JP4702439B2 - コンテンツ表示システム - Google Patents

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Description

本発明は、ネットワーク上で公開されているコンテンツを表示するためのシステムに関する。
様々なコンテンツがネットワーク上で公開されている。各コンテンツのURLと各コンテンツのタイトルとを含むコンテンツ要約情報を公開しているサーバが存在する。コンテンツ要約情報の一例として、例えば、フィード情報(Feed)を挙げることができる。フィード情報のフォーマットとしては、例えば、RSSやAtomが存在する。下記の非特許文献1には、フィード情報を取得して各コンテンツのタイトルを表示するためのソフトウェアが開示されている。このソフトウェアをPCにインストールすると、ユーザは、各コンテンツのタイトルを見ることができる。ユーザがタイトルをクリックすると、PCは、ブラウザを起動し、そのタイトルに対応するコンテンツのURLにアクセスする。これにより、PCにおいてコンテンツが表示される。
小津智幸、"RSS対応サイトの配信記事タイトルを電光掲示板風に表示「Dirty News Reader」"、[Online]、平成16年5月26日、Impress Corporation、[平成20年7月29日検索]、インターネット、<http://www.forest.impress.co.jp/article/2004/05/26/dirtynewsreader.html>
コンテンツ要約情報は、コンテンツが要約化された情報(タイトル等)であるために、比較的に小さい表示装置でも問題なく見ることができる。しかしながら、コンテンツは、多くの文字列を含んでいることがある。また、コンテンツは、画像データを含んでいることもある。コンテンツを比較的に小さい表示装置で表示すると、コンテンツの全体を見るためには、ユーザは、画面を何度もスクロールさせる必要がある。操作が煩わしく、しかも、情報が見づらい。本明細書では、このような不便性を解消することができる技術を提供する。
本明細書で開示される一つの技術は、通信装置と、その通信装置に通信可能に接続されるとともに、ブラウザによってコンテンツを表示することが可能である情報表示装置とを備えるコンテンツ表示システムである。前記通信装置は、各コンテンツの位置情報と各コンテンツのタイトルとを少なくとも含むコンテンツ要約情報の位置情報を記憶する位置情報記憶手段と、前記位置情報記憶手段に記憶されている前記位置情報から前記コンテンツ要約情報を取得する要約情報取得手段と、前記要約情報取得手段によって取得された前記コンテンツ要約情報に含まれる各コンテンツのタイトルを表示するタイトル表示手段と、前記タイトル表示手段に表示された各コンテンツのタイトルから1個以上のタイトルをユーザが選択することを許容するタイトル選択許容手段と、前記タイトル選択許容手段において選択された前記1個以上のタイトルに対応する1個以上のコンテンツの1個以上の位置情報を前記コンテンツ要約情報から特定する位置情報特定手段と、前記ブラウザを起動させるための第1種の指示を前記情報表示装置に送信する指示送信手段であって、前記第1種の指示を送信した後に、前記位置情報特定手段によって特定された前記1個以上の位置情報を含む1個以上の第2種の指示を前記情報表示装置に送信する前記指示送信手段とを有する。前記情報表示装置は、前記通信装置から送信された前記第1種及び第2種の指示を受信する指示受信手段と、前記指示受信手段によって前記第1種の指示が受信された際に、前記第1種の指示が受信される前に前記通信装置から送信された他の第1種の指示に従って起動された前記ブラウザが終了していることを条件として、前記ブラウザを新たに起動するブラウザ起動手段と、前記ブラウザを用いて、前記1個以上の第2種の指示に含まれる前記1個以上の位置情報に関連する1個以上の関連情報を累積して表示する関連情報表示手段と、前記1個以上の関連情報からユーザが特定の関連情報を選択する場合に、前記ブラウザを用いて、前記特定の関連情報に関連する特定の位置情報から特定のコンテンツを取得して表示するコンテンツ表示手段とを有する。前記ブラウザ起動手段は、前記指示受信手段によって前記第2種の指示が受信されても、前記ブラウザを新たに起動しない。
本明細書で開示される他の一つの技術は、通信装置と、その通信装置に通信可能に接続されるとともに、ブラウザによってコンテンツを表示することが可能である情報表示装置とを備えるコンテンツ表示システムである。上記の「通信装置」は、情報表示装置に通信可能に接続されるあらゆるデバイスを含む概念である。通信装置の一例として、プリンタ、スキャナ、多機能機、携帯端末(携帯電話、PDA等)等を挙げることができる。また、上記の「情報表示装置」という用語は、情報を表示することができるあらゆるデバイスを含む概念である。情報表示装置の一例として、PC、テレビ等を挙げることができる。
通信装置は、位置情報記憶手段と要約情報取得手段とタイトル表示手段とタイトル選択許容手段と位置情報特定手段と指示送信手段とを有する。位置情報記憶手段は、各コンテンツの位置情報と各コンテンツのタイトルとを少なくとも含むコンテンツ要約情報の位置情報を記憶する。上記の「位置情報」という用語は、コンテンツの位置を特定することができるあらゆる情報を含む概念である。位置情報の一例として、例えば、URL(Uniform Resource Locator)等を挙げることができる。要約情報取得手段は、位置情報記憶手段に記憶されている位置情報からコンテンツ要約情報を取得する。タイトル表示手段は、要約情報取得手段によって取得されたコンテンツ要約情報に含まれる各コンテンツのタイトルを表示する。タイトル選択許容手段は、タイトル表示手段に表示された各コンテンツのタイトルから第1タイトルをユーザが選択することを許容する。位置情報特定手段は、タイトル選択許容手段において選択された第1タイトルに対応する第1コンテンツの第1位置情報をコンテンツ要約情報から特定する。指示送信手段は、位置情報特定手段によって特定された第1位置情報に対応する第1コンテンツを表示するための指示を情報表示装置に送信する。
情報表示装置は、指示受信手段とブラウザ起動手段とを有する。指示受信手段は、通信装置から送信された上記の指示を受信する。ブラウザ起動手段は、指示受信手段によって上記の指示が受信された場合に、上記の指示が受信される前に通信装置から送信された他の指示に従って起動されたブラウザが終了していることを条件として、ブラウザを起動する。なお、上記の「条件として」という用語は、他の条件(AND条件及び/又はOR条件)が付加されるのを排除するものではない。「条件として」という用語を使用した場合、他の条件が付加されてもよい。以下でも、「条件として」という用語を使用する場合は同様である。
上記のシステムによると、通信装置が有する表示手段ではコンテンツの全体を見づらい場合、通信装置から情報表示装置に第1コンテンツを表示するための指示を送信することができる。情報表示装置は、上記の指示が受信された場合に、ブラウザを起動することができる。ブラウザによって第1コンテンツを表示することができる。ユーザは、情報表示装置が有する表示手段において第1コンテンツの全体を見ることができる。
例えば、通信装置において複数のタイトルがユーザによって順に選択された場合、各タイトルに対応する各コンテンツを表示するための指示が複数回に亘って情報表示装置に順に送信されることになる。通信装置からの指示を情報表示装置が受信する毎にブラウザが起動される構成を採用すると、情報表示装置において複数のウィンドウが開かれることになり、ユーザが情報(例えばコンテンツ)を見づらくなる。このような問題が発生しないように、情報表示装置のブラウザ起動手段は、指示受信手段によって上記の指示が受信された場合に、上記の指示が受信される前に通信装置から送信された他の指示に従って起動されたブラウザが終了していることを条件として、ブラウザを起動する。即ち、通信装置からの指示に従ってブラウザが起動している間に他の指示が受信されても、ブラウザが新たに起動されない。通信装置からの指示を情報表示装置が受信する毎にブラウザが起動されることがなく、通信装置からの複数の指示に従って複数のウィンドウが同時に開かれることがない。ユーザが情報を見やすい。
なお、通信装置は、コンテンツの位置情報からコンテンツを取得して表示することが可能であってもよいし、可能でなくてもよい。後者の場合、通信装置は、ブラウザを備えていなくてもよい。この場合、通信装置の構成を簡単化することができる。
なお、上記のシステムをより具体的に表現すると、以下のように記載することができる。情報表示装置は、ブラウザ起動手段によって起動されたブラウザが実行する命令を記憶する命令記憶手段をさらに有していてもよい。なお、上記の命令は、情報表示装置に予め記憶されていてもよい。一方において、上記の命令は、通信装置から情報表示装置に送信されてもよい。この場合、情報表示装置の命令記憶手段は、通信装置から送信された命令を記憶してもよい。ブラウザ起動手段は、指示受信手段によって上記の指示が受信された場合に、命令記憶手段に記憶されている上記の命令を実行するために起動されたブラウザが終了していることを条件として、ブラウザを起動してもよい。
指示送信手段によって送信される上記の指示は、第1指示と第2指示を含んでいてもよい。ブラウザ起動手段は、指示受信手段によって第1指示が受信された場合にブラウザを起動してもよい。命令記憶手段は、ブラウザ起動手段によってブラウザが起動された場合に、予め決められているリクエストを通信装置に送信することをブラウザに指示する第1命令を記憶していてもよい。通信装置は、情報表示装置から送信されたリクエストを受信するリクエスト受信手段をさらに有していてもよい。指示送信手段は、リクエスト受信手段によってリクエストが受信された場合に、位置情報特定手段によって特定された第1位置情報を含む第2指示を情報表示装置に送信してもよい。ブラウザ起動手段は、指示受信手段によって第1位置情報を含む第2指示が受信された場合にブラウザを起動しなくてもよい。この構成によると、ブラウザ起動手段によって起動されたブラウザが終了していない間に第2指示が受信されても、ブラウザが新たに起動されない。通信装置からの複数の指示に従って複数のウィンドウが同時に開かれることがない。
命令記憶手段は、指示受信手段によって第2指示が受信された場合にリクエストを通信装置に再送信することをブラウザに指示する第2命令をさらに記憶していてもよい。通信装置は、リクエスト受信手段によってリクエストが再受信された場合に、リクエストを保留するリクエスト保留手段をさらに有していてもよい。位置情報特定手段は、タイトル選択許容手段において選択された第2タイトルに対応する第2コンテンツの第2位置情報をコンテンツ要約情報から特定してもよい。指示送信手段は、リクエスト保留手段によって保留されているリクエストに対するレスポンスとして、位置情報特定手段によって特定された第2位置情報を含む第2指示を情報表示装置に送信してもよい。ブラウザ起動手段は、指示受信手段によって第2位置情報を含む第2指示が受信された場合にブラウザを起動しなくてもよい。この構成によると、ブラウザ起動手段によって起動されたブラウザが終了していない間に第2指示が受信されても、ブラウザが新たに起動されない。通信装置からの複数の指示に従って複数のウィンドウが同時に開かれることがない。
命令記憶手段は、第3命令と第4命令をさらに記憶していてもよい。第3命令は、指示受信手段によって第2指示が受信された場合に、当該第2指示に含まれる位置情報に関連する関連情報を累積して表示することをブラウザに指示するものであってもよい。なお、上記の「関連情報」は、第2指示に含まれる位置情報そのものであってもよいし、その位置情報に対応するコンテンツのタイトル、サマリー等であってもよい。第4命令は、表示されている複数の関連情報の中から1つの関連情報がユーザによって選択されたことを条件として、当該関連情報に対応するコンテンツを表示することをブラウザに指示してもよい。この構成によると、例えば、通信装置においてユーザによって複数のタイトルが選択された場合に、情報表示装置は、それらの複数のタイトルに対応する複数の関連情報を表示する。ユーザは、表示されている複数の関連情報の中から所望の関連情報を選択することによって、所望のコンテンツを見ることができる。
第3命令は、指示受信手段によって第2指示が受信された場合に、当該第2指示に含まれる位置情報に関連する関連情報が表示されているのか否かを判断することをブラウザに指示するとともに、否定的な判断結果が得られたことを条件として、当該第2指示に含まれる位置情報に関連する関連情報を表示することをブラウザに指示してもよい。この構成によると、既に表示されている関連情報を含む第2指示が受信された場合(肯定的な判断結果が得られた場合)には、その関連情報を累積して表示することがブラウザに指示されない。複数の同じ関連情報が同時に表示されることを防止することができる。
上記の情報表示装置を実現するためのコンピュータプログラムも有用である。このコンピュータプログラムは、情報表示装置に搭載されるコンピュータに、以下の各処理、即ち、(1)通信装置から送信された指示を受信する指示受信処理と、(2)指示受信処理で上記の指示が受信された場合に、上記の指示が受信される前に通信装置から送信された他の指示に従って起動されたブラウザが終了していることを条件として、ブラウザを起動するブラウザ起動処理とを実行させる。
ここでは、以下の実施例に記載の技術の特徴の一部をまとめておく。
(形態1)コンテンツのことを「サイト内の複数の情報のうちの1つの情報」と言い換えてもよい。上記の複数の情報のそれぞれは、1つのURLに対応している。従って、コンテンツのことを「サイト内の1つのURLに対応している情報」と言い換えることもできる。また、コンテンツ要約情報のことを「フィード情報」と言い換えてもよい。
(形態2)コンテンツのタイトルは、当該コンテンツの全体の文字列よりも少ない文字列であって、コンテンツの内容を反映している文字列であってもよい。
(形態3)通信装置が有する表示手段より情報表示装置が有する表示手段が大きくてもよい。
(形態4)通信装置は、タイトル選択許容手段においてユーザによってタイトルが選択され、かつ、ユーザによって第1操作が実行された場合に、当該タイトルに対応するコンテンツを表示するための指示を情報表示装置に送信してもよい。
(形態5)通信装置は、タイトル選択許容手段においてユーザによってタイトルが選択され、かつ、ユーザによって第2操作が実行された場合に、当該タイトルに対応する関連情報を削除するための指示を情報表示装置に送信してもよい。
(形態6)通信装置は、ユーザによって第3操作が実行された場合に、全ての関連情報をクリアするための指示を情報表示装置に送信してもよい。
(形態7)次の通信装置も有用である。即ち、この通信装置は、ブラウザによってコンテンツを表示することが可能である情報表示装置に通信可能に接続される。この通信装置は、上記の位置情報記憶手段と要約情報取得手段とタイトル表示手段とタイトル選択許容手段と位置情報特定手段と指示送信手段とを有する。
(形態8)通信装置は、処理を実行することをブラウザに指示する命令を情報表示装置に送信してもよい。情報表示装置は、通信装置からの第1指示が受信されるとブラウザを起動してもよい。第1指示に従って起動されたブラウザは、通信装置からの第2指示が受信されると、上記の命令に従ってブラウザが処理を実行してもよい。上記の命令は、上記の第1命令、及び/又は、上記の第2命令、及び/又は、上記の第3命令、及び/又は、上記の第4命令を含んでいてもよい。
(形態9)
情報表示装置は、通信装置からの指示に従ってブラウザを起動する第1ブラウザ起動手段と、ユーザによって実行された所定の操作に従ってブラウザを起動する第2ブラウザ起動手段とを備えていてもよい。第1ブラウザ起動手段は、指示受信手段によって上記の指示が受信された場合に、第1ブラウザ起動手段によって起動されたブラウザが終了していることを条件として、ブラウザを起動してもよい。即ち、第1ブラウザ起動手段は、指示受信手段によって上記の指示が受信された場合に、第1ブラウザ起動手段によって起動されたブラウザが終了していれば、第2ブラウザ起動手段によって起動されたブラウザが終了していなくても、ブラウザを起動してもよい。
(第1実施例)
図面を参照して実施例を説明する。図1は、本実施例の多機能機システム2の概略図を示す。多機能機システム2は、多機能機10とPC70と複数のコンテンツ提供サーバ90,91とを備える。なお、図1では、1つの多機能機10と1つのPC70と2つのコンテンツ提供サーバ90,91しか示されていないが、これらの数は適宜変更することができる。多機能機10は、LAN回線4に接続されている。PC70は、LAN回線4に接続されている。LAN回線4は、ルータ6を介してインターネット8に接続されている。各コンテンツ提供サーバ90,91は、インターネット8に接続されている。本実施例では、コンテンツ提供サーバ90が1つのサイトを公開しており、コンテンツ提供サーバ91が1つのサイトを公開している。各サイトは、複数のコンテンツを含んでいる。さらに、各コンテンツ提供サーバ90,91は、自身のサイトが含んでいる複数のコンテンツの要約情報であるフィード情報(RSS形式のフィード情報)を記憶している。これらの情報の具体的な内容については、後で詳しく説明する。
(PCの構成)
図1は、PC70の構成を示す。PC70は、CPU72とハードディスク74と表示部82と操作部84等を有する。なお、図1には示されていないが。PC70は、LAN回線4に接続されているネットワークインターフェイスも有している。
CPU72は、ハードディスク74に記憶されているプログラム76,78に従って様々な処理を実行する。CPU72が実行する処理については、後で詳しく説明する。ハードディスク74は、様々なプログラム76,78を記憶している。基本プログラム76は、PC70の基本的な動作を制御するためのプログラムである。基本プログラム76は、例えば、インターネット8のサイトからコンテンツをダウンロードして表示するためのブラウザ76aを含んでいる。ユーザは、例えば、操作部84に所定の操作を加えることによって、ブラウザ76aを起動させることができる。ユーザが操作部84を操作することに起因してブラウザ76aを起動させるプログラムは、後述するブラウザ起動ソフト78ではなく、基本プログラム76に含まれている。ブラウザ起動ソフト78は、多機能機10からの指示に従ってブラウザ76aを起動するためのプログラムである。ブラウザ起動ソフト78は、例えば、コンピュータ読取可能媒体からPC70にインストールされる。また、ブラウザ起動ソフト78は、例えば、インターネット8のサイトからダウンロードされてPC70にインストールされてもよい。
ハードディスク74は、記憶領域80を有する。記憶領域80は、JavaScript命令86を記憶している。ブラウザ起動ソフト78によって起動されたブラウザ76aは、JavaScript命令86に従って処理を実行する。JavaScript命令86は、JavaScript(登録商標)で記述された様々な命令86a〜86eを含んでいる。起動時リクエスト送信命令86aは、ブラウザ起動ソフト78によってブラウザ76aが起動された際に多機能機10にリクエストを送信することをブラウザ76aに指示する命令である。リクエスト再送信命令86bは、多機能機10に送信されたリクエストに対するレスポンスが受信された場合に、多機能機10にリクエストを再送信することをブラウザ76aに指示する命令である。リスト表示命令86cは、後述するリスト表示領域202(図16参照)にリスト204を表示したり、リスト204にコンテンツタイトルを追加したりすることをブラウザ76aに指示する命令である。コンテンツ表示命令86dは、後述するコンテンツ表示領域206(図16参照)にコンテンツを表示することをブラウザ76aに指示する命令である。その他の命令86eは、例えば、リスト204からコンテンツタイトルを削除したり、多機能機10からの指示に従ってリスト204をクリアしたりすることをブラウザ76aに指示する命令である。JavaScript命令86に従ってブラウザ76aが実行する処理については、後で詳しく説明する。なお、JavaScript命令86は、例えば、コンピュータ読取可能媒体からPC70にインストールされる。また、JavaScript命令86は、例えば、インターネット8のサイトからダウンロードされてPC70にインストールされてもよい。
表示部82は、様々な情報を表示することができる。表示部82は、比較的に大きい表示画面を有する。表示部82は、多機能機10が有する表示パネル50(図2参照)より大きい表示画面を有する。操作部84は、キーボードやマウスによって構成される。ユーザは、操作部84を操作することによって、様々な指示や情報をPC70に入力することができる。
(多機能機の構成)
図2は、多機能機10の構成を示す。多機能機10は、制御部12と表示パネル50とキーパッド52と印刷部54とスキャン部56とFAX部58とネットワークインターフェイス60とPSTNインターフェイス62等を有する。制御部12は、CPU14とROM16とRAM30とNVRAM40等を有する。
CPU14は、ROM16に記憶されているプログラム18〜26に従って様々な処理を実行する。CPU14が実行する処理については、後で詳しく説明する。ROM16は、様々なプログラム18〜26を記憶している。基本機能プログラム18は、多機能機10の基本的な動作を制御するためのプログラムである。基本機能プログラム18は、例えば、表示パネル50に表示される表示データを生成するためのプログラムを含んでいる。また、基本機能プログラム18は、例えば、印刷部54、スキャン部56、FAX部58等を制御するためのプログラムを含んでいる。インターネット接続プログラム20は、インターネット8に接続するためのプログラムである。フィード情報解析プログラム22は、コンテンツ提供サーバ90,92から取得されるフィード情報を解析し、表示パネル50で表示するための情報(以下では表示情報と呼ぶ)を作成するためのプログラムである。フィード情報表示プログラム24は、表示情報を表示するためのプログラムである。プログラム26は、上記のプログラム18〜24以外のプログラムである。なお、図2では、プログラム26がJavaScript命令86を含んでいるように示されているが、この構成は、後述する第2実施例において利用される。
RAM30は、様々な記憶領域32〜36を有する。基本機能ワーク領域32は、基本機能プログラム18に従って処理が実行される過程で生成される各種データを記憶するための記憶領域である。フィード情報解析ワーク領域34は、フィード情報解析プログラム22に従って処理が実行される過程で作成される各種データを記憶するための記憶領域である。表示情報記憶領域36は、フィード情報解析プログラム22に従って作成される表示情報を記憶するための記憶領域である。
NVRAM40は、様々な記憶領域42〜46を有する。基本機能パラメータ記憶領域42は、CPU14が基本機能プログラム18に従って処理を実行する際に利用される各種パラメータ(例えば印刷設定、スキャン設定等)を記憶するための記憶領域である。URL記憶領域44は、各コンテンツ提供サーバ90,91が有するフィード情報のURLを記憶するための記憶領域である。例えば、ユーザは、各コンテンツ提供サーバ90,91からのコンテンツ提供サービスを受けるための登録を行なう必要がある。この登録は、多機能機10を利用して実行されてもよいし、PC70を利用して実行されてもよい。例えば、ユーザがPC70を利用してコンテンツ提供サーバ90からのコンテンツ提供サービスを受けるための登録を行なった場合、コンテンツ提供サーバ90のフィード情報のURLがPC70から多機能機10に送信される。これにより、URL記憶領域44にコンテンツ提供サーバ90のフィード情報のURLが記憶される。デフォルトPC情報記憶領域46は、PC70のIPアドレスやホスト名等のPCを識別するための情報を記憶している。ユーザは、所望のPC(本実施例ではPC70)のIPアドレスを多機能機10に入力することができる。デフォルトPC情報記憶領域46は、ユーザによって入力されたIPアドレスやホスト名を記憶する。
表示パネル50は、様々な情報を表示することができる。表示パネル50の表示画面は、PC70が有する表示画面より小さい。表示パネル50は、タッチパネルとして機能する。キーパッド52は、複数のキーによって構成される。ユーザは、キーパッド52を操作することによって様々な指示や情報を多機能機10に入力することができる。印刷部54は、インクジェットタイプ、レーザタイプ等の印刷機構を有する。スキャン部56は、CCD、CIS等の読取機構を有する。FAX部58は、FAX通信を実行するための各種動作を実行する。ネットワークインターフェイス60は、LAN回線4に接続されている。多機能機10は、PC70と通信可能であるとともに、インターネット8にアクセス可能である。PSTNインターフェイス62は、図示省略しているPSTN(Public Switched Telephone Network)に接続されている。PSTNは、FAX通信や電話通信を行なう際に利用される。
(URL記憶領域の記憶内容)
続いて、NVRAM40のURL記憶領域44(図2参照)の記憶内容について説明する。図3は、URL記憶領域44の記憶内容の一例を示す。URL記憶領域44は、各コンテンツ提供サーバ90,91のフィード情報のURL102を記憶することが可能である。換言すると、URL記憶領域44は、各サイトのフィード情報のURL102を記憶することが可能である。図3の例では、n個のURL102が記憶されている。各URL102には、識別番号100が付与されている。本実施例では、識別番号100を符号「i」で表現する。
(表示情報記憶領域の記憶内容)
続いて、RAM30の表示情報記憶領域36(図2参照)の記憶内容について説明する。図4は、表示情報記憶領域36の記憶内容の一例を示す。表示情報記憶領域36は、URL記憶領域44に記憶されているURL毎に表示情報112を記憶することが可能である。換言すると、表示情報記憶領域36は、URL記憶領域44に記憶されているサイト毎に表示情報112を記憶することが可能である。上述したように、URL記憶領域44にはn個(nは1以上の整数)のURL102が記憶されている(図3参照)。このために、表示情報記憶領域36にもn個の表示情報112が記憶されている。各表示情報112には、識別番号110が付与されている。本実施例では、識別番号110を符号「i」で表現する。
個々の表示情報112のデータ構成について説明する。表示情報112は、サイト情報120を含んでいる。サイト情報120は、サイトタイトル文字列122とフィード更新日時情報124を含んでいる。サイトタイトル文字列122は、サイトのタイトルの文字列である。サイトのタイトルのことを「サイトの名称」と言い換えることもできる。フィード更新日時情報124は、コンテンツ提供サーバにおいてフィード情報が更新された日時(最新の更新日時)に関する情報である。
表示情報112は、更新コンテンツ情報132を含んでいる。更新コンテンツ情報132の数は、サイトが有するコンテンツの数に等しい。例えば、図4では、「i=0」に対応する表示情報112は、m個(mは1以上の整数)の更新コンテンツ情報132を有する。これは、「i=0」に対応するサイトがm個のコンテンツを有することを意味する。例えば、所定のサイトにおいて天気予報に関するコンテンツとスポーツに関するコンテンツとが存在する場合、そのサイトに対応する表示情報112は、2個の更新コンテンツ情報132を有することになる。各更新コンテンツ情報132には、識別番号130が付与されている。本実施例では、識別番号130を符号「j」で表現する。
各更新コンテンツ情報132は、コンテンツタイトル文字列140とコンテンツ更新日時情報142とコンテンツ要約文字列144とコンテンツURL146を含んでいる。上記の例の場合、天気予報に関するコンテンツに対応する更新コンテンツ情報132が情報140〜146を含んでおり、スポーツに関するコンテンツに対応する更新コンテンツ情報132も情報140〜146を含んでいる。コンテンツタイトル文字列140は、コンテンツのタイトルの文字列である。コンテンツのタイトルのことを「コンテンツの名称」と言い換えることもできる。コンテンツ更新日時情報142は、コンテンツ提供サーバにおいてコンテンツが更新された日時(最新の更新日時)に関する情報である。コンテンツ要約文字列144は、コンテンツが有する文字列が要約化されたものである。換言すると、コンテンツ要約文字列144は、コンテンツのタイトルより多い文字列であり、コンテンツの全体の文字列より少ない文字列であり、コンテンツの内容が反映された文字列である。コンテンツURL146は、コンテンツのURLである。
(多機能機が実行するフィード情報解析処理)
続いて、多機能機10が実行する処理について説明する。まず、多機能機10のCPU14がフィード情報を取得して解析するためのフィード情報解析処理について説明する。フィード情報解析処理は、独立したタスクとして動作し、インターネット接続プログラム20とフィード情報解析プログラム22(図2参照)に従って多機能機10の起動時から実行される。図5は、フィード情報解析処理のフローチャートを示す。
CPU14は、更新時刻に到達するまで待機する(S40)。更新時刻は、例えば、ユーザによって設定されてもよいし、プログラムによって決められていてもよい。更新時刻に到達するとS42に進む。S42では、CPU14は、NVRAM40のURL記憶領域44(図2参照)に記憶されているURL数(サイト数)を取得する(S42)。図3に示されるように、本実施例では、URL記憶領域44にn個のURLが記憶されている。このために、CPU14は、S42において「n」を取得する。次いで、CPU14は、カウンタiを初期化する(S44)。CPU14は、カウンタiがnより小さいのか否かを判断する(S46)。ここでYESの場合、S48に進む。
S48では、CPU14は、URL記憶領域44からi番目のサイトのURLを取得する。例えば、ゼロ番目のサイトのURLを取得する場合、図3の例では、「http://www.example0.com」が取得される。次いで、CPU14は、インターネット接続プログラム20に従って、S48で取得されたURLにアクセスし、フィード情報を取得する(S50)。フィード情報は、図4に示されるサイト情報120や更新コンテンツ情報132を含んでいる。CPU14は、フィード情報を解析することによって、図4に示される表示情報112を作成する(S52)。CPU14は、S52で作成された表示情報112を表示情報記憶領域36に記憶させる(S54)。例えば、ゼロ番目のサイトの表示情報112が作成された場合、CPU14は、番号「i=0」に対応づけられている古い表示情報112をクリアし、番号「i=0」に対応づけて新しい表示情報112を記憶させる。続いて、CPU14は、カウンタiに1を加算し(S56)、S46に戻る。図5の処理を実行することにより、表示情報記憶領域36に各サイトの最新のフィード情報が記憶される。
(多機能機が実行する表示処理)
続いて、多機能機10のCPU14がフィード情報を表示するための表示処理について説明する。表示処理は、独立したタスクとして動作し、フィード情報表示プログラム24(図2参照)に従って多機能機10の起動時から実行される。図6は、表示処理のフローチャートを示す。
多機能機10は、省電力状態、待機状態、機能実行状態等の複数の状態を有する。省電力状態では、表示パネル50に何も表示されない(表示パネル50が消灯している)。省電力状態の間に省電力状態を解除するための操作がキーパッド52に加えられると、待機状態に移行する。待機状態では、表示パネル50に機能を選択するための情報が表示される(表示パネル50が点灯している)。図12に示される最も上の図は、機能を選択するためのボタン160が表示されている表示パネル50の一例を示す。ユーザは、ボタン160を操作することによって機能実行指示を多機能機10に入力することができる。この場合、機能実行状態に移行する。機能実行状態では、表示パネル50に実行中の機能に関する情報(例えばコピー枚数等)が表示される。なお、省電力状態の間にも機能実行指示が多機能機10に入力される可能性がある。例えば、PC70からの印刷指示が省電力状態の多機能機10に入力される可能性がある。この場合も、機能実行状態に移行する。
多機能機10において実行されている機能が終了すると、待機状態に移行する(ただし省電力状態に移行してもよい)。また、待機状態の間に所定時間に亘ってイベント(表示パネル50やキーパッド52の操作、PC70からの印刷指示等)が発生しない場合、省電力状態に移行する。
CPU14は、省電力状態又は機能実行状態から待機状態に移行するまで待機する(S70)。待機状態に移行するとS72に進む。S72では、CPU14は、NVRAM40のURL記憶領域44(図2参照)に記憶されているURL数(サイト数)を取得する(S72)。この処理は、図5のS42の処理と同様である。本実施例では、CPU14は、S72において「n」を取得する。次いで、CPU14は、カウンタiを初期化する(S74)。CPU14は、カウンタiがnより小さいのか否かを判断する(S76)。ここでYESの場合、S78に進む。
S78では、CPU14は、RAM30の表示情報記憶領域36からi番目のサイトの表示情報に含まれるサイト情報を取得する。例えば、ゼロ番目のサイトの場合、図4の例では、サイト情報120(サイトタイトル文字列122とフィード更新日時情報124)が取得される。次いで、CPU14は、i番目のサイトのコンテンツ数を特定する(S80)。例えば、ゼロ番目のサイトの場合、図4の例では、m個のコンテンツが存在する。この場合、CPU14は、S80において「m」を特定する。次いで、CPU14は、カウンタjを初期化する(S82)。CPU14は、カウンタjがmより小さいのか否かを判断する(S84)。ここでYESの場合、S88に進む。
S88では、CPU14は、RAM30の表示情報記憶領域36からi番目のサイトのj番目の更新コンテンツ情報を取得する。これにより、1つのコンテンツのコンテンツタイトル文字列140とコンテンツ更新日時情報142とコンテンツ要約文字列144とコンテンツURL146が取得される。次いで、CPU14は、S78で取得されたサイトタイトル文字列122と、S88で取得されたコンテンツタイトル文字列140と、S88で取得されたコンテンツ更新日時情報142を表示パネル50に送信する(S90)。この結果、図12の最も上の図に示されるように、コンテンツタイトル文字列162が表示パネル50で表示される。なお、コンテンツタイトル文字列162は、移動していく(例えば右から左に移動していく)。即ち、コンテンツタイトル文字列162は、テロップ状に表示される。なお、サイトタイトル文字列122やコンテンツ更新日時情報142は、表示パネル50で表示されてもよいし、表示されなくてもよい。S90を終えると、図7のS100に進む。
S100では、CPU14は、イベントが発生するまで待機する。イベントが発生するとS102に進む。S102では、CPU14は、コンテンツタイトル文字列162のテロップ表示が終了したイベントが発生したのか否かを判断する。ここでYESの場合、CPU14は、カウンタjに1を加算し(S104)、図6のS84に進む。このS84でカウンタjがmより小さいと判断されると、CPU14は、S88,S90を再び実行する。これにより、次の更新コンテンツ情報(例えば1番目の更新コンテンツ情報)に基づいて、コンテンツタイトル文字列162がテロップ表示される。1つのサイトの全ての更新コンテンツ情報に基づいてコンテンツタイトル文字列162がテロップ表示されると、S84でNOと判断される。この場合、CPU14は、カウンタiに1を加算し(S86)、次のサイト(例えば1番目のサイト)についてS78〜S90の処理を実行する。これにより、次のサイトの更新コンテンツ情報に基づいてコンテンツタイトル文字列162がテロップ表示される。
図7のS102でNOの場合、CPU14は、リスト表示要求イベントが発生したのか否かを判断する(S106)。図12の最も上の図のようにコンテンツタイトル文字列162がテロップ表示されている状態において、ユーザは、コンテンツタイトル文字列162をタッチすることができる。ユーザがタッチした場合、CPU14は、S106でYESと判断する。S106でYESの場合、CPU14は、リスト表示処理を実行する(S108)。リスト表示処理の内容については、後で詳しく説明する。
S106でNOの場合、CPU14は、機能実行操作が発生したのか否かを判断する(S110)。図12の最も上の図に示されるいずれかのボタン160をユーザは操作することができる。この場合、CPU14は、S110でYESと判断する。CPU104は、操作されたボタン160に対応する処理(例えばFAX送信処理、スキャン処理、コピー処理等)を実行する。この場合、多機能機10が機能実行状態に移行し、表示パネル50では実行中の機能に関する情報が表示される。CPU14は、図6のS70に戻って、待機状態に移行するまで待機する。一方において、S110でNOの場合、CPU14は、イベントに応じた処理を実行し、S100に戻って、イベントが発生するまで待機する。
(リスト表示処理)
続いて、図7のS108で実行されるリスト表示処理について説明する。図8は、リスト表示処理のフローチャートを示す。CPU14は、RAM30の表示情報記憶領域36からi番目のサイト(コンテンツタイトル文字列162が表示されているサイト)の全ての更新コンテンツ情報132を取得する(S120)。例えば、ゼロ番目のサイトの場合、図4の例では、m個の更新コンテンツ情報132が存在する。この場合、S120においてm個の更新コンテンツ情報132が取得される。次いで、CPU14は、S78で取得されたサイトタイトル文字列122と、S120で取得された各コンテンツタイトル文字列140と、S120で取得された各コンテンツ更新日時情報142とを含むリストデータを作成する(S122)。CPU14は、S122で作成されたリストデータを表示パネル50に送信する(S124)。この結果、図12の上から2番目の図に示されるように、リスト170が表示パネル50で表示される。リスト170は、複数のコンテンツ(例えばm個のコンテンツ)のそれぞれについて、当該コンテンツのコンテンツ更新日時情報と当該コンテンツのコンテンツタイトル文字列とを含んでいる。図12の上から2番目の図の例では、スポーツに関するコンテンツについて、コンテンツ更新日時情報「14:32」とコンテンツタイトル文字列「Sport・・・」とが表示されている。また、この例では、サイトタイトル文字列172も表示されている。S124を終えると、S126に進む。
S126では、CPU14は、イベントが発生するまで待機する。イベントが発生するとS128に進む。S128では、CPU14は、コンテンツ選択操作に関するイベントが発生したのか否かを判断する。図12の上から2番目の図のようにリスト170が表示されている状態において、ユーザは、1つのコンテンツ(コンテンツタイトル文字列)をタッチすることができる。ユーザがタッチした場合、CPU14は、S128でYESと判断する。S128でYESの場合、CPU14は、コンテンツ表示処理を実行する(S130)。コンテンツ表示処理の内容については、後で詳しく説明する。
S128でNOの場合、CPU14は、リスト表示を終了する指示が入力されたのか否かを判断する(S132)。図12の上から2番目の図のようにリスト170が表示されている状態において、ユーザは、ボタン174をタッチすることができる。この場合、CPU14は、S132でYESと判断する。S132でYESの場合、CPU14は、リスト表示処理を終了し、図6のS84に戻る。一方において、S132でNOの場合、CPU14は、イベントに応じた処理を実行し、S126に戻って、イベントが発生するまで待機する。
(コンテンツ表示処理)
続いて、図8のS130で実行されるコンテンツ表示処理について説明する。図9は、コンテンツ表示処理のフローチャートを示す。CPU14は、RAM30の表示情報記憶領域36からi番目のサイトのS128で選択されたコンテンツに関する表示データを作成する(S150)。この表示データは、サイトタイトル文字列122と、当該コンテンツのコンテンツタイトル文字列140と、当該コンテンツのコンテンツ更新日時情報142と、当該コンテンツのコンテンツ要約文字列144とを含んでいる。次いで、CPU14は、S150で作成された表示データを表示パネル50に送信する(S152)。この結果、図12の最も下の図に示される画面が表示パネル50に表示される。この画面は、サイトタイトル文字列172と、コンテンツ更新日時情報180と、コンテンツタイトル文字列182と、コンテンツ要約文字列184とを含んでいる。この画面は、さらに、Viewボタン186とDeleteボタン190とListClearボタン192とを含んでいる。
次いで、CPU14は、イベントが発生するまで待機する(S154)。イベントが発生するとS156に進む。S156では、CPU14は、Viewボタン186が操作されたのか否かを判断する。ここでNOの場合、図11のS200に進む。一方において、S156でYESの場合、CPU14は、PC70からのリクエストを保留しているのか否かを判断する(S158)。後述の図10のS184、又は、図11のS212において、PC70からのリクエストが保留される。S158では、CPU14は、図10のS184、又は、図11のS212においてリクエストが保留され、その後に当該リクエストに対するレスポンスが送信されていない状態であるのか否かを判断する。
S158でNOの場合、CPU14は、通信準備指示をPC70に送信する(S160)。後で詳しく述べるが、PC70は、通信準備指示が受信されると、ブラウザ76aを起動する。起動されたブラウザ76aは、リクエストを多機能機10に送信する。CPU14は、このリクエストが受信されることを監視する(S162)。ここでYESの場合、CPU14は、S164を実行する。なお、S158でYESの場合、CPU14は、S160及びS162をスキップして、S164を実行する。
S164では、CPU14は、図8のS128で選択されたコンテンツのコンテンツタイトル文字列140とコンテンツURL146を表示情報記憶領域36から特定する。次いで、CPU14は、PC70からのリクエストに対するレスポンスとして、コンテンツ追加指示をPC70に送信する(S166)。このコンテンツ追加指示は、S164で特定されたコンテンツタイトル文字列140とコンテンツURL146を含んでいる。なお、S158でYESの場合に実行されるS166の処理では、保留されているリクエストに対するレスポンスとしてコンテンツ追加指示が送信される。一方において、S158でNOの場合に実行されるS166の処理では、S162で受信されたリクエストに対するレスポンスとしてコンテンツ追加指示が送信される。S166を終えると、図10のS180に進む。
S180では、CPU14は、図9のS166で送信されたコンテンツ追加指示について通信エラーが発生したのか否かを判断する。後で詳しく述べるが、PC70のブラウザ76aは、コンテンツ追加指示が受信されると、リクエストを多機能機10に再送信する。コンテンツ追加指示が受信された際にブラウザ76aが起動していない場合、ブラウザ76aは、リクエストを多機能機10に再送信することができない。CPU14は、図9のS166でコンテンツ追加指示が送信されてから所定時間以内にリクエストを受信しない場合に、S180でYESと判断する。この場合、図9のS160に戻る。この結果、CPU14は、通信準備指示を送信し(S160)、リクエストを受信し(S162)、コンテンツ追加指示を再送信する(S166)。
コンテンツ追加指示が送信されてから上記の所定時間が経過するまでの間は、CPU14は、リクエストを受信することを監視する(S182)。ここでYESの場合、CPU14は、リクエストを保留する(S184)。具体的に言うと、PC70がタイムアウトしないように(即ちリクエストに対するレスポンスを監視することをPC70が止めないように)、CPU14は、リクエストの処理中を示す信号(例えばACK信号)をPC70に定期的に送信する。S184によってリクエストの保留が開始されると、コンテンツ表示処理が終了する。
図9のS156でNOの場合、CPU14は、図11のS200を実行する。S200では、CPU14は、Deleteボタン190又はListClearボタン192(図12参照)が操作されたのか否かを判断する。ここでNOの場合、S214に進む。S214では、CPU14は、終了ボタン174(図12参照)が操作されたのか否かを判断する。ここでYESの場合、コンテンツ表示処理が終了する。
S200でYESの場合、CPU14は、PC70からのリクエストを保留しているのか否かを判断する(S202)。ここでNOの場合、CPU14は、Deleteボタン190又はListClearボタン192(図12参照)の操作に起因する処理を実行せず、図9のS154に戻って次のイベントが発生するまで待機する。一方において、S202でYESの場合、CPU14は、図8のS128で選択されたコンテンツのコンテンツタイトル文字列140とコンテンツURL146を表示情報記憶領域36から特定する(S204)。この処理は、図9のS164と同様である。次いで、CPU14は、PC70からのリクエストに対するレスポンスとして、コンテンツ削除指示又はリストクリア指示をPC70に送信する(S206)。Deleteボタン190(図12参照)が操作された結果として実行されるS206の処理では、コンテンツ削除指示が送信される。このコンテンツ削除指示は、S204で特定されたコンテンツタイトル文字列140とコンテンツURL146を含んでいる。また、ListClearボタン192(図12参照)が操作された結果として実行されるS206の処理では、リストクリア指示が送信される。このリストクリア指示は、S204で特定された情報を含んでいない。従って、ListClearボタン192(図12参照)が操作された場合には、S204の処理をスキップしてもよい。
続いて、CPU14は、S206で送信されたコンテンツ削除指示又はリストクリア指示について通信エラーが発生したのか否かを判断する(S208)。図10のS180とS182の場合と同様に、CPU14は、S206でコンテンツ削除指示又はリストクリア指示が送信されてから所定時間以内にリクエストを受信しない場合に、S208でYESと判断する。この場合、コンテンツ表示処理が終了する。図10のS180でYESの場合(コンテンツ追加指示について通信エラーが発生した場合)は、図9のS160に戻って通信準備指示が送信されたが、コンテンツ削除指示又はリストクリア指示について通信エラーが発生しても通信準備指示が送信されない。PC70において既にブラウザ76aが終了しており、削除又はクリアの対象が表示されていないからである。
コンテンツ削除指示又はリストクリア指示が送信されてから上記の所定時間が経過するまでの間は、CPU14は、リクエストを受信することを監視する(S210)。ここでYESの場合、CPU14は、リクエストを保留する(S212)。この処理は、図10のS184と同様である。S212が終了すると、コンテンツ表示処理が終了する。
(PCのブラウザ起動ソフト処理)
続いて、PC70が実行する処理について説明する。まず、PC70のCPU72がブラウザ起動ソフト78に従って実行する処理(以下ではブラウザ起動ソフト処理と呼ぶ)について説明する。図13は、ブラウザ起動ソフト処理のフローチャートを示す。
CPU72は、多機能機10からの通信準備指示が受信されることを監視している(S230)。通信準備指示は、図9のS160において多機能機10から送信される。S230でYESの場合、CPU72は、ブラウザ76aを起動する(S232)。次いで、CPU72は、多機能機10のURI(即ち通信準備指示の送信元のURI)をブラウザ76aに通知する(S234)。
(PCのブラウザ処理)
続いて、CPU72が図13のS232で起動されたブラウザ76aに従って実行する処理(以下ではブラウザ処理と呼ぶ)について説明する。ブラウザ処理は、記憶領域80に記憶されているJavaScript命令86に従って実行される。なお、ブラウザ起動ソフト78によって起動されたブラウザ76aのみがJavaScript命令86に従ってブラウザ処理を実行する。即ち、ユーザが操作部84(図1参照)に所定の操作を加えることによって起動されたブラウザ76a(ブラウザ起動ソフト78によって起動されたブラウザ76aではなく、基本プログラム76によって起動されたブラウザ76a)は、JavaScript命令86を実行しない。図14は、ブラウザ処理のフローチャートを示す。
CPU72は、ウィンドウを表示する(S250)。この処理は、JavaScript命令86の命令86eに従って実行される。図16は、ウィンドウ200の一例を示す。ウィンドウ200は、リスト表示領域202とコンテンツ表示領域206を含んでいる。リスト表示領域202は、複数のコンテンツタイトル204のリストを表示するための領域である。なお、図16では図示省略しているが、リスト表示領域202では、コンテンツタイトル204のみならず、コンテンツタイトルに対応するコンテンツURLも表示される。コンテンツ表示領域206は、リスト表示領域202で選択されたコンテンツタイトルに対応するコンテンツを表示するための領域である。なお、S250でウィンドウ200が表示された時点では、リスト表示領域202にコンテンツタイトル204が表示されないとともに、コンテンツ表示領域206にコンテンツが表示されない。
CPU72は、多機能機10のURIを取得することができる(S252)。多機能機10のURIは、図13のS234でブラウザ起動ソフト78から通知(送信)される。これにより、ブラウザ76aは、次のS254に送信されるリクエストの送信先を知ることができる。次いで、CPU72は、リクエストを多機能機10に送信する(S254)。この処理は、JavaScript命令86の起動時リクエスト送信命令86aに従って実行される。次いで、CPU72は、多機能機10からのレスポンスが受信されることを監視する(S256)。
S256でYESの場合、CPU72は、コンテンツ追加指示が受信されたのか否かを判断する(S258)。コンテンツ追加指示は、図9のS166で多機能機10から送信される。S258でYESの場合、CPU72は、コンテンツ追加指示に含まれるコンテンツタイトルとコンテンツURLがリスト表示領域202に表示されているのか否かを判断する(S260)。ここでNOの場合、CPU72は、コンテンツ追加指示に含まれるコンテンツタイトルとコンテンツURLをリスト表示領域202に追加して表示する(S262)。この処理は、JavaScript命令86のリスト表示命令86cに従って実行される。S262を終えた場合、又は、S260でYESの場合、CPU72は、S254に戻って、リクエストを多機能機10に再送信する。この処理は、JavaScript命令86のリクエスト再送信命令86bに従って実行される。
S258でNOの場合、CPU72は、コンテンツ削除指示が受信されたのか否かを判断する(S264)。コンテンツ削除指示は、図11のS206で多機能機10から送信される。S264でYESの場合、CPU72は、コンテンツ削除指示に含まれるコンテンツタイトルとコンテンツURLがリスト表示領域202に表示されているのか否かを判断する(S266)。ここでYESの場合、CPU72は、コンテンツ削除指示に含まれるコンテンツタイトルとコンテンツURLをリスト表示領域202から削除する(S268)。この処理は、JavaScript命令86の命令86eに従って実行される。S268を終えた場合、又は、S266でNOの場合、CPU72は、S254に戻って、リクエストを多機能機10に再送信する。この処理は、JavaScript命令86のリクエスト再送信命令86bに従って実行される。
本実施例では、PC70からのリクエストに対して、多機能機10は、コンテンツ追加指示、コンテンツ削除指示、及び、リストクリア指示のいずれかのレスポンスを送信する。従って、S264でNOの場合、リストクリア指示が受信されたことになる。リストクリア指示は、図11のS206で多機能機10から送信される。リストクリア指示が受信された場合、CPU72は、リスト表示領域202に表示されている全てのリスト(全てのコンテンツタイトル)204をリスト表示領域202から削除する(S270)。この処理は、JavaScript命令86の命令86eに従って実行される。S270を終えた場合、CPU72は、S254に戻って、リクエストを多機能機10に再送信する。この処理は、JavaScript命令86のリクエスト再送信命令86bに従って実行される。
一方において、S256でNOの場合、図15のS290に進む。S290では、CPU72は、リスト表示領域202から1つのコンテンツタイトル204が選択されたのか否かを判断する(S290)。ユーザは、PC70の操作部84を操作することによって、リスト204の中から1つのコンテンツタイトルを選択(例えばクリック)することができる。この場合、CPU72は、S290でYESと判断し、ユーザによって選択されたコンテンツタイトルとセットにされているコンテンツURLにアクセスし、そのコンテンツURLからコンテンツをダウンロードする(S292)。次いで、CPU72は、S292でダウンロードされたコンテンツをコンテンツ表示領域206に表示する(S294)。なお、S290〜S294の処理は、JavaScript命令86のコンテンツ表示命令86dに従って実行される。
本実施例の多機能機システム2の構成について詳しく説明した。多機能機システム2がどのように作用するのかについて、図17及び図18を利用して説明する。図17及び図18は、多機能機10とPC70(ブラウザ76a及びブラウザ起動ソフト78)が実行する処理のシーケンス図を示す。
多機能機10においてViewボタン186(図12参照)が操作されると(X1)、多機能機10は、PC70からのリクエストを保留しているのか否かを判断する(X2)。X2は、図9のS158に対応する。多機能機10は、リクエストを保留していない場合、通信準備指示をPC70に送信する(X3)。X3は、図9のS160に対応する。PC70のブラウザ起動ソフト78は、通信準備指示が受信されると、ブラウザ76aを起動し、ブラウザ76aに多機能機10のURIを通知する(X4)。X4は、図13のS232及びS234に対応する。
PC70のブラウザ76aは、リクエストを多機能機10に送信する(X5)。X5は、図14のS254に対応する。多機能機10は、リクエストが受信されると、ユーザによって選択されたコンテンツタイトルとコンテンツURLを含むコンテンツ追加指示をPC70に送信する(X6)。X6は、図9のS166に対応する。PC70のブラウザ76aは、コンテンツ追加指示が受信されると、そのコンテンツ追加指示に含まれるコンテンツタイトルとコンテンツURLをリスト表示領域202に追加して表示する(X7)。X7は、図14のS262に対応する。次いで、PC70のブラウザ76aは、リクエストを多機能機10に送信する(X8)。X8は、図14のS254に対応する。
多機能機10は、リクエストが受信されると、リクエストを保留する(X9)。X9は、図10のS184に対応する。多機能機10においてViewボタン186(図12参照)が操作されると(X10)、多機能機10は、PC70からのリクエストを保留しているのか否かを判断する(X11)。X11は、図9のS158に対応する。多機能機10は、リクエストを保留している場合、コンテンツ追加指示をPC70に送信する(X12)。X12は、図9のS166に対応する。なお、X13〜X15は、上記のX7〜X9と同様である。
PC70のリスト表示領域202からコンテンツタイトルとコンテンツURLが選択されると(X16)、PC70のブラウザ76aは、ユーザによって選択されたコンテンツURLからコンテンツをダウンロードし、そのコンテンツをコンテンツ表示領域206に表示する(X17)。X17は、図14のS292及び294に対応する。
図18は、図17の続きのシーケンス図である。PC70で開かれているウィンドウ200を閉じるための操作がユーザによって実行されると(X18)、ブラウザ76aが終了し、ブラウザ76aが起動していない状態になる(X19)。多機能機10においてViewボタン186(図12参照)が操作されると(X20)、多機能機10は、PC70からのリクエストを保留しているのか否かを判断する(X21)。X21は、図9のS158に対応する。多機能機10は、リクエストを保留している場合、コンテンツ追加指示をPC70に送信する(X22)。X22は、図9のS166に対応する。ブラウザ76aが終了しているために、多機能機10では、コンテンツ追加指示についてエラーが発生する(X23)。X23は、図10のS180に対応する。この場合、多機能機10は、通信準備指示をPC70に送信する(X24)。X24は、図10のS180でYESの場合に実行される図9のS160に対応する。なお、X25〜X30は、上記のX4〜X9と同様である。
多機能機10の表示パネル50が小さいために、コンテンツの全体を表示するのは難しい。多機能機10は、ユーザによって選択されたコンテンツのコンテンツURLをPC70に送信する(X6又はX12)。これにより、PC70は、ブラウザ76aを起動する(X4)。ブラウザ76aによってコンテンツを表示することができる(X17)。多機能機10の表示パネル50よりもPC70の表示部82の方が大きい。ユーザは、大きい表示部82においてコンテンツの全体を見ることができる。
また、PC70においてコンテンツを表示することができるために、多機能機10でコンテンツを表示する必要がない。このために、多機能機10にブラウザプログラムを搭載する必要がない。また、本実施例では、多機能機10からPC70にコンテンツのURLを送信し、PC70がコンテンツをダウンロードする。多機能機10がコンテンツをダウンロードし、ダウンロードされたコンテンツをPC70に送信する構成と比べて、多機能機10やネットワークの負荷を軽減させることができる。
また、PC70は、通信準備指示が受信された場合にブラウザ76aを起動するが、コンテンツ追加指示(X6及びX12)が受信されてもブラウザ76aを起動しない。PC70においてコンテンツURLが受信される毎にブラウザ76aが起動されることがなく、多機能機10からの複数の指示に従って複数のウィンドウが同時に開かれることがない。ユーザが情報を見やすい。
(第2実施例)
続いて、第2実施例について説明する。第1実施例では、JavaScript命令86は、コンピュータ読取可能媒体からPC70にインストールされる。もしくは、JavaScript命令86は、インターネット8のサイトからダウンロードされてPC70にインストールされる。これに対し、本実施例では、多機能機10は、図2のプログラム26に示されるように、JavaScript命令86を記憶している。多機能機10は、図9のS160において通信準備指示をPC70に送信する際に、JavaScript命令86をPC70に送信する。これにより、PC70は、JavaScript命令86を記憶領域80(図1参照)に記憶する。このような形態によっても、ブラウザ76aは、JavaScript命令86に従って処理を実行することができる。
以上、本発明の具体例を詳細に説明したが、これらは例示にすぎず、特許請求の範囲を限定するものではない。特許請求の範囲に記載の技術には、以上に例示した具体例を様々に変形、変更したものが含まれる。上記の実施例の変形例を以下に列挙する。
(1)上記の実施例では、各コンテンツ提供サーバ90,91は、コンテンツとフィード情報の両方を記憶している。しかしながら、コンテンツを記憶するためのサーバとフィード情報を記憶するためのサーバが別体に構成されていてもよい。
(2)上記の多機能機10は、ブラウザプログラムを有していない。しかしながら、多機能機10は、ブラウザプログラムを有していてもよい。多機能機10は、コンテンツをダウンロードして表示パネル50で表示してもよい。
(3)なお、PC70は、多機能機10から送信された通信準備指示に従ってブラウザ76aが起動されている間に、他の多機能機から送信された通信準備指示が受信された場合に、ブラウザ76aを起動してもよい。この場合、複数のウィンドウ200が同時に開かれることになる。
また、本明細書または図面に説明した技術要素は、単独であるいは各種の組合せによって技術的有用性を発揮するものであり、出願時請求項記載の組合せに限定されるものではない。また、本明細書または図面に例示した技術は複数目的を同時に達成するものであり、そのうちの一つの目的を達成すること自体で技術的有用性を持つものである。
多機能機システムの構成を示す。 多機能機の構成を示す。 URL記憶領域の記憶内容の一例を示す。 表示情報記憶領域の記憶内容の一例を示す。 多機能機が実行するフィード情報解析処理のフローチャートを示す。 多機能機が実行する表示処理のフローチャートを示す。 図6の続きのフローチャートを示す。 多機能機が実行するリスト表示処理のフローチャートを示す。 多機能機が実行するコンテンツ表示処理のフローチャートを示す。 図10の続きのフローチャートを示す。 図10の続きのフローチャートを示す。 表示パネルの表示内容が変化する様子を示す。 PCが実行するブラウザ起動ソフト処理のフローチャートを示す。 PCが実行するブラウザ処理のフローチャートを示す。 図14の続きのフローチャートを示す。 PCで表示されるウィンドウの一例を示す。 多機能機とPCによって実行される処理のシーケンス図を示す。 図17の続きのシーケンス図を示す。
符号の説明
2:多機能機システム、10:多機能機、50:表示パネル、70:PC、76a:ブラウザ、86:JavaScript命令、90,91:コンテンツ提供サーバ、112:表示情報、120:サイト情報、122:サイトタイトル文字列、124:フィード更新日時情報、132:更新コンテンツ情報、140:コンテンツタイトル文字列、142:コンテンツ更新日時情報、144:コンテンツ要約文字列、146:コンテンツURL、162:コンテンツタイトル文字列、170:リスト、172:サイトタイトル文字列、180:コンテンツ更新日時情報、182:コンテンツタイトル文字列、184:コンテンツ要約文字列、186:Viewボタン、190:Deleteボタン、192:ListClearボタン

Claims (6)

  1. 通信装置と、
    その通信装置に通信可能に接続されるとともに、ブラウザによってコンテンツを表示することが可能である情報表示装置と
    を備えるコンテンツ表示システムであり、
    前記通信装置は、
    各コンテンツの位置情報と各コンテンツのタイトルとを少なくとも含むコンテンツ要約情報の位置情報を記憶する位置情報記憶手段と、
    前記位置情報記憶手段に記憶されている前記位置情報から前記コンテンツ要約情報を取得する要約情報取得手段と、
    前記要約情報取得手段によって取得された前記コンテンツ要約情報に含まれる各コンテンツのタイトルを表示するタイトル表示手段と、
    前記タイトル表示手段に表示された各コンテンツのタイトルから1個以上のタイトルをユーザが選択することを許容するタイトル選択許容手段と、
    前記タイトル選択許容手段において選択された前記1個以上のタイトルに対応する1個以上のコンテンツの1個以上の位置情報を前記コンテンツ要約情報から特定する位置情報特定手段と、
    前記ブラウザを起動させるための第1種の指示を前記情報表示装置に送信する指示送信手段であって、前記第1種の指示を送信した後に、前記位置情報特定手段によって特定された前記1個以上の位置情報を含む1個以上の第2種の指示を前記情報表示装置に送信する前記指示送信手段とを有し、
    前記情報表示装置は、
    前記通信装置から送信された前記第1種及び第2種の指示を受信する指示受信手段と、
    前記指示受信手段によって前記第1種の指示が受信されたに、前記第1種の指示が受信される前に前記通信装置から送信された他の第1種の指示に従って起動された前記ブラウザが終了していることを条件として、前記ブラウザを新たに起動するブラウザ起動手段と
    前記ブラウザを用いて、前記1個以上の第2種の指示に含まれる前記1個以上の位置情報に関連する1個以上の関連情報を累積して表示する関連情報表示手段と、
    前記1個以上の関連情報からユーザが特定の関連情報を選択する場合に、前記ブラウザを用いて、前記特定の関連情報に関連する特定の位置情報から特定のコンテンツを取得して表示するコンテンツ表示手段とを有し、
    前記ブラウザ起動手段は、前記指示受信手段によって前記第2種の指示が受信されても、前記ブラウザを新たに起動しない
    ことを特徴とするコンテンツ表示システム。
  2. 前記情報表示装置は、さらに、前記ブラウザ起動手段によって前記ブラウザが新たに起動された際に、所定のリクエストを前記通信装置に送信するリクエスト送信手段を有し、
    前記通信装置は、さらに、前記情報表示装置から送信された前記所定のリクエストを受信するリクエスト受信手段を有し、
    前記指示送信手段は、前記所定のリクエストのレスポンスとして、1個の前記第2種の指示を前記情報表示装置に送信する
    ことを特徴とする請求項1に記載のコンテンツ表示システム。
  3. 前記リクエスト送信手段は、前記指示受信手段によって前記1個の第2種の指示が受信された際に、前記所定のリクエストを前記通信装置に再送信する
    ことを特徴とする請求項2に記載のコンテンツ表示システム。
  4. 前記関連情報表示手段は、前記指示受信手段によって前記第2種の指示が受信された場合に、当該第2種の指示に含まれる位置情報に関連する関連情報が現在表示されているのか否かを判断し、否定的な判断結果が得られたことを条件として、当該第2種の指示に含まれる位置情報に関連する関連情報を表示する
    ことを特徴とする請求項1から3のいずれか一項に記載のコンテンツ表示システム。
  5. 通信装置に通信可能に接続されるとともに、ブラウザによってコンテンツを表示することが可能である情報表示装置のためのコンピュータプログラムであって、
    前記通信装置は、
    各コンテンツの位置情報と各コンテンツのタイトルとを少なくとも含むコンテンツ要約情報の位置情報を記憶する位置情報記憶手段と、
    前記位置情報記憶手段に記憶されている前記位置情報から前記コンテンツ要約情報を取得する要約情報取得手段と、
    前記要約情報取得手段によって取得された前記コンテンツ要約情報に含まれる各コンテンツのタイトルを表示するタイトル表示手段と、
    前記タイトル表示手段に表示された各コンテンツのタイトルから1個以上のタイトルをユーザが選択することを許容するタイトル選択許容手段と、
    前記タイトル選択許容手段において選択された前記1個以上のタイトルに対応する1個以上のコンテンツの1個以上の位置情報を前記コンテンツ要約情報から特定する位置情報特定手段と、
    前記ブラウザを起動させるための第1種の指示を前記情報表示装置に送信する指示送信手段であって、前記第1種の指示を送信した後に、前記位置情報特定手段によって特定された前記1個以上の位置情報を含む1個以上の第2種の指示を前記情報表示装置に送信する前記指示送信手段と
    を備え
    前記コンピュータプログラムは、前記情報表示装置に搭載されるコンピュータに、以下の各処理、即ち、
    前記通信装置から送信された前記第1種及び第2種の指示を受信する指示受信処理と、
    前記指示受信処理で前記第1種の指示が受信されたに、前記第1種の指示が受信される前に前記通信装置から送信された他の第1種の指示に従って起動された前記ブラウザが終了していることを条件として、前記ブラウザを新たに起動するブラウザ起動処理と
    前記ブラウザを用いて、前記1個以上の第2種の指示に含まれる前記1個以上の位置情報に関連する1個以上の関連情報を累積して表示する関連情報表示処理と、
    前記1個以上の関連情報からユーザが特定の関連情報を選択する場合に、前記ブラウザを用いて、前記特定の関連情報に関連する位置情報から特定のコンテンツを取得して表示するコンテンツ表示処理と
    を実行させ
    前記コンピュータプログラムは、前記指示受信処理で前記第2種の指示が受信されても、前記ブラウザを新たに起動させない
    ことを特徴とするコンピュータプログラム。
  6. ブラウザによってコンテンツを表示することが可能である情報表示装置に通信可能に接続される通信装置であって、
    各コンテンツの位置情報と各コンテンツのタイトルとを少なくとも含むコンテンツ要約情報の位置情報を記憶する位置情報記憶手段と、
    前記位置情報記憶手段に記憶されている前記位置情報から前記コンテンツ要約情報を取得する要約情報取得手段と、
    前記要約情報取得手段によって取得された前記コンテンツ要約情報に含まれる各コンテンツのタイトルを表示するタイトル表示手段と、
    前記タイトル表示手段に表示された各コンテンツのタイトルから1個以上のタイトルをユーザが選択することを許容するタイトル選択許容手段と、
    前記タイトル選択許容手段において選択された前記1個以上のタイトルに対応する1個以上のコンテンツの1個以上の位置情報を前記コンテンツ要約情報から特定する位置情報特定手段と、
    前記ブラウザを起動させるための第1種の指示を前記情報表示装置に送信する指示送信手段であって、前記第1種の指示を送信した後に、前記位置情報特定手段によって特定された前記1個以上の位置情報を含む1個以上の第2種の指示を前記情報表示装置に送信する前記指示送信手段と、を備える通信装置。
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