JP4688200B2 - 過酸化水素によりパックを殺菌する装置 - Google Patents

過酸化水素によりパックを殺菌する装置 Download PDF

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Description

【0001】
本発明は、過酸化水素及び担体ガスを含むガス混合物によって複数のパックを同時に殺菌する装置であって、
−担体ガス及び過酸化水素のための供給管と、
−熱で過酸化水素を蒸発させ、それを前記担体ガスと混合するためのデバイスと、−供給管及び実質的に水平に延びる分配管と、
−それぞれのパックの上に配置され、前記分配管と結合するノズル
とを含んでなる、前記装置に関するものである。
【0002】
上が開いたパックを空気とガス状過酸化水素との混合物の導入によって殺菌することは知られている。公知のプロセスでは、相互に横に一列に並んだ複数のパックを対応する数のノズルの開口の下を同時に通過させる。殺菌ガス混合物を作るには、多孔性管状部分にホット空気(hot air)を通過させ、完全に気化した過酸化水素を外部から強制的にその管状部分に挿入し、それから前記空気と混合する。さらに、殺菌物質の濃縮を避けるために、上記混合物を、熱蒸気を装填した二重壁構造の供給及び分配管を通過させる。
【0003】
加熱された管壁を有する管の構成には費用がかかり、その製造は複雑で難しい。そして焼結−管状メンバーにおいて気化した過酸化水素のホット空気中への拡散も問題を含む、なぜならばその過酸化水素のためには非常に高いポンプ圧が必要であり、正しい大きさの孔が絶対塞がらないように注意しなければならないからである。小さい孔サイズが含まれる場合には孔の詰まりが予想され、一方過度に大きい孔を使用する際には上記過酸化水素は不適切に蒸発する。
【0004】
そこで本発明の目的は、本明細書の冒頭部分に示した種類の装置を簡単にし、同時に、所定の時間に複数のパック上の全ノズルで過酸化水素濃度を同一に維持するための手段を提供することである。
【0005】
本発明により、上の目的は次のようにして達せられる:分配管は、コンディションド・ガス混合物供給管の上流部位からそれぞれのノズルの入口の上流位置に至るまで、縦通路を含む管状体の形であり、前記分配管は前記管状体の長さに沿って延びる少なくとも一つの実質的に管状の加熱カートリッジと、分布した測定部位とを有し、前記加熱カートリッジは少なくとも2部分に分割され、前記管状体の外側端の温度が中心の温度とは異なるようなやり方、より好ましくは両端の温度を中心温度とは独立して調節できるようなやり方で、電気的エネルギーの供給によって前記加熱カートリッジをコントロール下で加熱する。
【0006】
本発明によると、現状の技術との比較において、分配管は、そして実際には供給管も、熱蒸気によってパイプラインを加熱するために二重壁構造にする必要はもはやなくなる。縦方向に配置された加熱カートリッジを有する縦通路を使用し、上記縦通路に所定の温度プロフィールを形成すれば十分である。一重壁の縦方向通路を形成し、または管状体に同じもの(縦通路)を作り、同時に加熱カートリッジをそこに配置する方が、当然容易である。ガス混合物を生成し、分配管に導入した後、後者の中で上記ガス混合物を加熱カートリッジによって加熱するならば、それも好ましいことが判明した;それは特に、加熱カートリッジが少なくとも2部分に分かれているため、所望の大きさの温度プロフィールが非常に容易に形成されるからである。驚いたことに、分配管のガス混合物、特に、その端の方のガス混合物の温度に応じてガス相の過酸化水素濃度が変化することが判明した。本発明によると、上記管状体の外側端の温度が中心の温度より低いことが特に好ましい。管状体の中心にある加熱カートリッジの適切な加熱によって、必要部位におけるガス混合物の(濃度)減少を抑制し、すなわちガス混合物を冷却し、その結果、管状体の外側端領域の温度がその中心領域より低くなり、それによって驚くべきことに管状体から流出するガス混合物の温度があらゆる場所で同一になり、そこに含まれるH濃度もあらゆる場所で同一濃度になる結果となった。
【0007】
本発明による殺菌装置では、ノズルを通過する殺菌ガスで、5、10または20本のパックを同時に殺菌できる、すなわち上記殺菌ガスを同時に作用させることができる。公知のように、殺菌すべきパックを一列に、より好ましくは一直線に並べる。分配管である管状体は、そのパック列の上に延びている、すなわちそれは細長いレールまたは細長い通路の形である。生成したガス混合物は好ましくは上記管状体の縦方向領域の中心に導入され、後者(管状体)は、ガス温度が管状体の外側端の方向に向かって減少するようなやり方で加熱される。本発明は、上記中心領域の縦通路の壁を加熱し、ガス混合物の流入部位は中心領域にあるとはいえ、多分、管状体全体がその外側端に比較して加熱される。本発明によれば、ガス混合物の不規則な加熱や過酸化物濃度の不規則な分布が回避される。
【0008】
特に好ましい実施の形態において、0.5リットル、1リットル及び1.5リットル容量のパックを同時に10本、それぞれ殺菌した。10ボトルあたりの空気流の全容量は20ないし30Nm/h、特に好ましくは22Nm/hであった。上記空気の温度は110℃ないし150℃の範囲でなければならない;140℃が特に好ましい。25%過酸化水素を1サイクルごとに、すなわち10ボトルごとに、液状で定量的に加えた。より詳細に述べれば、0.5リットルパックでは0.5ないし1.0ml、より好ましくは0.75ml;1リットルパックでは1.0ないし1.5ml、より好ましくは1.0ml;そして1.5リットルパックでは1.75ないし2.5ml、特に好ましくは2.0ml加えた。液体過酸化水素の流量としては、1.5ないし1.9ml/s、特に好ましくは1.7ml/sを使用すべきである。ガス濃度は50ないし93gH/Nm空気の範囲、特に望ましい実施例ではそれは77gH/Nm空気であった。
【0009】
本発明の好適な構造では、管状体は強固なメインボディーを有する細長い棒状のものであり、その中心をガス通路となる縦方向の内腔が通っている。上記ガス通路はノズルと連絡する開口を有し、ガス通路の対置する側には、上記ガス通路と離れて、加熱カートリッジを挿入するための、外側が開いている溝が配設されている。分配管の製法は特に簡単であり、棒状の強固なメインボディーから容易に製造できる方法で形成される管状体のための測定装置を備えている。中心に、棒の縦方向に縦の内腔を作りさえすればよい。その内腔には、予定のノズル数に対応する連絡口が上記棒の縦方向に対して横切るように配設される。それからノズルを、上記連絡口の領域、例えば管状体及びメインボディーの“下側”にフィットさせる。なぜならば殺菌ガスも機械全体のその後の処理ステーションにおけるその他の処理剤も、上から下方に導入され、パックの内壁表面に作用した後、再び上方に吸引できることが望ましいからである。そこで管状体はノズル上に配置され、処理すべきパックの上に配置される。
【0010】
ノズルと連絡する開口はメインボディーの底部に配設される一方、本発明によれば、それぞれ外側が開いている溝も対置する側に、すなわち管状体及びメインボディーの側方に配設される。それは、その後に一つ以上の加熱カートリッジが縦方向の内腔に沿って特に容易に挿入できるようにするためである。外側方向に締付け(クランピング)及び加圧部分があり、熱の放散に対して閉鎖し、断熱する。
【0011】
本発明により特に好ましいのは、加熱カートリッジの各部分が他の部分とは無関係に加熱できることである。個々のカートリッジ部分または各加熱カートリッジの隣接部分に対するこのような独立的調節は、所望温度プロフィールを調節することができ、その結果例えば管状体の温度が中心から外側方向に低下することが可能であることを意味する。本発明によるこれらの特徴を含む装置を使用する場合、温度がそれぞれのノズル端で測定されれば、上記ガスが殺菌操作のために上記端から流出する瞬間に、上記ノズル端のガス温度が処理すべき全パック列に関して同じになるように調節することができる。これは過酸化水素濃度レベルが全てのパックで同一であり、したがって同一の殺菌が可能であることを意味する。
【0012】
本発明により、それぞれのノズルが、好ましくはノズル支持プレートによって管状体の連絡開口に結合し、後者に取り付けられ、絞り口(throttle openings)を有することがさらに所望される。その絞り口は種々のやり方で形成できる。上記絞り口は例えばノズルの上流取り入れ側に配置され、一方いわゆる噴霧孔はノズルの下流端にある;通常の長いノズルの場合は単一の噴霧孔がある。最後に述べた長いノズルの実施形態の場合、絞り口は噴霧孔と同一でもよく、ノズル端にあってもよい。これに対してもう一つの実施形態では、絞り口は上流側に、ノズル端から間隔をおいて配置されてもよい。しかし各実施形態において、それぞれのノズルにはガス混合物をバックアップするために絞り口を備えなければならず、その結果ガス通路の全長における絞り作用及び圧力低下は無視できるほど小さい。これに対してノズルの絞り口は実質的により大きい圧力低下をもたらすはずである。こうして、各ノズルから出るガス混合物の流量も影響を受け、本発明の教示に従うと実質的に同一となる。
【0013】
本発明による装置を使用して上が開いたパックの内部も、上が閉じたパックの外側表面も両方とも殺菌できる。前者の場合、ノズル端の絞り口は下向きで、一方その上流に位置する開口及び管は、流通口が比較的大きいために実質的に比較的小さい絞り作用を有する。
【0014】
例えばボトルの形のパックの内部を殺菌する本発明による殺菌装置の実施形態において、その上方のねじネックがまだ閉じており、外側から殺菌する第二の実施形態の場合、個々のノズルからでる流量は、分配管とノズルとの間のコンディションド・ガス混合物の流入部位の領域にあるアパーチュア・プレートの絞り口によって均等にすることができる。その流入部位はそれぞれのノズルへの連絡口の領域にあるのが好ましい。
【0015】
上が開いたパックの内部を殺菌する本発明による殺菌装置の実施形態において、管状体の下に一列になって固定されたノズルの各ノズルには、最上部に、ノズル支持プレートに取り付けるための固定フランジがあり、ノズル長さの約3分の2の長さにわたって延びるスルーフロー(through−flow)通路がある。そしてノズル端の領域にはより狭い排出通路があり、それは同時に絞り口の機能も果たす。この実施形態において、それぞれ上方に開いたパックの端はノズルの下方端の下方に或る距離をおいて垂直に固体される。この方法でパックはノズルの下を水平に運搬される。環状吸引装置もノズルの下方端の外側周囲に取り付けることができ、殺菌ガスの作用を受けたパックの内部から出る排出ガスを受け取り、吸引し、運び去る。
【0016】
ボトル形のパックもあり、これは一番上のボトルネックの上に開口を有し、ボトルネックには雄型ねじ山がある。通常HDPEからなり、押出吹込成形法によって作られるこのようなボトルの製造の際には、ボトル製造後、ボトル内部は殺菌され、一番上のボトルネックの開口は、中間段階では、その後の処理段階で切り取られるドームによってまだ閉じている。カット時には汚染はこのようなパックの内部には入らない。したがって、ボトルネック部分の外面とその上のドームとを殺菌し、その間パックは閉鎖状態にあるのが好ましい。よって、本発明により上記ノズルは、殺菌すべきパックの少なくとも一部分を包囲する内部空間を有する。上記内部空間は、対置する側が開いており、噴霧孔を備えたチャンネル型噴霧路と、上記噴霧路から距離をおいて配置され、やはり外側が部分的に開いている外壁とによって境界づけられる。既述のようにこの実施形態ではノズルの絞り口は、連絡口の領域にあるコンディションド・ガス混合物の流入部位の最上部にある。上記の環状噴霧路は上記の絞り口またはその下の開口から離れて位置し、外壁内に、外壁から距離を置いて置かれる。上記噴霧路には、殺菌すべきパックが処理のために停止する領域に噴霧孔が配設されている。言い換えれば、噴霧孔は少なくとも一部は最上部のチャンネルにあってもよいが、大部分が上記チャンネル壁の対置側にあるのが好ましい。その他の二側ではチャンネルは対置する側に開いており、この理由で、これはチャンネル形の噴霧路に関係する。より詳細に述べれば、パックの上方の閉じた部分はそのチャンネル内に入り、そのチャンネルに沿って通過し、噴霧孔の領域で断続的に停まり、パック列がノズルに移動する時に応じて動き続け、処理後、さらに運搬される。
【0017】
上方が閉じたパック、好ましくはボトルネックの最上部がドームでまだ閉鎖しているボトル、のこの実施形態における処理では、そのパックの上方部分がチャンネル型の噴霧路に引き込まれる。その噴霧路はパックの上方部分が入る内部空間を輪郭づけており、したがってその内部空間はパックの上方部分を取り巻いている。パックの上方部分は外側から殺菌しなければならない。上記ノズルの外壁は噴霧路のチャンネル壁から距離をおいて、チャンネルの縦方向に対して横、外側に配置され、したがって噴霧ノズルの背後外側にそれぞれ空間が形成され、上記空間を通ってコンディションド・ガス混合物がノズルの上流領域から噴霧孔を通って殺菌すべきパック表面に流れる。
【0018】
噴霧操作後、使い切ったガス混合物は一方では噴霧路の下方端を、好ましくは(もし設置されていれば)ボトルネック支持プレート上を、外側に流れ去り、他方噴霧路に沿って外側に流れ去る。使用されなかった、または消費されなかったガス混合物の成分はそこから引き出され、集められて再処理される。
【0019】
本発明により、熱で過酸化水素を気化してそれを担体ガスに混合するデバイスは、噴霧ノズルを有し、そのノズルには液体過酸化水素の供給管が入り、それは加熱体の上流の蒸発室の中心領域に配置され、加熱体の上流のホット表面には過酸化水素がミスト状で熱い担体ガスと混合して供給され、通路を介して加熱体のところまで運ばれ、その際分配管に供給される前にガス混合物の超加熱が起きるようにするのがさらに所望である。そのため殺菌ガス混合物を生成し、コンディショニングするために、ガス状過酸化水素を担体ガス、好ましくは熱い殺菌空気と混合し、それからそれぞれのノズルに供給する。上記ガス混合物の生産及びコンディショニングのための操作は最初に上記の蒸発−及び混合デバイスの中心で行われる。ここで述べる好ましい実施の形態において、上記蒸発及び混合デバイスはその上流に結合した蒸発室を有する加熱体である。ホット空気は、ポンプによって、加熱体の平らなホット表面上に逆漏斗のように取り付けられる蒸発室に供給される。液体過酸化水素が供給される噴霧ノズルの下流末端は、蒸発室のほぼ中心に配置される。Hミストは最初にホット空気と混合され、その後上記の平らなホット表面に達し、気化し、最後に加熱体中の通路で加熱される。その後ガス混合物はコンディショニングされ、管状体の中心に供給され、その後そこを通って個々のノズルに供給することができる。
【0020】
このようなコンディショニング法の場合、殺菌剤は最初に、第一の温度にある上記ホット表面に噴霧される。この表面はフィルム沸騰が始まる表面より小さい。より詳細に述べれば、上記ガス混合物はフィルムの形で貯蔵され、その後これらの表面上で沸騰し始める。上記加熱体は、上記ホット表面から加熱体の通路に沿って下方に流れる殺菌剤の超加熱を可能にする。それとの対流関係によって、すなわち下から上方に、熱流が加熱体中で生成し、それは超加熱効果を与える。
【0021】
その目的で、本発明により、若干の加熱棒を上記加熱体の下流末端領域に挿入するのが好ましい。
【0022】
本発明による殺菌装置では、殺菌剤(前に記載したような)を加熱体の上のホット表面に、そこにミスト状に噴霧することによって接触させる。そこで、上方ホット表面と接触するのは液体(殺菌混合物)ではなく、殺菌剤のミスト、すなわち多数の単なる微粒子滴である。その結果液体殺菌剤の有効表面積はかなり増大し、ホット表面からそれぞれの液体小滴への熱の伝導は改善される。
【0023】
噴霧ノズルの端における噴霧が上首尾に行われるように、本発明のその他の形態では、液体過酸化水素の供給管が冷却液で冷やされる。細長い形状をもち、その供給部位から蒸発室の中心まで延びる噴霧ノズルは、外側に、冷却剤、例えば水が流れる鋳物(casting)を備えている。このような外側が冷やされる細長いノズルの工業的生産は問題なく上首尾に行われる。
【0024】
管状加熱棒を例えば下から上記加熱体の下流末端領域に挿入することも、技術的に問題ない。このやり方で、下から上方への熱勾配を生み出し、したがって気化を受けるガス混合物の流れに対して逆の加熱体中の熱流をもたらすことができる。このやり方で、少ないエネルギー使用で、殺菌ガスの有効−超加熱を実現することができる。この点に関して、噴霧ノズルの下流端が蒸発室の壁から距離をおいて配置され、すなわち過酸化水素ミストが壁に噴霧されずに蒸発室の空間に自由に噴霧される本発明による提案を常に考慮する必要がある。
【0025】
PET及びHDPEパックは過酸化水素によって殺菌されてはいるが、現在の衛生−及び健康状態は満足できるものである。液体を充填したPETボトル中の残留H量は0.5ppm未満に保つことができる。
【0026】
本発明の装置を使用してパックを製造、殺菌、充填及び閉鎖することに関して、特に好ましい強力な機械の場合は、必要なサイクル時間は、一ステーションから他のステーションへの運搬時間を含めて約5.7秒である。そこで、それぞれのパックはノズル下に約4.5ないし5.5秒留まる。特別の実施形態ではその時間は4.7秒である。
【0027】
一列に並んで配置されたノズルの端では、温度の差は互いに10℃未満であり、好ましい実施形態において最高温度143℃、最低温度134℃である。
【0028】
本発明のその他の利点、特徴及び可能性のある使用は添付の図面を参照して以下の記述から明らかである。
【好ましい実施の形態】
同時殺菌操作のための図に示される好ましい実施形態の場合、10本のパック(1)が図3に示すように一列に並んでそれぞれのノズル(2)または(3)の下に置かれる。一方では担体ガスとしての殺菌ホット空気と、他方では液体過酸化水素が供給管(4)、(5)を通ってデバイス(21)に運ばれ、過酸化水素は熱で蒸発し、それがホット空気と混合する。その後コンディションド・ガス混合物は最後には分配管(概ね参照番号(22)によって示される)に入り、そこからノズル(2)、(3)に運ばれる。コンディションド・ガス混合物が流入する上流の部位(23)から、上記コンデジションド・ガス混合物は分配管を、図1から図3までに示される左手半分の分配管(22)の中心に位置する部位(23)から左の方に、そして右手側では右の方へ、分配管(22)の左及び右側端に向かってそれぞれ流れる。
【0029】
分配管(22)は長さ方向の棒の形で管状体(6)として設計される。図4及び6に示すように、後者は強固なメインボディー(7)を含み、その中心をガス通路の形の縦通路(8)が通っている。上記通路はメインボディー(7)を縦方向に穿孔することによって形成することができる。したがって、縦通路(8)は図6では丸い断面をもつガス通路として示される。図4は縦通路(8)の下半分のチャンネルの図であり、互いに離れて配置された5個の連絡開口(9)を見ることができる。それらは連絡開口(9)に取り付けられたノズル(2)及び(3)とそれぞれ直接連絡している。ノズル支持プレート(11)は管状体(6)の底(10)の下にある連絡口(9)と完全に一致して固定できる。ノズル(2)、(3)は適切な手段でノズル支持プレート(11)に取り付けられる。
【0030】
図1により、温度センサーの形の測定部位(12)が管状体(6)の長さ全体に分布しているのがわかる。そのアウトプットは図2及び図3において、上方に導かれるのがわかる。管状体(6)はその右手半分及び左手半分でも3カ所で温度測定部位(12)によってモニターできる。その理由で図1では管状体(6)を“左手”および“右手”に分けるとき、各側で3つずつの温度が測定される。より詳細には内側Tr、中心Tr及び外側Trとして測定される。同じことが“左”でも言える。これは文字“l”によって表示される。
【0031】
また、圧力測定操作のために末端プラグ(14)によって閉鎖された開口も取り付けられ、そこから圧力測定センサーが導入される(これらは図示されていない)。特に、図1に示すように、加熱効果の温度を上方領域の蒸発デバイス(21)で測定でき、排出空気の温度は下方領域で測定できる。殺菌ホット空気、供給空気の温度も供給管(4)で測定できる。これに関しては図2及び図3により明示されるスルーフローメーター(15)が略図的にここに示される。ホット空気のスルーフロー速度はバルブ(16)によって調節できる。
【0032】
縦通路(8)が通っているメインボディー(7)を有する管状体(6)は、図6の右と左に、そして図4の頂部及び底部に示される外側に、外側が開いている溝(17)を有する。この溝にはそれぞれの細長い加熱カートリッジ(18)を生産操作中に外部からフィットさせることができる。縦通路(8)の両側の各々にはそれぞれの溝(17)があるため、全体的に2つの加熱カートリッジ(18)を挿入することが可能である。図2及び図3に示されるように、2つの加熱カートリッジ(18)が、図6の平面図の拡大スケールからわかるように両側(右及び左)に一部突き出ている。加熱カートリッジ(18)はその断面が図5に拡大スケールで示され、一端、好ましくは管状体(6)から突き出ている端、の電気的結合(19)も示される。全体的に、加熱カートリッジ(18)は3部分(18a)、(18b)及び(18c)に分割され、各部分(18a)、(18b)及び(18c)にはそれ自体の電気的結合(19)が配設され、細長い管状体(6)の各半分にあるそれぞれの温度領域がコントロールされ差別的に加熱される。
【0033】
その上、加熱カートリッジ(18)の挿入後、加圧部分(32)が外部から、管状体(6)の、外側が開いている溝(17)にぴったり合わせられ、締めプレート(33)によって加圧ねじ(34)でしっかり締め付けられる。
【0034】
参照番号(3)によって示されるノズルの第一の実施形態は図3及び図7に示される。平らなまたは湾曲した外壁(24)は、頂上に連絡口(9)を有する環状固定フランジ(20)から下方に延び、そこで、コンディションド・ガス混合物が下方向に流れ込むための細長い空間を形成する。上記外壁(24)にはその底部に、噴霧路(26)が固定される末端(25)がある。上記噴霧路はチャンネルの形であり、上記チャンネルの外側を取り巻き、上記外壁(24)によって境界づけられる空間は、図7に見られる方向及びその反対側の方向に、前方及び後方に開いている。この実施形態において、ドームで頂上を閉鎖されたHDPEボトルの形のパックが図7の紙面に垂直な方向に断続的に移動できる。上記パックはそれぞれのノズル下で、または噴霧路(26)に噴霧孔(27)が形成されているノズル領域で停まる。
【0035】
チャンネル型噴霧路(26)はチャンネル型内部空間(28)を作り出し、上が閉鎖したパック(1)の上方部分がそこを通過し、噴霧孔(27)から上記内部空間(28)に入ったガス混合物がパック(1)の上方部分の表面に接触する。使用されなかったかまたは消費されなかった排出ガスは上記内部空間を図7に見られる方向に紙面に垂直な方向か図の方向とは反対方向に、湾曲した矢印(29)の方向に下方に流れ、周囲に流れ去る。そこで排出ガスを集めることができる。ボトル支持プレート(示されず)の場合、パック(1)はプレートの凹み(示されず)に架かり、排出ガスは上記ボトル支持プレートによって側方に流れ、そこで捕捉できるようになる。
【0036】
バックアップ効果を改善するために、連絡口(9)のそばの固定フランジ(20)の領域の上端に、孔のあるアパーチュア・プレートの形のレストリクターディスク(30)が配設される。その孔は絞り口(31)をあらかじめ決める。
【0037】
参照番号(2)によって明示されるノズルのもう一つの実施形態は図8に示される。それはノズル支持プレート(11)の固定フランジ(20’)によって吊り下がり、そこに固定される。その細長いノズル(2)の主要部分は実質的に垂直で、この理由からノズル(2)は上から下方に延び、ノズル支持プレート(11)から下方に突き出している。ノズル(2)の全長の約3分の2ないし4分の3の長さにわたって、放出流路(36)と比べてより大きい直径のスルーフロー通路(35)が通っている。2種類の通路(35)及び(36)は相互に直列に配置している。ノズル(2)のこの第二の実施形態では、放出流路(36)は絞り口を形成し、コンディションド・ガス混合物に関して管状体(6)と周囲との間の圧力低下が主として上記放出流路(36)の領域で起こるようになっている。図8に示される細長いノズル(2)の第二の実施形態は、殺菌ガス混合物を下方に実質的に垂直にPETボトル型のパック(1)に導入するのに役立つ。上記パックは頂上が開いており、その最上端(37)はノズル(2)の下端(38)から離して置かれる。
【0038】
図9は、噴霧ノズルを示す斜視図及び部分的断面図である。上記ノズルは概ね参照番号(39)で示され、その上端が液体過酸化水素の供給管(5)と連絡し、他方上記噴霧ノズル(39)の下方領域周囲の空間は加熱殺菌空気の供給管(4)と連絡している。ここには、実際の噴霧ノズル(ここでは下端(41)と記されている)に入ってそこから出るまでは液相のままである液体過酸化水素のための、実質的に垂直に延びる流通路(40)を見ることができる。この目的で、流通路(40)を形成するノズル体(42)は外側を二重のチェンバー(43)、(44)で取り囲まれる。その内側部分(43)は下端(41)を除き、二重チェンバーの外側部分(44)とフロー連絡(flow communication)している。さらに、二重チェンバーの内側部分(43)は頂上部分で水供給管とフロー連絡し、その上外側部分(44)は水排出管(46)とフロー連絡している。もしも冷水導管を水供給管(45)に連結するならば、ノズル体(42)はその配列に流れこむ冷水によって冷やされる。その冷水はノズル体(42)に沿って下方に垂直に流れ、二重チェンバーの外側部分(44)に入り、二重チェンバーの外側部分を同軸的に上方に、水排出管(46)を通って流れる。
【0039】
噴霧ノズル(39)の下端(41)はフラストコニカル(frustoconical)形状で示される蒸発室(47)のほぼ中心領域に置かれる。円錐台の広がった部分が環状フランジ(48)によって加熱体(49)の上流頭部側に連結する。ミスト状の過酸化水素はホット空気と混合し、実質的には上から下方に、加熱体(49)の上流の熱い平らな表面(50)に供給される。このようにして、ミストと混合した担体ガス(熱い殺菌空気)は上記表面(50)ですでに気化する。気化したガス混合物はそれから下方に垂直に通路(51)を通って流れる。これらの通路は互いに平行して延び、実質的に垂直に、完全に加熱体(50)を通り、その熱い外側壁はガス混合物をさらに温め、多分超加熱する。加熱体(49)に沿って加熱棒のリング(52)が挿入され、その電気供給管(53)は放射状に、または一つ以上の側に突き出ているように示されている(図2)。
【図面の簡単な説明】
【図1】 特に、下方に突き出たノズルを有する分配管と、上方に突き出た加熱体を中心に示す殺菌装置の概観的線図である。
【図2】 中心に上に突き出るように配設された加熱体と、その上に配置された蒸発室と、供給管とを有する細長い管状体の等角図である。
【図3】 図2の装置を通る長さ方向の縦断面図である。
【図4】 管状体右手半分の分解水平断面図である。
【図5】 3つのゾーンを有する加熱カートリッジを通過する縦断面図である。
【図6】 管状体の断面図である。断面は図3の紙面に垂直である。
【図7】 殺菌ガスをパックの上方部分の外面に吹き付けるためのチャンネル形の噴霧路を有する特定の実施形態のノズルを示す図である。
【図8】 コンディションド・ガスをパックの内部に、パックの上の口から吹き付けるための、別の実施形態のノズルを通る分解断面図である。
【図9】 噴霧ノズルの部分分解側面図及び断面図である。
【符号の説明】
1 パック
2、3 ノズル
4、5 供給管
6 管状体
7 メインボディー
8 縦通路
9 連絡口
10 管状体(6)の底
11 ノズル支持プレート
12 測定部位
13 温度センサーの出口
14 末端プラグ
15 スルーフローメーター
16 バルブ
17 溝
18 加熱カートリッジ
19 電気的結合
20、20’ 固定フランジ
21 蒸発デバイス
22 分配管
23 上流の供給部位
24 外壁
25 末端
26 噴霧路
27 噴霧孔
28 内部空間
29 排出ガスの流れ方向
30 レストリクター・ディスク
31 絞り口
32 加圧部分
33 締付けプレート
34 加圧ねじ
35 スルーフロー通路
36 排出流路
37 開いているパックの最上端
38 ノズル(2)の下端
39 噴霧ノズル
40 流通路
41 下端
42 ノズル体
43 二重チェンバー、内部
44 二重チェンバー、外部
45 水供給路
46 水排出路
47 蒸発室
48 環状フランジ
49 加熱体
50 ホット表面
51 通路
52 加熱棒
53 電気供給ライン
a 隙間

Claims (8)

  1. 過酸化水素及び担体ガスを含むガス混合物によって複数のパック(1)を同時に殺菌する装置であって、
    −担体ガス(4)及び過酸化水素(5)のための供給管と、
    −熱で過酸化水素を蒸発させ、それを前記担体ガスと混合するためのデバイス(21)と、
    −供給管(4、5)及び実質的に水平に延びる分配管(6、22)と、
    −それぞれのパック(1)の上に配置され、前記分配管(6、22)と結合するノズル(2、3)
    を含んでなり、
    コンディションド・ガス混合物の供給の上流の位置(23)からそれぞれのノズル(2、3)の入り口の位置(9)までの分配管(6、22)が縦通路(8)を含む管状体(6)の形であり、前記管状体の長さに沿って延びる少なくとも一つの実質的に管状の加熱カートリッジ(18)と、分布した測定位置(12)とを有し、前記加熱カートリッジ(18)は少なくとも2つの部分(18a、18b、18c)に分割され、電気的エネルギーの供給によって、管状体(6)の外側端の温度(T)が中心の温度とは異なるように調節可能に加熱できることを特徴とする
    前記装置。
  2. 管状体(6)が強固なメインボディー(7)を有する細長い棒の形であり、前記メインボディーを通って、ノズル(2、3)に連絡する開口(9)を有するガス通路(8)を形成する縦通路(8)が中心を通り、前記ガス通路(8)の対置する側に、前記通路とは間隔をおいて、加熱カートリッジ(18)を挿入するための外側が開いている溝(17)があることを特徴とする請求項1記載の装置。
  3. 加熱カートリッジ(18)の各部分(18a、18b、18c)が他とは無関係に加熱できることを特徴とする請求項1または請求項2記載の装置。
  4. それぞれのノズル(2、3)が、好ましくはノズル支持プレート(11)によって管状体(6)の連絡口(9)に連結し、後者に取り付けられ、絞り口(31、36)を有することを特徴とする請求項1ないし請求項3のいずれかの項に記載の装置。
  5. ノズル(3)が、殺菌すべきパック(1)の領域を少なくとも一部分は包囲し、対置する側が開いている噴霧孔(27)を備えた管状噴霧路(26)と、噴霧路(26)から或る距離を置いて配置され、外側に一部分開いている外壁(24)とによって境界づけられる内部空間(28)を有する(図7)ことを特徴とする請求項1ないし請求項4のいずれかの項に記載の装置。
  6. 過酸化水素を熱で蒸発し、それを担体ガスに混合するためのデバイスが、供給管(5)によって液体過酸化水素が供給される噴霧ノズル(39)を有し、前記ノズルは加熱体(49)の上流の蒸発室(47)の中心領域に置かれ、その上流の熱い表面(50)には過酸化水素がミスト状で、ホット担体ガスと混合されて供給され、分配管(6、22)に供給される前に前記ガス混合物の超加熱が起きるようなやり方で、通路(51)を通って加熱体(50)に流入することを特徴とする請求項1ないし請求項5のいずれかの項に記載の装置。
  7. 若干の加熱棒(52)が加熱体(49)の少なくとも下流末端領域に挿入されることを特徴とする請求項6に記載の装置。
  8. 液体過酸化水素の供給管(5)が冷却液で冷やされることを特徴とする請求項6に記載の装置。
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