JP5199625B2 - ロールスクリーン装置の取付構造 - Google Patents
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Description
ロールスクリーン装置は、例えば特許文献1に示すように、ロールスクリーンと、このロールスクリーンを巻いた状態で収納する収納ボックスとを備えており、建物の壁に設けられた開口部の上にある内壁面に収納ボックスが取り付けられている。
また、収納ボックスから巻き出されたロールスクリーンの側端部はフリーの状態であるので、壁面や開口部の側辺部内周面との間に隙間が生じ易く、さらに、エアコンの室内機や扇風機の風等によって揺らいで、さらに前記隙間が大きくなるので、光が漏れ易いという問題もある。
前記開口部2の上辺部内周面2aには、前記ロールスクリーン装置6のロールスクリーン8を収納する収納ボックス7が、当該収納ボックス7の下端を前記開口部2に取り付けられているサッシ3の上枠3aの下端より上方に位置するように取り付けられており、
前記開口部2の側辺部内周面2bには、
前記ロールスクリーン8の側端部が上下に移動可能に収容されるとともに、前記ロールスクリーン8の下端部に取り付けられた取手8bの端部が上下に摺動可能に係合するガイド溝部材15と、
当該ガイド溝部材15における前記開口部2の側辺部内周に向けた厚みとほぼ等しい厚さからなる調整材16と、が互いに当接して取り付けられており、
前記調整材16の前面16aは、前記壁1の表面とほぼ面一となっていることを特徴とする。
また、収納ボックス7の下端が開口部2に取り付けられているサッシ3の上枠3aの下端より上方に位置するので、収納ボックス7によって採光を妨げることもない。
また、ガイド溝部材15と、このガイド溝部材15とほぼ等しい厚さの調整材16とが互いに当接して取り付けられているので、ガイド溝部材15が目立つことがなく、さらに、調整材16の前面16aが、壁1の表面とほぼ面一となっているので、壁1の表面と調整材16の前面16aとに壁紙18を容易に貼着できる。
前記壁1に貼着された壁紙18が前記開口部2側に延出しており、この延出した部分18aが前記調整材16の前面16aおよび側面16bに貼着されていることを特徴とする。
前記開口部2の下辺部内周面2cに直交する壁面1aには、化粧材21が前記開口部2の下辺部に沿って取り付けられており、
前記化粧材21の表面21aは、前記収納ボックス7の前面とほぼ面一になっており、かつ、前記収納ボックス7の前面と同じ色調になっていることを特徴とすることを特徴とする。
前記収納ボックス7は、
前記開口部2の上辺部内周面2aに取り付けられ、当該収納ボックス7の後面壁と上面壁とを構成する断面略L字型の第1収納ボックス片11と、
前記第1収納ボックス片11に着脱可能に取り付けられ、当該収納ボックス7の前面壁と下面壁とを構成する断面略L字型の第2収納ボックス片12と、を備えていることを特徴とする。
また、開口部の側辺部内周面に、ロールスクリーンの側端部が上下に移動可能に収容されるガイド溝部材が取り付けられているので、このガイド溝部材によってロールスクリーンの側端部と壁との間に隙間が生じることがなく、また、ガイド溝部材を上下に摺動する取手によって、ロールスクリーンの側端部の風による揺らぎを抑えることができる。したがって、ロールスクリーンの側端部からの光漏れを防止できる。
ロールスクリーン装置6は、図1および図3に示すように、収納ボックス7と、この収納ボックス7内に収納される柔軟なロールスクリーン8とを備えており、このロールスクリーン8は巻取軸8aに巻き付けられた状態で収納ボックス7に収納されている。また、収納ボックス7にはその長手方向に延在するスリット状の開口部が設けられており、この開口部からロールスクリーン8が巻き出され、また、巻き取られるようになっている。また、ロールスクリーンの先端部には取手8bが取り付けられており、この取手8bを把持して下方に引っ張ることによって、ロールスクリーン8が巻き出されるようになっている。また、ロールスクリーン8を巻き取る場合は、取手8bを上方に押すとともに、巻取軸8aに設けられた図示しないバネの力によって巻き取るようになっている。
第1収納ボックス片11は、収納ボックス7の後面壁と上面壁とを構成するとともに、前記開口部2の上辺部内周面2aに取り付けられるものであり、平板部11aと、L型板部11bとから構成されている。
平板部11aは開口部2の上辺部内周面2aにビス13によって固定されており、下面には被係合部11cが形成されている。L型板部11bは、断面略L字型に形成されており、その上片部は前記平板部11aの下側に該平板部11aと平行に配置されている。L型板部11bの上片部の上面には係合部11dが形成されており、この係合部11dは前記被係合部11cに係合されている。また、L型板部11bの上片部の先端部は平板部11aの先端部に係合され、ビス14によって固定されている。このようにして、平板部11aにL型板部11bが取り付けられている。また、L型板部11bの他片部は前記枠4に形成された当接部4aに当接されている。これによって、収納ボックス7の開口部2の軸方向における位置決めがなされている。つまり、L型板部11bの他片部を当接部4aに当接することによって、収納ボックス7の前面が壁1の表面とほぼ面一になる。
そして、第2収納ボックス片12は、その係合部12aを被係合部11eに係脱可能に係合するとともに、第2収納ボックス片12の前片部の上端を前記平板部11aの先端部に係脱可能に係合することによって、第1収納ボックス片11に係脱可能に取り付けられている。
ガイド溝部材15は断面コ字型に形成された溝状のものであり、溝の開口を開口部2の内側に向けて設けられている。ガイド部材15は開口部2の対向する側辺部内周面2b,2bの内側半分に溝の開口を対向させて設けられている。そして、ガイド溝部材15の溝にロールスクリーン8の側端部が上下に移動可能に収容される。
また、ロールスクリーン8の下端部には上述したように、取手8bが取り付けられている。この取手8bはロールスクリーン8の幅方向に延在するものであり、その端部はガイド溝部材15の溝に上下に摺動自在に嵌め込まれている。
したがって、取手8bをガイド溝部材15に沿って上下に摺動させることによって、ロールスクリーン8はその側端部がガイド溝部材15に収容された状態でスムーズに収納ボックス7から巻き出し、あるいは巻き取られるようになっている。
また、壁1の表面に貼着された壁紙18は開口部2側に延出しており、この延出した部分18aが調整材16の前面16aおよびこの前面16aと直交する側面16bに貼着されている。また、前記ガイド溝部材15には、見切材19が取り付けられており、この見切材19とガイド溝部材15との間に、壁紙18の延出した部分18aの先端が挿入されることで見切られている。
化粧材20,21や前記収納ボックス7の前面壁および下面壁を構成する第2収納ボックス片12は、数μ程度の粒径の木粉に樹脂や顔料を混合し、押出し成形によって形成されたものであり、その表面の色調は木材の表面と同様の色調となっている。
次に、開口部2の下辺部内周面2cに、化粧材20を開口部2の下辺部に沿って取り付けるとともに、開口部2の下辺部内周面2cに直交する壁面1aに、化粧材21を開口部2の下辺部に沿って取り付け、さらに、化粧材20と化粧材21を係合する。これによって窓台を施工する。
次に、壁下地合板22を壁パネルに取り付け、その後、壁紙18を壁下地合板22に開口部2側に延出するようにして貼着するとともに、延出した部分18aを調整材16の前面16aおよび側面16bに貼着し、さらに、延出した部分18aの先端を見切材19とガイド溝部材15との間に挿入する。
最後に、第1収納ボックス片11に、第2収納ボックス片12を取り付けることによって収納ボックス7を形成して終了する。
また、収納ボックス7の下端が開口部2に取り付けられているサッシ3の上枠3aの下端より上方に位置するので、収納ボックス7は、室内側から正面視した場合に、サッシ3の枠に嵌め込まれているガラス板を覆うことがなく、よって、収納ボックス7によって採光を妨げることもない。
加えて、ガイド溝部材15と、このガイド溝部材15とほぼ等しい厚さの調整材16とが互いに当接して取り付けられているので、ガイド溝部材15が目立つことがなく、さらに、調整材16の前面16aが、壁1の表面とほぼ面一となっているので、壁1の表面と調整材16の前面16aとに壁紙18を容易に貼着できる。
また、開口部2の下辺部内周面2cに直交する壁面1aには、化粧材21が開口部2の下辺部に沿って取り付けられており、この化粧材21の表面は、収納ボックス7の前面とほぼ面一になっており、かつ、収納ボックス7の前面と同じ色調になっているので、開口部の上下端部に同色調の横方向に延在する帯状部を形成でき、メリハリが出て意匠性に優れたものとなる。
さらに、収納ボックス7が開口部2の上辺部内周面2aに取り付けられる第1収納ボックス片11と、この第1収納ボックス片11に着脱可能に取り付けられている第2収納ボックス片12とを備えているので、第2収納ボックス片12を第1収納ボックス片11から取り外すことによって、ロールスクリーン8のメンテナンスや交換を容易に行える。
2 開口部
3 サッシ
3a 上枠
6 ロールスクリーン装置
7 収納ボックス
8 ロールスクリーン
8b 取手
11 第1収納ボックス片
12 第2収納ボックス片
15 ガイド溝部材
16 調整材
18 壁紙
18a 壁紙の延出した部分
21 化粧材
Claims (4)
- 壁に設けられた開口部を開閉するロールスクリーン装置を前記開口部に取り付けてなるロールスクリーン装置の取付構造において、
前記開口部の上辺部内周面には、前記ロールスクリーン装置のロールスクリーンを収納する収納ボックスが、当該収納ボックスの下端を前記開口部に取り付けられているサッシの上枠の下端より上方に位置するように取り付けられており、
前記開口部の側辺部内周面には、
前記ロールスクリーンの側端部が上下に移動可能に収容されるとともに、前記ロールスクリーンの下端部に取り付けられた取手の端部が上下に摺動可能に係合するガイド溝部材と、
当該ガイド溝部材における前記開口部の側辺部内周に向けた厚みとほぼ等しい厚さからなる調整材と、が互いに当接して取り付けられており、
前記調整材の前面は、前記壁の表面とほぼ面一となっていることを特徴とするロールスクリーン装置の取付構造。 - 請求項1に記載のロールスクリーン装置の取付構造において、
前記壁に貼着された壁紙が前記開口部側に延出しており、この延出した部分が前記調整材の前面および側面に貼着されていることを特徴とするロールスクリーン装置の取付構造。 - 請求項1または2に記載のロールスクリーン装置の取付構造において、
前記開口部の下辺部内周面に直交する壁面には、前記開口部の下辺部に沿って化粧材が取り付けられており、
前記化粧材の表面は、前記収納ボックスの前面とほぼ面一になっており、かつ、前記収納ボックスの前面と同じ色調になっていることを特徴とするロールスクリーン装置の取付構造。 - 請求項1〜3のいずれか一項に記載のロールスクリーン装置の取付構造において、
前記収納ボックスは、
前記開口部の上辺部内周面に取り付けられ、当該収納ボックスの後面壁と上面壁とを構成する断面略L字型の第1収納ボックス片と、
前記第1収納ボックス片に着脱可能に取り付けられ、当該収納ボックスの前面壁と下面壁とを構成する断面略L字型の第2収納ボックス片と、を備えていることを特徴とするロールスクリーン装置の取付構造。
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