JP2016212346A - 光学系、この光学系を有する撮像装置、及び、光学系の製造方法 - Google Patents

光学系、この光学系を有する撮像装置、及び、光学系の製造方法 Download PDF

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Abstract

【課題】従来のインナーフォーカス型レンズはさらなる収差補正による高性能化が望まれる。【解決手段】光軸に沿って物体側から順に、正の屈折力を有し、合焦に際し、像面に対して光軸方向に固定された第1レンズ群G1と、正の屈折力を有し、合焦のために光軸に沿って移動する第2レンズ群G2と、正の屈折力を有し、合焦に際し、像面に対して光軸方向に固定された第3レンズ群G3と、を有し、第1レンズ群G1は、少なくとも2枚の正レンズL11、L12を有し全体として正の屈折力を有する部分レンズ群G1aと、負レンズL1bと、を有し、第2レンズ群G2は、正レンズL21と、負レンズL22と、正の屈折力を有する接合レンズL2aと、を物体側から有し、第3レンズ群G3は、接合レンズL3aを有し、条件式(1)を満足する。【選択図】図1

Description

本発明は、光学系、この光学系を有する撮像装置、及び、光学系の製造方法に関する。
従来、所謂インナーフォーカス型レンズは多数提案されている(例えば、特許文献1参照)。しかしながら、従来のインナーフォーカス型レンズはさらなる収差補正による高性能化が望まれている。
特開2011−170128号公報
第1の発明においては、
光軸に沿って物体側から順に、
正の屈折力を有し、合焦に際し、像面に対して光軸方向に固定された第1レンズ群と、
正の屈折力を有し、合焦のために光軸に沿って移動する第2レンズ群と、
正の屈折力を有し、合焦に際し、像面に対して光軸方向に固定された第3レンズ群と、を有し、
前記第1レンズ群は、少なくとも2枚の正レンズを有し全体として正の屈折力を有する部分レンズ群と、負レンズと、を有し、
前記第2レンズ群は、正レンズと、負レンズと、正の屈折力を有する接合レンズと、を物体側から有し、
前記第3レンズ群は、接合レンズを有し、
以下の条件式を満足する光学系とした。
−1.00<(r2nb+r2na)/(r2nb−r2na)<0.00
但し、
r2na:前記第2レンズ群中の前記負レンズの物体側レンズ面の曲率半径
r2nb:前記第2レンズ群中の前記負レンズの像側レンズ面の曲率半径
また、第2の発明においては、上述の光学系を有する撮像装置とした。
また、第3の発明においては、
光軸に沿って物体側から順に、正の屈折力を有し、合焦に際し、像面に対して光軸方向に固定された第1レンズ群と、正の屈折力を有し、合焦のために光軸に沿って移動する第2レンズ群と、正の屈折力を有し、合焦に際し、像面に対して光軸方向に固定された第3レンズ群と、を有する光学系の製造方法であって、
前記第1レンズ群が、少なくとも2枚の正レンズを有し全体として正の屈折力を有する部分レンズ群と、負レンズと、を有するようにし、
前記第2レンズ群が、正レンズと、負レンズと、正の屈折力を有する接合レンズと、を物体側から有するようにし、
前記第3レンズ群が、接合レンズを有するようにし、
以下の条件式を満足するようにする光学系の製造方法とした。
−1.00<(r2nb+r2na)/(r2nb−r2na)<0.00
但し、
r2na:前記第2レンズ群中の前記負レンズの物体側レンズ面の曲率半径
r2nb:前記第2レンズ群中の前記負レンズの像側レンズ面の曲率半径
第1実施例に係る光学系の無限遠合焦状態におけるレンズ構成を示す断面図である。 第1実施例に係る光学系の無限遠合焦状態における諸収差図である。 第2実施例に係る光学系の無限遠合焦状態におけるレンズ構成を示す断面図である。 第2実施例に係る光学系の無限遠合焦状態における諸収差図である。 第3実施例に係る光学系の無限遠合焦状態におけるレンズ構成を示す断面図である。 第3実施例に係る光学系の無限遠合焦状態における諸収差図である。 第4実施例に係る光学系の無限遠合焦状態におけるレンズ構成を示す断面図である。 第4実施例に係る光学系の無限遠合焦状態における諸収差図である。 本願の光学系を備えた一眼レフカメラの構成を示す図である。 本願の光学系の製造方法を説明するためのフローチャートである。
以下、実施形態について図面を参照して説明する。図1に示すように、本実施形態に係る光学系OSは、光軸に沿って物体側から順に、正の屈折力を有し、合焦に際し、像面に対して光軸方向に固定された第1レンズ群G1と、正の屈折力を有し、合焦のために光軸に沿って移動する第2レンズ群G2と、正の屈折力を有し、合焦に際し、像面に対して光軸方向に固定された第3レンズ群G3と、を有し、第1レンズ群G1は、少なくとも2枚の正レンズL11、L12を有し全体として正の屈折力を有する部分レンズ群G1aと、負レンズL1bと、を有し、第2レンズ群G2は、正レンズL21と、負レンズL22と、正の屈折力を有する接合レンズL2aと、を有し、第3レンズ群G3は、接合レンズL3aを物体側から有する。接合レンズL2aは少なくとも負レンズL23と正レンズL24との接合によりなる。
本実施形態に係る光学系OSは、基本的に、前群、後群固定のインナーフォーカス型の光学系、その中でも特に大口径レンズにおいて欠点となる球面収差、コマ収差、サジタルコマ収差を、色収差、像面湾曲及び非点収差を悪化させること無く、改善したものである。以下、このような光学系OSを構成するための条件について説明する。
本実施形態に係る光学系OSは、次の条件式(1)を満足することが望ましい。
−1.00<(r2nb+r2na)/(r2nb−r2na)<0.00 (1)
但し、
r2na:第2レンズ群G2中の負レンズL22の物体側レンズ面の曲率半径
r2nb:第2レンズ群G2中の負レンズL22の像側レンズ面の曲率半径
条件式(1)は、第2レンズ群G2中の負レンズL22の形状因子(qファクター)の値を最適なものに設定する条件式である。本実施形態の要点は、インナーフォーカス方式の合焦レンズ群が、所謂テッサータイプの光学系で構成されていることである。テッサータイプは大口径に適用可能な最小構成枚数のレンズ群であり、オートフォーカスシステムの諸条件を満足する合焦レンズ群として最適な特徴を持っている。そのテッサータイプの合焦レンズ群の中で、中央の負レンズの最適な形状因子は良好な球面収差、非点収差、コマ収差を得るのに重要である。
この条件式(1)の上限を上回る場合、負レンズL22の形状が物体側レンズ面と像側レンズ面の曲率半径の絶対値が等しい両凹形状を越えて、像面側の曲率よりも物体側の曲率の方が高くなる形状、即ち、像面側レンズ面の曲率半径の絶対値よりも物体側レンズ面の曲率半径の絶対値の方が小さい形状になる。また更に大きな正の数になると、物体側に凹面を向けた平凹形状、さらには像側に凸面を向けたメニスカス形状になる。この場合、球面収差、コマ収差が悪化するため好ましくない。なお、条件式(1)の上限値を−0.05に設定すると、より上述の諸収差の補正に有利となる。また、条件式(1)の上限値を−0.10に設定すると、さらに上述の諸収差の補正に有利となる。また、条件式(1)の上限値を−0.20に設定することによって、本実施形態の効果を最大限に発揮できる。
また、条件式(1)の下限を下回る場合、負レンズL22の形状が、像側に凹面を向けた平凹形状を越えて、物体側に凸面を向けたメニスカス形状になる。この場合、非点収差、像面湾曲、コマ収差の補正が困難となるため好ましくない。なお、条件式(1)の下限値を−0.90に設定すると、より上述の諸収差の補正に有利となる。また、条件式(1)の下限値を−0.85に設定すると、さらに上述の諸収差の補正に有利となる。また、条件式(1)の下限値を−0.83に設定することによって本実施形態の効果を最大限に発揮できる。
以上の構成によれば、合焦レンズ群の構成枚数が少なく、高性能で諸収差の少ない光学系を実現することができる。
また、本実施形態に係る光学系OSは、次の条件式(2)を満足することが望ましい。
0.35<f2/f1<1.00 (2)
但し、
f2 :第2レンズ群G2の焦点距離
f1:第1レンズ群G1の焦点距離
条件式(2)は、第2レンズ群G2の焦点距離の最適値、言い換えれば第2レンズ群G2の屈折力の最適値を設定する条件である。
この条件式(2)の上限を上回る場合、第2レンズ群G2の屈折力が弱まるため、光学系OSは大型化し、合焦のための第2レンズ群G2の移動量が増大する。したがって、アクチュエータによるAF駆動が困難になる。また、相対的に第1レンズ群G1の屈折力が強くなることを意味し、収差補正上は球面収差、軸上色収差の補正が困難となり好ましくない。なお、条件式(2)の上限値を0.90に設定すると、より上述の諸収差の補正に有利となる。また、条件式(2)の上限値を0.80に設定すると、さらに上述の諸収差の補正に有利となる。また、条件式(2)の上限値を0.70に設定することによって、本実施形態の効果を最大限に発揮できる。
また、条件式(2)の下限を下回る場合、第2レンズ群G2の屈折力が強まるため、特に球面収差、コマ収差の補正が困難となり好ましくない。なお、条件式(2)の下限値を0.36に設定すると、より諸収差の補正に有利となる。また、条件式(2)の下限値を0.37に設定すると、さらに諸収差の補正に有利となる。また、条件式(2)の下限値を0.38に設定することによって、本実施形態の効果を最大限に発揮できる。
また、本実施形態に係る光学系OSは、次の条件式(3)を満足することが望ましい。
0.00<X2/f2<0.10 (3)
但し、
X2:無限遠合焦状態から結像倍率β=−1/30倍に合焦するときの第2レンズ群G2の移動量
f2 :第2レンズ群G2の焦点距離
条件式(3)は、合焦レンズ群である第2レンズ群G2の移動量と屈折力の関係を規定する条件式である。
条件式(3)の上限を上回る場合、合焦のための第2レンズ群G2の移動量が増し、アクチュエータによるAF駆動が困難になる。また、合焦レンズ群である第2レンズ群G2の焦点距離が小さくなり、屈折力が強くなることを意味し、結果的に球面収差、コマ収差の補正が困難となる。なお、条件式(3)の上限値を0.08に設定すると、より上述の諸収差の補正に有利となる。また、条件式(3)の上限値を0.07に設定すると、さらに上述の諸収差の補正に有利となる。また、条件式(3)の上限値を0.06に設定することによって、本実施形態の効果を最大限に発揮できる。
また、条件式(3)の下限を上回ると、球面収差の近距離変動等を、良好に補正できる。なお、条件式(3)の下限値を0.02に設定すると、球面収差の近距離変動等の補正に有利となる。また、条件式(3)の下限値を0.03に設定すると、さらに諸収差の補正に有利となる。また、条件式(3)の下限値を0.04に設定することによって、本実施形態の効果を最大限に発揮できる。
また、本実施形態に係る光学系OSは、次の条件式(4)を満足することが望ましい。
1.00<f3/f0<20.00 (4)
但し、
f3:第3レンズ群G3の焦点距離
f0:無限遠合焦時の全系の焦点距離
条件式(4)は、第3レンズ群G3の焦点距離の最適値、言い換えれば第3レンズ群G3の屈折力の最適値を設定する条件である。
条件式(4)の上限を上回る場合、合焦に際し、像面に対して光軸方向に固定された第3レンズ群G3の屈折力が著しく弱くなることを意味する。その場合、収差補正効果も減少し、結果的にコマ収差等の軸外収差の補正が困難となるため好ましくない。なお、条件式(4)の上限値を19.00に設定すると、より上述の諸収差の補正に有利となる。また、条件式(4)の上限値を18.00に設定すると、さらに上述の諸収差の補正に有利となる。また、条件式(4)の上限値を17.50に設定することによって、本実施形態の効果を最大限に発揮できる。
また、条件式(4)の下限を下回る場合、第3レンズ群G3の屈折力が強くなり、バックフォーカスが短くなり、十分なバックフォーカスを確保できるように各群の屈折力を設定すると、結果的に球面収差、像面湾曲の補正が困難となり、近距離収差変動が大きくなるため好ましくない。なお、条件式(4)の下限値を1.30に設定すると、上述の諸収差の補正に有利となる。また、条件式(4)の下限値を1.50に設定すると、上述の諸収差の補正に有利となる。また、条件式(4)の下限値を2.00に設定することによって、本実施形態の効果を最大限に発揮できる。
また、本実施形態に係る光学系OSは、第2レンズ群G2中の接合レンズL2aが、負レンズL23と正レンズL24とを接合して成り、次の条件式(5)を満足することが望ましい。
0.10<N24−N23<0.50 (5)
但し、
N23:第2レンズ群G2中の接合レンズL2aを構成する負レンズL23のd線に対する屈折率
N24:第2レンズ群G2中の接合レンズL2aを構成する正レンズL24のd線に対する屈折率
条件式(5)は第2レンズ群G2中の接合レンズL2aを構成する正レンズL24と負レンズL23の屈折率の大小関係を設定した条件である。最適なペッツヴァールサムの設定と像面湾曲、非点収差の良好な補正のために有効な条件である。
この条件式(5)の上限を上回る場合、適合する硝材を選ぶと、高分散硝材を多用することになり、軸上色収差、倍率色収差の補正が困難となるため好ましくない。なお、条件式(5)の上限値を0.45に設定すると、より上述の諸収差の補正に有利となる。また、条件式(5)の上限値を0.40に設定すると、さらに上述の諸収差の補正に有利となる。また、条件式(5)の上限値を0.30に設定することによって、本実施形態の効果を最大限に発揮できる。
また、条件式(5)の下限を下回る場合、最適なペッツヴァールサムの設定が困難となり、像面湾曲、非点収差の補正が困難となるため好ましくない。なお、条件式(5)の下限値を0.15に設定すると、より諸収差の補正に有利となる。また、条件式(5)の下限値を0.19に設定すると、さらに諸収差の補正に有利となる。また、条件式(5)の下限値を0.21に設定することによって、本実施形態の効果を最大限に発揮できる。
また、本実施形態に係る光学系OSは、第3レンズ群G3中の接合レンズL3aが、最も物体側に配置された物体側正レンズL31と、前記物体側正レンズの像側に接合された負レンズL32と、を有し、次の条件式(6)を満足することが望ましい。
0.10<N31−N32<0.50 (6)
但し、
N31:物体側正レンズL31のd線に対する屈折率
N32:物体側正レンズL31の像側に接合された負レンズL32のd線に対する屈折率
条件式(6)は第3レンズ群G3中の接合レンズL3aを構成する物体側正レンズL31と負レンズL32の屈折率の大小関係を設定する条件である。最適なペッツヴァールサムの設定と良好な像面湾曲、非点収差の補正のために有効な条件である。
この条件式(6)の上限を上回る場合、適合する硝材を選ぶと、高分散硝材を多用することになり、軸上色収差、倍率色収差の補正が困難となるため好ましくない。なお、条件式(6)の上限値を0.45に設定すると、より上述の諸収差の補正に有利となる。また、条件式(6)の上限値を0.40に設定すると、さらに上述の諸収差の補正に有利となる。また、条件式(6)の上限値を0.30に設定することによって、本実施形態の効果を最大限に発揮できる。
また、条件式(6)の下限を下回る場合、最適なペッツヴァールサムの設定が困難となり、像面湾曲、非点収差の補正が困難となるため好ましくない。なお、条件式(6)の下限値を0.12に設定すると、より諸収差の補正に有利となる。また、条件式(6)の下限値を0.13に設定すると、さらに諸収差の補正に有利となる。また、条件式(6)の下限値を0.15に設定することによって、本実施形態の効果を最大限に発揮できる。
また、本実施形態に係る光学系OSは、次の条件式(7)を満足することが望ましい。
57.00<νd1a (7)
但し、
νd1a:部分レンズ群G1a中の少なくとも2枚の正レンズ(L11、L12)のアッベ数の平均値
条件式(7)は、複数枚の正レンズを有し正の屈折力を有する部分レンズ群G1a中に配置された全ての正レンズのアッベ数の平均値を設定する条件である。第1レンズ群G1中で物体側に位置し、正の屈折力を有する部分レンズ群G1aは、軸上色収差、倍率色収差の良好な補正に大きく関与している。本実施形態の場合、異常部分分散ガラスや蛍石を使うことで、特に軸上色収差の補正を行っている。
この条件式(7)の条件を満たさない場合、いわゆる異常部分分散の特性を持った硝材を用いることが出来なくなるため、軸上色収差、倍率色収差の良好な補正、特に2次分散の良好な補正が困難となる。なお、条件式(7)の下限値を60.00に設定すると、色収差等の諸収差の補正に有利となる。また、条件式(7)の下限値を69.00に設定すると、軸上色収差等の諸収差の補正に有利となる。また、条件式(7)の下限値を75.00に設定することによって、本実施形態の効果を最大限に発揮できる。
また、本実施形態に係る光学系OSは、第1レンズ群G1よりも像側に、Fナンバーを決定する開口絞りSを有することが望ましい。また、光学系OSは、第2レンズ群G2中に、Fナンバーを決定する開口絞りSを有することがより望ましい。また、光学系OSは、第2レンズ群G2中の正レンズL21と負レンズL22の間、または、第2レンズ群G2中の負レンズL22と接合レンズL2aの間にFナンバーを決定する開口絞りを有することが更に望ましい。これにより、非点収差、歪曲収差の良好な補正が可能となる。
また、本実施形態に係る光学系OSは、非球面を少なくとも1つ有することが望ましい。これにより、コマ収差、特にサジタルコマ収差、球面収差を良好に補正できる。
図9に、上述の光学系OSを備える撮像装置として、一眼レフカメラ1(以後、単にカメラ1と記す)の略断面図を示す。このカメラ1において、不図示の物体(被写体)からの光は、撮影レンズ2(光学系OS)で集光されて、クイックリターンミラー3を介して焦点板4に結像される。そして、焦点板4に結像された光は、ペンタプリズム5中で複数回反射されて接眼レンズ6へと導かれる。これにより、撮影者は、物体(被写体)像を、接眼レンズ6を介して正立像として観察することができる。
また、撮影者によって不図示のレリーズボタンが押されると、クイックリターンミラー3が光路外へ退避し、撮影レンズ2で集光された不図示の物体(被写体)の光は撮像素子7上に被写体像を形成する。これにより、物体(被写体)からの光は、撮像素子7により撮像され、物体(被写体)画像として不図示のメモリに記録される。このようにして、撮影者は本カメラ1による物体(被写体)の撮影を行うことができる。なお、図9に記載のカメラ1は、撮影レンズ2を着脱可能に保持するものでも良く、撮影レンズ2と一体に成形されるものでも良い。また、カメラ1は、いわゆる一眼レフカメラでも良く、クイックリターンミラー等を有さないコンパクトカメラ若しくはミラーレスの一眼レフカメラでも良い。
ここで、本カメラ1の撮影レンズ2として上述した光学系OSは、その特徴的なレンズ構成によって、合焦レンズ群の構成枚数が少なく、高性能で諸収差の少ない光学系を実現している。これにより、本カメラ1は、高速な合焦と高性能な撮影を実現する。
また、以下に記載の内容は、光学性能を損なわない範囲で適宜採用可能である。
本実施形態では、3群構成の光学系OSを示したが、以上の構成条件等は、4群、5群等の他の群構成にも適用可能である。また、最も物体側にレンズまたはレンズ群を追加した構成や、最も像側にレンズまたはレンズ群を追加した構成、若しくは各レンズ群の間にレンズまたはレンズ群を追加した構成でも構わない。なお、レンズ群とは、空気間隔で分離された少なくとも1つのレンズを有する部分をいう。また、第2レンズ群は、正レンズと、負レンズと、正の屈折力を有する接合レンズの物体側、像側、各レンズの間に他のレンズ成分を有しても良い。
また、本願の光学系は、無限遠物体から近距離物体への合焦を行うために、レンズ群の一部、1つのレンズ群全体、或いは複数のレンズ群を合焦レンズ群として光軸方向へ移動させる構成としてもよい。特に、上述のように第2レンズ群を合焦レンズ群とすることが好ましい。また、斯かる合焦レンズ群は、オートフォーカスに適用することも可能であり、オートフォーカス用のモータ、例えば超音波モータ等による駆動にも適している。
また、本願の光学系において、いずれかのレンズ群、部分レンズ群又はその一部を防振レンズ群として光軸に対して垂直な方向の成分を含むように移動させ、または、光軸を含む面内方向に回転移動(揺動)させることにより、手ぶれ等によって生じる像ぶれを補正することもできる。特に、本願の光学系では、第2レンズ群または第2レンズ群の一部を防振レンズ群とするのが好ましい。
また、本願の光学系を構成するレンズのレンズ面は、球面又は平面としてもよく、或いは非球面としてもよい。レンズ面が球面又は平面の場合、レンズ加工及び組立調整が容易になり、レンズ加工及び組立調整の誤差による光学性能の劣化を防ぐことができるため好ましい。また、像面がずれた場合でも描写性能の劣化が少ないため好ましい。レンズ面が非球面の場合、研削加工による非球面、ガラスを型で非球面形状に成型したガラスモールド非球面、又はガラス表面に設けた樹脂を非球面形状に形成した複合型非球面のいずれでもよい。また、レンズ面は回折面としてもよく、レンズを屈折率分布型レンズ(GRINレンズ)或いはプラスチックレンズとしてもよい。
また、開口絞りSは光学系OSの中央近傍に配置されるのが好ましいが、開口絞りとしての部材を設けずに、レンズの枠でその役割を代用しても良い。
さらに、各レンズ面には、フレアやゴ−ストを軽減し高コントラストの高い光学性能を達成するために、広い波長域で高い透過率を有する反射防止膜を施しても良い。
以下、本実施形態に係る光学系OSの製造方法の概略を、図10を参照して説明する。
この光学系OSの製造方法は、光軸に沿って物体側から順に、正の屈折力を有し、合焦に際し、像面に対して光軸方向に固定された第1レンズ群G1と、正の屈折力を有し、合焦のために光軸に沿って移動する第2レンズ群G2と、正の屈折力を有し、合焦に際し、像面に対して光軸方向に固定された第3レンズ群G3と、を有する光学系の製造方法であって、以下のステップS1からS4を含む。
第1レンズ群G1が、少なくとも2枚の正レンズL11、L12を有し全体として正の屈折力を有する部分レンズ群G1aと、負レンズL1bと、を有するようにする(ステップS1)。
第2レンズ群G2が、正レンズL21と、負レンズL22と、正の屈折力を有する接合レンズL2aと、を物体側から有するようにする(ステップS2)。
第3レンズ群G3が、接合レンズL3aを有するようにする(ステップS3)。
以下の条件式(1)を満足するようにする(ステップS4)。
−1.00<(r2nb+r2na)/(r2nb−r2na)<0.00 (1)
但し、
r2na:第2レンズ群中の負レンズL22の物体側レンズ面の曲率半径
r2nb:第2レンズ群中の負レンズL22の像側レンズ面の曲率半径
以上の製造方法によれば、合焦レンズ群の構成枚数が少なく、高性能で諸収差の少ない光学系を製造することができる。
以下、光学系OSの数値実施例を、図面に基づいて説明する。なお、図1、図3、図5、及び図7は、各実施例に係る光学系OS(OS1〜OS4)の構成を示している。
各実施例において、非球面は、光軸に垂直な方向の高さをyとし、高さyにおける各非球面の頂点の接平面から各非球面までの光軸に沿った距離(サグ量)をS(y)とし、基準球面の曲率半径(近軸曲率半径)をrとし、円錐定数をκとし、n次の非球面係数をAnとしたとき、以下の式(a)で表される。
X(y)=(y/r)/[1+[1−κ(y/r)]1/2]
+A4×y+A6×y+A8×y+A10×y10 (a)
なお、各実施例において、2次の非球面係数A2は0である。また、各実施例の表中において、非球面には面番号の右側に「*」を付している。
[第1実施例]
図1は、第1実施例に係る光学系OS1の構成を示す図である。この光学系OS1は、光軸に沿って物体側から順に、正の屈折力を有し、合焦に際し、像面に対して光軸方向に固定された第1レンズ群G1と、正の屈折力を有し、合焦のために光軸に沿って物体側へ移動する第2レンズ群G2と、正の屈折力を有し、合焦に際し、像面に対して光軸方向に固定された第3レンズ群G3とからなる。
第1レンズ群G1は、正の屈折力を有する部分レンズ群G1aと、物体側に凸面を向けた負メニスカスレンズL1bとからなる。部分レンズ群G1aは、物体側に凸面を向けた正メニスカスレンズL11と、物体側に凸面を向けた正メニスカスレンズL12とからなる。
第2レンズ群G2は、物体側から順に、物体側に凸面を向け、物体側と像側の両レンズ面が非球面形状をした正メニスカスレンズL21と、開口絞りSと、両凹形状の負レンズL22と、物体側に凸面を向けた負メニスカスレンズL23と両凸形状の正レンズL24との接合によりなる接合正レンズL2aとからなる。
第3レンズ群G3は、像側に凸面を向けた正メニスカスレンズL31と、像側に凸面を向けた負メニスカスレンズL32と、像側に凸面を向けた正メニスカスレンズL33との3枚のレンズの接合によりなる接合正レンズからなる。
以下の表1に、本第1実施例に係る光学系OS1の諸元の値を掲げる。この表1の[全体諸元]において、「f」は焦点距離、「FNO」はFナンバー、「ω」は半画角(単位は「°」)、「Y」は像高、「TL」は光学系OS1の全長、「Bf」はバックフォーカスをそれぞれ表している。なお、全長TLは、この光学系OS1の最も物体側のレンズ面(第1面)から像面までの光軸上の距離を示している。
また、[面データ]において、第1欄は、光線の進行する方向に沿った物体側からの光学面の順序(面番号)を、第2欄rは、各光学面の曲率半径を、第3欄dは、面間隔(第n面(nは整数)と第n+1面との間隔)を、第4欄νdはd線(波長λ=587.6nm)に対するアッべ数を、第5欄ndは、d線に対する屈折率を示している。なお、曲率半径r=∞はレンズ面においては平面を示し、開口絞りSにおいては開口を示す。また、空気の屈折率nd=1.00000は省略してある。また、最終面(第18面)の面間隔は、像面Iまでの光軸上の距離である。面番号1〜18は、図1に示す番号1〜18に対応している。
[レンズ群焦点距離]には、各レンズ群のうち最も物体側の面の面番号(始面)および各レンズ群の焦点距離をそれぞれ示している。
[各間隔データ]において、「F」は全系の焦点距離を、「β」は物体と像間の結像倍率を、「Di」(但し、iは整数)は、第i面の可変の面間隔を示している。また、「無限遠」は無限遠合焦状態を、「中間」は中間距離合焦状態を、「近距離」は近距離合焦状態を示している。なお、「D0」は物体から第1面までの距離を示している。
ここで、以下の全ての諸元値において掲載されている焦点距離f、曲率半径r、面間隔d、その他長さの単位は一般に「mm」が使われるが、光学系は、比例拡大または比例縮小しても同等の光学性能が得られるので、これに限られるものではない。また、これらの符号の説明及び諸元表の説明は以降の実施例においても同様である。
(表1)
[全体諸元]
f = 103.256
FNO= 1.45
ω = 11.68
Y = 21.6
TL = 130.513
Bf = 39.073

[面データ]
面番号 r d νd nd
物面 ∞ ∞
1 51.1279 16.3006 66.99 1.593490
2 755.5654 0.1000
3 41.4637 8.1027 95.25 1.433852
4 84.3725 4.5000
5 791.5941 1.4692 38.03 1.603420
6 33.8617 可変
7* 35.5717 7.4058 66.99 1.593490
8* 48.2846 6.0000
9(絞り) 3.0000
10 -102.8594 1.5000 38.03 1.603420
11 42.6185 2.0000
12 102.8934 1.5000 40.98 1.581440
13 31.6297 8.0000 46.60 1.804000
14 -71.5505 可変
15 -35.9311 2.5000 52.34 1.755000
16 -32.3912 1.5000 38.03 1.603420
17 -214.6029 3.5000 35.73 1.902650
18 -47.9685 39.07303
像面 ∞

[レンズ群焦点距離]
群 始面 焦点距離
1 1 216.18736
2 7 105.33824
3 15 380.67323

[各間隔データ]
無限遠 中間 近距離
F,β 103.25555 -0.03333 -0.13063
D0 ∞ 3107.7663 819.4870
d6 21.06494 16.43139 4.14418
D14 2.99667 7.63022 19.91743
この第1実施例に係る光学系OS1において、第7面と第8面のレンズ面は非球面形状に形成されている。次の表2に、非球面データ、すなわち円錐定数κ及び各非球面定数A4〜A10の値を示す。なお、以降の実施例において、「E−n」は「×10-n」を示す。
(表2)
[非球面データ]
K A4 A 6 A 8 A10
第7面 1.0000 2.14745E-06 4.07060E-09 -2.12514E-12 -7.96097E-16
第8面 1.0000 5.98947E-06 6.10636E-09 2.89314E-12 -1.24745E-14
次の表3に、この第1実施例に係る光学系OS1に対する各条件式対応値を示す。
ただし、「r2na」は第2レンズ群G2中の負レンズL22の物体側レンズ面の曲率半径を示す。また、「r2nb」は第2レンズ群G2中の負レンズL22の像側レンズ面の曲率半径を示す。「f2」は第2レンズ群G2の焦点距離を示す。「f1」は第1レンズ群G1の焦点距離を示す。「X2」は無限遠合焦状態から結像倍率β=−1/30倍に合焦するときの第2レンズ群G2の移動量を示す。「f3」は第3レンズ群G3の焦点距離を示す。「f0」無限遠合焦時の全系の焦点距離を示す。「N23」は第2レンズ群G2中の接合レンズL2aを構成する負レンズL23のd線に対する屈折率を示す。「N24」は第2レンズ群G2中の接合レンズL2aを構成する正レンズL24のd線に対する屈折率を示す。「N31」は物体側正レンズL31のd線に対する屈折率を示す。「N32」は物体側正レンズL31の像側に接合された負レンズL32のd線に対する屈折率を示す。「νd1a」は部分レンズ群G1a中の少なくとも2枚の正レンズ(L11、L12)のアッベ数の平均値を示す。
(表3)
(1)(r2nb+r2na)/(r2nb−r2na)=−0.414
(2)f2/f1=0.487
(3)X2/f2=0.0440
(4)f3/f0=3.69
(5)N24−N23=0.223
(6)N31−N32=0.152
(7)νd1a=81.1
このように、第1実施例に係る光学系OS1は、上記条件式(1)〜(7)を全て満足している。
図2に、この第1実施例に係る光学系OS1の無限遠合焦状態における球面収差、非点収差、歪曲収差、倍率色収差、及び、コマ収差の諸収差図を示す。各収差図において、「FNO」はFナンバーを、「Y」は像高を、「ω」は半画角[単位:「°」]を、それぞれ示している。また、各収差図において、「d」はd線(波長λ=587.6nm)、及び、「g」はg線(波長λ=435.8nm)に対する収差を表している。また、非点収差図において、実線はサジタル像面を示し、破線はメリジオナル像面を示している。また、コマ収差図は、各半画角ωにおいて、実線はd線及びg線に対するメリジオナルコマ収差を表し、原点より左側の破線はd線に対してメリジオナル方向に発生するサジタルコマ収差、原点より右側の破線はd線に対してサジタル方向に発生するサジタルコマ収差を表している。なお、この収差図の説明は以降の実施例においても同様である。この図2に示す各収差図から明らかなように、この第1実施例に係る光学系OS1では、球面収差、サジタルコマ収差、像面湾曲、非点収差、メリジオナルコマ収差を含め諸収差が良好に補正されており、高い光学性能を有していることが分かる。
[第2実施例]
図3は、第2実施例に係る光学系OS2の構成を示す図である。この光学系OS2は、光軸に沿って物体側から順に、正の屈折力を有し、合焦に際し、像面に対して光軸方向に固定された第1レンズ群G1と、正の屈折力を有し、合焦のために光軸に沿って物体側へ移動する第2レンズ群G2と、正の屈折力を有し、合焦に際し、像面に対して光軸方向に固定された第3レンズ群G3とからなる。
第1レンズ群G1は、正の屈折力を有する部分レンズ群G1aと、物体側に凸面を向けた負メニスカスレンズL1bとからなる。部分レンズ群G1aは、物体側に凸面を向けた正メニスカスレンズL11と、物体側に凸面を向けた正メニスカスレンズL12とからなる。
第2レンズ群G2は、物体側から順に、物体側に凸面を向け、物体側と像側の両レンズ面が非球面形状をした正メニスカスレンズL21と、両凹形状の負レンズL22と、開口絞りSと、物体側に凸面を向けた負メニスカスレンズL23と両凸形状の正レンズL24との接合によりなる接合正レンズL2aとからなる。
第3レンズ群G3は、像側に凸面を向けた正メニスカスレンズL31と、像側に凸面を向けた負メニスカスレンズL32と、像側に凸面を向けた正メニスカスレンズL33との3枚のレンズの接合によりなる接合正レンズL3aからなる。
以下の表4に、本第2実施例に係る光学系OS2の諸元の値を掲げる。なお、[面データ]に示す面番号1〜18は、図3に示す番号1〜18に対応している。
(表4)
[全体諸元]
f = 103.026
FNO= 1.45
ω = 11.76
Y = 21.6
TL = 131.154
Bf = 39.078

[面データ]
面番号 r d νd nd
物面 ∞ ∞
1 50.8264 18.0000 66.99 1.593490
2 574.4441 0.1000
3 41.5651 9.5000 95.25 1.433852
4 90.7854 4.5000
5 989.3195 2.0000 38.03 1.603420
6 31.8136 可変
7* 34.1685 6.3000 66.99 1.593490
8* 65.5156 4.6142
9 -113.4743 1.5000 38.03 1.603420
10 42.6185 5.0000
11(絞り) 1.5000
12 175.0933 1.5000 40.98 1.581440
13 41.8243 6.0000 46.60 1.804000
14 -68.3276 可変
15 -32.0146 2.5000 52.34 1.755000
16 -26.3138 1.5000 38.03 1.603420
17 -109.0768 3.5000 35.73 1.902650
18 -42.6458 39.07848
像面 ∞

[レンズ群焦点距離]
群 始面 焦点距離
1 1 219.63262
2 7 91.42405
3 15 397.58314

[各間隔データ]
無限遠 中間 近距離
F,β 103.02606 -0.03333 -0.12814
D0 ∞ 3084.1355 818.8457
d6 21.06494 16.67023 5.33006
d14 2.99667 7.39138 18.73154
この第2実施例に係る光学系OS2において、第7面および第8面のレンズ面は非球面形状に形成されている。次の表5に、非球面データ、すなわち円錐定数κ及び各非球面定数A4〜A10の値を示す。
(表5)
K A 4 A 6 A 8 A10
第7面 1.0000 2.44656E-06 4.38628E-09 4.85921E-12 0.00000
第8面 1.0000 5.98947E-06 7.23342E-09 0.00000 0.00000
次の表6に、この第2実施例に係る光学系OS2に対する各条件式対応値を示す。
(表6)
(1)(r2nb+r2na)/(r2nb−r2na)=−0.454
(2)f2/f1=0.416
(3)X2/f2=0.0481
(4)f3/f0=3.86
(5)N24−N23=0.223
(6)N31−N32=0.152
(7)νd1a=81.1
このように、第2実施例に係る光学系OS2は、上記条件式(1)〜(7)を全て満足している。
図4に、この第2実施例に係る光学系OS2の無限遠合焦状態における球面収差、非点収差、歪曲収差、倍率色収差、及び、コマ収差の諸収差図を示す。この図4に示す各収差図から明らかなように、この第2実施例に係る光学系OS2では、球面収差、サジタルコマ収差、像面湾曲、非点収差、メリジオナルコマ収差を含め諸収差が良好に補正されており、高い光学性能を有していることが分かる。
[第3実施例]
図5は、第3実施例に係る光学系OS3の構成を示す図である。この光学系OS3は、光軸に沿って物体側から順に、正の屈折力を有し、合焦に際し、像面に対して光軸方向に固定された第1レンズ群G1と、正の屈折力を有し、合焦のために光軸に沿って物体側へ移動する第2レンズ群G2と、正の屈折力を有し、合焦に際し、像面に対して光軸方向に固定された第3レンズ群G3とからなる。
第1レンズ群G1は、正の屈折力を有する部分レンズ群G1aと、物体側に凸面を向けた負メニスカスレンズL1bとからなる。部分レンズ群G1aは、物体側に凸面を向けた正メニスカスレンズL11と、物体側に凸面を向けた正メニスカスレンズL12とからなる。
第2レンズ群G2は、物体側から順に、物体側に凸面を向け、物体側と像側の両レンズ面が非球面形状をした正メニスカスレンズL21と、両凹形状の負レンズL22と、開口絞りSと、両凹形状の負レンズL23と両凸形状の正レンズL24との接合によりなる接合正レンズL2aとからなる。
第3レンズ群G3は、像側に凸面を向けた正メニスカスレンズL31と、両凹形状の負レンズL32と、両凸形状の正レンズL33との3枚のレンズの接合によりなる接合正レンズL3aからなる。
以下の表7に、本第3実施例に係る光学系OS3の諸元の値を掲げる。なお、[面データ]に示す面番号1〜18は、図5に示す番号1〜18に対応している。
(表7)
[全体諸元]
f = 102.950
FNO= 1.45
ω = 11.76
Y = 21.6
TL = 129.128
Bf = 39.107

[面データ]
面番号 r d νd nd
物面 ∞ ∞
1 51.4246 15.0000 66.99 1.593490
2 475.3841 0.1000
3 40.6677 7.3441 95.25 1.433852
4 71.7978 5.7000
5 429.5958 2.0000 40.98 1.581440
6 32.9292 可変
7* 38.0361 8.5000 66.99 1.593490
8* 426.5656 2.8267
9 -387.2993 1.5000 38.03 1.603420
10 36.3815 7.0000
11(絞り) 2.5000
12 -172.8451 1.5000 40.98 1.581440
13 40.0035 8.0000 46.60 1.804000
14 -70.0997 可変
15 -80.4245 2.5000 31.31 1.903660
16 -57.3390 1.6000 38.03 1.603420
17 117.5351 3.0000 35.73 1.902650
18 -238.3742 39.10698
像面 ∞

[レンズ群焦点距離]
群 始面 焦点距離
1 1 245.07287
2 7 93.80859
3 15 1783.64648

[各間隔データ]
無限遠 中間 近距離
F,β 102.94993 -0.03333 -0.12987
D0 ∞ 3099.4053 820.8718
d6 19.50557 15.46676 4.62396
d14 1.44483 5.48363 16.32644
BF 39.10698 39.10698 39.10698
この第3実施例に係る光学系OS3において、第7面および第8面のレンズ面は非球面形状に形成されている。次の表8に、非球面データ、すなわち円錐定数κ及び各非球面定数A4〜A10の値を示す。
(表8)
K A 4 A 6 A 8 A10
第7面 1.0000 1.53599E-07 5.63564E-10 0.00000 0.00000
第8面 1.0000 2.89610E-06 1.42416E-10 0.00000 0.00000
次の表9に、この第3実施例に係る光学系OS3に対する各条件式対応値を示す。
(表9)
(1)(r2nb+r2na)/(r2nb−r2na)=−0.828
(2)f2/f1=0.383
(3)X2/f2=0.0431
(4)f3/f0=17.33
(5)N24−N23=0.223
(6)N31−N32=0.300
(7)νd1a=81.1
このように、第3実施例に係る光学系OS3は、上記条件式(1)〜(7)を全て満足している。
図6に、この第3実施例に係る光学系OS3の無限遠合焦状態における球面収差、非点収差、歪曲収差、倍率色収差、及び、コマ収差の諸収差図を示す。この図6に示す各収差図から明らかなように、この第3実施例に係る光学系OS3では、球面収差、サジタルコマ収差、像面湾曲、非点収差、メリジオナルコマ収差を含め諸収差が良好に補正されており、高い光学性能を有していることが分かる。
[第4実施例]
図7は、第4実施例に係る光学系OS4の構成を示す図である。この光学系OS4は、光軸に沿って物体側から順に、正の屈折力を有し、合焦に際し、像面に対して光軸方向に固定された第1レンズ群G1と、正の屈折力を有し、合焦のために光軸に沿って物体側へ移動する第2レンズ群G2と、正の屈折力を有し、合焦に際し、像面に対して光軸方向に固定された第3レンズ群G3とからなる。
第1レンズ群G1は、正の屈折力を有する部分レンズ群G1aと、物体側に凸面を向けた負メニスカスレンズL1bとからなる。部分レンズ群G1aは、物体側に凸面を向けた正メニスカスレンズL11と、物体側に凸面を向けた正メニスカスレンズL12とからなる。
第2レンズ群G2は、物体側から順に、物体側に凸面を向け、物体側と像側の両レンズ面が非球面形状をした正メニスカスレンズL21と、開口絞りSと、両凹形状の負レンズL22と、物体側に凸面を向けた負メニスカスレンズL23と両凸形状の正レンズL24との接合によりなる接合正レンズL2aとからなる。
第3レンズ群G3は、負の屈折力を有する接合レンズL3aと、像側に凸面を向けた正メニスカスレンズL33とからなる。接合レンズL3aは、像側に凸面を向けた正メニスカスレンズL31と、像側に凸面を向けた負メニスカスレンズL32との接合によりなる。
以下の表10に、本第4実施例に係る光学系OS4の諸元の値を掲げる。なお、この表10に示す面番号1〜19は、図7に示す番号1〜19に対応している。
(表10)
[全体諸元]
f = 103.323
FNO= 1.45
ω = 11.67
Y = 21.6
TL = 130.794
Bf = 38.989

[面データ]
面番号 r d νd nd
物面 ∞ ∞
1 51.1843 17.0852 66.99 1.593490
2 726.6420 0.1000
3 42.0230 8.3896 95.25 1.433852
4 88.5300 4.5000
5 988.8842 0.4859 38.03 1.603420
6 34.5201 可変
7* 34.5273 6.8835 66.99 1.593490
8* 45.6828 6.0000
9(絞り) 3.0000
10 -118.3704 1.5000 38.03 1.603420
11 42.6185 2.3000
12 110.4518 1.5000 40.98 1.581440
13 32.2380 8.0000 46.60 1.804000
14 -75.9672 可変
15 -34.8997 2.0000 52.34 1.755000
16 -30.5647 1.5000 38.03 1.603420
17 -136.3982 1.0000
18 -190.8904 3.5000 35.73 1.902650
19 -48.5142 38.98862
像面 ∞

[レンズ群焦点距離]
群 始面 焦点距離
1 1 211.75620
2 7 111.18807
3 15 309.68514

[各間隔データ]
無限遠 中間 近距離
F,β 103.32338 -0.03333 -0.13107
D0 ∞ 3111.0468 819.2056
d6 21.06494 16.13836 3.10018
d14 2.99667 7.92324 20.96143
この第4実施例に係る光学系OS4において、第7面および第8面のレンズ面は非球面形状に形成されている。次の表11に、非球面データ、すなわち円錐定数κ及び各非球面定数A4〜A10の値を示す。
(表11)
K A 4 A 6 A 8 A10
第7面 1.0000 2.22055E-06 4.81838E-09 -1.13690E-12 -1.12000E-15
第8面 1.0000 5.98947E-06 7.00736E-09 6.63981E-12 -1.81185E-14
次の表12に、この第4実施例に係る光学系OS4に対する各条件式対応値を示す。
(表12)
(1)(r2nb+r2na)/(r2nb−r2na)=−0.471
(2)f2/f1=0.525
(3)X2/f2=0.0443
(4)f3/f0=2.997
(5)N24−N23=0.223
(6)N31−N32=0.152
(7)νd1a=81.1
このように、第4実施例に係る光学系OS4は、上記条件式(1)〜(7)を全て満足している。
図8に、この第4実施例に係る光学系OS4の無限遠合焦状態における球面収差、非点収差、歪曲収差、倍率色収差、及び、コマ収差の諸収差図を示す。この図8に示す各収差図から明らかなように、この第4実施例に係る光学系OS4では、球面収差、サジタルコマ収差、像面湾曲、非点収差、メリジオナルコマ収差を含め諸収差が良好に補正されており、高い光学性能を有していることが分かる。
以上の各実施例によれば、2ω=23°程度の包括角を有し、さらにF1.4という大口径を有し、高性能で球面収差、非点収差、像面湾曲、コマ収差が良好に補正された光学系OSが実現できる。
なお、以上の各実施例に示す光学系OS1〜OS4を、上述したカメラ1に搭載することにより、上述した効果を奏することは言うまでもない。また、上記各実施例は本発明の一具体例を示しているものであり、本発明はこれらに限定されるものではない。
OS(OS1〜OS4) 光学系
G1 第1レンズ群
G2 第2レンズ群
G3 第3レンズ群
G1a 第1レンズ群中の正の屈折力を有する部分レンズ群
L2a 第2レンズ群中の接合正レンズ
L11 部分レンズ群G1a中の第1正レンズ
L12 部分レンズ群G1a中の第2正レンズ
L1b 第1レンズ群中の負レンズ
L21 第2レンズ群中の正メニスカスレンズ
L22 第2レンズ群中の負レンズ
L23 第2レンズ群中の正接合レンズL2a中の負レンズ
L24 第2レンズ群中の正接合レンズL2a中の正レンズ
L31 第3レンズ群中の正レンズ
L32 第3レンズ群中の負レンズ
L33 第3レンズ群中の正レンズ
S 開口絞り
1 一眼レフカメラ(撮像装置)

Claims (13)

  1. 光軸に沿って物体側から順に、
    正の屈折力を有し、合焦に際し、像面に対して光軸方向に固定された第1レンズ群と、
    正の屈折力を有し、合焦のために光軸に沿って移動する第2レンズ群と、
    正の屈折力を有し、合焦に際し、像面に対して光軸方向に固定された第3レンズ群と、を有し、
    前記第1レンズ群は、少なくとも2枚の正レンズを有し全体として正の屈折力を有する部分レンズ群と、負レンズと、を有し、
    前記第2レンズ群は、正レンズと、負レンズと、正の屈折力を有する接合レンズと、を物体側から有し、
    前記第3レンズ群は、接合レンズを有し、
    以下の条件式を満足する光学系。
    −1.00<(r2nb+r2na)/(r2nb−r2na)<0.00
    但し、
    r2na:前記第2レンズ群中の前記負レンズの物体側レンズ面の曲率半径
    r2nb:前記第2レンズ群中の前記負レンズの像側レンズ面の曲率半径
  2. 以下の条件式を満足する請求項1に記載の光学系。
    0.35<f2/f1<1.00
    但し、
    f2:前記第2レンズ群の焦点距離
    f1:前記第1レンズ群の焦点距離
  3. 以下の条件式を満足する請求項1または2に記載の光学系。
    0.00<X2/f2<0.10
    但し、
    X2:無限遠合焦状態から結像倍率β=−1/30倍に合焦するときの前記第2レンズ群の移動量
    f2:前記第2レンズ群の焦点距離
  4. 以下の条件式を満足する請求項1から3のいずれか一項に記載の光学系。
    1.00<f3/f0<20.00
    但し、
    f3:前記第3レンズ群の焦点距離
    f0:無限遠合焦時の全系の焦点距離
  5. 前記第2レンズ群中の前記接合レンズは、負レンズと正レンズとを接合して成り、
    以下の条件式を満足する請求項1から4のいずれか一項に記載の光学系。
    0.10<N24−N23<0.50
    但し、
    N23:前記第2レンズ群中の前記接合レンズを構成する前記負レンズのd線に対する屈折率
    N24:前記第2レンズ群中の前記接合レンズを構成する前記正レンズのd線に対する屈折率
  6. 前記第3レンズ群中の前記接合レンズは、最も物体側に配置された物体側正レンズと、前記物体側正レンズの像側に接合された負レンズと、を有し、
    以下の条件式を満足する請求項1から5のいずれか一項に記載の光学系。
    0.10<N31−N32<0.50
    但し、
    N31:前記物体側正レンズのd線に対する屈折率
    N32:前記物体側正レンズの像側に接合された前記負レンズのd線に対する屈折率
  7. 以下の条件式を満足する請求項1から6のいずれか一項に記載の光学系。
    57.00<νd1a
    但し、
    νd1a:前記部分レンズ群中の前記少なくとも2枚の正レンズのアッベ数の平均値
  8. 前記第1レンズ群よりも像側に、Fナンバーを決定する開口絞りを有する請求項1から7のいずれか一項に記載の光学系。
  9. 前記第2レンズ群中に、Fナンバーを決定する開口絞りを有する請求項1から7のいずれか一項に記載の光学系。
  10. 前記第2レンズ群中の前記正レンズと前記負レンズの間、または、前記第2レンズ群中の前記負レンズと前記接合レンズの間にFナンバーを決定する開口絞りを有する請求項1から7のいずれか一項に記載の光学系。
  11. 非球面を少なくとも1つ有する請求項1から10のいずれか一項に記載の光学系。
  12. 請求項1から11のいずれか一項に記載の光学系を有する撮像装置。
  13. 光軸に沿って物体側から順に、正の屈折力を有し、合焦に際し、像面に対して光軸方向に固定された第1レンズ群と、正の屈折力を有し、合焦のために光軸に沿って移動する第2レンズ群と、正の屈折力を有し、合焦に際し、像面に対して光軸方向に固定された第3レンズ群と、を有する光学系の製造方法であって、
    前記第1レンズ群が、少なくとも2枚の正レンズを有し全体として正の屈折力を有する部分レンズ群と、負レンズと、を有するようにし、
    前記第2レンズ群が、正レンズと、負レンズと、正の屈折力を有する接合レンズと、を物体側から有するようにし、
    前記第3レンズ群が、接合レンズを有するようにし、
    以下の条件式を満足するようにする光学系の製造方法。
    −1.00<(r2nb+r2na)/(r2nb−r2na)<0.00
    但し、
    r2na:前記第2レンズ群中の前記負レンズの物体側レンズ面の曲率半径
    r2nb:前記第2レンズ群中の前記負レンズの像側レンズ面の曲率半径
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