JP4705201B2 - 生検組織採取処置具 - Google Patents

生検組織採取処置具 Download PDF

Info

Publication number
JP4705201B2
JP4705201B2 JP2010529161A JP2010529161A JP4705201B2 JP 4705201 B2 JP4705201 B2 JP 4705201B2 JP 2010529161 A JP2010529161 A JP 2010529161A JP 2010529161 A JP2010529161 A JP 2010529161A JP 4705201 B2 JP4705201 B2 JP 4705201B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
tissue
biopsy
tissue collection
stopper
treatment tool
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2010529161A
Other languages
English (en)
Other versions
JPWO2010100780A1 (ja
Inventor
順一 大西
正敏 外村
明 鈴木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Olympus Medical Systems Corp
Original Assignee
Olympus Medical Systems Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Olympus Medical Systems Corp filed Critical Olympus Medical Systems Corp
Priority to JP2010529161A priority Critical patent/JP4705201B2/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4705201B2 publication Critical patent/JP4705201B2/ja
Publication of JPWO2010100780A1 publication Critical patent/JPWO2010100780A1/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61BDIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
    • A61B10/00Other methods or instruments for diagnosis, e.g. instruments for taking a cell sample, for biopsy, for vaccination diagnosis; Sex determination; Ovulation-period determination; Throat striking implements
    • A61B10/02Instruments for taking cell samples or for biopsy
    • A61B10/0233Pointed or sharp biopsy instruments
    • A61B10/0266Pointed or sharp biopsy instruments means for severing sample
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61BDIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
    • A61B10/00Other methods or instruments for diagnosis, e.g. instruments for taking a cell sample, for biopsy, for vaccination diagnosis; Sex determination; Ovulation-period determination; Throat striking implements
    • A61B10/02Instruments for taking cell samples or for biopsy
    • A61B2010/0216Sampling brushes
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61BDIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
    • A61B17/00Surgical instruments, devices or methods, e.g. tourniquets
    • A61B17/32Surgical cutting instruments
    • A61B2017/320004Surgical cutting instruments abrasive
    • A61B2017/320008Scrapers
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61BDIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
    • A61B90/00Instruments, implements or accessories specially adapted for surgery or diagnosis and not covered by any of the groups A61B1/00 - A61B50/00, e.g. for luxation treatment or for protecting wound edges
    • A61B90/03Automatic limiting or abutting means, e.g. for safety
    • A61B2090/033Abutting means, stops, e.g. abutting on tissue or skin
    • A61B2090/036Abutting means, stops, e.g. abutting on tissue or skin abutting on tissue or skin

Landscapes

  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Medical Informatics (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Biomedical Technology (AREA)
  • Heart & Thoracic Surgery (AREA)
  • Pathology (AREA)
  • Molecular Biology (AREA)
  • Surgery (AREA)
  • Animal Behavior & Ethology (AREA)
  • General Health & Medical Sciences (AREA)
  • Public Health (AREA)
  • Veterinary Medicine (AREA)
  • Endoscopes (AREA)
  • Surgical Instruments (AREA)

Description

本発明は、患者の体内に導入し、体内の組織を採取する生検組織採取処置具に関する。
近年、例えば、気管支鏡検査によって細胞異常の治療前診断を行なうために、経気管支的に生体組織を採取する処置具が広く利用されている。このような処置具は、例えば、特開2001−29349号公報、実開平7−33305号公報、特開平9−192135号公報、および特開平5−15543号公報に開示されている。
一般的に内視鏡と共に用いられる処置具は、特開2001−29349号公報に開示されるような開閉する一対の鉗子カップを備えた内視鏡用針付生検鉗子が広く利用されている。この従来の内視鏡用針付生検鉗子は、斜め後方に向かって突出する刺状部を先端近傍に設けられた針が一対の鉗子カップ内に突出するように配設されている。
また、実開平7−33305号公報には、突出するブラシ部を生体内腔壁に擦過させて、生体内腔の粘膜をブラシ部に付着させて採取する内視鏡用細菌採取具、所謂、細胞診ブラシが開示されている。さらに、特開平9−192135号公報には、実開平7−33305号公報のブラシ部とは異なる形態として、操作シースの先端部分に複数のフラップを設け、このフラップにより生体組織を採取する細胞診ブラシが開示されている。
なお、特開平5−15543号公報には、可撓先端に回動自在に配設された刺入ヘッドを有し、この刺入ヘッドに螺旋状の細胞採取溝を形設した体内刺入部材を有する細胞採取具が開示されている。
しかしながら、上述の特開2001−29349号公報に開示される内視鏡用針付生検鉗子は、経気管支的な生検を行なうような細径の内視鏡のチャンネルに導入できるように小型すると、一対の鉗子カップを操作する可撓性のある操作ワイヤも細くなるため、操作力を先端に伝え難くなってしまい、鉗子カップの開閉が困難となってしまう問題があった。さらに、一対の生検カップも小型化しなければならないため、生検カップの可動部が故障し易くなったり、生体組織の採取容量が不十分であったりするという問題があった。
この特開2001−29349号公報の内視鏡用針付生検鉗子に対して、上述の実開平7−33305号公報から特開平5−15543号公報の各処置具は、開閉する一対の生検カップとは異なる生体組織(細胞)採取部を備えているが、これら生体組織採取部にて採取する生体組織の保持性が悪く、十分な生体組織の採取容量を採取することが困難であるという問題がある。
特に、実開平7−33305号公報の内視鏡用細菌採取具は、生体内腔壁に擦過させて、生体内腔の粘膜をブラシ部に付着させる構成であり、内部の組織を採取することが困難である。この特開2001−29349号公報の構成に対して、特開平9−192135号公報の細胞診ブラシ、および特開平5−15543号公報の細胞採取具では、組織内部へ生体組織採取部を穿刺することで内部の組織を採取することはできるものの、組織内部へ生体組織採取部を穿刺する深さを規定することが困難であるという問題があった。
つまり、これら特開平9−192135号公報の細胞診ブラシ、および特開平5−15543号公報の細胞採取具では、組織内部への生体組織採取部の穿刺深さを一定とすることができず、術者の穿刺操作に依存するため、狙いの深さの生体組織を採取することが困難であるという問題がある。
そこで、本発明は、上述の問題に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは採取する生体組織の保持性が向上し、十分な生体組織の採取容量を採取することができると共に、容易に狙いの深さで組織内部の生体組織を採取することができる生検組織採取処置具を提供することである。
上記目的を達成すべく、本発明の生検組織採取処置具は、生体組織に穿刺可能な所定の長さを有する組織採取部と、前記組織採取部の先端に形成され、前記組織採取部の穿刺方向に対して後端方向に拡大する突出面部を有する穿刺部と、前記穿刺部に設けられた前記突出面部の背面側に設けられ、前記生体組織を保持可能な面積を有する第1の組織保持面と、前記組織採取部の胴部に設けられ、前記胴部の径方向に延出し、かつ、前記後端方向を向いて形成された前記生体組織を保持可能な面積を有する第2の組織保持面を備えた突出部と、前記組織採取部の後端において、前記穿刺部の先端から前記生体組織を採取する深さに相当する距離を離間させて設けられ、前記組織採取部を穿刺した際に前記生体組織に対して当接可能な当接部が形成されたストッパ部材と、前記ストッパ部材に設けられ前記組織採取部を前記生体組織に穿刺可能に保持する操作部材と、を備えたことを特徴とする。
第1実施形態に係る生検組織採取処置具の構成を示す図 同、組織採取部の構成を示す斜視図 同、組織採取部の構成を示す断面図 同、組織採取部が生体組織に穿刺された状態を示す断面図 同、組織採取部が生体組織から引き抜かれ、削剥された組織片が組織採取部に保持された状態を示す断面図 同、第1の変形例の組織採取部の構成を示す断面図 同、第2の変形例の組織採取部の構成を示す部分断面図 同、図7の生検組織採取処置具が内視鏡のチャンネルに挿通した状態を示す図 第2実施形態に係る組織採取部の構成を示す斜視図 同、組織採取部の構成を示す断面図 同、変形例の組織採取部の構成を示す断面図 第3の実施の形態に係る組織採取部の構成を示す斜視図 第4の実施の形態に係る組織採取部の構成を示す斜視図 同、組織採取部の構成を示す断面図 同、組織採取部が生体組織に穿刺された状態を示す断面図 同、組織採取部が生体組織から引き抜かれ、削剥された組織片が組織採取部に保持された状態を示す断面図 本発明の第5の実施の形態に係る組織採取部を保護する保護体の構成を示す斜視図 同、組織採取部が保護体から導出した状態を示す斜視図 本発明の第6の実施の形態に係るストッパ部が設けられたオーバーチューブを備えた生検組織採取処置具の構成を示す部分断面図 同、第1の変形例のストッパ部が設けられたオーバーチューブを備えた生検組織採取処置具の構成を示す部分断面図 同、第2の変形例のオーバーチューブを備えた生検組織採取処置具の構成を示す部分断面図 同、第3の変形例のストッパ部が設けられたオーバーチューブを備えた生検組織採取処置具の構成を示す部分断面図 同、図22のXXIII−XXIII線に沿った断面図 本発明の第7の実施の形態に係り、ストッパ部の位置を変更できる生検組織採取処置具の構成を示す部分断面図 同、変形例のストッパ部を備えた生検組織採取処置具の構成を示す部分断面図
以下、図面に基づいて本発明の実施形態を説明する。なお、以下の説明において、例えば、径気管支的に検査、および生検に用いられる内視鏡を介して生体組織を採取する生検組織採取処置具を例示する。
(第1の実施の形態)
本発明の生検組織採取処置具について、図面に基づいて、以下に説明する。なお、図1から図8は本発明の第1実施形態に係り、図1は生検組織採取処置具の構成を示す図、図2は組織採取部の構成を示す斜視図、図3は組織採取部の構成を示す断面図、図4は組織採取部が生体組織に穿刺された状態を示す断面図、図5は組織採取部が生体組織から引き抜かれ、削剥された組織片が組織採取部に保持された状態を示す断面図、図6は第1の変形例の組織採取部の構成を示す断面図、図7は第2の変形例の組織採取部の構成を示す部分断面図、図8は図7の生検組織採取処置具が内視鏡のチャンネルに挿通した状態を示す図である。
図1に示すように、本実施の形態の生検組織採取処置具1は、先端から順に、先端部となる組織採取部2と、挿入部となる可撓ワイヤ部3と、操作部である把持部4と、が連設されて構成されている。
組織採取部2は、金属性、または硬質材から形成され、図1、および図2に示すように、先端に円錐形状の穿刺部11と、断面円形状の棒体である胴部12と、ストッパ部13と、を有して構成されている。また、胴部12の周囲には、長手方向に、ここでは2列で突起した突起部を構成する複数のブレード14が形成されている。これらブレード14は、例えば、胴部12の外周部分を立ち上げるように切削して一体的に形成される。
可撓ワイヤ部3は、先端が組織採取部2のストッパ部13に嵌着固定されており、図示しない内視鏡のチャンネルに応じて所定の長さが設定された所定の可撓性を備える金属ワイヤである。この可撓ワイヤ部3の基端には、把持部4が嵌着固定されている。なお、把持部4は、基端部に指掛け用のリング部5(図1参照)が設けられている。
組織採取部2の穿刺部11は、先端側が鋭利な形状で形成され、図3に示すように、基端側に胴部12の長軸方向に対して、90°以下の所定の鋭角に形成された錐体面11aを有している。また、複数のブレード14は、胴部12の長手軸方向に対して、90°以下の所定の鋭角に形成された面である組織保持面14aを夫々有している。なお、ストッパ部13は、胴部12の長軸方向に対して、略90°となるように形成されたストッパ面13aを有している。
すなわち、穿刺部11の錐体面11a、および複数のブレード14の組織保持面14aと、ストッパ部13のストッパ面13aとは、所定の角度を有して対向する面となっている。
また、ストッパ部13は、ここでは略半球形状をしており、胴部12の長軸回りに、穿刺部11の外周部、および複数のブレード14の突起量よりも大きな外周形状を備えている。すなわち、ストッパ部13は、穿刺部11、および複数のブレード14よりも、胴部12の長手軸周りの寸法が大きくなるようにストッパ面13aの直径dが設定されている。
これにより、組織採取部2は、内視鏡のチャンネル(不図示)への挿通時に、チャンネルの内周面と、穿刺部11、および複数のブレード14が接触しないように構成される。特に、複数のブレード14が内視鏡のチャンネル内周面に接触して損傷させる可能性がある。そのため、組織採取部2は、ストッパ部13の外径を大きくして、複数のブレード14がチャンネル内周面と接触することを防止して、チャンネル内周面の損傷を防止する構成となっている。また、ストッパ部13は、後方が球面となっているため、組織採取部2を内視鏡のチャンネル(不図示)内に引き戻し易く、さらにチャンネル内周面の損傷を防止できるという利点がある。
以上のように構成された本実施の形態の生検組織採取処置具1は、内視鏡(不図示)を介して、例えば、体内の管腔である体内の管腔である気管支内に導入される。そして、患者から生体の一部を採取してその組織を電子顕微鏡、化学的検査などの病理組織検査に必要な気管支の所定の部位に生検組織採取処置具1の組織採取部2を穿刺する。
このとき、図4に示すように、組織採取部2は、穿刺部11から複数のブレード14が設けられた胴部12の全体が気管支の組織100内に穿刺される。また、組織採取部2は、ストッパ部13のストッパ面13aが体内の管腔である気管支の内壁に当接して、組織100内部へ入り込まないように規制される。換言すると、組織採取部2は、先端側の穿刺部11から複数のブレード14が設けられた胴部12が穿刺する組織100内部へ入り過ぎないように、ストッパ部13のストッパ面13aが体内の管腔である気管支の内壁(組織100の表面)に当接することで、組織100内部への穿刺深さが規定される。
その後、生検組織採取処置具1が牽引され、図5に示すように、組織採取部2が穿刺した気管支の組織100内部から引き抜かれる。このとき、組織採取部2には、穿刺した組織100の組織片101が胴部12の周囲に付着した状態で保持される。
すなわち、組織採取部2が穿刺された部分の組織100は、穿刺部11の後端に形成された錐体面11a、および胴部12の周囲に形成された複数のブレード14の組織保持面14aに引っ掛かり削剥される。そして、組織100から削剥された組織片101が胴部12の周囲で保持されて回収される。
この組織片101は、穿刺部11の錐体面11a、および複数のブレード14の組織保持面1aと、ストッパ部13のストッパ面13aとによって、挟持された状態となって、胴部12の周囲に保持される。
以上の説明から、本実施の形態の生検組織採取処置具1は、簡単な構成の組織採取部2によって、容易に気管支の組織100から組織片101を採取することができると共に、組織片101の容量も十分に採取することができる構成となっている。つまり、本実施の形態の組織採取部2は、組織100から引き抜く際に、穿刺部11の錐体面11a、および複数のブレード14の組織保持面14aと、ストッパ部13のストッパ面13aとが対向するように配置されているため、十分な組織片101の容量で削剥することができ、削剥した組織片101を挟持するようにして保持性を向上させた構成となっている。
また、組織採取部2にストッパ部13を設けたことによって、穿刺する組織100内部への所定の深さを規定することができる。すなわち、生検組織採取処置具1は、体内の管腔、ここでは気管支において、異なる位置で組織採取部2を穿刺しても、組織100への組織採取部2の穿刺深さが略一定となり、安定した深さで組織100から組織片101を削剥することができる。
従って、本実施の形態の、生検組織採取処置具1は、採取する生体組織の保持性が向上し、十分な生体組織の採取容量を採取することができると共に、容易に狙いの深さで組織内部の生体組織を採取することができる構成とすることができる。
なお、図6に示すように、胴部12の周囲に突起する複数のブレード14は、胴部12の長手軸方向に互い違いとなるような配列で形成しても良い。
さらに、図7、および図8に示すように、ストッパ部15は、例えば、弾性部材によって形成しても良い。このストッパ部15は、前面部がストッパ面15aとなるように、ここでは中空形成されており、組織採取部2の長手軸周り方向の直径が変形する構成となっている。
このストッパ部15の外径は、内視鏡110のチャンネル111の内径よりも大きく設定されている。これにより、生検組織採取処置具1は、内視鏡110のチャンネル111の挿通時に、図8に示すように、ストッパ部15が変形して、チャンネル111の内周面に密着される。つまり、ストッパ部15は、弾性変形自在とすることで、内視鏡110のチャンネル111の孔径寸法に収まることのできる直径寸法としなくてもよくなる。
そのため、組織採取部2の長手軸周りの外形を大きく形成することができ、体内の管腔である気管支の内壁に当接するストッパ面15aの面積を大きくすることができる。そのため、生検組織採取処置具1は、ストッパ面15aが気管支の内壁に確実に当接して組織採取部2が組織内部へ入り込み過ぎることを抑制するため、穿刺する組織100内部への所定の深さを確実に規定することができる。
さらに、ストッパ部15は、長手軸周り方向の直径を可変自在となるように伸縮するバルーンなどの構成としても良い。
(第2の実施の形態)
次に、図9から図11に基づいて、本発明の生検組織採取処置具に係る第2の実施の形態について、以下に説明する。なお、図9から図11は、本発明の第2の実施の形態に係り、図9は組織採取部の構成を示す斜視図、図10は組織採取部の構成を示す断面図、図11は変形例の組織採取部の構成を示す断面図である。また、以下の説明においては、第1の実施の形態の生検組織採取処置具と同一の構成については、同一の符号を用い、それら構成、および作用効果の説明を省略する。
本実施の形態の生検組織採取処置具1は、第1の実施の形態に記載した組織採取部2の胴部12の周囲に配列される複数のブレード14に変えて、図9、および図10に示すように、円錐薄刃形状のブレード21が、ここでは3列に胴部12の周囲に所定の間隔で配設されている。
各ブレード21は、基端側に胴部12の長軸方向に対して、90°以下の所定の鋭角に形成された錐体面である組織保持面21aを夫々有している。そして、これら組織保持面21aは、ストッパ部13のストッパ面13aに対して、所定の角度を有して対向する面となっている。
なお、ストッパ部13のストッパ面13aは、第1の実施の形態と同様に、胴部12の長軸回りに、穿刺部11の外周部、および複数のブレード21の外周部よりも大きな外周形状を備えており、穿刺部11、および複数のブレード14よりも、胴部12の長軸回り方向の寸法が大きくなるようにストッパ面13aの直径dが設定されている。
以上のように構成された本実施の形態の生検組織採取処置具1は、第1の実施の形態と同様の効果を備え、さらに、組織採取部2の各ブレード21の組織保持面21aの面積が広くなる分だけ、組織100から削剥する組織片101の容量を確実に採取でき、組織片101を胴部12の周囲で保持する保持性が向上する構成となる。
なお、図11に示すように、胴部12に配設されるブレード21の最大外径を先端から後方にかけて順に大きくなるように設定しても良い。つまり、最先端に配設されるブレード21の最大外径d1、中途に配設されるブレード21の最大外径d2、および最基端に配設されるブレード21の最大外径d3の関係がd1<d2<d3となるように設定しても良い。
このような構成とすることで、本実施の形態の生検組織採取処置具1の組織採取部2は、組織100に穿刺するときの穿刺性が向上する。
(第3の実施の形態)
次に、図12に基づいて、本発明の生検組織採取処置具に係る第3の実施の形態について、以下に説明する。なお、図12は、本発明の第3の実施の形態に係る組織採取部の構成を示す斜視図である。また、以下の説明においても、第1の実施の形態の生検組織採取処置具と同一の構成については、同一の符号を用い、それら構成、および作用効果の説明を省略する。
図12に示す、本実施の形態の生検組織採取処置具1の組織採取部2は、外周部に螺旋構造が設けられた組織保持体25と、この組織保持体25の基端部に配設された外向フランジ形状のストッパ部26を有して構成されている。
組織保持体25は、先端が円錐形状に形成された鋭利部25aを有し、この鋭利部25aよりも基端側の円柱形状の外周面に螺旋溝25bが形成されている。また、ストッパ部26は、組織保持体25の外周部よりも垂直方向へ外向した前面部がストッパ面26aを構成している。
このように構成された組織採取部2は、第1の実施の形態と同様に、例えば、気管支内壁から組織100内部へ穿刺されたとき、気管支内壁にストッパ部26のストッパ面26aが当接することで、組織保持体25が組織100内へ入り込み過ぎないように規制する構成となっている。また、組織保持体25には、穿刺した組織100が螺旋溝25bに入り込んで、螺旋溝25bに引っ掛かり、組織100から引き抜かれると組織片101が削剥され、この組織片101が螺旋溝25bで保持して採取することができる。
以上の説明により、本実施の形態の生検組織採取処置具1の組織採取部2においても、採取する組織片101の容量は少なくなってしまうが、第1の実施の形態に記載したその他については同様な効果を得ることができる。
(第4の実施の形態)
次に、図13から図16に基づいて、本発明の生検組織採取処置具に係る第4の実施の形態について、以下に説明する。なお、図13から図16は、本発明の第4の実施の形態に係り、図13は組織採取部の構成を示す斜視図、図14は組織採取部の構成を示す断面図、図15は組織採取部が生体組織に穿刺された状態を示す断面図、図16は組織採取部が生体組織から引き抜かれ、削剥された組織片が組織採取部に保持された状態を示す断面図である。また、以下の説明においても、第1の実施の形態の生検組織採取処置具と同一の構成については、同一の符号を用い、それら構成、および作用効果の説明を省略する。
図13、および図14に示すように、本実施の形態の生検組織採取処置具1の組織採取部2は、略筒状の基端が閉塞された組織保持体31と、この組織保持体31の基端部に配設された外向フランジ形状のストッパ部34を有して構成されている。
組織保持体31は、先端開口31aの周囲に沿って、内向フランジ形状となるように内周方向へ延設されたブレード32が形成されている。また、組織保持体31は、基端側の外周回りに一列となるよう、空気抜け用の複数の孔部33が穿設されている。なお、ブレード32は、前面が基端側に向かったテーパ形状をしており、組織保持体31内にある基端面が延出方向に沿った組織保持面32aを構成している。
ストッパ部34は、組織保持体31の外周部よりも垂直方向へ外向した前面部がストッパ面34aを構成している。このストッパ面34aは、ここでは、ブレード32の組織保持面32aと平行な面となっている。
以上のように構成された生検組織採取処置具1の組織採取部2は、図15に示すように、組織保持体31の全体が気管支の組織100内に穿刺され、組織100の一部が組織保持体31の先端開口31aから内部に入り込む。このとき、組織保持体31内の空気が複数の孔部33から抜けるため、組織100の一部が組織保持体31内に容易に入り込む。
そして、組織採取部2は、ストッパ部34のストッパ面34aが気管支の内壁に当接して、組織100内部へ入り込まないように規制される。
このように、組織採取部2は、本実施の形態においても、先端側の組織保持体31が穿刺する組織100内部へ入り過ぎないように、ストッパ部34のストッパ面34aが気管支の内壁に当接することで、組織100内部への穿刺深さが規定される。
その後、生検組織採取処置具1が牽引され、図16に示すように、組織採取部2が穿刺した気管支の組織100内部から引き抜かれる。このとき、組織採取部2には、組織保持体31内に、穿刺した組織100の一部がブレード32に引っ掛かると共に削剥されて、組織片101となって保持される。すなわち、組織100から削剥された組織片101が組織保持体31の内部で保持されて回収される。
この組織片101は、ブレード32の組織保持面32aと当接して、抜け落ちることなく、この組織保持面32a、および略円筒状の組織保持体31の内面により確実に保持され、組織保持体31の内部に収容される。
以上のように構成された本実施の形態の生検組織採取処置具1は、第1の実施の形態と同様の効果を備え、さらに、組織保持体31の容積に応じて、組織100から削剥する組織片101を多く採取することができ、組織保持体31内で収容した組織片101を確実に保持回収することができる構成となる。
(第5の実施の形態)
次に、図17、および図18に基づいて、本発明の生検組織採取処置具に係る第5の実施の形態について、以下に説明する。なお、図17、および図18は、本発明の第5の実施の形態に係り、図17は組織採取部を保護する保護体の構成を示す斜視図、図18は組織採取部が保護体から導出した状態を示す斜視図である。また、以下の説明においても、第1の実施の形態の生検組織採取処置具と同一の構成については、同一の符号を用い、それら構成、および作用効果の説明を省略する。
図17、および図18に示すように、本実施の形態の生検組織採取処置具1は、組織採取部2をカバーする略円筒形状の保護部であるカバー体41を設けた構成となっている。
このカバー体41の基端には、可撓ワイヤ部3よりも短い長さ寸法が設定された、この可撓ワイヤ部3に外挿して、進退自在な操作チューブ42が連設されている。すなわち、操作チューブ42、又は可撓ワイヤ部3の手元操作によって、カバー体41と組織採取部2と相対的にスライドすることで、カバー体41内に組織採取部2を収容した状態と、カバー体41から組織採取部2を露出させた状態に可変することができる構成となっている。
また、カバー体41は、先端開口の周囲に外向フランジ形状のストッパ部43が配設されている。そのため、本実施の形態の組織採取部2は、第1の実施の形態で説明したストッパ部13を備えていない構成となっている。
すなわち、カバー体41の先端開口から導出させた組織採取部2の導出量に応じて、カバー体41に設けられたストッパ部43により、組織採取部2の穿刺深さ量を可変することができる構成となっている。換言すると、操作チューブ42、又は可撓ワイヤ部3の手元操作によって、組織採取部2のカバー体41から導出する長さを自由に変更できるため、第1の実施の形態の効果に加え、カバー体41のストッパ部43によって、例えば、気管支の内壁とストッパ面43aが当接することで、組織100内部への組織採取部2の穿刺の深さ量も自由に規定することができる。
さらに、本実施の形態の生検組織採取処置具1は、内視鏡のチャンネル(不図示)に対する挿通、又は抜去するときに、組織採取部2をカバー体41で覆うことで、複数のブレード14によるチャンネル内の損傷を防止することができる構成となっている。
(第6の実施の形態)
次に、図19から図23に基づいて、本発明の生検組織採取処置具に係る第6の実施の形態について、以下に説明する。なお、図19から図23は、本発明の第6の実施の形態に係り、図19はストッパ部が設けられたオーバーチューブを備えた生検組織採取処置具の構成を示す部分断面図、図20は第1の変形例のストッパ部が設けられたオーバーチューブを備えた生検組織採取処置具の構成を示す部分断面図、図21は第2の変形例のオーバーチューブを備えた生検組織採取処置具の構成を示す部分断面図、図22は第3の変形例のストッパ部が設けられたオーバーチューブを備えた生検組織採取処置具の構成を示す部分断面図、図23は図22のXXIII−XXIII線に沿った断面図である。また、以下の説明においても、第1の実施の形態の生検組織採取処置具と同一の構成については、同一の符号を用い、それら構成、および作用効果の説明を省略する。
図19に示すように、本実施の形態の生検組織採取処置具1は、可撓ワイヤ部3が挿通する軟性の被覆体であるオーバーチューブ51を備えている。このオーバーチューブ51の先端には、金属などの硬質な板状のストッパ部52が設けられている。また、ストッパ部52は、オーバーチューブ51の外周部よりも垂直方向へ外向した前面部がストッパ面52aを構成している。
オーバーチューブ51は、ユーザの手元操作により可撓ワイヤ部3に沿って進退自在となっている。これにより、組織採取部2、およびストッパ部52の距離を可変することができる。
これにより、本実施の形態の生検組織採取処置具1は、第1の実施の形態の効果に加え、オーバーチューブ51のストッパ部52と組織採取部2との相対距離に応じて、組織採取部2を組織100へ穿刺するときの深さ量をユーザが所望に変更することができる構成となっている。
(第1の変形例)
本変形例の生検組織採取処置具1は、図20に示すように、オーバーチューブ51の先端部分と基端部分の内周部分の夫々にネジ溝53aが内周面に刻設され筒状のネジ部53が設けられている。
組織採取部2の胴部12の基端部分の外周部には、先端側のネジ部53に螺合するネジ溝12bが所定の長さで形成されている。一方、基端側のネジ部53は、把持部4から延設し、可撓ワイヤ部3に接続された棒体55の外周部に所定の長さで刻設されたネジ溝55aに螺合されている。
このような構成によって、把持部4を可撓ワイヤ部3の軸回りに回動させることで、各ネジ部53と胴部12のネジ溝12b、および棒体55のネジ溝55aの螺合により組織採取部2の先端(穿刺部11)とオーバーチューブ51のストッパ部52の相対位置(離間距離)を可変固定することができる。
これにより、本変形例の生検組織採取処置具1は、オーバーチューブ51のストッパ部52と組織採取部2との相対距離を調節固定して、組織採取部2を組織100へ穿刺するときの設定した深さ量を固定することができる構成となっている。
(第2の変形例)
本変形例の本変形例の生検組織採取処置具1は、図21に示すように、オーバーチューブ51の先端部分に円環状のバネ留部材56が設けられている。
このバネ留部材56の前方には、コイルバネ57が配設されている。このコイルバネ57は、組織採取部2のストッパ部13に一体形成された軸体13bに外挿され、先端がストッパ部13の基端に形成された凹部13c内で当接するように配設されている。
また、の生検組織採取処置具1の把持部4は、リング部5が基端に配設され、可撓ワイヤ部3の基端が接続されたスライド体6と、このスライド体6を保持し、オーバーチューブ51の基端が接続された筒状の保持体7と、この保持体7の外周部に設けられた2つのリング形状の指掛部8と、を有している。つまり、把持部4は、スライド体6を保持体7に対して進退移動させることで、可撓ワイヤ部3を牽引弛緩することができる。
また、可撓ワイヤ部3が牽引されると、組織採取部2の後方への移動と共に、コイルバネ57が圧縮される。そして、この状態から可撓ワイヤ部3が弛緩されると、コイルバネ57の付勢力により、組織採取部2が前方へ勢い良く移動する。
このように、本変形例の生検組織採取処置具1は、コイルバネ57の付勢力により、組織採取部2を組織100へ穿刺する応力を高めることができる。さらに、生検組織採取処置具1は、組織採取部2を組織100に穿刺した状態において、ストッパ部13のストッパ面13aによる組織100表面への押圧力も高めることができる。
(第3の変形例)
本変形例の本変形例の生検組織採取処置具1は、図22に示すように、オーバーチューブ51の先端にコイルバネ57を収容する筒状のバネ留管58が設けられている。このバネ留管58は、先端にストッパ部52が配設されている。
また、組織採取部2の胴部12の基端部分は、バネ留管58内に収容されており、基端側中途外周部にコイルバネ57の先端を当接保持する外向フランジ59が設けられている。つまり、コイルバネ57は、バネ留管58内において、外向フランジ59とバネ留管58の内部基端面とに当接した状態で、胴部12に外挿されている。
なお、図23に示すように、胴部12は、ストッパ部52に形成された半円状の2つの孔部52bに挿通できるように断面中央を通過するスリット12cが形成されている。換言すると、ストッパ部52は、2つの孔部52bの間にある境界部52cが胴部12のスリット12cに挿通配置される。
これにより、組織採取部2は、ストッパ部52の境界部52cによって、軸回りの回動が規制されると共に、進退移動時に直進ガイドされる構成となっている
このように、本変形例の生検組織採取処置具1は、コイルバネ57の付勢力により、組織採取部2を組織100へ穿刺する応力を高めることができると共に、組織採取部2の先端(穿刺部11)とオーバーチューブ51のストッパ部52の相対位置(離間距離)を可変することができる。また、生検組織採取処置具1は、組織採取部2を組織100に穿刺した状態において、本変形例においてもストッパ部13のストッパ面による組織100表面への押圧力も高めることができる。
(第7の実施の形態)
次に、図24、および図25に基づいて、本発明の生検組織採取処置具に係る第7の実施の形態について、以下に説明する。なお、図24、および図25は、本発明の第7の実施の形態に係り、図24はストッパ部の位置を変更できる生検組織採取処置具の構成を示す部分断面図、図25は変形例のストッパ部を備えた生検組織採取処置具の構成を示す部分断面図である。また、以下の説明においても、第1の実施の形態、および第6の実施の形態の生検組織採取処置具と同一の構成については、同一の符号を用い、それら構成、および作用効果の説明を省略する。
図24に示すように、本実施の形態の生検組織採取処置具1は、組織採取部2に配設される円板状のストッパ部61の位置を胴部12の軸方向へ前後に可変できる構成となっている。詳述すると、組織採取部2の胴部12は、基端外周部分に軸方向に沿って凹凸形成された係止段部62が設けられている。そして、ストッパ部61は、係止段部62の凹部に係合するように中央に孔部が形成されている。
つまり、ストッパ部61は、係止段部62の凹部の位置で固定される。また、ストッパ部61は、所定の力量によってユーザにずらされる事で、係止段部62の凸部を乗り越えられる。これにより、ストッパ部61は、組織採取部2の係止段部62が形成された範囲で、胴部12の軸方向へ前後の段階的に可変固定することができる構成となっている。
以上から、本実施の形態の生検組織採取処置具1は、組織採取部2の先端(穿刺部11)とストッパ部61の相対位置(離間距離)を段階的に所望の前後位置へ可変固定することができる。これにより、本実施の形態の生検組織採取処置具1は、第1の実施の形態の効果に加え、ストッパ部61と組織採取部2との相対距離に応じて、組織採取部2を組織100へ穿刺するときの深さ量をユーザが所望に変更することができる構成となっている。
なお、図25に示すように、組織採取部2に配設されるストッパ部63は、ゴム等の弾性部材による円板状の板体により形成し、外周部分が先端側へ迫出すように湾曲した形状としても良い。このような構成により、生検組織採取処置具1は、ストッパ部63の段発力により、このストッパ部63が組織100の表面への当接力が高まると共に、組織100から穿刺した組織採取部2の抜去が容易となる。このように、図25に示したストッパ部63の構成は、勿論、各実施の形態のストッパ部にも適用できる。
上述した各実施の形態の生検組織採取処置具によれば、採取する生体組織の保持性が向上し、十分な生体組織の採取容量を採取することができると共に、容易に狙いの深さで組織内部の生体組織を採取することができる。
本出願は、2009年3月5日に日本国に出願された特願2009−052366号を優先権主張の基礎として出願するものであり、上記の内容は、本願明細書、請求の範囲、および図面に引用されたものである。

Claims (8)

  1. 生体組織に穿刺可能な所定の長さを有する組織採取部と、
    前記組織採取部の先端に形成され、前記組織採取部の穿刺方向に対して後端方向に拡大する突出面部を有する穿刺部と、
    前記穿刺部に設けられた前記突出面部の背面側に設けられ、前記生体組織を保持可能な面積を有する第1の組織保持面と、
    前記組織採取部の胴部に設けられ、前記胴部の径方向に延出し、かつ、前記後端方向を向いて形成された前記生体組織を保持可能な面積を有する第2の組織保持面を備えた突出部と、
    前記組織採取部の後端において、前記穿刺部の先端から前記生体組織を採取する深さに相当する距離を離間させて設けられ、前記組織採取部を穿刺した際に前記生体組織に対して当接可能な当接部が形成されたストッパ部材と、
    前記ストッパ部材に設けられ前記組織採取部を前記生体組織に穿刺可能に保持する操作部材と、
    を備えたことを特徴とする生検組織採取処置具。
  2. 前記第1の組織保持面は、前記胴部の長手軸に対して基端側へ鋭角に突起するように設けられていることを特徴とする請求項1に記載の生検組織採取処置具。
  3. 前記第1の組織保持面は、穿刺した前記生体組織から削剥した組織片を保持して、前記ストッパ部が前記生体組織の表面に当接する面に対向する保持面を有していることを特徴とする請求項1に記載の生検組織採取処置具。
  4. 前記ストッパ部は、前記穿刺部及び前記第1の組織保持面よりも前記胴部の長手軸周りの外形寸法が大きく、
    前記操作部材は、前記胴部の後端から延出させた可撓性を有する挿入部材を有し、前記挿入部材の後端に設けられ、前記挿入部材を介して前記胴部を前記生体組織に穿刺可能に保持することを特徴とする請求項1に記載の生検組織採取処置具。
  5. 前記ストッパ部は、前記組織採取部の長手軸周りの外形寸法が可変自在に構成されていることを特徴とする請求項4に記載の生検組織採取処置具。
  6. 前記ストッパ部は、前記穿刺部との離間距離を変更自在に配設され、前記組織採取部、および前記突起部の前記生体組織への穿刺深さ量の規定位置を可変自在であることを特徴とする請求項4に記載の生検組織採取処置具。
  7. 前記胴部の長手軸方向に進退自在に配設され、前記組織採取部、および前記第1の組織保持面をカバーする保護部を有し、
    前記ストッパ部は、前記保護部の先端に配設されていることを特徴とする請求項1に記載の生検組織採取処置具。
  8. 前記操作部材を被覆する被覆体を有し、
    前記ストッパ部は、前記被覆体の先端部分に配設されていることを特徴とする請求項1に記載の生検組織採取処置具。
JP2010529161A 2009-03-05 2009-09-28 生検組織採取処置具 Expired - Fee Related JP4705201B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2010529161A JP4705201B2 (ja) 2009-03-05 2009-09-28 生検組織採取処置具

Applications Claiming Priority (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009052366 2009-03-05
JP2009052366 2009-03-05
JP2010529161A JP4705201B2 (ja) 2009-03-05 2009-09-28 生検組織採取処置具
PCT/JP2009/066801 WO2010100780A1 (ja) 2009-03-05 2009-09-28 生検組織採取処置具

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP4705201B2 true JP4705201B2 (ja) 2011-06-22
JPWO2010100780A1 JPWO2010100780A1 (ja) 2012-09-06

Family

ID=42709355

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2010529161A Expired - Fee Related JP4705201B2 (ja) 2009-03-05 2009-09-28 生検組織採取処置具

Country Status (5)

Country Link
US (1) US8241227B2 (ja)
EP (1) EP2356943B1 (ja)
JP (1) JP4705201B2 (ja)
CN (1) CN102196775B (ja)
WO (1) WO2010100780A1 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015525103A (ja) * 2012-06-14 2015-09-03 サノキュリス リミテッドSanoculis Ltd. 軟組織にチャネルを形成するための医療装置、医療アセンブリ及び方法
US11583442B2 (en) 2017-04-09 2023-02-21 Sanoculis Ltd. Device and method for creating a channel in soft tissue

Families Citing this family (22)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US10743854B2 (en) 2010-01-20 2020-08-18 Micro Interventional Devices, Inc. Tissue closure device and method
US9980708B2 (en) 2010-01-20 2018-05-29 Micro Interventional Devices, Inc. Tissue closure device and method
WO2011091186A1 (en) 2010-01-20 2011-07-28 New Hope Ventures, Lp Tissue repair implant and delivery device and method
US10058314B2 (en) 2010-01-20 2018-08-28 Micro Interventional Devices, Inc. Tissue closure device and method
US10959840B2 (en) 2010-01-20 2021-03-30 Micro Interventional Devices, Inc. Systems and methods for affixing a prosthesis to tissue
US20110218191A1 (en) * 2010-03-03 2011-09-08 Boehringer Ingelheim Vetmedica Gmbh Use of meloxicam for the long term-treatment of kidney disorders in cats
US9968337B2 (en) * 2010-12-20 2018-05-15 Cook Medical Technologies Llc Coring tissue biopsy needle and method of use
WO2013025917A1 (en) * 2011-08-16 2013-02-21 Exact Sciences Corporation Sample collection device
WO2013112887A1 (en) 2012-01-25 2013-08-01 Boston Scientific Scimed, Inc. Endoscopic instrument having movable distal tool
CN102564796A (zh) * 2012-02-24 2012-07-11 万华普曼生物工程有限公司 一种粪便采集器
DE102012016439B4 (de) * 2012-08-18 2014-06-05 Reinhold Lang Chirurgisches instrument zur behandlung von fisteln
US9592079B1 (en) * 2013-03-14 2017-03-14 Matt D. Pursley Device and method for assisting removal of items endovascularly
TWM465886U (zh) * 2013-07-12 2013-11-21 Hong-Ming Chen 階梯形狀之子宮內膜刮取器
EP2868280A1 (en) * 2013-10-30 2015-05-06 BioScopeX ApS Endoscopic device for multiple sample biopsy
JP6430697B2 (ja) * 2013-11-01 2018-11-28 国立大学法人千葉大学 内視鏡用の穿刺針
JP6931056B2 (ja) * 2016-11-30 2021-09-01 チョンチン シーシャン サイエンス アンド テクノロジー カンパニー, リミテッドChongqing Xishan Science & Technology Co., Ltd. 回転式切断工具及び回転式切断操作組立体
KR102026938B1 (ko) * 2017-06-13 2019-09-30 주식회사 파인메딕스 내시경용 하이브리드 나이프
EP3691539A1 (en) * 2017-10-05 2020-08-12 Universität Basel Core biopsy needle
CN111601565B (zh) * 2018-03-14 2023-08-08 朝日英达科株式会社 体内回收机构用轴
US11723631B2 (en) * 2020-04-10 2023-08-15 Orlando Health, Inc. Brush for non-invasive biopsy
CN112263284B (zh) * 2020-10-23 2022-09-06 西安交通大学医学院第一附属医院 消化内科活检取样器
WO2022154747A1 (en) * 2021-01-18 2022-07-21 Sandell Mikael Biopsy device and method for sampling cells or tissue in mammals

Family Cites Families (24)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4874687A (ja) 1972-01-10 1973-10-08
US3929123A (en) * 1973-02-07 1975-12-30 Khosrow Jamshidi Muscle biopsy needle
US4142517A (en) * 1976-07-23 1979-03-06 Contreras Guerrero De Stavropo Apparatus for extracting bone marrow specimens
US4340066A (en) * 1980-02-01 1982-07-20 Sherwood Medical Industries Inc. Medical device for collecting a body sample
US4884572A (en) * 1986-05-20 1989-12-05 Concept, Inc. Tack and applicator for treating torn bodily material in vivo
JP3079657B2 (ja) 1991-07-11 2000-08-21 富士写真光機株式会社 細胞採取具
SE470177B (sv) * 1992-03-23 1993-11-29 Radi Medical Systems Anordning för håltagning i hård vävnad och punktionsnål
US5257632A (en) * 1992-09-09 1993-11-02 Symbiosis Corporation Coaxial bone marrow biopsy coring and aspirating needle assembly and method of use thereof
US5372583A (en) * 1992-11-25 1994-12-13 Cardiopulmonary Specialities, Inc. Bone marrow infuser and method of use
JPH0733305A (ja) 1993-07-17 1995-02-03 Victor Co Of Japan Ltd 画像記録装置における排紙制御装置
JP2544889B2 (ja) 1993-08-02 1996-10-16 三菱化学株式会社 ダイコ―ティング方法
JPH0733305U (ja) 1993-11-26 1995-06-20 オリンパス光学工業株式会社 内視鏡用細菌採取具
JPH0739807U (ja) * 1993-12-27 1995-07-18 サイネックス・インタ−ナショナル株式会社 穿刺針のストッパ−
US5456267A (en) * 1994-03-18 1995-10-10 Stark; John G. Bone marrow harvesting systems and methods and bone biopsy systems and methods
US5660186A (en) * 1995-06-07 1997-08-26 Marshfield Clinic Spiral biopsy stylet
JPH09192135A (ja) 1996-01-17 1997-07-29 Olympus Optical Co Ltd 内視鏡用処置具
US6695859B1 (en) * 1999-04-05 2004-02-24 Coalescent Surgical, Inc. Apparatus and methods for anastomosis
JP4373536B2 (ja) 1999-07-23 2009-11-25 Hoya株式会社 内視鏡用針付生検鉗子
JP2001070307A (ja) * 1999-09-01 2001-03-21 Fuji Photo Optical Co Ltd 組織採取装置
US6612996B2 (en) * 2000-06-23 2003-09-02 Donald Williams Cervical sampler for pap smears
WO2006015302A1 (en) * 2004-07-29 2006-02-09 X-Sten, Corp. Spinal ligament modification devices
US7473232B2 (en) * 2006-02-24 2009-01-06 Boston Scientific Scimed, Inc. Obtaining a tissue sample
JP5117793B2 (ja) 2007-08-29 2013-01-16 タキロン株式会社 地下水槽
US20100317996A1 (en) * 2009-06-10 2010-12-16 Dillon Travis E Ultrasound-navigable barbed biopsy device and method

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015525103A (ja) * 2012-06-14 2015-09-03 サノキュリス リミテッドSanoculis Ltd. 軟組織にチャネルを形成するための医療装置、医療アセンブリ及び方法
US10456295B2 (en) 2012-06-14 2019-10-29 Tel Hashomer Medical Research Infrastructure And Services Ltd. Medical device, assembly and method for creating a channel in soft tissue
US11583442B2 (en) 2017-04-09 2023-02-21 Sanoculis Ltd. Device and method for creating a channel in soft tissue
US11701257B2 (en) 2017-04-09 2023-07-18 Sanoculis Ltd. Device and method for creating a channel in soft tissue
US11974947B2 (en) 2017-04-09 2024-05-07 Sanoculis Ltd. Device and method for creating a channel in soft tissue

Also Published As

Publication number Publication date
US20110105944A1 (en) 2011-05-05
EP2356943A4 (en) 2012-04-25
US8241227B2 (en) 2012-08-14
EP2356943A1 (en) 2011-08-17
JPWO2010100780A1 (ja) 2012-09-06
WO2010100780A1 (ja) 2010-09-10
CN102196775A (zh) 2011-09-21
CN102196775B (zh) 2014-06-25
EP2356943B1 (en) 2017-01-18

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4705201B2 (ja) 生検組織採取処置具
US7311674B2 (en) End effector assembly cap and tissue removal device and related methods
US7294139B1 (en) Controlled - motion endoscopic grasping instrument
JP5591416B2 (ja) 内視鏡用処置具
CN110325122B (zh) 铰接针
US20080300507A1 (en) Biopsy Needle
CN110381848B (zh) 用于手术工具的夹具组件和活检样本收集构件
BRPI0901510A2 (pt) instrumento de posicionar marcador de local de biópsia
WO2009143534A1 (en) Biopsy device with rotating needle
WO2006044428A2 (en) Endoscopic multiple biopsy forceps with swing member
JP3810157B2 (ja) 吸引生検具
EP2863815B1 (en) Access port
US20210236100A1 (en) Biopsy forceps with tissue piercing member
JP4349846B2 (ja) 内視鏡用鉗子
JP4481025B2 (ja) 採取組織取出具および生検鉗子
JP3607724B2 (ja) 内視鏡用把持鉗子
JP5647775B2 (ja) 内視鏡用生検鉗子
JP2006055219A (ja) 経皮的卵子採取用器具
JPH09192135A (ja) 内視鏡用処置具
JP4716808B2 (ja) 生体組織採取装置
US20240315677A1 (en) Biopsy forceps with tissue piercing member
JP3699506B2 (ja) 内視鏡用挿入口カバー付き処置具
JP2006314519A (ja) 鉗子
US20200237404A1 (en) Protective needle cap
JP2017528185A (ja) スクーパ芯ニードル

Legal Events

Date Code Title Description
TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20110208

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20110310

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 4705201

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313111

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees