JP4685505B2 - シャッター装置 - Google Patents

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本発明は、住宅やビル、倉庫、工場、地下街、トンネル、車両の荷台等の躯体の開口部に設置されるシャッター装置に関し、特に、サッシ窓の室内側に設置される窓用シャッター装置として好ましいシャッター装置に関するものである。
従来、住宅壁面の窓部に対応して設置されるシャッター装置は、窓部をその屋外側からシャッターカーテンによって覆うように設置されるものが一般的である。
そのため、前記従来のシャッター装置では、前記窓部が屋外側へ突出する出窓であった場合には取付けが困難であり、特殊仕様として対応するにしても、出窓の形状が多岐にわたるため、対応が困難であった。
そこで、例えば特許文献1に記載された発明のように、出窓の屋内側に設置するようにした窓用シャッター装置がある。
このシャッター装置では、シャッターカーテンを出窓の屋内側で開閉動作させる構成としているため、出窓の屋外側の形状に拘らず取付け作業が容易なことや、足場のない2階以上の部屋の窓であっても取付けが容易なこと、屋外側へ開放される窓とシャッターカーテンとが干渉しないこと、出窓の開閉状態に拘わらずに屋内側からシャッターカーテンを手動で開閉できること等、多々の利点を有する。
しかしながら、上記何れの従来技術においても、シャッターカーテンが通常金属材料から形成されていること等のため、閉鎖状態のシャッター装置を屋内側から視た場合に、金属特有のハードもしくは冷たいような違和感のある質感を受け易い。
特に、後者の発明のように屋内側に設置される窓用シャッター装置では、該シャッター装置が屋内側へ若干突出するため、前記のような違和感のある質感を受け易い。
実用新案登録公報 第2583256号
本発明は上記従来事情に鑑みてなされたものであり、その課題とする処は、屋内側から視た場合に、違和感のある質感を受け難いシャッター装置を提供することにある。
上記課題を解決するための技術的手段は、閉鎖方向端部をスライドさせて開閉動作するシャッターカーテンと、該シャッターカーテンの閉鎖方向側で該シャッターカーテンによって当接される下枠と、該シャッターカーテンの幅方向の端部を囲んで開閉方向へ案内する左右のガイドレールと、該シャッターカーテンをその開放方向側で収納する収納ケースとを備え、屋内側に露出する複数の部位をそれぞれ覆うようにして複数の化粧部材が嵌合されたシャッター装置において、前記複数の化粧部材には、前記下枠のシャッター開放方向側の露出面におけるシャッター幅方向の略全長にわたるように設けられて、両端部の各々を前記ガイドレールに近接又は接触させた化粧部材と、前記ガイドレールにおける屋内側前面部の露出部位の略全部を覆うようにして設けられた化粧部材と、前記収納ケースにおける屋内側前面部の露出部位に設けられた化粧部材とが含まれることを特徴とする。
第一の形態では、シャッターカーテンをスライドさせて開閉動作するシャッター装置において、屋内側に露出する部位に、該部位を覆うようにして化粧部材が嵌合されている。
ここで、上記シャッター装置は、少なくとも閉鎖方向へ動作可能なシャッターカーテンを備え、該シャッターカーテンのスライド動作により空間を仕切るように構成された装置であればよく、この開閉装置には、シャッターカーテンが閉鎖動作のみを行うように用いられる態様(例えば防火シャッター装置等)、シャッターカーテンが開放動作と閉鎖動作との双方を行うように用いられる態様等を含む。
また、このシャッター装置は、特に顕著な作用効果が得られる好ましい態様としては、構造物のサッシ窓に対応して設けられる窓用シャッター装置(屋外側に配設される場合と屋内側に配設される場合との双方を含む)とされ、更に好ましい態様としては、前記サッシ窓の屋内側に配設される窓用シャッター装置とされる。
また、上記シャッターカーテンには、複数のスラットやパイプを開閉方向へ連設してなる態様や、単数もしくは複数のパネルや、シート状物、ネット状物を開閉方向へ設けてなる態様、あるいはスラット、パネル、パイプ、シート状物、ネット状物等を適宜に組み合わせてなる態様等を含む。
また、上記化粧部材とは、当該シャッター装置の屋内側に露出する部位を装飾するように該部位に嵌合された部材であって、屋内側から視た使用者が違和感のある質感を受け難い部材であればよい。
この化粧部材は、当該シャッター装置の屋内側に露出する部位の一部または全部に設けられた態様を含むが、より効果的には、その面積がより広くなる態様とするのが好ましく、特に、シャッターカーテンの屋内側部分の略全域に設けられた態様とするのが好ましい。
また、この化粧部材が配設される部位の具体例としては、屋内側に配設されるシャッター装置において、シャッターカーテン、ガイドレール、収納ケース、枠部材等における屋内側に露出する部位が挙げられる。
また、この化粧部材は、単一の嵌合対象物に対し単一の部材が嵌合される態様としてもよいし、単一の嵌合対象物に対し複数の部材が嵌合される態様としてもよい。
また、この化粧部材は、その全面積にわたって略同様の質感が得られるようにした態様であってもよいし、その全面積の一部分や複数の部分で異なる質感が得られるようにした態様であってもよい。
また、この化粧部材には、少なくとも屋内側に露出する部位を合成樹脂材、木材、ゴム材等により覆うようにした態様や、少なくとも屋内側に露出する部位を木粉入りの合成樹脂により覆うようにした態様、少なくとも屋内側に露出する部位に印刷や表面成形、塗装、エンボス加工等による木目調の装飾を施した態様等を含む。
また、第二の形態では、上記化粧部材は、屋内側に露出する部位を、合成樹脂材、木材、ゴム材の内の何れか一種類の材料または二種類以上の材料によって覆うように構成されている。
ここで、この第二の形態における化粧部材には、その表面側が合成樹脂材、木材、ゴム材の内の何れか一種類の材料または二種類以上の材料からなるとともに、その内部側が他の材料からなる態様や、その表面側および内部側が合成樹脂材、木材、ゴム材の内の何れか一種類の材料または二種類以上の材料からなる態様等を含む。
また、第三の形態では、上記化粧部材は、屋内側に露出する部位を、木粉入りの合成樹脂材により覆うように構成されている。
また、第四の形態では、上記化粧部材は、複数層構造に構成され、少なくともその屋内側に露出する層を木粉入り合成樹脂材とし、該層の内部側の層を、前記木粉入り合成樹脂材よりも強度の高い材料としている。
すなわち、一般的な木粉入り合成樹脂材料では、その強度が木粉を含まない合成樹脂材料よりも低下する。そこで、本形態では、露出層のみを木粉入り合成樹脂材料とし、その内部側の層を木粉入り合成樹脂材料よりも強度の高い材料とすることで、化粧部材の強度を比較的高く維持するようにしている。
上記内部側の層の具体例としては、上記木粉入り合成樹脂材料と略同質の合成樹脂材料であって木粉を含んでいない合成樹脂材料、上記木粉入り合成樹脂材料と異質の合成樹脂材料であって上記木粉入り合成樹脂材料よりも強度の高い合成樹脂材料、上記木粉入り合成樹脂材料よりも強度の高い木材や金属、セラミック等が挙げられる。
また、第五の形態では、上記化粧部材は、その嵌合対象物に対し、シャッターカーテンに沿う方向へ遊びを有するように嵌合されている。
また、第六の形態では、上記化粧部材は、その嵌合対象物に対し、シャッター厚さ方向から嵌脱されるように構成してある。
また、第七の形態では、上記化粧部材の嵌合対象物が着脱可能に具備されているシャッター装置であって、上記化粧部材は、前記嵌合対象物と一体的に着脱されるように設けられている。
ここで、この第七の形態における上記嵌合対象物とは、上記化粧部材の嵌合対象となる構成であって着脱可能に具備された構成であればよく、例えば、上記シャッターカーテンを開閉方向へ案内するガイドレールを備えたシャッター装置において、該ガイドレールをレール受けと該受け部材に対し着脱されるレール本体部とから構成し、このレール本体部に対し上記化粧部材を一体的に設けるようにした態様や、上記シャッター装置をその開放方向側で収納する収納ケースを備えたシャッター装置において、該収納ケースを構造物側に固定される固定部と該固定部に対し着脱される着脱部とから構成し、この着脱部に対し上記化粧部材を一体的に設けるようにした態様等が挙げられる。
また、第八の形態では、上記シャッターカーテンは、複数のスラットをシャッター開閉方向へ接続してなり、上記化粧部材は、前記複数のスラットの内の一部または全部における各スラットに対し、その屋内側に露出する部位を覆うようにして嵌合されている。
この第八の形態において、特に効果的な態様としては、上記複数のスラットの内の全部における各スラットに対し、その屋内側に露出する部位を覆うようにして、上記化粧部材を嵌合させた構成とする。
また、この第八の形態において、各化粧部材は、その全面積にわたって略同様の質感が得られるようにした態様であってもよいし、その全面積の一部分や複数の部分で異なる質感が得られるようにした態様であってもよい。
更に、この第八の形態において、複数のスラットに各々対応させて複数の化粧部材を嵌合するようにした場合、これら複数の化粧部材の内の一部が、他の化粧部材と異なる質感が得られるものであってもよい。
また、第九の形態では、上記化粧部材は、その屋内側の部位を凹ませた断面略凹状に形成されている。
また、第十の形態では、上記スラットは、そのシャッター開閉方向の一端側に断面略フック状の掛合部を有するとともに、同シャッター開閉方向の他端側に、前記掛合部を内在して掛止可能な断面略C字状の被掛合凹部を備え、前記掛合部の先端側には、接続された二つのスラットにおける一方が他方に対し回動した際に、これら二つのスラット間において前記掛合部が前記被掛合凹部内から抜け出るのを阻むように、突部が具備されている。
また、第十一の形態では、上記シャッターカーテンをその開放方向側で収納する収納ケースが具備されたシャッター装置であって、前記収納ケースには、上記シャッターカーテンの厚さ方向側にカーテンが配置されるように、カーテンレール部が設けられている。
ここで、上記カーテンレール部は、上記シャッターカーテンの厚さ方向における一方側または他方側(換言すれば屋内側または屋外側)に配設されていればよいが、上記シャッターカーテンの厚さ方向における一方側と他方側との双方にそれぞれ配設されていてもよい。
なお、本明細書中において「シャッター厚さ方向」とは、閉鎖状態の上記シャッターカーテンの厚さ方向を意味する。
また、本明細書中において「シャッター幅方向」とは、上記シャッターカーテンの開閉方向と略直交する方向であって、上記シャッターカーテンの厚さ方向ではない方向を意味する。
また、本明細書中において「シャッター開閉方向」とは、上記シャッターカーテンが空間を仕切ったり開放したりするためにスライドする方向を意味する。
上記形態は、以上説明したように構成されているので、以下に記載されるような作用効果を奏する。
第一の形態によれば、屋内側に露出する部位が化粧部材によって覆われているため、屋内側から視た場合に、違和感のある質感を受け難くすることができる。
しかも、化粧部材が嵌合式で装着されているため、生産性が良好である。
更に、第二の形態によれば、違和感のある質感を、より受け難くするとともに、ソフトもしくは温かい質感を得ることができる。
その上、合成樹脂や、木材、ゴム材等からなる化粧部材によって、遮音性や、防音性、防振性、断熱性等を向上することもできる。
更に、第三の形態によれば、違和感のある質感をいっそう受け難くすることができる上、化粧部材によるソフトもしくは温かい質感を、生産性の良好な具体的構造によって得ることができる。
更に、第四の形態によれば、木粉入り合成樹脂材料からなる露出層により、屋内側空間に適応したソフトもしくは温かい質感を効果的に得ることができる上、その内部側の層により十分な強度を得ることができる。
また、化粧部材を木粉入り合成樹脂材料のみから構成した場合と比較し、比較的低コストで生産性の良好な構成とすることができる上、当該シャッター装置による防犯性を向上することもできる。
更に、第五の形態によれば、温度影響等により、上記化粧部材が変形した場合であっても、その変形を、シャッターカーテンに沿う方向の遊びによって吸収することができる。ひいては、前記変形に起因する動作不良や、化粧部材の脱落等を防ぐことができる。
更に、第六の形態によれば、化粧部材をシャッター厚さ方向から嵌脱できるため、製造性が良好な上、使用者の好み等に応じて化粧部材を交換することも容易である。
更に、第七の形態によれば、化粧部材およびその嵌合対象物を、一体的に着脱することができるため、化粧部材の装着によりメンテナンス性等が低下するのを防ぐことができる。
更に、第八の形態によれば、当該シャッター装置において比較的広い面積を有するシャッターカーテンに対し、化粧部材を嵌合するようにしているため、違和感のある質感を、より効果的に低減することができる。その上、遮音性や、防音性、防振性、断熱性等を、効果的に向上することも可能である。
更に、第九の形態によれば、化粧部材が断面略凹状に形成されているため、その凹部内に手を掛けてシャッターカーテンを開閉させることができる。
しかも、シャッターカーテンを、前記凹部を内側にして巻き取るように構成すれば、その巻径を比較的小さくすることができる。
更に、第十の形態によれば、例えばシャッターカーテンの巻取り等により、接続された二つのスラットにおける一方が他方に対し回動した場合でも、その一方のスラットが他方のスラットから外れてしまうのを、突部と被掛合凹部との掛合によって防ぐことができる。
更に、第十一の形態によれば、収納ケースの設置後に、例えば、該収納ケースの前面にカーテンボックスおよびカーテンレールを取付けたり、該収納ケースと天井との間にカーテンボックスおよびカーテンレールを取付けたり等、カーテンを装着するための追加加工を要することなく、カーテンを容易に取付けることができる。
その上、別途カーテンボックスやカーテンレール等を追加加工した場合には、その追加加工されたカーテンボックスやカーテンレール等により屋内側の空間を狭くしてしまうおそれがあるが、本形態によれば、屋内側の空間を有効利用できるように広く確保することができる
以下、上記形態を適用した具体例を図面に基づいて説明する。
本実施の形態は、住宅やビル、倉庫、工場、地下街、トンネル、車両の荷台等の構築・構造物における開口部分や内部に配設され、前記開口部分を開閉したり、躯体内部の空間を仕切ったり開放したりするシャッター装置として適用可能であるが、特に好ましい態様として、構造物のサッシ窓の屋内側に装着される窓用シャッター装置の一例について説明する。
このシャッター装置Aは、閉鎖方向端部をスライドさせて開閉動作するシャッターカーテン10と、該シャッターカーテン10の閉鎖方向側でシャッターカーテン10によって当接される下枠20と、該シャッターカーテン10の幅方向の端部を囲んで開閉方向へ案内する左右のガイドレール30,30と、シャッターカーテン10をその開放方向側で巻き取ったり繰り出したりする巻取り装置40とを備え、その屋内側に露出する部位に対し、該部位を覆うようにして化粧部材を嵌合することで、その露出部位を、違和感のないソフトで暖かい質感に構成している(図1参照)。
シャッターカーテン10は、押出成形や、引抜成形、曲げ加工等の適宜加工により形成された金属製のスラット11aを、上下に隣接するスラット11,11間で回動するように複数連接することで、シャッターカーテン本体11を構成し、このシャッターカーテン本体11の下側の端部に、下枠20に当接させるための座板部材12を、シャッター幅方向へわたって接続している。
各スラット11aは、その全体形状が屋内側を凹ませた縦断面略凹状に形成され、その屋内側部位の両端側(図示例によれば右側部位の上下端側)には、後述するスラット用化粧部材51を脱落不能に嵌合させるための突片部11a1,11a2が、対向するように突設されている(図2参照)。
また、このスラット11aにおけるシャッター開放方向の一端(図示例によれば上端)には、縦断面略フック状の掛合部11a3が設けられ、更に、この掛合部11a3の先端側には、後述する被掛合凹部11a4からの抜止として作用する突部11a5が設けられている。
また、同スラット11aにおけるシャッター閉鎖方向の他端(図示例によれば下端)には、前記掛合部11a3を内在して掛止するための縦断面略C字状の被掛合凹部11a4が設けられている。
より詳細に説明すれば、図2に示すように、縦断面略フック状の掛合部11a3は、その先端部を屋内側斜め下方(図示の右斜め下方)へ向けるようにして湾曲形成され、その先端部には、屋外側斜め上方(図示の左斜め上方)へ向けて突部11a5を突設している。
この突部11a5の突出方向の長さ寸法は、後述する被掛合凹部11a4から抜け出てしまうことがないように、該被掛合凹部11a4の開口部11a41の開口幅よりも大きく設定されている。
また、被掛合凹部11a4は、屋外側斜め下方(図示例によれば左斜め下方)へ開口部11a41を向けた縦断面略C字状を呈し、そのシャッター閉鎖方向側の縁部(図示例によれば下端の縁部)に、内在された際の掛合部11a3の先端部を掛止する。
そして、上記構成のスラット11aは、シャッター開閉方向に複数配設され、隣り合うスラット11a,11a同士が、掛合部11a3と被掛合凹部11a4との掛合により接続される。
この掛合状態において、図4に示すようにシャッターカーテン10が後述する巻取り装置40により巻かれると、隣り合うスラット11a,11aがそれらの間の角度を狭めるようにして回動するが、一方のスラット11aの突部11a5が他方のスラット11aの被掛合凹部11a4内に当接するため、これらスラット11a,11a間の掛合が外れてしまうのを防ぐことになる(図5(b)参照)。
また、上記スラット11a内に嵌合されるスラット用化粧部材51は、木粉入りの合成樹脂材料の層を含む複数層に成形された部材であり、屋内側を凹ませた縦断面略凹状に形成されている
このスラット用化粧部材51の材質について詳細に説明すれば、該スラット用化粧部材51は、屋内側に露出する層を木粉入り合成樹脂材料とし、該層の内部側(スラット11a側)の層を、前記木粉入り合成樹脂材料よりも強度の高い合成樹脂材料としている。したがって、このスラット用化粧部材51を屋内側から視ると、内在する木粉によって、その表面に木目のようなシャッター幅方向の筋が多数視認されることになる。
また、このスラット用化粧部材51の形状について詳細に説明すれば、スラット用化粧部材51は、スラット11aの屋内側部位にならう縦断面略凹状に形成され、その内側における底面51a(屋内側の面)と上端面51bとの間の角度を直角もしくは鋭角に設定することで、シャッターカーテン10が手動開放される際に、前記上端面51bが手掛け部として作用するようにしている。
また、シャッターカーテン10を手動閉鎖する際に、スラット用化粧部材51の下端側部分を手掛け部として作用させることも可能である。
また、このスラット用化粧部材51によれば、その凹状部分を内側にして巻取り装置40の巻取り軸41に巻かれた際、図4に示すように、その凹状部分に内側のスラット11aが入り込むため、その巻径を比較的小さくすることができる。
また、このスラット用化粧部材51におけるシャッター開閉方向の両端部形状は、シャッター開放方向側の端部がスラット11aの突片部11a1に対し凹凸状に嵌合し、且つシャッター閉鎖方向側の端部がスラット11aの突片部11a2に対し凹凸状に嵌合するように形成されている。
そして、このスラット用化粧部材51は、各スラット11aにおける掛合部11a3および突部11a5を除いて、各スラット11aの屋内側部分をシャッター開閉方向へわたって覆っている。
この構成によれば、隣り合うスラット11a,11aにおける両スラット用化粧部材51,51間の隙間が、一方のスラット11aに相対する他方のスラット11aの回動を妨げない程度に小さく形成されることになる。そのため、シャッターカーテン10を屋内側から視認した際の体裁が良好である。
また、スラット用化粧部材51をスラット11aに対し組み付ける際には、スラット用化粧部材51が、スラット11aに対し、そのシャッター幅方向の端部から挿入され、スラット11aの突片部11a2におけるシャッター幅方向の両端部に、内側(屋外側)へカシメられた抜止部11a21,11a21が形成される。
両抜止部11a21,11a21の間隔は、スラット用化粧部材51のシャッター幅方向の全長よりも、若干広く設定されている。
そのため、スラット用化粧部材51は、両抜止部11a21,11a21間においてシャッター幅方向の遊びを有するように嵌合され、温度影響等により変形した場合であっても、その変形が前記遊びに許容されることになる。
また、上記複数のスラット11aの内、最もシャッター閉鎖方向側に配置されるスラット11aには、座板部材12が接続される。
この座板部材12は、閉鎖された際のシャッターカーテン10を開放不能にする施錠機構60を備えている(図6参照)。
この施錠機構60は、座板部材12の屋内側部分に対し揺動自在に支持された操作レバー61を備え、シャッターカーテン10が全閉された際に、座板部材12の幅方向の端部の係脱部材(図示せず)をガイドレール30に掛止し、操作レバー61が屋内側へ引かれ揺動されることで、前記ガイドレール30との掛止状態を解除する機構となっている。
前記操作レバー61は、座板部材12における屋内側に露出する部分を略全部覆うようにして、両ガイドレール30,30間における略全長にわたるように配設されている。そして、この操作レバー61には、その屋内側の部位を略全部覆うようにして、操作レバー用化粧部材52が嵌合されている。
この操作レバー用化粧部材52は、上記スラット用化粧部材51と略同材質の部材であり、シャッター幅方向へわたる断面略コ字状に形成され、操作レバー61に対し、その屋内側から覆い包むようにして嵌合されている。
そして、この操作レバー用化粧部材52の両端部の各々は、ガイドレール30に近接するように配置される。
したがって、この操作レバー用化粧部材52によれば、機械的でやや冷たい質感を有する操作レバー61を、その室内側部位の略全域において、ソフトで暖かい質感に視認させることができる。
また、上記座板部材12により当接される下枠20は、左右のガイドレール30,30の下端部間に配設された金属性の部材であり、そのシャッター開放方向側の露出面(図示による上面)には、下枠用化粧部材53が嵌合されている。
下枠用化粧部材53は、下枠20の略全長にわたるようにして、その両端部の各々をガイドレール30に近接または接触させている。
そして、この下枠用化粧部材53は、シャッターカーテン10が開放されている状態であっても、金属性の下枠20によるハードでやや冷たい質感を、ソフトで暖かい質感に変えている。
また、ガイドレール30は、シャッターカーテン10を開閉方向へ案内するレール本体部31と、該レール本体部31が装着されるレール受け32とから構成されている(図7参照)。
前記レール本体部31は、シャッターカーテン10の幅方向端部を囲むように、断面略コ字状に形成され、レール受け32に対し着脱可能に構成されている。
このレール本体部31における屋内側の露出部位には、該部位の略全部を覆うようにして、横断面略凹状のレール本体部用化粧部材54が嵌合されている。
このレール本体部用化粧部材54は、上記スラット用化粧部材51と略同様の材料から成形され、レール本体部31に対し、その屋内側から嵌め合わせられている。
また、レール受け32は、レール本体部31と構造物の内壁面との間に介在するように、横断面略枠状もしくは横断面コ字状等の形状に形成され、レール本体部31を着脱可能に支持している。
このレール受け32における屋内側に露出する側面には、該側面を略全部覆うようにしてレール受け用化粧部材55が嵌合されている。
このレール受け用化粧部材55は、上記スラット用化粧部材51と略同様の材料から成形され、レール受け32に対し、その側方側から嵌め合わせられている。
上記構成のガイドレール30によれば、レール本体部31およびレール本体部用化粧部材54と、レール受け32およびレール受け用化粧部材55とが、それぞれ別体の一体状に構成されているため、レール本体部31をレール受け32に対し着脱する際に、レール本体部用化粧部材54を外す必要がなく、その組付性やメンテナンス性等が良好である。
なお、レール本体部用化粧部材54とレール受け用化粧部材55とを一体にした断面略L字状の化粧部材(図示せず)を構成することも可能であるが、この場合には、レール受け32に対しレール本体部31を着脱する際に、その断面略L字状の化粧部材を外しておく必要が生じる。
また、巻取り装置40は、シャッターカーテン10を巻き取ったり巻き戻したりする巻取り軸41や、該巻取り軸41および該巻取り軸41に巻き取られたシャッターカーテン10を収納する収納ケース42等を備え、収納ケース42内に左右のガイドレール30,30の上端部を挿入させるようにして、シャッター幅方向へわたって配設されている。
なお、この巻取り装置40は、シャッターカーテン10を手動で開閉するようにした態様や、シャッターカーテン10を電動で開閉するようにした態様、シャッターカーテン10の開閉動作の内の一方を手動とし他方を電動とした態様等の内、何れの態様であっても構わない。
収納ケース42は、構造物の壁面に固定される背面側の固定部42aと、該固定部42aの前面側部位に対し着脱可能な前面側の着脱部42bと、固定部42aの両側部を覆う左右の側部42cとからなる略箱状に形成されている(図8及び図9参照)。
固定部42aは、そのシャッター閉鎖方向の端部(図示例によれば下端部)に、シャッターカーテン10を挿通させるための開口部42a1を有するとともに、該開口部42a1よりも屋内側に、シャッター幅方向へわたるカーテンレール部42a2を一体的に有する。
また、着脱部42bは、図示例によれば縦断面略逆L字状を呈し、その上端部が固定部42aに対し掛止され、その下端部が、ネジ等の止着部材によって固定部42aに対し着脱可能に止着されている。
そして、この着脱部42bにおいて屋内側に露出する前面部には、縦断面略凹状の収納ケース用化粧部材56が、シャッター開閉方向へ並ぶようにして複数(図示例によれば3つ)嵌合されている。
各収納ケース用化粧部材56は、上記スラット用化粧部材51と略同様の材料から成形され、収納ケース42の着脱部42bに対し、その前面側から嵌合されている。
したがって、上記構成によれば、収納ケース42内のメンテナンス等の為に、収納ケース42内を開放する場合、複数の収納ケース用化粧部材56を着脱部42bから外すことなく、これら収納ケース用化粧部材56を着脱部42bと一体的に外すことができ、その作業性が良好である。
なお、複数の収納ケース用化粧部材56を、単一の化粧部材(図示せず)に置換することも可能であるが、本実施の形態の好ましい一例によれば、各収納ケース用化粧部材56を、上述した操作レバー用化粧部材52、下枠用化粧部材53、レール本体部用化粧部材54、または、レール受け用化粧部材55と同一の断面形状にすることで、その生産性を良好にしている。
また、各側部42cは、固定部42aの幅方向の端部を覆うとともに、その内面側に支持ブラケット等を介して巻取り軸41を支持し、更に、その外面には、取付ブラケット42dを介して複数の収納ケース側部用化粧部材57を嵌合している。
取付ブラケット42dは、複数の収納ケース側部用化粧部材57を嵌合可能な略凹凸状に形成され、側部42cに対し、リベットや、ネジ、溶接等の止着手段により固定されている。
また、各収納ケース側部用化粧部材57は、上記スラット用化粧部材51と略同様の材料から成形され、上記側部42cに対する前面側から嵌合されている。
したがって、上記収納ケース側部用化粧部材57によれば、巻取り装置40の側面においても、屋内空間に溶け込んだ違和感のない質感を得ることができる。
なお、上記構成によれば、収納ケース側部用化粧部材57や取付ブラケット42dを側部42cに対し着脱不能な態様としているが、必要に応じて収納ケース側部用化粧部材57及び/又は取付ブラケット42dを側部42cに対し着脱される態様としてもよい。この着脱可能な態様によれば、使用者の好み等に応じて、収納ケース側部用化粧部材57を異なる模様や色のものに容易に交換できる等の利点がある。
また、図示例によれば、複数の収納ケース側部用化粧部材57を取付ブラケット42dに対し嵌合する構成としているが、単数の収納ケース側部用化粧部材(図示せず)を取付ブラケット42dに対し嵌合する構成とすることも可能である。
而して、上記シャッター装置Aによれば、シャッターカーテン10、下枠20、ガイドレール30、および、巻取り装置40における屋内側に露出する部位の殆どが、木粉入り樹脂材料を含む上記化粧部材51,52,53,54,55,56によって覆われているため、屋内側から視た場合に、違和感のないソフトで暖かい質感を得ることができる。
なお、上記実施の形態によれば、スラット用化粧部材51を、スラット11aに対し、シャッター幅方向へ遊びを有するように嵌合するための手段として、各スラット11aの両端部に抜止部11a21(図3参照)を設けるようにしたが、この抜止部11a21を、図10に示す抜止部材71に置換するようにしてもよい。
抜止部材71は、スラット用化粧部材51がスラット11aからシャッター幅方向へ抜けないように、スラット11aに対し止着された略ブロック状の部材であり、温度変化に起因するスラット用化粧部材51の変形を許容するように、スラット用化粧部材51の端部から適宜間隔離れた位置に配設されている。
また、他の手段としては、上記抜止部11a21を、図11に示す抜止部材72に置換した構成としてもよい。
この抜止部材72は、図10に示す抜止部材71と略同様に配置および止着され、そのシャッター幅方向の突端に、シャッター厚さ方向へ突出する掛止部72aを有する。この掛止部72aは、該シャッターカーテン10の幅方向の端部がガイドレール30から抜け出ることがないように、ガイドレール30の内面に掛止されるように構成されている。
したがって、この抜止部材72によれば、温度影響等によるスラット用化粧部材51の変形を許容した上で、スラット用化粧部材51が各スラット11aから抜け出てしまうのを阻むことができ、更に、シャッターカーテン10の幅方向の端部が、強風等の影響によりガイドレール30から抜け出てしまうのを防ぐこともできる。
更に、この抜止部材72によれば、故意に開閉体10の幅方向の端部がガイドレール30から引き抜きだされてしまうのが防ぐことができるため、防犯上も有効である。
また、上記実施の形態によれば、スラット用化粧部材51を各スラット11aに対しその幅方向の端部から挿入するように構成したが、このスラット用化粧部材51を図12に示すスラット用化粧部材51’に置換するとともに、スラット11aをスラット11a’に置換することで、該スラット用化粧部材51’をスラット11a’に対しその厚さ方向から嵌脱される構成とすることも可能である。
スラット用化粧部材51’は、上記スラット用化粧部材51におけるシャッター閉鎖方向側の部分の形状を変更したものであり、そのシャッター閉鎖方向側の部分には、スラット11a’に対し係脱可能な係脱片部51c’が形成されている。
また、スラット11a’は、上記スラット11aにおける突片部11a2の形状を変更して突部11a6’としたものである。
係脱片部51c’は、スラット11a’に対しシャッター厚さ方向側から接近し、若干弾性変形することで突部11a6’を乗り越えて、該突部11a6’の奥側の凹部11a7’に嵌り合うように構成されている。
また、突部11a6’は、前記のようにして接近する前記係脱片部51c’を、スムーズに凹部11a7’へ導くように傾斜面を有する形状に構成されている。
上記構成によれば、スラット用化粧部材51’をスラット11a’に対しその厚さ方向側から嵌合することができる。
また、嵌合状態のスラット用化粧部材51’とスラット11a’との間をへら状の治具等により抉ることで、スラット用化粧部材51’をスラット11a’から取り外すことも可能である。
したがって、上記構成によれば、シャッターカーテン10の製造性が良好であり、例えば、構造物に対しシャッター装置Aを設置した後であっても、各スラット11a’に対しスラット用化粧部材51’を嵌合することができる。
その上、装着済みのスラット用化粧部材51’を、使用者の好み等に応じて、他の色や模様のものに交換することも可能である。
なお、上記実施の形態によれば、化粧部材51,52,53,54,55,56,51’を上記合成樹脂材料により構成したが、他の好ましい態様として、この化粧部材を木材またはゴム材により構成してもよい。
また、上記実施の形態によれば、化粧部材51,52,53,54,55,56,51’を木粉入りの合成樹脂材料としたが、他の好ましい態様としては、この化粧部材の少なくとも露出面を、印刷や表面成形、塗装、エンボス加工等による木目調の加工や、上記木粉入りの合成樹脂材料による木目調の加工等にしてもよい。
また、上記実施の形態によれば、化粧部材51,52,53,54,55,56,51’を木粉入りの合成樹脂材料としたが、この化粧部材の少なくとも露出面を、屋内側空間に略同調するような木以外の質感(例えば、皮革調や、紙調、布調など)とすることも可能である。
また、化粧部材51,52,53,54,55,56,51’は、少なくとも屋内側の露出部位が、上記合成樹脂材料や、木材、ゴム材等により構成されていればよく、例えば、その内部側を金属やその他の材料から構成することも可能である。
また、スラット用化粧部材51(又は51’)の内部側を、合成樹脂材料や、木材、ゴム材等の弾性材料により構成するようにしてもよく、この構成によれば、巻取り装置40でシャッターカーテン10を巻き取る際に、シャッターカーテン10とスラット用化粧部材51(又は51’)とのがたつきによる騒音の発生を抑制することができる。
また、上記実施の形態によれば、カーテンレール部42a2をシャッターカーテン10の室内側に配置した一例を示したが、カーテンレール部42a2をシャッターカーテン10の室外側に配置することも可能である。
この態様によれば、カーテンレール部42a2に取付けられるカーテンによって、閉鎖状態のシャッターカーテン10の屋外側の面が覆われるため、外部からシャッターカーテン10の開閉状態を視認し難くすることができ、ひいては防犯性を向上することができる。
本発明に係わるシャッター装置の一例を示す斜視図である。 同シャッター装置におけるシャッターカーテンの一例を示す要部縦断面図である。 同シャッターカーテンの要部斜視図である。 同シャッターカーテンが巻取り軸に巻き取られた状態を示す縦断面図である。 (a)はシャッター開閉方向へ連設された二つのスラットを示す縦断面図であり、(b)は、同二つのスラットの内の一方が他方に相対して回動した状態を示す縦断面図である。 同シャッター装置における座板部材、下枠、および施錠機構等の一例を示す縦断面図であり、(a)は施錠状態を示し、(b)は開錠状態を示す。 同シャッター装置におけるガイドレールの取付け構造の一例を示す要部横断面図である。 同シャッター装置における収納ケースの一例を示す縦断面図である。 同シャッター装置における収納ケースの側部断面図である。 シャッターカーテンの他例を示す要部正面図である。 シャッターカーテンの他例を示す要部正面図である。 シャッターカーテンの他例を示す要部縦断面図である。
10:シャッターカーテン
11a:スラット
11a3:掛合部
11a4:被掛合凹部
11a5:突部
20:下枠
30:ガイドレール
40:巻取り装置
42:収納ケース
42a2:カーテンレール部
51:スラット用化粧部材
52:操作レバー用化粧部材
53:下枠用化粧部材
54:レール本体部用化粧部材
55:レール受け用化粧部材
56:収納ケース用化粧部材
A:シャッター装置

Claims (11)

  1. 閉鎖方向端部をスライドさせて開閉動作するシャッターカーテンと、該シャッターカーテンの閉鎖方向側で該シャッターカーテンによって当接される下枠と、該シャッターカーテンの幅方向の端部を囲んで開閉方向へ案内する左右のガイドレールと、該シャッターカーテンをその開放方向側で収納する収納ケースとを備え、屋内側に露出する複数の部位をそれぞれ覆うようにして複数の化粧部材が嵌合されたシャッター装置において、
    前記複数の化粧部材には、
    前記下枠のシャッター開放方向側の露出面におけるシャッター幅方向の略全長にわたるように設けられて、両端部の各々を前記ガイドレールに近接又は接触させた化粧部材と、
    前記ガイドレールにおける屋内側前面部の露出部位の略全部を覆うようにして設けられた化粧部材と、
    前記収納ケースにおける屋内側前面部の露出部位に設けられた化粧部材とが含まれることを特徴とするシャッター装置。
  2. 前記複数の化粧部材には、前記ガイドレールにおける屋内側に露出する側部の略全部を覆うようにして設けられた化粧部材と、前記収納ケースの両側部に設けられた化粧部材とが含まれることを特徴とする請求項1記載のシャッター装置。
  3. 前記複数の化粧部材には、前記シャッターカーテンを開放不能にする施錠機構の操作レバーに設けられた化粧部材が含まれ、この化粧部材は、前記操作レバーの屋内側の部位の略全部を覆っていることを特徴とする請求項1又は2記載のシャッター装置。
  4. 前記収納ケースに設けられた前記化粧部材を、前記下枠に設けられた前記化粧部材、または前記ガイドレールに設けられた前記化粧部材と、同一の断面形状にしたことを特徴とする請求項1乃至3何れか1項記載のシャッター装置。
  5. 前記シャッターカーテンは、複数のスラットをシャッター開閉方向へ接続してなり、
    前記複数の化粧部材には、前記複数のスラットの内の一部または全部における各スラットに対し、その屋内側に露出する部位を覆うようにして嵌合される化粧部材が含まれていることを特徴とする請求項1乃至4何れか1項記載のシャッター装置。
  6. 前記ガイドレールに設けられた前記化粧部材は、前記スラットに設けられた前記化粧部材と略同様の材料から成形されていることを特徴とする請求項5記載のシャッター装置。
  7. 前記収納ケースに設けられた前記化粧部材は、前記スラットに設けられた前記化粧部材と略同様の材料から成形されていることを特徴とする請求項5又は6記載のシャッター装置。
  8. 前記スラットのシャッター幅方向の両端部には、前記スラットに設けられた前記化粧部材が前記スラットからシャッター幅方向へ抜けないようにする抜止部が設けられていることを特徴とする請求項5乃至7何れか1項記載のシャッター装置。
  9. 前記抜止部は、前記スラットに設けられて前記化粧部材に嵌合する突片部について、該突片部のシャッター幅方向の両端部を屋外側へカシメることで形成されていることを特徴とする請求項8記載のシャッター装置。
  10. 前記抜止部は、前記スラットにおけるシャッター幅方向の両端部に止着された略ブロック状の抜止部材であることを特徴とする請求項8記載のシャッター装置。
  11. 前記抜止部材に、シャッター厚さ方向へ突出する掛止部を設け、この掛止部が前記ガイドレールの内面に掛止されて、前記シャッターカーテンの幅方向の端部が前記ガイドレールから抜け出ることがないようにしたことを特徴とする請求項10記載のシャッター装置。
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