JPH11155976A - スプリンクラヘッドカバー - Google Patents
スプリンクラヘッドカバーInfo
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- JPH11155976A JPH11155976A JP33145097A JP33145097A JPH11155976A JP H11155976 A JPH11155976 A JP H11155976A JP 33145097 A JP33145097 A JP 33145097A JP 33145097 A JP33145097 A JP 33145097A JP H11155976 A JPH11155976 A JP H11155976A
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- Japan
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- adapter
- sprinkler head
- cover body
- cover
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- Fire-Extinguishing By Fire Departments, And Fire-Extinguishing Equipment And Control Thereof (AREA)
Abstract
際には確実に作動するスプリンクラヘッドカバーを提供
する。 【解決手段】 天井側に取り付け可能に構成されると共
に、開口部を有し該開口部の周縁部に下方外方に傾斜す
る係止部を有するアダプタ3と、アダプタ3の開口を覆
うカバー体10と、一端側がカバー体10に低融点接着
剤で接着され、他端側にアダプタ3の係止部に係合する
傾斜した係合部を有する複数の固定金具15とを備え、
固定金具15の係合部をアダプタ3の係止部に係合させ
てカバー体10をアダプタ3に取り付けるようにした。
Description
リンクラヘッド設置部の開口を塞ぐと共に、スプリンク
ラヘッドを外的衝撃から守るスプリンクラヘッドカバー
に関する。
ッドが外的衝撃を受けて暴発するのを防止すると共に、
スプリンクラヘッド取付部の隙間を塞いで意匠的にもよ
くするためのスプリンクラヘッドカバーが例えば実公平
7−37638号公報に提案されている。図13は同公
報に提案されたスプリンクラヘッド用ガード(同公報に
言う「スプリンクラヘッド用ガード」は、本明細書に言
うところのスプリンクラヘッドカバーに相当するもので
ある。)を取り付けた状態の説明図、図14はスプリン
クラヘッド用ガードの分解斜視図である。
蓋部材33および低融点合金34から構成されている。
取り付け体31は円環状であり、周囲に複数の突出部3
5が形成され,その中に木ネジを通すことのできる穴3
6が穿設されている。該取り付け体31にはL字形の複
数の脚37が設置されている。脚37は低融点合金34
が半田付けできるような材料からできている。該低融点
合金34はスプリンクラーヘッドの作動温度よりも低い
融点をもつようなものにする。
同一大の皿バネであり、取り付け体31の脚37と一致
するところには切欠38が形成されている。蓋部材33
は凹状となっており、上部周囲には取り付け体31と略
同一大のフランジ39が形成されている。該フランジ3
9は取り付け体31の脚37と低融点合金34で接合す
るため、半田付けできる材料でなければならない。ま
た、蓋部材の周囲には複数の開口40が設けられてい
る。
取り付け体31の脚37を入れ,蓋部材33のフランジ
39上に脚37を置いてから、脚37とフランジ39と
を低融点合金34で接着する。このようにして組立てら
れたガードは、スプリンクラーヘッド55が取り付けら
れた天井50の穴53と略同芯にして取り付ける。該取
り付けは、取り付け体31の穴36に木ネジ44を通し
て天井50に直接取り付ける。
の作動について説明する。火災が発生するとガードが熱
せられ、取り付け体31と蓋部材33を接着していた低
融点合金34が溶ける。この時、蓋部材33に蓋部材3
3を落下させるようなバネカが作用しているため蓋部材
33の自重に加えてバネカで蓋部材33が完全に落下す
る。
実公平7−37638号公報に開示されたスプリンクラ
ヘッド用ガードの場合には、低融点合金34が火災の熱
で溶けることによって蓋部材33が取り付け体31から
外れる構造であるため、原則として4箇所の低融点合金
34の全てが溶解しなければ、蓋部材33が取り付け体
31から外れない。このため、スプリンクラヘッドが作
動するまでに長時間を要するという問題がある。
き、4箇所のうちのいずれか1箇所が外れれば他の3箇
所はバネ材32の付勢力に抗しきれずに、蓋部材33が
外れるようにすることも考えられるが、そのような構成
にすると、蓋部材33の取付が不安定となり、長期間に
亘る径年変化あるいは取付前の輸送中の振動等により接
着部が外れてしまうことが考えられ、信頼性のある構造
とは言えなくなってしまう。
れたものであり、通常時には簡単に外れることはなく、
火災の際には確実に作動するスプリンクラヘッドカバー
を提供することを目的としている。
ラヘッドカバーは、天井材又はスプリンクラヘッドに取
り付け可能に構成されると共に、開口部を有し該開口部
の周縁部に下方に傾斜する係止部を有するアダプタと、
該アダプタの開口を覆うカバー体と、一端側が前記カバ
ー体に低融点金属で接着され、他端側に前記アダプタの
係止部に係合する傾斜した係合部を有する複数の固定金
具とを備え、前記固定金具の係合部を前記アダプタの係
止部に係合させて前記カバー体を前記アダプタに取り付
けるようにしたものである。
を設けたものである。
縁部に周方向等間隔に3箇設置されていることを特徴と
するものである。
で形成されていることを特徴とするものである。
プリンクラヘッドカバーの設置状態における側面断面図
である。図1に基づいて本実施の形態を説明する。図に
おいて、50は天井板であり、スプリンクラヘッド設置
用の開口53が設けられている。55は開口53に臨ま
せて設置されたスプリンクラヘッド、1は開口53を塞
ぐように設置されてスプリンクラヘッドカバーであり、
スプリンクラヘッド55に固定された例えば樹脂製のア
ダプタ3、開口53の下方に設置されて開口53を塞ぐ
カバー体10、カバー体10に取り付けられてカバー体
10をアダプタ3に保持させる固定金具15、アダプタ
3とカバー体10との間に設置されてカバー体10を下
方に付勢する弦巻バネ17とから構成されている。以
下、スプリンクラヘッドカバー1の各構成部分について
説明する。
れ、両端が開口した筒状をしており、その上端側にはス
リーブ部11が形成されている。そして、スリーブ部に
スプリンクラへッド55が挿入されることにより、アダ
プタ3はスプリンクラヘッド55に固定されている。ス
リーブ11は、環状壁を備えた円筒状に形成され、その
環状壁には例えば上端が開口したスリットが複数設けら
れる。スリーブ11をこのように構成することで、スリ
ーブ11は上端側がある程度開くように形成され、スプ
リンクラヘッド55への取り付けが容易になる。
図2及び図1に基づいてアダプタの形状を説明する。ア
ダプタ3の下端外周部の3箇所には周方向に所定長さを
有する第1切欠部4が設けられており、各第1切欠部4
の一方の端にはさらに深い第2切欠部5が形成されてい
る。そして、第1切欠部4における第2切欠部5に隣接
する部分は下方に傾斜する係止部6が形成されている。
また、アダプタ3の下端外周部における第1切欠部4以
外の部分は水平方向に折曲されたフランジ部7が形成さ
れている。
れており、図3に示すように、その内面側の周縁部には
周方向等間隔に3個の固定金具15が半田によって取り
付けられ、また3個の固定金具のうちの隣り合うもの同
士の中間位置に弦巻バネ17が配置されている。なおカ
バー体10の環状壁に、熱気流を通すための複数の通気
穴を設けてもよい。
との間に設置されてカバー体10をアダプタ3に保持さ
せる機能を有するものである。固定金具15は、図4の
斜視図に示すように、板材を折曲して断面略L字状に形
成されたものであり、水平片15aと、該水平片15a
に連続して垂直方向に折曲形成された垂直片15bと、
垂直片15bに連続して斜め方向に折曲形成された斜め
片15cの3つの片から構成されている。固定金具15
は、図1及び図3に示すように、開口側をカバー体10
の中心に向けて、水平片15a を半田付けすることによ
ってカバー体10に取り付けられている。弦巻バネ17
は前述したように各固定金具15の間に一個ずつ合計3
個が設置されている。
た図である。以下、図5及び図6に基づいてスプリンク
ラヘッドカバー1の組立方法を説明する。まず、図3に
示すように固定金具及15び弦巻バネ17が設置された
カバー体10の内側に、アダプタ3の下端の開口部を対
向配置させる。このとき、アダプタ3の各第2切欠部5
の位置と各固定金具15の位置とが対向するようにす
る。この状態で、アダプタ3をカバー体10に押しつけ
るようにすると、弦巻バネ17がアダプタ3のフランジ
部7によって押し縮められる。このとき、固定金具15
の斜め片15cが第2切欠部5を通過してアダプタ3の
係止部6よりも上側に突出するまでアダプタ3をカバー
体10に押しつける。
を矢印の方向に回転させると、係止部6が固定金具15
の斜め片15cの下側を通過する。そして、図6に示す
ように、アダプタ3のフランジ7の第1切欠部4の側端
部が固定金具15に当接するまで回転させ、この状態で
アダプタ3を押圧するのをやめる。すると、アダプタ3
は弦巻バネ17により、カバー体10から引き離す方向
に力を受けるが、固定金具15の斜め片15cとアダプ
タ3の係止部6とが係止してカバー体10はアダプタ3
に保持されることになる。なお、これとは逆に、天井に
設置されたスプリンクラヘッド55にまずアダプタ3を
取り付け、その後、アダプタ3にカバー体10を押しつ
けて、両者を取り付けるようにしてもよい。
せた状態における、カバー体10(固定金具15)に働
く力の関係を説明する説明図である。固定金具15はア
ダプタ3から斜め上方向きの力Rを受けるが、固定金具
15とカバー体10は一体化されているので、力Rはカ
バー体10が受ける力と同視できる。また、カバー体1
0は弦巻バネ17から下向きの力Sを受ける。ここで力
Rを水平方向の分力R1と垂直方向の分力R2に分解す
ると、垂直方向の分力R2と力Sとが釣り合っている。
また、水平方向の分力R1は図8に示すように、3個の
固定金具15に作用する3力で釣り合い状態にある。
明する説明図であり、図9乃至図11は一部断面を含む
側面図(各図における(a)図)と、平面図(各図にお
ける(b)図)から構成されている。図9乃至図12に
基づいて動作を説明する。図9に示す監視状態から、火
災時の熱によって図中左端の固定金具15を接着してい
る半田が溶け始めると、図10に示すように、固定金具
15の斜め片15cがアダプタ3の係止部6に押されて
傾き、さらに傾くと図11に示すように斜め片15cと
係止部6の係合が外れる。
15cと係止部6の係合が外れると、図8に示した水平
方向の3つの分力R1のバランスが崩れ、カバー体10
には係合状態にあるアダプタ3の係止部6から受ける2
つの分力R1を合わせた図中右方向の水平力を受けるこ
とになる。カバー体10はこの水平力によって図中右方
向にすべり、このため他の2個の固定金具15とアダプ
タ3の係止部6との係合も外れることになる。これによ
って、図12に示すように、カバー体10はアダプタ3
から完全に外れて下方に落下する。この場合、本実施の
形態においてはアダプタ3を樹脂製にしたので、金属の
場合に比較して熱伝導性が悪く、火災の熱がアダプタ3
に奪われることが少なくなるので、スプリンクラヘッド
55の作動遅れを防止できる。
プリンクラヘッド55が火災の熱によって作動すること
になる。
段として弦巻バネ17を用いた例を示したが、本発明の
付勢手段はこれに限られるものではなく、板バネや皿バ
ネ等であってもよい。また、固定金具15を3個用いた
例を示したが、これに限られるものではなく、2個であ
ってもあるいは4個以上であってもよい。ただ、1個の
固定金具15とアダプタ3との係合が外れたときに、カ
バー体10に水平方向の力が加えられ、この力を受けた
カバー体10が滑って固定金具15とアダプタ3との係
合が外れるような構成であればよい。また、アダプタは
スプリンクラヘッドに取り付けられるものを例示した
が、天井材に取り付けられるものであっても構わない。
は、カバー体とアダプタが半田などによって接着されて
なく、いつでも両者を取り外せるような係止状態にあ
る。このためスプリンクラヘッドにカバー体を取り付け
た後に、カバー体が不要になりカバー体の取り外し作業
を行う必要が生じた場合に簡単にその取り外し作業を行
うことができる。またカバー体を取り外すには、回転さ
せてから、下方に引かない限りは取り外せない構造とな
っているので、通常時に、物などがあたっても、カバー
体が外れたりすることはない。
いては、複数の固定金具の係合部をアダプタの下方に傾
斜した係止部に係合させてカバー体をアダプタに取り付
けたので、1個の固定金具が火災の熱によりカバー体か
ら外れれば、カバー体はその自重により滑り落ちること
ができ、確実にカバー体を外すことができる。
を設けることにより、1個の固定金具が火災の熱により
カバー体から外れたときにカバー体に水平方向の力が作
用し、カバー体がアダプタから外れるようにしたので、
1個の固定金具が外れると確実にカバー体を外すことが
できる。
形成したので、火災の熱がアダプタに奪われることが少
なくなるので、スプリンクラヘッドの作動遅れを防止で
きる。
バーの設置状態における側面断面である。
図である。
図である。
図である。
バーの組立方法の説明図である。
バーの組立方法の説明図である。
する力の説明図である。
する力の説明図である。
バーの作動の説明図である。
カバーの作動の説明図である。
カバーの作動の説明図である。
カバーの作動の説明図である。
である。
視図である。
Claims (4)
- 【請求項1】 天井材又はスプリンクラヘッドに取り付
け可能に構成されると共に、開口部を有し該開口部の周
縁部に下方に傾斜する係止部を有するアダプタと、 該アダプタの開口を覆うカバー体と、 一端側が前記カバー体に低融点金属で接着され、他端側
に前記アダプタの係止部に係合する傾斜した係合部を有
する複数の固定金具とを備え、 前記固定金具の係合部を前記アダプタの係止部に係合さ
せて前記カバー体を前記アダプタに取り付けるようにし
たことを特徴とするスプリンクラへッドカバー。 - 【請求項2】 前記カバー体を下方に付勢する付勢手段
を設けたことを特徴とする請求項1記載のスプリンクラ
ヘッドカバー。 - 【請求項3】 前記固定金具は前記カバー体の周縁部に
周方向等間隔に3箇設置されていることを特徴とする請
求項1又は2記載のスプリンクラへッドカバー。 - 【請求項4】 前記アダプタは熱伝導率の低い材質で形
成されていることを特徴とする請求項1乃至3のいずれ
かに記載のスプリンクラへッドカバー。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP33145097A JP3882865B2 (ja) | 1997-12-02 | 1997-12-02 | スプリンクラヘッドカバー |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP33145097A JP3882865B2 (ja) | 1997-12-02 | 1997-12-02 | スプリンクラヘッドカバー |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11155976A true JPH11155976A (ja) | 1999-06-15 |
JP3882865B2 JP3882865B2 (ja) | 2007-02-21 |
Family
ID=18243796
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP33145097A Expired - Fee Related JP3882865B2 (ja) | 1997-12-02 | 1997-12-02 | スプリンクラヘッドカバー |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3882865B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007229342A (ja) * | 2006-03-03 | 2007-09-13 | Nohmi Bosai Ltd | 消火用ヘッドの付属品取付用アダプタ |
WO2007102284A1 (ja) * | 2006-03-06 | 2007-09-13 | Senju Sprinkler Co., Ltd. | スプリンクラーヘッドカバー |
-
1997
- 1997-12-02 JP JP33145097A patent/JP3882865B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007229342A (ja) * | 2006-03-03 | 2007-09-13 | Nohmi Bosai Ltd | 消火用ヘッドの付属品取付用アダプタ |
WO2007102284A1 (ja) * | 2006-03-06 | 2007-09-13 | Senju Sprinkler Co., Ltd. | スプリンクラーヘッドカバー |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP3882865B2 (ja) | 2007-02-21 |
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