JP2005095522A - スプリンクラーヘッド及びヘッドカバー - Google Patents
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Abstract
【課題】部品点数が少なく構造が簡易で、レスポンスの速いスプリンクラーヘッド及びヘッドカバーを安価に提供する。
【解決手段】天井に開設した開口5内に嵌設されるヘッド本体3の感熱部6に形成した雌螺子6aに、ヘッドカバー1に設けた雄螺子10を螺合締結させることにより、カバー本体1Aと感熱部6との間に所定のクリアランスCを設けて、そのヘッドカバー1を感熱部6に直接取り付け、そのヘッドカバー1により、天井の開口5と共にヘッド本体3を隠蔽すると共に、周囲の熱を吸収して、その熱を感熱部6に直接伝達する。
【選択図】 図1
【解決手段】天井に開設した開口5内に嵌設されるヘッド本体3の感熱部6に形成した雌螺子6aに、ヘッドカバー1に設けた雄螺子10を螺合締結させることにより、カバー本体1Aと感熱部6との間に所定のクリアランスCを設けて、そのヘッドカバー1を感熱部6に直接取り付け、そのヘッドカバー1により、天井の開口5と共にヘッド本体3を隠蔽すると共に、周囲の熱を吸収して、その熱を感熱部6に直接伝達する。
【選択図】 図1
Description
本発明は、建物の天井に消火用として取り付けられるスプリンクラーヘッド及びヘッドカバーに関する。
天井に開設した開口内に嵌設されるスプリンクラーヘッドは、美観を向上させるためや、外的衝撃を受けて暴発したり漏水するのを防止するため、及び、耐久保護等のために、その開口から突出したヘッド本体をヘッドカバーで覆うようにしたものが従来より提案されている。
例えば、図12に示すように、天井板101に形成したスプリンクラーヘッド挿入用の孔102をスプリンクラーヘッド103と共に覆うための蓋部材(本発明のヘッドカバーに相当)104を、スプリンクラーヘッド103の作動温度よりも低い融点を有する低融点合金105で、天井板101に取り付けられる取り付け体106に接着させるようにしたスプリンクラーヘッド用ガードが提案されている(例えば、特許文献1参照)。なお、符号107は感熱部を示す。
また、図13に示すように、天井材111に形成した開口112を覆うように本体113に対して離脱可能に設けられるカバー体(本発明のヘッドカバーに相当)114の取り付け強度の向上を図るために、開口112を塞ぐシーリングプレート115を設けると共に、該シーリングプレート115の外周縁に下方に延出してカバー体114を防護する防護壁116を設けたスプリンクラーヘッドカバーも提案されている(例えば、特許文献2参照)。この場合も、カバー体114は、半田116によって、本体113と本体と一体の保持金具117に支持されている。なお、符号118は感熱部を示す。
実公平7−37638号公報
特開2000−14823号公報
ところで、近時は、火災による被害を最小限に止めるために、特に、初期消火の重要性が認識され、感度の高い(レスポンスの速い)スプリンクラーヘッド(感度1種)が求められるようになった。特に、住宅用ホームスプリンクラーでは、1種よりも感度のよい速動タイプのものも提案されている。
しかしながら、上記従来例のスプリンクラーヘッドでは、いずれも、図示のように、ヘッドカバー103,114は、ヘッド本体の感熱部107,118に対して離間した状態に取り付けられているため、火災が発生すると、まず、ヘッドカバー103,114が熱せられることによって低融点合金105又は半田116が融けることでヘッドカバー103,114が落下し、次いで、ヘッド本体内の感熱部107,118が感熱して作動温度に達した時点で放水動作が開始されるようになっていた。
つまり、従来のスプリンクラーヘッドには、火災を検知してから放水動作が開始されるまでに2つの動作(ヘッドカバー103,114の感熱動作と、感熱部107,115の感熱動作)をとる2作動方式が採用されていた。そのため、レスポンスが遅く、感度1種の基準に適合できなかった。特に、より一層高い感度が必要とされる住宅用には到底適用できず、その対策が求められていた。
また、上記従来例のスプリンクラーヘッドは、いずれも低融点合金105や半田116によって、ヘッドカバー103,114を取り付け体106または保持金具119に接着するため、部品点数が多く、支持構造が複雑になり、また、その接着作業も熟練を要して煩瑣になるため、コスト高となっていた。
本発明は、このような実情に鑑みてなされ、部品点数が少なく構造が簡易で、レスポンスの速いスプリンクラーヘッド及びヘッドカバーを安価に提供することを目的とする。
(1)本発明に係るスプリンクラーヘッドは、天井に開設した開口内に嵌設されるヘッド本体に離脱可能に支持された感熱部に内蔵された可溶体が所定の温度以上に加熱されて溶出すると、前記感熱部が前記ヘッド本体から離脱して、散水が可能となるスプリンクラーヘッドにおいて、
前記感熱部には、前記開口を隠蔽し、かつ、周囲の熱を前記感熱部に直接伝導するヘッドカバーが取り付けられると共に、前記感熱部と前記カバー本体の内面との間には、前記感熱部の前記ヘッド本体からの離脱を可能とするためのクリアランスが設けられていることを特徴とする。
前記感熱部には、前記開口を隠蔽し、かつ、周囲の熱を前記感熱部に直接伝導するヘッドカバーが取り付けられると共に、前記感熱部と前記カバー本体の内面との間には、前記感熱部の前記ヘッド本体からの離脱を可能とするためのクリアランスが設けられていることを特徴とする。
上記構成によれば、感熱部に取り付けたヘッドカバーが周囲の熱を吸収すると、その熱は伝熱部から直ちに感熱部に直接伝導(伝達)されるため、可溶体が効率よく加熱される。その可溶体が溶出した時に、感熱部のヘッド本体からの離脱を可能とするためのクリアランスが感熱部とカバー本体の内面との間に設けられているため、可溶体が所定の温度以上に加熱されて溶出すると、感熱部がヘッド本体から離脱して、散水が可能となり、火災の発生を検知してから放水開始に至るまで1作動で済み、従来の2作動方式よりもレスポンスが格段に速くなり、感度が飛躍的に向上する。
また、ヘッドカバーを感熱部に取り付けるため、ヘッドカバーを支持する部品点数が少なくて済み、その構造が簡易となり、また、ヘッドカバーの組み付け作業も容易となる。
そして、ヘッドカバーの材質(熱伝導率等)や厚み、径等を選択することによりヘッドカバーの熱容量を変化させることで、応答速度(感度)の微調整が可能となる。
(2)前記クリアランスは、前記ヘッドカバーに設けられた伝熱体によって形成され、該伝熱体は、前記感熱部に面接触状態で取付られると共に、前記可溶体を受載支持する可溶体受部の外径よりも小径に形成されることが望ましい。このように構成すれば、伝熱体から感熱部への熱伝導が効率よく行われる。また、その伝熱体を可溶体受部の外径よりも小径に形成することで、可溶体が溶出した時に、降下部分の降下動作を許容して、感熱部をヘッドカバーから離脱させることができる。
(3)前記感熱部には、前記ヘッドカバーの伝熱体に設けた雄螺子を螺合締結させるための雌螺子を形成してもよい。このように構成すれば、螺子の螺合締結により、ヘッドカバーを感熱部に取り付けるため、ヘッドカバーの支持構造がきわめて簡易となり、熟練を要することなく、ヘッドカバーの組み付けが容易となる。なお、感熱部に形成する雌螺子は雄螺子であってもよく、ヘッドカバーに設ける雄螺子は雌螺子であってもよい。
(4)前記ヘッドカバーに設けた掛止部を、前記感熱部に掛止させることにより、前記ヘッドカバーが前記感熱部に取り付けられるようにしてもよい。このように構成すれば、ヘッドカバーの支持構造がきわめて簡易となり、熟練を要することなく、ヘッドカバーをより一層容易に組み付けることができる。
(5)前記ヘッド本体の外周部に形成した被締結部に締結される締結部と、前記天井の下面に当接する鍔板とを有する鍔状部材を備え、前記締結部を前記ヘッド本体の被締結部に締結させた状態では、前記ヘッド本体の感熱部に取り付けられる前記ヘッドカバーと天井との間に所定の隙間が形成されるようにしてもよい。このように構成すれば、鍔状部材の締結部をヘッド本体の被締結部に締結させた状態では、鍔板が天井の下面に当接して、ヘッドカバーとの間に所定の隙間が形成されるため、ヘッドカバーに吸収された周囲の熱が天井に逃げることがなく、効率よく感熱部に伝達される。
(6)前記ヘッドカバーには、歪みを防止するための円周状のリブを外突状に形成してもよい。このように構成すれば、円周状のリブを形成したことで、ヘッドカバーが平坦化するため、天井との間に所定の隙間が満遍なく均一に形成される。また、見栄えも向上する。
(7)前記ヘッドカバーの外周縁に、天井側に折曲されたフランジを形成してもよい。このように構成すれば、フランジの形成によって、ヘッドカバーの強度が補強されると共に、見栄えも向上する。また、そのフランジによってヘッドカバーと感熱部との間に乱流が形成されやすくなり、感熱部で熱を検知しやすくなる。
(8)本発明の別のスプリンクラーヘッドは、天井に開設した開口内に嵌設されるヘッド本体に離脱可能に支持される感熱部には、前記開口を隠蔽すると共に、前記感熱部とカバー本体の内面との間に所定のクリアランスを有して周囲の熱を前記感熱部に直接伝導するヘッドカバーを取り付けるための加工が施されていることを特徴とする。
例えば、感熱部に、ヘッドカバーを取り付けるための螺子孔を形成すれば、螺子を設けたヘッドカバーを容易に取り付けることができる。感熱部に直接取り付けたヘッドカバーが周囲の熱を吸収すると、その熱は直ちに感熱部に直接伝導(伝達)されるため、火災を検知してから放水開始に至るまで1作動で済み、従来の2作動方式よりもレスポンスが格段に速くなり、スプリンクラーヘッドの感度が飛躍的に向上する。
(9)本発明のヘッドカバーは、天井に開設した開口内にヘッド本体が嵌設されるスプリンクラーヘッドに取り付けられるヘッドカバーであって、前記ヘッド本体の感熱部に直接取り付け可能であり、前記開口を隠蔽すると共に、周囲の熱を前記感熱部に直接伝導する集熱伝導板からなり、該集熱伝導板の内面と、前記感熱部との間には、所定のクリアランスが形成されることを特徴とする。
上記構成によれば、集熱伝導板が周囲の熱を吸収すると、その熱は直ちに感熱部に伝導(伝達)されるため、火災を検知してから放水開始に至るまで1作動で済み、従来の2作動方式よりもレスポンスが格段に速くなり、スプリンクラーヘッドの感度が飛躍的に向上する。
また、集熱伝導板は、感熱部に直接取り付けられるため、集熱伝導板を支持するための部品点数が少なくて済み、その構造も簡易となり、その組み付け作業も容易となる。
そして、集熱伝導板の材質(熱伝導率等)や厚み、径等を選択することにより集熱伝導板の熱容量や受熱面積を変化させることで、スプリンクラーヘッドの応答速度(感度)の微調整が可能となる。
ッド。
ッド。
本発明のスプリンクラーは、感熱部に取り付けられたヘッドカバーが周囲の熱を吸収すると、その熱は直ちに感熱部に伝導(伝達)されるので、火災を検知してから放水開始に至るまで1作動で済み、従来の2作動方式よりもレスポンスが格段に速くなり、感度が飛躍的に向上し、感度1種に適合可能となる。
また、ヘッドカバーを感熱部に取り付けられるため、ヘッドカバーを支持するための部品点数が少なくて済み、その構造が簡易となり、スプリンクラーヘッドを安価に提供することができる。
そして、そのヘッドカバーの熱容量や受熱面積を変化させることで、例えば、その材質(熱伝導率等)の選択や厚み、径等を変化させることにより、応答速度(感度)の微調整が可能となるため、使用条件に応じて柔軟に対処することができる。
本発明の別のスプリンクラーヘッドは、感熱部にヘッドカバーを取り付けるための加工として、例えば、螺子孔を感熱部に形成することで、螺子を設けたヘッドカバーを熟練を要することなく容易に取り付けることができる。感熱部に直接取り付けたヘッドカバーが周囲の熱を吸収すると、その熱は直ちに感熱部に直接伝導(伝達)されるため、火災を検知してから放水開始に至るまで1作動で済み、従来の2作動方式よりもレスポンスが格段に速くなり、スプリンクラーヘッドの感度が飛躍的に向上する。
本発明のヘッドカバーは、感熱部に直接取り付けられるので、ヘッドカバーが周囲の熱を吸収すると、その熱は直ちに感熱部に直接伝導(伝達)されるため、火災を検知してから放水開始に至るまで1作動で済み、従来の2作動方式よりもレスポンスが格段に速くなり、スプリンクラーヘッドの感度を飛躍的に向上させることができる。
また、ヘッドカバーを感熱部に取り付けるため、ヘッドカバーを支持するための部品点数が少なくて済み、その支持構造が簡易となり、そのスプリンクラーヘッドへの組み付け作業も容易となる。
そして、ヘッドカバーの材質(熱伝導率等)や厚み、径等を選択することによりヘッドカバーの熱容量や受熱面積を変化させることで、スプリンクラーヘッドの応答速度(感度)の微調整が可能となるため、使用条件に応じて柔軟に対処することができる。
以下に、本発明の最良の実施の形態に係るスプリンクラーヘッド及びヘッドカバーについて図面を参照しつつ詳細に説明する。
図1は、ヘッドカバー1を取り付けた状態のスプリンクラーヘッド2の断面図である。図示のように、このスプリンクラーヘッド2は、そのヘッド本体3が天井板4に開設した開口5内に嵌設され、ヘッド本体3の先端に設けられている感熱部6には、ねじ込み式のヘッドカバー1が取り付けられている。即ち、ヘッドカバー1の裏面中央に立設した雄螺子10が、感熱部6の螺子溝(雌螺子)62にねじ込まれることによって、カバー本体1Aの内面と感熱部6との間に所定のクリアランスCを有してヘッドカバー1が感熱部6に一体化されており、上述のように、感熱部6の一部には、ヘッドカバー1を取り付けるための螺子溝62が穿設形成(加工)されている。
このヘッドカバー1は、開口5よりも径大に形成され、ヘッド本体3を隠蔽すると共に、周囲の熱を吸収してその熱を直ちに感熱部6に伝導(伝達)する集熱伝導板として機能する。火災が発生した場合には、このヘッドカバー1で吸収した熱が直ちに感熱部6に伝導(伝達)されるため、火災を検知してからヘッド本体3からの放水開始に至るまでの動作が1作動で済み、従来の2作動方式よりもレスポンスが格段に速くなり、感度が飛躍的に向上し、感度1種に適合可能となる。
そして、ヘッド本体3の外周に形成した雄螺子7には、鍔板8bに一体化された雌螺子9が螺合締結され、この鍔板8bと雌螺子9からなる鍔状部材8によって、天井板4と、ヘッドカバー1との間に所定の隙間dが満遍なく均一に形成されるようになっている。即ち、スプリンクラーヘッド2を天井に組み付ける際には、天井板4の開口5に嵌め込んだヘッド本体3に対して、まず、鍔状部材8をねじ込むことによって、その鍔状部材8を天井板4の室内側の開口5縁に当接させて(天井板4を押し上げることにより)、天井板4とヘッド本体3との相対的なレベル位置を規制し、その後で、ヘッドカバー1を感熱部6に一体化することによって、天井板4と、ヘッドカバー1との間に所定の隙間dを確保することができる。
このように、天井板4とヘッドカバー1との間に所定の隙間dを均一に形成することにより、天井の見栄えが向上すると共に、火災が発生した際に、ヘッドカバー1で吸収した熱を天井板4に逃がすことなく、効率よく直ちに感熱部6に伝達することができ、スプリンクラーヘッド2の信頼性が向上する。また、ヘッド本体3にねじ込まれた鍔状部材8により、天井の開口5とヘッド本体3との間の隙間が閉塞されるため、感熱部6の周辺の熱が隙間から逃げ去らなくなり感熱部6への集熱効果が良好となることにより、スプリンクラーヘッド2の信頼性がさらに向上する。
ヘッド本体3の内部構造等について詳しく説明すると、ヘッド本体3は、天井内に配設された給水管(図示省略)に接続される本体基部31に螺合締結され、その本体基部31の内部には散水用の水を流通させる流出孔32が形成されており、その外側に形成された鍔状部33には、図2の平面図に示すように、一対の水圧検査用孔34,34が形成されている。この水圧検査用孔34,34は、腐食防止のため、検査終了後には閉栓される。
本体基部31の下部には、散水用のディフレクターDが外嵌されている。そのディフレクターDは、詳細な図示は省略するが、流出孔32を開閉自在に閉止する栓体41が装着される貫通孔の周囲には、スリットを介して、多数の散水板を備え、その中の特定の散水板を延長して形成した支持片(例えば、3本)42の上端に固定したリング体43が本体基部31にスライド自在に外嵌されており、かつ、そのリング体43がコイルバネ44によって下向きに押圧付勢されている。
ヘッド本体3は、本体基部31の鍔状部33に螺合し、その下部内周面には、凹溝部45を有する内向きフランジ46が形成されている。その凹溝部45には、リング状の弾発部材からなる拡縮自在な係止体20が拡張された状態にて嵌挿され、その係止体20が上下一対の挟持体22,23によって挟持されることで、感熱部6が、図1に示すように、ヘッド本体3に支持されている。
より詳しくは、上側の挟持体22の上面は、栓体41の下面に当接し、係止体20は、両挟持体22,23の外周縁部に形成されたテーパー面22a,23aにより、拡張状態で挟装されて前記凹溝部45に嵌挿された状態で係止されている。その上側の挟持体22の中央に下向きに突設された筒状部22bが、下側の挟持体23の中央に貫設された貫通孔に摺動自在に嵌挿され、該筒状部22bの内側に形成された雌螺子には、鍔状部51aを有する螺子体(ロックネジ)51が螺合している。
下側の挟持体23の下端と、ロックネジ51の鍔部51aとの間には、リング状の熱絶縁パッキン53,孔付き円板状の感熱体54,55,56、及びリング状の可溶体(ヒューズ)21が間装されており、その可溶体21は、最下段の感熱体56に形成された下向きの周状凹部56aに嵌め込まれて、ロックネジ51の鍔部(本発明の可溶体受部)51aに受載支持されている。
そして、ロックネジ51に穿設した雌螺子に螺合する内螺子61に形成した雌螺子62に、ヘッドカバー1の中央に設けた伝熱体(伝熱板)1aに立設した雄螺子10が螺合することによって、ヘッド本体1Aと感熱部6との間に所定のクリアランスCを有してヘッドカバー1が感熱部6に取り付けられている。なお、伝熱板1aのヘッドカバー1への取付面側のセンター位置には、ヘッドカバー1のセンター位置に形成した孔部に嵌挿する突子cを形成して、精度よく伝熱板1aの位置合わせができるようにしている。
なお、本実施の形態では、感熱部6は、ロックネジ51、内螺子61、感熱体54,55,56及び可溶体21等を含むが、本発明でいう感熱部6は、この構成に限定されることなく、周囲の熱を感知して可溶体21に伝導すべく、ヘッド本体3に離脱自在に取り付けられる部分を指し、その詳細な構成の如何を問わない。
その伝熱板1aの外径は、ロックネジ51の鍔部51aの外径よりも小さく形成され、かつ、その厚みが、可溶体21の溶出時に、感熱体54,55,56、熱絶縁パッキン53、及び、これらと共に降下する下側の挟持体23等からなる降下部分K(図6ないし図8参照)の降下量よりも大に設定されている。これにより、火災発生時に可溶体21が溶出すると、感熱体56の周状凹部56aが伝熱板1aに外嵌することで、降下部分Kの降下が許容されて、上下の挟持体22,23が感熱部6と共に、ヘッド本体3から離脱可能となる。即ち、この伝熱体1aによって、感熱部6をヘッド本体3から離脱させるために必要とされる降下部分Kの降下動作を許容するクリアランスCが形成される。
なお、感熱体54,55,56は、二枚以上であればよい。さらに、伝熱板1aに代えて、プレス加工等によってヘッドカバー1の内面側に円弧状の凸部を形成してもよく、ヘッドカバー1に立設する雄螺子10の基部に、ロックネジ51とヘッドカバー1との間に降下部分Kの降下量よりも大きな隙間を形成できる周状突部を形成してもよい。
このような構成により、図6に示す初期状態にて、可溶体21が所定温度以上に加熱されると、ロックネジ51の鍔部51aと感熱体56の周状凹部56aとの間の円周状の隙間から溶出し、図7に示すように、降下部分Kがロックネジ51及び上側の挟持体22に対して降下し、ついには、図8に示すように、最下段の感熱体56が、ヘッドカバー1の内面に着座する。
この状態では、下側の挟持体23が上側の挟持体22から離間することで、係止体20が収縮して、上下の挟持体22,23がヘッド本体3から離脱すると共に、ディフレクターDもコイルスプリング44の弾発力によって、図9に示す状態まで降下して停止し、後述するように、周囲への散水が可能となる。なお、図6ないし図9では、伝熱板1aと雄螺子10及び内螺子61を一体的にハッチングで図示している。ちなみに、伝熱板1aの厚さが1mm、可溶体21の厚さが1.2mmの場合、可溶体21が0.8mm厚程度になると、作動(降下部分Kの降下動作)が開始する。
上述のヘッドカバー1は、図3(斜視図)に示すように、例えば、厚さ0.2mm〜0.5mm、外径40mm〜100mm程度の円板状の金属板からなり、その周縁に2mm〜4mm程度のフランジ14を天井側に向くように立ち上げると共に、例えば、複数(図示の例では3つ)の円弧状のリブ11,12,13を外向きに形成して強度を向上させ、歪みの発生を防いで平坦化を図っており、その中央部に設けた円板状の伝熱板1aに雄螺子7を立設し、この伝熱板1aが直接感熱部6に面接触状態に密着して速やかに熱の伝達が行われる。
なお、図示は省略するが、感熱部6に形成される螺子溝(雌螺子)62に代えて雄螺子を形成してもよく、ヘッドカバー1に設ける雄螺子10は雌螺子であってもよい。また、ヘッドカバー1に取付られる雄螺子10または雌螺子は、ヘッドカバー1に対して接着、溶着、融着、カシメ等の適宜な手段により一体化されればよい。
ヘッドカバー1の素材は、銅、黄銅、ステンレス等の錆びない金属材を用いるのが好ましい。なお、ヘッドカバー1の厚みや外径は上記に限定されることなく、使用条件等に応じて適宜に設定されてよい。また、リブ11,12,…の数は適宜に選択されてよく、また、図示は省略するが、リブは、直線状のものを複数本放射状(向き)に設けてもよく、あるいは、これらと円弧状のリブとを組み合わせてもよい。また、このようなリブによって装飾性を向上させることもできる。
ヘッドカバー1は、例えば、その材質(熱伝導率等)の選択や厚み、径等を変えることによりその熱容量や受熱面積を変化させることで、応答速度(感度)の調整が可能となるため、使用条件等に応じて柔軟に対処することができる。即ち、例えば、同一径では、厚みを薄くすると、熱容量が少なくなりレスポンスが速くなる。厚みを薄くした場合には、歪みが発生しやすくなるが、上述のように、円周リブ11,12,13やフランジ14を形成することで平坦化を図り薄型化が可能となるため、良好な感度を得ることができる。また、熱伝導率の高い銅、黄銅を用いると感度が良好となり、熱伝導率の低いステンレスを用いると、レスポンスを遅くすることができる。
このヘッドカバー1の支持構造は、きわめて簡易であり、感熱部6に形成した雌螺子62に雄螺子10を螺合締結させることで、熟練を要さず、ヘッドカバー1を感熱部6に対して容易に一体化することができ、現地での組み付け作業性が良好となる。また、スプリンクラーヘッド2を安価に提供することができる。
ヘッドカバー1の周縁に形成されるフランジ14と天井板4との間に形成される所定の隙間dは5mm〜10mm程度に設定するのが好ましい。このようなフランジ14を立ち上げることで、火災発生時に乱流を促進させる効果があり、感熱部6で周囲の熱を検知しやすくなる。また、内部に収納したヘッド本体3の隠蔽効果も向上し、見栄えも良好となる。
図4は、シーリングプレートとしての鍔状部材8の斜視図で、この鍔状部材8は、中央に、ヘッド本体3を挿通させる開孔8aを有する環状の鍔板8bを有し、その開孔8aのまわりに円筒状の雌螺子部(本発明の締結部)9が立設され、その内周に、ヘッド本体3の外周に形成した雄螺子(本発明の被締結部)7(図1参照)に螺合締結させるための雌螺子9aが形成されている。
この鍔状部材8の雌螺子部9をヘッド本体3の雄螺子7に締結させた状態では、鍔板8bが天井板4の下面に当接して、天井板4とヘッドカバー1との間に所定の隙間d(図1参照)が形成されるため、ヘッドカバー1に吸収された周囲の熱が天井に逃げることがなく、効率よく感熱部に伝達される。このような鍔状部材8は樹脂材の一体成形により一体的に形成できるが、金属材で形成してもよい。
図5は、異なる鍔状部材8の斜視図で、この鍔状部材8は、中央に、ヘッド本体3を挿通させる開孔8aを有する環状の鍔板8bを有し、その開孔8aのまわりには、例えば、円筒体を、その中心軸方向に6分割ないしは8分割した掛止筒91〜96からなる掛止筒部(本発明の締結部)9が立設され、その内周に、ヘッド本体3の外周に形成した雄螺子(本発明の被締結部)7に螺合状態で締結させるための突子9dが形成されている。
その突子9dは、各掛止筒91〜95の内周面に各1つずつ突設され、残りの一つの掛止筒96の内周面には上下に2つ形成され、各突子9d,…がヘッド本体3の雄螺子7に螺合する螺旋状の軌跡に沿うような位置に配設される。各掛止筒91〜96は比較的薄く形成され弾力性があるため、この鍔状部材8をヘッド本体3に対して限度まで押し込み少しねじ込むことで、きわめて作業性よく鍔状部材8をヘッド本体3に締結一体化することができる。このような鍔状部材8は、樹脂材の一体成形により一体的に形成できるが、金属材で形成することも可能である。
火災発生時におけるスプリンクラーヘッド2の散水動作について簡単に説明すると(図6〜図9参照)、火災が発生すると、周囲の熱を吸収したヘッドカバー1の伝熱板1aから直接熱伝達を受けた感熱部6の温度が上昇し、その感熱部6に設けられている可溶体21が溶出する。すると、下方の挟持体23が、感熱部6及びヘッドカバー1と共に降下し、これにより、係止体20が収縮することで、上方の挟持体22も落下すると共に、デフレクターDが、図9に示す状態まで降下する。この状態で、本体基部31に接続された給水管(図示省略)から供給される消火水が矢印で示すように周囲に散水されることとなる。
このように、ヘッドカバー1によって吸収された周囲の熱は、伝熱板1aを介して、直接、感熱部6に伝達されるため、ヘッドカバー1から感熱部6への熱伝達から可溶体21の溶出(散水開始のトリガーとなる)に至るまでの流れが1動作となるため、前述したように、従来の2作動方式よりもレスポンスが格段に速くなり、感度が飛躍的に向上する。また、熱伝達の信頼性も向上する。
このようなコスト安で感度が良好な散水能力の高い感度1種のスプリンクラーヘッド1(散水半径2.6m)を採用することにより、感度2種のスプリンクラーヘッド(散水半径2.3m)を配設する場合よりも、全体としてのスプリンクラーヘッド1の設置数を少なくして、防災対策のために要するコストの低減化を図れる利点もある。
図10,図11は別の実施形態を示し、この例では、ヘッドカバー1に設けた掛止部材(本発明の掛止部)15,…を、感熱部6の円板状の感熱体54の周縁に掛止させることにより、ヘッドカバー1を感熱部6に一体化させるようにしている。即ち、ヘッドカバー1の裏面には、板金材からなる掛止部材15を複数(この場合、4つ)立設し、その鋭角状に折り返した掛止端15aを、最上段の感熱体54の周縁に掛止させるようにしている。
この場合、ヘッドカバー1を感熱部6に直接押し込むワンタッチ動作でヘッドカバー1を取り付けることができるため、ヘッドカバー1の感熱部6には何ら加工を施す必要がなく、組み付け作業性がより一層向上する。なお、掛止部材15は、図示のように、成形した板材をヘッドカバー1の裏面に接着ないしは溶着してもよく、あるいは、図示は省略するが、ヘッドカバー1の一部を切り起こして形成し、さらなる部品点数の削減を図ることも可能である。また、本発明のスプリンクラーヘッドのヘッド本体が嵌設される開口5は、コンクリートやモルタルの天井に形成されてもよいのは言うまでもない。
1…ヘッドカバー(集熱伝導板)、1A…カバー本体、1a…伝熱体(伝熱板)、2…スプリンクラーヘッド、3…ヘッド本体、4…天井板、5…開口、6…感熱部、7…被締結部、8…鍔状部材(シーリングプレート)、8b…鍔板、9…締結部、10…雄螺子、15…掛止部、d…隙間、11〜13…リブ、14…フランジ、20…係止体、21…可溶体、22…上側の挟持体、23…下側の挟持体、31…本体基部、32…流出孔、51a…可溶体受部、62…雌螺子、C…クリアランス
Claims (9)
- 天井に開設した開口(5)内に嵌設されるヘッド本体(3)に離脱可能に支持された感熱部(6)に内蔵された可溶体(21)が所定の温度以上に加熱されて溶出すると、前記感熱部(6)が前記ヘッド本体(3)から離脱して、散水が可能となるスプリンクラーヘッドにおいて、
前記感熱部(6)には、前記開口(5)を隠蔽し、かつ、周囲の熱を前記感熱部(6)に直接伝導するヘッドカバー(1)が取り付けられると共に、前記感熱部(6)と前記カバー本体(1A)の内面との間には、前記感熱部(6)の前記ヘッド本体(3)からの離脱を可能とするためのクリアランス(C)が設けられていることを特徴とするスプリンクラーヘッド。 - 前記クリアランス(C)は、前記ヘッドカバー(1)に設けられた伝熱体(1a)によって形成され、該伝熱体(1a)は、前記感熱部(6)に面接触状態で取付られると共に、前記可溶体(21)を受載支持する可溶体受部(51a)の外径よりも小径に形成されることを特徴とする請求項1に記載のスプリンクラーヘッド。
- 前記感熱部(6)には、前記ヘッドカバー(1)の伝熱体(1a)に設けた雄螺子(10)を螺合締結させるための雌螺子(62)を形成したことを特徴とする請求項2に記載のスプリンクラーヘッド。
- 前記ヘッドカバー(1)に設けた掛止部(15)を、前記感熱部(6)に掛止させることにより、前記ヘッドカバー(1)が前記感熱部(1)に取り付けられることを特徴とする請求項1に記載のスプリンクラーヘッド。
- 前記ヘッド本体(3)の外周部に形成した被締結部(7)に締結される締結部(9)と、前記天井の下面に当接する鍔板(8d)とを有する鍔状部材(8)を備え、前記締結部(9)を前記ヘッド本体(3)の被締結部(7)に締結させた状態では、前記ヘッド本体(3)の感熱部(6)に取り付けられる前記ヘッドカバー(1)と天井との間に所定の隙間(d)が形成されることを特徴とする請求項1ないし4のいずれかに記載のスプリンクラーヘッド。
- 前記ヘッドカバー(1)には、歪みを防止するための円周状のリブ(11…)を外突状に形成したことを特徴とする請求項1ないし5のいずれかに記載のスプリンクラーヘッド。
- 前記ヘッドカバー(1)の外周縁に、天井側に折曲されたフランジ(14)を形成したことを特徴とする請求項1ないし6のいずれかに記載のスプリンクラーヘッド。
- 天井に開設した開口(5)内に嵌設されるヘッド本体(3)に離脱可能に支持される感熱部(6)には、前記開口(5)を隠蔽すると共に、前記感熱部(6)とカバー本体(1A)の内面との間に所定のクリアランス(C)を有して周囲の熱を前記感熱部(6)に直接伝導するヘッドカバー(1)を取り付けるための加工が施されていることを特徴とするスプリンクラーヘッド。
- 天井に開設した開口(5)内にヘッド本体(3)が嵌設されるスプリンクラーヘッドに取り付けられるヘッドカバー(1)であって、
前記ヘッド本体(3)の感熱部(6)に直接取り付け可能であり、前記開口(5)を隠蔽すると共に、周囲の熱を前記感熱部(6)に直接伝導する集熱伝導板からなり、該集熱伝導板の内面と、前記感熱部(6)との間には、所定のクリアランス(C)が形成されることを特徴とするヘッドカバー。
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