JP5320127B2 - 鞍乗り型車両 - Google Patents

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Description

本発明は、運転者の脚部の前方にカウルを備える鞍乗り型車両に関する。
車体の前部側面を覆うカウリングを備えた自動二輪車が従来技術として知られている(例えば、特許文献1(第2図)参照。)。
特許文献1の第2図において、自動二輪車の前部を覆うカウリング1(符号は、同公報のものを流用する。以下同じ。)の前部に、エンジン冷却用の導風口4が設けられ、カウリング1の側面に、車両外方に膨出された膨出部11、11が設けられ、これらの膨出部11、11の後端部に、排風口10、10が設けられ、こられの排風口10、10の後方に車体外方に湾曲する拡開部6が設けられ、これらの拡開部6の後縁5、5に、車体内方に曲げた折曲げ部7、7が設けられている。
これらの折曲げ部7、7で、運転者の脚8、8の前方を覆ったので、運転者の脚に直接走行風が当たることを防止することができる。
ところで、排気量の大きな自動二輪車では、エンジンの熱が車体フレームを通して運転者に伝わる場合があり、対策が望まれていた。
具体的に、特許文献1の技術では、走行風が運転者の脚に直接当たることを防止することができるが、一方では、エンジンの温度上昇があっても、このエンジンに結合する車体フレームの温度を適切なものにし、運転者の居住性をより快適にすることが期待される。
実公平5−9994号公報
本発明は、フレームの温度を適切な温度にし、車体フレームを介して運転者に伝達されるエンジンの熱による影響を軽減し、熱居住性を高めることができる技術を提供することを目的とする。
請求項1に係る発明は、車体フレームを、ヘッドパイプと、このヘッドパイプから後方左右に延設するメインフレームと、これらのメインフレームの後端部から後方へ延出し運転者が着座する乗員シートを支持するシートフレームとから構成し、メインフレームの左右外方で、且つ、運転者の脚部の前方にカウルを備える鞍乗り型車両において、カウルの後部に、後方にいくほど、車幅方向の外方に反らせて脚部に走行風が直接当たらないようにする左右の反り部を設け、走行風の一部をカウルの車幅方向内方に導く走行風導入部を、反り部の車両長手方向中間部に設け、走行風導入部で導入された走行風を脚部に向けて排出する走行風排出部を、カウルの後部とメインフレームの間に設けたことを特徴とする。
請求項2に係る発明は、カウルの車幅方向内側で、且つ、左右の反り部の近傍に、車両の補機が配置され、この補機の後面は、カウルの後面と平行に配置されていることを特徴とする。
請求項3に係る発明は、カウルの前部に、且つ、車幅方向内側に、ラジエータが備えられ、このラジエータの後部に、ラジエータの全幅を覆うとともに、ラジエータを通過した排風を下方に導くラジエータシュラウドが設けられていることを特徴とする。
請求項4に係る発明では、カウルは、メインカウルとリヤカウルとからなり、メインカウルは、車両の側方を覆うミドルカウルと、これらのミドルカウルの上方につながって配置されているアッパカウルと、これらのアッパカウルの上方に延びており車両の前方を覆うスクリーンと、ミドルカウルの後方につながって配置されているレイヤカウルと、からなり、請求項1〜3記載のカウルは、レイヤカウルであることを特徴とする。
請求項1に係る発明では、カウルの後部に、外方に反らせ脚部に走行風が直接当たらないようにする左右の反り部を設けたので、走行風は、左右の反り部に当たり外方に流れ、運転者の脚部に風防効果をもたせることができ、且つ、カウルの後部に、走行風排出部を設け、走行風導入部で導入された走行風の一部を脚部に向けて排出させ、この走行風を脚部に当てるようにしたので、脚部を好適に冷却することができる。
したがって、このようなカウルであれば、脚部の全体に直接走行風が当たらないようにする風防効果をもたせ、併せて、エンジンなどから放出される熱に対して手当し、脚部に、風防効果に加えてエンジンの熱対策をしたので、走行時において、運転者の脚に熱が伝わり難くでき、より快適な熱居住性を確保させることが可能になる。
請求項2に係る発明では、カウルの反り部の空間を利用して補機を配置したので、限られたスペースを有効に活用することができる。加えて、補機の後面は、カウルの後面と平行に配置されているので、新たな部品を追加することなく、導入された走行風を走行風排出部へ円滑に導くことが可能になる。
請求項3に係る発明では、ラジエータの後部に、ラジエータシュラウドが設けられているので、ラジエータを通過した排風は下方に導かれる。その一方で、カウルの中間部に走行風導入部を設けたので、この走行風導入部で導入した走行風は、カウルの内方を通過し、走行風排出部から排出される。このように、ラジエータを通過した排風と走行風導入部から導入した走行風を分離させたので、エンジンなどから放出される熱を一層脚部に伝わり難くすることができる。
したがって、走行時において、より一層快適な熱居住性を確保させることが可能になる。
本発明に係る鞍乗り型車両の外観図である。 本発明に係る鞍乗り型車両の左側面図である。 図1の3−3線断面図である。
以下、本発明の実施の形態について、詳細に説明する。図中および実施例において、「上」、「下」、「前」、「後」、「左」、「右」は、各々、自動二輪車に乗車する運転者から見た方向を示す。なお、図面は符号の向きに見るものとする。
図1において、鞍乗り型車両としての自動二輪車10は、カウル20を備える。カウル20は、車両の前部を覆うメインカウル18と、車両の後部を覆うリヤカウル19と、からなる。
メインカウル18は、車両の側方を覆うミドルカウル101L、101R(図手前側の符号101Lのみ示す。)と、これらのミドルカウル101L、101Rの上方につながって配置されているアッパカウル102L、102R(図手前側の符号102Lのみ示す。)と、これらのアッパカウル102L、102Rの上方に延びており車両の前方を覆うスクリーン103と、ミドルカウル101の後方につながって配置されているレイヤカウル104L、104R(図手前側の符号104Lのみ示す。)と、からなる。レイヤカウル104L、104Rは、運転者Dの脚F、F(図手前側の符号Fのみ示す。)の前方を覆う部材であって、上部に、走行風を取り入れる走行風導入口105L、105R(図手前側の符号105Lのみ示す。)が設けられている。106L、106R(図手前側の符号106Lのみ示す。)は荷物を収納するサドルバッグである。
図2において、自動二輪車10は、車体フレーム11の前端部11aに設けられるヘッドパイプ12と、このヘッドパイプ12にステアリング軸13を介して回動可能に設けられる操向ハンドル14と、ステアリング軸13に連結され車両が路面から受ける振動などを吸収するクッション機能を有するフロントフォーク15と、このフロントフォーク15の下端部の間に前輪車軸16が掛け渡され、この前輪車軸16に回動可能に取り付けられる前輪17と、ヘッドパイプ12から後方左右に延設されるメインフレーム21L、21R(図手前側の21Lのみ示す。)と、これらのメインフレーム21L、21Rに懸架されるエンジン22と、メインフレーム21L、21Rの後部且つ下部に設けられるピボット部25L、25R(図手前側の25Lのみ示す。)と、これらのピボット部25L、25Rの上部に掛け渡されるクロスメンバ30と、これらのピボット部25L、25Rから後方に延びているシートフレーム33L、33R(図手前側の33Lのみ示す。)と、ピボット部25L、25Rに設けられているピボット軸26と、このピボット軸26から後方に延設されるリヤスイングアーム27と、このリヤスイングアーム27とメインフレーム21L、21Rの間に設けられピボット軸26を中心にリヤスイングアーム27を揺動可能に支持するリヤクッションユニット28およびリンク機構32と、リヤスイングアーム27の後端部に設けられる後輪車軸29と、この後輪車軸29に回動可能に取り付けられる駆動輪としての後輪31と、を主要構成とする車両である。
自動二輪車の上部に係る部品配置について以下に説明する。
自動二輪車10には、ヘッドパイプ12から後方左右に延出するメインフレーム21L、21Rと、これら左右のメインフレーム21L、21Rの間に設ける燃料タンク41と、メインフレーム21L、21Rの後端部21Lb、21Rb(図手前側の21Lbのみ示す。)から後方に延出するシートフレーム33L、33Rと、これらのシートフレーム33L、33Rに支持され乗員が着座する乗員シート42と、この乗員シート42の前方に設けるエアバッグモジュール43とが備えられている。
燃料タンク41は、その前部がメインフレーム21L、21Rに取り付けられ、その後部がタンクステー40を介してシートフレーム33L、33Rに取り付けられている。
エアバッグモジュール43は、燃料タンク41の後部41b上方に配置されている。
エアバッグモジュール43には、エアバッグが折り畳まれている。
燃料供給系統について説明すると、燃料タンク41の斜め後下方で、乗員シート42の下方で且つ、左右のシートフレーム33L、33Rの間には、サブ燃料タンク44が配置され、このサブ燃料タンク44の内側に、エンジン22側へ燃料を送り出す燃料ポンプ54が設けられ、燃料タンク41とサブ燃料タンク44との間は燃料が通るパイプ53により連結されている。パイプ53は、クロスメンバ30を避けるように配置されている。
上記構成により、燃料タンク41内の燃料は、サブ燃料タンク44に送られ、燃料ポンプ54を介してエンジン22に燃料が供給される。
図中、58L、58R(図手前側の符号58Lのみ示す。)はフロントカウル36に取り付けられ乗員(運転者)が後方を視るサイドミラー、59はヘッドライト、61はフロントフェンダ、62はラジエータ、63はラジエータの後方に設けられ風の流れをガイドするラジエータシュラウド、64は補機としてのラジエータリザーブタンク、65はリヤフェンダ、66はテールランプ、69L、69R(図手前側の符号69Lのみ示す。)は同乗者の足置きとしてのピリオンステップ、71L、71R(図手前側の符号71Lのみ示す。)はピリオンステップ69L、69Rをシートフレームに取り付けるピリオンステップホルダ、72はリヤクッションユニット28の荷重を調整するリヤクッション荷重調整部材、73はメインスタンド、74はメータユニット、Gは車両の重心、111はヘッドライト59を支持するステー部材である。
図3において、鞍乗り型車両としての自動二輪車10に、メインフレーム21L、21Rと、これらのメインフレーム21L、21Rとの内側に懸架ボルト76・・・(・・・は複数を示す。)を介して懸架したエンジン22と、このエンジン22の前方に配置したラジエータユニット62(ラジエータ62)と、が備えられている。
車両の前部に、車両の前部および側方を覆うカウルとしてのメインカウル18が配置されており、このメインカウル18は、メインフレーム21L、21Rの左右側方に設けられているミドルカウル101L、101Rと、これらのミドルカウル101L、101Rの後部内方に前端部が重なるようにして後方に延びている左右のレイヤカウル104L、104Rと、を備えている。
メインカウルの構成部材としてのミドルカウル101L、101Rの前部に、走行風を取り入れる開口77が形成され、この開口77に臨むように車幅方向内側に、ラジエータ62が備えられている。
ラジエータ62は、その後部左右に冷却ファン78、78を備え、これらの冷却ファン78、78の後方に、ラジエータ62の全幅を覆うとともに、ラジエータ62を通過した排風が後方に流れることを阻止するとともにこの排風を下方に導くラジエータシュラウド63が設けられている。
メインカウル18の反り部長手方向中間部に位置する左右のレイヤカウル104L、104Rには、走行風の一部をレイヤカウル104L、104Rの車幅方向内方に導く走行風導入部105L、105R(走行風導入口105L、105R)が設けられている。
また、メインカウル18の後部に位置する左右のレイヤカウル104L、104Rと左右のメインフレーム21L、21Rとの間には、走行風導入部105L、105Rで取り入れた走行風を外方に排出する走行風排出部108L、108Rが形成されている。
左右のレイヤカウル104L、104Rの後方で、且つ、メインフレーム21L、21Rの外方には、運転者の脚部F、Fが位置する。つまり、車両の左右両側に、且つ、運転者Dの脚部F、Fの前方にレイヤカウル104L、104Rが備えられている。
メインカウル18の後部に位置する左右のレイヤカウル104L、104Rには、後方にいくほど、車幅方向の外方に反らせて脚部F、Fに走行風が直接当たらないようにする左右の反り部109L、109Rが設けられている。走行風導入部105L、105Rは、反り部109L、109Rの車両長手方向中間部に設けられている。
メインカウル18の構成部材としてのミドルカウル101Lの車幅方向内側で、且つ、反り部109Lの近傍に、補機としてのラジエータリザーブタンク64が配置され、このラジエータリザーブタンクの後面81は、レイヤカウルの後面82と平行に配置されている。
本実施例において、ミドルカウル101Lの内側且つ反り部の近傍に、ラジエータリザーブタンクを配置したが、この位置に限定されるものではなく、任意の位置に設けることは差し支えない。
以上に述べたカウルを備えた鞍乗り型車両の作用を次に述べる。
カウルの後部を構成するレイヤカウル104L、104Rに、外方に反らせ脚部F、Fに走行風が直接当たらないようにする左右の反り部109L、109Rを設けた。走行風は、左右の反り部109L、109Rに当たり図の矢印Wo、Woの如く車両幅方向外方に流れるので、運転者の脚部F、Fに風防効果をもたせることができる。
加えて、カウルの後部を構成するレイヤカウルの後端部83L、83Rとメインフレームの外側面84L、84Rとの間に、走行風排出部108L、108Rを設け、走行風導入部105L、105Rで導入された走行風の一部を図矢印Wp、Wpの如く脚部F、Fに向けて排出させ、この走行風を脚部F、Fに当てるようにしたので、脚部F、Fを好適に冷却することができる。
したがって、このようなカウルであれば、脚部F、Fの全体に直接走行風が当たらないようにする風防効果をもたせ、併せて、エンジン22などから放出される熱に対して手当したので、エンジン22の熱により温度が上昇したメインフレーム21L、21Rを冷却し、併せて、メインフレーム21L、21Rの外方に位置する脚部F、Fにエンジン22の熱を伝わり難くすることができる。脚部F、Fに、風防効果に加えてエンジン22の熱対策をしたので、走行時において、運転者の脚部F、F(脚F、F)に熱が伝わり難くでき、より快適な熱居住性を確保させることが可能になる。
加えて、カウルの反り部109L、109Rとメインフレーム21L、21Rとにより形成される空間を利用して補機としてのラジエータリザーブタンク64を配置したので、車両の限られたスペースを有効に活用することができる。加えて、ラジエータリザーブタンクの後面81は、カウルとしてのレイヤカウルの後面82と平行に配置されているので、新たな部品を追加することなく、導入された走行風を走行風排出部108L、108Rへ円滑に導くことが可能になる。したがって、部品点数の増加が抑えられる。
さらに、ラジエータの後部85に、ラジエータシュラウド63が設けられているので、ラジエータ62を通過した排風はラジエータシュラウド63に当たった後下方に導かれる。その一方で、カウルの長手方向中間部を構成するレイヤカウル104L、104Rに走行風導入部105L、105Rを設けたので、この走行風導入部105L、105Rで導入した走行風Wp、Wpは、カウルの内方を通過し、走行風排出部108L、108Rから排出される。
このように、ラジエータを通過する走行風(Wr、Wr)と走行風導入部105L、105Rから導入した走行風(Wp、Wp)を分離させたので、エンジン22などから放出される熱を一層脚部F、Fに伝わり難くすることができる。
したがって、走行時において、より一層快適な熱居住性を確保させることが可能になる。
なお、車両の構造によってはラジエータシュラウドを省略することは差し支えない。
尚、本発明は、実施の形態では自動二輪車に適用したが、三輪車にも適用可能であり、一般の鞍乗り型車両に適用することは差し支えない。
本発明は、運転者の脚部の前方にカウルを備える自動二輪車に好適である。
10…鞍乗り型車両(自動二輪車)、20…カウル、63…ラジエータシュラウド、64…補機(ラジエータリザーブタンク)、81…補機の後面(ラジエータリザーブタンクの後面)、82…カウルの後面(レイヤカウルの後面)、101L、101R…カウルの前部(ミドルカウル)、104L、104R…カウルの後部(レイヤカウル)、105L、105R…走行風導入部(走行風導入口)、108L、108R…走行風排出部、109L…左の反り部、109R…右の反り部。

Claims (4)

  1. 車体フレーム(11)を、ヘッドパイプ(12)と、このヘッドパイプ(12)から後方左右に延設するメインフレーム(21L、21R)と、これらのメインフレーム(21L、21R)の後端部(21Lb、21Rb)から後方へ延出し運転者が着座する乗員シート(42)を支持するシートフレーム(33L、33R)とから構成し、前記メインフレーム(21L、21R)の左右外方で、且つ、前記運転者の脚部(F、F)の前方にカウルを備える鞍乗り型車両において、
    前記カウルの後部に、後方にいくほど、車幅方向の外方に反らせて前記脚部(F、F)に走行風が直接当たらないようにする左右の反り部(109L、109R)を設け、
    前記走行風の一部を前記カウルの車幅方向内方に導く走行風導入部(105L、105R)を、前記反り部(109L、109R)の車両長手方向中間部に設け、
    前記走行風導入部(105L、105R)で導入された前記走行風を前記脚部(F、F)に向けて排出する走行風排出部(108L、108R)を、前記カウルの後部と前記メインフレーム(21L、21R)の間に設けたことを特徴とする鞍乗り型車両。
  2. 前記カウルの車幅方向内側で、且つ、前記左右の反り部(109L)の近傍に、車両の補機(64)が配置され、この補機(64)の後面(81)は、前記カウルの後面(82)と平行に配置されていることを特徴とする請求項1記載の鞍乗り型車両。
  3. 前記カウルの前部に、且つ、車幅方向内側に、ラジエータ(62)が備えられ、
    このラジエータ(62)の後部に、ラジエータ(62)の全幅を覆うとともに、前記ラジエータ(62)を通過した排風を下方に導くラジエータシュラウド(63)が設けられていることを特徴とする請求項1又は請求項2記載の鞍乗り型車両。
  4. 前記カウルは、メインカウル(18)とリヤカウル(19)とからなり、
    前記メインカウル(18)は、車両の側方を覆うミドルカウル(101L、101R)と、これらのミドルカウル(101L、101R)の上方につながって配置されているアッパカウル(102L、102R)と、これらのアッパカウル(102L、102R)の上方に延びており車両の前方を覆うスクリーン(103)と、前記ミドルカウル(101L、101R)の後方につながって配置されているレイヤカウル(104L、104R)と、からなり、
    請求項1〜3記載の前記カウルは、前記レイヤカウル(104L、104R)であることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項記載の鞍乗り型車両。
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