JP2001070307A - 組織採取装置 - Google Patents

組織採取装置

Info

Publication number
JP2001070307A
JP2001070307A JP24688299A JP24688299A JP2001070307A JP 2001070307 A JP2001070307 A JP 2001070307A JP 24688299 A JP24688299 A JP 24688299A JP 24688299 A JP24688299 A JP 24688299A JP 2001070307 A JP2001070307 A JP 2001070307A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
tissue
blade
distal end
puncture
shaft
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP24688299A
Other languages
English (en)
Inventor
Shinichi Kono
慎一 河野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujinon Corp
Original Assignee
Fuji Photo Optical Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fuji Photo Optical Co Ltd filed Critical Fuji Photo Optical Co Ltd
Priority to JP24688299A priority Critical patent/JP2001070307A/ja
Publication of JP2001070307A publication Critical patent/JP2001070307A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 【課題】 管部材の先端に円周状の外刃を設け、穿刺部
材側に内刃と組織を収容するための収容凹部とを設け
て、体内に刺し込んで生体組織を採取するに当って、有
効な量の組織を容易に採取し、かつ採取した組織を容易
に取り出すことができるようにする。 【解決手段】 鞘部材30内に外套パイプ31と穿刺部
材32とを装着し、外套パイプ31の先端に円周方向の
全体に及ぶ外刃33を形成すると共に、穿刺部材32の
穿刺部34の基端部に内刃36を形成し、かつ内刃36
形成位置より内側に収容凹部37を形成し、外套パイプ
31及び穿刺部材32が組織採取箇所T内にまで進入し
た時に外刃33を内刃36より基端側に位置させて、こ
の外刃33を内刃36に向けて押し出すことによって、
組織を収容凹部37に向けて追い込んだ状態で、外刃3
3と内刃36との接合により組織を切断して収容凹部3
7内に取り込む。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は体内における生体組
織の採取を行うために用いられる組織採取装置に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】体内における組織細胞を採取して病変部
の有無等の診断を行うために使用される組織採取装置の
代表的なものとして鉗子や細胞診ブラシ等が用いられる
が、さらに実公昭52−47343号公報には、内視鏡
の処置具挿通チャンネルを介して体内に導かれる吸引チ
ューブにカッタを組み込んで、この吸引チューブに吸引
した生体組織をカッタで切断して、体外に取り出すよう
にした組織採取装置が開示されている。そこで、図12
にこの従来技術による組織採取装置の要部構成を示す。
【0003】図中において、1は吸引チューブであっ
て、この吸引チューブ1は可撓性を有するものであり、
その先端には硬質筒部材からなる吸引部材2が連設され
ている。この吸引部材2は先端が開口すると共に、その
側面に吸引孔3が形成され、また吸引部材2の内部には
カッタ部材4が摺動可能に装着されている。カッタ部材
4は、吸引部材2の内部にほぼ密嵌状に装着される本体
部4aを有し、この本体部4aの一部を切り欠くことに
よって所定の空間を有する組織収容部5が形成されてい
る。しかも、この組織収容部5を区画形成する壁面のう
ち、先端側の壁を鋭角状に形成することによってカッタ
部4bとなし、さらに基端側の壁に組織収容部5と吸引
部材2の内部との間を連通する連通孔6を形成してい
る。
【0004】一方、吸引部材2の吸引チューブ1が連結
されている基端側には隔壁2aを形成すると共に、この
隔壁2aに通気孔7を形成している。カッタ部材4は、
その組織収容部5が吸引孔3に対面する図示の位置か
ら、一点鎖線で示した引き込み位置と、二点鎖線で示し
た押し出し位置とに変位可能となっている。カッタ部材
4を押し引き操作するために、このカッタ部材4には押
し引き操作用のワイヤ8が連結されており、ワイヤ8は
隔壁2aを貫通して吸引チューブ1内に導出されて、遠
隔操作で押し引きされるようになっている。
【0005】而して、カッタ部材4を図12の実線位置
に保持すると、吸引部材2の先端部分はカッタ部材4で
ほぼ密閉状態になる。そこで、吸引孔3を体腔内壁に当
接させて、吸引チューブ1に負圧を作用させると、この
負圧が吸引部材2の吸引孔3を介して体腔内壁に作用す
ることになり、この吸引力で組織が吸引孔3から吸引部
材2の内部に吸引される。この状態で、ワイヤ8を引っ
張ると、カッタ部4bが吸引部材2の内面に沿って摺動
して、図12の一点鎖線の位置にまで移動するから、組
織が切断されて、組織収容部5に収容される。この組織
採取装置を体外に取り出した後に、ワイヤ8を押し出し
て、カッタ部材4を二点鎖線の位置にまで押し出すと、
組織収容部5に収容した生体組織を取り出すことができ
る。
【0006】このように構成される組織採取装置は体腔
内壁から粘膜組織を採取するために用いられる。然る
に、近年においては、超音波診断装置が広く用いられ、
特に超音波内視鏡や、経内視鏡的に挿入される超音波プ
ローブ等、体腔内に挿入される超音波診断装置が開発さ
れ、体腔内壁から体内組織の超音波診断を行えるように
なっている。ここで、超音波診断装置により得られる情
報は体内組織の断層像であり、この超音波断層像から病
変部の有無等の診断は可能であるが、より正確な診断を
行うには、その組織を採取して病変部等に関するさらに
詳細な情報を取得しなければならない。従って、超音波
による診断を行う際には、体内の深部における組織も採
取する必要があるが、前述した従来技術の組織採取装置
では体内に刺し込めないので、体内組織を採取すること
はできない。
【0007】ここで、超音波内視鏡においては、その超
音波による観測視野で捉えられた患部等に薬液を注入し
たり、体液を吸引したりする処置を施すために穿刺処置
具が用いられる。この穿刺処置具は、チューブの先端に
穿刺針を連結して設けたものからなり、通常は処置具挿
通チャンネルを介して体腔内に挿入されて、この処置具
挿通チャンネルの先端から導出させて体内に刺し込まれ
る。穿刺針は先端が鋭利になっているので、処置具挿通
チャンネルから導出させて、実際に体内に刺入するまで
は、この穿刺針を覆っておく必要がある。このために用
いられるのが鞘部材であり、鞘部材は穿刺針だけでな
く、チューブ全体を覆うようになし、チューブの基端部
を押し引きすることによって、穿刺針を鞘部材の先端か
ら出没させるように操作する。穿刺処置具は吸引も可能
なことから、この穿刺処置具を体内組織を採取するため
のものとして用いることがある。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】ところで、前述した構
成の穿刺処置具を用いて、体内組織を採取するには、超
音波による監視下で穿刺針を採取すべき組織の存在する
位置にまで導いて、チューブに吸引力を作用させて穿刺
針の内部に組織を取り込むようにする。ただし、この穿
刺処置具では組織を切断する機構を備えていないので、
穿刺針内に収容させた組織を体内から分離して取り出す
には、穿刺針を繰り返し上下動させる等により、その針
先で組織の切断を行わなければならず、その操作は極め
て困難であると共に、生体組織に対するダメージも大き
くなる。
【0009】ここで、前述した実公昭52−47343
号公報に示されている組織採取装置において、硬質筒状
の部材からなる吸引部材の先端を穿刺針と同様の形状と
なるように尖らせれば、体内に刺し込めるように構成で
きる。ただし、先端を鋭利にすると、処置具挿通チャン
ネルへの挿通時に先端が処置具挿通チャンネルの内面に
引っ掛かったりしないようにするために、鞘部材内に装
着しなければならないこと等から、吸引部材が極めて細
いものとなる。カッタ部材はこの吸引部材の内部に挿通
され、しかもこのカッタ部材の一部を切り欠いて組織収
容部を形成していることから、組織収容部の容積が極め
て小さくなり、十分な量の組織を採取できない。以上の
ような理由で、公知の組織採取装置を構成する吸引部材
に針先を形成しただけでは、必ずしも細胞を採取する装
置として満足できる構成とすることはできない。
【0010】本発明は以上の点に鑑みてなされたもので
あって、その目的とするところは、体内に刺し込んで生
体組織を採取するに当って、有効な量の組織を容易に採
取できるようにすることにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】前述した目的を達成する
ために、本発明は、長尺の管部材内に、先端側に設けた
穿刺部と、この穿刺部を前記管部材から出没させるよう
に操作可能な操作軸とからなる穿刺部材を挿通させて設
け、前記管部材の先端部の全周に、その内周エッジ側が
尖った外刃を形成し、また前記穿刺部材には、この外刃
との間で組織を切断するための内刃を形成し、さらにこ
の内刃形成部より半径方向内側に組織を収容するための
収容凹部を形成する構成としたことを特徴とするもので
ある。
【0012】前述した穿刺部材のうち、穿刺部は、少な
くとも円錐形状の尖端部と、この尖端部に連設され、管
部材の内径とほぼ一致する外径を有する概略円柱形状の
スライド部とを備え、このスライド部の基端側外周エッ
ジに内刃を形成し、またスライド部における内刃形成部
より内側を先端側に向けて概略円錐形状の凹部を設ける
ことによっって収容凹部とすることができる。そして、
穿刺部の基端部を操作軸に連結するためには、収容凹部
の形成面から細径の軸部を基端側に延設し、この軸部の
基端部に操作軸への連結部を設ける。このためには、操
作軸を中空軸から構成し、この操作軸の先端に穿刺部の
連結部を密嵌状に挿嵌させるようにして連結できる。ま
た、この操作軸に、その先端側から連結部の嵌合長より
長い切り欠きを1乃至複数箇所形成すると、操作軸の内
部に収容凹部に通じる通路を形成できる。
【0013】穿刺部材を構成する穿刺部は、また、先端
側が円錐形状の尖端部で、基端側が円柱形状の連結部と
なし、操作軸は、先端側における所定の長さ分だけが先
端筒部で、この先端筒部から所定の幅を有する連設部を
延在させて設け、連結部の基端側に小径部を形成し、操
作軸の先端筒部はこの小径部に嵌合されて、かしめ及び
鑞付けにより固定することにより連結する構成とするこ
とができる。この場合には、内刃は先端筒部の基端側端
面における連設部以外の部分を外周エッジ側が尖った形
状とすることにより形成でき、また収容凹部は、この先
端筒部の内面と前記穿刺部の端面との間に形成される。
【0014】一方、管部材の先端は円周状に形成しても
良いが、生体細胞の切断時に収容凹部内に追い込んで、
内刃との間でより確実に組織の切断を行うためには、例
えば管部材の先端における外刃形成部を鋸歯状とするこ
とができる。また、収容凹部内に安定した状態で生体組
織を保持するためには、穿刺部材の操作軸の内部に収容
凹部内に負圧を発生させる吸引経路を設ける構成とすれ
ば良い。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、図面に基づいて本発明の実
施の一形態について説明する。而して、本発明による穿
刺用の組織採取装置は、電子コンベックス走査を行う超
音波内視鏡に形成した処置具挿通チャンネルを介して体
腔内に挿入されるように構成したものとして説明する
が、組織採取装置のガイド手段としては、これ以外の走
査方式の超音波内視鏡や、超音波診断機構を備えない通
常の内視鏡の処置具挿通チャンネルや、さらにトラカー
ル等をガイド手段とすることができ、トラカールに挿通
する場合には、全体を硬質部材で構成することもでき
る。
【0016】まず、図1に組織採取装置をガイドする超
音波内視鏡の先端部分の構成を示す。図中において、1
0は体腔内への挿入部であって、この挿入部10の先端
側は、アングル部11の先端に先端部本体12を連設し
たものからなり、先端部本体12には、基端側に内視鏡
観察部13が、また先端側には超音波観察部14が設け
られている。内視鏡観察部13は、先端部本体12の基
端側の傾斜部12aに設けられ、斜め前方に観察視野を
向けたものからなる。図1には、内視鏡観察部13を構
成するライトガイドを備えた照明機構15を示してお
り、この照明機構15と共に観察機構が設けられるが、
この観察機構の図示は省略する。なお、観察機構として
は、固体撮像素子を用いるか、イメージガイドを用い
る。超音波観察部14は、先端部本体12の先端に設け
た開口部12bに装着した超音波トランスデューサユニ
ット16を有する。この超音波トランスデューサユニッ
ト16は、電子コンベックス走査を行うものであり、多
数の短冊状の超音波振動子17を円弧状に配列したもの
から構成される。
【0017】内視鏡観察部13と超音波観察部14との
間の位置に処置具導出部18が形成されている。この処
置具導出部18は先端部本体12に穿設した所定の内径
を有する通路であり、この処置具導出部18には接続パ
イプ19が連結されている。この接続パイプ19は所定
角度曲がっており、その基端部には可撓チューブ20が
接続されている。従って、処置具導出部18,接続パイ
プ19及び可撓チューブ20から処置具挿通チャンネル
21が構成され、処置具導出部18は挿入部10の軸線
に対して斜め前方に向けて延在され、可撓チューブ20
は挿入部10の軸線方向に延在されており、接続パイプ
19の中間部分は所定の角度だけ曲がっている。
【0018】30は組織採取装置であって、この組織採
取装置30は処置具挿通チャンネル21内に挿入され
て、その処置具導出部18から出没できるようになって
いる。そして、先端部本体12を体腔内壁Sに当接させ
て、超音波観察部14により組織採取箇所Tを超音波観
察視野に入れて、処置具導出部18から組織採取装置3
0の先端を体腔内壁Sから刺し込んで、その先端を組織
採取箇所Tにまで導いた上でその生体組織、つまり細胞
を採取することができる。
【0019】そこで、図2に組織採取装置22の全体構
成を示す。同図から明らかなように、組織採取装置22
は、カテーテル23と、操作部24とから構成され、さ
らに必要に応じて吸引手段としてのシリンジ25が接続
可能な構成となっている。カテーテル23は、少なくと
も処置具挿通チャンネル21の全長より長いものであっ
て、その具体的構成は図3に示したように、最外周側に
鞘部材30と、この鞘部材30内に挿通した管部材とし
ての外套パイプ31と、この外套パイプ31内に挿通し
た穿刺部材32とから構成される。
【0020】鞘部材30は、可撓性を有する筒状の部材
であり、軟性のチューブ等でも形成できるが、図示した
ものにあっては密着コイルで構成される。また、外套パ
イプ31は、例えば先端が開口した薄肉金属パイプから
なり、その先端は外周側が先端に向かうに応じて連続的
に縮径されたテーパ形状からなり、内周側のエッジが尖
った外刃33がその円周方向の全周にわたって形成され
ている。また、穿刺部材32は、先端が穿刺部34とな
り、この穿刺部34の基端部には中空操作軸35が連結
して設けられている。穿刺部34は体内に刺入させるも
のであり、このために鋭利な円錐形状の尖端部34a
と、この尖端部34aに連設され、外套パイプ31の内
径とほぼ一致する円柱形状のスライド部34bと、この
スライド部34bに連設した軸部34cと、軸部34c
に連設した連結部34dとから構成される。さらに、ス
ライド部34bの基端部外周面には内刃36が形成され
ている。
【0021】穿刺部34に内刃36を形成するに当っ
て、この内刃36をより鋭く尖ったものとするために、
スライド部34bの基端面は平面形状ではなく、軸部3
4cへの連設部に向けて先端側に傾斜する円錐面形状と
なし、この内側の円錐形状と、外面側の円錐面形状との
なす角度は鋭角とすることにより、内刃36を構成する
外周エッジが鋭く尖っている。しかも、この内側の円錐
面の部位は、内刃36より内側に向けた概略V字状に近
い断面形状となった円周状の凹部が形成され、この凹部
が細胞を保持するための収容凹部37を構成する。さら
に、図4から明らかなように、中空操作軸35は中空パ
イプ等から構成され、その外径寸法はほぼ外套パイプ3
1の内径と一致し、所定の厚みを有するものである。そ
して、穿刺部34の基端部を構成する連結部34cは、
この中空操作軸35に挿嵌されて、鑞付け等の手段で固
定される。さらに、中空操作軸35の先端側には、1乃
至複数箇所において、先端面から連結部34の挿入端を
越える位置までの長さを有する切り欠き35aが形成さ
れている。
【0022】ここで、カテーテル23は処置具挿通チャ
ンネル21内に挿通されることから、曲がった接続パイ
プ19を通過し、またアングル部11が湾曲した状態で
も円滑に挿通できるようにするために曲げ方向に可撓性
を有するものでなければならない。このために、外套パ
イプ31及び穿刺部材32のこれら以外の部位は可撓性
を有するチューブにより形成してチューブと硬質パイプ
とを連結する構成としても良いが、これら外套パイプ3
1及び穿刺部材32は共に細径のものであり、かつその
肉厚をできるだけ薄くすれば曲げ可能になるので、全長
を金属等からなるパイプ部材で形成している。
【0023】外套パイプ31は鞘部材30内を前後方向
に移動可能となっており、また穿刺部材32は外套パイ
プ31内を前後方向に移動できるようになっている。そ
して、穿刺部34のスライド部34bを外套パイプ31
に対してほぼ隙間のない状態に挿嵌することにより、こ
のスライド部34bの基端部に形成した内刃36と外套
パイプ31に形成した外刃32との間で体内組織等を切
断可能な構成としている。
【0024】細胞採取装置22における操作部24の構
成を図5に示す。同図及び図2から明らかなように、操
作部24は第1,第2の操作手段38,39と、連結部
材40とを備えている。また、連結部材40にはケーシ
ング41が連設されており、このケーシング41は連結
部材40から基端側に所定の長さ突出している。ケーシ
ング41に連設した連結部材40には鞘部材30の基端
部が連結固定される。また、鞘部材30内に挿通させた
外套パイプ31の基端部は第1の操作手段38に、さら
に外套パイプ31内の穿刺部材32を構成する中空操作
軸35の基端部は第2の操作手段39に操作可能に連結
されている。
【0025】第1の操作手段38は、スライダ42を有
し、このスライダ42の先端部には外套パイプ31が連
結して設けられている。ケーシング41の周胴部には軸
線方向に所定の長さのガイド孔43が設けられ、スライ
ダ42にはこのガイド孔43に挿通されるピン44が取
り付けられ、外套パイプ31はこのガイド孔43の全長
に規制されるストローク分だけ鞘部材30に対して軸線
方向に相対移動することになる。そして、ガイド孔43
の基端側端部は90°曲がったストッパ部43aが形成
されており、ピン44をこのストッパ部43aに係合さ
せることによって、ケーシング41に対して第1の操作
部材38を相対移動できないように固定できる構成とし
ている。
【0026】第1の操作手段38におけるスライダ42
の基端側は所定長さ太径化したガイド筒部42aとなっ
ており、第2の操作手段39はこのガイド筒部42aに
挿通させた連結部材45を有し、穿刺部材32を構成す
る中空操作軸35の基端部がこの連結部材45に連結し
て設けられている。連結部材45の先端側はスライダ4
2のガイド筒42aに対して摺動可能に挿嵌された摺動
部45aとなっており、この摺動部45aはガイド筒4
2aに対して所定のストロークだけ往復摺動可能に挿通
させる構成となっている。そして、ガイド筒部42aの
周胴部にはガイド孔46が形成され、連結部材45の摺
動部45aにはガイド孔46にガイドされるピン47が
取り付けられている。従って、連結部材45は、スライ
ダ42に対して、ガイド孔46の全長に及ぶストローク
で往復移動するようになっている。また、ガイド孔46
の両端は概略90°曲げられたストッパ部46a,46
bとなっており、ピン47をこれらストッパ部46aま
たは46bに係合させると、第2の操作手段39は第1
の操作手段38に対して相対移動不能になる。さらに、
この第2の操作手段39を構成する連結部材45には、
その軸線方向に貫通する通路48が穿設されており、ま
た連結部材45の基端部には、シリンジ25が着脱可能
に連結されるルアーロック部45bが設けられている。
【0027】第1,第2の操作手段38,39には、そ
れぞれ操作部材49,50が設けられている。第1の操
作手段38における操作部材49はスライダ42の基端
部外周面から上下方向に向けて突設した舌片状の部材か
らなり、また第2の操作手段39側の操作部材50は連
結部材45の先端側周胴部から左右方向に延在されたロ
ッド状の部材から構成される。これら各操作部材49,
50を操作することによって、鞘部材30から外套パイ
プ31を、また外套パイプ31から穿刺部材32をそれ
ぞれ出没させる操作を行えるようになっている。
【0028】また、ケーシング41には、その基端側か
ら連結板片51,51が延在させて設けられており、こ
れら連結板片51,51の端部には、第2の操作手段3
9における操作部材50をロックするロック凹部52が
形成されている。従って、第2の操作手段39をケーシ
ング41に対して最近接した位置に変位させると、その
操作部材50は、スナップアクション作用によって、連
結板片51のロック凹部52に係合して、ケーシング4
1に対する第2の操作手段39の位置が固定されること
になる。
【0029】而して、組織採取装置22を用いて生体組
織の採取を行うに当っては、まず超音波内視鏡の先端部
本体12を体腔内壁Sに対して所定の位置に配置する。
この状態で、超音波観察部14を構成する超音波トラン
スデューサユニット16の観察視野内に体内における組
織採取箇所Tが捉えられると、処置具挿通チャンネル2
1に細胞採取装置22を構成するカテーテル23を挿入
して、その先端部分を処置具導出部18の先端近傍に位
置させる。ここで、カテーテル23の処置具挿通チャン
ネル21内への挿入操作を行う際には、外套パイプ31
も、また穿刺部材32も鞘部材30の先端から非突出状
態に保持する。このためには、ピン44,47を共にガ
イド孔43,46における基端側のストッパ部43a,
46aに係合させておく。そして、カテーテル23を処
置具挿通チャンネル21の先端から所定の長さ突出させ
ると、図6に示したように、カテーテル23の先端は体
腔内壁Sに近接した位置に配置される。そして、超音波
トランスデューサ16の観察下で、カテーテル23の先
端を組織採取箇所Tに向くように方向付けを行う。勿
論、この状態では、カテーテル23の先端を体腔内壁S
に当接させても、このカテーテル23の最先端部は鞘部
材30が位置し、この鞘部材30から鋭利な部材が突出
していないので、この体腔内壁Sに傷等を付けるおそれ
はない。
【0030】そこで、第2の操作手段39を構成する連
結部材45とスライダ42との間の相対移動を規制した
状態で、つまりピン47をガイド孔46におけるストッ
パ部46aと係合した状態を維持した状態で、ケーシン
グ41に対してスライダ42を回動させることによっ
て、ピン44のガイド孔43におけるストッパ部43a
から離脱させる。そして、操作部材49を操作して、ス
ライダ42をケーシング41内に押し込むように操作す
る。これによって、外套パイプ31は鞘部材30から突
出して、細胞採取箇所T内に進行させる。この時におい
ては、外套パイプ31と穿刺部材32とは一体に変位す
る。ここで、外套パイプ31の外刃33の傾斜角を穿刺
部材32側の穿刺部34を構成する尖端部34aの傾斜
角と一致させておくことによって、外套パイプ31の外
刃33に至る外面がほぼ連続的な円錐形状の突出部が形
成される。従って、外套パイプ31と穿刺部材32とが
相互に所定の位置関係を保ったまま体内に円滑に進行し
ていく。
【0031】外套パイプ31及び穿刺部材32が組織採
取箇所T内にまで進入すると、連結部材45に設けた操
作部材50がケーシング41の連結板片51に形成した
ロック凹部52に係合して、第2の操作手段39を構成
する連結部材45がケーシング41に対して相対移動不
能となる。そして、スライダ42を回動させることによ
って、ピン47によるガイド孔46のストッパ部46a
から離脱させる。これによって、固定的に保持された穿
刺部材32に対して外套パイプ31が前後方向に相対移
動できるようになる。そこで、操作部材49を操作し
て、外套パイプ31を引き戻す方向に変位させると、図
8に実線で示したように、外套パイプ31に設けた外刃
33が穿刺部材32側の内刃36より基端側に変位し、
穿刺部材32における穿刺部34に形成した収容凹部3
7が開口することになる。その結果、組織採取箇所Tの
生体組織が収容凹部37内に入り込む。
【0032】以上の状態から、そのまま操作部材49を
前述とは逆の方向に操作することによって、図8に仮想
線で示したように、外套パイプ31が前進して外刃33
が内刃36に近接し、この外刃33に押されて生体組織
が収容凹部37を構成する円錐面に押し付けられること
になり、外刃33が内刃36に接合した段階で組織の一
部が切断されて収容凹部37内に取り込まれる。そし
て、穿刺部材32と外套パイプ31とが図7に示した位
置関係になると、収容凹部37内に取り込まれた組織
は、実質的に密閉された状態になる。
【0033】この状態で、再びスライダ42を回動させ
ることによって、ピン47をガイド孔46のストッパ部
46aに係合させると、外套パイプ31と穿刺部材32
とは相対移動不能になり、みだりに収容凹部37が開口
することがなくなる。さらに、このようにして相対移動
不能となった外套パイプ31と穿刺部材32とを、操作
部材49または50をケーシング41の基端側に変位さ
せて、穿刺部材32の先端部を含めた全体を鞘部材30
内に退入させ、ピン44をガイド孔43におけるストッ
パ部43aに係合させる。これによって、外套パイプ3
1及び穿刺部材32は、鞘部材30内に引き込まれた状
態で、この鞘部材30に対して相対移動不能となるの
で、カテーテル23全体を処置具挿通チャンネル21か
ら安全に引き出すことができ、体内における組織を取り
出すことができる。
【0034】なお、操作部24では、外套パイプ31と
穿刺部材32とを一体に突出させた後に、外套パイプ3
1を作動させるように構成しているが、例えばまず鞘部
材30から穿刺部材32を突出させて、組織採取箇所T
にまで進行させた後に、外套パイプ31を鞘部材30か
ら突出させるように構成しても良い。また、組織を切断
する際において、穿刺部材32に設けた内刃36を外刃
33と接合する方向に移動させる場合には、収容凹部を
構成する壁面は内刃36より基端側に設けるようにす
る。
【0035】而して、外刃33及び内刃36は共に円周
方向の全周に及んでいるので、多量の組織を採取でき
る。特に、組織の切断時には穿刺部34は静止状態に保
持される関係から、軸部34cを極細く形成しても、曲
げ等の力が作用することがない。従って、収容空間37
のスペースを広くできることから、多量の組織を効率的
に採取できるようになる。なお、穿刺部34には体内へ
の刺入時に反力が作用するが、この時にはスライド部3
4bは外套パイプ31内に嵌合しているために、軸部3
4cに作用するのは軸線方向の力であり、曲げ方向の力
は実質的に作用しないことから、軸部34cを細径化さ
せても、体内への刺入操作に支障を来すことはない。
【0036】以上のように、操作部材49を一度戻すよ
うに操作した後に、押し出すように操作するだけで、組
織を切断して取り出すことができるが、より多量の組織
を採取するには、収容凹部37内に負圧吸引力を作用さ
せる。このために、操作部24における連結部材45の
基端部にルアーロック部45bが設けられており、この
ルアーロック部45bにシリンジ25を接続して、この
シリンジ25により負圧吸引力を作用させる。その結
果、通路48から中空操作軸35の内部にまで負圧が及
び、図8に矢印で示したように、切り欠き35aの開口
部分から外套パイプ31の内部と穿刺部34の収容凹部
37とにより形成される空間に負圧吸引力を作用させる
ことができる。そして、この負圧状態を維持しながら、
操作部材49を押し戻す方向に操作することによって、
外刃33が内刃36に近接する方向に変位する際におい
て、体内組織がこの収容凹部37内に引き込まれるよう
になり、外刃33の移動時に体内組織が外部に押し出さ
れるのを防止でき、収容凹部37に位置する大量の組織
を採取することができる。この負圧吸引力を作用させる
際に、外套パイプ31と穿刺部材32との間、つまり外
刃33と内刃36とを所定の間隔だけ離間させた状態に
確実に保持するためには、ピン47をガイド孔46にお
ける先端側のストッパ部46bに係合させるようにす
る。
【0037】ここで、穿刺部材としては、図9及び図1
0に示した構成とすることもできる。同図において、6
0は穿刺部材であって、この穿刺部材60は、穿刺部6
1と中空操作軸62とから構成される。穿刺部61は先
端側が円錐形状の尖端部63であって、この尖端部63
には段付き円柱形状の連結部64が連設されている。こ
の連結部64は、その尖端部61への連設側が外套パイ
プ31の内径とほぼ一致する外径を有する摺動部64a
となり、この摺動部64aの基端側には円周状の凹溝6
4bが連設されており、さらにこの凹溝64bの基端側
は、摺動部64aと円周状凹溝64bの溝底とは中間の
直径を有する小径部64cとなっている。また、中空操
作軸62には、先端筒部65と、この中空軸本体66
と、それらの間を連結する左右一対のアーム部67とか
ら構成される。また、この穿刺部材61が挿嵌される外
套パイプ68の先端部にはその内周エッジの全周に外刃
69が形成されている。一方、内刃70は、中空操作軸
62を構成する先端筒部66におけるアーム部67が連
設されていない部位に形成される。この内刃70は先端
筒部66の外周エッジ側に形成される。
【0038】以上の構成を有する穿刺部61と中空操作
軸62とは、この中空操作軸62を構成する先端筒部6
5を穿刺部61における連結部64の小径部64cに嵌
合させて、その先端を凹溝64b内に臨ませる。そし
て、この先端筒部65の先端部分をかしめると共に、こ
のかしめ部を鑞付けすることによって固定される。これ
によって、中空操作軸62の先端筒部65と、穿刺部6
1との間に組織を収容する収容凹部71が形成される。
ここで、この構成においては、内刃70は全周に及ぶも
のではなく、アーム部67を連設した部位は内刃70が
欠落しているが、収容凹部71はより広い空間となるの
で、特に中空操作軸62を構成する中空軸本体66に負
圧吸引力を作用させて、この収容凹部71内を負圧にし
た上で、生体組織を切断するように操作すれば、負圧に
よる収容凹部71内への生体組織の取り込み量を多くす
ることができる。ここで、中空操作軸62における先端
筒部65と中空軸本体66との間にアーム部67を形成
するには、パイプ部材における先端近傍位置を打ち抜き
加工を施せば良い。
【0039】また、中空操作軸としては、図11に示し
たように構成することもできる。この中空操作軸80
は、その先端に形成した外刃81の部位が円周方向に向
けて鋸歯状に形成されている。このように構成すれば、
外刃81を体内組織に接触させる際に、外刃81におけ
る尖端部が組織に食い込むようになるので、この組織が
外部に押し出されるのを防止できる。
【0040】
【発明の効果】本発明は以上のように構成したので、体
内に刺し込んで生体組織を採取するに当って、有効な量
の組織を容易に採取し、かつ採取した組織を容易に取り
出すことができる等の効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の一形態を示す組織採取装置を超
音波内視鏡に組み込んだ状態を示す要部断面図である。
【図2】図1に示した組織採取装置の全体構成図であ
る。
【図3】組織採取装置を構成するカテーテルの先端部分
の断面図である。
【図4】穿刺部材の平面図である。
【図5】組織採取装置における操作部の断面図である。
【図6】組織採取装置の作用説明図であって、カテーテ
ルが体内に刺し込まれる直前の状態を示す図である。
【図7】カテーテルの管部材の先端を生体組織採取箇所
にまで導いた状態を示す作用説明図である。
【図8】生体組織を穿刺部材で切断している状態を示す
作用説明図である。
【図9】穿刺部材及び外套パイプの他の形態を示す断面
図である。
【図10】穿刺部材の平面図である。
【図11】外套パイプの他の形態を示す外観図である。
【図12】従来技術による組織採取装置として、体腔内
壁から粘膜組織を採取するのに適した構成のものの要部
断面図である。
【符号の説明】
10 挿入部 11 アングル部 12 先端部本体 13 内視鏡観察部 14 超音波観察部 21 処置具挿通チャ
ンネル 22 組織採取装置 23 カテーテル 24 操作部 25 シリンジ 30 鞘部材 32,68,80 外
套パイプ 33,69,81 外刃 34,61 穿刺部 34a,63 尖端部 34b スライド部 34c 軸部 34d 連結部 35,62 中空操作軸 36,70 内刃 37,71 収容凹部 38 第1の操作手段 39 第2の操作手段 40 連結部材 41 ケーシング 42 スライダ 45 連結部材 48 通路

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 長尺の管部材内に、先端側に設けた穿刺
    部と、この穿刺部を前記管部材から出没させるように操
    作可能な操作軸とからなる穿刺部材を挿通させて設け、
    前記管部材の先端部の全周に、その内周エッジ側が尖っ
    た外刃を形成し、また前記穿刺部材には、この外刃との
    間で組織を切断するための内刃を形成し、さらにこの内
    刃形成部より半径方向内側に組織を収容するための収容
    凹部を形成する構成としたことを特徴とする組織採取装
    置。
  2. 【請求項2】 前記穿刺部は円錐形状の尖端部を有し、
    またこの尖端部には前記管部材の内径とほぼ一致する外
    径を有する概略円柱形状のスライド部を連設し、このス
    ライド部の基端側外周エッジに前記内刃を形成すると共
    に、前記スライド部における内刃形成部より内側を先端
    側に向けて概略円錐形状の凹部を設けることによって前
    記収容凹部となし、さらにこの収容凹部の形成面から細
    径の軸部を基端側に延設し、この軸部の基端部に前記操
    作軸への連結部を設ける構成としたことを特徴とする請
    求項1記載の組織採取装置。
  3. 【請求項3】 前記操作軸は中空軸で構成し、この操作
    軸の先端には前記穿刺部の連結部を密嵌状に挿嵌させる
    ようになし、かつこの操作軸には、その先端側から連結
    部の嵌合長より長い切り欠きを1乃至複数箇所形成する
    構成としたことを特徴とする請求項2記載の組織採取装
    置。
  4. 【請求項4】 前記穿刺部は、先端側が円錐形状の尖端
    部で、基端側が円柱形状の連結部となし、また前記操作
    軸は、先端側における所定の長さ分だけが先端筒部で、
    この先端筒部から所定の幅を有する連設部を延在させて
    設け、前記連結部の基端側には小径部を形成し、前記操
    作軸の先端筒部はこの小径部に嵌合されて、かしめ及び
    鑞付けにより固定することにより連結し、前記内刃は、
    前記先端筒部の基端側端面における前記連設部以外の部
    分を外周エッジ側が尖った形状とすることにより形成
    し、また前記収容凹部は、この先端筒部の内面と前記穿
    刺部の端面との間に形成する構成としたことを特徴とす
    る請求項1記載の組織採取装置。
  5. 【請求項5】 前記管部材の先端における外刃形成部を
    鋸歯状としたことを特徴とする請求項1記載の組織採取
    装置。
  6. 【請求項6】 前記穿刺部材の操作軸の内部に、前記収
    容凹部内を負圧にするための吸引経路を形成する構成と
    したことを特徴とする請求項1記載の組織採取装置。
JP24688299A 1999-09-01 1999-09-01 組織採取装置 Pending JP2001070307A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP24688299A JP2001070307A (ja) 1999-09-01 1999-09-01 組織採取装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP24688299A JP2001070307A (ja) 1999-09-01 1999-09-01 組織採取装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2001070307A true JP2001070307A (ja) 2001-03-21

Family

ID=17155155

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP24688299A Pending JP2001070307A (ja) 1999-09-01 1999-09-01 組織採取装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2001070307A (ja)

Cited By (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001104314A (ja) * 1999-10-07 2001-04-17 Asahi Optical Co Ltd 内視鏡用組織採取具
JP2002153475A (ja) * 2000-11-21 2002-05-28 Olympus Optical Co Ltd 内視鏡用鉗子
JP2006006465A (ja) * 2004-06-23 2006-01-12 Olympus Corp 内視鏡用穿刺針
JP2007007323A (ja) * 2005-07-04 2007-01-18 Olympus Medical Systems Corp 生体組織採取装置
JP2007020868A (ja) * 2005-07-15 2007-02-01 Olympus Medical Systems Corp 内視鏡用穿刺針
WO2010100780A1 (ja) * 2009-03-05 2010-09-10 オリンパスメディカルシステムズ株式会社 生検組織採取処置具
JP2010274123A (ja) * 2010-07-12 2010-12-09 Olympus Corp 内視鏡用穿刺針
JP2017504377A (ja) * 2013-12-13 2017-02-09 インテュイティブ サージカル オペレーションズ, インコーポレイテッド 入れ子式生検針
JP2017532111A (ja) * 2014-09-18 2017-11-02 ボストン サイエンティフィック サイムド,インコーポレイテッドBoston Scientific Scimed,Inc. ヘリカルドリブン回転組織採取

Cited By (17)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001104314A (ja) * 1999-10-07 2001-04-17 Asahi Optical Co Ltd 内視鏡用組織採取具
JP2002153475A (ja) * 2000-11-21 2002-05-28 Olympus Optical Co Ltd 内視鏡用鉗子
JP4545916B2 (ja) * 2000-11-21 2010-09-15 オリンパス株式会社 内視鏡用鉗子
JP4578868B2 (ja) * 2004-06-23 2010-11-10 オリンパス株式会社 内視鏡用穿刺針
JP2006006465A (ja) * 2004-06-23 2006-01-12 Olympus Corp 内視鏡用穿刺針
JP2007007323A (ja) * 2005-07-04 2007-01-18 Olympus Medical Systems Corp 生体組織採取装置
JP4716808B2 (ja) * 2005-07-04 2011-07-06 オリンパスメディカルシステムズ株式会社 生体組織採取装置
US8282575B2 (en) 2005-07-15 2012-10-09 Olympus Medical Systems Corp. Endoscopic puncture needle and method of acquiring tissue from a target region by using the endoscopic puncture needle
JP4632887B2 (ja) * 2005-07-15 2011-02-16 オリンパスメディカルシステムズ株式会社 内視鏡用穿刺針
JP2007020868A (ja) * 2005-07-15 2007-02-01 Olympus Medical Systems Corp 内視鏡用穿刺針
WO2010100780A1 (ja) * 2009-03-05 2010-09-10 オリンパスメディカルシステムズ株式会社 生検組織採取処置具
US8241227B2 (en) 2009-03-05 2012-08-14 Olympus Medical Systems Corp. Biopsy tissue sampling treatment instrument
JP2010274123A (ja) * 2010-07-12 2010-12-09 Olympus Corp 内視鏡用穿刺針
JP2017504377A (ja) * 2013-12-13 2017-02-09 インテュイティブ サージカル オペレーションズ, インコーポレイテッド 入れ子式生検針
US10856855B2 (en) 2013-12-13 2020-12-08 Intuitive Surgical Operations, Inc. Telescoping biopsy needle
CN114366181A (zh) * 2013-12-13 2022-04-19 直观外科手术操作公司 伸缩式活检针
JP2017532111A (ja) * 2014-09-18 2017-11-02 ボストン サイエンティフィック サイムド,インコーポレイテッドBoston Scientific Scimed,Inc. ヘリカルドリブン回転組織採取

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5980469A (en) Method and apparatus for automated biopsy and collection of soft tissue
US5188118A (en) Automatic biopsy instrument with independently actuated stylet and cannula
EP0556243B1 (en) Automatic biopsy instrument
US5282476A (en) Biopsy apparatus with tapered vacuum chamber
US7895725B2 (en) Method of manufacturing a needle assembly for use with a biopsy device
US9095327B2 (en) Biopsy device with variable side aperture
US7137956B2 (en) Endoscopic submucosal core biopsy device
US20050256426A1 (en) Apparatus and method for collecting tissue samples
JP5997297B2 (ja) 組織採取装置
JP2005520617A (ja) 生検針
JP5908198B1 (ja) 針管
JP3661470B2 (ja) 組織採取装置
JP2001070307A (ja) 組織採取装置
JP4628637B2 (ja) 生検装置
JP4499488B2 (ja) 内視鏡用穿刺針
JP5927365B1 (ja) 医療用処置具
JP7263055B2 (ja) 生検針
KR101731894B1 (ko) 위장관 점막하종양 생검용 기구
JP2000201939A (ja) 医療用処置具
JP7315707B2 (ja) 生検針及び組織採取装置
US20200405277A1 (en) Endoscopic ultrasound needle device and method for operating the same
JP2019176993A (ja) 生検針