JP5647775B2 - 内視鏡用生検鉗子 - Google Patents

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Description

この発明は、内視鏡用生検鉗子に関する。
内視鏡用生検鉗子は、内視鏡の処置具挿通チャンネルに挿脱されて手元側から開閉操作され、前方に向かって開閉する一対の組織採取片内に生体組織の標本を採取するものである(例えば、特許文献1)。
特開2009−125418
内視鏡用生検鉗子で採取された組織標本は、その切断面を顕微鏡で観察して病変の有無その他の病理診断が行われる。ただし、組織標本の採取から顕微鏡観察までの間に、採取された組織標本を組織採取片から取り出して固定、染色、観察用標本の作成をする等の手間がかかる処理が必要とされ、診断までに長時間を要してしまう。
本発明は、組織採取片に採取された組織標本を迅速に病理診断に供することができる内視鏡用生検鉗子を提供することを目的とする。
上記の目的を達成するため、本発明の内視鏡用生検鉗子は、閉じ方向に突出する先端爪を備えた一対の組織採取片が前方に向かって開閉自在に可撓性シースの先端に配置されて、一対の組織採取片が可撓性シースの先端から前方に突出して開いた状態と可撓性シース内で窄まった状態とを、可撓性シースの基端側からの操作で制御することができるように構成された内視鏡用生検鉗子において、一対の組織採取片の間には、その開閉状態にかかわらず側方に貫通する組織採取空間が形成されると共に、可撓性シースの先端近傍の側壁には、その内側に閉じ状態で引き込まれた一対の組織採取片の間に形成されている組織採取空間に面するように透明窓が設けられて、組織採取空間内に採取されて可撓性シースの先端内に引き込まれた組織標本を透明窓の外側から観察することができるようにしたものである。
なお、透明窓が貫通孔であってもよく、或いは透明窓が透明壁で形成されていてもよい。
また、可撓性シース内において組織採取空間が透明窓に面する向きになるように一対の組織採取片を案内する組織採取片案内手段が設けられていてもよく、その組織採取片案内手段が、可撓性シースの内周面に形成された案内溝であってもよい。
本発明によれば、一対の組織採取片による組織採取空間内に採取されて可撓性シースの先端内に引き込まれた組織標本を、可撓性シースに形成された透明窓の外側から観察することができるので、組織採取片内に採取された組織標本を、組織採取片を開くことなく(必要に応じ染色して)病理診断まで迅速に行うことが可能となる。
本発明の第1の実施例に係る内視鏡用生検鉗子の一対の組織採取片が閉じた状態の側面断面図である。 本発明の第1の実施例に係る内視鏡用生検鉗子の一対の組織採取片が開いた状態の側面断面図である。 本発明の第1の実施例に係る内視鏡用生検鉗子の一対の組織採取片が開いた状態の斜視図である。 本発明の第1の実施例に係る内視鏡用生検鉗子で組織を採取する状態の側面断面図である。 本発明の第1の実施例に係る内視鏡用生検鉗子で組織が採取された状態の側面断面図である。 本発明の第1の実施例に係る内視鏡用生検鉗子で組織が採取された状態の斜視図である。 本発明の第2の実施例に係る内視鏡用生検鉗子で組織が採取された状態の斜視図である。
以下、図面を参照して本発明の第1の実施例を説明する。
図2と図3は、内視鏡用生検鉗子の先端部分の側面断面図と斜視図である。
1は、図示されていない内視鏡の処置具挿通チャンネルに挿脱される可撓性シースである。可撓性シース1は、例えば外径が2mm程度で長さが1〜2m程度の四フッ化エチレン樹脂チューブ等のような可撓性チューブで形成されている。ただし、密着巻きコイルパイプ等で形成してもよい。
可撓性シース1の先端には、一対の組織採取片10が可撓性シース1の先端に嘴状に前方に向かって開閉自在に配置されている。可撓性シース1内には、可撓性の操作ワイヤ2が軸線方向に進退自在に挿通配置されていて、可撓性シース1の基端に連結された操作部(図示せず)において進退操作される。
操作ワイヤ2の先端は、連結管3を介して一対の組織採取片10の基端と連結されている。その結果、操作ワイヤ2が軸線方向に進退すると、組織採取片10が可撓性シース1の先端から前方に突没する。
一対の組織採取片10の各々の最先端部には、先端爪11が閉じ方向に向かって突出形成されている。各先端爪11の先端は、生体組織によく食いついて粘膜を切り裂くことができるように鋭い刃状に形成されている。
一対の組織採取片10は例えばばね性のあるステンレス鋼等で形成されていて、外力が作用していない状態では、図2及び図3に示されるように、開いた状態になるように基端が連結管3に連結固定されている。
各組織採取片10の後半部分は、組織採取片10が開閉動作をする際に弾性変形する弾性変形部12になっていて、この実施例の弾性変形部12は、開き方向に対し逆方向に凸の円弧状に形成されている。
その結果、操作ワイヤ2が基端側から牽引操作されると、図1に示されるように、組織採取片10が可撓性シース1の先端内に引き込まれ、弾性変形部12が弾性変形して組織採取片10が窄まって閉じた状態になる。そして、操作ワイヤ2が基端側から押し込み操作されると、図2及び図3に示されるように、組織採取片10が自己の弾性によって開いた状態に戻る。


このようにして、一対の組織採取片10が可撓性シース1の先端から前方に突出して開いた状態と可撓性シース1内で窄まった状態とを、可撓性シース1の基端側からの操作で制御することができる。
一対の組織採取片10の間(正確には、組織採取片10の先側半部どうしの間)には、組織採取空間20が形成されている。各組織採取片10がカップ状ではなくアーム状に形成されているので、組織採取空間20は、組織採取片10の開閉状態にかかわらず、側面が塞がった状態にはならず、側方向に貫通した状態になっている。
一方、可撓性シース1の先端近傍の側壁には、図1に示されるように、その内側に閉じ状態で引き込まれた一対の組織採取片10の間に形成されている組織採取空間20に面する位置に、透明窓4が設けられている。
この実施例の透明窓4は、単純な貫通孔で形成されており、組織採取空間20内に採取された組織標本を透明窓4の外側から観察することができると共に、組織採取空間20内の組織標本を透明窓4を通して染色することもできる。
このように構成された内視鏡用生検鉗子は、内視鏡の処置具挿通チャンネルに挿通されて体内に誘導される。そして、図4に示されるように、開いた一対の組織採取片10の先端爪11を生体組織に食いつかせてから、操作ワイヤ2を基端側から牽引操作する(可撓性シース1も適宜押し込み操作する)。
それによって、図5に示されるように、組織採取片10の間の組織採取空間20に組織標本100が採取されたら、内視鏡用生検鉗子を内視鏡の処置具挿通チャンネルから引き抜いて体外に取り出す。
すると、図6に示されるように、可撓性シース1の先端近傍の側壁に形成されている透明窓4内に組織標本100が位置している。そこで、組織採取片10を可撓性シース1の先端から押し出すことなく、染色液を透明窓4からその内部に注入して、組織採取空間20に保持されている組織標本100を染色し、そのままの状態で透明窓4を通して組織標本100を観察することができる。
そのようにして、内視鏡検査室内に居ながらにして組織標本100を組織採取片10から取り外すことなく組織標本100の病理検査を行うことができる。また、共焦点内視鏡等のような顕微鏡的超拡大観察を行うことができる内視鏡を用いれば、体内において病理検査まで行うことができる可能性も生じる。
図7は、本発明の第2の実施例に係る内視鏡用生検鉗子で組織が採取された状態を示している。ここでは、組織採取片10の組織採取空間20が可撓性シース1内において透明窓4に面する向きになるように、組織採取片10を案内する案内溝14(組織採取片案内手段)が可撓性シース1の内周面に形成されている。その他の構成は第1の実施例と同様である。
このように構成することにより、組織標本100が確実に透明窓4に面する位置に来るので、染色処理や病理診断をスムーズに行うことができる。ただし、案内溝14に代えてその他の組織採取片案内手段を設けてもよく、組織採取片10が可撓性シース1の先端から前方に突出している段階から組織採取片10の向きが規制されるようにしてもよい。
なお、本発明は上記実施例に限定されるものではなく、例えば、透明窓4が貫通孔ではなく透明壁で形成されていてもよい。ただし、その場合には、組織標本100の染色作業を良好に行えるようにできるかが課題になる。
また、一対の組織採取片10の開閉が、組織採取片10の弾性変形を利用するのではなく、リンク機構等で行われる構成にしてもよい。
1 可撓性シース
2 操作ワイヤ
4 透明窓
10 組織採取片
11 先端爪
12 弾性変形部
14 案内溝(組織採取片案内手段)
20 組織採取空間
100 組織標本

Claims (3)

  1. 内視鏡用生検鉗子であって
    可撓性シースと、
    前記可撓性シースの先端に配置され、閉じ方向に突出する先端爪を備えた一対の組織採取片と、
    前記一対の組織採取片に連結された操作部であって、前記一対の組織採取片を、前記可撓性シースの先端から前方に突出して開いた状態、および前記可撓性シース内に引き込んで閉じた状態となるよう操作するための操作部と、を備え、
    前記一対の組織採取片の間には、その開閉状態にかかわらず側方に貫通する組織採取空間が形成され、
    前記可撓性シースは、先端近傍の側壁の、前記一対の組織採取片が前記可撓性シース内に引き込まれて閉じた状態において形成される前記組織採取空間に面する位置に、貫通穴からなる透明窓を有し、これにより、前記一対の組織採取片によって採取され、前記可撓性シース内に引き込まれた組織標本を、前記透明窓を介して処置および観察することができ
    前記可撓性シースの内周面には、前記可撓性シース内において前記組織採取空間が前記透明窓に面する向きになるように前記一対の組織採取片を案内するための案内溝が形成されることを特徴とする、内視鏡用生検鉗子。
  2. 前記透明窓を介する処置は、前記一対の組織採取片によって採取され、前記可撓性シース内に引き込まれた組織標本の染色である、請求項1に記載の内視鏡用生検鉗子。
  3. 前記一対の組織採取片の各々は、基端側に弾性変形部を有し、
    前記弾性変形部は、前記一対の組織採取片の開き方向に対して逆方向に凸の円弧状に形成される、請求項1または2に記載の内視鏡用生検鉗子。
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