であれば適宜改良可能である。
本発明の第1実施例に係る接眼レンズ(視度−1.00[m−1]時)系の構成図である。 本発明の第1実施例について、視度が−2.07[m−1]時の諸収差図である。 本発明の第1実施例について、視度が−1.00[m−1]時の諸収差図である。 本発明の第1実施例について、視度が1.05[m−1]時の諸収差図である。 本発明の第2実施例に係る接眼レンズ(視度−1.00[m−1]時)系の構成図である。 本発明の第2実施例について、視度が−2.06[m−1]時の諸収差図である。 本発明の第2実施例について、視度が−1.00[m−1]時の諸収差図である。 本発明の第2実施例について、視度が1.08[m−1]時の諸収差図である。 本発明の第3実施例に係る接眼レンズ(視度−1.00[m−1]時)系の構成図である。 本発明の第3実施例について、視度が−2.06[m−1]時の諸収差図である。 本発明の第3実施例について、視度が−1.00[m−1]時の諸収差図である。 本発明の第3実施例について、視度が1.08[m−1]時の諸収差図である。
符号の説明
G1 第1レンズ群
G2 第2レンズ群
G3 第3レンズ群
L1 負のメニスカスレンズ(第1レンズ群)
L2 両凸レンズ(第2レンズ群)
L3 負レンズ(第3レンズ群)
E.P アイポイント
P 正立系
S 焦点面

Claims (6)

  1. アイポイント側より順に、アイポイント側に凹面を向けた負のメニスカスレンズを有し、負の屈折力の第1レンズと、両凸レンズを有する正の屈折力の第2レンズと、負レンズを有する負の屈折力の第3レンズとからなり、前記第2レンズを光軸に沿って移動させることによって視度を変化させることが可能な接眼レンズにおいて、
    前記第1レンズの焦点距離をf1とし、前記第3レンズの焦点距離をf3とし、前記第3レンズの形状因子をS3としたとき(但し、前記形状因子S3は、前記第3レンズのアイポイント側面の曲率半径をre3とし、物体側の面の曲率半径をrs3としたとき、S3=(re3+rs3)/(re3−rs3)の条件式で定義されるものであり、またその面が非球面の場合は近軸曲率半径で計算する)、次式、
    1.6 <f1/f3<2.5
    −0.55<S3≦0
    の条件を満足することを特徴とする接眼レンズ。
  2. 前記両凸レンズの少なくとも一方の面を光軸から離れるにしたがって正の屈折力が弱まるような非球面で構成することを特徴とする請求項1に記載の接眼レンズ。
  3. 前記第1レンズの形状因子S1としたとき(但し、前記形状因子S1は、前記第1レンズのアイポイント側面の曲率半径をre1とし、物体側の面の曲率半径をrs1としたとき、S1=(re1+rs1)/(re1−rs1)の条件式で定義されるものであり、またその面が非球面の場合は近軸曲率半径で計算する)、次式、
    S1<−3.0
    の条件を満足することを特徴とする請求項1または請求項2に記載の接眼レンズ。
  4. 前記第3レンズの形状因子をS3としたとき(但し、前記形状因子S3は、前記第3レンズのアイポイント側面の曲率半径をre3とし、物体側の面の曲率半径をrs3としたとき、S3=(re3+rs3)/(re3−rs3)の条件式で定義されるものであり、またその面が非球面の場合は近軸曲率半径で計算する)、次式、
    −0.35≦S3≦0
    の条件を満足することを特徴とする請求項1〜請求項3のいずれか1項に記載の接眼レンズ。
  5. 前記第1レンズは非球面を有することを特徴とする請求項1〜請求項4のいずれか1項に記載の接眼レンズ。
  6. 前記第3レンズは非球面を有することを特徴とする請求項1〜請求項5のいずれか1項に記載の接眼レンズ。
JP2004287294A 2004-09-30 2004-09-30 接眼レンズ Active JP4706953B2 (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004287294A JP4706953B2 (ja) 2004-09-30 2004-09-30 接眼レンズ
US11/235,277 US7133210B2 (en) 2004-09-30 2005-09-27 Eyepiece lens
CNB2005101087751A CN100465690C (zh) 2004-09-30 2005-09-30 目镜透镜

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004287294A JP4706953B2 (ja) 2004-09-30 2004-09-30 接眼レンズ

Publications (3)

Publication Number Publication Date
JP2006098948A JP2006098948A (ja) 2006-04-13
JP2006098948A5 JP2006098948A5 (ja) 2007-11-15
JP4706953B2 true JP4706953B2 (ja) 2011-06-22

Family

ID=36098740

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2004287294A Active JP4706953B2 (ja) 2004-09-30 2004-09-30 接眼レンズ

Country Status (3)

Country Link
US (1) US7133210B2 (ja)
JP (1) JP4706953B2 (ja)
CN (1) CN100465690C (ja)

Families Citing this family (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4997845B2 (ja) * 2006-06-27 2012-08-08 株式会社ニコン ファインダー光学系とこれを有する光学機器
JP4893995B2 (ja) * 2006-10-27 2012-03-07 株式会社ニコン 接眼レンズおよびこれを備えた光学機器
US7920129B2 (en) * 2007-01-03 2011-04-05 Apple Inc. Double-sided touch-sensitive panel with shield and drive combined layer
JP2009251323A (ja) 2008-04-08 2009-10-29 Olympus Imaging Corp 観察光学系およびそれを備えた撮像装置
JP2010266776A (ja) * 2009-05-18 2010-11-25 Olympus Imaging Corp 接眼光学系及びそれを用いた電子ビューファインダー
JP5587017B2 (ja) * 2010-04-05 2014-09-10 キヤノン株式会社 ファインダー用接眼レンズ
CN101887166B (zh) * 2010-07-15 2012-07-11 深圳航天科技创新研究院 目镜
JP6079111B2 (ja) * 2012-10-04 2017-02-15 株式会社ニコン 接眼光学系、光学機器
CN107884924B (zh) * 2012-10-04 2021-03-23 株式会社尼康 目镜光学系统和光学装置
CN106773008B (zh) 2016-11-18 2020-02-21 玉晶光电(厦门)有限公司 目镜光学系统

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000171731A (ja) * 1998-09-30 2000-06-23 Asahi Optical Co Ltd 一眼レフカメラの接眼光学系
JP2001324684A (ja) * 2000-05-16 2001-11-22 Canon Inc ファインダー光学系及びそれを用いた光学機器

Family Cites Families (12)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3250739B2 (ja) * 1991-10-24 2002-01-28 オリンパス光学工業株式会社 顕微鏡用超広視野接眼レンズ
JPH07168254A (ja) * 1993-12-16 1995-07-04 Nikon Corp ファインダー光学系
US6052234A (en) * 1996-04-16 2000-04-18 Minolta Co., Ltd. Viewfinder optical system
JPH09329752A (ja) 1996-06-13 1997-12-22 Canon Inc ファインダー光学系
JP4491865B2 (ja) 1999-09-28 2010-06-30 株式会社ニコン 接眼レンズ
JP2001281560A (ja) * 2000-04-04 2001-10-10 Nikon Corp 接眼レンズ系及び望遠鏡及び双眼鏡及び顕微鏡
JP3766257B2 (ja) 2000-05-01 2006-04-12 株式会社シグマ ファインダー光学系
US6424468B1 (en) * 2000-09-05 2002-07-23 Nikon Corporation Eyepiece lens
JP4160306B2 (ja) 2002-01-25 2008-10-01 株式会社シグマ ファインダー光学系
JP2004157477A (ja) * 2002-11-08 2004-06-03 Olympus Corp 接眼光学系
JP4470374B2 (ja) 2003-02-25 2010-06-02 株式会社ニコン 接眼レンズ
JP4655524B2 (ja) 2003-07-18 2011-03-23 株式会社ニコン 接眼レンズ

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000171731A (ja) * 1998-09-30 2000-06-23 Asahi Optical Co Ltd 一眼レフカメラの接眼光学系
JP2001324684A (ja) * 2000-05-16 2001-11-22 Canon Inc ファインダー光学系及びそれを用いた光学機器

Also Published As

Publication number Publication date
US20060066950A1 (en) 2006-03-30
CN100465690C (zh) 2009-03-04
US7133210B2 (en) 2006-11-07
CN1755416A (zh) 2006-04-05
JP2006098948A (ja) 2006-04-13

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2924117B2 (ja) ズームレンズ
US7133210B2 (en) Eyepiece lens
JP6615068B2 (ja) 接眼レンズおよび撮像装置
EP1916555A2 (en) Eyepiece lens and optical instrument comprising same
JP5632714B2 (ja) 接眼ズーム光学系及び光学機器
JP4997845B2 (ja) ファインダー光学系とこれを有する光学機器
JP4634578B2 (ja) 内視鏡対物変倍光学系
JP4655524B2 (ja) 接眼レンズ
JPWO2009044836A1 (ja) ズーム接眼レンズ系
JP6750081B2 (ja) 接眼レンズおよび撮像装置
JP2005316052A (ja) 結像光学系
JP5554598B2 (ja) ファインダー光学系
JP4470374B2 (ja) 接眼レンズ
JP7191005B2 (ja) 接眼レンズ、観察光学系、および光学装置
US9551864B2 (en) Eyepiece lens and observation apparatus having the same
JPH052134A (ja) ケプラー式ズームフアインダー光学系
JPH0954259A (ja) 接眼レンズ
JP2010039321A (ja) 接眼レンズ
JP7146706B2 (ja) 接眼レンズおよび光学装置
JP3713105B2 (ja) 長焦点対物レンズ
JP4703827B2 (ja) 接眼レンズ光学系
JP2004157477A (ja) 接眼光学系
JPH10111465A (ja) 高変倍率ファインダー
JP2023046217A (ja) 観察光学系および光学装置
JP3537221B2 (ja) 接眼レンズ

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20070911

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20070927

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20100826

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20100917

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20101021

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20101126

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20110125

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20110218

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20110303

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4706953

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140325

Year of fee payment: 3

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250