JP2001324684A - ファインダー光学系及びそれを用いた光学機器 - Google Patents
ファインダー光学系及びそれを用いた光学機器Info
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Abstract
インダー視野調整が容易で高い光学性能が得られる。フ
ァインダー光学系及びそれを用いた光学機器を得るこ
と。 【解決手段】 対物レンズによって形成された像を接眼
レンズにより観察するファインダー光学系において、該
接眼レンズは、物体側から順に、負レンズL1と、両レ
ンズ面が凸面の正レンズL2と、アイポイント側に凹面
を向けた負レンズL3より構成され、fを視度−1ディ
オプトリーでの該接眼レンズの焦点距離、f2を該正レ
ンズL2の焦点距離、Rifを物体側からi番目のレン
ズの物体側のレンズ面の曲率半径、Rifを物体側から
i番目のレンズのアイポイント側のレンズ面の曲率半径
としたとき、 0.25<|f2/f|<0.75 2.0 <(R3f+R3r)/(R3f−R3r) の条件を満足すること。
Description
系及びそれを用いた光学機器に関し、例えば銀塩カメラ
や撮像素子にCCDなどを用いたデジタルカメラ、ビデ
オカメラ等の光学機器に用いられ特に、いわゆる35m
mフィルムよりもイメージサークルの小さい撮像手段を
用いた光学機器に好適なものである。
ー光学系では撮影レンズによる被写体像を撮影レンズの
像面側に配置されたクイックリターンミラーによって反
射させて焦点板上に形成し、該焦点板上の被写体像(フ
ァインダー像)をペンタプリズム等を介して正立像とし
た後、接眼レンズによって拡大して観察するように構成
している。
る接眼レンズとしてはカメラの小型化や簡素化の為に1
枚の正レンズ又は正レンズと負レンズとを接合した貼合
わせレンズより構成しているものが多い。
はペンタプリズムの大きさに依存する焦点板から接眼レ
ンズまでの光路長によって、ファインダーの観察倍率や
接眼レンズから観察者の瞳孔までの距離(以後、アイレ
リーフと記す。)等のファインダーの仕様が決定されて
いる。
光学系(以下「ファインダー」ともいう。)において、
ファインダーの観察倍率を大きくしようとしたものや、
アイレリーフを十分に長くしようとしたものが従来より
各種提案されている。
るためには、接眼レンズの焦点距離を短くすることが必
要となる。しかしながら一眼レフカメラのファインダー
においては、視度を−1ディオプトリー付近に設定する
ことが必要となるため、焦点板から接眼レンズまでの距
離(接眼レンズの主点位置までの光路長)によって実質
的な接眼レンズの焦点距離は決定されてしまう。
を大きくするにはペンタプリズムの光路長を短くし、接
眼レンズをペンタプリズムに近接させて配置すれば良い
のだが、このような構成としてしまうと、ファインダー
の観察部がカメラの後面より物体側に奥まってしまい、
観察者が瞳を接眼レンズに近接させることが困難となる
ため好ましくない。
ムに近接させて配置する代わりに、接眼レンズの主点を
近接させて配置することによって観察倍率を大きくした
ものが提案されている。
レンズを厚いメニスカス形状の単レンズで構成すること
によって、接眼レンズの主点位置を前方に配置させ、フ
ァインダーの観察倍率を大きくしたファインダーが開示
されている。
レンズを正の屈折力のレンズと負の屈折力のレンズの2
枚構成とし、この2枚のレンズを空気間隔を隔てて配置
することによって、やはり接眼レンズの主点位置を前方
に配置させ、ファインダーの観察倍率を大きくしようと
したファインダーが開示されている。
ようとしたとき、まずペンタプリズムを十分に大きく構
成して、ペンタプリズムによる光線のけられを極力少な
くすることが必要となるが、この際、焦点板から接眼レ
ンズまでの光路長が必然的に長くなり、ファインダーの
観察倍率は一層小さくなってしまう。
ている一眼レフカメラのファインダー光学系において
は、ファインダーの観察倍率を大きくすることとアイレ
リーフを十分に長く設定することは相反することであっ
た。
いて、これらの仕様の双方を十分なものとしたものにウ
エストレベルファインダーのようにペンタプリズム等の
正立像形成用の光学系を介在しないファインダーはある
ものの、ペンタプリズム等を使用するものでは十分なも
のは少なかった。
者それぞれの視度に対応するためファインダー視度を適
宜変更可能とすることは、要望の多い機能の1つであ
る。
じて観察者は眼鏡等を使用することになり、その結果、
接眼レンズに対してさらに瞳を近接させることができな
くなって、ファインダー像がより見づらいものとなって
しまう。
いて、ファインダー視度を適宜変更可能に構成したもの
も従来より種々と提案されている。特開昭57−190
934号公報では、ペンタプリズムの後方に配置する接
眼レンズをペンタプリズム側から順に負レンズ、正レン
ズ、正レンズの3群3枚構成とし、かつ第2レンズ、及
び第3レンズの屈折力を適切に設定し、さらに第2レン
ズを光軸上を移動させることによって、諸収差を良好に
補正しつつ、ファインダー視度を変更可能としたファイ
ンダーが開示されている。
タプリズムの後方に配置する接眼レンズをペンタプリズ
ム側から順に負レンズ、正レンズ、正レンズ、負レンズ
の4群4枚構成とし、かつ第4レンズ等の屈折力を適切
に設定し、さらに第2レンズ、及び第3レンズを光軸上
を移動させることによって、諸収差を良好に補正しつ
つ、広範囲にわたってファインダー視度を変更可能とし
たファインダーが開示されている。
タプリズムの後方に配置する接眼レンズをペンタプリズ
ム側から順に負レンズ、正レンズ、正レンズ、負レンズ
の4群4枚構成とし、各レンズの形状を適切に設定する
ことで、諸収差を良好に補正しつつ、ハイアイポイント
を実現しながらも、視度調節を可能としたファインダを
開示している。
構成して、そのうちの一部のレンズを移動させてファイ
ンダー視度を変更可能としたものは、従来より数多く提
案されている。
ファインダー光学系においては観察倍率が大きいこと、
アイレリーフが長いこと、そしてファインダーの視度が
可変であること等が観察者にとって大変便利である。し
かしながらこれらの各機能を1つのファインダー光学系
で達成しようとすると、光学系全体が複雑化することで
レンズ枚数が増加し、また、ファインダー視度可変用の
駆動部の鏡筒等の部品が増えるために、装置全体が複雑
になってしまい、製品化が大変困難になってくる。
成した被写体像(ファインダー像)を観察する際、各要
素を適切に設定することにより光学系全体の小型化を図
りつつ、所定の大きさの観察倍率及び所定の長さのアイ
レリーフが容易に得られ、又、ファインダー視度調整も
容易な観察者の要望に適宜対応することができ、しかも
良好なるファインダー像の観察ができる一眼レフカメラ
等に好適なファインダー光学系及びそれを用いた光学機
器の提供を目的とする。
ンダー光学系は対物レンズによって形成された像を接眼
レンズにより観察するファインダー光学系において、該
接眼レンズは、物体側から順に、負レンズL1と、両レ
ンズ面が凸面の正レンズL2と、アイポイント側に凹面
を向けた負レンズL3より構成され、fを視度−1ディ
オプトリーでの該接眼レンズの焦点距離、f2を該正レ
ンズL2の焦点距離、Rifを物体側からi番目のレン
ズの物体側のレンズ面の曲率半径、Rifを物体側から
i番目のレンズのアイポイント側のレンズ面の曲率半径
としている。
L2は少なくとも1つの非球面を有する事を特徴として
いる。
前記負レンズL3は少なくとも1つの非球面を有する事
を特徴としている。
前記負レンズL3は両レンズ面が非球面である事を特徴
としている。
おいて前記正レンズL2を光軸方向に移動させること
で、視度調節を行うことを特徴としている。
前記負レンズL1は成型材料であり、該負レンズL1の
材質のアッベ数をνdとしたとき 20.0<νd<40.0 …(4a) を満足することを特徴としている。
前記接眼レンズは前記対物レンズによって形成された像
を正立像形成用の光学部材を介して観察していることを
特徴としている。
物レンズによって形成された像を接眼レンズにより観察
するファインダー光学系において、該接眼レンズは、物
体側から順に、負レンズL1と、両レンズ面が凸面の正
レンズL2と、アイポイント側に凹面を向けた負レンズ
L3より構成され、fを視度−1ディオプトリーでの該
接眼レンズの焦点距離、f2を正レンズL2の焦点距
離、Rifを物体側からi番目のレンズの物体側のレン
ズ面の曲率半径、Rifを物体側からi番目のレンズの
アイポイント側のレンズ面の曲率半径、D3を該負レン
ズL3のレンズ厚としたとき 0.25<|f2/f|<0.75 …(1b) 2.0<(R3f+R3r)/(R3f−R3r) …(2b) 0.07<D3/f<0.15 …(3b) の条件を満足することを特徴としている。
前記正レンズL2は少なくとも1つの非球面を有する事
を特徴としている。
て前記負レンズL3は少なくとも1つの非球面を有する
事を特徴としている。請求項11の発明は請求項8又は
9の発明において前記正レンズL2を光軸方向に移動さ
せることで、視度調節を行うことを特徴としている。
て前記接眼レンズは前記対物レンズによって形成された
像を正立像形成用の光学部材を介して観察していること
を特徴としている。
て前記負レンズL1は成型材料であり、該負レンズL1
の材質のアッベ数をνdとしたとき 20.0<νd<40.0 …(4a) を満足することを特徴としている。
ら13のいずれか1項のファインダー光学系を用いてい
ることを特徴としている。
系を光学機器として一眼レフカメラに適用したときの要
部断面図である。図2、図6、図8、図12、図16は
本発明に係わる接眼レンズの数値実施例1〜5のレンズ
断面図である。
5、図17〜図19は本発明に係わる接眼レンズの数値
実施例1、3、4、5のファインダー視度か−1ディオ
ブトリー、−3ディオブトリー、+1ディオブトリーの
ときの収差図。
施例2のファインダー視度か−1ディオブトリーの収差
図である。
視度補正を行った例ではないが正レンズ6bを光軸上、
僅かに移動させてファインダー視度調節を行っても良
い。
はクイックリターンミラーであり、回転軸2aを中心に
回動可能となっている。3はピント板(フレネルレン
ズ)、4はピント板(マット面)であり、撮影レンズ1
による物体像が形成されている5はペンタプリズムであ
り、像反転作用を有している。6は接眼レンズである。
段やフィルム等が配置されている。
であり、そこよりピント板4上の物体像をペンタプリズ
ム5を介して正立像とし、接眼レンズ6を介して観察し
ている。
する接眼レンズ6は物体側より、負レンズ6a、両レン
ズ面が凸面の正レンズ6b、アイポイント7側に凹面を
向けたメニスカス状の負レンズ6cの3枚のレンズより
成ることを基本構成している。
式(1a)(2a)を満足するようにし、又請求項8の
第2発明では前述の条件式(1b)、(2b)、(3
b)を満足するようにしている。
きくしながらも接眼レンズ6の射出面から観察者の瞳孔
7までの距離(アイレリーフ)を十分に長くしている。
ルム面IPに結像される被写体像を回転ミラー2で反射
させフレネルレンズ3を介して焦点板4上に結像させて
いる。
て正立像とし、接眼レンズ6によって十分に拡大して観
察者の瞳孔位置7から観察するように構成している。
し、かつ接眼レンズ6を所定形状の3つのレンズにより
構成することによって正立像形成用の光学部材として作
用するぺンタプリズムの大きさを小さくしながらも十分
に長いアイレリーフを持つように構成している。その結
果、ファインダー光学系としては、その観察倍率を十分
に大きくし、かつアイレリーフを十分に長くしたファイ
ンダー光学系を実現している。
ンダー倍率を十分大きくしつつ、また、ファインダー視
度調節も容易でありながら、実用的なアイレリーフを十
分に長く保ち、諸収差の良好に補正された見やすいファ
インダー光学系を実現するには次の諸条件のうちの少な
くとも1つ以上を満足させるのが良い。
を有する事である。
1つの非球面を有する事である。
が非球面である事である。
移動させることで、視度調節を行うことである。
あり、該負レンズL1の材質のアッベ数をνdとしたと
き 20.0<νd<40.0 …(3a) を満足することである。
ズによって形成された像を正立像形成用の光学部材を介
して観察していることである。又、第2発明においては (イ−1)前記正レンズL2は少なくとも1つの非球面
を有する事である。
1つの非球面を有する事である。
移動させることで、視度調節を行うことである。
ズによって形成された像を正立像形成用の光学部材を介
して観察していることである。
あり、該負レンズL1の材質のアッベ数をνdとしたと
き 20.0<νd<40.0 …(4a) を満足することである。
させることで、収差変動を少なくしつつファインダー視
度の調整を行っている。
を樹脂による成型品とし、物体側のレンズ面を非球面形
状にすることにより歪曲収差の発生を押さえている。同
様に、樹脂成型された3枚目の負レンズ6Cを、両レン
ズ面を非球面により構成し、主にコマ収差等を良好に補
正している。
球面レンズを用いることで、より良好なファインダー光
学系を実現している。
て、説明する。
の物体側から2枚目の正レンズ6bの焦点距離と、接眼
レンズ全体の焦点距離の比を規定するものであり、主と
して、ファインダー視度調整の際のレンズの駆動量の敏
感度を適切に設定するためのものである。条件式(1
a)、(1b)の下限を超えて、正レンズ6bの焦点距
離が短くなると、ファインダー視度調整のためのレンズ
の駆動量は少なくなるが、全体のファインダー倍率を保
つために、物体側から1枚目の負レンズ6aの焦点距離
も短くしなければならなくなる。その場合、1枚目の負
レンズの発散作用で光線が跳ね上げられるため、正レン
ズ6bの有効径を大きくする必要がある。正レンズは焦
点距離が短い場合、レンズ中心と、レンズ周辺の偏肉比
が大きくなるため有効径確保のためには、レンズの厚み
を厚くしなければならず、成型性が低下し、製作が難し
くなってくる。
超えて、正レンズ6bの焦点距離が長くなると、物体側
から1枚目の負レンズ6aのパワーも弱く設定でき、発
散性が弱まり、正レンズ6bの有効径がさほど大きくな
らなく、また、正レンズ自体のパワーも弱いことから正
レンズの形状は偏肉比が小さく押さえられるが、ファイ
ンダー視度調整のための正レンズの駆動量が増大し駆動
スペースを確保するために、ファインダー全長を長くす
る必要があり、そのため、十分な倍率とアイポイントを
得ることが困難となり好ましくない。
3枚目の負レンズ6Cシェイプファクターを規定するも
のであり、主として、負レンズ6Cの前側主点位置を設
定するものである。
おいては、負レンズ6Cは像面に凹面を向けたメニスカ
スレンズになっており、前側主点の位置はレンズ自体よ
りも物体面側に存在する。この事は、負レンズ6C1枚
で、物体側のレンズ面で正レンズの役割を、アイポイン
ト側のレンズ面で負レンズの役割をすることになり、両
レンズ面でテレフォト系を構成することになるため、フ
ァインダーの倍率アップに役立っている。
値をとる場合、すなわち、物体側のレンズ面の正レンズ
の作用が弱くなる場合、レンズの前側主点位置は後ろ側
に移動するため、テレフォト系の効果が弱まり十分な倍
率を得られない。
レンズ6Cの肉厚と接眼レンズ全体の焦点距離の比を規
定するものであり、特に、所望の倍率(見かけの視野
角)を得るための条件式である。条件式(2a)、(2
b)と同様に、負レンズ6Cでのテレフォト系効果を設
定するためのものである。負レンズ6Cは、物体側のレ
ンズ面の正レンズ作用と、アイポイント側のレンズ面の
負レンズ作用によってテレフォト系効果を得ているが、
その効果は、両面の間隔が広いほど大きくなる。よっ
て、条件式(3b)の下限を超えてレンズ厚が薄くなる
と、テレフォト系の効果が十分得られず、ファインダー
倍率が高くならない。
ンズ厚が厚くなると、テレフォト系の効果は高まるが、
レンズの成型性が悪くなり、製作が難しくなってくる。
枚目の負レンズ6aの材質のアッベ数を規定するもので
ある。負レンズ6aは条件式(4a)、(4b)の範囲
の高分散の材質を選ぶことにより、色消し効果を得るた
めのものである。適切なアッベ数の材料を選ぶことで、
倍率の色収差の補正を行うことができる。2枚目の正レ
ンズ6bで発生する倍率色収差を補正するためには1枚
目の負レンズ6aに高分散の材質を用いることが最適
で、数値実施例1ではポリカーボをもちいている。2枚
目、3枚目のレンズにもアクリル材質を使うことで、3
つのレンズ全てがモールド成型で構成でき、たいへん製
作しやすいファインダー系を構成している。
ことで、比較的簡易な構成の接眼レンズを使用したファ
インダー光学系でありながら、ファインダー倍率を十分
大きくしつつ、また、ファインダー視度調節も容易であ
りながら、実用的なアイポイントを十分に長く保ちつ
つ、諸収差を良好に補正することに成功している。
に第i番目の面の曲率半径、diは物体側より順に第i
番目の面と第(i+1)番目の面の間隔、niとνi各
々物体側より順に第i番目の光学部材のガラスの屈折力
とアッベ数である。
を表わしており、非球面形状は光軸方向にX軸、光軸と
垂直方向にY軸、光の進行方向を正としRを近軸曲率半
径、K、B、C、を各々非球面係数としたとき、
味している。また前述の各条件式と数値実施例における
諸数値との関係を表−1に示す。 数値実施例 1 r 1= 0.000 d 1= 82.75 n 1=1.51633 v 1=64.2 r 2= 0.000 d 2= 0.80 r 3= -100.460 d 3= 2.00 n 2=1.58306 v 2=30.2 r 4= 39.907 d 4= 可変 r 5= 16.063(非球面)d 5= 4.60 n 3=1.49171 v 3=57.4 r 6= -29.972 d 6= 可変 r 7= 30.963(非球面)d 7= 6.00 n 4=1.49171 v 4=57.4 r 8= 14.000(非球面)d 8= 23.00 r 9= 0.000 焦点距離 58.16 56.56 60.03 可変間隔 d 4 2.55 4.20 1.00 d 6 3.75 2.10 5.30 非球面係数 第 5面 k b c -2.463429e+00 1.749987e-05 -5.616213e-08 第 7面 k b c 523295e+00 -1.364678e-05 -3.196562e-07 第 8面 k b c -3.590003e+00 1.613739e-04 -8.376741e-07 数値実施例 2 r 1= 0.000 d 1= 82.75 n 1=1.51633 v 1=64.2 r 2= 0.000 d 2= 2.20 r 3= 0.000 d 3= 2.30 n 2=1.58306 v 2=30.2 r 4= 29.416 d 4= 0.20 r 5= 23.121 d 5= 6.80 n 3=1.49171 v 3=57.4 r 6= -14.988(非球面)d 6= 1.30 r 7= 23.828 d 7= 6.70 n 4=1.49171 v 4=57.4 r 8= 9.793(非球面)d 8= 22.60 r 9= 0.000 焦点距離 54.88 非球面係数 第 6面 k b c -5.157848e+00 -6.674128e-06 2.451395e-08 第 8面 k b c -3.065774e+00 3.218130e-05 3.309122e-07 数値実施例 3 r 1= 0.000 d 1= 82.75 n 1=1.51633 v 1=64.2 r 2= 0.000 d 2= 0.50 r 3= 44.427 d 3= 2.10 n 2=1.59270 v 2=35.3 r 4= 18.989(非球面)d 4= 可変 r 5= 19.491 d 5= 3.80 n 3=1.49171 v 3=57.4 r 6= -42.756(非球面)d 6= 可変 r 7= 19.599 d 7= 6.00 n 4=1.49171 v 4=57.4 r 8= 14.000(非球面)d 8= 23.00 r 9= 0.000 焦点距離 58.48 55.93 61.36 可変間隔 d 4 2.60 4.20 1.00 d 6 4.70 3.10 6.30 非球面係数 第 4面 k b c -3.988058e+00 3.690123e-05 -3.224454e-08 第 6面 k b c -3.190630e+01 1.033277e-05 -1.960947e-08 第 8面 k b c -6.198807e-01 -2.505320e-05 6.616713e-07 数値実施例 4 r 1= 0.000 d 1= 82.75 n 1=1.51633 v 1=64.2 r 2= 0.000 d 2= 0.80 r 3= -100.460 d 3= 2.00 n 2=1.58306 v 2=30.2 r 4= 39.907 d 4= 可変 r 5= 16.063(非球面)d 5= 4.60 n 3=1.49171 v 3=57.4 r 6= -29.972 d 6= 可変 r 7= 29.546(非球面)d 7= 4.80 n 4=1.49171 v 4=57.4 r 8= 14.000(非球面)d 8= 3.00 r 9= 0.000 d 9= 1.20 n 5=1.51633 v 5=64.2 r10= 0.000 d10= 23.00 r11= 0.000 焦点距離 59.71 58.07 61.63 可変間隔 d 4 2.55 4.20 1.00 d 6 3.75 2.10 5.30 非球面係数 第 5面 k b c -2.463429e+00 1.749987e-05 -5.616213e-08 第 7面 k b c 3.530366e+00 -1.506647e-05 -3.154533e-07 第 8面 k b c -3.633192e+00 1.559255e-04 -8.321652e-07 数値実施例 5 r 1= 0.000 d 1= 82.75 n 1=1.51633 v 1=64.2 r 2= 0.000 d 2= 0.80 r 3= -100.460 d 3= 2.00 n 2=1.58306 v 2=30.2 r 4= 39.907 d 4= 可変 r 5= 16.349(非球面)d 5= 4.50 n 3=1.49171 v 3=57.4 r 6= -36.008 d 6= 可変 r 7= 20.860 d 7= 6.00 n 4=1.63930 v 4=44.9 r 8= 12.862 d 8= 3.00 r 9= 0.0000 d 9= 23.00 r10= 0.000 焦点距離 57.14 54.76 59.78 可変間隔 d 4 2.65 4.30 1.10 d 6 3.75 2.10 5.30 非球面係数 第 5面 k b c -4.014993e-01 -3.290166e-05 -3.141101e-08
ることにより光学系全体の小型化を図りつつ、所定の大
きさの観察倍率及び所定の長さのアイレリーフが容易に
得られ、又ファインダー視度調整も容易な観察者の要望
に適宜対応することができ、しかも良好なるファインダ
ー像の観察ができる一眼レフカメラ等に好適なファイン
ダー光学系及びそれを用いた光学機器の提供を目的を達
成することができる。
の電部断面図
面図
オプターの収差図
オプターの収差図
オプターの収差図
面図
オプターの収差図
面図
オプターの収差図
オプターの収差図
オプターの収差図
面図
オプターの収差図
オプターの収差図
オプターの収差図
面図
オプターの収差図
オプターの収差図
オプターの収差図
ント板(フレネル),4:ピント板(マット面),5:
ペンタプリズム,6a:接眼レンズを構成する負レン
ズ,6b:接眼レンズを構成する正レンズ, 6c:接眼
レンズを構成する負レンズ
Claims (14)
- 【請求項1】対物レンズによって形成された像を接眼レ
ンズにより観察するファインダー光学系において、該接
眼レンズは、物体側から順に、負レンズL1と、両レン
ズ面が凸面の正レンズL2と、アイポイント側に凹面を
向けた負レンズL3より構成され、fを視度−1ディオ
プトリーでの該接眼レンズの焦点距離、f2を該正レン
ズL2の焦点距離、Rifを物体側からi番目のレンズ
の物体側のレンズ面の曲率半径、Rifを物体側からi
番目のレンズのアイポイント側のレンズ面の曲率半径と
したとき 0.25<|f2/f|<0.75 2.0 <(R3f+R3r)/(R3f−R3r) の条件を満足することを特徴とするファインダー光学
系。 - 【請求項2】前記正レンズL2は少なくとも1つの非球
面を有する事を特徴とする請求項1記載のファインダー
光学系。 - 【請求項3】前記負レンズL3は少なくとも1つの非球
面を有する事を特徴とする請求項2記載のファインダー
光学系。 - 【請求項4】前記負レンズL3は両レンズ面が非球面で
ある事を特徴とする請求項2記載のファインダー光学
系。 - 【請求項5】前記正レンズL2を光軸方向に移動させる
ことで、視度調節を行うことを特徴とする請求項1又は
2記載のファインダー光学系。 - 【請求項6】前記負レンズL1は成型材料であり、該負
レンズL1の材質のアッベ数をνdとしたとき 20.0<νd<40.0 を満足することを特徴とする請求項1記載のファインダ
ー光学系。 - 【請求項7】前記接眼レンズは前記対物レンズによって
形成された像を正立像形成用の光学部材を介して観察し
ていることを特徴とする請求項1のファインダー光学
系。 - 【請求項8】対物レンズによって形成された像を接眼レ
ンズにより観察するファインダー光学系において、該接
眼レンズは、物体側から順に、負レンズL1と、両レン
ズ面が凸面の正レンズL2と、アイポイント側に凹面を
向けた負レンズのL3より構成され、fを視度−1ディ
オプトリーでの該接眼レンズの焦点距離、f2を正レン
ズL2の焦点距離、Rifを物体側からi番目のレンズ
の物体側のレンズ面の曲率半径、Rifを物体側からi
番目のレンズのアイポイント側のレンズ面の曲率半径、
D3を該負レンズL3のレンズ厚としたとき 0.25<|f2/f|<0.75 2.0<(R3f+R3r)/(R3f−R3r) 0.07<D3/f<0.15 の条件を満足することを特徴とするファインダー光学
系。 - 【請求項9】前記正レンズL2は少なくとも1つの非球
面を有する事を特徴とする請求項8記載のファインダー
光学系。 - 【請求項10】前記負レンズL3は少なくとも1つの非
球面を有する事を特徴とする請求項8記載のファインダ
ー光学系。 - 【請求項11】前記正レンズL2を光軸方向に移動させ
ることで、視度調節を行うことを特徴とする請求項8又
は9記載のファインダー光学系。 - 【請求項12】前記接眼レンズは前記対物レンズによっ
て形成された像を正立像形成用の光学部材を介して観察
していることを特徴とする請求項8のファインダー光学
系。 - 【請求項13】前記負レンズL1は成型材料であり、該
負レンズL1の材質のアッベ数をνdとしたとき 20.0<νd<40.0 を満足することを特徴とする請求項8のファインダー光
学系。 - 【請求項14】請求項1から13のいずれか1項のファ
インダー光学系を有していることを特徴とする光学機
器。
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