JP4680726B2 - 小型車両の防風装置 - Google Patents

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Description

本発明は、小型車両の防風装置に関するものである。
従来の小型車両の防風装置として、風防の上端両側にそれぞれ吹出口を設け、これらの吹出口から外風を吹き出して防風効果を高め、更に、風防の左右に外気導入口と吹出口とを設け、外気導入口から取り入れた空気を吹出口から吹き出すことで、風防内外の圧力差を減少させるものが知られている(例えば、特許文献1参照。)。
特開昭64−1671号公報
特許文献1の第1図〜第4図には、自動二輪車1の前部に風防2を設け、この風防2の上部に透明なスクリーン22を設け、このスクリーン22を外枠部213で保持し、この外枠部213の下部に左右の外風導入口216,216を設け、これらの外風導入口216,216をそれぞれ外枠部213の上部に設けた吹出口217,217にエアダクト215,215を介して連通させ、外風導入口216,216から取り入れた外風を吹出口217,217から吹き出すことで、乗員の上半身の防風効果を高めることが記載されている。
特許文献1の第5図〜第7図には、風防2の下部の左右に外風導入口326,326を設け、風防2の後部側面に吹出口317,317を設け、これらの外風導入口326と吹出口317とをダクト322で連通させ、風防2の内側への外風の巻き込みを防止するとともに風防2内外の圧力差を減少させることが記載されている。
また、特許文献1の第9図〜第12図には、風防502とフェンダー500との間に開口501を設け、この開口501を利用して風防502内に外風W50を取り入れ、外風W50をガイド521,531,541,532,551で風防502内に導風し、風防502内外の圧力差を減少させることが記載されている。
特許文献1の風防装置では、第1図に示されるように、外枠部213の上部の左右に設けた吹出口217,217からそれぞれ外風W2を吹き出し、スクリーン22の上方からは外風W2が吹き出さないため、スクリーン22の上方を通過した走行風は直接に運転者に当たるから、防風効果は十分ではない。
また、第6図に示された吹出口317は車体外側方に開口するものであり、第10図及び第12図に示されものは、風防502内に導くものであり、走行抵抗の軽減を図るために風防内外の圧力差を減少させるものである。
しかし、近年の解析結果、風防から空気を吐き出してスクリーン効果を待たせる構造を採用する場合、特に、運転者の前方で運転者周囲の空間が広い大型の低床式車両においては、風防近傍のみで圧力差を減少させるだけでは、走行抵抗のみならず、耳元騒音低減の観点からも、充分ではないことが分かってきた。
本発明の目的は、(a)防風効果を高める、(b)風防後方の開放空間の圧力調整を十分に行う、ことにある。
請求項1に係る発明は、車体フレームの前部にフロントカバーを有し、運転者の脚部前方にレッグシールドを有し、このレッグシールド後方に足通し空間を有する低床式の二輪車又は三輪車の小型車両において、フロントカバーの前部に透明なダクトからなる風防を設け、ダクトからなる風防は、前端に空気導入口を有し、この空気導入口から車両前方から運転者に向かう走行風を導入し、この走行風の進路をダクトで上方に変更し、車両前方から運転者に向かう走行風の進路を上方に変更して運転者の上半身に当たる空気を低減する空気吹き出し口を上端に上方に向けて開口するように有し、空気吹き出し口は、風防の上部且つ中央部に開口し、空気吹き出し口の高さ(H1)は、空気導入口の高さ(H2)よりも小さく、空気吹き出し口の幅(W1)は、空気導入口の幅(W2,W3)よりも大きく、空気吹き出し口の断面積は、前記空気導入口の断面積よりも小さく設定し、足通し空間に向けて空気を吹き出して運転者周囲の空間の圧力を調整する圧力調整用ダクトを風防の下部左右に前後に向けて設け、圧力調整用ダクトの走行風の導入口は、前記風防の導入口の左右に設けられていることを特徴とする。
風防の前部に設けた空気導入口からダクト内に空気を取り入れ、風防の上部中央部に上方に向けて開口する空気吹き出し口から空気を吹き出して、車体前方から風防の上方を乗員に向かって流れる走行風の向きを、ほぼ上方へ変えて乗員に当たる走行風を低減する。
また、低床式の二輪車又は三輪車等の小型車両の足通し空間に向けて空気を吹き出して運転者の周囲の空間の圧力を調整するダクトからなる圧力調整用吹き出し口を設けたので、運転者前方の比較的広い空間の風防外との圧力差を是正でき、耳元騒音低減に寄与できる。
請求項2に係る発明は、圧力調整用ダクトの吹き出し口をレッグシールドの後方に設けたことを特徴とする。
ダクトからなる圧力調整用吹き出し口をレッグシールドの後方に設け、空気を乗員の脚部周囲の空間に吹き出すことで、足通し空間に向けて空気を吹き出す圧力調整用吹き出し口を効率良く設けることができる。
請求項3に係る発明は、車体フレームの前部にフロントカバーを有し、運転者の脚部前方にレッグシールドを有する低床式の二輪車又は三輪車等の小型車両において、フロントカバーの前部にダクトからなる風防を設け、ダクトからなる風防は、前端に空気導入口を有し、この空気導入口から車両前方から運転者に向かう走行風を導入し、この走行風の進路をダクトで上方に変更し、車両前方から運転者に向かう走行風の進路を上方に変更して運転者の上半身に当たる空気を低減する空気吹き出し口を上端に上方に向けて開口するように有し、空気吹き出し口は、前記風防の上部且つ中央部に開口し、空気吹き出し口の高さ(H1)は、空気導入口の高さ(H2)よりも小さく、空気吹き出し口の幅(W1)は、空気導入口の幅(W2,W3)よりも大きく、空気吹き出し口の断面積は、空気導入口の断面積よりも小さく設定し、運転者の後方に向けて空気を吹き出して運転者の周囲の空間の圧力を調整する圧力調整用ダクトを前記風防の左右に前後に向けて設け、記圧力調整用ダクトの走行風の導入口は、風防の導入口の左右に設けられている、
ことを特徴とする低床式の二輪車又は三輪車等の小型車両の風防装置。
圧力調整用吹き出し口を乗員の後方に向けて空気を乗員の後方の空間に吹き出すことで、風防及び乗員によって低圧状態となっている乗員後方の空間の圧力の調整を行うことができる。
請求項4に係る発明は、請求項1又は3において、風防は、側面視ほぼJ字形状であることを特徴とする。
請求項1に係る発明では、風防をダクト状とし、前端部に走行風の導入口を設け、上端部に空気吹き出し口を、風防の上部且つ中央部に開口させ、空気吹き出し口とは別に、足通し空間に向けて空気を吹き出して運転者周囲の空間の圧力を調整する圧力調整用吹き出し口を設けたので、風防の前部に設けた空気導入口からダクト内に空気を取り入れ、風防の上部中央部に上方に向けて開口する空気吹き出し口から空気を吹き出して、車体前方から風防の上方を乗員に向かって流れる走行風の向きを、ほぼ上方へ変えて乗員に当たる走行風を低減する。
また、ダクトからなる風防の空気導入口で取り入れた空気の流速をダクト状の風防内で大きくして空気吹き出し口から吹き出すことができ、更に、空気吹き出し口を扁平にすることで広い範囲に空気を吹き出すことができて、防風効果を高めることができる。
さらに、低床式の二輪車又は三輪車等の小型車両の足通し空間に向けて空気を吹き出して運転者の周囲の空間の圧力を調整するダクトからなる圧力調整用吹き出し口を設けたので、運転者前方の比較的広い空間の風防外との圧力差を是正でき、耳元騒音低減に寄与できる。
請求項2に係る発明では、圧力調整用吹き出し口をレッグシールドの後方に設けたので、圧力調整用吹き出し口をレッグシールドの後方に設け、空気を乗員の脚部周囲の空間に吹き出すことで、足通し空間に向けて空気を吹き出す圧力調整用吹き出し口を効率良く設けることができる。
請求項3に係る発明では、風防をダクト状とし、前端部に走行風の導入口を設け、上端部に空気吹き出し口を、風防の上部且つ中央部に開口させ、空気吹き出し口とは別に、乗員の後方に向けて空気を吹き出して運転者の周囲の空間の圧力を調整するダクトからなる圧力調整用吹き出し口を設けたので、圧力調整用吹き出し口を乗員の後方に向けて空気を乗員の後方の空間に吹き出すことで、風防及び乗員によって低圧状態となっている乗員後方の空間の圧力の調整を行うことができる。
また、ダクトからなる風防の空気導入口で取り入れた空気の流速をダクト状の風防内で大きくして空気吹き出し口から吹き出すことができ、更に、空気吹き出し口を扁平にすることで広い範囲に空気を吹き出すことができて、防風効果を高めることができる。
請求項4に係る発明では、請求項1又は3において、風防は、側面視ほぼJ字形状である。
本発明を実施するための最良の形態を添付図に基づいて以下に説明する。なお、図面は符号の向きに見るものとする。
図1は本発明に係る防風装置(第1の実施の形態)を備えた小型車両の側面図であり、小型車両10は、車体フレーム11の前部に前輪12を操舵自在に懸架するとともに、車体フレーム11の中央部にパワーユニット13を上下スイング自在に取付け、このパワーユニット13の後端に後輪14を取付け、車体前部に設けたフロントカバー16の前部に風防17を取付けたスクータ型二輪車である。
車体フレーム11は、前端に設けたヘッドパイプ21と、このヘッドパイプ21から後方斜め下方に延ばした左右一対のフロントアッパフレーム22,23(手前側の符号22のみ示す。)及び側面視がほぼU字形状の左右一対のフロントロアフレーム24,25(手前側の符号24のみ示す。)と、フロントアッパフレーム22,23の途中から後方斜め上方に延ばすとともに、フロントロアフレーム24,25の後端に中間部を連結した左右一対のリヤフレーム27,28(手前側の符号27のみ示す。)とからなる。
ヘッドパイプ21は、フロントフォーク31を操舵自在に支持するものであり、フロントフォーク31の下端に前輪12を取付け、フロントフォーク31のステアリング軸32の上端にバーハンドル33を取付ける。
リヤフレーム27,28は、ほぼ中央の下部にそれぞれユニット支持ブラケット35を取付けた部材であり、左右のユニット支持ブラケット35,35(手前側の符号35のみ示す。)に支軸36を介してパワーユニット13をスイング自在に取付ける。なお、37はパワーユニット13の後端とリヤフレーム27側のブラケット38とに渡して取付けたリヤクッションユニットである。
風防17は、フロントカバー16の前部に設けた側面視がほぼJ字形状の透明なダクトであり、小型車両10が走行中に、風防17の前端に設けた空気導入口17Aから空気を内部に取り入れて風防17の上端に設けた空気吹き出し口17Bから空気をほぼ上方に吹き出すことで、この吹き出した空気によって車両前方から運転者40に向かう走行風の進路を上方に変更して、運転者40の上半身に当たる走行風を低減する、即ち風圧を軽減する。
この風防17の後方のフロントカバー16には、左右一対の圧力調整用ダクト71,72(手前側の符号71のみ示す。)を備える。
圧力調整用ダクト71,72は、フロントカバー16の前部に空気の導入口71A,72A(手前側の符号71Aのみ示す。)を設け、レッグシールド51の後方のセンタカバー54の上部に空気の吹き出し口71B,72B(手前側の符号71Bのみ示す。)をそれぞれ備える部材である。
上記した風防17及び圧力調整用ダクト71,72は、風防装置70を構成するものである。
車両に風防17を設けた場合、車両走行中は、運転者40に対する風圧が低減して風切り音は低減するが、風防17の後方の空間45の圧力が周囲よりも低下し、走行風の巻き込みにより発生する耳元騒音が大きくなる。本発明では、風防17と共に圧力調整用ダクト71,72を設けることで、風防17によって周囲より低圧状態となったレッグシールド51の後方の空間45、特に空間45を構成する足通し空間67及びその周囲に圧力調整用ダクト71,72によって空気を供給することにより空間45の圧力を高め、風防17の後方と周囲との圧力差を小さくして、上記の耳元騒音を低減する。
図中の51はフロントカバー16の後部で運転者40の脚部(詳しくは、膝下部分である。)の前方に設けたレッグシールド、52はフロントフェンダ、53は運転者40が足を載せるステップフロア、54はセンタカバー、55は運転者用シート、56は同乗者用シート、57はボディカバー、61,62はパワーユニット13を構成するエンジン及び無段変速機、63はエンジン61の上部に接続した吸気装置、64はエンジン61の下部に接続した排気装置、66は燃料タンク、67はレッグシールド51とセンタカバー54と運転車用シート55とで囲まれる足通し空間である。
以上に述べた風防装置70の作用を次に説明する。
図2は本発明に係る風防装置(第1の実施の形態)の作用を示す作用図である。
小型車両が走行中、風防17によって、運転者40が受ける風圧を軽減するのに加えて、空気を、矢印で示すように、圧力調整用ダクト71,72の導入口71A,72Aから取り込み、吹き出し口71B,72Bから吹き出すことで、風防17の後方の空間45、詳しくは、空間45の下方を構成する運転者の脚部(詳しくは、膝下部分)前方の空間75の圧力を低圧状態から高め、周囲との圧力差を少なくして、空間75への空気の巻き込みを抑え、運転者40の耳元騒音を低減する。
図3は本発明に係る風防装置(第2の実施の形態)を示す側面図である。
小型車両の風防装置80は、風防17と、左右一対の圧力調整用ダクト81,82とからなる。
圧力調整用ダクト81,82は、フロントカバー16の前部に空気の導入口81A,82Aを設け、レッグシールド51の後方のセンタカバー54の下部に空気の吹き出し口81B,82Bをそれぞれ備える部材である。
小型車両が走行中、風防17によって、運転者40が受ける風圧を軽減するのに加えて、空気を、矢印で示すように、圧力調整用ダクト81,82の導入口81A,82Aから取り込み、吹き出し口81B,82Bから吹き出すことで、風防17の後方の空間45、詳しくは、空間45の下方を構成する運転者の足元の空間85の圧力を低圧状態から高め、周囲との圧力差を少なくして、空間85への空気の巻き込みを抑え、運転者40の耳元騒音を低減する。
図4は本発明に係る風防装置(第3の実施の形態)を示す側面図である。
小型車両の風防装置90は、風防17と、左右一対の圧力調整用ダクト91,92とからなる。
圧力調整用ダクト91は、左メインダクト93Lと、この左メインダクト93Lの中間に接続した左サブダクト94Lとからなり、左メインダクト93Lは、フロントカバー16の前部に空気の導入口91A、運転者用シート55の後部側部に空気の吹き出し口91Bを備え、左サブダクト94Lは、同乗者用シート56の後部側部に空気の吹き出し口91Cを備える。
図示しないが、圧力調整用ダクト91と同様に、圧力調整用ダクト92は、右メインダクト93Rと、この右メインダクト93Rの中間に接続した右左サブダクト94Rとからなり、右メインダクト93Rは、フロントカバー16の前部に空気の導入口92A、運転者用シート55の後部側部に空気の吹き出し口92Bを備え、右サブダクト94Rは、同乗者用シート56の後部側部に空気の吹き出し口92Cを備える。
小型車両が走行中、風防17によって、運転者40が受ける風圧を軽減するのに加えて、空気を、矢印で示すように、圧力調整用ダクト91,92の導入口91A,92Aから取り込み、吹き出し口91B,92Bから吹き出すことで、運転者40の後方の空間95の圧力を低圧状態から高め、周囲との圧力差を少なくして、空間95への空気の巻き込みを抑え、運転者40の耳元騒音を低減する。
また、同乗者97が乗車した場合には、吹き出し口91B,92Bからの空気の吹き出しを停止し、代わりに、吹き出し口91C,92Cから空気を吹き出して、同乗者97の後方の空間98の圧力を低圧状態から高め、周囲との圧力差を少なくして、空間98への空気の巻き込みを抑え、運転者40及び同乗者97の耳元騒音を低減する。
図5は本発明に係る風防装置(第4の実施の形態)を示す側面図である。
小型車両の風防装置44は、風防17と、左右一対の圧力調整用ダクト42,43とからなる。
圧力調整用ダクト42,43は、それぞれ風防17の背面17aにほぼ沿う形状に形成したものであり、前端にそれぞれ空気の導入口42A,43A、上端に空気の吹き出し口42B,43Bを備える。
小型車両10が走行中、空気は白抜き矢印で示すように、風防装置44の風防17に設けた空気導入口17Aから風防17内に取り込まれ、空気吹き出し口17Bからほぼ上方に吹き出されることで、運転者40の受ける風圧が軽減する。
更に、空気は、矢印で示すように、圧力調整用ダクト42,43の導入口42A,43Aから取り込まれ、吹き出し口42B,43Bから吹き出されることで、風防17の後方の空間45の圧力が低圧状態から高められ、周囲との圧力差が少なくなって、空間45への空気の巻き込みが抑えられ、運転者40の耳元騒音が低減する。
図6は本発明に係る小型車両の正面図(第4の実施の形態)であり、風防17は、空気導入口17Aの外形を台形状とし、上下方向のほぼ中間に隔壁17cを設けることで、上部ダクト17dと下部ダクト17eとを形成したものである。
上記の上部ダクト17d及び下部ダクト17eは、ダクト部17fを構成するものである。
上部ダクト17dは、前端に上部導入口17G、上端に上部吹き出し口17Hを備え、下部ダクト17eは、前端に下部導入口17J、上端に上部吹き出し口17Kを備える。
これらの上部導入口17G及び下部導入口17Jは、空気導入口17Aを構成する部分であり、上部吹き出し口17H及び下部吹き出し口17Kは、空気吹き出し口17Bを構成する部分である。
空気吹き出し口17Bの幅W1は、空気導入口17Aの、例えば、上辺17m及び下辺17nのそれぞれの幅W2,W3よりも大きく、空気吹き出し口17Bの高さH1(図1参照)は、空気導入口17Aの高さH2(図1参照)よりも小さく、空気吹き出し口17Bの断面積は、空気導入口17Aの断面積よりも小さい。
従って、空気導入口17Aで取り入れた空気の流速を風防17内で大きくして空気吹き出し口17Bから吹き出すことができ、更に、空気吹き出し口17Bを扁平にすることで広い範囲に空気を吹き出すことができて、防風効果を高めることができる。
圧力調整用ダクト42,43の導入口42A,43Aは、風防17の下部導入口17Jの外側方でほぼ同じ高さに位置するほぼ四角形の開口である。
図7は本発明に係る小型車両の平面図(第4の実施の形態。図中の矢印(FRONT)は車両前方を表す。)であり、圧力調整用ダクト42,43は、導入口42A,43A側から吹き出し口42B,43B側へほぼ直線状に車両後方へ延び、吹き出し口42B、43Bの近傍で車体内方に向き、車体内方に空気を吹き出す構造としたものである。従って、風防17の後方の空間45(乗員が乗車した開放空間である。)の圧力を効果的に調整することができる。
図8は本発明に係る風防装置(第5の実施の形態)を示す側面図である。
小型車両の風防装置100は、風防17と、左右一対の圧力調整用ダクト101,102とからなる。
圧力調整用ダクト101は、フロントカバー16の前部に空気の導入口101Aを設けるとともにレッグシールド51の後方のセンタカバー54の上部に空気の吹き出し口101Bを備える左第1ダクト105Lと、フロントカバー16の前部に空気の導入口101A、運転者用シート55の後部側部に空気の吹き出し口101Cを備える左第2ダクト106Lと、この左第2ダクト106Lの中間に一端を接続するとともに同乗者用シート56の後部側部に空気の吹き出し口101Dを備える左第3ダクト107Lとからなる。
圧力調整用ダクト102は、フロントカバー16の前部に空気の導入口102Aを設けるとともにレッグシールド51の後方のセンタカバー54の上部に空気の吹き出し口102Bを備える左第1ダクト105Rと、フロントカバー16の前部に空気の導入口102A、運転者用シート55の後部側部に空気の吹き出し口102Cを備える左第2ダクト106Rと、この左第2ダクト106Rの中間に一端を接続するとともに同乗者用シート56の後部側部に空気の吹き出し口102Dを備える左第3ダクト107Rとからなる。
小型車両が走行中、風防17によって、運転者40が受ける風圧を軽減するのに加えて、空気を、矢印で示すように、圧力調整用ダクト101,102の導入口101A,102Aから取り込み、吹き出し口101B,102Bから吹き出すことで、風防17の後方の空間45、詳しくは、レッグシールド51の後方で空間45の下方を構成する運転者の脚部(詳しくは、膝下部分)前方の空間75の圧力を低圧状態から高め、周囲との圧力差を少なくして、空間75への空気の巻き込みを抑え、運転者40の耳元騒音を低減する。
また、小型車両が走行中、風防17によって、運転者40が受ける風圧を軽減するのに加えて、空気を、矢印で示すように、圧力調整用ダクト101,102の導入口101A,102Aから取り込み、吹き出し口101C,102Cから吹き出すことで、運転者40の後方の空間95の圧力を低圧状態から高め、周囲との圧力差を少なくして、空間95への空気の巻き込みを抑え、運転者40の耳元騒音を低減する。
また、同乗者97が乗車した場合には、吹き出し口101C,102Cからの空気の吹き出しを停止し、代わりに、吹き出し口101D,102Dから空気を吹き出して、同乗者97の後方の空間98の圧力を低圧状態から高め、周囲との圧力差を少なくして、空間98への空気の巻き込みを抑え、運転者40及び同乗者97の耳元騒音を低減する。
以上の図1及び図2で説明したように、本発明は第1に、運転者40の脚部前方にレッグシールド51を有し、このレッグシールド51後方に足通し空間67を有する低床式の二輪車又は三輪車灯の小型車両10の風防17が、上方に向けて開口する空気吹き出し口17Bを備え、この空気吹き出し口17Bと車両前部に設けた空気導入口17Aとをダクト17fで連通させた低床式の二輪車又は三輪車等の小型車両10の風防装置70において、空気吹き出し口17Bを、風防17の上部且つ中央部に開口させ、空気吹き出し口17Bとは別に、足通し空間67に向けて空気を吹き出して運転者40周囲の空間45の圧力を調整する圧力調整用吹き出し口71B,72Bを設けたことを特徴とする。
風防17の前部に設けた空気導入口17Aからダクト17f内に空気を取り入れ、風防17の上部中央部に上方に向けて開口する空気吹き出し口17Bから空気を吹き出して、車体前方から風防17の上方を乗員としての運転者40に向かって流れる走行風の向きを、ほぼ上方へ変えて運転者40に当たる走行風を低減する。
また、低床式の二輪車又は三輪車等の小型車両10の足通し空間67に向けて空気を吹き出して運転者40の周囲の空間45の圧力を調整する圧力調整用吹き出し口71B、72Bを設けたので、運転者40前方の比較的広い空間45の風防17外との圧力差を是正でき、耳元騒音低減に寄与できる。
本発明は第2に、圧力調整用吹き出し口71B,72Bをレッグシールド51の後方に設けたことを特徴とする。
圧力調整用吹き出し口71B,72Bをレッグシールド51の後方に設け、空気を乗員の脚部周囲の空間45に吹き出すことで、足通し空間67に向けて空気を吹き出す圧力調整用吹き出し口71B,72Bを効率良く設けることができる。
本発明は第3に、図4に示したように、空気吹き出し口17Bを、風防17の上部且つ中央部に開口させ、空気吹き出し口17Bとは別に、乗員(運転者40、同乗者97)の後方に向けて空気を吹き出して乗員の周囲の空間95,98の圧力を調整する圧力調整用吹き出し口91B,92B,91C,92Cを設けたことを特徴とする。
圧力調整用吹き出し口91B,92B,91C,92Cを乗員の後方に向けて空気を乗員の後方の空間95,98に吹き出すことで、風防17及び乗員によって低圧状態となっている乗員後方の空間95,98の圧力の調整を行うことができる。
本発明は第4に、図1、図2及び図8に示したように、圧力調整用吹き出し口101B,102Bとは別に、乗員後方の空間95,98に向けて空気を吹き出して乗員の周囲の空間95,98の圧力を調整する第2の圧力調整用吹き出し口101C,102C,101D,102Dを設けたことを特徴とする。
第2の圧力調整用吹き出し口101C,102C,101D,102Dを乗員の後方に向けて空気を乗員の後方の空間に吹き出すことで、風防17及び乗員によって低圧状態となっている乗員後方の空間の圧力の調整を行うことができる。
尚、本実施の形態では、図1に示したように、風防17の空気導入口17A及び空気吹き出し口17Bの断面積を一定としたが、これに限らず、例えば、小型車両の車速に応じて、空気導入口17A及び空気吹き出し口17Bの少なくとも一方の断面積を可変としてもよい。また、図8に示すように、圧力調整用吹き出し口を、第1の実施の形態と第3の実施の形態を組み合わせたものとしてもよい。この場合、それぞれの空間で、圧力を調整でき、耳元騒音の低減により効果を発揮できる。それ以外にも、第1実施の形態〜第5の実施の形態の圧力調整用吹き出し口を複数組み合わせるものであってもよい。
本発明の防風装置は、小型車両に好適である。
本発明に係る防風装置(第1の実施の形態)を備えた小型車両の側面図である。 本発明に係る風防装置(第1の実施の形態)の作用を示す作用図である。 本発明に係る風防装置(第2の実施の形態)を示す側面図である。 本発明に係る風防装置(第3の実施の形態)を示す側面図である。 本発明に係る風防装置(第4の実施の形態)を示す側面図である。 本発明に係る小型車両の正面図(第4の実施の形態)である。 本発明に係る小型車両の平面図(第4の実施の形態)である。 本発明に係る風防装置(第5の実施の形態)を示す側面図である。
符号の説明
10…小型車両、17…風防、17f…ダクト(ダクト部)、17A…空気導入口、17B…空気吹き出し口、40,97…乗員(運転者、同乗者)、42B,43B,91B,91C,92B,92C,101B,101C,102B,102C…圧力調整用吹き出し口(吹き出し口)、44,70,80,90…風防装置、45…開放空間(風防の後方の空間)、51…レッグシールド、53…床(ステップフロア)、55,56…乗員用シート(運転者用シート、同乗者用シート)、67…足通し空間、95,98…乗員後方の空間。

Claims (4)

  1. 車体フレームの前部にフロントカバーを有し、運転者の脚部前方にレッグシールドを有し、このレッグシールド後方に足通し空間を有する低床式の二輪車又は三輪車の小型車両において、
    前記フロントカバーの前部に透明なダクトからなる風防を設け、
    前記ダクトからなる風防は、前端に空気導入口を有し、この空気導入口から車両前方から運転者に向かう走行風を導入し、この走行風の進路をダクトで上方に変更し、車両前方から運転者に向かう走行風の進路を上方に変更して運転者の上半身に当たる空気を低減する空気吹き出し口を上端に上方に向けて開口するように有し、
    前記空気吹き出し口は、前記風防の上部且つ中央部に開口し、
    前記空気吹き出し口の高さ(H1)は、前記空気導入口の高さ(H2)よりも小さく、前記空気吹き出し口の幅(W1)は、前記空気導入口の幅(W2,W3)よりも大きく、前記空気吹き出し口の断面積は、前記空気導入口の断面積よりも小さく設定し、
    前記足通し空間に向けて空気を吹き出して運転者周囲の空間の圧力を調整する圧力調整用ダクトを前記風防の下部左右に前後に向けて設け、
    前記圧力調整用ダクトの走行風の導入口は、前記風防の導入口の左右に設けられている、
    ことを特徴とする低床式の二輪車又は三輪車等の小型車両の風防装置。
  2. 前記圧力調整用ダクトの前記吹き出し口を、前記レッグシールドの後方に設けたことを特徴とする請求項1記載の低床式の二輪車又は三輪車等の小型車両の防風装置。
  3. 車体フレームの前部にフロントカバーを有し、運転者の脚部前方にレッグシールドを有する低床式の二輪車又は三輪車等の小型車両において、
    前記フロントカバーの前部にダクトからなる風防を設け、
    前記ダクトからなる風防は、前端に空気導入口を有し、この空気導入口から車両前方から運転者に向かう走行風を導入し、この走行風の進路をダクトで上方に変更し、車両前方から運転者に向かう走行風の進路を上方に変更して運転者の上半身に当たる空気を低減する空気吹き出し口を上端に上方に向けて開口するように有し、
    前記空気吹き出し口は、前記風防の上部且つ中央部に開口し、
    前記空気吹き出し口の高さ(H1)は、前記空気導入口の高さ(H2)よりも小さく、前記空気吹き出し口の幅(W1)は、前記空気導入口の幅(W2,W3)よりも大きく、前記空気吹き出し口の断面積は、前記空気導入口の断面積よりも小さく設定し、
    前記運転者の後方に向けて空気を吹き出して運転者の周囲の空間の圧力を調整する圧力調整用ダクトを前記風防の左右に前後に向けて設け、
    前記圧力調整用ダクトの走行風の導入口は、前記風防の導入口の左右に設けられている、
    ことを特徴とする低床式の二輪車又は三輪車等の小型車両の風防装置。
  4. 前記風防は、側面視ほぼJ字形状であることを特徴とする請求項1又は請求項3記載の低床式の二輪車又は三輪車等の小型車両の風防装置。
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