JP4690109B2 - 内装材の製造方法及び金型装置 - Google Patents
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上記の問題を解決するために、第2の発明は、互いに対向して配置され、少なくとも一方が他方側へ接近移動させられることによって互いに型締めされる第1及び第2金型を備え、上記第1金型の上記第2金型との対向面には、芯材が装着される芯材装着部が形成され、上記第2金型の上記第1金型との対向面には、シート状素材の中央部を上記第1金型に装着された上記芯材とで挟み付けることによって上記素材の中央部を所定の形状に成形する主成形部、及び上記素材の上記主成形部と上記芯材との間から突出した端部を巻き込み部として成形する副成形部が形成された金型装置において、上記第1金型の上記副成形部と対向する部位には、一側部に上記芯材の端部が臨む凹部が形成され、上記第1金型には上記凹部に連通した空気吸引孔が形成されていることを特徴としている。
この場合、上記第2金型には、上記副成形部に開口する空気吹き出し孔が形成されていることが望ましい。上記副成形部が上記主成形部に対して谷折状態で屈曲させられていることがさらに望ましい。
上記の問題を解決するために、第3の発明は、互いに対向して配置され、少なくとも一方が他方側へ接近移動させられることによって互いに型締めされる第1及び第2金型を備え、上記第1金型の上記第2金型との対向面には、芯材が装着される芯材装着部が形成され、上記第2金型の上記第1金型との対向面には、シート状素材の中央部を上記第1金型に装着された上記芯材とで挟み付けることによって上記素材の中央部を所定の形状に成形する主成形部、及び上記素材の上記主成形部と上記芯材との間から突出した端部を巻き込み部として成形する副成形部が形成された金型装置において、上記副成形部が上記主成形部に対して谷折状態で屈曲させられていることを特徴としている。
第2の発明に係る金型装置によれば、第1、第2金型を型締めした後、空気吸引孔から凹部内の空気を真空吸引すると、副成形部に接していた素材の端部が凹部内に入り込むように変形する。その結果、素材は、芯材の端縁において折り返される部位に山折状態の曲げ癖が付けられた状態で成形される。したがって、素材を容易に折り返すことができる。
第3の発明に係る金型装置によれば、第1、第2金型を単に型締めして素材を成形すると、副成形部が主成形部に対して谷折状態で屈曲しているので、素材は、芯材の端縁において折り返される部位に山折状態の曲げ癖が付けられた状態で成形される。したがって、素材を容易に折り返すことができる。
図3〜図7は、この発明に係る内装材の製造方法を実施するための金型装置の第1実施の形態を示す。この実施の形態の金型装置10は、上記ドアトリム1を製造する際に表皮材3となるべき素材7を雌引き真空成形法によって成形するものである。図3及び図4に示すように、金型装置10は、上下に対向して配置された下型(第1金型)20及び上型(第2金型)30を備えている。下型20及び上型30は、水平方向に対向させてもよい。
例えば、上記の実施の形態においては、芯材2に表皮材3が接着剤によって固着されているが、他の方法で固着してもよく、あるいは表皮材3を固着しなくてもよい。
また、上記の実施の形態では、巻き込み部6が芯材2の背面2bに接着剤によって固着されているが、他の方法で固着してもよく、内装材を木目込み状態で設置する場合等には巻き込み部6を背面2bに固着しなくてもよい。
2 芯材
2a 表面
2b 背面
3 表皮材
6 巻き込み部
6′ 前巻き込み部
7 素材
10 金型装置
20 下型(第1金型)
21 下型締め面
22 芯材装着部
24 凹部
25 空気吸引孔
30 上型(第2金型)
31 上型締め面
32 主成形部
34 副成形部
35 空気孔(空気吹き出し孔)
Claims (5)
- 芯材とこの芯材の表面に固着された表皮材とを有し、上記表皮材の上記芯材から延び出た端部が上記芯材の端縁において折り返されて上記芯材の背面に固着されてなる内装材の製造方法において、
上記表皮材の上記芯材の端縁において折り返される部位に、上記表皮材の表面が外側になり、背面が内側になるように山折状態の曲げ癖が予め付けられていることを特徴とする内装材の製造方法。 - 互いに対向して配置され、少なくとも一方が他方側へ接近移動させられることによって互いに型締めされる第1及び第2金型を備え、上記第1金型の上記第2金型との対向面には、芯材が装着される芯材装着部が形成され、上記第2金型の上記第1金型との対向面には、シート状素材の中央部を上記第1金型に装着された上記芯材とで挟み付けることによって上記素材の中央部を所定の形状に成形する主成形部、及び上記素材の上記主成形部と上記芯材との間から突出した端部を巻き込み部として成形する副成形部が形成された金型装置において、
上記第1金型の上記副成形部と対向する部位には、一側部に上記芯材の端部が臨む凹部が形成され、上記第1金型には上記凹部に連通した空気吸引孔が形成されていることを特徴とする金型装置。 - 上記第2金型には、上記副成形部に開口する空気吹き出し孔が形成されていることを特徴とする請求項2に記載の金型装置。
- 上記副成形部が上記主成形部に対して谷折状態で屈曲させられていることを特徴とする請求項2又は3に記載の金型装置。
- 互いに対向して配置され、少なくとも一方が他方側へ接近移動させられることによって互いに型締めされる第1及び第2金型を備え、上記第1金型の上記第2金型との対向面には、芯材が装着される芯材装着部が形成され、上記第2金型の上記第1金型との対向面には、シート状素材の中央部を上記第1金型に装着された上記芯材とで挟み付けることによって上記素材の中央部を所定の形状に成形する主成形部、及び上記素材の上記主成形部と上記芯材との間から突出した端部を巻き込み部として成形する副成形部が形成された金型装置において、
上記副成形部が上記主成形部に対して谷折状態で屈曲させられていることを特徴とする金型装置。
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