JP6181496B2 - 自動二輪車 - Google Patents

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Description

本発明は、カウルを備えた自動二輪車の改良に関する。
車体を覆う風よけのためのカウルを備えた自動二輪車が知られている(例えば、特許文献1(図1、図3)参照。)。
特許文献1の図1及び図3に示すように、車体の側部は、車両前から後へサイドカウル(44)(括弧付き数字は、特許文献1記載の符号を示す。以下同じ。)で覆われ、このサイドカウル(44)の下方に連続するように、車両前から後へ脚部風防体(47)で覆われる。脚部風防体(47)は、風防機能をもつ前部(58)と、この前部(58)の車両後方に設けられ運転者が両膝で挟むニーグリップ部となる凹部(60)とを有する。
特許文献1では、脚部風防体(47)によって、走行風をよけることはできる。しかし、その反面、エンジンの熱影響による運転者の走行快適性、いわゆる、熱居住性は悪化する傾向にある。
風防機能を維持させながら、熱居住性を改善する技術が求められる。
特開2013−43547公報
本発明は、風防機能を維持させながら、運転者の熱居住性を改善する技術を提供することを課題とする。
請求項1に係る発明は、前後に車輪を有し、これらの前後の車輪の間に運転者が座るシートを有する自動二輪車であって、前後の車輪の間に配置され前後の車輪の少なくとも一方を駆動するエンジンと、このエンジンの前方に配置され走行風を所定の方向に流すフロントカウルと、エンジンの前方に配置され走行風を利用して冷却媒体を冷却するラジエータとが備えられ、フロントカウルは、車両前方を向くフロント部と、このフロント部の左右端部から車両後方へ延びる左右一対のサイド部とからなり、フロント部に、前照灯が配置される前照灯用開口が設けられ、前照灯の車幅方向外方位置で、前方に向けて前照灯の側壁と前照灯用開口とで、走行風をフロントカウルに内側に導く導風口が形成され、シートの前方に、燃料タンクが備えられ、この燃料タンクの側面後部にシートに座る運転者が両膝で挟むニーグリップ部が備えられ、サイド部の後端は、燃料タンクの側面に沿って後方へ延び、導風口から入った走行風は、サイド部の内側に設けられる導風通路を通り、サイド部の後方下端に形成され、ニーグリップ部の前方に設けられた排風口から排出され、サイド部の下部は、車幅方向内方に折り曲げた折曲部と、当該折曲部から車幅方向内方に略水平に延びている内側延出部とを備え、排風口は、内側延出部に形成され、内側延出部は、車幅方向で、燃料タンクの底面の延長線上に位置することを特徴とする。
請求項に係る発明では、自動二輪車は、メインフレームと、このメインフレームから延びているサブフレームとを更に備え、サイド部は、サブフレームに締結部材を介して締結され、この締結部材は、内側延出部に設けられる締結孔に挿入されることを特徴とする。
請求項に係る発明では、排風口は、車両長手方向に長い長穴形状であって、締結孔の前後に2つ形成されることを特徴とする。
請求項に係る発明は、サイド部の高さ方向略中間の位置に、車両側面視で、略三角形状の開口が形成されることを特徴とする。
請求項に係る発明では、排風口及び締結孔は、車両側面視で、エンジンのシリンダヘッドカバーと重なることを特徴とする。
請求項1に係る発明では、前照灯の側壁と前照灯用開口とで、導風口が形成され、シートの前方に、燃料タンクが備えられ、この燃料タンクの側面後部にニーグリップ部が備えられ、導風口から入った走行風は、導風通路を通り、ニーグリップ部の前方に設けられた排風口によって排出される。
従って、フロントカウル内に入り、排風口から出た走行風を、運転者の足の近傍に送ることができる。結果、フロントカウルによる防風性能を維持しながら、エンジンの熱影響による運転者の走行快適性、いわゆる、熱居住性を改善することができる。また、フロントカウル内に入った走行風は、滞留することなく排風口から排出されるので、車両前部が持ち上がり難くなる等、より、好適なハンドリングが可能になる。
また、排風口は、略水平に車幅方向内方に延びる内側延出部に備えられるため、車両側方から見え難く、車両の外観性が損なわれる心配はない。
請求項に係る発明では、内側延出部は、略水平に車幅方向内方に延びており、このような内側延出部に締結部材を締結する。締結部材及びその近傍は、車両側方から見え難いので車両の外観性を高めることができる。
請求項に係る発明では、フロントカウルに排風口を設けると、排風口の近傍の剛性が下がる。そこで、2つの排風口の間を締結部材で支持することにより、フロントカウル全体の剛性を確保することができる。
請求項に係る発明では、サイド部の高さ方向略中間の位置に、略三角形状の開口が形成される。導風口から入った走行風の一部は、略三角形状の開口から排出される。このため、フロントカウル内に走行風が滞留するという現象を回避できる。
請求項に係る発明では、排風口及び締結孔は、エンジンのシリンダヘッドカバーと重なっている。熱源の一部であるシリンダヘッドカバーの幅方向外方に排風口が配置されるので、いわゆる、熱居住性を更に高めることができる。
本発明に係る自動二輪車の左側面図である。 本発明に係る自動二輪車の正面図である。 図1に示すフロントカウル及びその周辺部の要部拡大図である。 フロントカウルの排風口を説明する図である。 図3の5−5線断面図である。 図3の6−6線断面図である。 図3の7−7線断面図である。 本発明に係る自動二輪車の作用説明図である。
以下、本発明の実施の形態について、詳細に説明する。図中及び実施例において、「上」、「下」、「前」、「後」、「左」、「右」は、各々、自動二輪車に乗車する運転者から見た方向を示す。
本発明の実施例を図面に基づいて説明する。
図1に示すように、自動二輪車10は、車体フレーム11の前部に前輪操向部13を介して前の車輪(前輪15)が操向自在に支持され、車体フレーム11の後部に後輪懸架部14を介して後の車輪(後輪16)が揺動自在に支持され、前輪15と後輪16の間で車体フレーム11にエンジン17が懸架され、前輪15と後輪16の間に設けられるシート18に乗員(運転者)が跨って乗る鞍乗り型車両である。
エンジン17は、前輪15又は後輪16の少なくとも一方を駆動する。エンジン17は、エンジン本体23を有し、このエンジン本体23は、クランクケース21と、このクランクケース21に取付けられるシリンダ部22とからなる。シリンダ部22の後面22bに吸気系25が接続され、シリンダ部22の前面22aから排気系26が延びている。排気系26は、排気管27と消音器28とからなる。エンジン17の前方に、走行風を利用して冷却媒体を冷却するラジエータ(ラジエータユニット29)が備えられている。
車体フレーム11は、後述する前輪操向部13を支持するヘッドパイプ31と、このヘッドパイプ31の後方に延びエンジン17を支持し燃料タンク41が取付けられるメインフレーム32と、このメインフレーム32から後方に延びて乗員が座るシート18を支持するシートレール33と、ヘッドパイプ31から斜め下後方へ延びた後、後方へ延びてエンジン17を支持するダウンフレーム34と、このダウンフレーム34の後端34bから斜め後ろ上方へ延び、中間部でメインフレーム32が接続されると共に、後端部がシートレール33に接続され、このシートレール33を補強するサポートフレーム35と、このサポートフレーム35の一部とメインフレーム32の一部に渡され後述する後輪懸架部14を支持するピボット部36とを主要素とする。サポートフレーム35は、シートレール33とメインフレーム32とに渡されている。サポートフレーム35の下端に、メインスタンド37が取付けられる。
前輪操向部13は、フロントフォーク43と、このフロントフォーク43の下端に取付けられる前輪15と、フロントフォーク43の上端に取付けられる操向ハンドル44とを主要素とする。後輪懸架部14は、ピボット部36に車幅方向に延びるピボット軸45と、このピボット軸45から車両後方へ延びているスイングアーム46と、このスイングアーム46の後端に取付けられる後輪16と、スイングアーム46とシートレール33の間に渡されるリヤクッションユニット47とを主要素とする。
車両前部に、走行風を所定の方向に流すフロントカウル51が配置され、シート18の前方には、燃料タンク41が備えられ、この燃料タンク41の側面後部にシート18に座る運転者Rが両膝で挟むニーグリップ部42が備えられている。車両中間部側方は、燃料タンク41とシート18の境界部近傍にてミッドカウル52で覆われ、車両後部は、リヤクッションユニット47の後方から車両後方へ延びるリヤカウル53で覆われる。前輪15の上方は、フロントフェンダ55で覆われ、後輪16の後上方は、リヤフェンダ56で覆われる。
また、リヤカウル53の位置にてシートレール33に、後述するように、乗員が握るグラブレール61と、荷台としてのキャリア62とが取付けられている。キャリア62には、トレイ63を介して物品を収納するリヤボックス64が装着可能になっている。
サポートフレーム35に、第1ステップブラケット65aが取付けられ、当該第1ステップブラケット65aに運転者が足を置く運転者用ステップ66が取付けられる。サポートフレーム35に、第2ステップブラケット65bが取付けられ、当該第2ステップブラケット65bに同乗者が足を置く同乗者用ステップ67が取付けられる。
図2に示すように、フロントカウル51は、車両前方を向くフロント部71と、このフロント部の左右端部から車両後方へ延びる左右一対のサイド部72L、72Rとからなり、フロント部71に、前照灯73が配置される前照灯用開口74が設けられ、前照灯73の車幅方向外方位置で、前方に向けて前照灯73の側壁73sと前照灯用開口74とで、走行風をフロントカウル51の内側に導く導風口75が形成されている。フロントカウル51の上端には、走行風をよける風防76が取付けられている。
車両後部側方に、左右のサイドバッグ77L、77Rが配置される。図1に戻り、車両後部に、荷物台としてのキャリア62が設けられ、このキャリア62にリヤボックス64が装着可能とされる。
図3に示すように、車体フレーム11の構成要素であるダウンフレーム34に、フロントカウル51を支持するサブフレーム78が取付けられている。車両側面視で、サブフレーム78は、フロントカウル51の内方位置で、ダウンフレーム34に沿って上方へ延びた後、車両後方へ曲がり、車両後方へ延びているパイプ部材である。なお、本実施例では、サブフレームは、ダウンフレームに取付けられるが、ダウンフレームの上端に接続されるメインフレームに取付けることは差し支えない。
次に、フロントカウル51の構成要素であるサイド部72の構造及び配置について説明する。サイド部72の高さ方向略中間の位置に、車両側面視で、略三角形状の開口81が形成される。サイド部72の後部は、燃料タンク41の側面41sに沿って後方へ延びている。
略三角形状の開口81は、フロントカウル51の下縁51bに沿って延びる底辺83と、この底片の前端から斜め前上方へ延びフロントカウル51の後縁51dに沿って延びる第1斜辺84と、底片の後端から斜め前上方へ延びる第2斜辺85とからなる。このような略三角形状の開口81をフロントカウル51のサイド部72に設けたので、車両の外観性を高められる。
図中、フロントカウルの車幅方向左側のみ説明したが、フロントカウルの車幅方向右側の構造についても、車幅方向中心線に沿って左右対称な構造であり、説明を省略する。以下、図4〜8についても、フロントカウルの車幅方向右側の構造及び作用は、左側の構造及び作用と同様なものであり、説明を省略する。また、左右を表す添え字は省略する。
図4は、サイド部72の後部下端を斜め下方から斜め上方に向かって見たものである。図に示すように、サイド部72の下部は、車幅方向内方に折り曲げた折曲部88と、当該折曲部88から車幅方向内方に延びている内側延出部89とを備える。内側延出部89には、車両長手方向に長い長穴形状に形成され、走行風が排出される排風口91、92が前後に2つ形成される。
前後2つの排風口91、92の間には、フロントカウル51をサブフレーム78(図3参照)に固定する締結孔93が設けられている。図3に戻り、エンジン17のエンジン本体23は、シリンダ部22を備え、このシリンダ部22は、シリンダブロック96と、このシリンダブロック96に取付けられるシリンダヘッド97と、このシリンダヘッド97に取付けられるシリンダヘッドカバー98とからなる。そして、排風口91、92及び締結孔93(図4参照)は、車両側面視で、シリンダ部22の構成要素としてのシリンダヘッドカバー98と重なるように配置される。
次の図5〜7では、フロントカウル後部の支持構造等について説明する。
図5に示すように、サイド部72の下部は、上下に延びる縦壁部87と、この縦壁部87の下端で車幅方向内方に折り曲げられる折曲部88と、当該折曲部88から車幅方向内方に略水平に延びている内側延出部89とを備え、この内側延出部89に排風口91、92が形成される。縦壁部87には、前述した三角形状の開口81が設けられている。開口81の車幅方向内方には、目隠しのための内方部材82が配置される。
図6に示すように、サブフレーム78に、板状を呈し水平に延びる第1ステー101が接合され、この第1ステー101に板状の第2ステー102が接合され、この第2ステー102は、上方に延びており、この第2ステー102の係合孔103に弾性部材としてのブッシュ104を介してサイド部72の内面から突出される内方突出片105が挿入され、サイド部72が支持される。
図7に示すように、サブフレーム78に、板状を呈し水平に延びる第1ステー101が接合され、この第1ステー101にめねじ107が形成されためねじ部材108が接合され、このめねじ部材108にサイド部72の内側延出部89に開けた締結孔93を係合させ、下方からおねじ部109を有する締結部材110で、内側延出部89をサブフレーム78に締結する。なお、図5〜7において、サイド部72の内側と燃料タンク41の側面41sの間に導風通路90が形成されている。
以上に述べた自動二輪車の作用を次に述べる。
図8に示すように、前照灯73と前照灯用開口74との間に、導風口75が形成され、シート18の前方に、燃料タンク41が備えられ、この燃料タンク41の側面後部にニーグリップ部42が備えられる。導風口75から入った走行風は、フロントカウル51の内方(内側)に設けられる導風通路90を図矢印a、bのように通過し、サイド部72の後方下端に形成され、ニーグリップ部42の前方に設けられた排風口91、92(図4参照)から排出される。
上記構成によれば、フロントカウル51内に入り、排風口91、92から出た走行風を、運転者Rの足Rfの近傍に送ることができる。結果、フロントカウル51による防風性能を維持しながら、エンジン17の熱影響による運転者Rの走行快適性、いわゆる、熱居住性を改善することができる。
図3に戻り、排風口91、92は、略水平に車幅方向内方に延びる内側延出部89に備えられるため、車両側方から見え難く、車両の外観性が損なわれる心配はない。図7を併せて参照し、内側延出部89は、略水平に車幅方向内方に延びており、このような内側延出部89に締結部材110を締結する。締結部材110及びその近傍は、車両側方から見え難いので車両の外観性を高めることができる。
フロントカウル51に排風口91、92(図4参照)を設けると、排風口91、92の近傍の剛性が下がる。そこで、2つの排風口91、92の間を、締結孔93に挿入される締結部材110で支持することにより、フロントカウル51全体の剛性を確保することができる。
サイド部72の高さ方向略中間の位置に、略三角形状の開口81が形成される。導風口75(図8参照)から入った走行風の一部は、略三角形状の開口81から排出される。このため、フロントカウル51内に走行風が滞留するという現象を回避できる。フロントカウル51内に入った走行風は、滞留することなく排風口91、92から排出されるので、車両前部が持ち上がり難くなる等、より、好適なハンドリングが可能になる。
排風口91、92及び締結孔93は、エンジン17のシリンダヘッドカバー98と重なっている。熱源の一部であるシリンダヘッドカバー98の幅方向外方に排風口91、92が配置されるので、いわゆる、熱居住性を更に高めることができる。
尚、本発明の内容は、実施の形態では自動二輪車に適用したが、三輪車にも適用可能であり、一般の車両に適用することは差し支えない。
本発明は、フロントカウルを備えた自動二輪車に好適である。
10…自動二輪車、15…前の車輪(前輪)、16…後の車輪(後輪)、17…エンジン、18…シート、29…ラジエータ(ラジエータユニット)、32…メインフレーム、41…燃料タンク、41s…燃料タンクの側面、42…ニーグリップ部、51…フロントカウル、71…フロント部、72L、72R…左右のサイド部、73…前照灯、73s…前照灯の側壁、74…前照灯用開口、75…導風口、78…サブフレーム、81…開口、88…折曲部、89…内側延出部、90…導風通路、91…排風口、92…排風口、93…締結孔、98…シリンダヘッドカバー、110…締結部材。R…運転者。

Claims (5)

  1. 前後に車輪(15、16)を有し、これらの前後の車輪(15、16)の間に運転者(R)が座るシート(18)を有する自動二輪車であって、
    前記前後の車輪(15、16)の間に配置され前記前後の車輪(15、16)の少なくとも一方を駆動するエンジン(17)と、このエンジン(17)の前方に配置され走行風を所定の方向に流すフロントカウル(51)と、前記エンジン(17)の前方に配置され走行風を利用して冷却媒体を冷却するラジエータ(29)とが備えられ、
    前記フロントカウル(51)は、車両前方を向くフロント部(71)と、このフロント部(71)の左右端部から車両後方へ延びる左右一対のサイド部(72L、72R)とからなり、
    前記フロント部(71)に、前照灯(73)が配置される前照灯用開口(74)が設けられ、
    前記前照灯(73)の車幅方向外方位置で、前方に向けて前記前照灯(73)の側壁(73s)と前記前照灯用開口(74)とで、走行風を前記フロントカウル(51)の内側に導く導風口(75)が形成され、
    前記シート(18)の前方に、燃料タンク(41)が備えられ、この燃料タンク(41)の側面後部に前記シート(18)に座る運転者が両膝で挟むニーグリップ部(42)が備えられ、
    前記サイド部(72L、72R)の後端は、前記燃料タンク(41)の側面(41s)に沿って後方へ延び、
    前記導風口(75)から入った走行風は、前記サイド部(72L、72R)の内側に設けられる導風通路(90、90)を通り、前記サイド部(72L、72R)の後方下端に形成され、前記ニーグリップ部(42)の前方に設けられた排風口(91、92)から排出され
    前記サイド部(72L、72R)の下部は、車幅方向内方に折り曲げた折曲部(88)と、当該折曲部(88)から車幅方向内方に略水平に延びている内側延出部(89)とを備え、
    前記排風口(91、92)は、前記内側延出部(89)に形成され、
    前記内側延出部(89)は、車幅方向で、前記燃料タンク(41)の底面の延長線上に位置することを特徴とする自動二輪車。
  2. 前記自動二輪車は、メインフレーム(32)と、このメインフレーム(32)から延びているサブフレーム(78)とを更に備え、
    前記サイド部(72L、72R)は、前記サブフレーム(78)に締結部材(110)を介して締結され、
    この締結部材(110)は、前記内側延出部(89)に設けられる締結孔(93)に挿入されることを特徴とする請求項記載の自動二輪車。
  3. 前記排風口(91、92)は、車両長手方向に長い長穴形状であって、前記締結孔(93)の前後に2つ形成されることを特徴とする請求項記載の自動二輪車。
  4. 前記サイド部(72L、72R)の高さ方向略中間の位置に、車両側面視で、略三角形状の開口(81)が形成されることを特徴とする請求項1〜のいずれか1項記載の自動二輪車。
  5. 前記排風口(91、92)及び前記締結孔は、車両側面視で、前記エンジン(17)のシリンダヘッドカバー(98)と重なることを特徴とする請求項記載の自動二輪車。
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