JP4673844B2 - スプリンクラーヘッドカバーおよびスプリンクラーヘッド - Google Patents

スプリンクラーヘッドカバーおよびスプリンクラーヘッド Download PDF

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Description

本発明は、建物内に設置され火災時に作動して消火液を散布するスプリンクラーヘッドおよび該スプリンクラーヘッドに設置されるスプリンクラーヘッドカバーに関するものである。
建物内の天井や壁に設置されるスプリンクラーヘッドは、給水配管と接続されており、スプリンクラーヘッド内部の弁体によってノズルが閉鎖されている。弁体は感熱作動部により支持されており、該感熱作動部には感熱体が組込まれていて、感熱体が火災の熱を感知することで感熱作動部が作動に至り弁体が開放されるものである。
弁体が開放されると、ノズル内の消火液が放出され、消火液はノズルの先に設置されたデフレクターに衝突して四方に飛散し火災が抑制・消火される。
上記のスプリンクラーヘッドは、室内において意匠的にあまり好ましいものではないので、スプリンクラーヘッドを覆い隠すためのスプリンクラーヘッドカバーがある。
スプリンクラーヘッドカバーは、スプリンクラーヘッド外部に取付られるハウジングと、スプリンクラーヘッドを覆い隠すカバープレートから構成され、ハウジングとカバープレートは、低融点合金によって接合されている。
火災時、スプリンクラーヘッドカバーは火煙による熱気流およびカバープレートが吸収した熱によって低融点合金が溶融し、ハウジングとカバープレートとの接合が解除されてカバープレートが落下される。
続いてハウジング内部のスプリンクラーヘッドが火災の熱によって作動して消火液が散布されるものである。
スプリンクラーヘッドカバーが設置されたスプリンクラーヘッドの例として、カバープレートが円盤状のもの(例えば、特許文献1参照。)と、カバープレートが椀状のものとがある(例えば、特許文献2参照。)。
米国特許第5372203号明細書 米国特許第5072792号明細書
特許文献1記載のスプリンクラーヘッドカバーが設置されたスプリンクラーヘッドは、円盤状のカバープレートが設置されているので、天井面からの突出量が少なく意匠的に優れたものであるが、火災時にカバープレートが外れた後に、ハウジング内の奥に設置されているスプリンクラーヘッドに火災の熱気流が届き難く、スプリンクラーヘッドが作動に至るまでに時間を要するものである。
また、特許文献2記載のスプリンクラーヘッドカバーが設置されたスプリンクラーヘッドは、椀状のカバープレートが設置されたものであり、火災時においてはカバープレートの作動による落下およびスプリンクラーヘッドの作動が特許文献1のスプリンクラーヘッドよりも早く行なわれるものである。
しかしながら、カバープレートが椀状であるため、カバープレートとハウジングの接合部分が斜面となるので、ろう付けの際に溶融した低融点合金がカバープレートの斜面によって流れることから、ろう付け作業は困難なものとなり作業者の力量によっては接合強度にばらつきが発生するおそれがある。
カバープレートとハウジングの接合部分において、低融点合金の量が不足したり、接合面積が小さかったりすると接合強度が弱くなる。このような状態でカバープレートに外力が加わると、低融点合金がカバープレートあるいはハウジングから剥れたり、カバープレートが外れて落下してしまう可能性がある。
そこで本発明では、上記問題に鑑み、火災時には迅速に作動し、カバープレートとハウジングの接合強度にバラツキが生じず安定した接合強度が得られるスプリンクラーヘッドカバーおよびスプリンクラーヘッドの提供を目的としている。
上記の目的を達成するために、本発明者は火災時において天井下面を漂う熱気流から、効率よく熱を吸収して低融点合金の溶融を促進させるために、天井面に対するカバープレートの距離に着目して本発明を完成させた。
天井面下を漂う熱気流の温度は、天井面直下よりも天井面より下方に数ミリメートルから数十ミリメートルの部分の温度が最も高く、後は天井面から離れるに従い温度が低くなる傾向にある。
そこで、上記の天井面より下方に数ミリメートルから数十ミリメートルの部分にカバープレートを設置することで、熱気流より効率よく熱を吸収できることが明らかになった。
一方、スプリンクラーヘッドカバー内に収容されているスプリンクラーヘッドについても、火災時に迅速に作動されるように、スプリンクラーヘッドカバーが設置された状態でもスプリンクラーヘッドに熱を伝達できることを考慮した。
また、カバープレートの接合強度において、カバープレートを曲面形状とした場合でも、ハウジングとカバープレートの曲面との接合構造について、十分な接合強度が得られる構造とした。
請求項1記載の発明は、給水管に接続され、火災時には内部の弁体が開放されて給水管内の消火液が散布されるスプリンクラーヘッドに取付られるハウジングと、スプリンクラーヘッドを覆い隠すカバープレートと、ハウジングに設置され内部に穴を有するマウントから構成され、マウントのカバープレート接続面がフランジ形状となっており、マウントの穴より溶融した低融点合金がカバープレートとマウントとの隙間に流出することによってカバープレートとマウントが接合されているスプリンクラーヘッドカバーである。
請求項2記載の発明は、マウントがカバープレート接続面とその外周面がカバープレートと接合されるスプリンクラーヘッドカバーである。
請求項3記載の発明は、マウントのカバープレート接続面にカバープレートとの間に穴より溶融した低融点合金により充填される隙間を形成する突起を有するスプリンクラーヘッドカバーである。
請求項4記載の発明は、カバープレートが曲面形状をしており、マウントのカバープレート接続面がカバープレートの曲面に接する斜面となっているスプリンクラーヘッドカバーである。
請求項5記載の発明は、マウントのカバープレート接続面に位置合わせ手段が設けられているスプリンクラーヘッドカバーである。
請求項6記載の発明は、カバープレートおよびマウントは熱伝導性能が良好な部材によって形成されており、ハウジングは断熱材料により形成されているスプリンクラーヘッドカバーである。
請求項7記載の発明は、給水管に接続され、火災時には内部の弁体が開放されて給水管内の消火液が散布されるスプリンクラーヘッドに取付られるハウジングと、スプリンクラーヘッドを覆い隠すカバープレートから構成され、ハウジングの下部にはフランジが形成されており、このフランジは底面がカバープレートとの接続面である複数の凹みを有しており、且つカバープレートとの間に隙間を形成することで熱気流をカバープレート内に流入させるフランジであって、該フランジの凹みの底面には貫通穴が形成されており、該貫通穴より溶融した低融点合金がカバープレートとこの凹みの底面との隙間に流出することによってカバープレートとフランジとが接合されるスプリンクラーヘッドカバーである。
請求項8記載の発明は、フランジがカバープレート接続面とその外周面がカバープレートと接合されるスプリンクラーヘッドカバーである。
請求項9記載の発明は、フランジが天井面に接する上面とカバープレートに接合する底面とを有するスプリンクラーヘッドカバーである。
請求項10記載の発明は、ハウジングのフランジの底面にカバープレートとの間に穴より溶融した低融点合金により充填される隙間を形成する突起を有するスプリンクラーヘッドカバーである。
請求項11記載の発明は、ハウジングとカバープレートとの間に三つ折された板バネが設置されているスプリンクラーヘッドカバーである。
請求項12記載の発明は、板バネのハウジング接触面の端に、折り返しが設けられているスプリンクラーヘッドカバーである。
請求項13記載の発明は、請求項1〜請求項12何れか1項記載のスプリンクラーヘッドカバーのハウジングが設置可能なスプリンクラーヘッドであって、スプリンクラーヘッド下部に設置された感熱体と接続されるヒートコレクターが前記カバープレートと接触可能であるスプリンクラーヘッドである。
請求項14記載の発明は、ヒートコレクターは層状に複数枚設置されており、一番下のヒートコレクターがカバープレートに接触可能であるスプリンクラーヘッドである。
請求項15記載の発明は、一番下のヒートコレクターは弾性材料より形成され、斜め下方に放射状に延出された複数枚の羽根を有しているスプリンクラーヘッドである。
請求項1記載の発明によれば、スプリンクラーヘッドカバーにおけるハウジングとカバープレートとの接合に、マウントを用いたことで、マウントがスペーサーの役割をしてカバープレートの設置高さが天井面下の熱気流を吸収しやすい位置に配置可能となる。
また、製造工程においてはマウントが既に設置されているハウジングに、マウント内へ低融点合金片を入れた後、ハウジングをカバープレートの上に載せて炉内で加熱すると、マウント内の低融点合金片が溶融する。これを冷却するとカバープレートとマウントが接合される。
上記によれば、一度に大量のスプリンクラーヘッドカバーを製造することが可能となり、また低融点合金片の量や炉内の温度、冷却時間等をコントロールすることで品質が安定した製品を製造できる。
さらにマウントのカバープレート接続面をフランジ形状としたことで、該フランジ面とカバープレートが低融点合金によりろう付けされ、接合面積が大きくなることで接合強度も大きくなる効果がある。
マウントのカバープレート接続面とカバープレートとの間に隙間を設ける発明によれば、低融点合金が溶融した際に、毛細管現象によって隙間内に低融点合金が流れ込む作用を有する。さらに溶融した低融点合金の表面張力によってカバープレート接続面の外周面にも低融点合金が付着し、カバープレート接続面の外周面とカバープレートとが低融点合金によって立体的に接合されて、接合強度が向上されるものでる。その隙間はマウントのカバープレート接続面に突起を設けることで作ることができる。
カバープレートを曲面形状とした発明では外力を受けても変形しにくい効果がある。またマウントとカバープレートとの接合強度が十分に得られるように、マウントのカバープレート接続面がカバープレートの曲面に接する斜面とした発明ではさらに接合強度を向上することができる
カバープレートが曲面形状の場合には、マウントのカバープレート接続面が水平とならずに斜面となる。そこでカバープレート接続面に位置合わせ手段を設ける発明によれば、斜面であるカバープレート接続面の全周がカバープレートに接触される位置でマウントをハウジングに設置することができる。
ハウジングを断熱材料によって形成した発明では、カバープレートおよびマウントが吸収した火災の熱を低融点合金の溶融のみに消費されることができる
また、上記のマウントを用いる換わりにハウジング下部に形成したフランジに貫通穴を穿設し、該貫通穴に低融点合金片を入れて炉内で加熱することでハウジングとカバープレートを接合することができる。
ハウジングのカバープレート接続面に低融点合金との接合が良好な材料による皮膜を有する発明によれば、ハウジングとカバープレートを接合した後に、ハウジングと低融点合金が剥離して接合強度が弱くなることを防止できる
火災時においてカバープレートとマウントとを引き離して落下を促すために板バネを設置し、該板バネを三つ折形状とした発明によれば、作動のストロークが二つ折の板バネよりも大きくなる。
特に、カバープレートが曲面である場合には、板バネが接するカバープレートの曲面とハウジング底面とが平行ではないことから、板バネを三つ折形状として作動ストロークを大きくしたほうが、低融点合金が溶融した際にカバープレートをマウントから引き離すのに十分な作動ストロークを得ることができる。
前記板バネのハウジング接続面の端に折り返しを設けた発明によれば、折り返し部分がハウジングの周縁と係合されることにより、板バネがカバープレート内部に滑り込んでしまうことや、ハウジングの外に外れてしまうことが防止され、常に板バネが適切な位置に配置されるものである。
請求項13から15記載の発明によれば、スプリンクラーヘッドがカバープレートに覆われた状態でもカバープレートに接触しているヒートコレクターによって感熱体に熱を伝えることが可能な構造としたものである。
また、一番下のヒートコレクターが斜め下方に放射状に延出した複数枚の羽根を有する形状となっており、カバープレートが設置されている状態においてヒートコレクターの羽根は略水平方向に拡がっており、カバープレートが落下した際には、ヒートコレクターの羽根が斜め下方に延出した形状に復元して天井面下を漂う熱気流より熱を吸収しやすい構造としたものである。
本発明の実施形態として以下に実施例1、2を示す。実施例1は請求項1から5および請求項11、12に記載されている発明の実施形態であり、実施例2は請求項7から10に記載されている発明の実施形態である。また、実施例1、2のスプリンクラーヘッドカバーが設置される請求項13から15記載のスプリンクラーヘッドについては、実施例1の説明に含める。
以下、この発明の実施例1を図1から図7を参照して説明する。図1は実施例1のスプリンクラーヘッドカバーおよびスプリンクラーヘッドの断面図、図2はスプリンクラーヘッドカバーの平面図、図3はスプリンクラーヘッドカバーの分解断面図、図4はカバープレートとマウントの接合前の断面図、図5はカバープレートとマウントの接合後の断面図、図6はスプリンクラーヘッドの断面図、図7はスプリンクラーヘッドカバーとスプリンクラーヘッドの係合部の拡大断面図、図8はカバープレートが落下した図、図9はスプリンクラーヘッドが作動した図である。
図1から図3に示す実施例1のスプリンクラーヘッドカバーは、ハウジング1、カバープレート2、マウント3により構成され、スプリンクラーヘッド4に取付けられる。
ハウジング1は、弾性を有する断熱材料、具体的にはステンレス材料や、合成樹脂または、金属材料に断熱材をコーティングしたものから構成されており、円筒部5と、円筒部5の下端に外側へ拡張したフランジ6が形成されている。
円筒部5は、複数の切込み5Aによって細幅の可動面7、7・・・が形成されている。可動面7は切込みによって円筒部5と分けられていることから、外側および内側への弾性変形が可能となっている。該可動面7上にスプリンクラーヘッド4と係合するための爪8が斜め下方に突出して設けられている。
フランジ6に穿設された複数の穴6Aにマウント3が装着され、マウント3がフランジ6より吊り下げられた状態で設置されている。
フランジ6の周縁には、フランジ6とカバープレート2の間に設置される板バネ9を係合するための切欠き10が形成されている。板バネ9は弾性材料を三つ折にして形成されており、フランジ6と接触する側の端に爪11が形成されている。
爪11を一つの切欠き10に係止した状態でフランジ6とカバープレート3の間に設置すると、板バネ9は爪11によって切欠きに係止されているので、外力が加わった際に板バネ9がカバープレート2の内部に滑って外れてしまうことを防止できる。
カバープレート2は曲面形状をしており、周縁が立ち上がった形状となっている。周縁が立ち上がっていることで、前述の板バネ9が設置された状態から取外すことをできなくしている。
カバープレート2を曲面形状としたことで、カバープレート2の表面積が平面の場合よりも大きいので、天井下面を漂う熱気流から効率よく熱を吸収することができる。また、外力に対するカバープレート2の強度が向上するという効果が得られる。
マウント3は、円筒形状であり上部が絞られて小径筒12となっている。該小径筒12は、ハウジング1の穴6Aに挿通され、フランジ6より突出した上側に部分した部分をカシメ加工によってハウジング1に固定される。
マウント3の下部には外側に拡張したフランジ13となっており、フランジ13は、マウント3の円筒軸に対して斜めに形成されている。
フランジ13には切欠き14が形成され、該切欠き14はハウジング1とマウント3を接合する際に位置合わせに用いられる。該切欠き14により位置合わせを行なうことでフランジ13の斜面がカバープレート2と面接触する位置でハウジングに固定されるものである。
フランジ13の下面は、カバープレート2と接続される面となっており、該面には突起15が形成されている。該突起15は、フランジ13とカバープレート2との間に隙間16を形成する作用を有するものである。
該隙間16は、カバープレート2とマウント3を溶融させた低融点合金17によって接合するときに、マウント3内部の溶融した低融点合金17が毛細管現象によって該隙間16内に流出する作用を有するものである(図5参照)。
隙間16内の溶融した低融点合金17は、表面張力によってフランジ13の外周面にも付着し、この状態で冷却するとカバープレート2とマウント3が接合され、フランジ13の底面とカバープレート2との接合だけでなく、フランジ13の外周面とカバープレート2とが立体的に接合されるので強固に接合される。
図1および図6に示すスプリンクラーヘッド4は、給水配管4Aと接続され、スプリンクラーヘッド内部の弁体4Bによってノズル4Cが閉鎖されている。弁体4Bは感熱作動部4Dにより支持されており、該感熱作動部4Dには感熱体4Eが組込まれていて、感熱体4Eが火災の熱を感知することで感熱作動部が作動に至り弁体4Bが開放されるものである。
ところで、大部分のスプリンクラーヘッドは、感熱体の構造がグラスバルブによるものと、低融点合金を使用したものに分けられるが、本発明に使用されるスプリンクラーヘッドの感熱体は、低融点合金を使用したものが用いられており、その構造の一例として、日本国公開特許公報の特開平7−284545号公報に記載されたものがある。
尚、本発明においては、スプリンクラーヘッドの内部構造についての説明は省略する。
本発明に使用される図6のスプリンクラーヘッド4は、感熱体20として有底円筒形状のシリンダー21内に低融点合金22が充填され、該低融点合金22の上にプランジャー23が載置されているものである。
シリンダー21の下部には、数枚の円盤形状をしたヒートコレクター24が層状に設置されている。ヒートコレクター24は、シリンダー21内部の低融点合金22に熱を伝えるため火災の熱を吸収しやすい材料、例えば銅や銅合金、アルミニウム等によって形成されている。
ヒートコレクター24の一番下に放射状に複数枚の羽根26を有するヒートコレクター25が設置されている。
ヒートコレクター25は、バネ材等の弾性材料により形成され、各々の羽根26が放射状に斜め下方に向かって垂下された状態となっている。
スプリンクラーヘッド4にハウジング1を取付けると、カバープレート2の内側がヒートコレクター25に接触され、羽根26が外側に拡がった状態となる。カバープレート2が外れると、ヒートコレクター25は弾性材料によって形成されているので、元の形状に戻る。
スプリンクラーヘッド4の外周面には、ハウジング1と係合するための鋸形ネジ27が螺刻されている。鋸形ネジ27のネジ山の断面形状は、上面28が略水平な平面となっており、該平面より斜め下に延びた斜面29が形成されている。
次に、本発明のスプリンクラーヘッドカバーの組立手順について説明する。
まず、ハウジング1とマウント3を接続する。ハウジング1のフランジ6に穿設された複数の穴6Aに、マウント3の小径筒12を通して、マウント3のフランジ13に形成された切欠き14の位置を合わせる。
この状態で小径筒12をカシメによってフランジ6に固定する。すると、各々のマウント3のフランジ13が、カバープレート2の内側に面接触される方向で固定される。
続いて、上記フランジ13をカバープレート2の内側に載せ、マウント3内に低融点合金片17を入れる(図4参照)。それを炉に入れて加熱すると低融点合金17は炉内の熱によって溶融し、毛細管現象によってマウント3とカバープレート2との隙間16に流出する(図5参照)。
このとき、表面張力によってマウント3とカバープレート2の隙間16に溶融した低融点合金17は、マウント3のフランジ13の外周面にも付着し、カバープレート2とフランジ13の外周面との間に低融点合金17が介在している状態にある。
上記ハウジング1とカバープレート2を炉から取出して冷却すると、低融点合金17が固まりハウジング1とカバープレート2が接合される。最後にハウジング1の切欠き10と板バネ9の爪11が係合されるように配置させ、板バネ9の下面がカバープレート2の周縁の立ち上がり部より内側に納まるまで押し込めばスプリンクラーヘッドカバーが出来上がる。
次に、スプリンクラーヘッドカバーを前述のスプリンクラーヘッド4に取付ける手順について説明する。
スプリンクラーヘッド4は天井内に配設された配管4Aに接続され、感熱体20より下側の構成品のみが天井面Cから突出された状態で設置されている。スプリンクラーヘッド4にスプリンクラーヘッドカバーをハウジング1の円筒部5より挿通させる。するとハウジング1の爪8が、スプリンクラーヘッド4の外周面に形成された鋸形ネジ27の斜面29に接触する。
図7に示すように鋸形ネジ27のねじ山の断面形状は、上面28が略水平な平面が形成されており、該平面より斜め下方に延びた斜面29となっているので、爪8を上方に移動させる方向に対しては、爪8および爪8が設置されている可動面7が斜面29に沿って外側に弾性変形するので鋸形ネジに引っかかることなくハウジング1を上方に移動させることが可能である。
ハウジング1のフランジ6が天井面Cと接触する位置までハウジング1を押し上げることでスプリンクラーヘッド4にスプリンクラーヘッドカバーを設置することができる。
上記の鋸形ネジにより、ハウジング1は天井方向への移動は可能であるが、逆の方向に移動することはできない。ハウジング1をスプリンクラーヘッドから取外す際にはハウジング1を回転させると鋸形ネジから取外すことができる。
続いて、火災時のスプリンクラーヘッドカバーおよびスプリンクラーヘッドの作動について説明する。
常時において、図1に示すようにスプリンクラーヘッドカバーのカバープレート2は、スプリンクラーヘッドのヒートコレクター25に接触した状態にある。火災が発生すると、火災の熱によって熱せられた空気が上昇し、天井面下を漂う。
カバープレート2は熱気流より熱を吸収し、カバープレート2と接合している低融点合金17およびスプリンクラーヘッド4のヒートコレクター25を介して感熱体20の低融点合金22に熱を伝える。
また、ハウジング1のフランジ6とカバープレート2との間の隙間からカバープレート2内に熱気流が流入し、ヒートコレクター24および25、マウント3も熱気流から直接熱を吸収することができる。
カバープレート2とマウント3から低融点合金17に伝播された熱は、断熱材料より形成されたハウジング1には伝わることがなく、低融点合金17を溶融させるために作用される。
低融点合金17の溶融によってカバープレート2とマウント3の接続強度が弱まり、また板バネ9がカバープレート2の落下を促すように作用するため、カバープレート2は落下し、ハウジング1内部のスプリンクラーヘッド4が露出する(図8参照)。
カバープレート2が落下すると、カバープレート2と接触していたヒートコレクター25の羽根26が元の形状に戻り、各々の羽根26が斜め下方に突出した形状となる。
ヒートコレクター24、25は天井面下の熱気流より熱を吸収して感熱体20の低融点合金22に熱を伝えることで低融点合金22が溶融し、プランジャー23がシリンダー21内に埋没することで感熱作動部が作動する。
弁体を支持していた感熱作動部が作動したことで弁体の支持が解除され、弁体はノズルを開放し、ノズルより消火液が放出される。消火液の放出によってスプリンクラーヘッド内部に収納されていたデフレクターDがノズルの前方に突出して配置され、ノズルより放出した消火液はデフレクターDに衝突して四方に飛散され、消火液が周囲に散布されることで火災が抑制・消火される。
続いて実施例2について図10から図12を参照して説明する。図10は実施例2のスプリンクラーヘッドカバーおよびスプリンクラーヘッドの断面図、図11は実施例2のハウジングの断面図。図12は実施例2のハウジングの平面図である。
実施例2のスプリンクラーヘッドカバーは、ハウジング31、カバープレート2から構成され、スプリンクラーヘッド4に取付けられる。尚、実施例1と構造が同じカバープレート2およびスプリンクラーヘッド4については、同符号を付して説明は省略する。また、ハウジング31についても、実施例1と構造および機能について同じである箇所は同符号を付して説明は省略する。
ハウジング31は断熱材料、具体的にはステンレス鋼や合成樹脂等から形成され、実施例1と同様に円筒部5およびフランジ6が形成されている。円筒部5は実施例1と同様であり、可動面7が形成され、該可動面7にスプリンクラーヘッド4と係合するための爪8が設置されている。
フランジ6には、実施例1と同様にフランジ6とカバープレート2の間に設置される板バネ9を係合するための切欠き10が形成されている。
またフランジ6には、低融点合金17を収容する複数の凹み32が形成されている。凹み32の底面33はカバープレート2との接続面であり、底面33の形状は、カバープレート2の内面形状に沿った斜面または曲面形状になっている。
底面33には、低融点合金17によってカバープレート2との接合強度を向上させるために、低融点合金との接着性が良好な材料による皮膜34が施されている。皮膜34の具体的な材料として、銅やスズ等が上げられ、これら材料を底面33に貼付、メッキ、塗付する等して皮膜34が形成される。あるいは、低融点合金との接着性が良好な材料を、底面33に埋め込んで形成してもよい。
また、底面33には、カバープレート2側に突出した小さな突起35が設けられている。該突起35により底面33とカバープレート2との間には、僅かな隙間36が設けられる。
底面33には、凹み32から底面33に貫通する小孔37が穿設されており、凹み32内の低融点合金17を加熱し溶融させると、小孔37から隙間36へ毛細管現象によって溶融した低融点合金17がカバープレート側に流出し、表面張力によって隙間36内に留まり、冷却することで底面33とカバープレート2が接合される。
フランジ6のカバープレート2側の面には、放射状に複数の突起38が形成されている。これは、カバープレート2が外力によって変形することを防止するものである。
次に実施例2のスプリンクラーヘッドカバーの組立手順について説明する。
まず、ハウジング31の各々の凹み32に低融点合金片17を入れる。次にハウジング31の底面33をカバープレート2の上に載せる。この状態で底面33とカバープレート2の間には突起35によって隙間36が形成されている。
カバープレート2にハウジング31を載せたものを炉に入れて加熱する。低融点合金17は炉内の熱によって溶融し、毛細管現象によって底面33とカバープレート2との隙間36に流出する。
上記ハウジング31とカバープレート2を炉から取出して冷却すると、低融点合金17が固まりハウジング31とカバープレート2が接合される。最後にハウジング1の切欠き10と板バネ9の爪11が係合されるように配置させ、板バネ9の下面がカバープレート2の周縁の立ち上がり部より内側に納まるまで押し込めばスプリンクラーヘッドカバーが出来上がる。
実施例2のスプリンクラーヘッドカバーでは、実施例1のようにマウント3をハウジング1に設置する手間がないので安価にスプリンクラーヘッドカバーを製造することができる。
また、カバープレート2が吸収した熱は、ハウジング31が断熱材料によって形成されているので、底面33には熱が伝わらずに低融点合金17の溶融のみに熱が消費され、低融点合金17に無駄なく熱が伝わり溶融が促進される効果を有する。
実施例2のスプリンクラーヘッドカバーのスプリンクラーヘッド4への取付け手順および火災時の作動については、実施例1と同様であるので説明は省略する。
実施例1のスプリンクラーヘッドカバーおよびスプリンクラーヘッドの断面図 スプリンクラーヘッドカバーの平面図 スプリンクラーヘッドカバーの分解断面図 カバープレートとマウントの接合前の断面図 カバープレートとマウントの接合後の断面図 スプリンクラーヘッドの断面図 スプリンクラーヘッドカバーとスプリンクラーヘッドの係合部の拡大断面図 カバープレートが落下した図 スプリンクラーヘッドが作動した図 実施例2のスプリンクラーヘッドカバーおよびスプリンクラーヘッドの断面図 実施例2のハウジングの断面図 実施例2のハウジングの平面図
1 ハウジング
2 カバープレート
3 マウント
4 スプリンクラーヘッド
5 円筒部
6 フランジ
7 可動面
8 爪
9 板バネ
13 マウントのフランジ
14 切欠き
15 突起
16 隙間
17、22 低融点合金
20 感熱体
24 ヒートコレクター
25 一番下に設置されるヒートコレクター

Claims (15)

  1. 給水管に接続され、火災時には内部の弁体が開放されて給水管内の消火液が散布されるスプリンクラーヘッドに取付けられるハウジングと、スプリンクラーヘッドを覆い隠すカバープレートと、ハウジングに設置され内部に穴を有するマウントから構成され、マウントのカバープレート接続面がフランジ形状となっており、マウントの穴より溶融した低融点合金がカバープレートとマウントとの隙間に流出することによってカバープレートとマウントが接合されているスプリンクラーヘッドカバー。
  2. マウントはカバープレート接続面とその外周面がカバープレートと接合される請求項1記載のスプリンクラーヘッドカバー。
  3. マウントのカバープレート接続面カバープレートとの間にマウントの穴より溶融した低融点合金により充填される隙間を形成する突起を有する請求項1記載のスプリンクラーヘッドカバー。
  4. カバープレートが曲面形状をしており、マウントのカバープレート接続面がカバープレートの曲面に接する斜面となっている請求項1記載のスプリンクラーヘッドカバー。
  5. マウントのカバープレート接続面に位置合わせ手段が設けられている請求項4記載のスプリンクラーヘッドカバー。
  6. カバープレートおよびマウントは熱伝導性能が良好な部材によって形成されており、ハウジングは断熱材料により形成されている請求項1記載のスプリンクラーヘッドカバー。
  7. 給水管に接続され、火災時には内部の弁体が開放されて給水管内の消火液が散布されるスプリンクラーヘッドに取付られるハウジングと、スプリンクラーヘッドを覆い隠すカバープレートから構成され、ハウジングの下部にはフランジが形成されており、このフランジは底面がカバープレートとの接続面である複数の凹みを有しており、且つカバープレートとの間に隙間を形成することで熱気流をカバープレート内に流入させるフランジであって、該フランジの凹みの底面には貫通穴が形成されており、該貫通穴より溶融した低融点合金がカバープレートとこの凹みの底面との隙間に流出することによってカバープレートとフランジとが接合されるスプリンクラーヘッドカバー。
  8. フランジはカバープレート接続面とその外周面がカバープレートと接合される請求項7記載のスプリンクラーヘッドカバー。
  9. フランジは天井面に接する上面とカバープレートに接合する底面とを有する請求項7記載のスプリンクラーヘッドカバー。
  10. ハウジングのフランジの底面にカバープレートとの間に穴より溶融した低融点合金により充填される隙間を形成する突起を有する請求項7記載のスプリンクラーヘッドカバー。
  11. ハウジングとカバープレートとの間に三つ折された板バネが設置されている請求項1または請求項7記載のスプリンクラーヘッドカバー。
  12. 板バネのハウジング接触面の端に、折り返しが設けられている請求項11記載のスプリンクラーヘッドカバー。
  13. 請求項1〜請求項12何れか1項記載のスプリンクラーヘッドカバーのハウジングが設置可能なスプリンクラーヘッドであって、スプリンクラーヘッド下部に設置された感熱体と接続されるヒートコレクターが前記カバープレートと接触可能であるスプリンクラーヘッド。
  14. ヒートコレクターは層状に複数枚設置されており、一番下のヒートコレクターがカバープレートに接触可能である請求項13記載のスプリンクラーヘッド。
  15. 一番下のヒートコレクターは弾性材料より形成され、斜め下方に放射状に延出された複数枚の羽根を有する請求項13記載のスプリンクラーヘッド。
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