JP4694674B2 - パワーオンリセット回路 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明が属する技術分野】
本発明は半導体集積回路に関し、特に、初期のチップ動作時に印加されるパワーオン(power−on)信号の駆動速度に関係なく安定的にリセット信号を生成するパワーオンリセット回路に関する。
【0002】
【従来の技術】
一般に、チップの初期化のための信号として用いられるリセット信号が外部ンを介して入力される場合、ンの数の追加によるチップ価格の上昇をまねく。したがって、リセットンを使用する代わりにチップ自体でパワーが稼働した時、自動的にリセット信号が一度生成できるようにする回路を内蔵しているべきであるが、この場合用いられる回路がパワーオンリセット回路である。
【0003】
図1は、従来の技術にかかるパワーオンリセット回路である。
【0004】
図1を参照して、従来のパワーオンリセット回路は、パワーオンP_ON信号を入力されて徐々にトグルするパルス信号を出力する入力部110と、上記入力部110の出力パルス信号に応答してパワーオンリセット信号(power−on reset:POR)を出力するシュミットトリガ(schmitt trigger)130とよりなる。
【0005】
具体的には、上記入力部110は、上記パワーオン信号P_ONとノードN11との間に連結されたキャパシタC11と、ゲートで上記ノードN11信号を入力されてソースドレイン経路を介して上記ノードN11と接地電源とを連結するNMOSトランジスタNM11と、ゲートで上記ノードN11信号を入力されてソースドレイン経路を介して上記パワーオン信号と出力ノードN12とを連結するPMOSトランジスタPM11と、上記出力ノードN12と上記接地電源との間に連結されたキャパシタC12とを含んでなる。
【0006】
上記シュミットトリガ130は、シュミットトリガインバータ131と、インバータINV11とからなる。上記シュミットトリガインバータ131は、ゲートで上記出力ノードN12信号を入力されて、ソースドレイン経路を介して上記パワーオン信号と出力ノードN13とを連結する直列連結されたPMOSトランジスタPM13及びPM14と、ゲートで上記出力ノードN12信号を入力されて、ソースドレイン経路を介して上記接地電源と上記出力ノードN13とを連結する直列連結されたNMOSトランジスタNM13及びNM14と、ゲートで上記出力ノードN13信号を入力されて、ソースドレイン経路を介して上記接地電源と上記PMOSトランジスタPM13及びPM14の共通ノードN15を連結するPMOSトランジスタPM15と、ゲートで上記出力ノードN13信号を入力されてソースドレイン経路を介して上記パワーオン信号と上記NMOSトランジスタNM13及びNM14の共通ノードN16とを連結するNMOSトランジスタNM15とによりなる。
【0007】
上記のような構成を有するパワーオンリセット回路の具体的な回路構成と動作を調べてみる。
【0008】
まず、図3(a)及び図3(b)の一般的なシュミットトリガインバータの入出力電圧波形及び電圧伝達特性のヒステリシス(hysteresis)を参照して一般的なシュミットトリガインバータの動作特性について説明する。
【0009】
図3(a)に示したように、シュミットトリガインバータは、入力信号VINを“ハイ”で判断する基準である第1電圧レベルVIDと、上記入力信号を“ロー”で判断する基準である第2電圧レベルVIUとによって出力信号を反転して出力する。
【0010】
具体的には、上記入力信号VINが上記第1電圧レベルVIDより大きい場合には、入力を“ハイ”で、上記入力信号が上記第2電圧レベルVIUより小さい場合には、入力を“ロー”で、判断して、上記入力信号を反転して出力VOUTし、上記入力信号が上記第1電圧レベルVIDと上記第2電圧レベルVIUとの間に存在する場合には動作しない。
【0011】
このような動作特性のため、シュミットトリガインバータは、入力信号にノイズ(noise)によるグリッチ(glitch)が発生する場合にも、上記第1電圧レベルと上記第2電圧レベルとの間で変化がある場合には出力に影響を及ぼさない。
【0012】
また、図3(b)に示すように、上記入力信号VINが上記第1電圧レベル、または上記第2電圧レベルを過ぎて行く場合に、出力信号を急激に反転させて、入力信号の遷移(transition)時間に関係なく、出力信号を生成する。
【0013】
このように、上記シュミットトリガインバータは、スロー信号(slow signal)の遷移特性を向上させ、ノイズ成分を除去することに有効に用いられる。
【0014】
図1の従来のパワーオンリセット回路の動作を調べてみると、上記パワーオンP_ON信号がアクティブされてキャパシタC11に印されると、ノードN11の電位が瞬間的に上記パワーオン信号によって上昇し、NMOSトランジスタNM11をターンオン(turn−on)させて、上記ノードN11は、徐々にプルダウンされ、これにより上記NMOSトランジスタNM11はターンオフされる。
【0015】
上記ノードN11がプルダウンされてPMOSトランジスタPM11がターンオンされると、キャパシタC12が徐々に充電されながら上記入力部110の出力ノードN12をプルアップしてトグル(toggle)させる。
【0016】
上記入力部110の出力が一度トグルされたら、上記ノードN11が徐々にプルアップされて上記PMOSトランジスタPM11がターンオフ(turn−off)され、上記出力ノードN12は、徐々にプルダウンされてもう一度トグルされ、上記入力部110の出力ノードN12は、“ロー”から“ハイ”に、“ハイ”から“ロー”に徐々に遷移されて上記シュミットトリガ130に入力される。
【0017】
上記入力部110の出力ノードN12信号が徐々に“ロー”から“ハイ”レベルに遷移されれば、上記シュミットトリガインバータ131では、入力信号が上記第1電圧レベルVID以上に印加される瞬間反転された信号であるロジック“ロー”を出力し、また反転されて出力ノードN12信号が“ハイ”から“ロー”レベルに遷移されて上記第2電圧レベルVIU以下に印加される瞬間、上記パワーオンリセット信号PORが“ハイ”から“ロー”にトグルされた信号を出力し、上記パワーオンリセット回路の出力信号である上記パワーオンリセット信号が“ハイ”のパルス信号を出力する。
【0018】
図2は、従来の他のパワーオンリセット回路として、パワーオンリセット回路は、パワーオンP_ON信号に応答してトグル信号を出力する入力部210と、上記トグル信号に応答してパワーオンリセット信号PORを出力するシュミットトリガインバータ231、及び出力部250と、上記シュミットトリガインバータ230の出力ノードN23信号を上記入力部210に帰還する帰還部270とによりなる。
【0019】
上記入力部210は、ゲートでノードN20を入力されてソースドレイン経路を介して出力ノードN21に上記パワーオン信号を伝達するPNOSトランジスタPM21と、ゲートで上記ノードN20を入力されてソースドレイン経路を介して上記出力ノードN21に接地電源を伝達するNMOSトランジスタNM21と、ゲートで上記出力ノードN21を入力されてソースとドレインが上記接地電源と連結されたMOSキャパシタC21とによりなる。
【0020】
上記シュミットトリガインバータ131は、図1のシュミットトリガインバータ131と同様に構成され、上記出力部250は、上記シュミットトリガインバータ131の出力ノードN23信号をラッチ255及びバッファリングして上記パワーオンリセット信号を出力するインバータINV21、INV22、INV23、INV24、及びINV25によりなる。また、上記帰還部270は、上記ノードN20信号を反転するインバータINV28と、上記インバータの出力ノードN27信号と上記出力ノードN23信号を入力とするNANDゲートND27と、上記NANDゲートND27の出力信号をバッファリングして上記ノードN20信号を出力するインバータINV26、INV27とにより構成される。
【0021】
上記のような構成を持つ他の技術による従来のパワーオンリセット回路の動作について調べてみる。
【0022】
上記パワーオンP_ON信号がアクティブされれば、初期に“ロー”に入力される上記ノードN20信号により上記PMOSトランジスタPM21がターンオンされて上記MOSキャパシタC21が徐々に充電されながら上記出力ノードN21が“ハイ”に徐々にトグルされ、これに応答して上記シュミットトリガインバータ131の上記出力ノードN23信号が“ハイ”から“ロー”にトグルされ、上記出力ノードN23信号は、上記出力部250でラッチ及びバッファリングを経て上記パワーオンリセット信号PORを“ロー”にアクティブさせる。
【0023】
“ハイ”レベルである上記シュミットトリガインバータ231の出力信号が上記帰還部270を経て上記入力部210に帰還されることによって、そういう帰還信号が上記パワーオンリセット信号PORを“ハイ”レベルにする。上記ノードN20信号は、上記帰還部270から継続的に“ハイ”の信号として出力されて、上記パワーオンリセット信号も“ハイ”を維持する。
【0024】
しかし、上記従来の技術によるパワーオンリセット回路は、パワーが印されてオンされる時間が長く(数μs〜数ms)入力される場合、動作をしない。
【0025】
図1の従来のパワーオンリセット回路の場合には、パワーオンP_ON信号が10μs内にパワー電源まで上がってからパワーオンリセット信号が動作する。上記パワーオン信号が徐々に印加される場合、上記キャパシタC11に全部充電され、上記ノードN12が上記パワーオン信号について行けなくなる。よって上記出力ノードN3がトグルされず、リセット信号を生成することができない。
【0026】
また、図2の他の従来のパワーオンリセット回路の場合には、上記パワーオンP_ON信号がオンとなる時間が長くなれば、上記入力部210の入力ノードN20信号により、上記PMOSトランジスタPM21がターンオンされて、上記出力ノードN21が“ハイ”となる以前に上記帰還部270の帰還によって上記ノードN2は、続けて“ハイ”となり、上記出力ノードN21が“ロー”となって上記パワーオンリセット信号PORが“ハイ”にトグルされた後、続けてその信号を維持する。
【0027】
しかしながら、大部分の高価の装備の場合、装備の損傷をなくすためにパワーをゆっくりオンさせるため、上記のようなパワーオンリセット回路を使用する場合、パワーオン時間が長くなることによってリセット回路が動作しない。
【0028】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、上述したような従来技術の問題点を解決するために創案されたものであり、パワーがオンされるタイミングに関係なく、安定的にリセット信号を生成するパワーオンリセット回路を提供することをその目的としている。
【0029】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、本発明は、半導体素子でチップにパワーが稼働した時、アクティブされるパワーオン信号に応答してリセット信号を生成するパワーオンリセット回路において、外部回路から上記パワーオン信号入力される入力手段と、出力ノードを含んで、上記入力手段からの出力信号が所望の電圧レベルに上昇する前に上記出力ノードで電圧レベルがハイ電圧レベル信号からローレベル信号にトグルされる第1反転手段と、上記出力ノードに連結され、上記出力ノードからの電圧レベルに応答して上記パワーオンリセット信号を生成する手段とを備え、上記第1反転手段は、シュミットトリガインバータであり、互いに直列連結され、各々が上記入力手段からの出力信号に応答して上記パワーオン信号を第1ノード(N42)に伝達するソース及びドレインを有している第1及び第2プルアップ手段と、互いに直列連結され、各々が上記入力手段からの出力信号に応答して上記伝達されたパワーオン信号をプルダウンさせるためのソース及びドレインを有している第1及び第2プルダウン手段と、ゲートが上記第1ノード(N42)に連結されて第2ノード(N43)にパワーオン信号を提供するNMOSトランジスタと、ゲートが上記第1ノード(N42)に連結されて上記出力ノード(N44)を接地レベルに連結させるPMOSトランジスタと、からなり、上記第1反転手段の出力ノード(N44)が上記第1及び第2プルアップ手段間に連結され、上記第1及び第2プルダウン手段が第2ノード(N43)に連結されて構成されることを特徴とする。
【0030】
以下、本発明が属する技術分野において通常の知識を有する当業者が本発明の技術的思想を容易に実施できるように、本発明の最も好ましい実施例を添付した図面を参照し説明する。
【0031】
図4は、本発明の一実施例にかかるパワーオンリセット回路である。
【0032】
図4を参照して、パワーオンリセット回路は、パワーオンP_ON信号を入力として、上記パワーオン信号の影響を減殺して出力ノードN41信号を生成する入力部410と、上記入力部410の出力ノードN41信号を反転した出力ノードN45信号を生成するシュミットトリガインバータ430と、上記シュミットトリガインバータ430の出力ノードN45信号に応答してパワーオンリセット信号PORを生成するリセット信号生成部450とによりなる。
【0033】
上記入力部410は、ゲートで接地電源を入力されてターンオンされて開いているソースドレイン経路を介して上記出力ノードN41に上記パワーオンP_ON信号を伝達するPMOSトランジスタPM41、及び上記出力ノードN41と接地電源ライン間に連結されたキャパシタC41とによりなる。
【0034】
上記シュミットトリガインバータ430は、ゲートで上記出力ノードN41信号を各々入力されて上記パワーオン(P_ON)信号とノードN42間に直列連結されたPMOSトランジスタPM43及びPM44と、上記出力ノードN41信号を各々入力されて上記ノードN42と上記接地電源間に直列連結されたNMOSトランジスタNM43及びNM44と、上記ノードN42信号をゲートで入力されてソースドレイン経路を介して上記NMOSトランジスタNM43及びNM44の共通ノードN43に上記パワーオン信号を伝達するNMOSトランジスタNM45と、上記ノードN42信号をゲートで入力されてソースドレイン経路を介して上記PMOSトランジスタPM43及びPM44の共通ノードであって上記シュミットトリガインバータ430の出力ノードN45に接地電源を伝達するPMOSトランジスタPM45とによりなる。
【0035】
上記リセット信号生成部450は、上記シュミットトリガインバータ430の出力ノードN4信号を反転及びバッファリングする多数のインバータINV41、INV42、及びINV43と、上記インバータINV43の出力ノードN4信号と、上記インバータINV43の出力信号を所定の時間遅延455したノードN4信号を入力として上記パワーオンリセット信号PORを出力する排他的論理和ゲートXOR41とによりなる。上記遅延素子455は、インバータINV44及びINV45と、キャパシタC45とによりなり、上記パワーオンリセット信号のパルス幅を決定する。
【0036】
図5のタイミング図を参照し上記のような構成を持つ本発明の動作について説明する。
【0037】
チップにパワーが供給される上記パワーオンP_ON信号は、使用する装備に応じて徐々に印加されるものと、速い時間内に印加されるものなどがある。このような多様なパワーオン信号に対してリセット信号を生成するためのものが上記入力部410と、上記シュミットトリガインバータ430である。
【0038】
まず、上記入力部410は、ゲート接地電圧を印加されてターンオンされているPMOSトランジスタPM41を介して上記パワーオン信号が印加すれば、上記キャパシタC41に蓄積されながら上記出力ノードN41の電位が上昇する。
【0039】
上記PMOSトランジスタPM41と上記キャパシタC41とは、上記パワーオン信号の入力を上記出力ノードN41に伝達する機能だけでなく、上記パワーオン信号が瞬間的に(数ns〜数十ns)オフされるグリッチ(glitch)が発生した時にも、全体システムがリセットされないように、ある程度上記パワーオンリセット信号を維持するようにする機能を担当する。この場合、上記C41と上記PM41の長さ(length)を調節することにより、所望のパワーグリッチ免疫性(immunity)を得ることができる。
【0040】
次に、上記シュミットトリガインバータ430は、一般的な出力ノードであるN42の代わりにN44ノードから出力信号を得ることによって、上記シュミットトリガインバータ430の入力信号であるノードN41に入力される信号が徐々に印されても上記出力ノードN44で“ハイ”から“ロー”にトグルされた信号を出力する。
【0041】
具体的に調べてみると、上記パワーオン信号が印されて、入力部410から信号が伝達される過程において、上記ノードN41は、“ロー”信号であったため、上記PMOSトランジスタPM43とPM44がターンオンされ、上記ノードN42と上記ノードN44とが“ハイ”となる状態で、上記パワーオン信号により上記ノードN41が“ハイ”に上がり、上記NMOSトランジスタNM43とNM44がターンオンされて上記ノードN42をプルダウンさせる。これに応答して上記PMOSトランジスタPM45がターンオンされながら上記ノードN44が“ロー”にトグルされて上記リセット信号生成部450に印される。
【0042】
上記出力ノードN44信号がインバータINV41、INV42、及びINV43によって反転及び増幅されて上記ノードN45に伝達され、上記ノードN45信号は、上記遅延手段455の遅延時間ほど遅延された信号と、上記ノードN45信号が上記XORゲートXOR41に入力されて“ハイ”のパルスを持つ上記パワーオンリセット信号PORをアクティブさせる。
【0043】
また、上記パワーオン信号が徐々に入力されても上記出力ノードN44は、“ハイ”から“ロー”にトグルされた信号を出力して、上記リセット信号生成部450で“ハイ”のパルスを持つリセット信号を生成する。
【0044】
本発明の技術思想は、上記好ましい実施例によって具体的に記述されたが、上記した実施例はその説明のためのものであって、その制限のためのものでないことに留意されるべきである。また、本発明の技術分野の通常の専門家であるならば、本発明の技術思想の範囲内で種々の実施例が可能であることを理解されるべきである。
【0045】
【発明の効果】
上記したとおり本発明によれば、パワーオンリセット回路において、パワーがオンされるタイミングに関係なく、安定的にリセット信号を生成して上記パワーオンリセット回路を応用するチップのパワーに対する応用範囲を広くすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来の技術にかかるパワーオンリセット回路を示す図面である。
【図2】従来の技術にかかるパワーオンリセット回路を示す図面である。
【図3】(a)、(b)は、一般的なシュミットトリガインバータの入出力電圧波形及び電圧伝達特性のヒステリシス(hysteresis)を示す図面である。
【図4】本発明の一実施例にかかるパワーオンリセット回路を示す図面である。
【図5】本発明の一実施例にかかるパワーオンリセット回路の動作タイミング図を示す図面である。
【符号の説明】
410 入力部
430 シュミットトリガ
450 リセット信号生成部
P_ON パワーオン信号
POR パワーオンリセット信号

Claims (4)

  1. 半導体素子でチップにパワーが稼働した時、アクティブされるパワーオン信号に応答してリセット信号を生成するパワーオンリセット回路において、
    外部回路から上記パワーオン信号入力される入力手段と、
    出力ノードを含んで、上記入力手段からの出力信号が所望の電圧レベルに上昇する前に上記出力ノードで電圧レベルがハイ電圧レベル信号からローレベル信号にトグルされる第1反転手段と、
    上記出力ノードに連結され、上記出力ノードからの電圧レベルに応答して上記パワーオンリセット信号を生成する手段とを備え
    上記第1反転手段は、シュミットトリガインバータであり、
    互いに直列連結され、各々が上記入力手段からの出力信号に応答して上記パワーオン信号を第1ノード(N42)に伝達するソース及びドレインを有している第1及び第2プルアップ手段と、
    互いに直列連結され、各々が上記入力手段からの出力信号に応答して上記伝達されたパワーオン信号をプルダウンさせるためのソース及びドレインを有している第1及び第2プルダウン手段と、
    ゲートが上記第1ノード(N42)に連結されて第2ノード(N43)にパワーオン信号を提供するNMOSトランジスタと、
    ゲートが上記第1ノード(N42)に連結されて上記出力ノード(N44)を接地レベルに連結させるPMOSトランジスタと、
    からなり、上記第1反転手段の出力ノード(N44)が上記第1及び第2プルアップ手段間に連結され、上記第1及び第2プルダウン手段が第2ノード(N43)に連結されて構成されることを特徴とするパワーオンリセット回路。
  2. 上記パワーオンリセット信号を生成するための手段は、上記シュミットトリガインバータの出力ノード(N44)の電圧レベルを反転及びバッファリングするための第2反転手段と、
    上記第2反転手段からの出力信号を遅延させるための遅延手段と、
    上記第2反転手段及び上記遅延手段からの出力信号入力される排他的論理和ゲートとからなることを特徴とする請求項1に記載のパワーオンリセット回路。
  3. 上記遅延手段は、
    上記第2反転手段からの出力信号入力される第1インバータと、
    上記第1インバータと上記接地電圧レベルとの間に連結され第1キャパシタと、
    上記第1キャパシタに連結され、上記第1インバータからの出力信号を受信する第2インバータとからなることを特徴とする請求項2に記載のパワーオンリセット回路。
  4. 上記入力手段は、
    上記パワーオン信号を上記第1反転手段に伝達するための信号伝達用トランジスタと、
    上記信号伝達用トランジスタ及び接地電源レベル間に連結されたキャパシタとからなることを特徴とする請求項1記載のパワーオンリセット回路。
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